久大本線
久大本線 | |||
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基本情報 | |||
通称 | ゆふ高原線[1] | ||
国 | 日本 | ||
所在地 | 福岡県、大分県 | ||
種類 | 普通鉄道(在来線・地方交通線) | ||
起点 | 久留米駅 | ||
終点 | 大分駅 | ||
駅数 | 37駅 | ||
電報略号 | キタホセ[2] | ||
開業 | 1915年10月30日 | ||
全通 | 1934年11月15日 | ||
所有者 | 九州旅客鉄道 | ||
運営者 | 九州旅客鉄道 | ||
使用車両 | 使用車両の節を参照 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 141.5 km | ||
軌間 | 1,067 mm | ||
線路数 | 単線 | ||
電化方式 | 全線非電化 | ||
閉塞方式 | 特殊自動閉塞式(軌道回路検知式) | ||
最高速度 | 95 km/h[3] | ||
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停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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久大本線︵きゅうだいほんせん︶は、福岡県久留米市の久留米駅から大分県大分市の大分駅に至る九州旅客鉄道︵JR九州︶の鉄道路線︵地方交通線︶である。﹁ゆふ高原線﹂の愛称がある[1][4]。
概要[編集]
路線名の由来は久留米と大分を結んでいることから。大分駅と熊本駅を結ぶ豊肥本線とともに、九州を横断する鉄道路線である。 大分県九重町と由布市の境にある分水嶺の水分峠より西側は筑後川︵三隈川︶とその支流の玖珠川に沿って、東側は大分川に沿って九州を横断している。沿線には大分県の小京都といわれる日田や温泉地の由布院などの観光地を控えている。福岡県福岡市の博多駅から鹿児島本線久留米駅経由で由布院や大分・別府を結ぶ特急﹁ゆふ﹂や﹁ゆふいんの森﹂が運行されている。 2016年︵平成28年︶12月22日より、リアルタイム列車位置情報システム﹁どれどれ﹂が開始され、列車位置情報がスマートフォンアプリ﹁JR九州アプリ﹂で閲覧可能になった[5]。 また、運行管理システム﹁JACROS﹂を使用した自動放送を採用している久留米駅と大分駅を除いた35駅すべてに、次発案内放送・自動遠隔放送の設備がある。 国鉄時代は途中の夜明駅で日田彦山線、恵良駅で宮原線が分岐していたが、1984年︵昭和59年︶12月1日に宮原線が廃止され、1987年︵昭和62年︶の国鉄分割民営化後、日田彦山線が2023年︵令和5年︶8月28日に添田駅 - 日田駅間で運行を開始した日田彦山線BRT︵BRTひこぼしライン︶になり[注釈 1]、当線から途中駅で分岐する鉄道路線がなくなった。これにより、九州新幹線を除けば途中に分岐路線のない在来線鉄道路線として九州内で最長の路線となっている。路線データ[編集]
●管轄︵事業種別︶‥九州旅客鉄道︵第一種鉄道事業者︶ ●路線距離︵営業キロ︶‥141.5 km[6] ●軌間‥1067mm ●駅数‥37︵起終点駅含む︶[6] ●久大本線所属駅に限定した場合、起終点駅︵久留米駅は鹿児島本線、大分駅は日豊本線の所属[7]︶が除外され、35駅となる。 ●複線区間‥なし︵全線単線︶ ●電化区間‥なし︵全線非電化︶ ●閉塞方式‥特殊自動閉塞式︵軌道回路検知式︶[8] ●最高速度‥95 km/h[3] ●IC乗車カード対応区間‥ ●SUGOCA福岡・佐賀・大分・熊本エリア‥久留米駅 - 善導寺駅間、向之原駅 - 大分駅間[9]︵善導寺駅 - 向之原駅間では、SUGOCAで途中駅の入出場はできないが、SUGOCAで乗車して通過することは可能[10]︶ 久留米駅 - 豊後三芳駅間が本社鉄道事業本部直轄、豊後中川駅 - 大分駅間が大分支社の管轄である。運行形態[編集]
優等列車[編集]
優等列車として、全区間で博多駅 - 由布院駅・大分駅・別府駅間の特急﹁ゆふ﹂﹁ゆふいんの森﹂が運転されている。特急は博多駅 - 久留米駅間で鹿児島本線、大分駅 - 別府駅間で日豊本線に乗り入れる。 他にD&S列車︵観光列車︶として﹁或る列車﹂および﹁かんぱち﹂﹁いちろく﹂も運行されているが、これらは旅行商品専用の団体専用列車である。地域輸送[編集]
おおむね日田駅・由布院駅で運行系統が分かれている。 全線を直通する普通列車は長らく設定がなくなっていたが、2022年9月23日ダイヤ改正で久留米発大分行き︵1821D→1823D︶として下り列車が1本設定された[11]。久留米駅 - 日田駅間[編集]
普通列車は基本的に久留米駅発着だが、朝には鹿児島本線の鳥栖発着の列車が上下各1本設定されている︵下り列車は2022年9月23日ダイヤ改正から︶。久留米駅に車両留置スペースがないため鳥栖駅まで回送されて留置され、久留米駅から営業運転に入る列車もある。この場合鳥栖駅 - 久留米駅間は回送扱いとなる。これらの列車は久留米駅の久大本線専用の2番線には構造上入線できない[12]。久留米駅 - 善導寺駅・筑後吉井駅・うきは駅間の区間運転列車も設定されており、久留米駅 - 善導寺駅・筑後吉井駅・うきは駅間は1時間に1 - 2本[注釈 2]、うきは駅 - 日田駅間は1時間に1本程度運行されている。 なお、夜明駅 - 日田駅間では平成29年7月九州北部豪雨で被災した日田彦山線をBRTによる運行とした日田彦山線BRTも利用可能であり、久大本線と日田彦山線BRTを合わせて1時間2 - 3本の運行本数となる。 ワンマン運転の場合、久留米駅 - 善導寺駅間においては、駅員配置の有無に関係なく車内精算を行わない︵都市型ワンマン運転︶。なお、この区間はSUGOCAでの運賃支払いができる。日田駅 - 由布院駅間[編集]
大きく分けると久留米駅・日田駅 - 豊後森駅間の列車と、日田駅 - 由布院駅・大分駅間の列車が多いが、豊後森駅 - 由布院駅・大分駅間の列車もある。久留米駅 - 豊後森駅・由布院駅間および日田駅 - 大分駅間の列車など久留米方面や大分方面の区間と直通する列車も設定されている。この区間の本数は少なく4 - 5時間ほど運行されない時間帯がある。 また、日田駅 - 天ケ瀬駅間の区間列車も設定されていたが[13][注釈 3]、2008年3月15日のダイヤ改正時には廃止されている[14]。由布院駅 - 大分駅間[編集]
この区間は由布院駅 - 大分駅間直通を1時間に1本︵日中2時間ほど開く場合あり︶、向之原駅 - 大分駅間の区間運転列車を1時間に1本、交互に運行するダイヤをベースとして、朝に豊後国分駅 - 大分駅間、夕方以降に庄内駅・向之原駅 - 大分駅間の区間運転列車を1-2時間に1本設定し、合わせて1時間に1本 - 2本の列車が運行されている。また、豊後森駅・日田駅 - 大分駅間を直通する列車も運行されている[15]。 ワンマン運転の場合、向之原駅 - 大分駅間では駅員配置の有無に関係なく車内精算を行わない︵都市型ワンマン運転︶。なお、この区間はSUGOCAでの運賃支払いができる。 2015年3月14日のダイヤ改正からは亀川発向之原行きとして日豊本線からの直通列車が設定されたが[16]、2018年3月17日のダイヤ改正で再び廃止されている[15]。使用車両[編集]
クルーズトレインを除き、すべて気動車。キロシ47形︵佐世保車両センター所属︶、キハ71系・キハ72系︵直方車両センター所属︶を除き、大分車両センター所属車。
●キハ185系 - 特急﹁ゆふ﹂に使用される[17]。
●キハ71系 - 特急﹁ゆふいんの森﹂に使用される[17]。
●キハ72系 - 特急﹁ゆふいんの森﹂に使用される[17]。
●キロシ47形 - 団体専用列車﹁或る列車﹂として、日田駅 - 大分駅間で使用される。
●キハ125形[18] - 1993年から導入。日田駅 - 大分駅間で使用される。
●キハ200形・キハ220形 - 2003年3月15日に導入され[19][20]、その後、両運転台のキハ220形200番台が新製配置されている[21]。全区間で使用される。
●DF200形ディーゼル機関車・DE10形ディーゼル機関車・77系客車 - クルーズトレイン﹁ななつ星in九州﹂で運用される︵現在は大分駅 - 由布院駅間で運行中︶。
「ゆふ」キハ185(由布院駅)
「ゆふいんの森」キハ72(由布院駅)
キハ220と「ゆふいんの森」キハ71(由布院駅)
キハ220(鳥栖駅)
キハ125(御井駅)
「或る列車」キロシ47(豊後森駅)
過去の使用車両[編集]
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●気動車
●キハ58系[17][18]・キハ65形[17] - 急行用としてアコモデーション改造を受けた車両が急行﹁由布﹂に使用されていたほか[17]、未改造車・近郊形改造車が普通列車に使用されていた。急行の特急格上げ後はアコモデーション改造車も普通列車に使用された。またキハ58形・キハ65形各1両がトロッコ列車﹁TORO-Q﹂に使用されていた[要出典]。
●キハ66・67形 - 日田彦山線直通の急行︵のちに快速︶﹁日田﹂﹁はんだ﹂などを中心に使用されていた[17]。
●キハ31形[18] - 普通列車用。
●キハ183系1000番台 - 1992年に﹁ゆふいんの森II世﹂に転用改造され特急﹁ゆふいんの森﹂で使用されたが、1999年にキハ72系に代替され当線から撤退した。その後、2004年に改造を受け特急﹁ゆふDX﹂で使用されたが、2011年に﹁ゆふDX﹂の運転が廃止され当路線から撤退し[17]、その後は豊肥本線で特急﹁あそぼーい!﹂に使用されている[22]。
●キハ40形・キハ140形・キハ47形・キハ147形 - 普通列車用。2020年3月12日をもって運用終了。
●客車
●1990年代にJR他社が快速﹁海峡﹂を除いて定期運行の普通客車列車をすべて廃止したあとも、50系[18]・12系[18]を使用した客車普通列車を運行していたが、豊肥本線熊本駅 - 肥後大津駅間の電化に伴う気動車の玉突き転配により、[要出典]1999年12月4日のダイヤ改正で気動車に代替され消滅した[4]。
●機関車
●前記の客車列車の牽引用にDE10形ディーゼル機関車が使用されていた[18][4]。1956年から1970年までD60形蒸気機関車が多く使用されていた[23]。
キハ58・65による急行「由布」
「TORO-Q」キハ65
大分駅に到着したキハ31
キハ183「ゆふDX」旧塗色
キハ183「ゆふDX」新塗色
久大本線普通列車用として車掌室設置改造が施された12系オハ12形客車
キハ147(善導寺駅)、2017年九州北部豪雨に伴い久留米-光岡間で充当された。
歴史[編集]
久大本線の優等列車の沿革については「ゆふ (列車)#久大本線優等列車沿革」を参照
大分駅 - 小野屋駅間は私鉄の大湯鉄道として開業している[24]。1922年に国有化され大湯線︵だいとうせん︶となった[24]。大湯鉄道が計画していた湯平駅[25] まで延伸されたのは、国有化後の1923年であった[24]。以後順次延伸され1933年に天ケ瀬駅まで開業した[24]。
久留米駅 - 天ケ瀬駅間は久大線として開業した[26]。最初に開業したのは久留米駅 - 筑後吉井駅間で1928年に開業した[26]。それまで久留米駅 - 豆田駅︵日田町︶間に私鉄の筑後軌道が走っていたが、久大線と競合するため補償を受けて1929年に廃止された。日田駅まで開業したのは1934年で、同年中に最後の区間である日田駅 - 天ケ瀬駅間が開業して久留米駅 - 大分駅間が全通した[26]。
年表[編集]
大湯線︵大分駅 - 天ケ瀬駅間︶[編集]
●1915年︵大正4年︶10月30日‥大湯鉄道が大分市駅 - 小野屋駅間を開業。大分市駅・古国府停留場・永興停留場・賀来駅・平横瀬停留場・向之原駅・鬼瀬停留場・櫟木停留場・小野屋駅が開業[27][28][29]。 ●1918年︵大正7年︶2月1日‥森ノ木停留場が開業[29][30]。 ●1922年︵大正11年︶12月1日‥大湯鉄道が買収・国有化され、大分駅 - 小野屋駅間が大湯線となる[29][31]。大分市駅が大分駅に併合されて廃止、古国府停留場・森ノ木停留場・平横瀬停留場・鬼瀬停留場・櫟木停留場が廃止[29]。 ●1923年︵大正12年︶9月29日‥小野屋駅 - 湯平駅間が延伸開業[28]。天神山駅・庄内駅・湯平駅が開業[29][32]。 ●1925年︵大正14年︶ ●2月3日‥鬼瀬駅が新設[29]。 ●7月29日‥湯平駅 - 北由布駅間が延伸開業[28][33]。南由布駅・北由布駅が開業[29]。 ●12月1日‥永興駅が南大分駅に改称[29][34]。 ●1926年︵大正15年︶11月26日‥北由布駅 - 野矢駅間が延伸開業[28][35]。野矢駅が開業[29]。 ●1928年︵昭和3年︶10月28日‥野矢駅 - 豊後中村駅間が延伸開業[28][36]。豊後中村駅が開業[29]。 ●1929年︵昭和4年︶12月15日‥豊後中村駅 - 豊後森駅間が延伸開業[28][37]、引治駅・恵良駅・豊後森駅が開業[29]。 ●1930年︵昭和5年︶4月6日‥鬼瀬駅 - 小野屋駅間で、後進牽引︵ボイラー側を客車に向けて牽引︶を行った機関車のボイラーが破裂。煙室扉から大量の高熱蒸気が客車内に吹き込み、23名が死亡する事故︵久大線機関車ボイラー破損事故︶が発生[38][39]。 ●1932年︵昭和7年︶9月16日‥豊後森駅 - 北山田駅間が延伸開業[28][40]。北山田駅が開業[29]。 ●1933年︵昭和8年︶9月29日‥北山田駅 - 天ケ瀬駅間が延伸開業し[28][41]、天ケ瀬駅が開業[29]。 ●1934年︵昭和9年︶11月15日 ‥久大線に編入[42][43]。久大線→久大本線[編集]
駅一覧[編集]
●普通列車はすべての駅に停車。特急列車の停車駅については﹁ゆふ (列車)﹂を参照。 ●線路︵全線単線︶ … ◇・∨・∧‥列車交換可、|‥列車交換不可駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業キロ |
接続路線 | 線路 | 所在地 | ||
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久留米駅 | - | 0.0 | 九州旅客鉄道: 九州新幹線・ 鹿児島本線(JB17) | ∨ | 福岡県 | 久留米市 | |
久留米高校前駅 | 3.4 | 3.4 | | | ||||
南久留米駅 | 1.5 | 4.9 | ◇ | ||||
久留米大学前駅 | 1.9 | 6.8 | | | ||||
御井駅 | 1.2 | 8.0 | ◇ | ||||
善導寺駅 | 4.6 | 12.6 | ◇ | ||||
筑後草野駅 | 3.1 | 15.7 | ◇ | ||||
田主丸駅 | 5.1 | 20.8 | ◇ | ||||
筑後吉井駅 | 5.6 | 26.4 | ◇ | うきは市 | |||
うきは駅 | 3.6 | 30.0 | ◇ | ||||
筑後大石駅 | 3.0 | 33.0 | | | ||||
夜明駅 | 6.1 | 39.1 | 九州旅客鉄道:■日田彦山線BRT | ◇ | 大分県 | 日田市 | |
光岡駅 | 6.1 | 45.2 | 九州旅客鉄道:■日田彦山線BRT | ◇ | |||
日田駅 | 2.4 | 47.6 | 九州旅客鉄道:■日田彦山線BRT | ◇ | |||
豊後三芳駅 | 1.8 | 49.4 | | | ||||
豊後中川駅 | 5.9 | 55.3 | | | ||||
天ケ瀬駅 | 4.2 | 59.5 | ◇ | ||||
杉河内駅 | 4.1 | 63.6 | | | ||||
北山田駅 | 4.2 | 67.8 | | | 玖珠郡 | 玖珠町 | ||
豊後森駅 | 5.4 | 73.2 | ◇ | ||||
恵良駅 | 4.1 | 77.3 | ◇ | 九重町 | |||
引治駅 | 3.4 | 80.7 | | | ||||
豊後中村駅 | 2.4 | 83.1 | ◇ | ||||
野矢駅 | 5.1 | 88.2 | ◇ | ||||
由布院駅 | 10.9 | 99.1 | ◇ | 由布市 | |||
南由布駅 | 3.4 | 102.5 | ◇ | ||||
湯平駅 | 7.1 | 109.6 | ◇ | ||||
庄内駅 | 4.9 | 114.5 | ◇ | ||||
天神山駅 | 3.6 | 118.1 | | | ||||
小野屋駅 | 1.5 | 119.6 | ◇ | ||||
鬼瀬駅 | 5.0 | 124.6 | | | ||||
向之原駅 | 3.1 | 127.7 | ◇ | ||||
豊後国分駅 | 4.0 | 131.7 | ◇ | 大分市 | |||
賀来駅 | 2.2 | 133.9 | | | ||||
南大分駅 | 2.7 | 136.6 | ◇ | ||||
古国府駅 | 2.3 | 138.9 | | | ||||
大分駅 | 2.6 | 141.5 | 九州旅客鉄道:■日豊本線・■豊肥本線(阿蘇高原線) | ∧ |
●直営駅︵駅長配置駅︶‥久留米駅、日田駅、豊後森駅、由布院駅、大分駅
●直営駅︵駅長配置なし︶‥久留米大学前駅、筑後吉井駅、向之原駅、南大分駅
●業務委託駅‥天ヶ瀬駅
●簡易委託駅‥田主丸駅、うきは駅、豊後中村駅、庄内駅、小野屋駅
廃駅[編集]
●櫟木停留場‥小野屋駅 - 鬼瀬駅間、1922年12月1日廃止[29]。 ●鬼瀬停留場‥小野屋駅 - 鬼瀬駅間、1922年12月1日廃止、1925年同位置に鬼瀬駅が開業[29]。 ●平横瀬停留場‥向之原駅 - 豊後国分駅間、1922年12月1日廃止[29]。 ●賀来神社裏臨時乗降場‥向之原駅 - 豊後国分駅間、1917年9月12日廃止[29]。 ●森ノ木停留場‥豊後国分駅 - 賀来駅間、1922年12月1日廃止[29]。 ●古国府停留場‥南大分駅 - 大分駅間、1922年12月1日廃止︵1988年開業の古国府駅とは別位置︶[29]。過去の接続路線[編集]
●久留米駅 ●西日本鉄道上久留米線 - 1948年7月5日休止、1951年12月25日廃止[97] ●筑後軌道 - 1929年3月26日廃止[98] ●恵良駅‥宮原線 - 1984年12月1日廃止[99] ●大分駅‥大分交通別大線 - 1972年4月5日廃止[100]新駅設置計画[編集]
この節の加筆が望まれています。 |
久留米市は、御井駅 - 善導寺駅間と田主丸駅 -筑後吉井駅間[101] において新駅設置を検討している[102]。
輸送実績[編集]
平均通過人員(輸送密度)、旅客運輸収入は以下の通り。
年度 | 平均通過人員(人/日) | 旅客運輸収入 (百万円/年) |
出典 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
全区間 | 久留米 - 日田 | 日田 - 由布院 | 由布院 - 大分 | |||
1987年度 | 3,122 | 3,040 | 2,564 | 3,890 | - | [103] |
2016年度 | 2,754 | 3,867 | 2,027 | 2,387 | 2,343 | [103] |
2017年度 | 1,856[* 1] | -[* 2] | 1,340 | 2,483 | 1,655 | [104] |
2018年度 | 2,482[* 3] | 3,437[* 3] | 1,756 | 2,294 | 2,054 | [105] |
2019年度 | 2,462 | 3,475 | 1,756 | 2,162 | 2,094 | [106] |
2020年度 | 1677[* 4] | 1677 | -[* 5] | -[* 5] | 616 | [107] |
- 備考
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ abc﹁JR年表﹂﹃JR気動車客車情報89年版﹄ジェー・アール・アール、1989年8月1日、145頁。ISBN 4-88283-110-4。
(二)^ 日本国有鉄道電気局﹃鉄道電報略号﹄1959年9月17日、24頁。
(三)^ abFACt SHEETS 2017 - JR九州
(四)^ abcde藤吉不三夫﹁久大本線の﹁客車列車﹂﹂ 財団法人西日本文化協会﹃西日本文化﹄第449号 2011年 P.18-19
(五)^ ab〜 運行情報のご案内を充実 〜 ﹁JR九州アプリ﹂で列車位置情報を表示します! (PDF) - 九州旅客鉄道、2016年12月20日
(六)^ ab﹃歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR﹄ 通巻27号 豊肥本線/久大本線17頁
(七)^ ﹃停車場変遷大事典 国鉄・JR編﹄JTB 1998年
(八)^ 平成27年度鉄道統計年報 - 国土交通省
(九)^ 利用可能・発売エリア - 九州旅客鉄道 SUGOCA公式サイト、2015年6月7日閲覧
(十)^ SUGOCAは、エリア内のご乗車であれば最も安い運賃で減額します - 九州旅客鉄道 SUGOCA公式サイト
(11)^ ﹃九州時刻表2022年秋号﹄交通新聞社、2022年9月20日、221頁。
(12)^ 久留米駅|構内図:JRおでかけネット
(13)^ ﹃JTB時刻表﹄2007年10月号、JTBパブリッシング、pp.442-443
(14)^ ﹃JTB時刻表﹄2008年3月号、JTBパブリッシング、pp.442-443
(15)^ abJTBパブリッシング﹃JTB時刻表﹄2018年3月号、p.444
(16)^ “平成27年春ダイヤ改正”. 九州旅客鉄道
(17)^ abcdefgh今尾恵介・原武史監修﹃日本鉄道旅行歴史地図帳﹄12号 九州沖縄、新潮社、2011年、pp.48-49
(18)^ abcdef﹃JR気動車客車編成表﹄'96年版、ジェー・アール・アール、1996年、pp.88, 90, 92
(19)^ 九州うんゆジャーナル 2003年冬号 Vol.69︵九州運輸振興センター︶ - 日本財団図書館︵電子図書館︶、2015年6月8日閲覧
(20)^ ﹁JR年表﹂﹃JR気動車客車編成表 '03年版﹄ジェー・アール・アール、2003年7月1日、191頁。ISBN 4-88283-124-4。
(21)^ JR九州殿 キハ220形200番台気動車 - 日本車輌製造、2015年6月8日閲覧
(22)^ 今尾恵介・原武史監修﹃日本鉄道旅行歴史地図帳﹄12号 九州沖縄、新潮社、2011年、p.39
(23)^ ﹃歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR﹄ 通巻27号 豊肥本線/久大本線30頁
(24)^ abcd宮脇俊三・原田勝正︵編︶﹃全線全駅鉄道の旅10九州JR私鉄2500キロ﹄小学館、1991年、p.162
(25)^ ﹁軽便鉄道免許状下付﹂﹃官報﹄1912年11月18日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(26)^ abc宮脇俊三・原田勝正︵編︶﹃全線全駅鉄道の旅10九州JR私鉄2500キロ﹄小学館、1991年、p.164
(27)^ ﹁軽便鉄道運輸開始﹂﹃官報﹄1915年11月8日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(28)^ abcdefghijklm国土交通省鉄道局監修﹃鉄道要覧﹄平成18年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.55
(29)^ abcdefghijklmnopqrstuvwxyzaaabacadaeaf今尾 (2009)
(30)^ ﹁軽便鉄道停留場設置﹂﹃官報﹄1918年2月15日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(31)^ ﹁鉄道省告示第159号﹂﹃官報﹄1922年11月9日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(32)^ ﹁鉄道省告示第175号・第176号﹂﹃官報﹄1923年9月20日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(33)^ ﹁鉄道省告示第130号・第131号﹂﹃官報﹄1925年7月25日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(34)^ ﹁鉄道省告示第211号﹂﹃官報﹄1925年11月2日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(35)^ ﹁鉄道省告示第220号・第221号﹂﹃官報﹄1926年11月20日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(36)^ ﹁鉄道省告示第234号・第235号﹂﹃官報﹄1928年10月20日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(37)^ ﹁鉄道省告示第257号・第258号﹂﹃官報﹄1929年12月7日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(38)^ 久保田博﹃鉄道重大事故の歴史﹄グランプリ出版、2000年、p.51
(39)^ ﹃鉄道省年報. 昭和5年度﹄︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
(40)^ ﹁鉄道省告示第342号・第343号﹂﹃官報﹄1932年9月10日︵国立国会図書館デジタルコレクション︶
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