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「魚醤」の版間の差分

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({{lang-vi|nước mắm}}({{lang|vi|&#x6E03;&#x29F15;}}<!-- [[File:Mam is for nước mắm.png|16px]]-->、[[ベトナム]])

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[[]][[]]1044 - 1[[]]調使[[]][[]]

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また、マグロを原料にしたヌクマム「{{lang|vi|Nam Ngư}}(ナム・グー)」もベトナム北部を中心に人気がある。ただ、着色料「ブラウンHT (E155)」が使用されており、[[フランス]]、[[ドイツ]]、[[アメリカ合衆国|米国]]、[[スイス]]、[[デンマーク]]、[[ノルウェー]]、[[スウェーデン]]、[[ベルギー]]、[[オーストリア]]などでは健康に悪影響を及ぼす可能性があるとして輸入が禁止されている。

また、マグロを原料にしたヌクマム「{{lang|vi|Nam Ngư}}(ナム・グー)」もベトナム北部を中心に人気がある。ただ、着色料「ブラウンHT (E155)」が使用されており、[[フランス]]、[[ドイツ]]、[[アメリカ合衆国|米国]]、[[スイス]]、[[デンマーク]]、[[ノルウェー]]、[[スウェーデン]]、[[ベルギー]]、[[オーストリア]]などでは健康に悪影響を及ぼす可能性があるとして輸入が禁止されている。



==== ナンプラー ====

==== ナンプラー ====


2018年1月14日 (日) 13:04時点における版

魚醤(ぎょしょう)は、魚類または他の魚介類を主な原料にした液体状の調味料魚醤油(うおしょうゆ)、塩魚汁(しょっつる)とも呼ばれる。

概要

しょっつるといしる

 - 



沿調

[1]

種類


調使使199090

 (, nam pla) (nưc mm )  (patis) (, tuk trey) (nam paa) (ngan-pya-ye) (kecap ikan) 使𩸞

調 (trassi)  (belacan) (bagoon) (, prohok) (ngapi) 

: garum使使colatura

調 (kechiap)

製法

ベトナムの魚醤工場

使使

調


アレルギー


25400mg/kg [2][3][4]

各地の魚醤

日本の魚醤

しょっつる


使

しょっからいわし(しょからいわし)

新潟市西蒲区の角田浜越前浜地区名物、イワシの頭と内臓を取ったあと、大量の塩と混ぜて半年以上発酵させた魚醤油。しょっからいわしで大根を漬け込み、2ヶ月間熟成させたものは「なまぐさごうこ」と言い、現地の郷土食である[5]

いしる(いしり、よしる、よしり)


調使

使

[6][][7]

いかなご醤油

いかなご醤油

香川県の特産品。かつては「しょっつる」および「いしる」とともに日本三大魚醤と呼ばれた。1950年代に途絶えたが、近年になって少量ではあるが復活生産されるようになった。

1980年代以降の日本の主な製品


1990調19892000調

 - 

 - 

 - 

2000

 - 1999112008寿2011PR

 - 1993200113

 - 

 - 2004

 - 2010PR

 - 

 - 20002003

アジア(日本以外)の魚醤

エクチョッ


:  (aekjeot)

使使

魚露(ユールー)


: 𩸞: : 

西使

ヌクマム

ヌクマム

: nưc mm𩼕

1044 - 1調使

Nam NgưHT (E155)使

ナンプラー


:  (nam pla)

71nampla

2 - 31

ナンパー


: nam paa

80%20% (padeak) 

ブドゥ


: budu

 (ikan bilis) 使

パティス

(patis、フィリピン

ヨーロッパの魚醤

ウスターソース


: Worcestershire sauce

調

ガルム


: garum

 (Colatura di alici di Cetara) 

脚注



(一)^     2014 p.36.

(二)^ 2012125 

(三)^ (EU) 2013251024 

(四)^   Vol.81 (2015) No.1 p.97-106

(五)^ NHK20130501

(六)^ 

(七)^ 

参考文献

  • 太田静行、『魚醤油の知識』、1996年、幸書房、ISBN 4782101449
  • 石毛直道、ケネス・ラドル、『魚醤とナレズシの研究―モンスーン・アジアの食事文化』、1990年、岩波書店、ISBN 4000027212

関連項目