音波みのり
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音波 みのり︵おとは みのり、11月29日[1] - ︶は、宝塚歌劇団星組に所属する娘役スター。
神奈川県横浜市[1]、八雲学園高等学校出身[1]。身長160㎝[1]。血液型O型[2]。愛称は﹁はるこ﹂[1]。
来歴
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●2003年4月、宝塚音楽学校入学。
●2005年3月、宝塚歌劇団に91期生として入団。入団時の成績は29番。花組公演﹁マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー﹂で初舞台。その後、星組に配属。
●同期には元宙組トップ娘役野々すみ花、元雪組トップ娘役愛加あゆ、鳳真由、現役に紫門ゆりや、澄輝さやと、天寿光希らがいる。
●2010年、﹁摩天楼狂詩曲﹂で、華雅りりかと役替わりでバウホール初ヒロイン。
●同年、﹁愛と青春の旅だち﹂で、新人公演初ヒロイン。
●2011年、﹁メイちゃんの執事﹂︵バウホール・日本青年館公演︶で、初単独バウヒロイン。
●同年、﹁オーシャンズ11﹂で、新人公演ヒロイン。
●2012年、﹁天使のはしご﹂︵日本青年館・バウホール公演︶で、3度目のバウヒロイン。
●2014年、全国ツアー﹁風と共に去りぬ﹂では、メラニーを演じる。
人物
2歳上の姉と1歳上の姉、7歳下の弟の4人姉弟[2]。
小学3年からバレエを習い始める[2]。
中高一貫の学校へ進学し、部活動をかけ持ちしながらバレエを続けていた[2]。
中学3年の時、バレエの先生が用意してくれたチケットで、花組公演﹁夜明けの序曲﹂で宝塚初観劇[2]。観ると同時に宝塚受験を決意するも、学校側の許可が下りず、泣く泣く諦める羽目に[2]。しかしそこに偶然通りかかった校長先生の計らいで、受験できることになる[2]。
宝塚を初受験するも結果は1次で不合格[2]。1回きりという約束だったため、宝塚のことは諦め、大学進学を目指すことに[2]。
バレエはその後も続けていたが、自分の中で目標が消えた気がして、気が向いた時だけレッスンに行く生活を送っていた[2]。
高校3年になり大学受験もほぼ決まっていたが、この頃になって宝塚の話をよく耳にするようになる[2]。諦めきれない気持ちで再受験を決意し、受験の4ヶ月前からバレエを本格的に再開、声楽にも通い始める[2]。
しかし願書を投函した後になって、家の階段から落ち、じん帯を切る大怪我を負ってしまう[2]。受験直前まで松葉杖とギブスでの生活を強いられ、一度は受験を諦めかけるも、母に説得され、2人の姉にも付き添われ、受験会場へと向かう[2]。
1次試験は何とかクリアし、2次試験は高度なバレエの技が要求されたが、気合いで乗り切る[2]。
翌日、やり遂げた自信はあったが、まさか受かるとは思わず、発表は見ずに帰路へ着く[2]。しかし合格の連絡を受け、大慌てで音楽学校へと戻る羽目になった[2]。
主な舞台
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初舞台公演
- 2005年3月~5月、花組『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』(宝塚大劇場のみ)
星組配属後
- 2005年7月~8月、『長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・シバ!!-夢のシューズを履いた舞神-』(東京宝塚劇場)
- 2006年1月~4月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』
- 2006年6月、『フェット・アンペリアル-帝国の祝祭-』(バウホール)キャサリン(幼少時代)
- 2006年8月~11月、『愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム!-男の美学-』
- 2007年1月、『Hallelujah(ハレルヤ)GO! GO!』(バウホール)メアリー
- 2007年3月~7月、『さくら-妖しいまでに美しいおまえ-/シークレット・ハンター-この世で、俺に盗めぬものはない』
- 2007年9月、『Kean(キーン)』(日生劇場)
- 2007年11月~2008年2月、『エル・アルコン-鷹-/レビュー・オルキス-蘭の星-』新人公演:ジュリエット・グリンウッド(本役:稀鳥まりや)
- 2008年4月~5月、『ANNA KARENINA(アンナ・カレーニナ)』(バウホール)
- 2008年6月~10月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』新人公演:サリー(本役:稀鳥まりや)
- 2008年11月、『ブエノスアイレスの風-光と影の狭間を吹き抜けてゆく…-』(日本青年館・バウホール)
- 2009年2月~4月、『My dear New Orleans(マイ ディア ニューオリンズ)-愛する我が街-/ア ビヤント』ポリーン、新人公演:メイ(本役:蒼乃夕妃)
- 2009年6月~9月、『太王四神記 Ver.II-新たなる王の旅立ち-』クカ、キハ(幼少)、新人公演:タルビ(本役:妃咲せあら)
- 2009年10月~11月、『再会/ソウル・オブ・シバ!!-夢のシューズを履いた舞神-』(全国ツアー)
- 2010年1月~3月、『ハプスブルクの宝剣-魂に宿る光-/BOLERO-ある愛-』マリア・アンナ、新人公演:ドロテーア(本役:琴まりえ)
- 2010年5月、『リラの壁の囚人たち』(バウホール・日本青年館)マリー・フルージュ
- 2010年8月、『摩天楼狂詩曲(ニューヨークラプソディー)-君に歌う愛-』(バウホール)ナンシー・キャンベル/メグ・ガーネット(華雅りりかと役替わり) *バウ初ヒロイン
- 2010年10月~12月、『宝塚花の踊り絵巻-秋の踊り-/愛と青春の旅だち』シーガー、新人公演:ポーラ(本役:夢咲ねね) *新人公演初ヒロイン
- 2011年1月~2月、『メイちゃんの執事-私(わたくし)の命に代えてお守りします-』(バウホール・日本青年館)東雲メイ *バウヒロイン
- 2011年4月~7月、『ノバ・ボサ・ノバ-盗まれたカルナバル-』ボーロ、新人公演:ブリーザ(本役:白華れみ)『めぐり会いは再び-My only shinin' star-』レオニード(フォション・ド・ローウェル)
- 2011年8月~9月、『ノバ・ボサ・ノバ-盗まれたカルナバル-』ボーロ『めぐり会いは再び-My only shinin' star-』(博多座・中日劇場)レオニード(フォション・ド・ローウェル)
- 2011年11月~2012年2月、『オーシャンズ11』ポーラ、新人公演:テス・オーシャン(本役:夢咲ねね) *新人公演ヒロイン
- 2012年3月、『天使のはしご』(日本青年館・バウホール)リジー(エリザベス) *バウヒロイン
- 2012年5月~8月、『ダンサ セレナータ/Celebrity-セレブリティ-』パトリシア
- 2012年9月、『琥珀色の雨にぬれて/Celebrity-セレブリティ-』(全国ツアー)フランソワーズ・ドゥ・プレール
- 2012年11月~2013年2月、『宝塚ジャポニズム~序破急~』『めぐり会いは再び 2nd~Star Bride~』レオニード『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』ヴァルゴファムA
- 2013年3月~4月、『宝塚ジャポニズム~序破急~』『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)』李紅袖(りこうしゅう)『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』(中日劇場・台北国家戯劇院)
- 2013年5月~8月、『ロミオとジュリエット』キャピュレット(女)
- 2013年10月、『日のあたる方(ほう)へ-私という名の他者-』(シアタードラマシティ・日本青年館)ジュリア
- 2014年1月~3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』オルタンス
- 2014年5月~6月、『かもめ』(バウホール)マーシャ
- 2014年7月~10月、『The Lost Glory-美しき幻影-/パッショネイト宝塚!』フランシス・デュモント
- 2014年11月~12月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー)メラニー・ハミルトン
- 2015年2月~5月、『黒豹の如く/Dear DIAMOND!!-101カラットの永遠の輝き-』フロリンダ
- 2015年6月~7月、『大海賊-復讐のカリブ海-/Amour それは…』(全国ツアー)アン
- 2015年8月~11月、『ガイズ&ドールズ』クバーナの女
- 2016年1月、『鈴蘭(ル・ミュゲ)-思い出の淵から見えるものは-』(バウホール)シャルロット
- 2016年3月~6月、『こうもり…こうもり博士の愉快な復讐劇…/THE ENTERTAINER!』バルドー大使夫人
- 2016年8月~11月、『桜華に舞え-SAMURAI The FINAL-/ロマンス!!(Romance)』衣波タカ
- 2017年1月、『燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-』(バウホール)濃姫
- 2017年3月~6月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』ケイト
- 2017年7月~8月、『阿弖流為-ATERUI-』(シアタードラマシティ・日本青年館)坂上全子 ※予定
- 2017年9月~12月、『ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』 ※予定
出演イベント
- 「タカラヅカスペシャル2011~明日に架ける夢~」
- タカラヅカスペシャル2012「ザ・スターズ」~プレ・プレ・センテニアル~
- 「宝塚歌劇100周年記念 大運動会」
- 「タカラヅカスペシャル2014-Thank you for 100 years-」
- 「タカラヅカスペシャル2015-New Century,Next Dream-」
- 「宝塚巴里祭2016」
- 「タカラヅカスペシャル2016~Music Succession to Next~」