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写真中央が大鳥圭介
上郡町役場前に立つ銅像
備考
●適塾時代、生活費を按摩や筆写で稼いでいた。
●安政大地震で自身が住む長屋が全壊した際も﹁なくすものがないから怖いものはない﹂と泰然としていたとされる。
●用兵に通じていたが、実際の戦闘指揮はそれほど上手ではなかったと伝えられる。﹁将才﹂は無くとも﹁将器﹂はあり、連敗しても泰然として常に笑顔を失わなかったという。五稜郭の戦いで敗北が決定的になった時、徹底抗戦を主張する同僚に対して﹁死のうと思えば、いつでも死ねる。今は降伏と洒落込もうではないか﹂と開き直って降伏を受け入れたと伝わる。
●出身地である兵庫県赤穂郡上郡町役場前に、大鳥の銅像が立っている。
扱われた作品
●﹁五稜郭﹂︵日本テレビ年末時代劇スペシャル︶(演‥伊吹剛)
●﹁新選組!!土方歳三 最期の一日﹂︵演‥吹越満︶
関連項目
●伝習隊
●幕府陸軍
●緒方洪庵
●榎本武揚
●秋月登之助
●土方歳三
●松平太郎
●小栗忠順
●陸奥宗光
●智頭急行智頭線 - 智頭線の元となる上郡から鳥取に至る鉄道計画に大鳥が関与。
●小田原大海嘯 - 国府津別荘にて被災している。
●日本のダムの歴史・日本ダム史年表
参考文献
●続徳川実紀
●府川充男﹁和文活字の﹁傍流﹂﹂︵印刷史研究会編﹃本と活字の歴史事典﹄所収、柏書房、2000︶
●府川充男﹁小括-幕末和文鋳造活字の展相﹂︵西野嘉章編﹃歴史の文字 記載・活字・活版﹄東京大学総合研究博物館、1996︶
●山崎有信 大鳥圭介傳 北文館 1915
●大鳥圭介、今井信郎 南柯紀行・北国戦争概略衝鉾隊之記 新人物往来社 1998
●古賀志郎﹃大鳥圭介 土方歳三との出会と別れ﹄彩流社、1993年、ISBN 4-88202-256-7
脚注
外部リンク