八斎戒
八斎戒︵はっさいかい︶とは、仏教における戒律のひとつで、在家の信徒がある特定の日に、出家生活にならって[1]一日だけ守るべき8つの生活規則のことである[2]。
構成[編集]
仏教の在家信者の守るべき基本的な五戒に後述の3つの戒を加えたもので、五戒のうち﹁不邪淫戒﹂の代わりに﹁不淫戒﹂を差し替えて、斎日に行動を慎むもの。 ﹃八斎戒﹄ (一)殺さない[2]。︵不殺生戒︶ (二)盗みをしない[2]。︵不偸盗戒︶ (三)性交を行わない[2]。︵不淫戒︶ (四)嘘をつかない[2]。︵不妄語戒︶ (五)酒を飲まない[2]。︵不飲酒戒︶ (六)正午以降は食事をしない[2]。︵不得過日中食戒︶ (七)歌舞音曲を見たり聞いたりせず、装飾品、化粧・香水など身を飾るものを使用しない[2]。︵不得歌舞作楽塗身香油戒︶ (八)地面に敷いた臥具だけを用い、贅沢な寝具や座具でくつろがない[2]。︵不得坐高広大床戒︶ 以上の8つの戒を守る。脚注[編集]
参考文献[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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