む、です。唐突に書き始めたらよい感じであつたので新かなのどこかに埋め込んでみました。これで四時間くらゐ?
22:38
昨日ここに書くのを忘れてゐました。久しぶりだ。昨日は變な文章を思ひついて、久しぶりに小説を書いてゐた次第。書けるときは一氣に書くんですがね、でも原稿用紙4枚くらゐまでで燃え盡きる。だめだな。
17:28
忘れないでいよう、とあなたが言いました。何を、と聞きました。今のことを。今までのことを。これからのことを。あなたは言いました。忘れないのはむずしいけれど、忘れないようにしようとわたしも思いました。
「終戦記念日のかわりに“忘れる日”を設けよう。他者に対するどんな怒りも、ともに忘れる日を一年に一度だけ。未来のために、前に進んでいこう。歴史的、民族的な違いは、分け隔てるものとしてではなく、過去の一部のものにすると約束して。きっとこれはよい方法だと思う。亡くなった人々に敬意を示すのには」
どちらも、記憶に關して、未來を志向して書かれたものだが、この2つの視點で、何が相違してゐるのだらうか?
21:15
いつも行つてゐる古本屋で、300圓ごとにポイントが出るのですが、2册で200圓といふ本を買ふことにして、300圓にしてポイントをもらふべしと思ひ、あちこち探して、池澤夏樹の『インパラは転ばない』なる單行本を購はうかとしたところ、お金が足りないのであきらめ、さて何にしようかと迷ふものの、その本屋にあるもので私が買つて面白いものはあらかた買ひつくしてあるなかで、何もなく、さては讀んだことのない本を讀むべしとて、それも良ささうなのが見當たらず、何を思つたか、鷺澤萠を買つた私。解説の北上次郎つてどなた?
22:51
川上弘美と梶井基次郎が竝ぶのはよいとして、梶井が櫻の花のしたの死體のお話でなくて『檸檬』なのが、川上とセットとして考へると解せない。大修館の作品のセレクトはベタ過ぎて却つて微笑がこぼれてくるものがある氣がするのは私だけでせうか。
23:53
讀む。後輩に、「先輩が爽やかな表紙の本を讀んでゐる」と驚かれる。爽やかといふよりは求道といふ感じ(註釋なしで求道なる言葉を使ふと、思つたやうに傳はらないかもしれない、だが、何となく、一致する)。
23:12
分かつてゐても別つて了ふのを知るのはゐたたまれなくなる。どうか、お元氣で(此場所を知つてゐるのは知つてゐるけれど讀んでゐないとは思ふのだけれど)。夏までは縁が切れない、けれど、ほゞ毎日(と云つてもこゝ最近は必ずしも毎日ではないが、それでも、居場所は知れてゐて、會はうとすれば容易に會へた)顏を合はせてきた人が、さうでなくなるといふことは、とても感傷を誘ふ、どうしてこんな時期にと思ふが、運が惡かつたと思ふ外ない。
21:09
京ぽん使ひづらい、慣れ不慣れの問題以外で。
ところで、Adobeからこんなメイルが。Subject: 重要:新しいシステムとユーザIDのお知らせ
。
なんでも、システムが變はり、あいでーなるものも變はる、らしい。なのだが、「お客樣の今までのユーザID」と「新しいお客樣のユーザID」が全く同一なのはなんなのだらうか。同じなら、さも違ふかのやうに言はないで、以前と同じID(しかしいつ取つたのかしら)でご利用いただけますとでも申しておけばよいものを。まぎらはしい。
18:38
by谷豐。まさか青山さんが(かう書きつゝ、あゝ作者つて青山といふのだなとか思ふ)書いてゐるわけではなからうし。谷さんて、アシスタントだつけ。それとも、特別版の人。いづれにせよ、内容が想像つかない。何を考へてるんだらう……。
21:17
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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