文字を讀むのに暗すぎず、かといつて明るすぎない、といふのはなかなかよろしいものですね。自己流でも光源の位置と向きとでだいぶちがふなあといふのがわかります。なんといふか、外で本を讀むのには日陰がよろしいとかそんな感じ。
22:22
特に醫療系だとか、實例をやつたらめつたらあげるのだと、逐一それに報告者がつきまとふので、脚註の數がおびただしいことこのうへないのだなあ、とおもつた。引用文獻の形式くらゐまともにできないで論文を投稿するのはどうなんだらうか、とおもふのであつた。あと校正で體裁まで直されるのもみにくくてしかたないから作業をわけたほうが精神上よろしいんではないのかなあ。素人かんがへ。
23:36
昨日買つた本を記さぬままに今日を迎へたのでいま記す。
けふはもじもじカフェ第5回であつた。感想といふか字源研究についておもふこと――字が生まれる瞬間を寫眞で取ること、立會ふことは可能なのか、といふこと。そしてまたそれは不可能であらうといふこと。
文字を生出すのははじめて書かれた一文字がすべてを引出すのであつて子供が増えるやうに生まれるといふことはないのではないか。
センセイおやすみなさい。I♥NYのTシャツ、けっこう似合ってましたよ。風邪がすっかりなおったら、飲みましょう。サトルさんの店で、もう秋だからあたたかいものをつまみに、飲みましょうね。
23:55
簡單な處理な筈なのに全くうまくいかない。
ibook:~/desktop kzhr$perl author.pl author.txt
として使ふperlスクリプトで、
Anonymous, Brabrabra, Barbarbar, Hogehogehoge, Barbar
といふ結果を得たい。author.txtは
Brabrabra Anonymous Hugahuga Brabrabra Anonymous Barbarbar Barbar Anonymous Barbarbar Hogehogehoge Brabrabra
であり、author.plは
#!/usr/bin/perl
my($file, @list, %num);
$file = @ARGV[0];
while (<>){
chomp;
$num{$_}++;
}
@list = sort { $num{$a} <=> $num{$b} } keys %num;
open TEMP, ">temp.txt" or die "can't open";
print TEMP join ', ', @list[0 .. 4];
となつてゐるのだけど、author.plを實行して得られたtemp.txtには、author.txtと全く同じものがコピーされてゐるだけである。どこで間違へたんだらう……。
21:23
JIS Z 8208が40年ぶりに改正ださうです。前規格がZ 8208-1965らしいので42年ぶりですね。まあ、校正記號を規格通りに使ふ現場を知らないので便利さうでも關係ないですね。
23:55
どれだけ温暖化しても地軸の傾きと北極と赤道の氣温差はあるので春はいつまでも地球の一囘りの或る時期を占める。だからすつきりしないままに日々は移らうともくるものは來る訣でけふは春一番の雨の日だつた。
太ミンと新ゴの歐文とハイフネーション規則無視と記號の混用にながされる日々。謎仕樣。
23:58
ETVは星の王子樣。“apprivoiser”がなぜ「飼ひ慣らす」なのか、といふこと。池澤「apprivoiserとは、自分からおまへと絆を結ぶぞ、といふこと」。フランス人的自然征服。
半年ほどコンピュータの中で暖めつづけてゐるウィキペディア向け原稿を紙でいちど加筆修正を施してみようかとInDesignで整形。のちのち自動處理でつかへるやうにタグ付きテキストでも出力してみる。なぜ複雜な表をDTPソフトウェアにやらせないのかわかつた今日この頃。InDesignの標準的脚註の組みは結構謎。
23:55
ふだん仕事先に行くときは……と書かうとして、買ひ忘れたのをおもひだしたのだが、おーいお茶を一本買つていく。ペットボトルを買つていくならこれである。いちど午後の紅茶のミルク・ティを買つていつたがそれ一本で濟ますのは辛かつた。一週間ほどまへの豪雨の日、ふと立ち寄つたコンヴィニエンス・ストアでプラスチックでできた、簡單な茶こしと烏龍茶葉の入つたカップを買つて、それをけふ試したのだが、……そこに罅があつてもれてきました。茶葉の質には期待してなかつたんだけれど、自分で用意して淹れるといふもくろみは敢なくつひえました……。甘かつたです、はい。
23:55
疲れるといふのがどういふことなのかいまだにわかりかねてゐるけふこのごろ(虚無感なら……)、午前は外を移動で歸社して午後の作業がだるくてしかたがなかつたのでした。一瞬意識が遠のいたこともあり寢不足もあるもののこれはいかに。休憩したりなかつたかな。
かひもの。
ジョゼフ・ジバルディ『MLA英語論文の手引』第6版、原田敬一監修、樋口昌幸譯編、北星堂書店、2005.2。
23:52
たまにまぢめに書き物なんぞしてみると、「最低限持つべき藏書」といふものはやはりあるものだ、とおもふのであるが、そんな餘裕もないよなあと、部屋のひろさと財布をおもふ。とりあへず講座の類は持つてゐたいなあ、興味のある1卷だけでは足りないことも多いし。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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