ラジオ日本ジャイアンツナイター
ラジオ日本ジャイアンツナイター | |
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ジャンル | プロ野球中継(巨人戦) |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 |
1959年(昭和34年)5月2日 - 継続中 (現在のタイトルになったのは1979年4月から) |
放送時間 | 火曜 - 金曜 17:55 - 試合終了 |
放送局 |
ラジオ関東(RF)→ アール・エフ・ラジオ日本 |
ネットワーク |
ぎふチャン ラジオ関西(共に火曜 - 金曜のみ) |
公式サイト | 公式サイト |
概要[編集]
1958年12月、ニュース・スポーツ・音楽を編成の三本柱とした開局したラジオ関東︵当時︶が、翌1959年シーズンより在京局に先駆けて完全中継を行って以来の同局の看板番組。第1回は同年5月2日に平和台野球場で開催された西鉄ライオンズ対大毎オリオンズ。この年は巨人戦48試合を中心にしたセ・リーグ55試合、パ・リーグ48試合、その他オールスター2試合の合計105試合を送った[1]。 1977年10月に同局が読売新聞ニュースを放送する見返りとして、読売ジャイアンツ主催ゲームを独占中継する事となり、1979年シーズンより番組タイトルを従来の﹁ラジオ関東バッチリナイター︵ - かんとう - 、Radio Kanto Bacchiri Nighter︶﹂から﹁ラジオ関東ジャイアンツナイター﹂へ改称。巨人軍を徹底的に追い掛ける番組となった。2005年までは﹁絶対巨人主義!!﹂をキーワードに、ニッポン放送・文化放送が独占中継権を持つヤクルト主催ゲームを除く巨人戦のほぼ全試合を完全中継した。2006年以降はビジターの試合中継数は減少している。なお、祝日にデーゲームを生放送する場合でもタイトルの変更はせず、﹁ジャイアンツナイター﹂のまま放送する。 なおラジオ日本では1988年シーズンより中央競馬中継﹃競馬実況中継﹄が絶対最優先となったため、土曜・日曜のデーゲームについては巨人主催試合であっても一切自社向けに放送しない。祝日デーゲームの場合でも競馬の開催日と重なれば特別企画扱いで中央競馬東日本主場全12レースの中継を行う。クライマックスシリーズに関しては巨人が出場するステージのみ放送するが、レギュラーシーズンと同様の放映権の制約があるうえ、巨人が関与していてもビジターとなるステージは中継しないこともある。また、MBSラジオと異なり、クライマックスシリーズの巨人主催試合でも土曜・日曜のデーゲームの場合はシーズン同様、競馬最優先となり自社では放送されない。テーマソング[編集]
過去に﹁ロレーヌ行進曲﹂という楽曲が使用されていた。この曲は直前番組﹁ナイター見どころ聴きどころ﹂のテーマソングとしても使われ、こちらは当時の岐阜放送へもそのままネットされていた。現在使用している曲は、前テーマ後テーマとも、ラジオ日本ジャイアンツナイターオリジナルテーマソングである。放送時間[編集]
火曜日~金曜日[注 5] 17:55-試合終了 一時期は﹁日本一︵放送開始時間が︶早いナイター中継﹂と題し、事前番組を17:20から放送開始していた事もあった。 2004年シーズンまではBSデジタルラジオ﹁BS日テレラジオ445﹂でも巨人主催のホームゲームのみだが放送されていた。 中継終了時にエンディングBGMがある。このBGMは2018年まではぎふチャンやラジオ関西︵共に飛び降り時を除く︶、RF制作の中継をネットする局︵2018年のみ、一部ネット局を除く︶にも流れていた。21:30までに試合終了した場合はクッションプログラム﹁ジャイアンツ・タイムズ︵Giants Times︶﹂を放送。また21:30以後も試合が続いた場合、日曜日以外は以後の番組の時間スライドはせず休止、ないしは時間短縮となる。[注 6][注 7] 2015年以後、デーゲーム開催日の録音放送をしなくなったうえ、特に土・日曜日を中心に︵後述の通り2020年代は、平日開催でも地方球場で行うものなども含む︶ニッポン放送︵LF︶で巨人主管試合を放送しない日が発生しやすくなったため、関東勢同士、並びに交流戦の時の東北楽天戦︵東北放送ラジオはNRNナイターの指定カード、または予備カードからの繰り上げでない限りは、楽天戦のビジター試合を原則放送しない方針であるため︶で、全国のラジオで全く放送されない巨人主管試合が発生している。ネット局および中継制作を担当する放送局[編集]
当番組では、開局以来ラジオ日本制作の放送をネットしてきたぎふチャン︵GBS、﹃ダイナミックナイター﹄︶と、1978年︵昭和53年︶からネットを行っているラジオ関西︵CR→AM KOBE→CRK、﹃ジャイアンツナイター﹄︶がある他、CBCラジオとも古くから裏送りネット受けなどの関係があった。1980年代と2016年からはJRN系列の一部放送局とも提携して局間ネットや裏送りネットを行うようになった。このため野球中継についてはRF-GBS-CRKネットとJRNの2系列が入り混じっている。 なお、ヤクルト主催ゲームは﹃ラジオ関東バッチリナイター﹄時代の1977年︵昭和52年︶までは放送できたが、1978年は中波民放はNRN優先でJRNのみ開放、1978年以後はNRN独占となり放送できない︵ただし、日本野球機構︿NPB﹀主催扱いとなる日本シリーズは放送できた他、巨人主催ゲームがNRNに再開放された1993年からは、その見返りとして2003年まで対巨人戦以外のカードに限り試合数を限定して放送が認められた︶。旧横浜大洋→横浜ベイスターズ主催ゲームも、1978年から2001年までは、1993年以降の対巨人戦以外のごく一部の試合とNPB主催扱いの日本シリーズを除き放送できなかった︵後述︶。RF-GBS-CRKネットにおける各局の放送状況[編集]
放送局 | 火~金 | 備考 | ||||||
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巨人主催 | 巨人ビジター | カード無し | ||||||
ナイトゲーム | デーゲーム | ナイトゲーム | ||||||
対ヤ | 対中・日・ソ | 対他 | ||||||
ラジオ日本 | ◎ | ※1 | R | ◎ | ※2 | R | RFは月曜日に巨人戦がある場合(交流戦・祝日など)にナイター中継を行う場合がある。 巨人主催試合であってもナイターでビジターチームエリアの放送局へのネットおよびJRN系列局の予備試合 となる可能性がない場合、放送せずRとする場合がある 土・日はナイターに限り一部試合を特番として放送。 | |
ぎふチャン | R | RFやCRKが中継を放送する場合でも独自にRとする場合がある[4]。 | ||||||
ラジオ関西 |
- 凡例
- ◎=RFは試合終了まで、GBSは最大延長21:30まで、CRKは21:00まで放送(カードによりRの場合あり)
- R=レインコート番組(後述)を放送
- ※1=火〜金曜日で祝日の場合はデーゲームでも中継する事がある(生中継の場合、ナイター枠の時間帯はRとなる)
- ※2=原則としてR(一部の試合は◎)
制作担当局[編集]
※2018年以降
放送局 (番組タイトル) |
担当球団 | ネット曜日 | 備考 |
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北海道放送 (HBCファイターズナイター) |
日本ハム | 火→金 | 2010年より土・日の自社制作分はSTVラジオが裏送り中継体制をとれない場合に限り予備カード扱いでニッポン放送(LF)・MBSへネットする事がある(LFが中継を休止した日はMBSに本番カードとしてネットすることもある)。 |
CBCラジオ (CBCドラゴンズナイター) |
中日 | 火→金 | 2011年より土・日の自社制作分はLF・MBSが自社で中継体制をとれない場合に限り予備カード扱いでLF・MBSへネットする事がある(LFが中継を休止した日はMBSに本番カードとしてネットすることもある)。 |
朝日放送ラジオ (ABCフレッシュアップベースボール) |
阪神 オリックス |
火→木 | 2009年度までは土・日もJRNネットであった。この名残で、NRNネットの金→月曜日のうち、土・日曜日はデーゲームに限りHBC・CBC・RKB向けの中継制作も行う。 オリックス戦は自社では殆ど放送しないため、対戦相手地元局が自社制作した場合はそちらにJRN中継担当を委託することがある。 |
MBSラジオ (MBSベースボールパーク) |
金 | 2010年より土・日曜日の一部の試合(主にナイター)でHBC・CBC・RKBへネットする場合もある。ただしLF-MBSネットを優先するため、LFの本番カードの場合はMBS-LFとJRNの二重制作もしくはLFとMBS-JRNの二重制作となる場合がある。 | |
RKB毎日放送 (RKBエキサイトホークス) |
ソフトバンク | 火→金 | 2011年より土・日の自社制作分はLF・MBSが自社で、KBCが裏送りで中継体制をとれない場合に限り予備カード扱いでLF・MBSへネットする事がある。 |
過去の制作担当局[編集]
放送局 (番組タイトル) |
担当球団 | 備考 |
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東北放送 (TBCパワフルベースボール) |
楽天 | NRNネットの月・水→金曜日も、裏送りでJRN向けの中継制作は行う(ただし予備カード時の「楽天対阪神」のうち、水・木曜はABC、金曜はMBSにJRN中継担当を委託することがある)。 JRN向けを優先する土・日曜も、2010年より自社制作分の場合、JRN系列局向けの送出予定がない一方でNRN系列局へのネット予定がある場合には、自社分をNRN向けとして放送し、関東・関西でのビジターゲームはNRNラインでネット受けする。 |
TBSラジオ (TBSラジオ エキサイトベースボール) |
巨人 DeNA 西武 |
1979年-1992年まで、RFとTBSが業務提携を結び、2系統別制作(1981年まではRF用、TBS用。相互乗り入れがあり事実上裏送りという形式となった放送もあった。1982年から完全にRF側、TBS側それぞれのスタッフでの別制作)を行ったほか、巨人ビジターの試合を対象にCBC、ABC、RCC裏送り、もしくはRF制作・RCC・CR協力となる試合があった。その後NRNの巨人主催試合再解放に伴い1993年以後、CBC制作の中日戦以外は提携を解消していたが、2016年度から提携を本格再開し、TBS制作の巨人主催、及びDeNA・西武主催の対巨人ビジター試合をネット受けしていた。 TBSのプロ野球中継撤退により、2018年以降は巨人主催はRF制作に一本化されたが、TBSが裏送りを行っているDeNA主催試合(ABC・MBS向けの対阪神戦やCBC向けの対中日戦)を巨人戦の予備カードとして設定する場合がある。 |
中国放送 (RCCカープナイター) |
広島 | NRNネットの水→金曜日も、裏送りでJRN向けの中継制作は行う(ただし予備カード時の「広島対阪神」のうち、水・木曜はABC、金曜はMBSにJRN中継担当を委託することがある)。 JRN向けを優先する土→月曜〔土・日ナイターは2010年より〕も、自社制作分の場合、JRN系列局向けの送出予定がない一方でNRN系列局へのネット予定があり、かつヤクルト・阪神・オリックス主催に絡む日数補償の必要がない場合には、自社分をNRN向けとして放送し、ビジターでもJRN系列局が放送しない一方でNRN系列局が放送予定を組んでいる場合は、NRNラインでネット受けする(ただし在京球団主催のデーゲームと月曜ナイターはLF・QRの放送予定にかかわらず、原則としてTBSラジオからの裏送りまたは自主制作。ただしナイターオフ期間は年度により例外あり)。 |
中日戦[編集]
このカードは巨人主催、中日主催を問わず平日ナイターであればRF-GBS-CRKネットに加えて2018年からCBCとも局間ネットを行い、4局ネットで放送される。
東京ドームでの巨人主催試合が土・日曜日にデーゲームで行われる場合、ラジオ日本からCBC向けに裏送り出しが行われる。また諸般の事情により平日ナイターでもラジオ日本が放送しない場合、実況アナウンサーを派遣するCBCに対して技術協力を行う[注 8]。
阪神戦[編集]
- 朝日放送ラジオ(ABCラジオ:JRN・NRNクロスネット、『フレッシュアップベースボール』):火 - 木ナイターはABC発(稀にRF発も)ネット受けないし協力関係、土・日デーゲームは巨人主催試合に限り技術協力またはRF発裏送り
- 毎日放送→MBSラジオ(JRN・NRNクロスネット、『MBSベースボールパーク』):月・金曜ナイターのみ
1979年から1992年までは朝日放送(現・朝日放送グループホールディングス)またはTBSラジオ発の裏送りを受けた時代もあった。1993年(平成5年)から関西地区の制作協力局がラジオ関西に切り替えられ、2008年までは阪神主催試合も多く放送された。2009年以降、CRKが制作から撤退したため阪神主催試合の放送が激減するも、2019年(平成31年/令和元年)シーズンからABC発のネット受けが再開され、MBS発も金曜日のナイターに限ってネット受けされることになった。
ラジオ日本発でABCラジオへのフルネットは、1979年~1981年と2016年・2017年はJRN全国中継本番をRFが制作する場合に行っていた。2020年以降、ABCが関東への人員出張を削減していることからラジオ日本・CRKとABCラジオの3局ネットによる放送が度々起こっている。2021年4月13日の「巨人 vs 中日」では、RF-GBS-CRKネットにABCラジオ・CBCラジオを加えた5局ネットが実現した。
土・日曜に東京ドームで行われる巨人主催デーゲームについては、ABCラジオが乗り込む場合に技術協力を行う。MBSラジオは、土曜日のみニッポン放送の技術協力により自社制作するが、日曜日は中央競馬中継(『GOGO競馬サンデー!』)が絶対最優先[注 9] のため、クライマックス・セに阪神が出場する時のみでレギュラーシーズンは一切放送しない。
なお、在京局の要員の都合によっては、ABCラジオ・MBSラジオがどちらもJRN・NRNのクロスネット局であることから、ナイターでの乗り込み自社制作時の技術協力を、平日の巨人主催試合でもJRN担当日にニッポン放送または文化放送が、NRN担当日にRFラジオ日本が行うことがあるが、在京局がが自社でも放送する場合は、技術協力局に関係なくABCラジオ・MBSラジオ・HBCラジオ・RKBラジオ・CBCラジオ・ラジオNIKKEIの6社共同ブースや、東京ケーブルネットワークのブースを使用することがある。
広島戦[編集]
- 中国放送(RCCラジオ:JRN・NRNクロスネット、『Veryカープ!RCCカープデーゲーム中継』)
1995年シーズンまでは10月の消化試合のみ、TBSに代わってRFとRCCの2局ネットが行われたが、1996年以降はニッポン放送(LF、『ショウアップナイター』)とTBSのどちらかが曜日および要員に応じて裏送りを行うようになったため、野球中継でのラジオ日本との関係は広島主催試合での技術協力を除いてほぼ消滅した。
巨人戦がNRN独占カードのヤクルト(および2001年までの大洋→横浜)主催試合となった場合は、裏カードの広島主催試合をRCCの技術協力による乗り込み自社制作(またはラジオ関西制作)で中継したこともあった。
2016年(平成28年)と2017年は、TBSとラジオ日本の提携に伴い「広島 vs 巨人」だけでなく巨人戦予備カードから昇格のその他の広島主催試合が、TBSに加えてRF-GBS-CRKにも火曜日は同時ネットで、水 - 金曜日は裏送りで放送された他、祝日の「巨人 vs 広島」デーゲームではラジオ日本からのネット受けも行われた。
2018年以降はRF-GBS-CRKネットでの広島主催試合の放送は開幕カードなどの例外を除いて無くなる代わりに、土・日曜日の「巨人 vs 広島」デーゲームではCBC向けと同様にラジオ日本が制作協力または受託をしている。2019年(平成31年)からはラジオ日本発の裏送り出しもスタートした(後述)。さらに、ラジオ日本の『マリーンズナイター』休止後の2021年も土・日曜の「ロッテ vs 広島」デーゲームでのRCCへの裏送り出しを行っている。以降の巨人・ロッテ主催デーゲームに関しては原則としてニッポン放送および文化放送での放送有無にかかわらずラジオ日本に制作を委託している。
2023年にはTBSラジオの制作委託業務縮小に伴い、「DeNA vs 広島」のデーゲームの制作委託の一部も5月3日(水曜日)・4日(木曜日)のデーゲームを皮切りにラジオ日本が担当することになった。ナイターではNRN(阪神・オリックス主催は対広島戦のみ曜日・時間帯にかかわらずABCからのネットに固定)に一本化している一方、デーゲームではネットワークの縛りが緩いため、RFやJRN系列局との関係を維持するために取られた措置である[注 10]。裏送りとはいえ、ラジオ日本がDeNA主催試合の制作に携わるのは、2016年度以来7年ぶりとなる[注 11]。
日本ハム戦[編集]
- 北海道放送(HBCラジオ:JRN、『ファイターズナイター』)
過去には札幌テレビ(STVラジオ:NRN、『アタックナイター』)が巨人主催試合をレギュラーでネットしたこともあったが、2016年から交流戦および日本ハム戦非開催時の巨人主催試合に限って、HBCがネット受けする試合が出た。現在は最大3試合をネット受けし、原則隔年(日程編成上例外的に2年続く場合あり)でラジオ日本発(「巨人 vs 日本ハム」)とHBC発(「日本ハム vs 巨人」)が入れ替わる。なお「日本ハム vs 巨人」をHBCのネット受けで放送したケースは2017年6月9日(解説・岩本勉、実況・水野善公)が初となった。
巨人主催で行われる2021年は日程の関係でラジオ日本から金曜ナイターではネット受け、日曜デーゲームでは裏送り出し(解説者はHBCから大宮龍男を派遣)が行われる一方、土曜ナイターは裏送り経費を節約するため、ニッポン放送から『ショウアップナイター』のネット受けとなる。
ソフトバンク戦[編集]
JRNシングルネットのためCBCと同様に取り組みやすい関係で、PayPayドームでの「ソフトバンク vs 巨人」は裏送りネットを受けてきた。2018年以降はネット受け他、火曜日の交流戦「巨人 vs ソフトバンク」ではラジオ日本発の九州・山口地区ネット放送も行う。土・日曜日に「巨人 vs ソフトバンク」デーゲームが行われる場合は、RF発裏送りを行う。
楽天戦[編集]
- 東北放送(TBCラジオ:JRN・NRNクロスネット、『パワフルベースボール』)
TBS『エキサイトベースボール』最終年度の2017年に、交流戦の「楽天 vs 巨人」を放送したことがある。この時はTBCからTBSに裏送りされた実況をRF-GBS-CRKネットでも同時放送するという形で建前上TBS制作となり、巨人側ベンチレポートにはTBSの新タ悦男が配置された。2018年以降は、RFがビジターゲームのネット受けそのものを、TBCは裏送りを必要とするビジターゲームの放送を抑制している関係上TBC発は放送されることが事実上無くなった。RF発は2018年以後もこのカードの巨人主催試合が火曜日に開催された場合に限ってネット受けするケースがあり、実例として2018年6月5日(解説・水野雄仁、実況・石黒新平)[注 12] がある。また火曜日に楽天の試合が初めから予定されていない場合もTBCがRFから受けることがあり得たが、編成上パ・リーグのカードを優先していることと、『マリーンズナイター』の休止に伴い、2019年以降原則として文化放送(裏送り)やJRN系列局制作分の放送に切り替えられた。
日本野球機構主催大会の対応[編集]
JRN・NRNとの関係[編集]
開局当初は基本的に自主制作であったが、当時は在京ラジオ局がプロ野球中継を全曜日放送している訳ではなかった事や、現在のような全国規模のネットワークシステムが未整備だったこともあり、当時ラジオ関東と資本関係のあった毎日新聞社に近い、中部日本放送︵CBC︶・毎日放送︵MBS︶・中国放送︵RCC︶をはじめ、東海ラジオ放送︵SF︶・朝日放送︵ABC︶・ラジオ関西︵CR︶など球団所在地の放送局と裏送りを含む暫定的なネットワークを組んで、関東地区以外の試合中継に対応していた。 1965年︵昭和40年︶5月にJRN・NRNが相次いで結成されると、これらネットワークとは無関係だったラジオ関東は取り残される結果となり、関東地区以外の試合を中継する場合にも現地に乗り込んで制作を行う事になった。しかし、ネットワークは岐阜放送と近畿放送︵現・京都放送。KBS京都︶しかなかった。またラジオ関東自体も出力30kWであるがゆえに、神奈川・東京以外では聴取が難しく、聴取率も在京局に差をつけられ、営業面でも苦戦していた[5]。大洋戦放送権本格獲得[編集]
1967年︵昭和42年︶から、それまで散発的だった大洋ホエールズ︵現‥横浜DeNAベイスターズ︶主催ゲームの中継を本格的に開始。 これは前年シーズンオフ、TBSとフジテレビが広島東洋カープ主催の対読売ジャイアンツ戦から日本テレビを締め出そうとした事で[注 14]、TBS・フジと日テレの間で紛争が起こり、日テレと読売新聞が報復措置として巨人主催ゲームのラジオ放送からTBSラジオ=JRN・ニッポン放送&文化放送=NRNを締め出してラジオ関東・NHKラジオ第一放送・日本短波放送のみに放送権を与え、またその報復としてTBSが大洋ホエールズ主催ゲームからラジオ関東を締め出そうとした問題が発端となっている。 この問題には日本広告主協会の理事長︵当時︶だった服部礼次郎︵当時精工舎専務︶らが仲介に入ったが解決まで時間を要し、中部日本放送︵現‥CBCラジオ︶も4月第2節に予定していた﹁中日vs巨人﹂のラジオ関東への裏送りを﹁日本テレビと提携している局に中継を認めるわけにはいかない﹂拒否する事態となり、ラジオ関東は急遽パ・リーグの﹁近鉄vs南海﹂を編成した。また、中国放送も開幕前に初の広島戦の年間全試合中継を告知していたのが[6]、日本テレビから﹁巨人vs広島﹂開幕3連戦の放送を拒否される事態となった[7]。 結局、4月25日にTBSとフジテレビが譲歩して日本テレビが広島対巨人戦を2試合並列放送を認める事で合意し[注 15]、読売新聞が巨人主催試合のラジオ放送からのJRN・NRNの締め出しを撤回した見返りとして、大洋主催ゲームの優先放送権をラジオ・テレビ共に保有していたTBSが見返りとしてラジオ関東の締め出しを撤回したものだった[8][9]。またCBCもラジオ関東への裏送りの拒否を撤回して再開した。 その後、巨人戦についてはヤクルト・大洋・巨人主催の全てが自社制作で中継できる体制が1977年まで続いた。特に予備カードはラジオ関東の本社が神奈川県にある事から、大洋主催ゲームとなることが多かった。関東地区以外での試合についてはCBC・MBS・RKB・RCC等が裏送りした他、RFの乗り込み自社制作もあった。また、関西地区では前述の通りKBSがネット受けした他、大阪放送︵ラジオ大阪・OBC︶も日曜日の関東圏開催のビジターの南海ホークス戦を﹃南海ナイター/南海サンデーワイド/ホークス日曜ナイター﹄︵年度や放送枠により番組名が異なった︶として裏送りを含むネット受けで放送したことがあった[注 16]。この2局はNRNに発足と同時に加盟していたが、放送区域が被るABC・MBSとの兼ね合いでNRNナイターのネットに参加していなかった。バッチリナイターからジャイアンツナイターへ[編集]
1974年︵昭和49年︶3月にTBS︵東京放送。会社としては、現‥TBSホールディングス︶の株を放出して以来、在京ラジオ局との繋がりを持たなかった読売新聞社は有事の際の報道手段のひとつとして中波ラジオ局を持つ事が必要であると判断。1977年︵昭和52年︶、在京の各ラジオ局に対し、﹁読売新聞ニュース﹂を自社および系列局で放送する事を条件に読売ジャイアンツ主催試合の中継を認める事を提案した。 しかし、当時のTBSは筆頭株主であった毎日新聞社が経営悪化に伴い株式を大量に放出した事[注 17]で、漸く新聞資本から脱却できた時期であった。また、ニッポン放送は総帥・鹿内信隆(当時会長)を通じフジサンケイグループの中核会社として位置していた。
さらにJRN・NRNともに地方系列局は地元新聞社の資本が入っている局が多かった。これらの理由から、ラジオ関東よりも先に「ジャイアンツナイター」のタイトルを使用していて、当初はこの提案にも乗り気だった文化放送を含めた在京各社は結局許諾不可能としてこの提案を拒否した。
TBS・文化放送・ニッポン放送がそれぞれ拒否をし、系列局への呼びかけを続けたため、手をこまねいている隙間を縫って、ラジオ関東社長遠山景久は読売新聞社の提案を受諾することを決めた。開局以来放送された「毎日新聞ニュース」は1978年(昭和53年)1月1日より「読売新聞ニュース」に切り替わり、ラジオ関東バッチリナイターは「ジャイアンツナイター」と改題、逆に「ジャイアンツナイター」のタイトルを使えなくなった文化放送は『ホームランナイター』と改題した。ラジオ関東が巨人戦をラジオ完全独占放送するという新しい展開がスタートした。
また、これまでラジオ関東からナイターをネット受けしていた近畿放送(KBS京都、『KBSパーフェクトナイター』)は、これを機にNRNナイターのネットに切り替えたためニッポン放送・文化放送との関係が強化され、『オールナイトニッポン』のネット受けもスタートした。
TBSとの連携へ[編集]
しかし、読売ジャイアンツ主催試合の中継が出来ない事で在京ラジオ局は軒並み営業成績が落ち込み、地方聴取者からの不満も集中した。このため読売新聞社と在京ラジオ各局は再交渉に及び、TBSは巨人主催ゲームの中継をラジオ関東から購入することを提案、これに読売新聞社・ラジオ関東が受諾[10]。TBSラジオ︵﹃エキサイトナイター﹄︶およびJRNは翌1979年︵昭和54年︶から読売ジャイアンツ主催試合の中継を再開した。その後、日本テレビの働きかけや前述の「三原則」の緩和により日本テレビ系列の兼営局を中心に、月曜日に限り「ジャイアンツナイター」のネットを行う局が増え、札幌テレビ放送(現在のSTVラジオ。『アタックナイター』)では土曜日・日曜日のNRNナイターを「ジャイアンツナイター」に差し替えて放送するようになった。北日本放送・西日本放送や九州朝日放送も一部の曜日で「ジャイアンツナイター」を放送した。また、RCCもナイターオフの消化試合の巨人対広島戦に限って「ジャイアンツナイター」をネットしたことがある。
なお、本拠地が後楽園球場から東京ドームに変わった1988年シーズンから、巨人の主催試合は原則として全試合ナイターで開催されることになり、プロ野球公式戦の放送が無くなった土・日曜日の昼間は『競馬実況中継』を最優先とすることにした。日本シリーズに巨人が進出できなかった年は、日本シリーズも放送しないことがあった。
NRNへの開放[編集]
やがて、佐川急便疑惑に関する一連の報道でTBSと読売の関係が悪化し、TBSはラジオのみで放送されていた読売新聞ニュースを打ち切る姿勢を見せた。読売は1992年(平成4年)7月、翌1993年シーズンより巨人主催ゲームのラジオ中継をオープンにすると発表[15]。これにより、NRNも巨人主催試合が中継できるようになり、ニッポン放送は読売の対応を待っていたかのように東京ドーム巨人主催試合のうち、対ヤクルトと横浜の全試合の放送を決めた。同時に、TBS・RF陣営がホームゲーム中心でNRN独占カードを除くビジターも放送、ニッポン放送・文化放送[注 26] のNRN陣営はビジターゲームを主に放送するという、1979年から維持されてきた関東AM局による巨人戦中継の「バランスの基礎」が崩壊。以後『ショウアップナイター』はホーム・ビジター関係なく巨人戦優先の放送となり、ラジオでのプロ野球中継というコンテンツ全体を見渡しても、全球団の中継が可能なニッポン放送が圧倒的な優位に立った。
また、1993年(平成5年)のシーズンオフには、巨人戦独占中継権獲得に尽力した遠山景久が社内クーデターによってラジオ日本代表取締役会長を解任されていた。
この頃から関西地区での「ジャイアンツナイター」はABCに代わってラジオ関西が制作協力を行うようになり、対巨人以外の阪神主催試合ではパ・リーグのカードと同様にラジオ関西が制作することがあった。
TBSラジオは1994年(平成6年)からヤクルトスワローズ・横浜ベイスターズ主催試合をどちらかが読売ジャイアンツと対戦を行っている裏カードに限りニッポン放送から放映権を購入する形でJRN全国ネットでの放送ができるようになった[15]。またRFラジオ日本も横浜とヤクルトがともに主催試合を行った日に、横浜主催は1995年から、ヤクルト主催は1996年に巨人戦以外のカードが開放され、こちらはTBSラジオと異なり幾分条件が緩和され、巨人戦非開催時も放送できた他、横浜主催に関しては、ラジオ日本が横浜を本社にしていることに配慮して、阪神・中日・広島主催巨人戦の第1予備カードとしても編成することが認められた。巨人戦非開催時は、当該球団主催ゲームをニッポン放送との並列でRFラジオ日本が放送したり、ニッポン放送がサッカー日本代表戦中継を優先した日にRFラジオ日本が関東地区独占で放送したことがあった(サッカー中継が関東ローカルの場合、NRNにはヤクルトまたは横浜戦をニッポン放送が裏送りして対応)。
しかし、CBCは東海ラジオ(NRN単独加盟)との関係上ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ戦のネットが認められず、予備カード(主にABC・MBS・RCC制作による阪神と広島の対戦、RKB制作によるダイエー主催試合、西武・ロッテ・日本ハムいずれかの主催試合のTBSによる裏送り分)または雨傘番組に差替えを余儀なくされた[注 27]。また当該日に愛知県および岐阜県でパ・リーグの公式戦が開催された時にはCBCが自社制作を行った。
またRFラジオ日本制作のヤクルト主催ゲームも、対阪神タイガース戦をAM KOBEへ、対中日ドラゴンズ戦をぎふチャンへネットすることは認められず、該当時はCBCと同様に予備カード(ラジオ関西制作またはRF制作裏送りのオリックス・近鉄・ダイエー主催ゲーム、RF制作裏送りの日本ハム・ロッテ・西武主催ゲーム)または雨傘番組で穴埋めした。
一方、クロスネットのABC・MBS・RCCはヤクルトスワローズ対阪神タイガース/広島東洋カープ戦ではJRN受けの曜日でもNRNにラインを切り替え、またはニッポン放送(RCCの土曜日・日曜日のナイターは文化放送の場合もあり)協力による自社制作で放送した。横浜ベイスターズ主催ゲームのTBSラジオ・JRNの制作・放送についても同様の扱いだったが、こちらは中日戦ビジターゲームの中継本数を東海ラジオと均等にしたい中日新聞の意向もあり、特例で1995年からニッポン放送が対中日戦のCBCへの別制作・裏送りを実施していた。
なお、地元球団のビジターカードでない場合は、TBS・RF制作のヤクルト・横浜主催ゲームの中継がCBC・GBS(対阪神・広島)・MBS・ABC・CRK(以上対中日・広島)・RCC(以上対中日・阪神)でも放送できた。
横浜売却問題以後のRFとNRN[編集]
2002年(平成14年)1月、TBSが横浜ベイスターズのオーナー企業となったのを機に、TBS・RF共に横浜ベイスターズ主催の対読売ジャイアンツ戦も中継できるようになった。また、CBC・ABC(月・金除く)・MBS(月・金のみ)・RCC(水~金除く)向け横浜主催の各地ビジターチーム戦の中継もTBSラジオ制作(またはTBSラジオの技術協力による自社制作)での放送が復活した。これは、2011年末にTBSからディー・エヌ・エーに親会社が移動して発足した、横浜DeNAベイスターズ主催試合でもこの中継体制に変わりはない。
一方でニッポン放送は、東京ヤクルトスワローズ(2006年にヤクルトスワローズから改称)主催試合の独占中継権を未だ手放しておらず、2002年からTBSラジオとJRN単独加盟局(CBC、RKB毎日放送、琉球放送)では東京ヤクルトスワローズの主催試合が再び放送できなくなった一方、RFラジオ日本は2003年まで認められた後撤退した[注 28]。
また大阪のABCラジオ、MBSラジオではJRNナイター放送日(月曜と金曜はMBS、他の曜日はABC)でもニッポン放送技術協力の自社制作、またはニッポン放送の二重制作による裏送りの形でヤクルト対阪神戦の実況を行ってきた(かつては阪神戦以外のヤクルト戦もニッポン放送制作で裏送り放送していた。またNRN独占中継時の横浜戦も同様の体制をとっていた。)が、2018年以降は非NRN日となり、裏送り担当局が文化放送に移行した。
現在、ヤクルト主催試合はNRNのみが放送権を有しているため、JRN単独加盟局、ラジオ日本、NACK5(『SUNDAY LIONS』)[注 29]、2015年開局のコミュニティFM局であるRakuten.FM TOHOKUはヤクルト主催試合を放送できない。NHKは巨人主催試合はどのカードも放送できるが、ヤクルト・DeNA主催試合は対巨人戦以外のカードが中心で、対巨人戦は年度により散発的に放送する程度であり、ヤクルト主催のクライマックスシリーズは2021年のファイナルステージ第3戦で初めて行うまで中継していなかった。ラジオNIKKEIはスポーツ中継自体を競馬(『中央競馬実況中継』)に選択集中させたという局の事情もあり、1989年(平成元年)を最後に野球中継を行っていない。
JRN単独局発の裏出し制作[編集]
先述のとおり1992年まで、阪神タイガース主催試合をTBSラジオ・ABCラジオ(ABCはNRNとのクロスネットであるが、JRN扱いとして)からの裏送りとして放送した。
中日ドラゴンズ主催試合については以降もCBCが裏送り出しで制作を行い、出演者はCBCの解説者、アナウンサーが務めていた。ただし、ベンチ裏のリポーターについては、ラジオ日本に所属する実況アナウンサーが務めた(2015年度は中日ドラゴンズ主催試合の中継が無かった)[注 30]。
また、2006年以降のセ・パ交流戦においての福岡ソフトバンクホークス対読売ジャイアンツ戦でも、RKBが配信または制作協力を行っている(行われなかった年もある)。
TBS・RF提携復活[編集]
TBSのナイター放送撤退以降[編集]
TBSは2017年︵平成29年︶シーズンを最後にナイター放送を完全廃止したため、2018年︵平成30年︶シーズンは主にJRN単独加盟の地方局との関係がむしろ強化される方向になった。CBCラジオとの間では、RF発で「巨人 vs 中日」のCBCへのネットが新たに行われることになった。さらに、RFが『競馬実況中継』を優先して放送しない「巨人 vs 中日」の土日デーゲームも、制作協力がTBSからRFに全面的に移管された。
またぎふチャンに中日新聞社が資本参加するなど諸情勢の変化を受けて、中日戦に関するぎふチャンへのネット制限が撤廃された。RF制作巨人主催試合は2018年4月3日 - 5日の3連戦からぎふチャンへのネットが行われることになった。これにより中京圏ではCBCラジオとぎふチャンの2局でラジオ日本発の同一の実況が流れることになる。逆に中日主催ゲームで長年続いてきたCBC発RF・CRKへの裏送りも廃止され、『ドラゴンズナイター』本番のネット受けに変更。CBCとラジオ日本はそれまでのTBSに代わるプロ野球中継の局間ネットを確立、密接な関係となった。
ニッポン放送・文化放送の巨人主催試合放送再参入後、1995年10月8日の「巨人 vs 広島」デーゲームのネット受けを最後に野球中継での関係がほとんどなくなっていたRCCに対しても、2016年からは「巨人 vs 広島」祝日デーゲームのRF発ネット受けが、2018年は乗り込み制作時の制作協力が、2019年からはRF発の裏送りネットが始まった。
コロナ禍の2020年シーズンからはABCラジオに対しても、土曜・日曜の「巨人 vs 阪神」デーゲームをRFからの裏送りとして放送する場合が多い。土・日曜の巨人主催デーゲームではCBC・RCC以外にABCへも放送ブース提供や技術スタッフ派遣などの制作協力を行う[注 40]。
HBCもセ・パ交流戦における巨人戦や日本ハムのゲームが元からない場合などの中継カードとしてRF制作の中継をネット受けする場合がある。なお、GBS・CRK以外のネット局にもエンディングテーマが流れるようになった。
- 2018年のビジターゲーム放送
セ・リーグについては中日戦のみ、CBCラジオ発のネット受けを継続し、それ以外のカードは放映権の関係上元から放送できないヤクルト戦を含め、本番カードとしての放送を行わない。ただし、「阪神 vs 巨人」は7月17・18日に朝日放送ラジオ制作の非NRN扱い分を『マリーンズナイター』「ロッテ vs 楽天」(17日のみ東北放送にネット)の第1予備カードとしてのみ編成した(第2予備カードはCBCラジオ制作の「中日 vs 広島」。17日の東北放送は、RKB毎日放送の「ソフトバンク vs 西武」〈文化放送にもネット〉を独自に予備設定)。セ・パ交流戦の巨人ビジター戦(2018年はソフトバンク・オリックス・ロッテ戦が該当)については、ソフトバンク戦のみRKB毎日放送からのネット受けを行う。ビジターゲームのネットを継続した2局はJRN単独加盟局である。
- 2019年の放送
JRN系列局との連携を再度拡大し、CBCラジオの「中日 vs 巨人」、朝日放送ラジオまたは毎日放送(いずれかの非NRN担当曜日)の「阪神 vs 巨人」の一部試合をネットする[注 44]。予備カードはJRN系列局制作の他球団主催試合(CBCラジオの中日〈TBSラジオ技術協力のDeNA主催を含む〉、北海道放送の日本ハム、東北放送の楽天〈火曜以外はJRN系列局向け裏送り分〉、RKB毎日放送のソフトバンク)を編成する。
2019年開幕戦の「広島 vs 巨人」はラジオ日本が中国放送の技術協力で自社制作したが、それ以降の「広島 vs 巨人」は放送していない。セ・パ交流戦の巨人ビジター戦(2019年は日本ハム・楽天・西武戦が該当)については、「日本ハム vs 巨人」のみ北海道放送からネット受けを行った。また、巨人が地方の屋外球場で主催試合を行う際にも、同様に予備カードを設定するが、この場合は朝日放送ラジオまたは毎日放送の阪神戦(朝日放送ラジオ制作分についてはTBSラジオ技術協力のDeNA主催を含む)も対象となる[18]。また巨人がセ・リーグ優勝したことで、同年の日本シリーズ第3戦(東京ドーム)のみを自社制作した。
- 2020年の放送
レインコート番組[編集]
以前は放送予定カードが雨天中止となった場合、ラジオ日本で放送できる範囲内の試合︵ヤクルト主催試合以外。かつてはヤクルト・横浜主催試合以外が対象だった︶であれば予備カードの補充が行われ、予備カードが全部中止となった場合に﹁ナイタースタジオ特集﹂を放送していたが、2007年 - 2014年は他に試合予定があっても予備カードはシーズン終盤の極わずかな例外以外原則設定していなかった。 荒天等による中継予定カードの中止時、TBSナイター中継撤退後も個別に提携関係を続けるJRN系列局から予備試合がネットできる場合は予備試合を設定するが、そうでない場合、あるいは元々巨人戦の開催予定がない日、巨人戦ビジターゲームの放送をしない・できない試合、および土曜・日曜の巨人ビジターゲームなどの場合に﹁ナイタースタジオ特集﹂を放送する[注 52]。なお、﹃60TRY部﹄がスタートした2014年10月改編以降は初めから試合がない、またはRFが諸般の事情で中継を見送った場合は定時番組の放送が優先となり、厳密な意味でのレインコート番組は屋外球場での雨天中止時に限定されている。曜日 | 3局共通[注 53] | 備考 (注参照) | |
---|---|---|---|
基から放送がない日 | ナイター中継中止の日 | ||
火 | 18:00[注 54] - 21:00 60TRY部 |
17:55 - 21:00 ジャイアンツナイター・ 麻布台スタジアム 当番組実況アナウンサーの 持ち回り |
|
水 | |||
木 | 18:00 - 20:30 KOBE JAZZ-PHONIC RADIO 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス (ともにラジオ関西よりネット) |
[注 55] | |
金 | 18:00 - 20:30 アナログ・コネクション 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス (ともにラジオ関西よりネット) |
過去[編集]
1970-80年代[編集]
●1979年 ﹁広川太一郎の歌謡ジャイアンツナイター﹂︵﹁全国的に歌謡曲﹂﹁ザ・ビッグショー﹂﹁トニーのおしゃべり歌謡曲﹂)[24] ●1980年 ﹁独占!!オールスタースペシャル﹂︵﹁パーソナリティースペシャル﹂﹁バラエティースペシャル﹂﹁アグネス・チャンのYou&Me﹂︶[25] ●その後﹁ジャイアンツ︵ミュージック︶スタジアム﹂︵﹁レッツゴー・ジャイアンツ﹂<プロ野球情報や他休場の試合経過 第1部=ここだけは生放送だった>と洋楽・邦楽番組1時間ずつ、のちにプロ野球情報、メジャーリーグ紀行、V9ポップファイル<巨人軍9連覇時代のポップス音楽を放送するもの>や、音楽番組︵第二部︶・過去の名選手の紹介︵第三部︶︶を組んだこともあった。 1987年ごろから、月曜日のナイター開催が縮小されたため、月曜日のナイターは巨人戦開催日を中心とした不定期放送となる。その後ラジオ関西は月曜日は定時番組編成を優先するため、巨人戦の有無にかかわらずナイターの放送を廃止した[26]2005・06年度[編集]
●﹁ギャオス内藤のGIANTS RADIO﹂。 2005年のみ、CRKでの日曜日の放送を定時番組﹁長野祐也の政界キーパーソンに聞く﹂の枠確保︵当時17:55-18:25︶のため、18:25からの飛び乗りに変更︵デーゲーム録音中継でも例外なし︶。 2006年から、CRKでの週末の放送については定時番組編成を強化する観点から、土曜日は廃止︵巨人戦ナイターの有無に関係なく中継なし︶、日曜日は不定期化︵巨人対阪神のナイター試合<東京ドーム・甲子園の別を問わず>に限り19:00-21:20まで、かつ延長なしで放送︶。2007年度[編集]
●第1部:だからプロ。ジャイアンツプライド︵17:55-19:30 出演・ギャオス内藤︶ ●第2部:時代と曲のアンソロジー 魔球の時間︵19:30-21:30︶ ラジオ日本以外のネット局は21:00で終了。 CRKについては、この年より日曜日も巨人戦の有無に関係なく放送廃止となったため、週末のナイター放送から撤退した。2008年度[編集]
全時間を﹁The Golden 50s﹂という統一したテーマをつけた。RFラジオ日本開局50年記念という位置づけでこの表題にした。 ●第1部﹁ジャイアンツプライド﹂︵17:55-20:00︶ ●﹁ジャイアンツ・トゥディー﹂︵19:00まで︶と、﹁50の巨人伝説﹂︵19:00から︶の2本立てで、前半はその日のプロ野球の結果・経過、巨人の話題などを送る。後半は巨人軍の歴史に残る名勝負・名選手にスポットを当てる。 ●第2部﹁とびだせ50曲﹂︵20:00-21:00︶ ●毎回あるジャンル・テーマに沿って50にちなんだ音楽の数々︵ある歌手のベスト50曲、あるジャンルのベスト50曲、50代歌手など︶を放送する。2009年度[編集]
ナイターオフシーズンで放送していた﹁マガジン﹂番組を編成。 ●火曜日~金曜日 ●第1部﹁ギャオス内藤のオトナのスポーツマガジン﹂︵17:55-19:00︶ ●ギャオス内藤をメインパーソナリティにその日のプロ野球・スポーツの結果・経過、巨人の話題等。 ●第2部﹁くず哲也のオトナのスポーツマガジン﹂︵19:00-21:00︵ラジオ日本のみ19:00-21:30︶︶ ●くず哲也をメインパーソナリティーにスポーツの話題から鉄道趣味﹁鉄の時間﹂、日本語に関する話題﹁国語の時間﹂、流行の話題﹁ナウい・イマい・トレンディ﹂、ミニラジオドラマ等。 ●土曜日 ●﹁サタデースポーツマガジン﹂︵17:55-21:00︶ ●その日のプロ野球・スポーツの結果・経過、翌日の中央競馬予想、巨人の話題等。パーソナリティーはジャイアンツナイターのラジオ日本実況陣から任意の二人。 ●日曜日 ●﹁前田幸長のサンデースポーツマガジン﹂︵17:55-21:00︶ ●前田幸長をメインパーソナリティにその日のプロ野球・スポーツの結果・経過、プロ野球の話題、リスナーからのプロ野球に関する質疑応答等。2010年度・2011年度[編集]
この年から変革された事項 ●ラジオ関東時代より続いていた2部制(一時は3部制)が完全に撤廃される。 ︵但し6月放送分から内部的に2部制復活︶ ●長年第1部ナイターナビゲーターを続けてきたギャオス内藤が降板する。 ●ラジオ関西のみ、中継カードの無い場合はローカル番組を編成する︵2010年は火曜日・木曜日に限り実施。火曜日・木曜日については、巨人戦デーゲームの録音放送となった場合や、﹁ラジオ日本マリーンズナイター﹂となる場合も同様の措置だが、水曜日・金曜日は2011年も含め、デーゲーム録音放送や﹁マリーンズナイター﹂もネット受けする︶。但し当初放送される予定の試合が中止の場合は従来通りラジオ日本からの番組をネットする。 ●ラジオ日本で21:00~21:30に放送されるクッションプログラムは、中継予定試合中止時のみ﹁ジャイアンツ・タイムズ﹂を放送。それ以外の場合は﹁ザ・流行歌﹂を放送。 ●﹁応援ラジオ・どんまい!﹂︵平日、17:55-21:00︶ ●放送作家の東海林桂︵2010年度のみ出演︶をメインパーソナリティーに据え、不特定のラジオ日本実況アナウンサーが務める﹃ナイターナビゲーター﹄を進行役にスポーツの話題から鉄道趣味﹁鉄道くらぶ・臨時運行﹂(東海林はラジオ日本・土曜日21:30の﹁鉄道くらぶ﹂のパーソナリティーでもある)、音楽特集等。 ●6月から17:55~19:30をナイターナビゲーターのみ出演でスポーツの話題を取り上げる﹁どんまい!スポーツ﹂、19:30~21:00を東海林とナイターナビゲーターで文化的な話題と音楽特集を取り上げる﹁どんまい!エンタメ﹂の二部構成にリニューアルした。但し番組タイトルは全編通して﹁応援ラジオ・どんまい!﹂としている。 ●2011年度は﹁スポーツ﹂﹁エンタメ﹂の二部構成を維持するが、﹁どんまい!エンタメ﹂のパーソナリティーはくず哲也と中川ちひろに変更。 ラジオ関西のみの予備番組︵ナイター放送予定がない日︶ ︵2010年度︶ ●火・木曜17:55-19:00 時間です!林編集長︵第2部︶ ●火曜日19:00-21:40 木村三恵のアイドルパラダイス ●木曜日19:00-21:40 ジャズライブinソネ ※水・金曜日はラジオ日本の番組をネット ︵2011年度︶ ●火・木曜17:55-19:00 時間です!林編集長︵第2部︶ ●火曜日19:00-21:40 夜のピンチヒッター ●木曜日19:00-21:40 ジャズライブinソネ ●水曜・金曜17:55-21:00 まるスポ!︵ウェンズデー・フライデー︶︵ラジオ日本・ぎふチャンの放送カードがない日のみ。左記2局が巨人戦以外を含めたナイターの試合を放送する場合はナイターor雨天予備番組を放送︶ ●同21:00-21:40 名曲CDスペシャル︵同上︶︵洋楽特集番組︶ 以下はラジオ関西では定時番組のため放送せず ●﹁応援ラジオ・どんまい!サタデー﹂︵2010年土曜のみ、17:55-21:00︶ ●その日のプロ野球・スポーツの結果・経過、翌日の中央競馬予想、巨人の話題、ゲストを迎えてのトーク等。パーソナリティーは内藤博之もしくはラジオ日本実況アナウンサー。東海林氏は出演しない ●﹁デンリク3G﹂︵2010年日曜のみ、17:55-21:00・ぎふチャンは17:55-20:55︶ ●﹁全国推定1200万人の潜在的デンリクファンに贈る﹂と題し、鈴木ダイをメインパーソナリティに据え、音楽ジャンルを洋楽に限定して電話・電子メール・FAXでリクエストを募り、応える番組。 ●﹁山本さゆりのミュージックパーク﹂︵2011年度土曜・日曜17:55-21:00︶ ●シンガーソングライター・洋楽評論家の山本さゆりが往年のポップスヒット曲を選曲して紹介する音楽番組2012年度[編集]
●火-金曜[27] ●17:55-19:30 鈴木淑子のお気に召すまま︵ナイターが元から放送される予定がない日のみ︶ ●19:30-21:30 くず哲也のどんまい!!︵ナイターが雨天中止である場合は17:55-21:00︶ ※ラジオ関西は巨人が関与しない試合のネット受けは金曜のみ[注 56] とし、火-木曜は当初から試合がないか︵あるいは中継の予定が組まれていないか。この場合は金曜も該当︶、あるいは巨人が関与しない試合と、巨人戦であってもデーゲームの録音中継をRF/GBSが中継する日である場合は自社制作の別の予備番組の放送となった。 ラジオ関西のみの予備番組︵ナイター放送予定がない日︶ ●火・水・木曜17:55-19:00 時間です!林編集長︵第2部︶ ●火曜日19:00-21:40 夜のピンチヒッター ●水曜日19:00-21:40 ジャズライブinソネ ●木曜日19:00-21:40 木村三恵のアイドルパラダイス ●金曜日17:55-21:00 まるスポ!フライデー︵ラジオ日本・ぎふチャンの放送カードがない日のみ。左記2局が巨人戦以外を含めたナイターの試合を放送する場合はナイターor雨天予備番組を放送︶ ●同21:00-21:40 名曲CDスペシャル︵同上︶ 以下はラジオ関西では定時番組のため放送せず ●土曜17:55-21:30 全米トップ40 THE 80'S ●日曜 ●17:55-19:30 松永二三男の夕ラジ ●19:30-21:00 流行歌最前線2013年度[編集]
●火-金曜17:55-21:00 僕も私もジャイアンツナイター[28] ●パーソナリティーは火曜がくず哲也、水-金曜はラジオ日本アナウンサーが持ち回りで担当。 ※ラジオ関西はこの年から金曜日も含めて巨人が関与しない試合を一切ネット受けしなくなった︵また従来通り、ヤクルト戦、および週末にかかる試合や一部の交流戦におけるビジターでの放送できない試合についてもネットしない︶。そのため、上記番組も試合中止でない限り放送されなくなった。なお、ナイターが元から放送されない日の独自の予備番組は2012年度に同じ。 以下はラジオ関西では定時番組のため放送せず ●土曜17:55-21:30 全米トップ40 THE 80'S︵2013年10月より20:00終了に短縮︶ ●日曜17:55-21:00 宮川賢の日曜!えぴきゅりあん2014年度[編集]
●火-金曜17:55-21:00 ︵ナイター中継が元から予定されていない日︶激闘!麻布台スタジアム[29] ●火曜 加藤多佳子 ●水曜 遠藤みちスケ ●木曜 内藤博之 ●金曜 くず哲也 ●同 ︵ナイター放送予定カードが中止の場合︶ジャイアンツナイター・麻布台スタジアム ●当番組実況アナウンサーの持ち回り ※ナイターが元から放送されない日のラジオ関西独自の予備番組は2012年度に同じ。 以下はラジオ関西では定時番組のため放送せず ●土曜17:55-20:00 全米トップ40 THE 80'S ●同20:00-21:00 中央競馬的中戦隊☆アテルンジャー ●日曜17:55-21:00 宮川賢の日曜!えぴきゅりあん2015・16年度[編集]
●RFは基からナイターがない場合は、以下を放送。 ●月-金曜は2017年に同じ。 ●土曜は17:55-20:00 三波豊和の歌うラジオ、20:00-21:00 中央競馬的中戦隊☆アテルンジャー。 ●日曜は17:55-20:00 全米トップ40 THE 80'S、20:00-21:00 クリス松村の﹁いい音楽あります。﹂ ●GBSはRFが基からナイターがない、もしくは雨天中止のときはRFの番組をそのまま放送。RFが中日対巨人戦、もしくは巨人戦以外のカードを放送した場合に限り﹁ダッシュ一番歌謡曲﹂を自社放送︵以上2015年。2016年は2017年に同じ。︶。 ●CRKはRFが基からナイターがない、または巨人戦以外のナイターを放送する場合、以下を自社放送。︵2015年。2016年は2017年に同じ。︶ ●火曜日 木村三恵のアイドルパラダイス ●水曜日 ジャズライブコレクション︵月1回﹁ジャズライブinソネ﹂︶ ●木曜日 名曲ラジオ三浦紘朗です︵月1回﹁角座演芸アワー〜道頓堀から生放送!〜﹂︶ ●金曜日 まるスポ!フライデー2017年度[編集]
●RFは基からナイターがない場合は2018年に同じ。 ●GBSはRFが基からナイターがないときはRFの番組をそのまま放送。RFが中日対巨人戦、もしくは巨人戦以外のカードを放送した場合、放送予定試合が中止になった場合、また土日のナイター中継を廃止したため土日にRFがナイターを放送する場合は差し替えて﹁GO!GO!ミュージックナイター﹂を自社放送。︵土日の差し替えを除いて2016年も同様。︶ ●CRKはRFが基からナイターがない、または巨人戦以外のナイターを放送する場合、以下を自社放送。︵2016年も同様。︶ ●火曜日 KOBE JAZZ-PHONIC RADIO ●水曜日 木村三恵のアイドルパラダイス ●木曜日 名曲ラジオ三浦紘朗です ●金曜日 夜のピンチヒッター ●GBS・CRKともに地方球場主催試合を中心に巨人ホームの一部試合も差し替えて自社番組が放送されることもあった︵差し替え試合はGBS・CRKで異なる。2016年も同様。︶。2018年度[編集]
●RF・GBSは2019年︵GBSは2019年6月まで︶に同じ。 ●CRKは基からナイターがない場合は木曜日が﹁特別番組﹂として編成︵﹁木村三恵のアイドルパラダイス﹂はこの枠内で月1回程度放送︶された以外は2019年に同じ。2019年度[編集]
●RFは基からナイター中継がない場合は2021年に同じ。 ●GBSは基からナイター中期絵がない火 - 金はNine oh! for youを編成[注 57]。土日にRFがナイター中継を行う場合の差し替え番組が6月までGO!GO!ミュージックナイター、7月以降ぎふチャン Music Sharingとなった。 ●CRKは基からナイターがない場合の、2020年の18:00 - 20:30枠の番組は木曜日に﹁木村三恵のアイドルパラダイス﹂を編成した以外は2020年に同じだが、2019年は18:00 - 21:00の枠で放送した。2020年度[編集]
●RFは基からナイターがない時は原則2021年と同じだが、新型コロナウィルスの影響により開幕の大幅に変更された関係で、当初日程で巨人戦の放送が行われるはずだった日に﹁ナイタースタジオ特集・麻布台スタジアム﹂に差し替えた日があった。 ●GBSは2022年と同じ ●CRKは開幕日が決定するまでは暫定的にRFで﹁麻布台スタジアム﹂が放送されていても、ナイター中継が元から予定されていない日に準じて、下記の番組を放送した。 ●18:00 - 20:30 ●火曜日 ﹃KOBE JAZZ-PHONIC RADIO﹄ ●水曜日 ﹃名曲ラジオ三浦紘朗です﹄ ●木曜日 ﹃アスキングライフのアスキングライブ﹄ ●金曜日 ﹃アナログ・コネクション﹄ ●20:30 - 21:00 ●火 - 木曜日 ﹃名曲 街のうた﹄ ●金曜日 ●7月24日まで﹃レコード・アーカイブス﹄ ●8月7日から﹃山口かおる・石川敏男のオトナの世界﹄︵火曜 21:00 - 21:30の定時放送枠から放送枠移動︶2021年度[編集]
●RFは平日は4曜日とも﹁60TRY部﹂を放送。 ●GBSは平日は2022年と同じ ●CRKは曜日・時間帯別にさまざまな番組を放送︵別時間に放送された番組の再放送を含む︶したため、﹃ラジオ関西ジャイアンツナイター﹄の記事を参照。2022年度[編集]
●﹁ナイター中継中止の日﹂に当たる事例は発生しなかった。曜日 | RFラジオ日本 | ぎふチャンラジオ | ラジオ関西 | 備考 (注参照) |
---|---|---|---|---|
基から放送がない日 | 基から放送がない日 | 基から放送がない日 | ||
火 | 18:00[注 58] - 21:00 60TRY部 |
17:57 - 18:00 インフォメーション 18:00 - 21:00 スインギー奥田の音のソムリエ |
18:00 - 21:00 60TRY部 (RFラジオ日本よりネット) |
[注 59] |
水 | 17:57 - 18:00 インフォメーション 18:00 - 21:00 小沢典子のコットンタイム | |||
木 | 18:00 - 20:30 KOBE JAZZ-PHONIC RADIO 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス (ともにラジオ関西よりネット) |
17:57 - 18:00 インフォメーション 18:00 - 21:00 三輪一登のトワイライトミュージック |
18:00 - 20:30 KOBE JAZZ-PHONIC RADIO 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス[注 60] | |
金 | 18:00 - 20:30 アナログ・コネクション 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス (ともにラジオ関西よりネット) |
17:57 - 18:00 インフォメーション 18:00 - 21:00 スインギー奥田の音のソムリエ |
18:00 - 20:30 アナログ・コネクション 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス[注 60] |
2023年度[編集]
曜日 | RFラジオ日本 | ぎふチャンラジオ | ラジオ関西 | 備考 (注参照) | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
基から放送がない日 | ナイター中継中止の日 | 基から放送がない日 | ナイター中継中止の日 | 基から放送がない日 | ナイター中継中止の日 | ||
火 | 18:00[注 61] - 21:00 60TRY部 |
17:55 - 21:00 ジャイアンツナイター・ 麻布台スタジアム 当番組実況アナウンサーの 持ち回り |
17:57 - 18:00 インフォメーション 18:00 - 18:30 鷲崎健・橋本和 王様とラッパ (ラジオ関西よりネット) 18:30 - 21:00 仕事のあとのラジオGYM |
17:57 - 21:00 ジャイアンツナイター・ 麻布台スタジアム |
18:00 - 21:00 60TRY部 (RFラジオ日本よりネット) |
17:59 - 21:00 ジャイアンツナイター・ 麻布台スタジアム |
[注 62] |
水 | 17:57 - 18:00 インフォメーション 18:00 - 18:30 純烈 スーパー銭湯!! (かしわプロダクション制作) 18:30 - 21:00 仕事のあとのラジオGYM | ||||||
木 | 18:00 - 20:30 KOBE JAZZ-PHONIC RADIO 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス (ともにラジオ関西よりネット) |
17:57 - 18:00 インフォメーション 18:00 - 20:30 KOBE JAZZ-PHONIC RADIO (ラジオ関西よりネット) 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス (ラジオ関西よりネット) |
18:00 - 20:30 KOBE JAZZ-PHONIC RADIO 20:30 - 21:00 セケンテー/ぼくらは囚われない | ||||
金 | 18:00 - 20:30 アナログ・コネクション 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス (ともにラジオ関西よりネット) |
17:57 - 18:00 インフォメーション 18:00 - 20:30 アナログ・コネクション (ラジオ関西よりネット) 20:30 - 21:00 レコードアーカイブス (ラジオ関西よりネット) |
18:00 - 20:30 アナログ・コネクション 20:30 - 21:00 言ったもん勝ち!だもん (FMヨコハマよりネット) |
出演者[編集]
解説者[編集]
●中畑清︵ゲスト解説としての初回出演は1997年4月9日の巨人対中日戦 。日本テレビ・BSテレ東解説者兼︶ ●柴田勲︵1998年 - 。︶[注 63] ●内藤尚行︵2000年 - 。﹁ギャオス内藤﹂名義で登場。CBCテレビ副音声・J SPORTS・スポナビライブ解説者兼︶ - ロッテOBの為﹃マリーンズナイター﹄の解説も兼任していた。 ●篠塚和典︵2004年 - 2005年、2011年 - 。日本テレビ解説者兼︶ ●須藤豊︵2005年 - 。2023年時点でも番組公式サイトに氏名が記載されているが、2020年を最後に出演事例なし︶ ●清水隆行︵2010年、2017年 - 。日本テレビ・BS-TBS・フジテレビTWO解説者兼︶ ●西山秀二︵2011年 - 2021年、2024年 - ︶ - 2021年までMBSラジオゲスト解説者兼のため、関東圏の試合でMBSラジオが自社制作を見送り、かつNRNナイターとならない場合︵2020年8月10日のDeNA対阪神戦など︶は、ニッポン放送制作裏送り分に出演する場合があった。一方、ラジオ日本制作でも朝日放送ラジオが本番カードとしてネット受けする場合はMBSラジオへの配慮から出演していなかった。 ●岡島秀樹︵2019年 - 。日テレジータス・テレビ朝日・NHK BS1MLB中継解説者兼︶ ●高橋由伸︵2019年からゲスト解説として出演。2021年からレギュラー解説者として出演。読売巨人軍球団特別顧問・日本テレビ解説者兼︶ なお、中畑・柴田・須藤・高橋は、ビジター局向けの裏送り中継の担当は行わない。実況アナウンサー・リポーター[編集]
過去の出演者[編集]
※﹁〜バッチリナイター﹂時代の出演者も含む。過去の解説者[編集]
●青田昇︵日本テレビ・テレビ東京・TBSラジオ兼、1978年 - 1981年、1993年 - 1997年︶ ●浅野啓司︵テレビ朝日兼、1985年 - 1989年︶ ●有本義明︵TBSラジオ兼︶ ●飯島滋弥 ●伊藤光四郎︵ラジオ関西兼、1978年 - 1981年︶ ●宇野光雄 ●江藤慎一︵1978年︶ ●江藤省三︵NHK BS1兼、1997年 - 2002年︶ ●江夏豊︵日本テレビ兼、1985年、1991年 - 1992年︶ ●大沢啓二︵1973年 - 1975年、1985年︶ ●鹿取義隆︵BS-TBS・TBSチャンネル兼、2004年 - 2017年途中︶ ●河村保彦︵1973年 - 1977年。ラジオ関東のナゴヤ球場への乗り込み自社制作時に担当︶ ●国松彰︵1980年、1996年 - 1997年。2013年5月28日の﹁巨人対ソフトバンク﹂と同年10月17日の﹁クライマックスシリーズ 巨人対広島﹂では﹁亀屋万年堂会長﹂の肩書きで単発復帰︶ ●黒江透修︵日本テレビ・TBSラジオ兼、1979年 - 1980年︶ ●児玉利一 ●小林聖始︵日本テレビ・広島テレビ兼、1997年 - 2004年︶ ●駒沢悟︵1987年 - 1996年。出演当時スポーツ報知記者。現‥スポーツジャーナリスト︶ ●佐藤道郎︵1990年︶ ●杉山悟︵TBSラジオ兼、1981年︶ ●関本四十四︵1992年 - 2003年、2006年 - 2019年︶ ●高田繁︵日本テレビ兼、1993年 - 1995年、2002年 - 2004年︶ ●高木益一︵1976年 - 1982年。出演当時スポーツニッポン記者。主に巨人戦非開催および権利上中継不可能な時に編成のパ・リーグのカードに出演︶ ●高橋一三︵1997年 - 2001年。2006年 - 2008年) ●高橋直樹︵日本テレビ兼、1987年 - 1992年︶ ●高橋尚成︵日本テレビ副音声・BS日テレ・日テレジータス・NHK BS1MLB中継・BS-TBS・TBSチャンネル兼、2018年︶ ●高橋慶彦︵テレビ東京・テレビ大阪兼、1993年 - 1994年︶ ●千葉茂 ●土井正三︵日本テレビ兼、1981年、1989年 - 1990年、1994年 - 1995年︶ ●中村稔︵1984年 - 1988年、1993年 - 1996年︶ ●新浦壽夫︵日本テレビ・福岡放送兼、1993年 - 1997年︶ ●沼澤康一郎 ●野村謙二郎︵日本テレビ・広島テレビ兼、2006年 - 2009年。2015年にもゲスト解説者として出演︶ ●平田翼︵野球記者。2003年まで﹁ジャイアンツ・ウォッチャー﹂の肩書で出演。2004年は前座番組キャスターをギャオス内藤とともに担当︶ ●広岡達朗︵1967年 - 1969年、1972年 - 1973年、1980年 - 1981年、1998年 - 2007年︶ ●堀内恒夫︵日本テレビ兼、1986年 - 1992年︶ ●堀本律雄︵文化放送・TBSラジオ兼︶ ●松本匡史︵日本テレビ兼、1988年︶ ●水野雄仁︵日本テレビ兼、2002年 - 2018年︶ ●南村侑広︵日本テレビ兼、1959年 - 1963年、1968年 - 1973年︶ ●宮田征典 ●宮本和知︵日本テレビ兼、1998年︶ ●村上雅則︵1991年 - 1992年︶ ●森脇浩司︵2010年︶ ●屋鋪要︵NNN24︵現日テレNEWS24︶兼、2000年 - 2003年︶ ●山根俊英 ●山本功児︵2006年 - 2007年︶ ●吉村禎章︵日本テレビ兼、2013年 - 2017年︶ 以下はラジオ関西からの派遣ならびにネット受けの際に登場︵同局からの解説者の派遣は2014年度を最後に実施されなくなった︶。 ●長池徳士︵日本テレビ・福岡放送兼︶ ●野田浩司 ●山沖之彦ゲスト解説者[編集]
●池谷公二郎︵日本テレビ・広島テレビ兼︶<1993年 - 1997年、2002年 - 2003年> ●山本浩二︵日本テレビ・広島テレビ兼︶<1995年 - 1997年> ●掛布雅之︵日本テレビ・よみうりテレビ兼︶<1995年 - 1997年、2002年 - 2003年> ●江川卓︵日本テレビ兼︶<1996年 - 1997年、2002年 - 2003年> ●長嶋一茂 ●前田幸長︵九州朝日放送兼。2015年よりニッポン放送の解説者も兼務しているため、現在は出演していない︶ ●西岡良洋 ●原晋︵青山学院大学陸上競技部・長距離ブロック監督・コメンテーター︶<2017年6月、2018年8月、2019年8月>過去の実況アナウンサー・リポーター[編集]
ラジオ関東時代も含め、ラジオ日本に新卒入社した男子アナウンサーは入社後数年以内に当番組と競馬中継の両方で下積みを経験し、適性判断の上どのジャンルを主に担当するかが決まる。リスナー参加企画[編集]
●RF-GBS-CRKネットの3局合同で﹁ジャイアンツ月間MVP﹂を2004年度まで制定した。この制度はそれぞれの月の読売ジャイアンツの選手で最も活躍した選手を解説者の意見とリスナーの投票を基に決定したものである。但し解説者の意見も選考の重要なファクターとなるため、必ずしもリスナーの最多得票選手が選出されるとは限らない。 ●月間MVPに選ばれた選手に投票されたリスナーには賞金や選手のサイン入りグッズなどがプレゼントされた。 ●2005年度は交流戦特別企画として、パ・リーグ参加6チームの主催試合︵即ちビジター︶でそれぞれのホームタウンの名産品をプレゼントする企画を行っている。 ●2011年は原辰徳監修の焼酎をプレゼントする企画が行われている。これは事前に申し込みをしたリスナーに対し、巨人軍の選手がその試合にホームランを打った本数分の人数に贈呈するもの︵当選はホームランが出た都度発表される︶。ただしホームランがなかった場合でも1人に必ず贈呈する球場内企画[編集]
脚注・出典[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
関連項目[編集]
- 開局60周年 ラジオ日本ジャイアンツナイター・アーカイブ - 2018年、ラジオ日本開局60周年を記念して放送のアーカイブ番組。
- ラジオ日本マリーンズナイター
- 東京ドーム
- DRAMATIC BASEBALL(現在資本関係がある日本テレビの中継タイトル)
- ラジオ関西ジャイアンツナイター
- ダイナミックナイター(ぎふチャン ラジオ)(都市対抗野球大会で岐阜県勢が出場した際は、RFでの巨人戦の中継有無にかかわらずRFがGBSに中継を裏送りする)
- ニッポン放送ショウアップナイター - ホーム・ビジター問わず巨人やヤクルトの試合を中心に放送。2018年から土・日曜日はパ・リーグのカードでJRN系列局への裏送りを実施。
- JRN系列各局のナイタータイトル
- ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継 - ラジオ日本のもう一つの看板スポーツ中継。
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト
- ラジオ日本ジャイアンツナイター (@giants1422) - X(旧Twitter)