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「摂大乗論」の版間の差分

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== 構成 ==

==内容==

 本書は『[[般若経]]』や[[龍樹]]の般若仏教を継承して[[般若波羅蜜]](本書では[[無分別智]]と名づける)を根本とし、『[[解深密経]]』『[[大乗阿毘達磨経]]』をはじめ、[[弥勒]]の『[[中辺分別論]]』『[[大乗荘厳経論]]』等の[[瑜伽]]仏教を受け容れて、[[大乗仏教]]の全体を併せて1つの整然たる組織に組立てており、「大乗仏教を包括した論」という書名にふさわしい大乗全体の綱要を10項目に分かち、1項目に1章をあてて、10章で全体を述べている。各章の題名とその内容は次のとおりである(題名は真諦訳による)。<br>

全部で11章からなる。

# 応知依止勝相品第1([[阿頼耶識]]・[[縁起]])

*総標綱要分第一

# 応知勝相品第2([[三性]]・[[実相]])

*所知依分第二

# 入応知勝相品第3([[唯識]]観)

*所知相分第三

# 入因果勝相品第4([[六波羅蜜]])

*入所知相分第四

*彼入因果

# 入因果修差別勝相品5([[十地]])

# 依戒学勝相品第6([[戒]])

*彼修差別分第六

# 依心学勝相品第7([[定]])

*増上戒学分第七

# 依慧学勝相品第8([[慧]])

*増上心学分第八

# 学果寂滅勝相品第9([[無住処涅槃]])

*増上慧学分第九

# 智差別勝相品第10(仏の[[三身]])

*果断分第十


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*彼果智分第十一


 次に注目すべき点は阿頼耶識識(aalaya-vijJaana-vijJapti)とか意識識(mano-vijJaana-vijJapti)とかのようにvijJaanaとvijJaptiとを結びつけて使った言葉が出てくることである。これは他の書にあまり見られない特色である。<br>


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==関連書==

==関連書==


2011年6月13日 (月) 05:29時点における版


仏典

上座部部派
大衆部 前3世紀

説一切有部 前2世紀

化地部

法蔵部

経量部 3世紀

分別説部南伝仏教

大乗
初期

馬鳴

龍樹中観派

中期
唯識派瑜伽行派
後期(金剛乗


Mahayana-samgraha510


 1101110


(一)1

(二)2

(三)3

(四)4

(五)5

(六)6

(七)7

(八)8

(九)9

(十)10

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 aalaya-vijJaana-vijJaptimano-vijJaana-vijJaptivijJaanavijJapti使
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寿  

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