Diary/ + PCC + — HIMAJIN NI AI WO. Love Idle

2007年12月2日(日)

頭の切替へ

閑居友はそろそろフェードアウトを開始し(まだ後始末があるのだが)、キリシタン學史に頭を戻すためにあれこれ讀んでゐるものの、なんとなく樂しくないのでどうしたものだか。行詰り感なるものか?

23:48

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2007年12月3日(月)

卒論で無理はするもんぢやないね

西尾光一先生のご述懷。しかし卒論書いたら博くらゐまではその論題はつきまとふのではないのだらうか。

小松一派は機能至上主義だからくだらないんだなと思ひけり。

廢棄寸前といふことで
『月刊言語』20.3 (1991)
を入手。

23:50

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2007年12月4日(火)




supervisor


2008121


3462003.1175-79
Iwanami Textbooks2006.5

23:55
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2007年12月5日(水)

ことなかれ

友人に指摘されてことなかれ願望のつよさを確認してみる。ことあれかしとは、すくなくとも、あやまりと明々白々におもはれないかぎりではおもはない。あやまりとおもつてもことあらしめがたくてのみこむこともあるけれども。

23:55

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2007年12月6日(木)

うつかり

圖書館で本を借りるときは自動貸出機を使ふのですが、はじめて借りだしてそれで滿足して歸つてしまふといふ事態になりました。迂闊すぎる……。

山田孝雄『假名遣の歴史』寶文館、1929.7。1952.8。

迫野虔徳「仮名遣いの発生と展開」、林史典編『文字・書記』、朝倉日本語講座2、2005.4、147-70に感心する。

23:55

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2007年12月9日(日)

夢想的


Language Acquisition Device: LAD
2003.3




23:52
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2007年12月10日(月)

De sunopsis

讀み落とす自由がない散文なんてつまらない。讀み落とすことがないところを取りあげてゐるのではないあら筋なんて役目を果たしてゐない。かくのごときアンビヴァレンスさを背負つてまで、あら筋を提供とする必要はあるのだらうか?

23:55

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2007年12月11日(火)

ふてぎは

暖房を效かせすぎなのだらう、三菱東京UFJはとても暑くて、着込んでゐる私は汗をかいてしまつたのだが、二囘目にかいたのはあきらかに冷や汗であつた。

なんとなく抱いてゐた不安が、まさにそのとほりであつたので、困つてゐる。管理はきちんと……。

町田健がなぜか通常期間にくるあふりで次の木金金とこれから5*1.5*15時間ちかく拘束されてしまふ。なんでだらう。13, 14で圖書館が廢棄處分の本を學生に配布するとのことで、それに行きたいのだが。

23:55

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2007年12月14日(金)

When the typeface first appeared appears first

書かれてしまつたテクストの織り目をなすであらうそのフォントの、テクスチャーとなるまへのその糸はどのやうにつむがれたものか。

ひとつたりとて無駄にできないが踏みつけられることが決定されてゐるその文字の一字一字は。

23:55

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2007年12月15日(土)

Further Comments for The Tales of Æsop

新村出に數編の研究あり。新村は天草版に憑かれたによつていろいろとものしてゐる。なほ、繪卷物があつたが外國に流れたといふ(「西洋文學翻譯の嚆矢」)。民末漢譯が日本にも入つてきてゐるだらうとのはなしもあるさうである(禁教輸入禁止書目にあるとの由)(「伊曾保物語の漢譯」)。福島邦道『キリシタン資料と国語研究』に天草本と古活字・整版本系との關係についてすこし書いてある。

なほ、伊曾保と同綴の平家の物語の表紙繪には、獅子が描かれてゐるが、しかし畫工に智慧なきゆゑに獅子にならで犬になつてしまつたとのことである。

日本でわかりやすく、といふよりも、禁教下で販賣するためには西洋色の脱色が當然されねばならなかつたが、どのやうな經路を經たのかは想像すらできない。

22:55

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2007年12月16日(日)

備忘

圖書館の廢棄書囘收(13日):
『岩波書店五十年』岩波書店、1963.11。1964.1。

23:55

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2007年12月17日(月)

どちりいなきりしたん翻刻草稿(7)


 







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調


































  











             





 





 


  














      


      





 


 


 





 


  


   


 


    


 


    





    











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1600      


  


        





       





          


 


   





    


   


           


   


 


    


21:08
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2007年12月18日(火)


systemsystemideologue

00:45
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權利と迷惑をかけないこと

自己の權利を確立するに際しては迷惑をかけませんからといはされるが、迷惑に對する忌避が自己の權利の確立とともに増大してゐるのであれば、そのやうに權利といふものが確立してゐるといふことなのだらうか?(なんにも云つてゐない文のやうな)

23:55

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2007年12月19日(水)

雜録

・Rumania Montevideoはどうしてかうも素人つぽいのか?
・仕事をおへてから食事といふのは體にわるいといふけれど、勤務中に拔けられるならかういふことにはならないのではなからうか。
・日本イエズス會版を出版事業とする規定は私だけなのかな。キリシタン版の定義をめぐる諸家の齟齬はここらへんの認識の不徹底に端緒を發してはゐまいか。
・例によつてもたもたして家をでるのに遲れる。歸りはもしかしたら今年最後なのかもしれないのに特に挨拶もなしに別れる。
・日本語學概説bの課題が「自身の日本語音聲の特徴について」といふのは、どういふことなのかしら? 特徴といふからには、ほかにはないといふことなのかね。
・古典ギリシア語の詩脚の勉強をしながら、「語頭にたつことができる複數の子音は」なる規定が音節の要件にあることに氣づいた。……語末に立てない音素は知つてをりますけれど、語頭はどこに書いてあるんでせうか?
ウィキペディアの未来は、執筆者、閲覧者、それぞれのなかにある。やわからく「フリー」なかたちで。

23:55

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2007年12月20日(木)

アンリ=ジャン・マルタン (1924-2007)

Barker, Nicolas. "Obituaries: Henri-Jean Martin." Independent Online Edition. Feb 9, 2007.
Chartier, Roger. "Obituary: Henri-Jean Martin." School of Literature, Languages and Cultures. Univ. of Edinburgh. Mar 1, 2007.

『書物の出現』でのリュシュアン・フェーヴルとの共著(監修と執筆者のやうな關係だつたらしいのですが)で有名。

今年の1月にガンで死去とか(英語版ウィキペディアによる)。『書物の出現』を讀んだのは去年の9月で、そのころは鬪病でもなさつてゐたのでせうか。なかなかかういふことも知る機會がなく、1/13はなにをしてゐただらうかとも思ふばかりです。

02:49

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willcom


willcom43040

23:55


Willcom7 (FeZn) 07 12/25 13:13

1 (kzhr) 07 12/25 15:55

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2007年12月21日(金)

町田健の講義をながめつつ

開始時間がわからなかつたので、9:40に行つたらだれもゐませんでした。この講師にして學生あり……。

結局くねくねしつつ(偏見)、言語がいまかうである理由を探つてゐるのでせう。ありうべき事態の數の計算は私には理解しかねたのですが。ムード=モダリティなのかなあ、さうなのかなあとは思ひましたが。inidicative, subjunctive, optative, imperativeの順に話者の判斷のつよさをしめすと云つてたのはだれだつたかな……。

テスト後はサークルで内輪コンサート。彈ける曲を増やさないとなあと思ひぬ。Marche Écossaiseは二臺ピアノらしいので忘れる。安田の全集第8卷で適當に探さう……。

さいきん古本をてんで買つてゐないので、反省。

23:55

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2007年12月22日(土)

バッテリ交換

PHSのバッテリが壽命に近づいてゐるらしいのでウィルコムプラザなるところで購入。機種變更のしがひがなかつたので……。

Fx2.0.0.9をアップデートしたら2.0.0.4になり、もういちどしたら2.0.0.11になりました。はてな?

6號を横組みでつかふと、わるいものではない氣がするものの、小書き假名に違和感があるので、すこし檢討してみる。

22:55

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2007年12月23日(日)

年賀状

・出す相手が年々減つていきます。抑も去年は誰に出したのか?
・あしたはケーキを食べる日です。
・ひさびさに髮を切りに行くかもしれません。しかし今年は一つの店に2囘以上行つてゐない。
・金田一春彦「国語史と方言」『講座国語史』第1巻『国語史総論』、1977.5、111-200をよむ。言語の新舊についておもふことおほかり。しかれども、いまだ體系にいたらず。
・言語學の常識世間の「不」常識。單なる啓蒙といふことは意味がない。かといつて、助産術もむつかしいといふもので、なにをどうしたものなのか。ソシュールの問題點をのべると佛文から總攻撃だと町田先生が仰つてゐました。これを聞いて笑つてしまつたのは私だけでせうか?

23:55

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2007年12月24日(月)

振替へ休日

信仰上かなりの民間行事には傍觀的なのですが(かといつて自分の信仰のはうの儀式には熱心かといふとてんで知らない)、ケーキをみなで(普段よりよいものを)食べるといふのは、わるくない習慣だと思ふのです。といふかけふはそれしかしてゐません。

23:55

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2007年12月25日(火)

歐字複數字で縱中横をしてゐる例

私はこれに違和感をあまり認めませんでした。金田一春彦「国語史と方言」『講座国語史』1巻、大修館書店、111-200。149。

23:55

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2007年12月26日(水)

はてなブックマークが正確にこの日記のページタイトルを取得してゐないことに氣がついた

PCCぢやなくて+ PCC +ですよ! まあどうせJavascriptの問題だらうけどさ。

16:14

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不動産的有限性

おもしろからといふ理由でとつておいてゐた講義資料などを處分。不動産的有限性といふのならば、講義資料を遺してゐられない原因たる無用な書籍を處分せよとの聲があるかもしれない。しかし、活字の資料にもならず、讀みもせずといふ書籍はそんなにないと思つてゐるのですが(甘)。

23:55

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2007年12月27日(木)

NIHオープンアクセスつてどういふ制度なの?




姿


 741927.7124
83-841927.10
1968.72001.11CiNii

23:55
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2007年12月28日(金)

年の瀬

昔讀んだ遠藤周作『深い河』では、ラストちかくでインディラ・ガンディーが銃殺されたニュースが飛び込んできたものでしたが、それに比されるやうな事件がこの年の瀬にあつて、イスラーム國だからキリスト教國のニュー・イヤーなぞ無縁なのかもしれないけれど、ともかくも、立場といひ、最期といひ、ガンディーとベーナズィール・ブットーはよく似てゐる。いろいろなニューズを讀んでブットーの顏寫眞もいろいろ見たけれど、なんだか、田中眞紀子に似てゐる氣がしないでもなかつた。田中に銃殺される未來があるとは思はないが……。

ウィキペディアを運營してゐるウィキメディア財團の寄付よびかけ月間もまもなく終ります。ウィキペディアのやうなものがあるのもよいことだな、と思つてくださるかたは、ご支援いただけるとありがたいです。

23:55

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2007年12月29日(土)

歴史的假名遣の設計思想とはなにか

傳統主義を隱れ蓑とするとまでいへば失當であるものの、歴史的假名遣をさうたらしめる思想はどんなものであるのかは、あまり重視されてこなかつた。しかし、歴史的假名遣のたちばがなければ、どういふ假名遣が眞に歴史的假名遣の名の下にもちゐられるべきなのか不明となる。どこまでも語源にさかのぼるたちばといふことはできない。なぜならば、8世紀ごろの文獻は歴史的假名遣の枠組みでは完全な對應をとれないからである。だからこそ歴史的假名遣は平安前期の發音を反映したなどといはれる。しかし、これはひらがなのしくみといふべきであつて、歴史的假名遣はひらがなと完全に重なるやうな概念では元來ない。もちろんひらがなは歴史的假名遣の上位に來るもので、すなはち歴史的假名遣を制約する。しかし、歴史的假名遣は想像して、平安の世にはすでに融合してゐた違ひを8世紀に遡つてみづからを定めることがある。つくえなどその例だつたはずである。また、もともとが平安にはなかつた語形は、音韻の融合をできるかぎり利用してもとの語形の假名遣を保たうとする。すなはち、にてが縮約したでは元の假名遣を保てないが、そのでを含むではないかが縮約したぢやないかではぢとじといふ融合した音韻を利用してでが殘されてゐる。このやうな操作を、可能とするのはどんな背景思想か?

ちなみに、日本式ローマ字が優れてゐるといふ主張はただの五十音表至上主義。

23:55

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2007年12月30日(日)

An old man said...

"When it is darkest, men see the stars." Will the man who passed near the darkest see his future?

18:01

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こよみ

散々苦勞して片付けた部屋がまた散らかりはじめてゐるのですが、それはともかく年の暮れももう極つて、あと一日をのこすばかりとなりました。個人で取組んでゐることとこよみとはほぼ接點がないので、歴史上のどの1點にあるかの指標といふ意味以上のものはありません。2月の合宿、8月のWikimania、11月の寒いなかの大祭など、對外的にはいろいろとこよみを氣にしながら生きてゐるものですが。といふわけで、私には今年の總括といふものをするつもりがまつたくないのですが、とりあへず、新年になる一瞬くらゐは、きれいな自室にしたいです。

23:55

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2007年12月31日(月)

2007年12月31日

ことしもなにかと皆樣のお力をお借りしました。ふつつかものですが、來年もよろしくおねがひいたします。

23:00

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