ソウル・フラワー・ユニオン
(ソウル・フラワー・モノノケ・サミットから転送)
ソウル・フラワー・ユニオン | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | |
活動期間 | 1993年 - |
レーベル |
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事務所 | ブレスト音楽出版 |
公式サイト | SOUL FLOWER OFFICIAL SITE |
メンバー | |
旧メンバー | 後述を参照 |
ソウル・フラワー・ユニオン︵英語: SOUL FLOWER UNION︶は、1993年に結成された日本のミクスチャー・ロック・バンド。
1995年の阪神・淡路大震災を機に生まれた別働隊チンドン楽団のソウル・フラワー・モノノケ・サミット︵英語: SOUL FLOWER MONONOKE SUMMIT︶もこの項目で扱う。
略歴[編集]
結成︵1993︶[編集]
1988年に自主レーベル﹁ソウル・フラワー・レコード﹂を共同設立し、ともに活動を行っていた2つのバンド、ニューエスト・モデル︵1985年 - 1993年︶とメスカリン・ドライヴ︵1984年 - 1993年︶が、同時に解散し、統合するという形で、1993年9月に結成された。 同年11月に、メスカリン・ドライヴの4thアルバムとして制作を開始していたアイヌ民族抵抗史をテーマに据えたアルバム﹃カムイ・イピリマ﹄で、アルバム・デビュー。翌年、﹁物の怪解放﹂をテーマに据えた、新曲と後期ニューエスト・モデルのライヴ・レパートリーの混在する2ndアルバム﹃ワタツミ・ヤマツミ﹄をリリース。 以降、日本列島周辺に住む民族の民謡︵ヤマト、琉球、朝鮮、アイヌ等︶や大衆歌謡︵壮士演歌、労働歌、革命歌等︶、アイリッシュ・トラッドやロマ音楽などのマージナル・ミュージックをロックンロール、リズム・アンド・ブルース、スウィング・ジャズ、サイケデリック・ロック、カントリー、レゲエ、パンク・ロックなどと融合させた音楽を展開する。神戸、ドヤ街、アイルランド(1995〜)[編集]
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | チンドン |
活動期間 | 1995年 - |
レーベル |
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公式サイト | SOUL FLOWER OFFICIAL SITE |
メンバー |
1995年2月、阪神・淡路大震災の直後に伊丹英子の発案で、震災被災者を励ますため、ソウル・フラワー・モノノケ・サミット名義による﹁出前慰問ライヴ﹂を開始。被災地特有の諸般の理由からアコースティックな楽器を用いることにし、エレキ・ギターを沖縄の三線に、ドラムをチンドン太鼓やチャンゴ︵朝鮮太鼓︶に持ち替え、他のメンバーはそれぞれアコーディオンやクラリネットなどを持ち、震災初期はマイクの替わりにメガホンや拡声器を使い、避難所や仮設住宅などで演奏活動を行った︵震災当初、如何なる場所でも演奏出来る、ということが主眼に置かれた故の﹁非電化﹂であった︶。震災被災者の中でも、特に年配のために、戦前戦後の流行り唄や壮士演歌、ヤマト民謡・沖縄民謡・朝鮮民謡・アイヌ民謡などをレパートリーにし、チンドン・アレンジで演奏し、彼らを力付けた。また、同時期に伊丹英子が﹃ソウル・フラワー震災基金﹄を立ち上げ、長期にわたり震災被災者の支援を積極的に行っている。
中川敬が震災の一ヶ月後に書き下ろした﹁満月の夕﹂では、被災地の惨状や、復興への厳しい現実、そして、それらに向き合う人々のひたむきな姿が歌い込まれ、大きな反響を得た︵主旋律の一部は山口洋との共作︶。それを受け、この曲は後年においてもガガガSPや沢知恵、平安隆、酒井俊、BRAHMAN、J-Min、大竹しのぶ、アン・サリーなど、多くのアーティストによりカバーされている。
そうした多くの出逢いを生んだ被災地での活動は、ソウル・フラワー・ユニオンの3rdアルバム﹃エレクトロ・アジール・バップ﹄、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットの﹃アジール・チンドン﹄﹃レヴェラーズ・チンドン﹄など、初期のピークを指し示している作品群の隅々に反映している。
1997年、伊丹英子の耳の持病︵音響性外傷︶が悪化し、ソウル・フラワー・ユニオンとしての活動を一時停止するが、同年年末に活動再開。活動停止期間中は、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットとしての活動︵ドヤ街、障害者イベント、ベトナム、フィリピン、香港など︶と、中川敬のソロ・プロジェクトであるソウルシャリスト・エスケイプの活動を行っていた。この中川のソロ活動により、ドーナル・ラニー、シャロン・シャノン、アルタン、キーラらアイリッシュ・トラッド界の歴々たるアーティストとの交流、レコーディング・セッションが始まり︵﹃ロスト・ホームランド﹄﹃マージナル・ムーン﹄﹃ウィンズ・フェアグラウンド﹄﹃スクリューボール・コメディ ﹄など︶、大衆歌謡とトラッド、ロックをミクスチャーした独自の音楽世界を確立してゆく。
東ティモール、パレスチナ、辺野古︵2000〜︶[編集]
1999年、大手レーベルを離れ、映画﹃アンチェイン﹄のサウンドトラック、非戦三部作︵﹃アザディ!?﹄﹃ラヴ・プラスマイナス・ゼロ﹄﹃シャローム・サラーム﹄︶、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットの﹃デラシネ・チンドン﹄など、自主レーベルからクオリティの高い多くの作品を精力的にリリース。東ティモール独立式典でのライヴ (2002年) や、三度に亘るフランス・ツアー (2002年) 、国後島︵2003年︶、台湾︵2004年、2013年︶、韓国 (1999年、2005年) 、ヨルダン・パレスチナ難民キャンプでのライヴ (2005年) など、その国際的な活動が作品として実を結んだ大作アルバム﹃ロロサエ・モナムール﹄は、2005年に発表された。 2007年2月、新たな米軍基地建設計画で揺れる沖縄・辺野古のビーチ︵在日米軍海兵隊基地キャンプ・シュワブそば︶で﹃PEACE MUSIC FESTA!﹄を主催し、その模様はDVD作品﹃ライヴ辺野古﹄、シングル﹃辺野古節﹄﹃海へゆく﹄に結実。﹃非戦音楽人会議﹄の主宰など、積極的に現場とのコミットを続けている。 2006年から日本全国を回る為のアコースティック・ユニット、ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザンを結成し、中川敬、奥野真哉︵時に高木克︶、リクオ︵時にJIGEN︶の三人での地方巡業ツアーも活動の合間に行なっている。 2008年9月、3年ぶりのフル・アルバム﹃カンテ・ディアスポラ﹄︵73分の大作︶をリリース。2009年以降、脱退した河村博司に代わり新加入した高木克が参加したマキシ・シングル﹃ルーシーの子どもたち﹄﹃アクア・ヴィテ﹄﹃死ぬまで生きろ!﹄、10年振りのライヴ・アルバム﹃エグザイル・オン・メイン・ビーチ﹄をリリース。 2010年12月、2年ぶりのフル・アルバム﹃キャンプ・パンゲア﹄をリリース。現在へ︵2011〜︶[編集]
2011年3月11日に起こった東日本大震災の被災地支援のため、﹃ソウルフラワー震災基金2011﹄を立ち上げ、ソウルフラワーみちのく旅団名義で、石巻、女川、南三陸、登米、気仙沼、陸前高田、大船渡、南相馬などの避難所や仮設住宅で出前ライヴを行なっている。 2011年12月、被災地・東北での出逢いの結晶ともいえるミニ・アルバム﹃キセキの渚﹄をリリース。 2013年6月、反原発運動、反レイシズム運動と連動したミニ・アルバム﹃踊れ!踊らされる前に﹄をリリース。レーベル枠を超えた結成20周年記念のベスト・アルバム﹃ザ・ベスト・オブ・ソウル・フラワー・ユニオン 1993-2013﹄、ベストPV集﹃ゴースト・キネマ 1993- 2013 〜20TH ANNIVERSARY MUSIC VIDEO COLLECTION﹄をリリース。 2014年10月、4年ぶりのフル・アルバム﹃アンダーグラウンド・レイルロード﹄をリリース。 2016年3月、6月、12月、﹃ニューエスト・モデル結成30周年記念ツアー﹄と称して、ニューエスト・モデル楽曲中心のセットリストでツアーを展開。 2017年3月の﹃闇鍋音楽祭﹄ツアーから、新しいドラマーJah-Rahが加入し、コーラスにLIKKLE MAIを迎えた新体制で活動を展開。 2018年12月、4年ぶりのフル・アルバム﹃バタフライ・アフェクツ﹄をリリース。 2020年12月、2年ぶりのフル・アルバム﹃ハビタブル・ゾーン﹄をリリース。 三ヶ月に一度︵3、6、9、12月︶開催される﹁東︵名︶阪ツアー﹂は1997年12月から休むことなく続いており、2007年からは毎年3月に﹃闇鍋音楽祭﹄を開催している︵﹃年末ソウル・フラワー祭﹄は1987年から続いている︶。トラッド、ソウル、ジャズ、パンク、レゲエ、ラテン、民謡、チンドン、ロックンロールなど、様々な音楽を精力的に雑食、それを具現化する祝祭的ライヴは国内外で高い評価を得ている。 親交のあるアーティストは多く、同世代や若手世代以外にも、例えば、登川誠仁、田端義夫、加藤登紀子、大城美佐子、照屋政雄、柴山俊之︵ex.サンハウス︶、シーナ&ロケッツ、仲井戸麗市、パンタ︵ex.頭脳警察︶、ネーネーズ、大工哲弘、梅津和時、渋さ知らズ、有山じゅんじ、友部正人、遠藤ミチロウ、早川義夫、中川五郎、春日博文︵ex.カルメン・マキ&OZ︶、OKI、金子飛鳥、電気グルーヴ、非常階段、the 原爆オナニーズ、BO GUMBOS、アナーキー、ザ・ルースターズ、JAGATARA等とレコーディングやライヴでしばしば共演している。 活動範囲も幅広く、ベトナム、フィリピン︵スモーキー・マウンテン︶、香港、韓国、北朝鮮、台湾、フランス、東ティモール︵独立式典︶、ヨルダン︵パレスチナ難民キャンプ︶、北方領土︵国後島︶など世界中でライブを、アイルランド、イギリスなどでレコーディングも行っている。アイリッシュ・トラッド界のミュージシャン達や、ビリー・ブラッグ、ミック・ジャガー、ザ・ポーグス、スピーチ︵アレステッド・ディベロップメント︶、3ムスタファズ3など、海外ミュージシャンらによる評価も高い。メンバー・担当楽器[編集]
中川敬︵唄、ギター、三線など︶ex.ニューエスト・モデル バンドの大半の作詞、作曲、編曲、プロデュース、デザイン・ワークなどを手がける。かつての愛称は﹁番長﹂﹁ゲーリー﹂などがあったが、近年ではバンド周辺の子どもたちを中心に﹁ゲゲ﹂と呼ばれる。徹底して現場主義にこだわり社会的発言を続けており、反権力・反権威、アナーキズムの視座から、非戦の立場を明確にしているが、左右を問わず既成のイデオロギーや宗教への懐疑や嫌悪感もしばしば表明しており、それらに代わり甲子園観戦を﹁巡礼﹂・球団を﹁宗教﹂と言い切るほど熱狂的な阪神タイガースファンであると同時に、現在も大阪に住み続けるほど愛郷心が強い。バンドの音楽からもうかがえるロックンロール・パンク・ファンク・フォークなどの豊かな蓄積の他、世界のトラッドや民謡、ヨーロッパ映画などにも明るい。過去ソウル・フラワーの活動以外にソウルシャリスト・エスケイプ、ヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーションなどの別プロジェクトがあったが、2011年6月に﹃街道筋の着地しないブルース﹄を発表してからは純粋なソロ名義での活動を始め、2015年からはアコースティック・ギターのみの弾き語りライヴを全国津々浦々のライヴ・スポットで旺盛に行っている。また東日本大震災ならびに福島第一原発事故以降、東北の避難所や仮設住宅で慰問ライヴをするかたわら、多くの反原発デモや反レイシズム、アンチファ運動の現場に一市民として参加している。 伊丹英子︵ブズーキ、チンドン太鼓、チャンゴ、三板など︶ex.メスカリン・ドライヴ 愛称﹁ヒデ坊﹂。中川とともにバンドの精神的支柱で、被災地出前ライヴ︵ソウル・フラワー・モノノケ・サミット、ソウル・フラワー震災基金︶や沖縄 PEACE MUSIC FESTA!︵辺野古の米軍基地建設計画反対イベント︶の発案者でもある。音響性外傷の療養と育児のため、2005年以降は沖縄本島に在住し、音楽活動はソウル・フラワー・モノノケ・サミットに専念︵チンドン太鼓やブズーキでソウル・フラワー本隊にも時折参加︶。ドーナル・ラニー関連のCD作品を中心にリリースするZO-San Recordの主宰者でもあり、彼女が主催するイベントは﹃つづら折りの宴﹄と呼ばれる。かつては京都・河原町で﹁カムイ・ミンタラ﹂というアジア雑貨店を経営していたこともある。 奥野真哉︵キーボード︶ex.ニューエスト・モデル サウンド・メイキングにおいて、中川の片腕的存在。メンバー中最も課外活動が盛んで、多くのアーティストのサポートや、時にプロデュースも行う。ウルフルズ、BONNIE PINK、エレファントカシマシ、布袋寅泰のメンバーとして、NHK紅白歌合戦に4度出演。小泉今日子や斉藤和義、毛皮のマリーズのバック・メンバーとしてテレビやライヴに出演することもままあり、2011年から布袋寅泰の、2012年からレピッシュのサポートメンバーとしても活動している。また、2017年からは渡辺美里のバンドマスターを務めている。Kiss-FM KOBEでラジオパーソナリティを務めていたこともある︵﹃ロッキン・アジール・ジャミング﹄︶。愛称は﹁ウキウキ・オクノ﹂﹁らくだ﹂などがあったが、定着には至っていない。 高木克︵ギター、ブズーキなど) シェイディ・ドールズ、三宅伸治&THE TRAMP、NO STARS INNOVATION、H-ROLLERS、MOONEY & HIS LUCKYRHYTHMなど、数々のバンドを経て、2009年2月のレコーディングからソウル・フラワー・ユニオンに加入。ギター以外に、ペダル・スティール、マンドリン、ブズーキなど、弦楽器全般の名手である。 ロニー・レイン、チャールズ・ミンガスがフェイヴァリット・アーティスト。 阿部光一郎︵ベース︶ WACK WACK RHYTHM BAND、What's Love?などのバンドを経て、2014年6月のツアーからソウル・フラワー・ユニオンに加入。土屋アンナ、JAY'ED、DEEP、BONNIE PINK、堂島孝平、カジヒデキ、ももいろクローバーZ、アンジェラ・アキ等のバック・バンドのサポートや、多和田えみ、ROCK'A'TRENCHのプロデュースなど、裏方としての活動でも知られる。ダニー・ハザウェイがフェイヴァリット・アーティスト。 Jah-Rah︵ドラム︶ 2017年1月加入。麗蘭のドラマーでもある。THE EASY WALKERSを経て、かまやつひろし、矢沢永吉、ROLLY、奥田民生、LOVE PSYCHEDELICO、横山健、甲斐バンドなどのレコーディングやライヴに参加。ローリング・ストーンズがフェイヴァリット・アーティスト。元メンバー[編集]
永野かおり︵ベース︶ 元メスカリン・ドライヴ。結成時に参加、﹃カムイ・イピリマ﹄録音後に脱退︵﹃ワタツミ・ヤマツミ﹄にもクレジットあり︶。 高木太郎︵ドラムス︶ 元メスカリン・ドライヴ。結成時に参加、﹃宇宙フーテン・スイング﹄録音後に脱退。 内海洋子︵ヴォーカル︶ 元メスカリン・ドライヴ。後期ニューエスト・モデルからレギュラー参加し、﹃宇宙フーテン・スイング﹄録音後に正式メンバーからは脱退するが、ソウル・フラワー・モノノケ・サミットでの活動は継続する他、近年も録音にコーラスで屡々参加している。 河村博司︵ベース、ギター︶ 元ニューエスト・モデル。﹃カムイ・イピリマ﹄では一曲のみギターで参加したが、永野脱退後の﹃ワタツミ・ヤマツミ﹄以降﹃ラヴ・プラスマイナス・ゼロ﹄まではベースを担当。ジゲンの加入した﹃シャローム・サラーム﹄からはギターに転向したが、﹃カンテ・ディアスポラ﹄録音後、自身のソロ活動のためソウル・フラワー・モノノケ・サミット以外の活動から離脱。 ジゲン︵ベース︶ ソウル・フラワー・ユニオンにコーラスで参加していた上村美保子とのデュオ・桃梨でも活動。﹃シャローム・サラーム﹄から加入し、﹃キャンプ・パンゲア﹄録音後に脱退。 伊藤孝喜︵ドラム︶ 2000年12月のツアーからソウル・フラワー・ユニオンに加入、2016年12月のツアーをもって脱退。中川敬の別プロジェクトのヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーションにも参加。佐藤行衛と韓国でもコプチャンチョンゴルを結成しており、頻繁に渡韓している。ハングルが使える。フランク・ザッパがフェイヴァリット・アーティスト。共演ミュージシャン︵一部︶[編集]
●梅津和時 ●大熊ワタル︵シカラムータ︶ ●山口洋︵ヒートウェイヴ︶ ●リクオ ●ドーナル・ラニー ●Dr.kyOn︵ボ・ガンボス︶ ●金子飛鳥ストリングス ●太田惠資 ●赤木りえ ●関島岳郎 ●春日博文︵元カルメン・マキ&OZ、NOIZ他︶ ●サム・ベネット ●レイ・フィン ●ジョン・マシューズ ●菊地成孔 ●水江洋館 ●八尋知洋 ●登川誠仁 ●チャンプルーズ ●BLACK BOTTOM BRASS BAND ●ALTAN ●KILA別名義プロジェクト[編集]
ソウル・フラワー・ユニオン、ソウル・フラワー・モノノケ・サミット以外の別名義の活動も多く、地方巡業用ユニットのソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン︵SOUL FLOWER ACOUSTIC PARTISAN︶、東日本大震災の被災地出前ライヴ時のユニットのソウルフラワーみちのく旅団、中川敬の別プロジェクトのソウルシャリスト・エスケイプ︵SOUL-CIALIST ESCAPE︶やヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーション︵JAPONESIAN BALLS FOUNDATION︶などがある。ディスコグラフィ[編集]
ソウル・フラワー・ユニオン[編集]
オリジナル・アルバム | リリース | 備考 |
---|---|---|
カムイ・イピリマ | 1993年11月1日 | |
ワタツミ・ヤマツミ | 1994年10月1日 | |
エレクトロ・アジール・バップ | 1996年10月21日 | |
ウィンズ・フェアグラウンド | 1999年2月20日 | |
ハイ・タイド・アンド・ムーンライト・バッシュ | 1999年12月8日 | ライヴ・アルバム |
スクリューボール・コメディ | 2001年7月25日 | |
ラヴ・プラスマイナス・ゼロ | 2002年8月23日 | 半カバー曲の企画盤 |
シャローム・サラーム | 2003年7月25日 | 半ライヴ音源の企画盤 |
ロロサエ・モナムール | 2005年7月20日 | |
カンテ・ディアスポラ | 2008年9月17日 | |
エグザイル・オン・メイン・ビーチ | 2009年10月7日 | ライヴ・アルバム |
キャンプ・パンゲア | 2010年12月15日 | |
アンダーグラウンド・レイルロード | 2014年10月8日 | |
バタフライ・アフェクツ | 2018年12月19日 | |
ハビタブル・ゾーン | 2020年12月16日 |
コンピレーション・アルバム | リリース | 備考 |
---|---|---|
ゴースト・ヒッツ 93-96 | 1996年6月1日 | ベスト・アルバム |
ゴースト・ヒッツ 95-99 | 2001年12月12日 | |
ゴースト・ヒッツ 00-06 | 2006年9月20日 | |
満月の夕〜90's シングルズ | 2008年3月19日 | シングル・コレクション |
ソウル・フラワー・ボックス 1993-1999 | 2011年9月28日 | 90年代作品の6枚組アルバム・コレクション |
ザ・ベスト・オブ・ソウル・フラワー・ユニオン 1993-2013 | 2013年12月25日 | レーベル枠を超えたオールタイム・ベスト・アルバム |
ダンス・ヒッツ 2010-2014 | 2016年11月3日 | アナログLP盤のみのダンス・チューン・コンピレーション |
ダンス・ヒッツ 2005-2009 | 2017年4月22日 | |
ダンス・ヒッツ 2000-2004 | 2017年11月3日 | |
ダンス・ヒッツ 1996-1999 | 2018年4月21日 | |
ダンス・ヒッツ 1993-1995 | 2018年11月3日 | |
ア・フル・ムーン・イヴニング 1993-2018 | 2020年11月3日 | アナログLP盤のみのスロー〜ミディアム・チューン・コンピレーション |
ソウル・フラワー・ヴァイナル・リイシュー・シリーズ | リリース | 備考 |
---|---|---|
エレクトロ・アジール・バップ | 2021年11月27日 | 3rdの2LP盤 |
ユニバーサル・インベーダー | 2022年4月23日 | ニューエスト・モデルの5thの2LP盤 |
シャローム・サラーム&ラヴ・プラスマイナス・ゼロ | 2022年11月3日 | 6thと7thのカップリング2LP盤 |
ロスト・ホームランド | 2023年4月23日 | ソウルシャリスト・エスケイプの1stの2LP盤 |
ウインズ・フェアグラウンド | 2023年11月15日 | 4thの2LP盤 |
シングル | リリース | 備考 |
---|---|---|
世界市民はすべての旗を降ろす | 1993年12月1日 | |
満月の夕 | 1995年10月1日 | |
向い風 | 1996年7月21日 | |
エエジャナイカ | 1996年11月21日 | マキシ・シングル |
宇宙フーテン・スイング | 1997年4月21日 | |
マージナル・ムーン | 1998年7月8日 | ミニ・アルバム/ソウル・フラワー・ウィズ・ドーナル・ラニー・バンド名義 |
イーチ・リトル・シング | 1998年12月2日 | マキシ・シングル |
青天井のクラウン | 1999年1月21日 | NHK「みんなのうた」 |
アンチェイン | 2000年8月23日 | ミニ・アルバム/映画『アンチェイン』のサウンドトラック |
緑の沖縄 | 2001年7月25日 | 登川誠仁 with ソウル・フラワー・ユニオン名義 |
極東戦線異状なし!? | 2004年9月11日 | マキシ・シングル |
ラヴィエベル〜人生は素晴らしい! | 2007年6月27日 | |
寝顔を見せて | 2007年11月28日 | |
辺野古節 | 2008年3月5日 | DVD『ライヴ辺野古』のカップリング・マキシ・シングル |
海へゆく | 2008年6月18日 | マキシ・シングル |
ルーシーの子どもたち | 2009年7月2日 | |
インストゥルメンタル・オン・メイン・ビーチ | 2009年9月11日 | 紙ジャケ特別仕様盤『エグザイル・オン・メイン・ビーチ』のカップリング・インスト集 |
アクア・ヴィテ | 2010年1月1日 | マキシ・シングル |
死ぬまで生きろ! | 2010年6月30日 | |
キセキの渚 | 2011年12月21日 | ミニ・アルバム |
踊れ!踊らされる前に | 2013年6月26日 | |
ザ・ダブ・オブ・ソウル・フラワー・ユニオン | 2013年12月25日 | 『ザ・ベスト・オブ・ソウル・フラワー・ユニオン 1993-2013』初回限定特典ダブ・ディスク |
アンチファシスト・レイルロード | 2014年10月8日 | 「SOUL FLOWER UNION with C.R.A.C.」名義による、『アンダーグラウンド・レイルロード』初回限定特典4曲入りダブ・ディスク |
ラン・ダイナモ・ラン | 2020年10月14日 | 配信シングル |
ダンスは抵抗 (Gospel Renegade Future Bugalu Mix) | 2020年12月16日 | 『ハビタブル・ゾーン』購入特典 |
映像作品 | リリース | 備考 |
---|---|---|
ゴースト・キネマ 1993-1997 | 1997年12月12日 | プロモーション・ビデオ集(VHS/DVD) |
ライヴ辺野古 | 2008年3月5日 | ライヴ(DVD) |
ゴースト・キネマ 1993- 2013 〜20TH ANNIVERSARY MUSIC VIDEO COLLECTION | 2013年9月25日 | ミュージック・ビデオ集(DVD) |
ソウル・フラワー・モノノケ・サミット[編集]
アルバム | リリース | 備考 |
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アジール・チンドン | 1995年12月9日 | |
レヴェラーズ・チンドン | 1997年10月26日 | |
デラシネ・チンドン | 2006年6月7日 |
映像作品 | リリース | 備考 |
---|---|---|
ライヴ辺野古 | 2008年3月5日 | ライヴ(DVD) |
ソウル・フラワー参加作品[編集]
アルバム | アーティスト名 | リリース | 備考 |
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レインボー・ムーヴメント | 喜納昌吉&チャンプルーズ | 1993年 | ソウル・フラワー参加の「騒乱節 (ソーラン節)」収録 |
東京ビビンパ・クラブ | 東京ビビンパ・クラブ | 1996年 | ソウル・フラワー参加の「パラン・パラン」収録 |
かりゆしの月 | 平安隆 | 1998年 | 中川&河村プロデュース作品。ソウル・フラワー全面参加 |
風ヲキッテ進メ! | LIVE! LAUGH! | 1999年 | 中川ヴォーカルの「道頓堀行進曲」「インターナショナル」収録 |
スピリチュアル・ユニティ | 登川誠仁 | 2001年 | 中川プロデュース作品。ソウル・フラワー全面参加 |
ニューロティカ・トリビュート〜A.I COMPANY | V.A. | 2003年 | ソウル・フラワー・ユニオン「チョイスで会おうぜ」収録 |
THE COVER | 中川敬「ターキッシュ・ソング・オブ・ザ・ダムド」「バンクロバー」収録 | ||
岡本おさみアコースティックパーティー with 吉川忠英 | 中川敬「落陽」収録 | ||
風ガハランダ唄 | 2004年 | 中川敬「ひかり」、伊丹英子&ドーナル・ラニー「夜明け前」収録等、ソウル・フラワー全面参加 | |
COLLA BO GUMBOS Vol.1 | 2005年 | ソウル・フラワー・ユニオン & ザ・グルーヴァーズ「ポケットの中」収録 | |
幻の名盤解放箱 | ソウル・フラワー・ユニオン「ラリラリ東京」収録 | ||
FINE TIME 2 〜A TRIBUTE TO NEW WAVE | ソウル・フラワー・ユニオン「アイム・ユア・マン」収録 | ||
スティル・ラウド | ザ・ルーズ | 2007年 | 中川&奥野ゲスト参加の「フィーリン・ファッキン・アラウンド」「エンプティ・ノーション」収録 |
トリビュート・アルバム[編集]
アルバム | リリース | 備考 |
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ソウル・フラワー・ユニオン&ニューエスト・モデル 2016 トリビュート | 2016年8月3日 | ニューエスト・モデル結成30周年企画。参加アーティストは、大森靖子、岸田繁(くるり)、the 原爆オナニーズ、スピッツ、曽我部恵一、チャラン・ポ・ランタン、怒髪天、仲井戸麗市、中田裕二、七尾旅人、二階堂和美、BRAHMAN、フラワーカンパニーズ、MONGOL800。 |
書籍(オフィシャル)[編集]
- 国境を動揺させるロックンロール(ブルース・インターアクションズ/1998年)
- 中川敬 語録 1986-2002(歌垣社/2003年)
- ソウル・フラワー・ユニオン 解き放つ唄の轍(河出書房/2014年)
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b c “ソウル・フラワー・ユニオン 新ドラマーJah-Rah加入発表! 新体制の初披露は【闇鍋音楽祭 2017】”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2017年2月14日) 2020年4月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “ソウル・フラワー・ユニオンのニューアルバムがロック全開で素晴らしい”. rockin'on.com. ロッキング・オン (2018年11月16日). 2020年4月11日閲覧。
関連項目[編集]
- ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン
- ニューエスト・モデル
- メスカリン・ドライヴ
- ソウルシャリスト・エスケイプ
- ヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーション
- 闇鍋音楽祭
- 年末ソウル・フラワー祭
- ZO-San Record
外部リンク[編集]
- SOUL FLOWER OFFICIAL SITE
- Soul Flower Union (soulflowerunion) - Facebook
- ソウル・フラワー・ユニオン (@soulflowerunion) - X(旧Twitter)(※ボーカルの中川とスタッフによるアカウント)
- 奥野真哉 (@shinyaokuno) - X(旧Twitter)
- ソウルフラワー震災基金2011
- (中川敬の)シネマは自由をめざす
- 魂花投票所/あなたが選ぶソウル・フラワー・ベスト・ナンバー
- 公式ネット・マガジン『魂花時報』
- ソウル・フラワー・ボックス 1993-1999
- PEACE MUSIC FESTA!
- 非戦音楽人会議
- 震災文化・満月の夕
- 海賊版電子魂花時報