「第16回NHK紅白歌合戦」の版間の差分
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* 放送されたオリジナルの[[ビデオテープ]]が4種類現存する。この内、カラー版2本がNHKのデータベースに公式に登録されている |
* 放送されたオリジナルの[[ビデオテープ]]が4種類現存する。この内、カラー版2本がNHKのデータベースに公式に登録されている |
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** 1本目のカラー映像は現存が以前から確認されていたものであったが、冒頭40分欠落の上、色ずれなど映像に乱れが生じ退色も激しいものであった。 |
** 1本目のカラー映像は現存が以前から確認されていたものであったが、冒頭40分欠落の上、色ずれなど映像に乱れが生じ退色も激しいものであった。 |
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** 2本目のカラー映像は[[2011年]]5月、たまたまNHK局内の音楽倉庫で3本の原版[[2インチVTR]]で発見された。東京都墨田区の[[レトロエンタープライズ]]の手によって修復・ダビングが行われ[[HDCAM]]テープに転写され、新たにNHKアーカイブスに保管された<ref>[https://web.archive.org/web/20160304130643/http://film.club.ne.jp/item/JSIMPTE.pdf 社団法人 日本映画テレビ技術協会 会報掲載記事] - レトロエンタープライズ(2016年3月4日時点のアーカイブ)</ref>。1時間40分の短縮版である<ref>[ |
** 2本目のカラー映像は[[2011年]]5月、たまたまNHK局内の音楽倉庫で3本の原版[[2インチVTR]]で発見された。東京都墨田区の[[レトロエンタープライズ]]の手によって修復・ダビングが行われ[[HDCAM]]テープに転写され、新たにNHKアーカイブスに保管された<ref>[https://web.archive.org/web/20160304130643/http://film.club.ne.jp/item/JSIMPTE.pdf 社団法人 日本映画テレビ技術協会 会報掲載記事] - レトロエンタープライズ(2016年3月4日時点のアーカイブ)</ref>。1時間40分の短縮版である<ref>[https://www.nhk.or.jp/archives/hiwa/120406_2.html NHKアーカイブス公式ページ『お宝発見ニュース』第18回]</ref>。 |
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** この他、NHKが記録した[[キネコ]](白黒、完全版)が存在する。 |
** この他、NHKが記録した[[キネコ]](白黒、完全版)が存在する。 |
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** 宮田の夫人が自宅で録画し、後にNHKに提供された完全版白黒ビデオテープも存在する。 |
** 宮田の夫人が自宅で録画し、後にNHKに提供された完全版白黒ビデオテープも存在する。 |
2022年7月25日 (月) 14:33時点における版
第16回NHK紅白歌合戦 | |
---|---|
ジャンル | 大型音楽番組 |
製作 | |
制作 | NHK |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1965年12月31日 |
回数 | NHK紅白歌合戦第16 |
NHK紅白歌合戦公式サイト |
第16回NHK紅白歌合戦 | |
---|---|
ジャンル | 大型音楽番組 |
放送方式 | 生放送 |
放送期間 | 1965年12月31日 |
放送時間 | 1965年12月31日 |
放送局 | NHKラジオ第1 |
公式サイト | 公式サイト |
出演者
司会者
●紅組司会:林美智子 - 女優。前年の連続テレビ小説﹃うず潮﹄のヒロイン・林フミ子役。 ●白組司会:宮田輝 - NHKアナウンサー ●総合司会:石井鐘三郎 - NHKアナウンサー ●テレビ実況:北出清五郎 - NHKアナウンサー 紅組司会は当初は2回連続で担当していた江利チエミにオファーされたが、前回の司会の際に神経疲れから胃を壊した江利は﹁もうコリゴリ﹂と辞退。結果、前年の連続テレビ小説がきっかけで爆発的な人気を得た林美智子︵前回は審査員︶が起用された。朝ドラのヒロイン経験者の司会起用は初。紅組司会の人選ではほかに、淡路恵子やロミ・山田の起用も検討されたという[1]。出場歌手
先攻トップバッター/大トリ 復帰紅組 | 白組 | ||
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歌手 | 曲 | 歌手 | 曲 |
三沢あけみ(2) | アリューシャン小唄 | 舟木一夫(3) | 高原のお嬢さん |
都はるみ(初) | 涙の連絡船 | 井沢八郎(初) | 北海の満月 |
西田佐知子(5) | 赤坂の夜は更けて | 春日八郎(11) | 大阪の灯 |
雪村いづみ(8) | スワニー | 坂本九(5) | ともだち |
仲宗根美樹(4) | 海と野菊と船頭さん | 克美しげる(2) | あゝせつなきわが心 |
梓みちよ(3) | 忘れたはずなのに | ダークダックス(8) | エーデルワイス |
園まり(3) | 逢いたくて逢いたくて | 山田太郎(初) | 新聞少年 |
九重佑三子(2) | 抱きしめて | 東海林太郎(4) | 赤城の子守唄 |
日野てる子(初) | 夏の日の想い出 | バーブ佐竹(初) | 女心の唄 |
朝丘雪路(8) | ハロー・ドーリー | 立川澄人(3) | 教会へ行こう |
伊東ゆかり(3) | 恋する瞳 | 三田明(2) | 若い翼 |
島倉千代子(9) | 新妻鏡 | 三橋美智也(10) | 二本松少年隊 |
岸洋子(2) | 恋心 | アイ・ジョージ(6) | 赤いグラス |
弘田三枝子(4) | 恋のクンビア | ジャニーズ(初) | マック・ザ・ナイフ |
吉永小百合(4) | 天満橋から | 森繁久彌(7) | ゴンドラの唄 |
江利チエミ(13) | 芸者音頭 | 三波春夫(8) | 水戸黄門旅日記 |
倍賞千恵子(3) | さよならはダンスの後に | 和田弘とマヒナ・スターズ(7) | 愛して愛して愛しちゃったのよ |
ペギー葉山(12) | 学生時代 | ボニージャックス(3) | 手のひらを太陽に |
越路吹雪(11) | 夜霧のしのび逢い | 植木等(4) | 遺憾に存じます |
水前寺清子(初) | 涙を抱いた渡り鳥 | 村田英雄(5) | 柔道水滸伝 |
ザ・ピーナッツ(7) | ロック・アンド・ロール・ミュージック | デューク・エイセス(4) | キャラバン |
坂本スミ子(5) | グラナダ | フランク永井(9) | 東京しぐれ |
中尾ミエ(4) | 夢見るシャンソン人形 | 西郷輝彦(2) | 星娘 |
こまどり姉妹(5) | 恋に拍手を | 北島三郎(3) | 帰ろかな |
美空ひばり(10) | 柔(2回目) | 橋幸夫(6) | あの娘と僕 |
選考を巡って
●前回の出場歌手の中より今回不選出となった歌手は以下。 ●紅組:青山和子・淡谷のり子・二代目コロムビア・ローズ・五月みどり・畠山みどり・渡辺はま子 ●白組:芦野宏・新川二朗・伊藤久男・田辺靖雄・藤山一郎 ●東海林太郎はこの年歌謡曲歌手として初めて紫綬褒章を受章した縁で、9年ぶりに復帰した︵第7回日本レコード大賞・特別賞も受賞︶[2]。演奏
●紅組‥原信夫とシャープス・アンド・フラッツ︵指揮:原信夫︶、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ︵ザ・ピーナッツ﹁ロック・アンド・ロール・ミュージック﹂のみ︶ ●白組‥有馬徹とノーチェ・クバーナ︵指揮:有馬徹︶ ●NHKオール・スターズ︵指揮:奥田宗宏︶ ●東京放送管弦楽団︵指揮:藤山一郎︶審査員
●坂本朝一 - NHK芸能局長︵審査委員長︶ ●円地文子 - 作家 ●安達曈子 - 華道家 ●入江美樹 - ファッションモデル ●藤村志保 - 女優。この年の大河ドラマ﹃太閤記﹄のねね役 ●小絲源太郎 - 洋画家 ●松下幸之助 - 松下電器産業会長・社主 ●ファイティング原田 - プロボクサー、第5代世界バンタム級チャンピオン ●緒形拳 - 俳優。﹃太閤記﹄の主人公・豊臣秀吉役および翌年の大河ドラマ﹃源義経﹄の武蔵坊弁慶役 ●地方審査員16名応援ゲスト
この節の加筆が望まれています。 |
大会委員長
- 浅沼博・NHK放送総局長
当日のステージ・エピソード
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
後日譚
●朝ドラヒロイン経験者の司会起用は今回の林が初例であり、以降も数度にわたり起用されているが、大阪局制作の作品や、放送1年サイクル時代の作品から起用されたのは林のみである。回次 | 紅組司会 | 主演作品 | 備考 |
---|---|---|---|
第37回(1986年) | 斉藤由貴 | はね駒 | 歌手としても出場。 |
第43回(1992年) | 石田ひかり | ひらり | |
第61回(2010年) | 松下奈緒 | ゲゲゲの女房 | |
第62回(2011年) | 井上真央 | おひさま | |
第63回(2012年) | 堀北真希 | 梅ちゃん先生 | |
第65回(2014年) | 吉高由里子 | 花子とアン | |
第68回(2017年) | 有村架純 | ひよっこ | 放送前の第67回(2016年)でも司会を担当。 |
- 後年に1つ目のカラー版とキネコ版は、それぞれ違う年に『思い出の紅白歌合戦』(BS2)で再放送された(カラー版放映時は短縮編集され、同じく第14回(1963年)を短縮編集したものと合わせて2年分一緒に放映)。
脚注
注釈
出典
- ^ 合田, p. 89.
- ^ 合田, p. 88.
- ^ 太田省一『紅白歌合戦と日本人』、114頁。
- ^ 社団法人 日本映画テレビ技術協会 会報掲載記事 - レトロエンタープライズ(2016年3月4日時点のアーカイブ)
- ^ NHKアーカイブス公式ページ『お宝発見ニュース』第18回
参考文献
- NHK『テレビ50年 あの日あの時、そして未来へ』(NHKサービスセンター 2003年2月)
- 合田道人『紅白歌合戦の舞台裏』全音楽譜出版社、2012年12月15日。ISBN 978-4-11-880178-0。
関連項目
外部リンク
- NHK紅白歌合戦公式サイト
- 第16回NHK紅白歌合戦 - NHK放送史
- NHK総合「紅白歌合戦」 - ビデオリサーチ。1962年(第13回)以降のテレビ視聴率を掲載。