ブロック紙3社連合
ブロック紙3社連合︵ブロックしさんしゃれんごう︶は、1950年に創設されたブロック紙の統括団体。新聞三社連合︵しんぶんさんしゃれんごう︶[1][2][3] ともいう。事務局は中日新聞社東京本社に置いている。
概要[編集]
北海道新聞社︵北海道新聞︶、中日新聞社︵中日新聞・東京新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井︶、西日本新聞社︵西日本新聞︶の3社が、記事の相互利用、海外取材網の相互補完、新聞小説と新聞漫画の共通化、合同企画連載記事、囲碁の天元戦、将棋の王位戦・女流王位戦共同主催などの交流を深めている。天元戦、王位戦、女流王位戦では神戸新聞社、徳島新聞社も﹁新聞三社連合﹂に名前を連ねる[1][2][3]。 2005年9月1日から、上述各社発行の新聞をインターネット︵パソコン・携帯電話通信︶や電子メールで読める有料会員制サービス﹁ニュースクリップ﹂を開始した。同サービスは、2017年7月末日に終了[4]。共通点[編集]
3社の共通点として、各地域のフジテレビ︵FNN / FNS︶系やテレビ東京︵TXN︶系列局および独立局の主要株主となっているなど、他メディアへの影響力が強い点もあげられる。新聞社 | 主要株主 |
---|---|
北海道新聞 | 北海道文化放送(FNN/FNS) テレビ北海道(TXN) |
中日新聞 | 東海テレビ放送(FNN/FNS) テレビ愛知(TXN) 中部地方の各FNN/FNS系列局および三重テレビ放送(独立局) |
東京新聞 | 東京メトロポリタンテレビジョン(独立局) 関東地方の各独立局 |
西日本新聞 | テレビ西日本(FNN/FNS) TVQ九州放送(TXN) 九州地方の各FNN/FNS系列局 九州地方の各NNN/NNS系列局など |
連載漫画[編集]
●朝刊 ●﹃ろくさん天国﹄︵1969年 - 1970年1月、馬場のぼる︶ ●﹃ほのぼの君﹄︵1970年2月 - 2007年3月、佃公彦、1984年2月5日までは﹃ちびっこ紳士﹄で連載︶ ●﹃ちびまる子ちゃん﹄︵2007年7月 - 2012年1月、さくらももこ、連載そのものは2011年12月で終了。2012年1月は同作品の傑作選を掲載︶ ●﹃おーい 栗之助﹄︵2012年2月 - 2017年3月、森栗丸︶ ●﹃ねえ、ぴよちゃん﹄︵2017年4月 - 現在、青沼貴子︶ ●夕刊 ●﹃クラリさん﹄︵1965年 - 1972年12月、荻原賢次︶ ●﹃ブロー君﹄︵1973年1月- 1976年12月、福地泡介︶ ●﹃カンパチくん﹄︵1977年1月 - 1980年9月、西沢周平︶ ●﹃ドーモくん﹄︵1980年10月 - 1982年12月、針すなお︶ ●﹃タンポポちゃん﹄︵1983年1月 - 1984年9月、おだ辰夫︶ ●﹃ただのベンちゃん﹄︵1984年10月 - 1987年12月、出光永︶ ●﹃セロりん﹄︵1988年1月 - 1989年9月、はらたいら︶ ●﹃ターラくん﹄︵1989年10月 - 1993年2月、多々良圭︶ ﹃のどかさんのいまママ日記﹄︵? - 1993年2月、おだれいこ︶ ●﹃ユーヤケこや家﹄︵1993年3月 - 1996年8月、草原タカオ︶ ●﹃ポカちゃん﹄︵1996年9月 - 2001年9月、浜坂高一朗︶ ●﹃ももこさん﹄︵2001年9月 - 2002年10月、ふなびきかずこ︶ ●﹃ウチのげんき予報﹄︵2002年11月 - 2023年12月[注釈 1]、新田朋子︶ ●掲載休止︵2024年1月 - ︶脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ ab“新聞三社連合とは?”. 日本棋院. 2023年7月19日閲覧。
(二)^ ab“新聞三社連合の概要‥王位戦中継サイト”. 日本将棋連盟. 2023年7月19日閲覧。
(三)^ ab“新聞三社連合とは?/女流王位戦中継サイト”. 日本将棋連盟. 2023年7月19日閲覧。
(四)^ “サービス終了のお知らせ”. スカラコミュニケーションズ. 2023年7月19日閲覧。
(五)^ “夕刊 9月末で休刊します*朝刊と道新デジタルを拡充”. 北海道新聞社. 2023年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月8日閲覧。