釧路短期大学
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釧路短期大学 | |
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大学設置/創立 | 1964年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人緑ケ岡学園 |
本部所在地 |
北海道釧路市緑ケ岡1丁目10-42 北緯42度59分11.6秒 東経144度24分25.19秒 / 北緯42.986556度 東経144.4069972度座標: 北緯42度59分11.6秒 東経144度24分25.19秒 / 北緯42.986556度 東経144.4069972度 |
学部 |
生活科学科 生活科学専攻 食物栄養専攻 幼児教育学科 |
ウェブサイト | http://www.midorigaoka.ac.jp/kushirojc/ |
釧路短期大学︵くしろたんきだいがく、英語: Kushiro Junior College︶は、北海道釧路市緑ケ岡1丁目10-42に本部を置く日本の私立大学。1964年創立、1964年大学設置。大学の略称は釧短。
概観[編集]
大学全体[編集]
●北海道釧路市に所在する日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人緑ケ岡学園[注 1] ●学科数1、入学定員100名体制[2]で1964年に開学[注 2]。1980年に学科の増設により現在は、2学科[注 3]からなる。建学の精神︵校訓・理念・学是︶[編集]
●釧路短期大学における建学の精神は﹁愛と奉仕﹂となっている。教育および研究[編集]
●釧路短期大学の教育 ●生活科学科 ●生活科学専攻‥人間生活において必要な事柄を学ぶ専攻課程。司書・メディカルクラークなどの資格取得課程も有する。 ●食物栄養専攻‥栄養士として必要な専門科目のほか﹁フードスペシャリスト﹂資格を取得するためのカリキュラムも用意されている。 ●幼児教育学科‥短期大学附属幼稚園での教育実習も行なわれている。学風および特色[編集]
●釧路短期大学は、社会の良き形成者としての資質と教養を身につけ、建学の精神である﹁愛と奉仕﹂に生きる人物の育成がねらいとされている。 ●現在は、事実上日本で最東端の短大となっている。 ●男女共学であるが、女子学生の方が圧倒的に多い。沿革[編集]
●1964年 ●1月25日 左記を以て文部省[注 4]より短期大学の設置が認可される[注 5]。 ●4月1日 釧路女子短期大学︵くしろじょしたんきだいがく︶として以下の学科体制にて開学する[11]。 ●家政科[注 6] ●1965年 ●4月1日 家政科に中学校教諭二級免許状︵家庭︶︵保健︶の教職課程を置くことが認められる[13]。 ●1966年 ●3月15人が卒業する[14]。 ●1973年 ●4月1日 男子学生の募集を開始する[注 7]。それにともない学名を釧路短期大学と改める[16] ●1976年 ●4月1日 家政科の入学定員を100→50に減員[16][注 8]。 ●1979年 ●4月1日 家政科を生活科学科に改める[18]。 ●1980年 ●4月1日 附属幼稚園教諭養成所を改組発展させて幼児教育学科を新設する[注 9][20] ●1982年 ●4月1日 幼児教育科において初めて男子学生が在籍[注 10] ●1983年 ●4月1日 生活科学科に食物専攻課程が設置される[22]。 ●1984年 ●4月1日 生活科学科[注 11]に以下の専攻課程が設置される[注 12]。 ●生活科学専攻 入学定員20[26] ●食物栄養専攻 入学定員30[26] ●1986年 ●4月1日 生活科学科において初めて男子学生が在籍[注 13]基礎データ[編集]
所在地[編集]
●北海道釧路市緑ケ岡1丁目10-42交通アクセス[編集]
●JR根室本線釧路駅よりくしろバス3番﹁武佐線﹂で﹁緑ケ岡3丁目﹂バス停留所下車すぐの場所にある。象徴[編集]
●学校法人のシンボルはオオバナノエンレイソウを図案化したものとなっている[28]。 ●短期大学のシンボルマークは右記を参照[29]。教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[注 14][編集]
●生活科学科 ●生活科学専攻 入学定員20名[注 15] ●食物栄養専攻 入学定員30名[注 16] ●幼児教育学科 入学定員50名[注 17]専攻科[編集]
●なし別科[編集]
●なし取得資格について[編集]
資格 ●保育士‥幼児教育学科 ●栄養士‥生活科学科食物栄養専攻 ●司書‥生活科学科生活科学専攻 教職課程
●幼稚園教諭二種免許状‥幼児教育学科
●生活科学科生活科学専攻に、かつて中学校教諭二種免許状︵家庭︶の課程が設けられていた[31][22]。
附属機関[編集]
●図書館 ●生涯教育センター研究[編集]
●﹁農漁村婦人の人乳組成に関する研究﹂[32] ●1964年に﹁ギリシャ語研究会﹂、﹁釧路教育学研究会﹂が発足する[33]。学生生活[編集]
部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]
●釧路短期大学のクラブ活動には、生け花サークルや﹁国際ソロプチミストΣソサエティ﹂と称したものがある。学園祭[編集]
●釧路短期大学の学園祭は毎年、概ね11月に行われている。大学関係者と出身者[編集]
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大学関係者[編集]
●丸毛信勝‥2代学長︵1965-70︶ ●青山一二‥4代学長︵1972-84︶ ●田中正巳‥6代学長︵1987-2001︶ ●山崎幹雄‥7代学長︵2001-2003︶ ●西塔正一‥8代学長︵2003-2018︶出身者[編集]
●稲月彩 - 元Whiteberryギタリスト大学の組織[編集]
●釧路短期大学には﹁後援会﹂がある。系列校[編集]
●社会福祉法人釧路緑ケ岡学園福祉会 ●武修館高等学校 ●武修館中学校 ●釧路短期大学附属幼稚園 ●釧路短期大学附属図書館他大学との協定[編集]
●放送大学学園と単位互換協定を結んでおり、放送大学で取得した単位を卒業に要する単位として認定することができる[34]。社会との関わり[編集]
●公開講座やリカレント講座が執り行われている。 ●1964年12月に学生活動の一環としてまりも学園への慰問を行う[35]。卒業後の進路について[編集]
編入学・進学実績[編集]
●これまでの実績では日本女子大学などがある。注釈[編集]
補足[編集]
(一)^ 短期大学の設置認可と同時に学校法人が成立[1]。
(二)^ 出典[3][4][5]。
(三)^ 1学科2専攻含む。
(四)^ 現在の文部科学省。
(五)^ 出典[6][7][8][9][10]。
(六)^ 学生数 女16[12]/定員 100。
(七)^ 但し、男子学生の確認ができず、女子25人在籍[15]。
(八)^ 学生数 女45/定員 150[17]。
(九)^ 在学者数 女81[19]/定員50。
(十)^ 女147人に対して1人在籍[21]。
(11)^ 学生数 不明[23]。
(12)^ 出典[24][25]。
(13)^ 女131人に対して3人在籍[27]。
(14)^ 2022年5月1日時点でのデータ[30]。
(15)^ 入学者数19。
(16)^ 入学者数13。
(17)^ 入学者数44。
出典[編集]
(一)^ 学校法人一覧 昭和38年版より。
(二)^ 全国短大・高専職員録 昭和41年版より。
(三)^ 大学時報 = University current review 11(57)[(72)]より。
(四)^ 短期大学教育 (17)より。
(五)^ 釧路叢書 第19巻より。
(六)^ 北海道の私学 1964年版より。
(七)^ 短期大学教育 (18)より。
(八)^ 文部省年報 第91年(昭和38年度)-87コマ目-より。
(九)^ 文部省年報 第91年(昭和38年度)-103コマ目-より。
(十)^ 北海道教育史 資料編 第1巻より。
(11)^ 短期大学一覧 昭和39年度 (短期大学資料)より。
(12)^ 全国学校総覧 昭和40年版より。
(13)^ 現行法令輯覧 26-2巻 学事2より。
(14)^ 北海道私学教育年報 昭和43年度版より。
(15)^ 全国学校総覧 昭和49年版より。
(16)^ ab短期大学一覧 昭和51年度より。
(17)^ 文部省'76, p. 37.
(18)^ 短期大学一覧 昭和54年度より。
(19)^ 全国学校総覧 昭和56年版より。
(20)^ 全国短期大学一覧 昭和55年度より。
(21)^ 全国学校総覧 昭和58年版より。
(22)^ ab釧路短期大学'1999.
(23)^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
(24)^ 全国短期大学一覧 昭和59年度より。
(25)^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和59年度より。
(26)^ ab短期大学教育 (41)より。
(27)^ 文部省'86, p. 48.
(28)^ 釧路叢書 第17巻 (タンチョウの釧路)より。
(29)^ 日本の私立短期大学より。
(30)^ 釧路短期大学情報公開より。2023年8月20日確認。
(31)^ 旺文社'2000.05, p. 167.
(32)^ 雪印乳業技術研究所報告 (69)より。
(33)^ 北海道私学教育年報 昭和40年度版-21コマ目-より。
(34)^ 放送大学 平成29年度 単位互換案内
(35)^ 北海道私学教育年報 昭和40年度版-22コマ目-より。