珠城りょう
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たまき りょう 珠城 りょう | |
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生年月日 | 10月4日 |
出生地 | 愛知県蒲郡市 |
身長 | 172cm |
血液型 | B型 |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台(宝塚歌劇) |
活動期間 | 2008年 - |
活動内容 |
2008年:宝塚歌劇団入団、月組配属 2016年:月組トップスター就任 |
公式サイト |
珠城りょう 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ロミオとジュリエット』 『ベルサイユのばら』 『1789-バスティーユの恋人たち-』 『激情-ホセとカルメン-』 『アーサー王伝説』 『グランドホテル』 |
珠城 りょう︵たまき りょう、10月4日[1] - ︶は、宝塚歌劇団月組に所属する男役。月組トップスター。
愛知県蒲郡市[1]、光ヶ丘女子高等学校出身[1]。身長172cm[1]。愛称は﹁りょう﹂、﹁たまき﹂[1]。
来歴
●2006年4月、宝塚音楽学校入学。
●2008年3月、宝塚歌劇団に94期生として入団。入団時の成績は18番。月組公演﹁ME AND MY GIRL﹂で初舞台。その後、月組に配属。
●同期には現花組トップ娘役仙名彩世、華雅りりか、早乙女わかば、麻央侑希、OGに愛風ゆめらがいる。
●2010年、﹁THE SCARLET PIMPERNEL﹂で、新人公演初主演。以降、5回に渡って新人公演主演を務める。
●2013年、﹁月雲の皇子﹂で、バウホール初主演。好評を博し、同年12月にも再演される。
●2014年、﹁New Wave!-月-﹂︵バウホール公演︶に、メインキャストとして出演。
●同年より、ダイキン工業のイメージキャラクターに就任[2]。
●2015年、﹁舞音-MANON-/GOLDEN JAZZ﹂より、月組2番手に昇格[3]。5期上の凪七瑠海・美弥るりかを飛び越えてのスピード出世を見せる[3]。
●2016年、﹁激情-ホセとカルメン-/Apasionado(アパショナード)!!Ⅲ﹂で、全国ツアー初主演。相手役はトップ娘役愛希れいかが務める。
●同年9月5日付で、龍真咲の後任として、月組トップスターに就任。
●2017年、﹁グランドホテル/カルーセル輪舞曲﹂で、大劇場トップお披露目を果たす。
●研9︵入団9年目︶でのトップ就任は、男役としては天海祐希の研7に次ぐ速さであり、近年では極めて異例のこととなる[4][5]。
人物
中学生時代に始めたクラシック・バレエの教師から音楽学校の受験を勧められる[6]。
宝塚入団前はスポーツウーマンであった。3歳から中学まで水泳を習い、小学校でバスケットボールを始め、陸上の県大会で高跳び2位入賞。中学時代はハンドボール部で主将も務めた。この時の経験が活かされていることについて後に﹁宝塚に入っても立ち直れないぐらい落ち込むことはありました。でも、心のどこかで﹃なんとかなる﹄って思っていて。前向きでいられたのは、スポーツをやってきたおかげだと思います。自分に負けるのは一番いや。言い訳しない、自分で限界を決めないって気持ちがずっとありました﹂と語っている[7]。
主な舞台
初舞台公演
- 2008年3月~5月、月組『ME AND MY GIRL』(宝塚大劇場)
月組時代
- 2008年5月~7月、『ME AND MY GIRL』(東京宝塚劇場)
- 2008年11月 - 2009年2月、『夢の浮橋』/『Apasionado(アパショナード)!!』
- 2009年3月、『二人の貴公子』(バウ)スターヴリング
- 2009年5月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』新人公演:ジュラ(本役:光月るう)
- 2009年10月、『ラストプレイ-祈りのように-』/『Heat on Beat!』新人公演:ムーア(本役:霧矢大夢)
- 2010年2月、『HAMLET!!』(バウ・東京特別)レアティーズ
- 2010年4月、『THE SCARLET PIMPERNEL』ハル、新人公演:パーシー・ブレイクニー(本役:霧矢大夢)
- 2010年9月、『ジプシー男爵』/『Rhapsodic Moon』ヒスニ、新人公演:ジュパン(本役:汝鳥伶)
- 2010年12月、『STUDIO 54』(ドラマシティ・東京特別)ダグラス・マーチン
- 2011年3月、『バラの国の王子』/『ONE -私が愛したものは…-』ハチドリ、新人公演:家臣(虎)(本役:明日海りお)
- 2011年7月、『アルジェの男』/『Dance Romanesque』アルマン、新人公演:アンリ・クローデル(本役:明日海りお)
- 2011年11月、『アリスの恋人 -Alice in Underground Wonderland-』(バウ・東京特別)マーチ・ラビット
- 2012年2月、『エドワード8世-王冠を賭けた恋-』/『Misty Station-霧の終着駅-』スチュワート・メンジーズ/新人公演:デイヴィッド・ウィンザー(本役:霧矢大夢)
- 2012年3月、蒼乃夕妃ミュージック・サロン『VERY BEST OF ME』(宝塚ホテル)
- 2012年6月~9月、『ロミオとジュリエット』死、新人公演:ロミオ(本役:龍真咲、明日海りお) 新人公演主演
- 2012年10月~11月、『春の雪』(バウホール・日本青年館)本多繁邦
- 2013年1月~3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』ジェローデル(美弥るりかと役替わり)、アルマン(宇月颯と役替わり)、新人公演:アラン(本役:星条海斗)
- 2013年5月、『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)-衣通姫(そとおりひめ)伝説より-』(バウホール)木梨軽皇子
- 2013年7月~10月、『ルパン-ARSÈNE LUPIN-/Fantastic Energy!』ジョゼファン、新人公演:アルセーヌ・ラウール・ルパン(本役:龍真咲)
- 2013年11月~12月、『JIN-仁-/Fantastic Energy!』(全国ツアー)千吉
- 2013年12月、『月雲(つきぐも)の皇子(みこ)-衣通姫(そとおりひめ)伝説より-』(天王洲銀河劇場)木梨軽皇子
- 2014年1月、『New Wave!-月-』(バウホール) '
- 2014年3月~6月、『宝塚をどり』『明日への指針-センチュリー号の航海日誌-』カール六等航海士、新人公演:サイモン(本役:沙央くらま)『TAKARAZUKA 花詩集100!!』花の紳士A、黒の王子、月下美人A、詩人、新人公演:花詩集の紳士、花の紳士S、トップスター男、踊る紳士S、銀の花の男(本役:龍真咲)
- 2014年7月~8月、『宝塚をどり/明日への指針-センチュリー号の航海日誌-/TAKARAZUKA 花詩集100!!』(博多座)ナイジェル
- 2014年9月~12月、『PUCK(パック)/CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』ボビー、新人公演:サー・エドワード・グレイヴィル(本役:飛鳥裕)
- 2015年1月~2月、『Bandito(バンディート)-義賊 サルヴァトーレ・ジュリアーノ-』(バウホール・日本青年館)サルヴァトーレ・ジュリアーノ
- 2015年4月~7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』マクシミリアン・ロベスピエール
- 2015年9月、『DRAGON NIGHT!!』(シアタードラマシティ・文京シビックホール)
- 2015年11月~2016年2月、『舞音-MANON-/GOLDEN JAZZ』ファン・チ・クオン
- 2016年3月~4月、『激情-ホセとカルメン-/Apasionado(アパショナード)!!Ⅲ』(全国ツアー)ドン・ホセ
- 2016年6月~9月、『NOBUNAGA<信長>-下天の夢-/Forever LOVE!!』ロルテス
月組トップスター時代
- 2016年10月~11月、『アーサー王伝説』(文京シビックホール・シアタードラマシティ)アーサー
- 2017年1月~3月、『グランドホテル/カルーセル輪舞曲(ロンド)』フェリックス・フォン・ガイゲルン男爵
- 2017年5月、『長崎しぐれ坂/カルーセル輪舞曲(ロンド)』(博多座)卯之助、鳶頭
- 2017年7月~10月、『All for One~ダルタニアンと太陽王~』ダルタニアン
- 2017年11月~12月、『鳳凰伝-カラフとトゥーランドット-/CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』(全国ツアー)カラフ
- 2018年2月~5月、『カンパニー-努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)-/BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』青柳誠二
- 2018年6月、『雨に唄えば』(TBS赤坂ACTシアター)ドン・ロックウッド※予定
- 2018年8月~11月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』トート※予定
受賞歴
- 2014年、「宝塚歌劇団年度賞」2013年度新人賞
- 2015年、「宝塚歌劇団年度賞」2014年度努力賞
- 2018年、「阪急すみれ会パンジー賞」2017年度男役賞
CM出演
- 2014年-、ダイキン工業「うるさら7」[2]
脚注
(一)^ abcde﹃宝塚おとめ 2017年度版﹄ 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、51頁。ISBN 978-4-86649-004-5。
(二)^ ab宝塚歌劇団月組 珠城りょうさんをCMキャラクターに起用ダイキン工業株式会社
(三)^ ab月組・珠城りょう全組最下級生2番手にデイリースポーツオンライン
(四)^ 次期月組トップスターに珠城りょうさん毎日新聞より。
(五)^ 宝塚月組新トップスター珠城りょう、天海祐希に次ぐ“スピード出世”SANSPO.COMより
(六)^ nikkansports.com ﹁プレシャス!宝塚﹂ 2012年2月16日﹁霧矢大夢に食らいつく/珠城りょう﹂
(七)^ 日刊スポーツ 2017年7月20日