大阪女子短期大学
 |
| 大阪女子短期大学 | |
|---|---|
 | |
| 大学設置/創立 | 1955年 |
| 廃止 | 2018年 |
| 学校種別 | 私立 |
| 設置者 | 学校法人谷岡学園 |
| 本部所在地 | 大阪府藤井寺市春日丘3-8-1 |
| キャンパス | 本部所在地に同じ |
| 学部 |
生活科学科 ライフプロデュース専攻 食物栄養専攻 人間健康学科 児童教育学科 初等教育専攻[注釈 1] 幼児教育専攻→幼児教育科 |
| 研究科 | なし |
大阪女子短期大学︵おおさかじょしたんきだいがく、英語: Osaka Women's Junior College︶は、大阪府藤井寺市春日丘3-8-1に本部を置いていた日本の私立大学である。1955年に設置され、2018年に廃止された。大学の略称はOsaka Women's Junior Collegeの頭文字をとって﹁OWJC﹂と称されることもある。2学科と1学科2専攻から成り立っていた。府立大学であった大阪女子大学とは別の組織である。
概観[編集]
建学の精神︵校訓・理念・学是︶[編集]
●大阪女子短期大学における建学の精神は、﹁世に役立つ人物の養成﹂であった。教育および研究[編集]
●大阪女子短期大学は日本全国で少数の製菓衛生師を養成する課程があった。学風および特色[編集]
●大阪女子短期大学は、﹁思いやりと礼節﹂・﹁基礎的実学﹂・﹁柔軟な思考﹂・﹁楽しい生き方﹂をモットーとした教育が重視されていた。沿革[編集]
●1955年 大阪女子短期大学開学。 ●1958年 保健科を設置︵学生数‥女51[1]︶。 ●1968年 家政科を専攻分離する。 ●1975年 児童教育科初等教育専攻と幼児教育専攻をおく︵学生数‥女90[2]︶。 ●1995年 家政科を生活科学科に、家政専攻を生活科学専攻に変更。 ●2001年 生活科学専攻に製菓コース設置。 ●2009年 保健科を人間健康学科に名称変更。 ●2014年 人間健康学科募集停止。 ●2016年 閉学を決定。 ●2018年 在校生の卒業を以って閉学[3]。基礎データ[編集]
所在地[編集]
●大阪府藤井寺市春日丘3-8-1 ︵但し校舎は羽曳野市に跨っている。︶象徴[編集]
●スクールカラーは緑色であった。教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[編集]
●生活科学科 ●ライフプロデュース専攻 ●食物栄養専攻‥﹁栄養士﹂と﹁製菓﹂の各コースがあった ●幼児教育科 過去にあった学科 ●保健科→旧人間健康学科にあたる。 ●人間健康学科 ●養護・保健コース ●医療事務・秘書コース→後の生活科学科ライフプロデュース専攻にあたる。 ●児童教育科 ●初等教育専攻[注釈 1] ●幼児教育専攻→後の幼児教育科にあたる。取得資格について[編集]
資格 ●栄養士‥生活科学科食物栄養専攻栄養士コースにて取得できた。 ●保育士‥幼児教育科にて取得できた。 受験資格 ●製菓衛生師‥生活科学科食物栄養専攻製菓コースに所属する必要があった。 教職課程 ●中学校教諭二種免許状 ●保健‥人間健康学科養護・保健コースにて取得できた。(2014年度入学生まで︶旧保健科でも取得できた。 ●家庭‥生活科学科ライフプロデュース専攻の前身である生活科学専攻と食物栄養専攻にあった食生活文化コースにて設置されていた。 ●養護教諭二種免許状‥人間健康学科養護・保健コースにて取得できた。︵2014年度入学生まで︶旧保健科にも設置されていた。この教職免許を取得する学生が多いものとなっていた。 ●幼稚園教諭二種免許状‥幼児教育学科にて取得できた[注釈 2]。 ●小学校教諭二種免許状‥かつて、児童教育科にあった初等教育専攻に設置されていた。附属機関[編集]
●地域子育て支援研究所‥2004年に設置されている。 ●図書館が学内にある。学生生活[編集]
部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]
●大阪女子短期大学にあるクラブ活動の組織数は、決して数多くはなかったが、体育系にはバレーボール・テニス・ダンスなどがあった。スポーツ[編集]
●バレーボール部が活発であった。学園祭[編集]
●大阪女子短期大学の学園祭は﹁虹色祭﹂と呼ばれ毎年、概ね11月に行われていた。大学関係者と組織[編集]
大学関係者組織[編集]
●大阪女子短期大学には﹁松燈会﹂と称した保健科による卒業生ネットワークがある。施設[編集]
キャンパス[編集]
●交通アクセス‥近鉄南大阪線藤井寺駅下車。学生食堂[編集]
●﹁カフェテリア パステル﹂と称した食堂があった。講堂[編集]
●﹁グリーンホール﹂と称したホールがあった。教育研修センター[編集]
●音楽や保育の実習に使われていた。キャンパスの手前にあった藤井寺球場跡の一角にある。もとは大阪近鉄バファローズの寮﹁球友寮﹂だった施設で、2004年の球団消滅後、球場は解体されたが寮は2000年竣工と新しいため、当短大の施設として活用されることになった。対外関係[編集]
姉妹校[編集]
●至学館大学 ●至学館大学短期大学部 ●至学館高等学校 ●至学館大学附属幼稚園系列校[編集]
●神戸芸術工科大学 ●大阪商業大学 ●大阪商業大学高等学校 ●大阪商業大学堺高等学校 ●大阪緑涼高等学校 ●大阪商業大学附属幼稚園社会との関わり[編集]
●生涯学習講座として地域の人々に対して﹁グリーンセミナー﹂が行われていた。卒業後の進路について[編集]
就職について[編集]
●生活科学科 ●生活科学専攻・ライフプロデュース専攻‥企業の一般事務が多いものとなっていた。三井住友銀行・日立製作所・イング・柿の葉ずしヤマトなどがある。 ●食物栄養専攻 ●栄養士コース‥資格を活かした職としてアイン食品・朝日給食・一富士フードサービス・ナンブフードサービス・日清医療食品・マルタマフーズグループ・テスティパルグループ・ナリコマエンタープライズなどの一般企業や各種医療機関・保育園など多岐にわたっている。 ●製菓コース‥資格を活かした職としては、イオン・全日空ホテルズ・スギモト・田村薬品工業・鶴屋八幡・T YOKOGAWA・ポアール・JALホテルズほか専門職外に就いている人もみられる。 ●保健科‥病院の一般事務が多い傾向にあった。養護教諭に就く人は少なめ。一般企業への就職先としてはGSIクレオス・コナミスポーツ&ライフ・サンウェーブ工業・日本食研などがある。 ●児童教育科 ●初等教育専攻‥幼稚園への就職が多いものとなっていた。小学校への就職者は少なめだった。一般企業への就職者も多いものとなっていた。 ●幼児教育専攻＆幼児教育科:保育士や幼稚園教諭に就く人が最も多い傾向にあった。編入学・進学実績[編集]
●これまでの実績では、系列の中京女子大学ほか大阪教育大学・同志社女子大学・龍谷大学・甲子園大学・神戸芸術工科大学・徳島文理大学ほか南九州大学などがある。附属学校[編集]
●大阪女子短期大学高等学校脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』（日本私立短期大学協会発行:1980年）
- 『進学年鑑』（『私大コース』シリーズ別冊）
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』（文部省高等教育局技術教育課監修）
- 『短期大学教育』第49号（日本私立短期大学協会発行:1992年）
- 『短大蛍雪』（全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社）
- 『全国短期大学受験要覧』（廣潤社）
- 『全国短期大学案内』（教学社）
- 『全国短期大学受験案内』（晶文社）
- 『全国短期大学案内』（梧桐書院）
- 『短大蛍雪』（2000年5月臨時増刊。旺文社）
- 『大阪女子短期大学』：入学案内小冊子
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
 | この項目は、短期大学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:教育/PJ大学）。 |
