聖霊女子短期大学
聖霊女子短期大学 | |
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キャンパス構内 | |
大学設置 | 1954年 |
創立 | 1908年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人聖霊学園 |
本部所在地 |
秋田県秋田市寺内高野10番33号 北緯39度44分34.87秒 東経140度5.分9.39秒 / 北緯39.7430194度 東経140.0859417度座標: 北緯39度44分34.87秒 東経140度5.分9.39秒 / 北緯39.7430194度 東経140.0859417度 |
学部 |
生活文化科 生活文化専攻 健康栄養専攻 生活こども専攻 文化コミュニケーション科[1] 音楽科[2] |
研究科 | 健康栄養専攻 |
ウェブサイト | https://www.akita-seirei.ac.jp/tandai/ |
聖霊女子短期大学︵せいれいじょしたんきだいがく、英語: Seirei Women's Junior College︶は、秋田県秋田市寺内高野10番33号に本部を置く日本の私立大学。1908年創立、1954年大学設置。大学の略称は聖霊短大。
概観[編集]
学校法人聖霊学園により1954年に設置された。 1889年にオランダでカトリックの女子修道女会・聖霊会が設立され、来日した修道女によって1908年に幼稚園︵現在の聖霊女子短期大学付属幼稚園・保育園︶が設置された。この幼稚園が学校法人の起源である。 建学の精神︵校訓・理念・学是︶ ﹁光の子として歩みなさい﹂ ︵﹃エフェソ書5‥8﹄から︶教育および研究[編集]
●聖霊女子短期大学には、生活文化学科がある。生活文化科には生活科学全般について学ぶ生活文化専攻、栄養士養成を行っている健康栄養専攻、保育者を育成する生活子ども専攻がある。文化コミュニケーション科では、語学や文化に関する科目ほか、﹁秋田の地域文化﹂といった本短大独自の科目もある。一般教育科目では、﹁キリスト教学﹂がある。学風および特色[編集]
●聖霊女子短期大学はキリスト教をベースとした教育が行われている関係上、入学式やクリスマス、卒業式などでの宗教的儀礼としてミサが行われている。沿革[編集]
●1908年 オランダのアーノルド・ヤンセン及びシスタ・ピア︵園部ピア︶ら4人の修道女により設立された聖霊学園に始まる。 ●1954年 聖霊女子短期大学開学。 ●家庭科‥学生数67[3][4] ●英語科‥学生数22[3][4] ●1968年 音楽科を増設。学生数17[3][5]。家庭科を家政科に改称。 ●1969年8月26日 昭和天皇、香淳皇后の来県に合わせ、行幸啓先の一つとなる[6]。 ●1990年 家政科を生活文化科に改称。 ●1996年 専攻科を設置。 ●生活文化専攻 ●英語専攻 ●音楽専攻 ●1998年 生活文化学科を専攻分離する。 ●生活文化専攻 ●健康栄養専攻 ●2000年 専攻科に健康栄養専攻を設置。英語科を文化コミュニケーション科に改称。 ●2003年10月1日 住居表示実施により、所在地の住所が、秋田市寺内字高野62番地2から秋田市寺内高野10番33号に変更。 ●2008年 生活文化科に生活子ども専攻を設置。 ●2009年3月31日をもって音楽科が正式に廃止される[7]。 ●2011年3月31日をもって文化コミュニケーション科が正式に廃止される[7]。基礎データ[編集]
所在地[編集]
●秋田県秋田市寺内高野10番33号交通アクセス[編集]
●JR羽越本線・奥羽本線秋田駅より秋田中央交通バスで土崎方面行きバスに乗車。高野二区または裏参道バス停下車、徒歩約5分。地図上では、奥羽本線土崎駅や泉外旭川駅が近いように見えるが、徒歩利用だとかなりの距離がある。教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[編集]
●生活文化科 ●生活文化専攻‥﹁生活文化﹂﹁文化コミュニケーション﹂各コースからなる。 ●健康栄養専攻 ●生活子ども専攻:過去にあった学科[編集]
●音楽科[2] ●文化コミュニケーション科[1]専攻科[編集]
●健康栄養専攻:昼間部2年制となっている。過去にあった課程[編集]
●音楽専攻[8] ●生活文化専攻[8]別科[編集]
●なし取得資格・免許状について[編集]
資格 ●栄養士‥生活文化科健康栄養専攻にて取得できる。専攻科では、管理栄養士受験資格への道がある。但し、修了後1年以上の実務経験を要する。 ●保育士‥生活文化科生活こども専攻にて取得できる。 ●おもちゃインストラクター‥生活文化科生活こども専攻にて必要な科目を追加して履修する事により取得できる。 ●秘書士‥生活文化科にて取得できる。 ●ビジネス実務士‥生活文化科にて取得できる。 ●情報処理士‥生活文化科にて取得できる。 教職課程 ●幼稚園教諭二種免許状‥生活文化科生活こども専攻にて授与申請できる。 ●栄養教諭二種免許状...生活文化科健康栄養専攻にて授与申請できる。栄養士課程の科目履修と同時に行うことが条件となっている。 受験資格 ●フードスペシャリスト‥生活文化学科健康栄養専攻にて取得できる 検定合格までの指導が受けられ、検定合格で得られる資格 ●フードスペシャリスト資格認定試験‥生活文化科健康栄養専攻にて取得できる。 ●ビジネス実務マナー検定‥生活文化科健康栄養専攻にて取得できる。 ●ビジネス文書検定‥生活文化科健康栄養専攻にて取得できる。 ●サービス接遇検定‥生活文化科健康栄養専攻にて取得できる。 ●ビジネス電話検定‥生活文化科健康栄養専攻にて取得できる。 ●日本語ワープロ検定‥生活文化科健康栄養専攻にて取得できる。 ●情報処理技能検定‥生活文化科健康栄養専攻にて取得できる。 資格取得・検定試験合格指導が受けられ、合格すれば得られる資格・検定 ●秘書士‥生活文化学科にて取得できる ●情報処理士‥生活文化学科にて取得できる ●ビジネス実務士‥生活文化学科にて取得できる ●秘書検定‥生活文化学科にて取得できる ●ビジネス実務マナー検定‥生活文化学科にて取得できる ●ビジネス文書検定‥生活文化学科にて取得できる ●サービス接遇検定‥生活文化学科にて取得できる ●ビジネス電話検定‥生活文化学科にて取得できる ●日本語ワープロ検定‥生活文化学科にて取得できる ●情報処理技能検定‥生活文化学科にて取得できる ●TOEIC‥生活文化学科生活文化専攻にて取得できる ●TOEFL‥生活文化学科生活文化専攻にて取得できる など ●過去には中学校教諭二種免許状の課程が設置されていた。 ●英語‥文化コミュニケーション学科の前身である英語科にて設置されていた。 ●家庭‥旧来の家政科および生活文化学科生活文化専攻にて設置されていた。 ●保健‥かつて旧来の家政科にて設置されていた[9]。 ●音楽‥かつて音楽科にて設置されていた。 ●当初は中学校教諭ほか高等学校教諭免許状の教職課程を併設[9]。 ●英語‥文化コミュニケーション学科の前身である英語科にて設置されていた[9]。 ●家庭‥旧来の家政科および生活文化学科生活文化専攻にて設置されていた[9]。 ●保健‥かつて旧来の家政科にて設置されていた[9]。学生生活[編集]
部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]
●聖霊女子短期大学のクラブ活動 ●体育系‥テニス・バドミントンほか ●文化系‥調理・茶道のほか﹁フィリピン研究会﹂や﹁カトリック研究会﹂と称したものまである。学園祭[編集]
●聖霊女子短期大学の学園祭は﹁ピア祭﹂と呼ばれ毎年、概ね10月に行われている。聖霊学園の創始者であるシスター・ピアにちなんでいるものとみられる。大学関係者と組織[編集]
大学関係者一覧[編集]
施設[編集]
キャンパス[編集]
●ピア館‥生活文化科棟となっている。 ●ザビエル館‥情報教育棟およびグローバルラウンジがある。 ●マリア館‥管理棟となっている。 ●セシリア館‥かつての音楽科棟。 ●セシリアホール ●ヤンセンホール ●ヨゼフ棟‥管理棟となっている。 ●チャペル ●カトリックライブラリー ●運動場・テニスコート対外関係[編集]
他大学との協定[編集]
アメリカ[編集]
●ノートルダム大学社会との関わり[編集]
●本短大で行われている活動の一つに、募金活動がある。卒業後の進路について[編集]
就職について[編集]
●文化コミュニケーション科&英語科‥秋田銀行・ジェイティービー・グランドホテル・日本ビューホテル・日本航空・秋田コミュニティー放送など一般企業への就職者が多い。 ●生活文化科 ●生活文化専攻‥タニタ・北都銀行・大和證券・日興コーディアル証券・野村證券・第一生命保険・日本生命保険・鹿島建設・吉野石膏・タカラスタンダード・サンウェーブ工業・岩谷産業など一般企業への就職者が多い。 ●健康栄養専攻‥在学中に取得した資格を活かして、日清医療食品・シダックス・富士産業・キユーピーなどの食品関連企業や各種病院・社会福祉施設・学校給食などで活躍している。 ●音楽科‥ヤマハ・河合楽器製作所・島村楽器などの音楽関連業界や東日本旅客鉄道・クラシエホールディングスなどの有名企業への就職者も多数みられる。編入学・進学実績[編集]
●生活文化科 ●生活文化専攻‥秋田大学・東北女子大学・東北福祉大学・和洋女子大学ほか ●健康栄養専攻‥女子栄養大学・東京家政学院大学・徳島文理大学ほか ●文化コミュニケーション学科︵旧・英語科︶‥岩手大学・仙台白百合女子大学・東北学院大学・杏林大学・東京純心女子大学・武蔵野大学・京都ノートルダム女子大学ほか ●音楽科‥宮城学院女子大学・昭和音楽大学・エリザベト音楽大学ほか同一法人の学校・園[編集]
●聖霊学園高等学校 ●聖霊女子短期大学附属幼稚園・保育園その他[編集]
秋田公共職業安定所では、﹁公共職業訓練 長期高度人材育成コース﹂の中に、﹁保育士養成科︵2年︶﹂および﹁栄養士養成科︵2年︶﹂が本学において設定︵いわゆる、委託訓練︶されてあり、前者は、聖園学園短期大学も訓練施設として設定されている。ただし、本学は女子短大であることから、両養成科ともに訓練生の受入は女性に限定されている。脚注[編集]
(一)^ ab学生募集は2009年入学生で最終。2011年3月31日付けで正式廃止。
(二)^ ab学生募集は2007年入学生で最終。2009年3月31日付けで正式廃止。
(三)^ abc出典‥﹃全国学校総覧﹄
(四)^ ab昭和30年度版1,373頁より。
(五)^ 昭和44年度版31頁より。
(六)^ 原武史﹃昭和天皇御召列車全記録﹄新潮社、2016年9月30日、134頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
(七)^ ab平成23年度﹃全国短期大学高等専門学校一覧﹄35-36頁﹁聖霊女子短期大学﹂の項より。
(八)^ ab修業年限は昼間部1年制。
(九)^ abcde﹃教員養成課程認定大学短期大学一覧﹄︵1955年︶53頁﹁聖霊女子短期大学﹂の項より。
参考文献[編集]
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『聖霊女子短期大学』:入学案内小冊子