神戸常盤大学短期大学部
神戸常盤大学短期大学部 | |
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正門付近 | |
大学設置 | 1967年 |
創立 | 1908年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人玉田学園 |
本部所在地 | 兵庫県神戸市長田区大谷町2-6-2 |
学部 |
口腔保健学科 通信制課程 看護学科 |
ウェブサイト | http://www.kobe-tokiwa.ac.jp/univ/ |
神戸常盤大学短期大学部︵こうべときわだいがくたんきだいがくぶ、英語: Kobe Tokiwa University Junior College︶は、兵庫県神戸市長田区大谷町2-6-2に本部を置く日本の私立大学。1908年創立、1967年大学設置。大学の略称は神戸常盤。
本稿では、旧来の神戸常盤短期大学についても説明する。
概観[編集]
大学全体[編集]
●神戸常盤大学短期大学部は、兵庫県神戸市長田区内にある日本の私立短期大学で、運営主体は学校法人玉田学園。1967年に設置された。学科数は最大で4学科を擁していたが、2008年度より、一部の学科が神戸常盤大学へ譲渡され、新設の1学科含めて2学科に縮小された。2012年度より通学課程1学科に縮小︵別に、通信教育部看護学科がある︶。建学の精神︵校訓・理念・学是︶[編集]
●神戸常盤大学短期大学部における建学の精神 ●学問と実践、研究と技術を直結することによって、すぐれた職業人、生活にすぐれた能力をもつ有為の人材を育成すること[1]教育および研究[編集]
●神戸常盤大学短期大学部は保育者を養成する幼児教育学科および歯科衛生士を育てる口腔保健学科の2つがあり、いずれもエキスパートを育てる学科となっている。また、通信教育部看護学科も置かれており、全国の短大でも唯一のものとなっている。学風および特色[編集]
●神戸常盤大学短期大学部では、外国人留学生の受入れに力をいれている。沿革[編集]
●1908年 私立家政女学校設立。 ●1948年 神戸常盤女子高等学校開校。 ●1951年 学校法人玉田学園設置。 ●1967年 神戸常盤短期大学開学。旭一美が初代学長に就任。 ●幼児教育科‥在学者数は女子46[2] ●衛生技術科‥在学者数は160人︵うち男子46︶[2] ●1974年 衛生技術科の修業年限が3年に延長される ●1983年 専攻科衛生技術専攻を設置。 ●1984年 専攻科に幼児教育専攻を新設。 ●1986年 光成俊彦が2代目学長に就任。 ●1989年 教養科が新設される︵在学者数‥女105[3]︶ ●2001年 看護学科が新設される。 ●2003年 教養科を健康文化学科に改組 ●2005年 通信教育部を設置。 ●2006年 上田國寛が3代目学長に就任。 ●2008年 神戸常盤大学短期大学部に改称。口腔保健学科を設置。 ●2009年 3月31日をもって健康文化学科廃止[4]。 ●2010年 3月31日をもって衛生技術科・看護学科︵通学課程︶廃止[4]基礎データ[編集]
所在地[編集]
●兵庫県神戸市長田区大谷町2-6-2交通アクセス[編集]
●阪神電気鉄道・山陽電気鉄道西代駅での下車が最も便利であるが、同駅より北へ徒歩で10分程度はかかる。 ●JR神戸線・神戸市営地下鉄海岸線新長田駅からの利用も可能だが、北へ徒歩で15分程度はかかる。教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[編集]
●口腔保健学科通信制課程[編集]
●看護学科‥大学入学資格があり、准看護師資格を取得後実務経験10年以上有する者が入学条件という他には例のない短期大学通信教育部となっている。過去にあった学科[編集]
●衛生技術科[注釈 1] ●健康文化学科[注釈 1][注釈 2] ●看護学科[注釈 1] ●幼児教育科[4]過去にあった専攻科[編集]
●衛生技術専攻‥修業年限は昼間部1年制となっていた。 ●幼児教育専攻‥修業年限]は昼間部1年制となっていた。別科[編集]
●なし取得資格について[編集]
受験資格 ●看護師‥看護学科︵通信制︶ ●歯科衛生士‥口腔保健学科過去に取得できた資格について[編集]
●保育士‥幼児教育学科にて取得できるようになっていた。 教職課程 ●幼稚園教諭二種免許状が幼児教育学科にて取得できるようになっていた。 受験資格 ●臨床検査技師‥衛生技術科附属機関[編集]
●地域交流センター ●エクステンションセンター ●ときわ病院‥三木市にある。研究[編集]
●﹃ネパールにおける感染症の研究﹄ ●﹃ネパールにおける昆虫類の分布・生態調査﹄学生生活[編集]
部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]
●神戸常盤大学短期大学部のクラブ活動‥ ●体育系‥バドミントン・バレーボール・テニス・バスケットボール・卓球・スキー・スノーボード・フットサル・ダンスほか ●文化系‥ボランティア・放送・軽音楽・演劇・美術ほか医療系の短大らしく病理部がある。学園祭[編集]
●神戸常盤大学短期大学部の学園祭は﹁常盤祭﹂と呼ばれている。大学関係者と組織[編集]
大学関係者一覧[編集]
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施設[編集]
●旭記念館‥本館・体育館となっている。 ●研究室棟 ●総合グラウンド ●第二看護実習室 ●第三看護実習室 ●看護学科通信教育事務室 ●講義室・LL教室ほか対外関係[編集]
他大学との協定[編集]
ネパール[編集]
●ネパール医科大学 ●トリブバン大学関係校[編集]
●大学コンソーシアムひょうご神戸系列校[編集]
●神戸常盤大学社会との関わり[編集]
●医療・健康・福祉・教養に関する公開講座や、﹁地域交流フェスタ﹂と題した生活習慣病のチェックサービスを行うイベントも催されている。 ●2002年度より独立行政法人国際協力機構の﹁食品微生物検査技術研修プログラム﹂に協力している。ネパールへの交換研修生派遣制度を実施している。卒業後の進路について[編集]
就職について[編集]
●幼児教育科‥保育士として保育所に勤務する人が割合として最も多い。幼稚園への就職も少なからずいる。 ●衛生技術科‥病院や医療機関のみならず、大和化成・アロカ・帝人ファーマ・フジ・シー・アール・エスなど企業における専門職として勤務する人も多い[1]。 ●健康文化学科‥旧・教養科では一般企業が中心で、三井住友銀行や尼崎信用金庫などの金融業、ジャスコやイズミヤなどの小売業に就職した人が多いものとなっていた。健康文化学科になってからは、病院や歯科医院などの医療関係や福祉関係に就く人も増えている[1]。 ●看護学科‥看護職として病院や医療機関に就職する人が多い。神戸大学医学部附属病院・淀川キリスト教病院などが実績の一例としてあげられる[1]。編入学・進学実績[編集]
●幼児教育科‥追手門学院大学・梅花女子大学・関西学院大学ほか[1][5] ●衛生技術科‥杏林大学ほか[1][5] ●健康文化学科︵旧・教養科含む︶‥桃山学院大学・神戸親和大学・大阪産業大学ほか[1][5] ●看護学科‥島根大学ほか[1]附属学校[編集]
●神戸常盤大学附属ときわ幼稚園脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『神戸常盤短期大学』:入学案内小冊子
- 『神戸常盤大学 神戸常盤大学短期大学部』:入学案内小冊子