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「JR九州787系電車」の版間の差分

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塗装はグレー濃淡のツートンカラーとなり、各所に「TSUBAME」の[[ロゴタイプ|ロゴ]]が配置されている。また車体側面の車両形式・[[鉄道の車両番号|車両番号]]表記も、「数字または文字を1文字毎に四角で囲む」表記が初めて採用され、これが以降の水戸岡デザインの特徴となる。ただし、妻面の配置区所・形式・自重・定員表記などは従来どおり国鉄書体で表記されている。

塗装はグレー濃淡のツートンカラーとなり、各所に「TSUBAME」の[[ロゴタイプ|ロゴ]]が配置されている。また車体側面の車両形式・[[鉄道の車両番号|車両番号]]表記も、「数字または文字を1文字毎に四角で囲む」表記が初めて採用され、これが以降の水戸岡デザインの特徴となる。ただし、妻面の配置区所・形式・自重・定員表記などは従来どおり国鉄書体で表記されている。


前面は2次車以降では運転席正面の窓下に手すりが取り付けられている他、根元の部分に窪みが見られる。手すりは後年、1次車にも追加で取り付けられた。



なお、[[1999年]](平成11年)以降に落成した車両には当初から車端部に[[転落防止幌]]が設置されていたが、それ以前の車両についても後年設置されている。

なお、[[1999年]](平成11年)以降に落成した車両には当初から車端部に[[転落防止幌]]が設置されていたが、それ以前の車両についても後年設置されている。

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[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]は一般的な2+2列配置のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系から40mm拡大され、1,000mmとされた。背面部に収納式のテーブルを設置しているほか、簡易式フットレストを設置している。ただしサハシ787形の[[コンパートメント席|セミコンパートメント]]は、前後幅で2,010mmのコンパートメント内に2人掛けの座席を向かい合わせに配置している。

[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]は一般的な2+2列配置のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系から40mm拡大され、1,000mmとされた。背面部に収納式のテーブルを設置しているほか、簡易式フットレストを設置している。ただしサハシ787形の[[コンパートメント席|セミコンパートメント]]は、前後幅で2,010mmのコンパートメント内に2人掛けの座席を向かい合わせに配置している。



初期の一般普通席は座席背面テーブルのみだったが、1993年12月以降に落成した車両(4次車以降には座席外側の肘掛にも小型テーブルが追加されたほか、オーディオサービスも提供された。

初期の一般普通席は座席背面テーブルのみだったが、4次車以降には座席外側の肘掛にも小型テーブルが追加されたほか、オーディオサービスも提供された。



クロハ786形はグリーン席・普通席ともに座席窓下足元に[[配線用差込接続器|コンセント]]が設置されている。

クロハ786形はグリーン席・普通席ともに座席窓下足元に[[配線用差込接続器|コンセント]]が設置されている。

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|}

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T1 - 14編成は1994年(モハ・サハの組み替え前)、BM101 - 111編成は2000年時点での車両構成。

T1 - 14編成は1994年(モハ・サハの組み替え前)、BM101 - 111編成は2000年時点での車両構成。

<gallery widths="160" perrow="4" style="font-size:90%;">


: Series787-Kamome BM1-BM14.jpg |7877865-141-1<br><br>27 - 141<br>121 - 839 - 14

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; クモロ787形

; クモロ787形

: 下り方先頭車となる[[制御車|制御]][[動力車|電動車]]。主制御器を備える。

: 下り方先頭車となる[[制御車|制御]][[動力車|電動車]]。主制御器を備える。

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: 車内はトイレ・洗面所、簡易車掌台、普通席となっており、中央部に荷物置場がある。

: 車内はトイレ・洗面所、簡易車掌台、普通席となっており、中央部に荷物置場がある。

: 一部車両は編成間で車両交換が実施されている(後述)。

: 一部車両は編成間で車両交換が実施されている(後述)。

: 乗降扉横の簡易車掌台には[[車掌スイッチ]](いわゆる「どこでもドアスイッチ」)や開閉可能な小窓があり、これで外見上はモハ787形と識別可能である。定員56人、重量32.7t。

: 乗降扉横の簡易車掌台には[[車掌スイッチ]]や開閉可能な小窓があり、これで外見上はモハ787形と識別可能である。定員56人、重量32.7t。



; サハ787形100番台

; サハ787形100番台

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* サハ787-102・108・112 - 114→クハ787-102・108・112 - 114(改番なし)

* サハ787-102・108・112 - 114→クハ787-102・108・112 - 114(改番なし)



=== 「有明」向け変更 ===

=== 「有明」向け転用 ===

[[ファイル:JR kyushu type787 ariake konoha 1.jpg|thumb|right|「有明」6両編成]]

[[ファイル:JR kyushu type787 ariake konoha 1.jpg|thumb|right|「有明」6両編成]]

1999年 - 2000年にかけ、BM101 - 111編成を組成する際に、先頭車化改造車を含めて「つばめ」からの転用車は以下のように変更された。なお、新製された先頭車は落成時よりこの表記で登場した。

1999年 - 2000年にかけ、BM101 - 111編成を組成する際に、先頭車化改造車を含めて「つばめ」からの転用車は以下のように変更された。なお、新製された先頭車は落成時よりこの表記で登場した。

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=== 「リレーつばめ」向けリニューアル工事 ===

=== 「リレーつばめ」向けリニューアル工事 ===

[[ファイル:JR Kyushu 787-0-BM5-Kagoshima Main Line-Dazaifu-20090904-154138.jpg|thumb|right|「リレーつばめ」編成]]

[[ファイル:JR Kyushu 787-0-BM5-Kagoshima Main Line-Dazaifu-20090904-154138.jpg|thumb|right|「リレーつばめ」編成]]


2002 - 2004[[]][[|鹿]][[ (JR)|]]BM12151267

2002 - 2004[[]][[ (JR)|]]BM12151267

* 車体地色をツートングレーからダークグレーに変更。

* 車体地色をツートングレーからダークグレーに変更。

* 座席モケットをグリーン席・普通席共に一新。また運転室との仕切りやグリーン個室の外壁を木目調のパネルに変更。

* 座席モケットをグリーン席・普通席共に一新。また運転室との仕切りやグリーン個室の外壁を木目調のパネルに変更。

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=== DXグリーン席の設置 ===

=== DXグリーン席の設置 ===

2005年10月より、クモロ787形全車のトップキャビンを1列3席の電動リクライニングシートである[[グリーン車#DXグリーン席|DXグリーン席]]に変更する改造が、約1年間かけて行われた。改造後の定員は24→21人と3人減となった。

2005年10月より、クモロ787形全車のトップキャビンを1列3席の電動リクライニングシートである[[グリーン車#DXグリーン席|DXグリーン席]]に変更する改造が、約1年間かけて行われた。改造後の定員は24→21人と3人減となった


座席モケットの色は、薄茶色と茶色の[[市松模様]]で落ち着いた雰囲気となっている。


巻き上げカーテンはJR九州の各車両の座席に一般的に使われるヒョウ柄である。



改修に際してトップキャビンと一般座席との仕切りは撤去されていなかったが、運用開始後ハットラックに頭をぶつける事故が発生したため、ドアは撤去された。

改修に際してトップキャビンと一般座席との仕切りは撤去されていなかったが、運用開始後ハットラックに頭をぶつける事故が発生したため、ドアは撤去された。

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=== 「AROUND THE KYUSHU」ロゴへの変更 ===

=== 「AROUND THE KYUSHU」ロゴへの変更 ===

[[File:JR Kyushu around the kyushu logo.jpg|thumb|right|「AROUND THE KYUSHU」ロゴ]]

[[File:JR Kyushu around the kyushu logo.jpg|thumb|right|「AROUND THE KYUSHU」ロゴ]]


2011312鹿787使TSUBAMEARIAKE787AROUND THE KYUSHU<ref name="DJ201103">{{Cite journal||author=|year=2011|month=3|title=JR|journal=[[]]|issue=323|pages=pp. 28-35|publisher=[[]]}}</ref>4+787AROUND THE KYUSHU<ref name="RF20100308">{{Cite web |url=http://railf.jp/news/2011/03/09/121800.html |title=787BM106 |work=[[ ()|]] railf.jp |publisher=[[]]|date=201138 |accessdate=20121013}}</ref>

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20113<ref name="RJ201106">{{Cite journal||author=|year=2011|month=3|title=INTERCITY 787 AROUND THE KYUSHU|journal=[[]]|volume=45|issue=6|pages=74-88|publisher=|issn=0288-2337}}</ref>LED

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[[File:Kyushu Railway - Series 787 - 01.JPG|thumb|right|240px|6両編成(BM-14)]]

[[File:Kyushu Railway - Series 787 - 01.JPG|thumb|right|240px|6両編成(BM-14)]]

[[ファイル:Ariake-Series787-BM2.jpg|thumb|200px|right|7両編成(BM-2)]]

[[ファイル:Ariake-Series787-BM2.jpg|thumb|200px|right|7両編成(BM-2)]]

* BM12・15(現363)編成は2011年3月以前から6両編成で、「有明」などに充当されていた。そのほかの編成は2011年3月に7両編成から3号車のサハ787形(100番台)を抜いた編成である。元7両編成は「Relay tsubame」のロゴが描かれていた。

* BM12・15編成は2011年3月以前から6両編成で、「有明」などに充当されていた。そのほかの編成は2011年3月に7両編成から3号車のサハ787形(100番台)を抜いた編成である。元7両編成は「Relay tsubame」のロゴが描かれていた。


* T-1995BK(BM)-BK-9BM-91999

* T-1995BK(BM)-BK-9BM-91999

**T-9 → BK-9 → BK-2(2代)→ BM-2

**T-9 → BK-9 → BK-2(2代)→ BM-2

**T-2 → BK-2(初代)→ BK-15 → BM-15 → BM-363(「[[36ぷらす3]]」専用編成 )

**T-2 → BK-2(初代)→ BK-15 → BM-15 → BM-363(「[[36ぷらす3]]」専用編成 )

* 7両編成から抜かれたサハ787形は101, 103 - 107, 109 - 111, 115 - 117の12両で、繁忙期に2両単位で増結し、主に長崎本線系統の特急列車に使用していた。2014年3月15日からは「かもめ」「みどり」を通年7両編成で運行するため、6 - 8編成に対してサハ787形100番台を1両ずつ増結している(繁忙期にはさらに1両増結)。なお、7両化の際にどのサハを増結するかは編成ごとにある程度決まっており、基本的に旧「リレーつばめ」時代と同じ組み込み先で使用されているほか、サハ同士での走行距離調整の関係からか7両編成(8両編成)で運行される編成は一定せず、定期的に6両への減車や7両への増結を繰り返している(但し、BM-12編成を除く)<ref group="注">2021年3月現在、BM-12編成のみ元「有明」用編成で、他の12本と異なり内装やモケットの色調が新製時の原型のままとなっている(「リレーつばめ」化の内装リニューアル未施工)関係からか、本編成は7両化されずもっぱら「にちりん」系の運用に固定され、長崎駅へは代走や臨時列車運用を除き乗り入れない。</ref>。増結位置は7両化の場合モハ786形とサハ787形200番台の間で、8両化の場合はこれに加えてサハ787形0番台とモハ787形の間に挿入され、それぞれ3号車、6号車となる。

* 7両編成から抜かれたサハ787形は101, 103 - 107, 109 - 111, 115 - 117の12両で、繁忙期に2両単位で増結し、主に長崎本線系統の特急列車に使用していた。2014年3月15日からは「かもめ」「みどり」を通年7両編成で運行するため、6 - 8編成に対してサハ787形100番台を1両ずつ増結している(繁忙期にはさらに1両増結)。なお、7両化の際にどのサハを増結するかは編成ごとにある程度決まっており、基本的に旧「リレーつばめ」時代と同じ組み込み先で使用されているほか、サハ同士での走行距離調整の関係からか7両で運行される編成は一定せず、定期的に6両への減車や7両への増結を繰り返している(但し、BM-12編成を除く)<ref group="注">2021年3月現在、BM-12編成のみ元「有明」用編成で、他の12本と異なり内装やモケットの色調が新製時の原型のままとなっている(「リレーつばめ」化の内装リニューアル未施工)関係からか、本編成は7両化されずもっぱら「にちりん」系の運用に固定され、長崎駅へは代走や臨時列車運用を除き乗り入れない。</ref>。増結位置は7両化の場合モハ786形とサハ787形200番台の間で、8両化の場合はこれに加えてサハ787形0番台とモハ787形の間に挿入され、それぞれ3号車、6号車となる。

* 車体ロゴは「Relay tsubame」「ARIAKE」から「(INTERCITY) AROUND THE KYUSHU」に変更されている

* BM-15編成は先述の「36ぷらす3」用改造を受けるために運用を離脱し、2020年9月29日の報道公開にてBM-363編成への改番が確認されている。

* 7両編成は「かもめ」の787系充当列車全て(100・103号を除く)および「みどり」(4・6・29・31号)「きらめき」(1・2・4・5・7・8・10号)に充当。

* 6両編成は「にちりん」(4・6・9・14・15・19号)「にちりんシーガイア」(5・18号)「ひゅうが」(1・5・12・16号)「かもめ」(100・103号)「みどり」(1・10号)「きらめき」(6・9号)に充当。

* 各車(BM-363を除く)とも車体「Relay tsubame」「ARIAKE」表記を「(INTERCITY) AROUND THE KYUSHU」表記に変更した

* サハ787形200番台の4人用セミコンパートメントは指定席の場合、3人以上の利用で発売される。これは一部の「かもめ」「みどり」「にちりん」で見られる。

* BM-1・6・7・8編成及びサハ787-101・105・106・111は車体側面の行先表示器が従来の幕式からフルカラーLED式に換装されている。

* BM-1・6・7・8編成及びサハ787-101・105・106・111は車体側面の行先表示器が従来の幕式からフルカラーLED式に換装されている。



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[[ファイル:787 Kirishima Beppugawa bridge.jpg|right|thumb|240px|4両編成]]

[[ファイル:787 Kirishima Beppugawa bridge.jpg|right|thumb|240px|4両編成]]

* 11本が存在する。全車2011年3月に南福岡から大分に転出。

* 11本が存在する。全車2011年3月に南福岡から大分に転出。

* 元々は「有明」用で、「ARIAKE」のロゴが描かれていたが、6両編成同様、ダークグレー+「AROUND THE KYUSHU」ロゴとなっている。

* 元々は「有明」用で、「ARIAKE」のロゴが描かれていたが、6両編成同様の塗装に変更されている。


*201820213132010 - 鹿

*201820213132010 - 鹿

* 「にちりん」(1・2・3・8・11・12・17・20・21・102号)「ひゅうが」(1・5・12・16号を除く全列車)「きりしま」(全列車)及び佐伯駅 - 延岡・南延岡駅間、宮崎駅 - 宮崎空港駅間の普通列車に充当。

* 「にちりん」(1・2・3・8・11・12・17・20・21・102号)「ひゅうが」(1・5・12・16号を除く全列車)「きりしま」(全列車)及び佐伯駅 - 延岡・南延岡駅間、宮崎駅 - 宮崎空港駅間の普通列車に充当。

* 883系「ソニック」用車両が事故等で運用離脱した場合、2編成をつないだ8両編成あるいは単独の4両編成で代走する場合がある。

* 883系「ソニック」用車両が事故等で運用離脱した場合、2編成をつないだ8両編成あるいは単独の4両編成で代走する場合がある。

* 全座席禁煙で喫煙ルームを備えていたが、2007年3月18日のダイヤ改正以降は喫煙ルームの使用は停止とされ、携帯電話用スペースとして案内されている。非常用の梯子がこの部屋に設置されている。

* 全座席禁煙で喫煙ルームを備えていたが、2007年3月18日のダイヤ改正以降は喫煙ルームの使用は停止とされ、携帯電話用スペースとして案内されている。非常用の梯子がこの部屋に設置されている。

* ワンマン運転対応工事が施工されており、2018年3月17日ダイヤ改正でこの編成を用いる定期特急列車はすべてワンマン運転となった<ref group="注">繁忙期に小倉駅 - 大分駅間で運転される臨時「にちりん」や「にちりん」3・20号の大分駅以北、また定期列車でも他編成の運用を代走する場合では車掌が乗務する。また抜き打ちで添乗員が乗務し、検札を行う場合がある。</ref>。


* 7871007871004786()(7--76--8)

* ワンマン運転対応工事が施工されており、2018年3月17日ダイヤ改正でこの編成を用いる定期特急列車はすべてワンマン運転となった<ref group="注">繁忙期に小倉駅 - 大分駅間で運転される臨時「にちりん」や「にちりん」3・20号の大分駅以北、また定期列車でも他編成の運用を代走する場合では車掌が乗務する。また抜き打ちで添乗員が乗務し、検札を行う場合がある。</ref>。

* 1号車の窓側座席にはグリーン車・普通車共にモバイル用のコンセントが設けられている。他の車両にもコンセントはあるが業務用である。

* 1号車の窓側座席にはグリーン車・普通車共にモバイル用のコンセントが設けられている。他の車両にもコンセントはあるが業務用である。

* 3号車は基本的に自由席として運転されるが、車椅子対応の2席のみ指定席として発売される。

* 3号車は基本的に自由席として運転されるが、車椅子対応の2席のみ指定席として発売される。

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== 参考資料 ==

== 参考資料 ==

*{{cite journal|和書|author=|authorlink=川上章吉|title=新車ガイド2 JR九州 787系特急形交流電車|journal=鉄道ファン|volume=32|issue=9|date=1992-9-1|year=1992|pages=66-75|ref=harv|}}

*{{cite journal|和書

|author = 川上章吉

|authorlink = 川上章吉

|title = 新車ガイド2 JR九州 787系特急形交流電車

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|}}



== 関連項目 ==

== 関連項目 ==


2022年6月15日 (水) 10:32時点における版

JR九州787系電車
787系「つばめ」
(1992年 博多駅)
基本情報
運用者 九州旅客鉄道
製造所 日立製作所
近畿車輛
製造年 1992年 - 2002年
製造数 140両
運用開始 1992年7月15日
主要諸元
編成 4両・6両・7両
軌間 1,067 mm
電気方式 交流20,000V (60Hz)
架空電車線方式
最高運転速度 130 km/h
編成定員 189・193人(4両)
276人(6両)
340人(7両)
404人(8両)
全長 20,500 mm
21,600 mm (先頭車)
全幅 2,944 mm
全高 3,670 mm
車体 普通鋼
台車 ボルスタレス台車ヨーダンパ付)
コイルばね+円錐積層ゴム式
DT400K・TR400K
SUミンデン式(試作台車・一部)
DT901K・TR901K
主電動機 MT61QB型直流整流子電動機
主電動機出力 150 kW × 4 / 両
駆動方式 中空軸平行カルダン撓み板継手方式
歯車比 3.50
編成出力 2,400 kW 1,200KW (4M3T/4M2T) (2M2T)
制御方式 サイリスタ位相制御弱め界磁制御
制御装置 CS404K形制御装置
制動装置 電気指令式ブレーキ
発電ブレーキ併用)
保安装置 ATS-SKATS-DK

第36回(1993年

ブルーリボン賞受賞車両

テンプレートを表示

787787JR

19924715


鹿西鹿

8111992200214140JR100

1993536

199465




使783200mm900mm7872003001,000mm

TSUBAME1

21

199911




2+17831,200mm調4113

2+278340mm1,000mm7872,010mm2

4

786

7877870786750mm

786

LED2使

883

787786

運転台


T7+

JRMON3使

20193BM

機器類

TR400K台車

DT400KTR400K

MM'

786786PS400K

130km/h7A28


[1][2]
編成番号

← 西鹿児島・南宮崎・長崎

小倉・門司港 →

クモロ787形
(Msc)
モハ786形
(M’)
モハ787形
(M)
モハ786形
(M’)
サハシ787形
(Tb)
サハ787形
(T)
サハ787形
(T)
モハ787形
(M)
クモハ786形
(M’c)
T1 - 11 1 - 11 101 - 106
301 - 305
2,4,6,…
18,20,21
1 - 6
201 - 205
1 - 11 6・10
101 - 109
1 - 5
7 - 9
11 - 13
1,3,5,…
17,19,22
1 - 11
編成番号

← 長崎・南宮崎

小倉 →

クモロ787形
(Msc)
モハ786形
(M’)
サハ787形
(T)
サハシ787形
(Tb)
サハ787形
(T)
モハ787形
(M)
クモハ786形
(M’c)
T12 - 14 12 - 14 306 - 308 112 - 114 12 - 14 14,110,111 23 - 25 12 - 14
編成番号

← 熊本

小倉 →

クロハ786形
(T’hsc)
モハ787形
(M)
モハ786形
(M’)
クハ787形
(Tc)
BM101 - 111 1 - 11 0番台[3] 0・100番台[3] 1 - 6
100番台(改造)

T1 - 141994BM101 - 1112000

787



6DX3144

1 (1 - 6) 786-1002 (7 - 14) 30014

242143.5t

786



5645.2t

787



 (CP) 1

8ABCD787-05642.0t

7860100200300



010012003002

02007871003007871



14817

0100422003004044.0t

786



(

883 

3736.0t

7870





7866031.1t

7870







7875632.7t

787100



199411420005787100

2002115 - 117

9ABCD6431.1t

787

4×6CP12435.6t1996115[4]


クモロ787形 (クモロ787-14)
クモロ787形
(クモロ787-14)
  • クモハ786形 (クモハ786-14)
    クモハ786形
    (クモハ786-14)
  • モハ787形 (モハ787-25)
    モハ787形
    (モハ787-25)
  • モハ786形300番台 (モハ786-305)
    モハ786形300番台
    (モハ786-305)
  • クロハ786形 (クロハ786-5)
    クロハ786形
    (クロハ786-5)
  • クハ787形 (クハ787-5)
    クハ787形
    (クハ787-5)
  • サハ787形0番台 (サハ787-14)
    サハ787形0番台
    (サハ787-14)
  • サハ787形100番台 (サハ787-117)
    サハ787形100番台
    (サハ787-117)
  • 改造

    モハ786形・サハ787形の交換


    1994786787786101002200300787010078610062005786-1047861

    786-101 (BM1)  202 (BM8)

    786-102 (BM15)  205 (BM11)

    786-103 (BM3)  204 (BM10)

    786-105 (BM5)  203 (BM2)

    786-106 (BM6)  201 (BM7)

    787-6 (BM5)  110 (BM12)

    787-10 (BM6)  111 (BM13)



    2000BM107 - 11176787100787BM1012 - 15

    7871008

    9ABCD78624325631.2t

    787-102108112 - 114787-102108112 - 114

    6

    1999 - 2000BM101 - 111

    TSUBAMEARIAKE



    2002 - 2004BM12151267



    調

    TSUBAME2009

    787

    Relay tsubame

    800

    787-214
    787-202

    787BM1215787200200

    885238851,200mm1C88576TSUBAME4740.6t
     [ 1] 




    787787-109

    DX


    20051078713DX124213




    「AROUND THE KYUSHU」ロゴへの変更

    「AROUND THE KYUSHU」ロゴ

    2011312787TSUBAMEARIAKE787AROUND THE KYUSHU[5]4+787AROUND THE KYUSHU[6]

    20113[7]LED


    2017342018BEC8192018317-4

    「36ぷらす3」への改造

    「36ぷらす3」専用車のBM-363編成

    2019 - 2020BM-156D&S363BM-363[8]

    1314426332634使56530627103[9]363LED




    787-2786-102DT900K787-202TR900K

    787-2786-1DT901K787-101TR901K

    786010024240

    2020313BM-7LED


    フルカラーLEDの行先表示器
    フルカラーLEDの行先表示器

    編成別解説


    鹿鹿1994 - 19965鹿

    1999 - 20004762004200419992011171262411[5]

    2011312764485

    2021101614BM1 - 810 - 1436378710012411Bo102103105107 - 111610161046106[10]

    BM1 - 810 - 14
    6BM-14
    7BM-2

    BM121520113620113737871007Relay tsubame

    T-1995BK(BM)-BK-9BM-91999
    T-9  BK-9  BK-22 BM-2

    T-2  BK-2 BK-15  BM-15  BM-363363 

    7787101, 103 - 107, 109 - 111, 115 - 117122使201431576 - 8787100117使調767BM-12[ 2]77867872008787078736

    Relay tsubameARIAKE(INTERCITY) AROUND THE KYUSHU

    BM-1678787-101105106111LED

    7871006
    6両編成・編成表
    編成番号

    (小倉駅基準)

    ← 長崎・早岐・宮崎空港

    門司港 →

    クモロ787 モハ786 サハ787 サハ787 モハ787 クモハ786
    BM-1 1 202 201 1 1 1
    BM-2 9 303 209 11 17 9
    BM-3 3 204 203 3 5 3
    BM-4 4 104 204 4 7 4
    BM-5 5 203 205 5 9 5
    BM-6 6 201 206 9 11 6
    BM-7 7 301 207 7 13 7
    BM-8 8 302 208 8 15 8
    BM-10 10 304 210 12 19 10
    BM-11 11 305 211 13 22 11
    BM-12 12 306 212 6 23 12
    BM-13 13 307 213 10 24 13
    BM-14 14 308 214 14 25 14


    BM-363編成
    編成番号 [注 3]
    クモロ787 モロ786 サロシ786 サロ787 モロ787 クモロ786
    BM-363 363 363 363 363 363 363




    Bo610110210361041056106107 - 111
    4

    1120113

    ARIAKE6

    201820213132010 - 鹿

    12381112172021102151216 -  - 

    883284

    2007318使

    2018317[ 4]

    1

    32

    +6000
    786-14787-14786-102  786-60016004787-60016004786-6102
    4両編成・編成表
    編成番号

    (宮崎駅基準)

    ← 鹿児島中央・宮崎空港

    延岡・大分・小倉 →

    クロハ786 モハ787 モハ786 クハ787
    Bo-6101 6001 2 1 6001
    Bo-102 2 10 5 2
    Bo-103 3 12 6 3
    Bo-6104 6004 14 106 6004
    Bo-105 5 18 105 5
    Bo-6106 6 21 6102 6
    Bo-107 7 4 2 102
    Bo-108 8 6 3 108
    Bo-109 9 8 4 114
    Bo-110 10 16 101 112
    Bo-111 11 20 103 113

    沿革

    787系「かもめ」
    (1996年 長崎駅)

    19924
    715 : 鹿西鹿147783
    1

    797

    19935
    318 : 71T-62992T-7872 - 2

    91T-981

    19946
    31 : 92T-10,1199鹿93T-256

    71 : 73T-121412093T-256鹿2T-10112747退787

    19957
    420 : 
    退783

    T-BK(BM)-BK-19BM1014B787K,M鹿

    19968
    316 : 
    退787

    鹿BM-1014BK-1014

    7347934

    718 : 1

    199911
    313 : [11]612913298716764×6BM-1011067×8BK-18BK-9BK-2(2)6×6BK-1015BK-1596BK-2()16764

    200012
    311 : 5BM-107111551376退787

    10 : 8182使

    200113
    31:1

    106 : 退

    200214
    715 : 78764BK-10,11,13,14787100BK-11778762

    200315
    27 : [12]

    315 : 746

    200416
    311 : 7Relay tsubame

    313 :  - 鹿 - 鹿BK-181015  BM-181015787

    4 : 78720107200416

    200517
    101 : JR""13DX4

    1223 : 814使25西99885783787

    200618)
    531:BM570[13]

    200719
    318 : 787使6742

    926 : ! - 

    201123
    312 : 
    7便7873 - 

    787

    鹿 -  -  - 鹿 - 鹿 -  -  - JR - 鹿鹿 - 退2014787

    4BM-101111BO-101111768

    201426
    315:6146778778

    201628
    326 : 鹿 - 鹿退

    201729
    34
    4

     7832225894

    201830
    317
    783

    鹿 - 退

    6100103110103110783

    4 - 

     - 78741

    20202
    929787D&S363BM-363BM-15

    1016363

    20213
    313
    鹿 - 退

    783787214103204

    退

    102鹿8857877


    202261

    使


    20003 - 15792 - 10

    19943 - 1996320013 - 1020113 - 1591113232529333941101103610141820303234404448100102108
    1101007831

    20118851120203220203

    20113 - 20229129314610
    110783

    19933 - 2000320113 - 
    518

    1993 - 20001993324852000787退78320112417832021787便21

    20113 - 

    20113 - 

     - 20113 - 

     - 20183 - [14][ 5]




    19931220西JR西

    199410910JRC622JREF551

    注釈



    (一)^ 20116

    (二)^ 20213BM-1212調()7

    (三)^ 1

    (四)^  - 320

    (五)^ 

    出典



    (一)^  1992, p. 75.

    (二)^ JR 2008200881636-637ISBN 978-4777006663 

    (三)^ ab9

    (四)^ 19973 431 p.144

    (五)^ abJR32320113pp. 28-35 

    (六)^ 787BM106.  railf.jp .   (201138). 20121013

    (七)^ INTERCITY 787 AROUND THE KYUSHU4562011374-88ISSN 0288-2337 

    (八)^ JR363 - RM2020929

    (九)^ 363 (PDF).   (20191220). 20191220

    (十)^  JR202220211122207,221ISBN 978-4-330-06521-2 

    (11)^ 3351999495 

    (12)^ 20032RAIL FAN50520035121 

    (13)^ 調.  (JTSB). 202219

    (14)^ 787.  railf.jp .   (2018317). 2018319

    参考資料

    • 「新車ガイド2 JR九州 787系特急形交流電車」『鉄道ファン』第32巻第9号、1992年9月1日、66-75頁。 

    関連項目