小嶋一浩
小嶋一浩 | |
|---|---|
| 生誕 |
1958年12月1日 日本・大阪府枚方市 |
| 死没 | 2016年10月13日（57歳没） |
| 国籍 |
日本 |
| 出身校 |
京都大学 東京大学大学院 |
| 職業 | 建築家 |
| 受賞 |
吉岡賞（1990年） 日本建築学会賞（1997・2016年） 日本建築家協会賞（2007年） 村野藤吾賞（2013年） |
| 所属 | （株）CAt（シーラカンスアンドアソシエイツトウキョウ） |
| 建築物 |
吉備高原小学校 ビッグハート出雲 千葉市立打瀬小学校 |
小嶋 一浩︵こじま かずひろ、1958年︵昭和33年︶12月1日 - 2016年︵平成28年︶10月13日[1]︶は、日本の建築家。横浜国立大学大学院Y-GSA教授。元東京理科大学大学院教授。元東京大学、東京藝術大学、東京工業大学、東北大学、広島工業大学、日本女子大学非常勤講師。︵株︶CAt︵シーラカンスアンドアソシエイツトウキョウ︶共同主宰。日本建築学会賞、吉岡賞、村野藤吾賞など多数受賞。原広司門下。学校建築の分野で特に優れた作品が多い。
来歴・人物[編集]
●大学院在学中にシーラカンスを共同で設立。 ●作風は﹁白と黒﹂、﹁スペースブロック﹂などの独自のキーワードで建築を構築し、海外でも活動。 ●妻は建築家の城戸崎和佐。 ●教育者として、小嶋研究室の発足以来、せんだいデザインリーグファイナリスト、トウキョウ建築コレクション、各コンペティション入賞者を多く輩出、多数の建築家を育成するなど教育者として高い評価を得ている。略歴[編集]
●1958年 大阪府枚方市生まれ[2] ●1977年 大阪府立四條畷高等学校卒業[2] ●1982年 京都大学工学部建築学科卒業︵24歳︶ ●1984年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了︵26歳︶ ●1986年 同大学院博士課程在学中にシーラカンスを共同設立。 ●1988年 同大学院︵原広司研究室︶博士課程単位取得満期退学︵30歳︶ ●1989～92年 東京大学槇文彦研究室助手、大野秀敏研究室助手。 ●1993～95年 早稲田大学非常勤講師 ●1994年 東京理科大学理工学部建築学科助教授 ●1997～99年 東京藝術大学非常勤講師 ●1998年 C+A︵シーラカンスアンドアソシエイツ︶に改組。 ●1999～00年 広島工業大学非常勤講師 ●2000～01年 東京工業大学非常勤講師 ●2001～02年 日本女子大学非常勤講師 ●2002～04年 東京大学非常勤講師 ●2004～05年 京都工芸繊維大学特任教授 ●2005～11年 東京理科大学教授 ●2005年 CAt︵シーラカンスアンドアソシエイツトウキョウ︶に改組。 ●2005～08年 東北大学非常勤講師 ●2006年～2016年 京都工芸繊維大学客員教授 ●2011年～2016年 横浜国立大学大学院Y-GSA教授作品[編集]
| 名称 | 年 | 所在地 | 国 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 氷室アパートメント | 1987年 | 大阪府枚方市 | 日本 |
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| 吉備高原小学校 | 1988年 | 岡山県吉備市 | 日本 |
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| 大阪国際平和センター・ピースおおさか | 1991年 | 大阪市中央区 | 日本 |
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| MINES北堀江 | 1991年 | 大阪市西区 | 日本 |
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| 小松フォークリフト神戸工場 | 1991年 | 兵庫県神戸市 | 日本 |
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| スペースブロック上新庄 | 1991年 | 大阪市東淀川区 | 日本 |
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| 千葉市立打瀬小学校 | 1995年 | 千葉市美浜区 | 日本 |
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| ビッグハート出雲 | 1999年 | 島根県出雲市 | 日本 |
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| 宮城県迫桜高等学校 | 2001年 | 宮城県栗原市 | 日本 |
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| クリニック/ハウスN | 2002年 | 千葉市美浜区 | 日本 |
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| ヒムロハウス | 2002年 | 大阪府枚方市 | 日本 |
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| 東京大学駒場IIキャンパス 先端科学技術研究センター3号館 | 2003年 | 東京都目黒区 | 日本 |
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| ツダ・ジュウイカ | 2003年 | 大阪府枚方市 | 日本 |
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| スペースブロック・ハノイモデル | 2003年 | ハノイ |  ベトナム |
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| リベラル・アーツ＆サイエンス・カレッジ | 2004年 | ドーハ |  カタール |
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| Paltown 城西の杜集会所 | 2004年 | 群馬県太田市 | 日本 |
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| Ota House Museum | 2004年 | 群馬県太田市 | 日本 |
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| 千葉市立打瀬小学校増築棟 | 2005年 | 千葉市美浜区 | 日本 |
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| ぐんま国際アカデミー | 2005年 | 群馬県太田市 | 日本 |
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| スペースブロック・ノザワ | 2005年 | 東京都世田谷区 | 日本 |
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| 千葉市立美浜打瀬小学校子どもルーム | 2006年 | 千葉市美浜区 | 日本 |
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| 千葉市立美浜打瀬小学校 | 2006年 | 千葉市美浜区 | 日本 |
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| ジェティー・キャビン | 2007年 | 神奈川県藤沢市 | 日本 |
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| グレインズ・シモメグロ | 2007年 | 東京都目黒区 | 日本 |
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| 国際交流基金情報センターライブラリー | 2008年 | 東京都新宿区 | 日本 |
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| 幕張インターナショナルスクール | 2009年 | 千葉市美浜区 | 日本 |
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| 12のストゥッディオーロ（MM1221） | 2009年 | 東京都港区 | 日本 |
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| 柿畑のサンクン・ハウス | 2010年 | 神奈川県小田原市 | 日本 |
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| ヌーヴェル赤羽台5号棟・集会所 | 2010年 | 東京都北区 | 日本 |
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| 下北沢blocks | 2010年 | 東京都世田谷区 | 日本 |
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| 宇土市立宇土小学校 | 2011年 | 熊本県宇土市 | 日本 |
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| 沖縄アミークスインターナショナル | 2011年 | 沖縄県うるま市 | 日本 |
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| BWTあすとぴあ工場 | 2013年 | 山口県宇部市 | 日本 |
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| LONG HAT | 2014年 | 大阪府四條畷市 | 日本 |
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| 立川市立第一小学校 柴崎図書館･学童保育所･学習館 | 2014年 | 東京都立川市 | 日本 |
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| 新白島駅 | 2015年 | 広島市中区 | 日本 |
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| 流山市立おおたかの森小･中学校、おおたかの森センター、こども図書館 | 2015年 | 千葉県流山市 | 日本 |
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| ISAK KAMIYAMA Academic Center + Residence 4 | 2016年 | 長野県軽井沢町 | 日本 |
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| 南方熊楠記念館新館 | 2017年 | 和歌山県白浜町 | 日本 |
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| 釜石市立鵜住居小学校、釜石東中学校、鵜住居児童館、鵜住居幼稚園 | 2017年 | 岩手県釜石市 | 日本 |
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| 恵比寿SAビル | 2017年 | 東京都渋谷区 | 日本 |
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| 京都外国語大学新4号館 | 2017年 | 京都市右京区 | 日本 |
受賞[編集]
●1990年 第7回吉岡賞︵32歳︶ ●1997年 日本建築学会賞作品賞︵39歳︶ ●2007年 日本建築家協会賞︵49歳︶ ●2013年 第26回村野藤吾賞︵54歳︶ ●2016年 日本建築学会賞作品賞作品集[編集]
●PLOT 02 小嶋一浩 ︵A.D.A.EDITA Tokyo︶ ●2G N.43 Kazuhiro Kojima ︵Editorial Gustavo Gili︶著書[編集]
●小さな矢印の群れ ︵TOTO出版︶出演[編集]
●YouTube ﹁Archi-TV 2009﹂﹃インタビュー 小嶋一浩﹄2010年1月7日その他[編集]
●トウキョウ建築コレクション、空間デザインコンペティション、新建築住宅設計競技、せんだいデザインリーグ2011、広島8大学卒業設計展2011など審査員を歴任。小嶋研究室出身の建築家[編集]
●光本直人 ●永石貴義 ●小谷研一 ●寺本健一 ●佐貫大輔 ●嶋田洋平 ●岡野道子脚注[編集]
- ^ 建築家の小嶋一浩さん死去 学校建築の設計に定評（ウェブ魚拓、2016年10月14日） - http://www.asahi.com/articles/ASJBG6475JBGUCVL01D.html[リンク切れ]
- ^ a b “その場所が気に入った、 そこにいたい…… 人が湧きだしてくるような空間。 それも百人、千人単位でいることが 絵になるような空間を、つくりたい”. アーキテクト・エージェンシー｜クリーク・アンド・リバー社. 2022年12月31日閲覧。
