「焼きそば」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
90行目: | 90行目: | ||
* [[イタリアン (新潟)#滋賀県のイタリアン|イタリアン焼きそば]]([[滋賀県]][[長浜市]]) |
* [[イタリアン (新潟)#滋賀県のイタリアン|イタリアン焼きそば]]([[滋賀県]][[長浜市]]) |
||
* [[スヤキ]](滋賀県[[甲賀市]]) |
* [[スヤキ]](滋賀県[[甲賀市]]) |
||
* 橿原スタミナ焼きそば([[奈良県]][[橿原市]]) |
|||
* [[そばめし]]([[兵庫県]][[神戸市]]) |
* [[そばめし]]([[兵庫県]][[神戸市]]) |
||
* [[ちゃんぽん焼き]]([[兵庫県]][[姫路市]])<ref name="e-himeji">[http://www.e-himeji.com/eat-5.htm ほりほりの姫路ガイド]</ref><ref name="hakkaku">[http://hakkaku88.co.jp/wp/press ㈱八角 - うまいもん横丁のちゃんぽん焼きが「関ジャニ∞横山君が選ぶ最も食べたいご当地うどん」に。]</ref>。 |
* [[ちゃんぽん焼き]]([[兵庫県]][[姫路市]])<ref name="e-himeji">[http://www.e-himeji.com/eat-5.htm ほりほりの姫路ガイド]</ref><ref name="hakkaku">[http://hakkaku88.co.jp/wp/press ㈱八角 - うまいもん横丁のちゃんぽん焼きが「関ジャニ∞横山君が選ぶ最も食べたいご当地うどん」に。]</ref>。 |
2016年1月17日 (日) 07:17時点における版
![]() |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/72/Pork_yakisoba_by_jetalone_in_Osaka.jpg/200px-Pork_yakisoba_by_jetalone_in_Osaka.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d3/YakisobaM0829.jpg/200px-YakisobaM0829.jpg)
焼きそば︵やきそば︶は、麺を豚肉等の肉類、キャベツ、人参、玉ねぎ、もやし等の野菜、イカ等の魚介類などと共に炒め︵具を入れない場合もある︶、調味して作る麺料理。ウスターソースを使用した焼きそばは、日本では普及している。
焼きそばは、日本で一般的な軽食として良く知られていて、縁日、売店やスナックコーナーなど︵デパートの屋上や競技場・催し物場のメニュー等︶で売られている。鉄板を使ったバーベキューメニューとしても多く作られている。また、地域おこしのためのご当地グルメとして、独自の調理法や材料を使用した焼きそばをPRしている地域も多い︵﹁#ご当地焼きそば﹂参照︶。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5a/Yakisoba.jpg/200px-Yakisoba.jpg)
五目焼そば︵あんかけ︶
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c8/Katayakisoba.jpg/200px-Katayakisoba.jpg)
堅焼きそば︵あんかけ揚げ焼きそば
中華料理の炒麺も一般に焼きそばと呼称される。日本の焼きそばによく似た上海炒麺のほか、炒めた麺の上に調理した肉・海老・人参・筍・椎茸などの具を水溶き片栗粉などでとろみをつけて合わせた餡を掛けたものは﹁五目あんかけ焼そば﹂あるいは単に﹁五目焼きそば﹂﹁あんかけ焼きそば﹂と呼ばれる。この餡は中華丼の具や八宝菜に類似する。
また、油で揚げてパリパリにした麺の上に餡を掛けたものは﹁堅焼きそば﹂︵あるいは﹁あげそば﹂﹁バリそば﹂︶と呼ぶ。類似の料理に皿うどんがあるが、麺の太さなどが異なる。
概要
1955年(昭和30年)頃は、駄菓子屋で焼きそばが提供されていた。その当時は子供のおやつとして評判を呼んでいたが、時代を経るにつれ次第に家庭でも食べられるようになっていった[1]。﹃にっぽん洋食物語大全﹄には﹁ソース焼きそばを浅草焼きそばと呼ぶ人もいる﹂と書かれており、昭和10年代には浅草で焼きそばがメニューとなっていた事から、戦前には焼きそばが存在していた。1963年(昭和38年)にはインスタント麺が発売されてヒット商品となり、広く広がった。 主としてお好み焼き屋や屋台、大衆食堂などで供される。調理が簡単である事から、学園祭の模擬店や町おこしのB級グルメとして各地で利用されている。材料
焼きそば用に販売されている麺は、中華麺を蒸した上、ほぐしやすいように油処理がされていることが多い。家庭向けに販売されている商品は、個包装された2-3食分の蒸し中華麺に粉末あるいは液体の濃縮調味料が添付されて1パックとされているのが一般的である。 味付けにはウースターソース、塩、胡椒、醤油、オイスターソース、トマトケチャップなどが用いられる。焼きそば専用に味や濃度が調整された﹁焼きそばソース﹂も各メーカーから市販されている。 具材は、キャベツや人参や玉ねぎやもやし、豚肉などの肉類、イカなどの魚介類、天かす等が多く使われる。仕上げに青のりや削り節を振り掛けたり、刻んだ紅生姜を添える事もある。マヨネーズをかける場合もある。近種の料理
中華料理![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5a/Yakisoba.jpg/200px-Yakisoba.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c8/Katayakisoba.jpg/200px-Katayakisoba.jpg)
インスタント食品
インスタント食品としての焼きそばは、油揚げされた麺を湯で戻し、付属のタレで味付けをする。なお、この油揚げされた麺というのは、固焼きそばのそれとは違い、インスタントラーメンに多い即席油揚げ麺の事であり、乾燥保存と麺の中に微細な空洞を作って戻しやすくすることを目的として揚げたものである。種類はソース焼きそばがほとんどであるが、塩焼きそば、カレー焼きそばなどのバリエーションは存在する。 大別して、カップ麺︵カップ焼きそば︶と袋入りのものがあるが、付属の専用容器で調理を行うカップ式の物に比べ、袋式の物は極めて少ない。これは前者がお湯で戻した物にタレをかけるだけ︵したがって、厳密には﹃焼き﹄そばではない︶のに対し、後者は茹で戻したものを炒める必要があり、前述の蒸し麺を採用したものと調理の手間は変わらないか、むしろ手間がかかるものであるからとも推定できる。付属容器付の物が液体ソースであることが多いのに対し、袋入りのものは粉末タイプのものが多い。これらインスタント食品では、ソース焼きそば、塩焼きそばのほか、具が多い五目焼きそば︵揚げ麺や固焼きそば︶に類するものも少数見られる。詳細は「カップ焼きそば」を参照
冷凍食品も販売されており、﹁五目あんかけ焼きそば﹂や﹁ご当地焼きそば﹂も存在する。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e3/Yakisoba_sandwich_by_kaex0r.jpg/200px-Yakisoba_sandwich_by_kaex0r.jpg)
焼きそばパン
●焼きそばをコッペパンにはさんだものを﹁焼きそばパン﹂という。
●モダン焼きや広島風お好み焼きなどお好み焼きの具として使うことがある[2]。
●焼きそばを卵でオムライス状に包んだものを﹁オムそば﹂という。
●変わり種中華まんの一つとして、焼きそばを具に用いた﹁焼きそばまん﹂がある。
●瓦そばやそば焼きのように、本物の蕎麦︵ただし瓦そばは茶蕎麦を使用︶に焼きそばの技法を応用した料理がある。
●兵庫県・神戸市には、﹁そばめし﹂という焼きそばを焼いている過程でそばを細かくヘラで刻んで白ご飯とソースで仕上げた料理がある。
●焼きそばと同様の調理法で、麺にうどんを用いたものは﹁焼きうどん﹂、ビーフンを用いたものは﹁焼きビーフン﹂と呼ばれる。
その他、大阪などでは、焼きそばをおかずにご飯と味噌汁のついた﹁焼きそば定食﹂が存在する。焼きそばとご飯が同じ皿に盛りつけてある場合は、﹁焼きそばライス﹂とも呼ばれる。
他の料理との融合
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e3/Yakisoba_sandwich_by_kaex0r.jpg/200px-Yakisoba_sandwich_by_kaex0r.jpg)
ご当地焼きそば
日本各地のご当地焼きそばは各種あり、町おこしを兼ねて地域の名称が付けられている料理が多い。- 美唄やきそば(袋入り焼きそば)(北海道美唄市)
- オホーツク北見塩やきそば(北海道北見市)
- 小樽あんかけ焼そば(北海道小樽市)
- 登別閻魔やきそば(北海道登別市)
- つゆ焼きそば(青森県黒石市)
- 男鹿のやきそば(秋田県男鹿市)
- 横手焼きそば(秋田県横手市)
- ホルモン焼きそば(秋田県横手市)
- 庄内シルク焼きそば(山形県庄内地方)
- 石巻焼きそば(宮城県石巻市)
- 仙台マーボー焼そば(宮城県仙台市)
- 会津カレー焼きそば(福島県会津若松市)
- なみえ焼きそば(福島県双葉郡浪江町)
- イタリアン(新潟県中越・下越)
- 糸魚川ブラック焼きそば(新潟県糸魚川市)
- 那珂湊焼きそば(茨城県ひたちなか市)
- スープ入り焼きそば(栃木県那須塩原市)
- 宇都宮焼きそば(栃木県宇都宮市)
- ポテト入りやきそば(群馬県桐生市)
- じゃがいも入りやきそば(栃木県足利市・栃木市)
- 太田焼きそば(群馬県太田市)
- 岩槻ねぎの塩焼きそば(埼玉県さいたま市)
- 春日部やきそば(埼玉県春日部市)
- 川越太麺焼きそば(埼玉県川越市)
- 小島やきそば(東京都台東区)
- 東京大田汐焼きそば(東京都大田区)
- フル焼きそば(東京都世田谷区)
- 東村山黒焼きそば(東京都東村山市)
- 藤沢炒麺(神奈川県藤沢市)
- たんたんたぬきの担々やきそば(神奈川県湯河原町)
- 青春のトマト焼きそば(山梨県中央市)
- ローメン(長野県伊那市)
- 富士宮やきそば(静岡県富士宮市)
- 海賊焼(静岡県西伊豆町)
- おかべ焼きそば(静岡県藤枝市)
- 桜えびやきそば(静岡県静岡市)
- 瀬戸しょうゆ焼きそば(愛知県瀬戸市)
- 美濃加茂やきそば(岐阜県美濃加茂市)
- イタリアン焼きそば(滋賀県長浜市)
- スヤキ(滋賀県甲賀市)
- 橿原スタミナ焼きそば(奈良県橿原市)
- そばめし(兵庫県神戸市)
- ちゃんぽん焼き(兵庫県姫路市)[3][4]。
- ひるぜん焼そば(岡山県真庭市)
- かめそば(愛媛県松山市)
- 日田やきそば(大分県日田市)
脚注
(一)^ 合資会社荒川製麺. “やきそばの歴史”. 2014年5月9日閲覧。
(二)^ オタフクソース. “お料理レシピ 広島お好み焼き”. 2014年5月9日閲覧。
(三)^ ほりほりの姫路ガイド
(四)^ ㈱八角 - うまいもん横丁のちゃんぽん焼きが﹁関ジャニ∞横山君が選ぶ最も食べたいご当地うどん﹂に。