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水原弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファイル:KIMG1567.jpg
  
水原 弘
出生名 高和 正弘(たかわ まさひろ)
別名 おミズ
生誕 1935年11月1日
出身地 日本の旗 日本 東京府 東京市 深川区
(現・東京都 江東区
死没 (1978-07-05) 1978年7月5日(42歳没)
福岡県 北九州市 戸畑区
学歴 東京都立赤坂高等学校商業科卒業
ジャンル 歌謡曲ジャズラテン洋楽民謡など
職業 歌手俳優
担当楽器
活動期間 1959年 - 1978年
レーベル 東芝EMI
事務所 渡辺プロダクションマナセプロダクション

  193510111 - 19785375

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2005

[]

1[]


2

195732退 33

195934[ 1]3057

1[ 2]10NHK[ 3]320

1960

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19653105502

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1967422918NHK64
 &

197045CM3CM

19734824NHK10197146223241974492535000[1]

42[]


197752112調宿2退6

71

[1]

197853624宿1/3鹿

1175429000

199911殿

作品[編集]

シングル[編集]

発売日 品番    タイトル 作詞    作曲          編曲       備考
1959年7月下旬臨発     JP-1070 A 黒い花びら 永六輔        中村八大 A面は第1回日本レコード大賞受賞(この年は新人にして大賞を受賞したため、新人賞は設けられなかった)。

永六輔&中村八大(六・八)コンビによる第1号作品。

三連符のロッカバラードがオリジナルの歌謡曲として聴かれる歌になって登場したのもこれが最初。

“黒い”シリーズ第1弾シングル。東宝映画『青春を賭けろ』挿入歌。

B 青春を賭けろ 東宝映画『青春を賭けろ』主題歌。
1959年11月 中旬臨発 JP-1090 A 黒い落葉 永六輔        中村八大 “黒い”シリーズ第2弾シングル。
B 黄昏のビギン 永六輔

中村八大

1960年2月臨発 JP-1135 A 別離 水島哲        中村八大 東宝映画『別離の歌』主題歌(水原主演、共演は高島忠夫、水野久美)。
B 黒い貝殻 永六輔 東宝映画『別離の歌』挿入歌で“黒い”シリーズ第3弾。

”黒い”シリーズの中では最も評価されませんでしたが永六輔氏は一番自信を持っていた作品でした。

1960年5月下旬臨発 JSP-7002  A キサス・キサス・キサス Osvaldo Farrés Osvaldo Farrés   内藤法美 演奏:内藤法美&東芝オールスターズ   ※訳詞者 不詳
B カチート Consuelo Velazquez   Consuelo Velazquez   演奏:内藤法美&東芝オールスターズ   ※訳詞者 不詳
1960年6月中旬臨発 JP-1159 A 暗い慕情 大藪春彦        中村八大 水原主演の東宝映画『みな殺しの歌より 拳銃よさらば!』主題歌。
B この青さ、この若さ 永六輔 東宝映画『高原に鐘は鳴る』主題歌。
1960年8月下旬臨発 JP-1204 A さすらいの唄 呉正恭 二宮久男 岩井直溥
B 恋のカクテル 永六輔        中村八大 東宝映画『黒い花びら』主題歌。
1960年11月臨発 JP-1218 A 星の下の瞳 永六輔        中村八大 ハワイアンテイストのアイドル的歌謡曲
B 夜の渚 水島哲 ダニー飯田 中村八大
1960年11月1日 JP-5044 B ホワイト・クリスマス 訳詩:永六輔 バーリン 長洲忠彦 A面は、森山加代子「ジングル・ベル」。演奏:ブルーソックス+ストリングス
1960年11月1日 JP-5045 A ブルー・クリスマス 訳詩:水原弘 ヘイズ・ジョンソン 長洲忠彦 エルヴィス・プレスリーの名唱で知られるバラード・ナンバー。B面は、森山加代子「飛んで来たサンタクロース」。演奏:ブルーソックス+ストリングス
1961年5月 JP-1261 A 裏町人生 島田磐也 阿部武雄 中村八大 上原敏・結城道子による1937年のヒット曲のカバー。

B面は、津川洋一の「人生航海」のカップリング。 島田磐也作詞生活30年記念作品。コーラス:ローヤル・ナイツ

1961年5月 JP-1267 A 禁じられた恋のボレロ A.&M.Rahbany

訳詞:漣健児

     A.&M.Rahbany 宮川泰 フィルム・シンフォニック・オーケストラ、ファルーのカヴァー。

アルジェリア動乱に咲いた恋をテーマにした。 牧村旬子他との競作になったが、水原盤が圧勝した。

演奏:渡辺晋とシックス・ジョーズ+ストリングス

B 涙が燃える 原由紀        原六朗
1961年9月臨発 JP-1309 A ある慕情

Sweet William

訳詞:ホセしばさき ジョーンズ        岩井直薄 演奏:東芝オール・スターズ
B 哀愁のテーマ

Theme of the lonely

訳詞:漣健児 ペレツ 中村八大
1961年9月臨発 JP-1330 A 男一匹旅がらす 島田磬也       中村八大 大映映画『黒い三度笠』主題歌。
B 黒い三度笠 青島幸男
1961年11月 JP-1306 A 俺も独りさ 松井由利夫       広瀬健次郎
B いいなづけ         原六朗        近藤進 演奏:高見健三とミッドナイト・サンズ・オーケストラ
1961年12月 JP-1315 A 白い花の咲く頃 寺尾智沙 田村しげる     小野崎孝輔 1950年の岡本敦郎のカヴァー曲
B ヤツ             平岡精二 演奏:平岡精二クインテット+ストリングス
1962年1月上旬臨発 JP-1356 A 月曜日の男 持統院丈太郎

PD:飯島敬

      沢田駿吾 TBS『月曜日の男』(主演:JJこと持統院丈太郎役:待田京介)主題歌。

演奏:高見健三とミッドナイト・サンズ・オーケストラ

B 夜のサキソフォン 東逸平       倉知輝
1962年2月 JP-1338 A おやすみなさい              平岡精二 演奏:平岡精二クインテット  デューク・エイセス
B ギターを手にすると         平岡精二 小野崎孝輔 演奏:高見健三とミッドナイト・サンズ・オーケストラ
1962年3月臨発 JP-1380 A              平岡精二 東宝映画「若者たちの夜と昼」主題歌

映画音楽監督:平岡精二 演奏:ブルーソックス・オーケストラ

B お前だけが              平岡精二
1962年5月 JP-1374 A 哀愁 原六朗          原田良一
B 月影のハーモニカ              原六朗 ハーモニカ:森本恵夫
1962年7月10日臨発      JP-5126 A 夜の慕情 Hans Fritz

訳詞:渡舟人

Otto Borgmann

オットー・ボルグマン

小林郁夫 コンチネンタル・タンゴの代表的作品「夜のタンゴ」
B モスコーの夜は更けて V.Soloviev Sedoy

訳詞:漣健児

M.Mathsovsky 多くの実力派がカヴァーしている名曲
1962年9月 JP-1436 A 恋の約束 呉 正恭 二宮久男 小野崎孝輔
B 一人ぼっちの夜 呉 正恭 二宮久男 小野崎孝輔
1962年10月 JP-1452 A 星に歌う青春 高月ことば         大文字丈太郎 
B         津田昭 小野崎孝輔
1962年12月5日 JP-5163 A 忘れ得ぬ慕情

A Token of Love

訳詞:三田恭次 W.カイマン 小野崎孝輔
B 夜霧に泣くブルース

Karin's Theme

訳詞:三田恭次 S.アップルバーム
1963年2月 JP-5179 A 悲しき兵士の物語

THEME FROM BALLAD OF A SOLDIER

三田恭次 フランクル 小野崎孝輔
B シルヴァー・ムーン SILVER MOON 漣健児 フェルツ
1963年2月20日臨発 JP-5194 A いとしのロンリーハート

Dear Lonely  Heart     

B.ハーレイ

訳詞:三田恭次

E.J.アントン 小野崎孝輔
B 悲恋の掟

Basta Cosi

セルジオ・エンドリゴ   

訳詞:漣健児  

セルジオ・エンドリゴ  岩井直薄
1963年3月5日 JP-1522 A 素晴らしい人生 竹内伸光          中村八大 明るい曲調の1曲。自身のコンサートでもオープニングやエンディングにもなった。
B 野良犬の歌
1963年6月 JP-1549 A 黒い旅鴉 竹内伸光          中村八大
B 水にうつりし月 永六輔
1963年8月 JP-1573 A 夜の哀愁 くるみ広彰 くるみ敏弘 小野崎孝輔
B 風に歌おう 永六輔          中村八大 NHK-TV「夢であいましょう」より。
1963年10月 JP-1616 A 男なら 西岡水朗 草笛圭三 小野崎孝輔
B 俺とお前が 三田恭次          小野崎孝輔
1964年3月 TR-1024 A 夜霧のブルース 島田磬也 大久保徳二郎 小野崎孝輔
B 上海ブルース
1965年5月 TR-1042 A 波止場ブルース 島田磬也 大久保徳二郎 小野崎孝輔
B 雨のデイト 島田磬也         大久保徳二郎
1964年5月 TR-1066 A 恋と云うものは 三田恭次

ミッキー・カーティス

鈴木邦彦

ミッキー・カーティス

藤家虹二 B面は、島リエ「あきらめて」とのカップリング。

演奏:藤家虹二オール・スターズ 島リエとのデュエット曲

1964年6月 TR-1060 A 或る雨の午後 島田磐也 大久保徳二郎 小野崎孝輔
B 素浪人ぶし 大久保徳二郎
1964年11月 TP-1001 A ど根性一代 十二村哲

勝新太郎

        大久保徳二郎 勝新太郎の台詞入り。東芝レコード・ステレオ・シングルの第1回発売作品。
B 男の人生 島田磬也
1965年2月 TP-1035 A 枯あし船頭唄 十二村哲         大久保徳二郎
B 怒涛一代
1965年7月 TP-1094 A 銀座川 志賀大介         いずみたく
B 裏町ぐらし
1965年9月 TP-1119 A ぐちも涙も忘れよう 三田恭次

白崎まさし

        大久保徳二郎
B 波止場無宿 十二村哲
1965年12月 TP-1163 A あきらめ節 橋本忍 大久保徳二郎 小野崎孝輔 NETテレビ『悪の紋章』主題歌。
B 涙に弱い俺なんだ 志賀大介
1966年3月5日 TP-1234 A 人情小唄 斉藤次男

松井由利夫(補作)

        吉野達弥
B 浮雲の唄 松井由利夫          大沢浄二
1966年5月5日 TP-1279 A 幸せをはここに          大橋節夫 小野崎孝輔
B 夜霧の別れ 志賀大介         大久保徳二郎
1966年9月 TP-1326 A おんなの子守唄 吉田央 高原哲 藤家虹二
B 恋ぐろう 沢ノ井千江児 中村泰士 小野崎孝輔
1967年1月 TP-1390 A 君こそわが命 川内康範 猪俣公章 小野崎孝輔 第9回日本レコード大賞歌唱賞受賞。

週刊アサヒ芸能連載  川内康範原作『君こそわが命』より。

B 沈黙のブルース
1967年5月 TP-1470 A 君を愛して 川内和子 松尾安巳 小野崎孝輔
B 燃える 朝日放送『愛の装飾』主題歌。
1967年11月5日 TP-1555 A 愛の渚         浜口庫之助 小野崎孝輔 “ひとりG.S.”的なアレンジ。
B スイッチョ小唄 韓国歌謡調を取り入れた曲。
1967年12月25日 TP-1578 A 好きと云ってよ 丹古晴己 大本恭敬 小野崎孝輔
B おしえてほしい 白野隆一
1968年4月10日 TP-2008 A 愛の芽ばえ なかにし礼 平尾昌晃 小野崎孝輔
B 七月の子守唄
1968年7月 TP-2028 A 可愛い奴 有馬三恵子 鈴木淳 小野崎孝輔 有馬・鈴木夫妻の作品。
B 哀しい恋
1968年9月21日 TP-2064 A 慟哭のブルース 川内康範 曽根幸明 森岡賢一郎 週刊女性連載 川内康範原作『慟哭』より。
B 恋情 三住令二 荒木圭男
1969年3月5日 TP-2133 A こころ泣き 丹古晴己          鈴木邦彦
B さよならは言えない なかにし礼
1969年5月1日 TC-1131 A 忍びのテーマ 李春子 大本恭敬 川口真 フジテレビ系アニメ『忍風カムイ外伝』主題歌。

B面は、デューク・エイセス「白いつばめ」。

1969年7月1日 TP-2176 A 恋のかげろう 山口あかり 大本恭敬 荒木圭男
B 恋に切なく 山口洋子 イマムラたかし コーラス:スリー・シンガーズ
1969年10月1日 TP-2196 A 女の爪あと 西沢爽          猪俣公章
B 流れ花
1970年4月 TP-2266 A 流れびとの詩 丘たくみ 大本恭敬 黒木走男
B 丹下左膳の唄 NETテレビ『丹下左膳』主題歌。

みすず児童合唱団

1970年9月5日 TP-2329 A へんな女         浜口庫之助 小谷充 この年2月に発売・大ヒットした左卜全の『老人と子供のポルカ』の路線に近いテイストのシニカルなナンセンス・ソング。

歌詞の中に、“へんな唄歌う、へんな男・水原弘”が登場する(コーラスの子供たちが、歌の合間に水原の名前を呼ぶ)。

B 泣くときゃひとり 山口洋子 浜口庫之助 小杉仁三
1971年1月 TP-2363 A からだの中を風が吹く 下田偉咲夫 下田偉咲夫 小谷充 日活映画『関東流れ者』挿入歌。

第1回ポピュラーソングコンテストグランプリ曲

B 可愛い女 西沢爽 大本恭敬 小野崎孝輔
1971年3月5日 TP-2390 A 愛々ブルース 川内康範 曾根幸明 森岡賢一郎
B 明日は何処かへ 小野崎孝輔
1971年6月 TP-2463 A 風来坊仁義 伊吹とおる 原田みのる 春見俊介 第3回古賀賞受賞作品。
B 流転 藤田まさと 阿部武雄 小野崎孝輔
1971年8月 TP-2497 A こんど生れてくる時は         浜口庫之助 小杉仁三 東芝児童合唱団
B あゝこの恋は
1971年11月25日 TP-2567 A 隠密大作戦 鳥居実 大本恭敬 小野崎孝輔 NTV系連続テレビドラマ「弥次喜多隠密道中」主題歌。
B かなしみの詩
1971年12月 TP-2592 A 二度目の恋         浜口庫之助 小杉仁三
B いつ咲く恋の花
1972年3月5日 TP-2620 A お嫁に行くんだね          林保明 一ノ瀬義孝 NHK『あなたのメロディー』1971年度最優秀曲。
B マリアの愛 川内康範 曾根幸明 小野崎孝輔 第1回東京音楽祭国内大会(1972年5月13日)入賞曲。
1972年8月5日 TP-2702 A 永遠の愛 片桐和子 Sunny Conwell 小野崎孝輔
B 遅すぎた恋
1973年2月5日 TP-2800 A 雪国 志摩美之 平尾昌晃 竜崎路路 川端康成の「雪国」をモチーフにしている。

デビュー15周年記念歌。

B こころのブルース
1973年6月 TP-2867 A 自由の旗の下に 川内康範 遠藤実 斉藤恒夫
B こころに太陽抱きながら 鈴木邦彦 青木望
1973年9月 TP-2918 A 祭りの夜は恋の夜         浜口庫之助 小杉仁三
B 青空
1974年5月5日 TP-20008 A 港はまだ遠い 吉田旺 浜圭介 竜崎孝路 最後のシングル。
B かもめの宿

アルバム[編集]

  • 水原弘 ラテンを歌う(JPO-1040)
  • 黒い花びら(JPO-1050)
  • おミズと加代ちゃんのクリスマス・イブ(JPO-1161)※森山加代子との共演盤
  • 魅惑の声 第1集~水原弘 ヒット・ソング集(JPO-1108)
  • 黒田節~水原弘民謡を歌う(JPO-3023)
  • 魅惑の声 第2集~水原弘 ザ・ビッグ・ヒット・パレード集(JPO-1158)
  • おミズ再びラテンを歌う(JPO-3025)
  • 魅惑の声 第3集~水原弘 ヒット・ソング集(JPO-1202)
  • 素晴らしい人生(JPO-1322)

以上10インチ盤

  • 男のうた(TP-6014)
  • 君こそわが命(TP-7091)※初期モノラル曲はステレオ再録音
  • 水原弘オン・ステージ 歌い続けて10年(TP-9005)※ライブ盤
  • 軍歌(TP-7334)
  • 夜に歌う(TP-7437)
  • 夢の競演(TP-7474)※4曲収録 和田弘とマヒナスターズ黒木憲とのオムニバス盤 (和田弘とマヒナスターズは全曲演奏も担当)
  • 九段の母 水原弘 軍歌を歌う(TP-8098)
  • 人生劇場(TP-8127)
  • 水原弘オン・ステージ~こんばんは水原弘です(TP-8199/8200)※ライブ盤
  • 雪国~水原弘 抒情歌を唄う(TP-8240)
  • 初公開!熱唱!水原弘(TOCT-6225/6)※再録音、未発表曲集(CD)
  • 絶唱 水原弘 最後の録音盤 ※晩年の再録音(CD)

ベスト盤LP

  • 黒い花びら~水原弘歌謡デラックス(TP-4011/2)
  • こころで唄う(TR-6125/6)
  • 水原弘デラックス(TP-8078)※夢の競演 収録の4曲含む(「花と蝶」は和田弘とマヒナスターズが演奏したヴァージョン)
  • 水原弘全曲集(TP-60019)

映画出演[編集]

  • 青春を賭けろ(1959年、東宝
  • 檻の中の野郎たち(1959年、東宝)
  • 「黒い落葉」より 青春を吹き鳴らせ(1959年、日活
  • 黒い花びら(1960年、東宝)
  • 嵐を呼ぶ楽団(1960年、東宝)
  • 別離の歌(1960年、東宝)
  • みな殺しの歌より 拳銃よさらば!(1960年、東宝)
  • 銀座の恋人たち(1961年、東宝)
  • 飛び出した女大名(1961年、大映
  • ドドンパ酔虎伝(1961年、大映)
  • 黒い三度傘(1961年、大映)
  • メキシコ無宿(1962年、日活)
  • べらんめぇ芸者と大阪娘(1962年、東映
  • 若者たちの夜と昼(1962年、東映)
  • クレージーの花嫁と七人の仲間(1962年、松竹
  • かっこいい若者たち(1962年、大映)
  • 夢で逢いましょ(1962年、東宝)
  • ひばり・チエミのおしどり千両傘(1963年、東映)
  • 夜霧の上州路(1963年、東映)
  • この首一万石(1963年、東映)
  • 悪名波止場(1963年、大映)
  • 駿河遊侠伝 破れ鉄火(1964年、大映)
  • 駿河遊侠伝 度胸がらす(1965年、大映)
  • 男の挑戦(1968年、松竹)
  • 霧にむせぶ夜(1968年、松竹)
  • 関東流れ者(1971年、日活)

テレビドラマ出演[編集]

NHK紅白歌合戦出場歴[編集]

年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手 備考
1959年(昭和34年)/第10回 黒い花びら 11/25 水谷良重 紅白初出場
1960年(昭和35年)/第11回 2 恋のカクテル 10/27 水谷良重(2)
1961年(昭和36年)/第12回 3 禁じられた恋のボレロ 11/25 松尾和子
1967年(昭和42年)/第18回 4 君こそわが命 02/23 園まり 6年ぶりに復帰出場
1968年(昭和43年)/第19回 5 愛の渚 09/23 西田佐知子
1969年(昭和44年)/第20回 6 君こそわが命(2回目) 16/23 梓みちよ
1970年(昭和45年)/第21回 7 へんな女 02/24 和田アキ子
1971年(昭和46年)/第22回 8 こんど生まれて来る時は 24/25 水前寺清子 トリ前
1972年(昭和47年)/第23回 9 お嫁に行くんだね 17/23 平田隆夫とセルスターズ
1973年(昭和48年)/第24回 10 君こそわが命(3回目) 21/22 都はるみ トリ前(2)・生涯最後の紅白出場

(注意点)

  • 対戦相手の歌手名の( )内の数字はその歌手との対戦回数、備考のトリ等の次にある( )はトリ等を務めた回数を表す。
  • 曲名の後の(○回目)は紅白で披露された回数を表す。
  • 出演順は「(出演順)/(出場者数)」で表す。

秘話[編集]

1973年(昭和48年)の年明け頃から、暴力団追放運動が盛んになり、美空ひばりが実弟の不祥事発覚や、デビュー以来の山口組及び三代目組長・田岡一雄との公私にわたる長年の親密な関わりが問題視されたことをきっかけに、全国の公会堂や市民会館での公演をボイコットされていた時、水原は演劇プロデューサーの黒田耕司から名古屋御園座での4月公演「美空ひばり特別公演」の芝居「かすりの女」[2]への出演を依頼された。「歌手でありながら自分は歌わず、芝居でのひばりの相手役だけの出演」という依頼であったにもかかわらず、水原は「お嬢(美空ひばり)が困っているんだ。本当の友ならこういう時に助けてあげるのが筋だろう」と、これを快諾。水原の男気にはひばり本人を始め、舞台関係者も感激したという[3]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 後の東芝音楽工業東芝EMIEMIミュージック・ジャパンを経て、現在のユニバーサルミュージックLLC
  2. ^ 水原は1959年デビューの新人歌手で受賞の為、第1回レコード大賞は「新人賞」を設けなかった。
  3. ^ その後第12回まで連続出場したが、第13回以降第17回まで落選となる。

出典[編集]

  1. ^ a b 暴力金融に食い物にされ死期を早めた水原弘”. 株式会社日刊現代 (2013年1月17日). 2023年5月30日閲覧。
  2. ^ 映画監督による舞台演出の記録 沢島忠/沢島正継/澤島忠”. 資料庫. 2013年11月4日閲覧。
  3. ^ 『美空ひばり 花のいのち』 黒田耕司著 小学館(1990年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

※一部に戦前の同名異人俳優の出演作品が記載されている。