北星学園大学短期大学部
北星学園大学短期大学部[注 1] | |
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北星学園大学短期大学部 | |
大学設置 | 1951年 |
創立 | 1889年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人北星学園 |
本部所在地 |
北海道札幌市厚別区大谷地西2-3-1 北緯43度1分29.16秒 東経141度26分55.41秒 / 北緯43.0247667度 東経141.4487250度座標: 北緯43度1分29.16秒 東経141度26分55.41秒 / 北緯43.0247667度 東経141.4487250度 |
キャンパス | 厚別キャンパス |
学部 |
英文学科 生活創造学科 |
研究科 | なし[注 2] |
ウェブサイト | https://www.hokusei.ac.jp/junior_college/ |
北星学園大学短期大学部[注 1]︵ほくせいがくえんだいがくたんきだいがくぶ、英語: Hokusei Gakuen University Junior College︶は、北海道札幌市厚別区大谷地西2-3-1に本部を置く日本の私立大学。1889年創立、1951年大学設置。大学の略称は北星短大、HGUJC、HGJCなど。
概観[編集]
大学全体[編集]
●北海道札幌市厚別区に所在する日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人北星学園[1]。 ●1887年創立の女学塾に始まる北星学園が母体となっている。1951年、学校法人北星学園により北星学園女子短期大学︵ほくせいがくえんじょしたんきだいがく Hokusei Gakuen Women's Junior College︶として札幌市中央区にて開学。当初は1学科体制[2]、1954年度より2学科体制。2002年より厚別区に移転して学名変更した。 ●2024年度の入学生を最後に[注釈 1]、短期大学としての使命を終えることが決定した。建学の精神︵校訓・理念・学是︶[編集]
●北星学園大学短期大学部における建学の精神は﹁キリスト教に基づく全人教育﹂となっている。教育および研究[編集]
●北星学園大学短期大学部はキリスト教系の大学である関係上、﹁キリスト教学﹂と称した一般教育科目がある。学風および特色[編集]
●北星学園大学短期大学部は、開学以来キリスト教思想に基づいた教育が行われており、その特色を活かした講義として﹁アセンブリ﹂が旧来から取り入れられている。 ●現在、男女共学であるが、女子学生の方が圧倒的に多いものとなっている。 ●かつて、女子短大だった時分、学生の上履きは純白のナースサンダルの着用があった[4]。沿革[編集]
●1889年 ●スミス女学校が創設される。 ●1951年 ●3月8日 左記を以て文部省[注 3]より短期大学の設置が認可される[5]。 ●4月1日 北星学園女子短期大学︵ほくせいがくえんじょしたんきだいがく︶として以下の学科体制にて開学[6]。 ●英文科 入学定員40名 ●1954年 ●4月1日 以下の学科を増設する[7]。 ●家政科 入学定員80名 ●5月1日 学生数[8]/定員 ●英文科66[注釈 2]/80 ●家政科90[注釈 2]/80 ●1958年 ●3月31日 専攻科の設置が認められ、以下の課程を設ける[9]。 ●英文専攻第二部 入学定員20名 ●1967年 ●12月28日 別科の設置が認められ、以下の課程を設ける[10]。 ●家政専修 入学定員50名 ●1968年 ●4月1日 各学科の入学定員増を以下の通り行う[注 4]。 ●英文科 40→80 ●家政科 80→120 ●5月1日 学生数[14]/定員 ●英文科 250[注釈 2]/120 ●家政科 397[注釈 2]/200 ●1978年 ●3月31日 左記をもって以下の課程を正式に廃止とする[注 5]。 ●別科家政専修 ●1980年 ●5月1日 学生数[17]/定員 ●英文科 283[注釈 2]/160 ●家政科 342[注釈 2]/240 ●7月7日 各学科の名称変更を以下の通り行う[注 6] ●英文科→英文学科 ●家政科→家政学科 ●1986年 ●4月1日 各学科の入学定員増を以下の通り増員する[注 7]。 ●英文学科 80→150 ●家政学科 120→220 ●5月1日 学生数[24]/定員 ●英文学科 283[注釈 2]/230 ●家政学科 430[注釈 2]/340 ●1989年 ●4月1日 家政学科を生活教養学科に改称[25]。 ●5月1日 学生数[26]/定員 ●英文学科 373[注釈 2]/300 ●生活教養学科 248[注釈 2]/220 ●家政学科 248[注釈 2]/220 ●1991年 ●4月1日 各学科の入学定員増を以下の通り行う[注 8]。 ●英文学科 150→170 ●生活教養学科 220→250 ●5月1日 学生数[31]/定員 ●英文学科 393[注釈 2]/320 ●生活教養学科 548[注釈 2]/470 ●1992年 ●5月1日 学生数[注 9]/定員 ●英文学科 419[注釈 2]/340 ●生活教養学科 592[注釈 2]/500 ●1999年 ●5月1日 学生数[34]/定員 ●英文学科 398[注釈 2]/340 ●生活教養学科 588[注釈 2]/500 ●2000年 ●4月1日 各学科の入学定員減を以下の通り行う[注 10]。 ●英文学科 170→160 ●生活教養学科 250→236 ●2002年 ●4月1日 北星学園大学短期大学部と学名変更し[40]。厚別区に校舎移転。男子学生を受け入れる。 ●同 学科名及び入学定員を以下の通り変更する[40]。 ●生活教養学科 236→生活創造学科80 ●英文学科 160→120 ●2024年 ●4月1日 この年度で学生募集を最終とする[注釈 1]基礎データ[編集]
所在地[編集]
●北海道札幌市厚別区大谷地西2-3-1交通アクセス[編集]
●札幌市営地下鉄東西線大谷地駅1番出口、白石サイクリングロードを西へ徒歩5分。象徴[編集]
●北星学園大学短期大学部のカレッジマークは、星をイメージしている[41][42]。教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[編集]
●英文学科 入学定員120名[1] ●生活創造学科 入学定員80名[1]専攻科[編集]
●英文専攻第二部 入学定員20名[43]別科[編集]
●家政専修 入学定員50名[44]取得資格について[編集]
●かつて、北星学園女子短期大学では以下の教職課程があった。 ●中学校教諭二種免許状 ●英語‥英文学科にて設置されていた[注 11]。 ●家庭‥生活創造学科の前身である生活教養学科において設置されていた[注 12]。 ●保健‥生活創造学科の前身である家政科にて[45]。 ●当初は中学校教諭ほか高等学校教諭免許状の教職課程を併設[45] ●英語‥英文科[45] ●家庭・保健‥家政科[45]附属機関[編集]
●スミスミッションセンター ●総合情報センター ●国際教育センター ●図書館研究[編集]
●﹃北星学園女子短期大学紀要﹄[46] ●佐々木, 敏, 北星学園女子短期大学﹃スキージヤンプの踏切技術と空中動作に関する研究﹄[47] ●北星学園女子短期大学家庭経済研究室﹃家庭経済研究室報﹄[48]教育[編集]
●現代的教育ニーズ取組支援プログラム ●﹁専門職業人となる人材の基盤的英語教育-次世代版カリキュラム開発と英語能力習得のための環境作り-﹂において2005年度に採択されている。 ●特色ある大学教育支援プログラム ●﹁一般教育を統合した英語カリキュラム﹂において2003年度に採択されている。学生生活[編集]
部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]
●北星学園大学短期大学部のクラブ活動︵北星学園女子短期大学から活動していたものも含む︶ ●体育系‥ワンダーフォーゲル・バレーボール・バスケットボール・バドミントン・テニス・ゴルフほか[4] ●文化系‥ESS・美術・箏曲・華道・茶道・軽音楽ほか[4]学園祭[編集]
●北星学園大学短期大学部の学園祭は毎年、概ね10月頃に行われている[4]。大学関係者と出身者[編集]
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大学関係者[編集]
●安孫子孝次‥第2代学長 ●時任正夫‥第3代学長 ●手島寅雄‥第4代学長 ●留岡清男‥第5代学長 ●木村謙二‥第6代学長 ●塩谷饒‥第7代学長 ●大友浩‥第10代学長 ●金井新二‥第11代学長 ●田村信一‥第12代学長出身者[編集]
●大和和紀‥漫画家 ●岩崎まさみ‥文化人類学者 ●石山愛子‥アナウンサー大学の組織[編集]
●北星学園大学短期大学部同窓会組織がある。これは、旧来の北星学園女子短期大学を含んでいる。施設[編集]
キャンパス[編集]
●キャリアデザインセンター ●学生相談センター ●エクステンションセンター ●心理臨床センター ●チャペルほか対外関係[編集]
他大学との協定[編集]
アメリカ[編集]
●イースタン・メノナイト大学 ●メアリービル大学 ●ワシタバプティスト大学カナダ[編集]
●オカナガン大学 ●トリニティ・ウエスタン大学 ●マラスピナ大学イギリス[編集]
●リーズ大学 ●コベントリーシティ大学 ●新ノッチンガム大学オーストラリア[編集]
●モナシュ大学 ●RMIT大学ニュージーランド[編集]
●クリストチャーチカレッジ・オブ・イングリッシュマレーシア[編集]
●マレーシア科学大学系列校[編集]
●北星学園大学 ●北星学園大学附属高等学校 ●北星学園女子中学高等学校 ●北星学園余市高等学校社会との関わり[編集]
●財団法人日本英語検定協会より﹃平成15年度 団体の部 文部科学大臣奨励賞﹄を受賞している。卒業後の進路について[編集]
編入学・進学実績[編集]
●これまで、系列の北星学園大学を除き、以下の実績があげられる[4]。 ●英文学科‥北海道教育大学・高崎経済大学・札幌大学・北星学園大学ほか ●生活創造学科‥北海道大学・札幌国際大学・酪農学園大学・北海道東海大学・東北福祉大学・郡山女子大学・玉川大学ほか注釈[編集]
注釈グループ[編集]
(一)^ ab令和7年度より学生募集停止[3]。 (二)^ abcdefghijklmnopq女のみ補足[編集]
(一)^ 北星学園女子短期大学含む
(二)^ ほか専攻科も参照のこと。
(三)^ 現在の文部科学省。
(四)^ 出典[11]。昨年度の資料[12]及び本年度のそれ[13]も其々参照のこと
(五)^ 出典[15][16]
(六)^ 右記資料がその初見となっている[18][19]。
(七)^ 出典[20][21]。昨年度の資料[22]及び本年度のそれ[23]も其々参照のこと。
(八)^ 出典[27][28]。昨年度の資料[29]及び本年度のそれ[30]も其々参照のこと
(九)^ 出典[32]。うち1回生 565[33]
(十)^ 出典[35]。昨年度の資料[36][37]及び本年度のそれ[38][39]も其々参照のこと
(11)^ 出典[4][39]
(12)^ 出典[4][36]
出典[編集]
(一)^ abc文部科学省高等教育局大学振興課'2022.
(二)^ 官報 1951年12月20日より。
(三)^ -短期大学部 2025年度より学生募集停止-より。
(四)^ abcdefg北星学園女子短期大学'1993.
(五)^ 全国大学大観 昭和30年版より。
(六)^ 短期大学一覧 昭和26年度 (短期大学資料 ; 第3号)より。
(七)^ 短期大学一覧 昭和29年度 (短期大学資料)より。
(八)^ 文部省'54, p. 1373.
(九)^ 短期大学一覧 昭和33年度 (短期大学資料 ; 第19号)より。
(十)^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)-別科-より。
(11)^ 短期大学一覧 昭和44年度 (短期大学資料)-私立短期大学-より。
(12)^ 短期大学教育 (22)より。
(13)^ 短期大学教育 (24)より。
(14)^ 文部省'68, p. 30.
(15)^ 全国短期大学一覧 昭和55年度より。
(16)^ 北星学園女子短期大学別科廃止についてより。
(17)^ 全国学校総覧 昭和56年版より。
(18)^ 全国短期大学一覧 昭和58年度より。
(19)^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和58年度より。
(20)^ 文教協会'1986.
(21)^ 大学資料 (99)より。
(22)^ 短期大学教育 (42)より。
(23)^ 短期大学教育 (43)より。
(24)^ 文部省'86, p. 47.
(25)^ 文教協会'1989.
(26)^ 文部省'89, p. 52.
(27)^ 文教協会'1991.
(28)^ 文部省高等教育局'1991.
(29)^ 短期大学教育 (47)より。
(30)^ 短期大学教育 (48)より。
(31)^ 文部省'91, p. 53.
(32)^ 文部省'92, p. 54.
(33)^ 旺文社'1992.9, p. 166.
(34)^ 文部省'99, p. 59.
(35)^ 文教協会'2000.
(36)^ ab旺文社インタラクティブ'1998-09, p. 97.
(37)^ 梧桐書院'1999.4.
(38)^ 梧桐書院'2000.4.
(39)^ ab旺文社'2000.05, p. 175.
(40)^ ab文教協会'2002.
(41)^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 17.
(42)^ 日本私立短期大学協会'2010.10.
(43)^ 短期大学一覧 昭和50年度 (短期大学資料)-専攻科-より。
(44)^ 短期大学一覧 昭和50年度 (短期大学資料)-別科-より。
(45)^ abcd文部省e, p. 36.
(46)^ 北星学園女子短期大学紀要より。
(47)^ スキージヤンプの踏切技術と空中動作に関する研究より。
(48)^ 家庭経済研究室報より。