「JR九州787系電車」の版間の差分
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塗装はグレー濃淡のツートンカラーとなり、各所に「TSUBAME」の[[ロゴタイプ|ロゴ]]が配置されている。また車体側面の車両形式・[[鉄道の車両番号|車両番号]]表記も、「数字または文字を1文字毎に四角で囲む」表記が初めて採用され、これが以降の水戸岡デザインの特徴となる。ただし、妻面の配置区所・形式・自重・定員表記などは従来どおり国鉄書体で表記されている。 |
塗装はグレー濃淡のツートンカラーとなり、各所に「TSUBAME」の[[ロゴタイプ|ロゴ]]が配置されている。また車体側面の車両形式・[[鉄道の車両番号|車両番号]]表記も、「数字または文字を1文字毎に四角で囲む」表記が初めて採用され、これが以降の水戸岡デザインの特徴となる。ただし、妻面の配置区所・形式・自重・定員表記などは従来どおり国鉄書体で表記されている。 |
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前面は2次車以降では運転席正面の窓下に手すりが取り付けられている他、根元の部分に窪みが見られる。手すりは後年、1次車にも追加で取り付けられた。 |
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なお、[[1999年]](平成11年)以降に落成した車両には当初から車端部に[[転落防止幌]]が設置されていたが、それ以前の車両についても後年設置されている。 |
なお、[[1999年]](平成11年)以降に落成した車両には当初から車端部に[[転落防止幌]]が設置されていたが、それ以前の車両についても後年設置されている。 |
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[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]は一般的な2+2列配置のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系から40mm拡大され、1,000mmとされた。背面部に収納式のテーブルを設置しているほか、簡易式フットレストを設置している。ただしサハシ787形の[[コンパートメント席|セミコンパートメント]]は、前後幅で2,010mmのコンパートメント内に2人掛けの座席を向かい合わせに配置している。 |
[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]は一般的な2+2列配置のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系から40mm拡大され、1,000mmとされた。背面部に収納式のテーブルを設置しているほか、簡易式フットレストを設置している。ただしサハシ787形の[[コンパートメント席|セミコンパートメント]]は、前後幅で2,010mmのコンパートメント内に2人掛けの座席を向かい合わせに配置している。 |
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初期の一般普通席は座席背面テーブルのみだったが、 |
初期の一般普通席は座席背面テーブルのみだったが、4次車以降には座席外側の肘掛にも小型テーブルが追加されたほか、オーディオサービスも提供された。 |
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クロハ786形はグリーン席・普通席ともに座席窓下足元に[[配線用差込接続器|コンセント]]が設置されている。 |
クロハ786形はグリーン席・普通席ともに座席窓下足元に[[配線用差込接続器|コンセント]]が設置されている。 |
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T1 - 14編成は1994年(モハ・サハの組み替え前)、BM101 - 111編成は2000年時点での車両構成。 |
T1 - 14編成は1994年(モハ・サハの組み替え前)、BM101 - 111編成は2000年時点での車両構成。 |
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<gallery widths="160" perrow="4" style="font-size:90%;"> |
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ファイル: Series787-Kamome BM1-BM14.jpg |787系の先頭車︵クモハ786形︶。左が5次車︵-14︶、右が1次車︵-1︶。<br>先頭車前面は落成時期によって細やかな違いが見られる。<br>2次車以降︵7 - 14、クロハ、クハ︶では運転席正面の窓下に手すりが取り付けられている他、根元の部分に窪みが見られる。手すりは後年、1次車にも追加で取り付けられている。<br>またヘッドライトの上部内寄りの筋の曲点も、1・2次車︵1 - 8︶は鋭く、3次車以降︵9 - 14、クロハ、クハ︶は丸みを帯びているという違いが見て取れる。
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; クモロ787形 |
; クモロ787形 |
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: 下り方先頭車となる[[制御車|制御]][[動力車|電動車]]。主制御器を備える。 |
: 下り方先頭車となる[[制御車|制御]][[動力車|電動車]]。主制御器を備える。 |
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: 車内はトイレ・洗面所、簡易車掌台、普通席となっており、中央部に荷物置場がある。 |
: 車内はトイレ・洗面所、簡易車掌台、普通席となっており、中央部に荷物置場がある。 |
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: 一部車両は編成間で車両交換が実施されている(後述)。 |
: 一部車両は編成間で車両交換が実施されている(後述)。 |
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: 乗降扉横の簡易車掌台には[[車掌スイッチ]] |
: 乗降扉横の簡易車掌台には[[車掌スイッチ]]や開閉可能な小窓があり、これで外見上はモハ787形と識別可能である。定員56人、重量32.7t。 |
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; サハ787形100番台 |
; サハ787形100番台 |
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* サハ787-102・108・112 - 114→クハ787-102・108・112 - 114(改番なし) |
* サハ787-102・108・112 - 114→クハ787-102・108・112 - 114(改番なし) |
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=== 「有明」向け |
=== 「有明」向け転用 === |
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[[ファイル:JR kyushu type787 ariake konoha 1.jpg|thumb|right|「有明」6両編成]] |
[[ファイル:JR kyushu type787 ariake konoha 1.jpg|thumb|right|「有明」6両編成]] |
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1999年 - 2000年にかけ、BM101 - 111編成を組成する際に、先頭車化改造車を含めて「つばめ」からの転用車は以下のように変更された。なお、新製された先頭車は落成時よりこの表記で登場した。 |
1999年 - 2000年にかけ、BM101 - 111編成を組成する際に、先頭車化改造車を含めて「つばめ」からの転用車は以下のように変更された。なお、新製された先頭車は落成時よりこの表記で登場した。 |
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=== 「リレーつばめ」向けリニューアル工事 === |
=== 「リレーつばめ」向けリニューアル工事 === |
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[[ファイル:JR Kyushu 787-0-BM5-Kagoshima Main Line-Dazaifu-20090904-154138.jpg|thumb|right|「リレーつばめ」編成]] |
[[ファイル:JR Kyushu 787-0-BM5-Kagoshima Main Line-Dazaifu-20090904-154138.jpg|thumb|right|「リレーつばめ」編成]] |
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2002年 - 2004年にかけて[[九州新幹線]] |
2002年 - 2004年にかけて[[九州新幹線]]部分開業に伴う﹁[[つばめ (JR九州)|リレーつばめ]]﹂への転用を前に、BM12・15編成を除く12編成に対し以下のとおりリニューアルが施工された︵ただし、新製された中間車は落成時より以下の仕様である︶。これに合わせ、変更対象の6両編成は予備あるいは新製の中間車を組み込み7両編成とされた。また、ビュッフェ車の普通車化改造も併せて行われたため本項で記述する。
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* 車体地色をツートングレーからダークグレーに変更。 |
* 車体地色をツートングレーからダークグレーに変更。 |
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* 座席モケットをグリーン席・普通席共に一新。また運転室との仕切りやグリーン個室の外壁を木目調のパネルに変更。 |
* 座席モケットをグリーン席・普通席共に一新。また運転室との仕切りやグリーン個室の外壁を木目調のパネルに変更。 |
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=== DXグリーン席の設置 === |
=== DXグリーン席の設置 === |
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2005年10月より、クモロ787形全車のトップキャビンを1列3席の電動リクライニングシートである[[グリーン車#DXグリーン席|DXグリーン席]]に変更する改造が、約1年間かけて行われた。改造後の定員は24→21人と3人減となった。 |
2005年10月より、クモロ787形全車のトップキャビンを1列3席の電動リクライニングシートである[[グリーン車#DXグリーン席|DXグリーン席]]に変更する改造が、約1年間かけて行われた。改造後の定員は24→21人と3人減となった。。 |
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座席モケットの色は、薄茶色と茶色の[[市松模様]]で落ち着いた雰囲気となっている。 |
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巻き上げカーテンはJR九州の各車両の座席に一般的に使われるヒョウ柄である。 |
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改修に際してトップキャビンと一般座席との仕切りは撤去されていなかったが、運用開始後ハットラックに頭をぶつける事故が発生したため、ドアは撤去された。 |
改修に際してトップキャビンと一般座席との仕切りは撤去されていなかったが、運用開始後ハットラックに頭をぶつける事故が発生したため、ドアは撤去された。 |
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=== 「AROUND THE KYUSHU」ロゴへの変更 === |
=== 「AROUND THE KYUSHU」ロゴへの変更 === |
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[[File:JR Kyushu around the kyushu logo.jpg|thumb|right|「AROUND THE KYUSHU」ロゴ]] |
[[File:JR Kyushu around the kyushu logo.jpg|thumb|right|「AROUND THE KYUSHU」ロゴ]] |
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2011年3月12日の九州新幹線 |
2011年3月12日の九州新幹線全線開通に伴い、787系は九州全域に転用されることから、前頭部および車体側面部、車内客室出入口ドアの﹁TSUBAME﹂﹁ARIAKE﹂ロゴは﹁787﹂﹁AROUND THE KYUSHU﹂ロゴに置き換えられた<ref name="DJ201103">{{Cite journal|和書|author=坂正博|year=2011|month=3|title=JR九州新幹線・特急列車の運転体系概要|journal=[[鉄道ダイヤ情報]]|issue=323|pages=pp. 28-35|publisher=[[交通新聞社]]}}</ref>。また、4両編成もダークグレー塗装+﹁787﹂﹁AROUND THE KYUSHU﹂ロゴへの変更が進められている<ref name="RF20100308">{{Cite web |url=http://railf.jp/news/2011/03/09/121800.html |title=787系BM106編成が塗装およびロゴ変更のうえ出場 |work=[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]] railf.jp 鉄道ニュース|publisher=[[交友社]]|date=2011年3月8日 |accessdate=2012年10月13日}}</ref>。
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ロゴの変更は小倉工場へ重要部検査などのために入場する際に、車体再塗装と同時に行われる予定のため、大半の車両は2011年3月のダイヤ改正にあわせて、車体へシールを貼り付ける形で仮処理を施した。このため、右の写真のように旧ロゴがシールの下に透けて見える車両も多く存在した<ref name="RJ201106">{{Cite journal|和書|author=鶴通孝|year=2011|month=3|title=INTERCITY 787 AROUND THE KYUSHU|journal=[[鉄道ジャーナル]]|volume=45|issue=6|pages=74-88|publisher=鉄道ジャーナル社|issn=0288-2337}}</ref>。その後、車体のロゴは全車変更が完了したのに対し、車内のドアのロゴに関しては多くがシールでの仮処理のままとなっていたが、後述のフルカラーLEDの行先表示器に換装された編成は同時に変更を完了させている。
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ロゴの変更は小倉工場へ重要部検査などのために入場する際に、車体再塗装と同時に行われる予定のため、大半の車両は2011年3月のダイヤ改正にあわせて、車体へシールを貼り付ける形で仮処理を施した。このため、右の写真のように旧ロゴがシールの下に透けて見える車両も多く存在した<ref name="RJ201106">{{Cite journal|和書|author=鶴通孝|year=2011|month=3|title=INTERCITY 787 AROUND THE KYUSHU|journal=[[鉄道ジャーナル]]|volume=45|issue=6|pages=74-88|publisher=鉄道ジャーナル社|issn=0288-2337}}</ref>。その後、車体のロゴは全車変更が完了したのに対し、車内のドアのロゴに関しては多くがシールでの仮処理のままとなっていたが、後述のフルカラーLEDの行先表示器に換装された編成は同時に変更を完了させている。
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[[File:Kyushu Railway - Series 787 - 01.JPG|thumb|right|240px|6両編成(BM-14)]] |
[[File:Kyushu Railway - Series 787 - 01.JPG|thumb|right|240px|6両編成(BM-14)]] |
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[[ファイル:Ariake-Series787-BM2.jpg|thumb|200px|right|7両編成(BM-2)]] |
[[ファイル:Ariake-Series787-BM2.jpg|thumb|200px|right|7両編成(BM-2)]] |
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* BM12・15 |
* BM12・15編成は2011年3月以前から6両編成で、「有明」などに充当されていた。そのほかの編成は2011年3月に7両編成から3号車のサハ787形(100番台)を抜いた編成である。元7両編成は「Relay tsubame」のロゴが描かれていた。 |
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* 当初はT-◯編成を名乗っていたが、1995年にBK(BM)-◯編成に表記を変更。以下の例外を除いて現在まで続く。このためBK-9︵→BM-9︶は1999年から欠番となっている。
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* 当初はT-◯編成を名乗っていたが、1995年にBK(BM)-◯編成に表記を変更。以下の例外を除いて現在まで続く。このためBK-9︵→BM-9︶は1999年から欠番となっている。
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**T-9 → BK-9 → BK-2(2代)→ BM-2 |
**T-9 → BK-9 → BK-2(2代)→ BM-2 |
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**T-2 → BK-2(初代)→ BK-15 → BM-15 → BM-363(「[[36ぷらす3]]」専用編成 ) |
**T-2 → BK-2(初代)→ BK-15 → BM-15 → BM-363(「[[36ぷらす3]]」専用編成 ) |
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* 7両編成から抜かれたサハ787形は101, 103 - 107, 109 - 111, 115 - 117の12両で、繁忙期に2両単位で増結し、主に長崎本線系統の特急列車に使用していた。2014年3月15日からは「かもめ」「みどり」を通年7両編成で運行するため、6 - 8編成に対してサハ787形100番台を1両ずつ増結している(繁忙期にはさらに1両増結)。なお、7両化の際にどのサハを増結するかは編成ごとにある程度決まっており、基本的に旧「リレーつばめ」時代と同じ組み込み先で使用されているほか、サハ同士での走行距離調整の関係からか7両 |
* 7両編成から抜かれたサハ787形は101, 103 - 107, 109 - 111, 115 - 117の12両で、繁忙期に2両単位で増結し、主に長崎本線系統の特急列車に使用していた。2014年3月15日からは「かもめ」「みどり」を通年7両編成で運行するため、6 - 8編成に対してサハ787形100番台を1両ずつ増結している(繁忙期にはさらに1両増結)。なお、7両化の際にどのサハを増結するかは編成ごとにある程度決まっており、基本的に旧「リレーつばめ」時代と同じ組み込み先で使用されているほか、サハ同士での走行距離調整の関係からか7両で運行される編成は一定せず、定期的に6両への減車や7両への増結を繰り返している(但し、BM-12編成を除く)<ref group="注">2021年3月現在、BM-12編成のみ元「有明」用編成で、他の12本と異なり内装やモケットの色調が新製時の原型のままとなっている(「リレーつばめ」化の内装リニューアル未施工)関係からか、本編成は7両化されずもっぱら「にちりん」系の運用に固定され、長崎駅へは代走や臨時列車運用を除き乗り入れない。</ref>。増結位置は7両化の場合モハ786形とサハ787形200番台の間で、8両化の場合はこれに加えてサハ787形0番台とモハ787形の間に挿入され、それぞれ3号車、6号車となる。 |
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⚫ | * 車体ロゴは「Relay tsubame」「ARIAKE」から「(INTERCITY) AROUND THE KYUSHU」に変更されている。 |
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* BM-15編成は先述の「36ぷらす3」用改造を受けるために運用を離脱し、2020年9月29日の報道公開にてBM-363編成への改番が確認されている。 |
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* 7両編成は「かもめ」の787系充当列車全て(100・103号を除く)および「みどり」(4・6・29・31号)「きらめき」(1・2・4・5・7・8・10号)に充当。 |
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* 6両編成は「にちりん」(4・6・9・14・15・19号)「にちりんシーガイア」(5・18号)「ひゅうが」(1・5・12・16号)「かもめ」(100・103号)「みどり」(1・10号)「きらめき」(6・9号)に充当。 |
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⚫ | * |
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* サハ787形200番台の4人用セミコンパートメントは指定席の場合、3人以上の利用で発売される。これは一部の「かもめ」「みどり」「にちりん」で見られる。 |
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* BM-1・6・7・8編成及びサハ787-101・105・106・111は車体側面の行先表示器が従来の幕式からフルカラーLED式に換装されている。 |
* BM-1・6・7・8編成及びサハ787-101・105・106・111は車体側面の行先表示器が従来の幕式からフルカラーLED式に換装されている。 |
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[[ファイル:787 Kirishima Beppugawa bridge.jpg|right|thumb|240px|4両編成]] |
[[ファイル:787 Kirishima Beppugawa bridge.jpg|right|thumb|240px|4両編成]] |
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* 11本が存在する。全車2011年3月に南福岡から大分に転出。 |
* 11本が存在する。全車2011年3月に南福岡から大分に転出。 |
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* 元々は「有明」用で、「ARIAKE」のロゴが描かれていたが、6両編成同様 |
* 元々は「有明」用で、「ARIAKE」のロゴが描かれていたが、6両編成同様の塗装に変更されている。 |
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*﹁有明﹂時代は小倉駅発着の設定もあったが、大分転出に伴い日豊本線中津駅以南︵2018年改正以降は大分駅以南︶に定期運用が限定され、繁忙期の﹁にちりん﹂を除き小倉駅乗り入れは消滅していた。2021年3月改正で小倉駅発着の1往復︵﹁にちりん﹂3・20号︶に当系列が充当されるようになり、10年ぶりに小倉駅への定期乗り入れが復活すると共に、当系列は初めて日豊本線全区間︵小倉駅 - 鹿児島駅間︶での定期運用を持つようになった。
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*﹁有明﹂時代は小倉駅発着の設定もあったが、大分転出に伴い日豊本線中津駅以南︵2018年改正以降は大分駅以南︶に定期運用が限定され、繁忙期の﹁にちりん﹂を除き小倉駅乗り入れは消滅していた。2021年3月改正で小倉駅発着の1往復︵﹁にちりん﹂3・20号︶に当系列が充当されるようになり、10年ぶりに小倉駅への定期乗り入れが復活すると共に、当系列は初めて日豊本線全区間︵小倉駅 - 鹿児島駅間︶での定期運用を持つようになった。
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* 「にちりん」(1・2・3・8・11・12・17・20・21・102号)「ひゅうが」(1・5・12・16号を除く全列車)「きりしま」(全列車)及び佐伯駅 - 延岡・南延岡駅間、宮崎駅 - 宮崎空港駅間の普通列車に充当。 |
* 「にちりん」(1・2・3・8・11・12・17・20・21・102号)「ひゅうが」(1・5・12・16号を除く全列車)「きりしま」(全列車)及び佐伯駅 - 延岡・南延岡駅間、宮崎駅 - 宮崎空港駅間の普通列車に充当。 |
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* 883系「ソニック」用車両が事故等で運用離脱した場合、2編成をつないだ8両編成あるいは単独の4両編成で代走する場合がある。 |
* 883系「ソニック」用車両が事故等で運用離脱した場合、2編成をつないだ8両編成あるいは単独の4両編成で代走する場合がある。 |
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* 全座席禁煙で喫煙ルームを備えていたが、2007年3月18日のダイヤ改正以降は喫煙ルームの使用は停止とされ、携帯電話用スペースとして案内されている。非常用の梯子がこの部屋に設置されている。 |
* 全座席禁煙で喫煙ルームを備えていたが、2007年3月18日のダイヤ改正以降は喫煙ルームの使用は停止とされ、携帯電話用スペースとして案内されている。非常用の梯子がこの部屋に設置されている。 |
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⚫ | * ワンマン運転対応工事が施工されており、2018年3月17日ダイヤ改正でこの編成を用いる定期特急列車はすべてワンマン運転となった<ref group="注">繁忙期に小倉駅 - 大分駅間で運転される臨時「にちりん」や「にちりん」3・20号の大分駅以北、また定期列車でも他編成の運用を代走する場合では車掌が乗務する。また抜き打ちで添乗員が乗務し、検札を行う場合がある。</ref>。 |
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* 先頭車のうち、クハ787形100番台はサハ787形100番台からの改造車であり、定員が4名少ない。また外観の似ているクモハ786形とはパンタグラフの有無(クモハにはあり、当形式にはない)、座席と小窓の配列(クモハは運転台側から7列-荷物スペース-7列、クハは運転台側から6列-荷物スペース-8列)で区別できる。
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⚫ | * ワンマン運転対応工事が施工されており |
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* 1号車の窓側座席にはグリーン車・普通車共にモバイル用のコンセントが設けられている。他の車両にもコンセントはあるが業務用である。 |
* 1号車の窓側座席にはグリーン車・普通車共にモバイル用のコンセントが設けられている。他の車両にもコンセントはあるが業務用である。 |
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* 3号車は基本的に自由席として運転されるが、車椅子対応の2席のみ指定席として発売される。 |
* 3号車は基本的に自由席として運転されるが、車椅子対応の2席のみ指定席として発売される。 |
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== 参考資料 == |
== 参考資料 == |
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*{{cite journal|和書|author=|authorlink=川上章吉|title=新車ガイド2 JR九州 787系特急形交流電車|journal=鉄道ファン|volume=32|issue=9|date=1992-9-1|year=1992|pages=66-75|ref=harv|}} |
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*{{cite journal|和書 |
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|author = 川上章吉 |
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|authorlink = 川上章吉 |
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|title = 新車ガイド2 JR九州 787系特急形交流電車 |
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|journal = 鉄道ファン |
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|volume = 32 |
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|issue = 9 |
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|date = 1992-9-1 |
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|year = 1992 |
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|pages = 66-75 |
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|ref = harv |
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|}} |
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
2022年6月15日 (水) 10:32時点における版
お願い:車両の動きなどについては、Wikipedia:検証可能性に反する、個人の目撃報告や外部の私設サイトなどを典拠とする情報を記載しないでください。これらはWikipedia:出典を明記するやWikipedia:独自研究は載せない、Wikipedia:信頼できる情報源などの方針により除去されることがあります。 |
JR九州787系電車 | |
---|---|
787系「つばめ」 (1992年 博多駅) | |
基本情報 | |
運用者 | 九州旅客鉄道 |
製造所 |
日立製作所 近畿車輛 |
製造年 | 1992年 - 2002年 |
製造数 | 140両 |
運用開始 | 1992年7月15日 |
主要諸元 | |
編成 | 4両・6両・7両 |
軌間 | 1,067 mm |
電気方式 |
交流20,000V (60Hz) (架空電車線方式) |
最高運転速度 | 130 km/h |
編成定員 |
189・193人(4両) 276人(6両) 340人(7両) 404人(8両) |
全長 |
20,500 mm 21,600 mm (先頭車) |
全幅 | 2,944 mm |
全高 | 3,670 mm |
車体 | 普通鋼 |
台車 |
ボルスタレス台車(ヨーダンパ付) コイルばね+円錐積層ゴム式 DT400K・TR400K SUミンデン式(試作台車・一部) DT901K・TR901K |
主電動機 | MT61QB型直流整流子電動機 |
主電動機出力 | 150 kW × 4 / 両 |
駆動方式 | 中空軸平行カルダン撓み板継手方式 |
歯車比 | 3.50 |
編成出力 | 2,400 kW 1,200KW (4M3T/4M2T) (2M2T) |
制御方式 | サイリスタ位相制御・弱め界磁制御 |
制御装置 | CS404K形制御装置 |
制動装置 |
電気指令式ブレーキ (発電ブレーキ併用) |
保安装置 | ATS-SK、ATS-DK |
概要
鹿児島本線の特急﹁有明﹂のうち、西鹿児島駅︵当時︶発着の列車について、愛称を﹁つばめ﹂に変更することが決まり、その名称にふさわしい列車として開発された。 811系電車の走行システムをベースに開発され、デザインは水戸岡鋭治主宰のドーンデザイン研究所が担当した。1992年から2002年︵平成14年︶までの間に、日立製作所および近畿車輛で計140両が製造され、JR発足後に登場した特急形車両として初めて製造両数が100両を越えた。 1993年︵平成5年︶、第36回鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞し、通商産業省︵現・経済産業省︶グッドデザイン商品︵現・産業デザイン振興会所管﹁グッドデザイン賞﹂︶商品デザイン部門選定。 1994年︵平成6年︶、第5回ブルネル賞を受賞。車両概説
本項では落成当時の仕様について記述する。車体
普通鋼製で、屋根上など腐食しやすい箇所についてはステンレス鋼を使用している。乗降扉の横幅は783系から200mm拡大され900mmとされた。駅ホーム高さの低い路線にも入線するためステップは引き続き設置された。バリアフリー関連設備が設計変更されたモハ787形200番台および300番台では乗降扉の幅が1,000mmに拡大されている。 塗装はグレー濃淡のツートンカラーとなり、各所に﹁TSUBAME﹂のロゴが配置されている。また車体側面の車両形式・車両番号表記も、﹁数字または文字を1文字毎に四角で囲む﹂表記が初めて採用され、これが以降の水戸岡デザインの特徴となる。ただし、妻面の配置区所・形式・自重・定員表記などは従来どおり国鉄書体で表記されている。 前面は2次車以降では運転席正面の窓下に手すりが取り付けられている他、根元の部分に窪みが見られる。手すりは後年、1次車にも追加で取り付けられた。 なお、1999年︵平成11年︶以降に落成した車両には当初から車端部に転落防止幌が設置されていたが、それ以前の車両についても後年設置されている。内装
側面化粧板はダークグレー、床はカーペット敷きとなっている。 グリーン車の座席は2+1列のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系と同じ1,200mmとなる。背もたれ自体の角度と背もたれ上部の角度を別々に調節できる。サロンコンパートメントは4人用の個室となっており、開放室と同じ1人掛けのリクライニングシート1台と3人掛けのソファーが配置されている。 普通車は一般的な2+2列配置のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系から40mm拡大され、1,000mmとされた。背面部に収納式のテーブルを設置しているほか、簡易式フットレストを設置している。ただしサハシ787形のセミコンパートメントは、前後幅で2,010mmのコンパートメント内に2人掛けの座席を向かい合わせに配置している。 初期の一般普通席は座席背面テーブルのみだったが、4次車以降には座席外側の肘掛にも小型テーブルが追加されたほか、オーディオサービスも提供された。 クロハ786形はグリーン席・普通席ともに座席窓下足元にコンセントが設置されている。 サハシ787形とクハ787形0番台以外の普通車には、客室中央部︵ただしモハ786形に限り客室前位側︶に幅750mmの荷物置場を設置している。全車とも荷物棚には、蓋付きのハットラック式が採用された。 モハ786形全車には、バリアフリー対応の座席およびトイレを設置している。 LED式車内案内表示器を、客室の仕切扉上部に設置している。表示は上下2段式で、上段は左から号車番号表示、座席種別表示、禁煙表示灯、トイレ使用中表示となっている。下段はスクロール式情報表示板となっている。スクロール式情報表示での英数字表示は全角文字である。 ﹁有明﹂向け新製先頭車のうち後位側は、仕切扉等が883系に準じたデザインとなっている。 落成当初はクモロ787形とモハ786形の全車両にテレホンカード専用の公衆電話室が設置されていたが、電話機は後に撤去され﹁携帯電話コーナー﹂に改められた。-
モハ787-20 車内
(「有明」4両編成) -
旧サハシ787形
セミコンパートメント
(サハ787形改造後) -
旧サハシ787形
ビュフェ(山側) -
旧サハシ787形
ビュフェ(海側) -
クロハ786-11
普通車部分
(「有明」4両編成) -
クロハ786-11
グリーン車部分
(「有明」4両編成) -
クモロ787形 車内
(DXグリーン席設置前) -
クモロ787-7 車内
(DXグリーン席設置後) -
クモロ787-12
サロンコンパートメント
(「有明」6両編成) -
クロハ786形
グリーン車座席
リクライニングを動作させた状態
運転台
機器類
形式
本項では新製形式のみ記載する[1][2]。編成番号 | ← 西鹿児島・南宮崎・長崎 小倉・門司港 → | ||||||||
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クモロ787形 (Msc) |
モハ786形 (M’) |
モハ787形 (M) |
モハ786形 (M’) |
サハシ787形 (Tb) |
サハ787形 (T) |
サハ787形 (T) |
モハ787形 (M) |
クモハ786形 (M’c) | |
T1 - 11 | 1 - 11 | 101 - 106 301 - 305 |
2,4,6,… 18,20,21 |
1 - 6 201 - 205 |
1 - 11 | 6・10 101 - 109 |
1 - 5 7 - 9 11 - 13 |
1,3,5,… 17,19,22 |
1 - 11 |
編成番号 | ← 長崎・南宮崎 小倉 → | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
クモロ787形 (Msc) |
モハ786形 (M’) |
サハ787形 (T) |
サハシ787形 (Tb) |
サハ787形 (T) |
モハ787形 (M) |
クモハ786形 (M’c) | |
T12 - 14 | 12 - 14 | 306 - 308 | 112 - 114 | 12 - 14 | 14,110,111 | 23 - 25 | 12 - 14 |
編成番号 | ← 熊本 小倉 → | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
クロハ786形 (T’hsc) |
モハ787形 (M) |
モハ786形 (M’) |
クハ787形 (Tc) | |||
BM101 - 111 | 1 - 11 | 0番台[3] | 0・100番台[3] | 1 - 6 100番台(改造) |
(クモロ787-14)
(クモハ786-14)
(モハ787-25)
(モハ786-305)
(クロハ786-5)
(クハ787-5)
(サハ787-14)
(サハ787-117)
改造
モハ786形・サハ787形の交換
先頭車化改造
2000年に﹁有明﹂向けBM107 - 111編成を組成する際に不足する先頭車のうち、上り方普通車は﹁にちりんシーガイア﹂﹁ドリームにちりん﹂用7両編成の6両編成化により捻出されたサハ787形100番台から以下のとおり改造されることとなった。サハ787形の捻出元編成はBM10・12 - 15編成である。 ●サハ787形100番台の後位側座席8席を撤去し、在来車と同様の運転室ユニットを接合。 ●方転改造を実施。出入台部分、デッキと客室の仕切、客室中央部の荷物置場はそのまま残された。このため9番ABCD席が欠番となっている。外観上は窓配置がやや異なるもののクモハ786形からパンタグラフを撤去したイメージであり、前位より運転席、普通席︵定員24名︶、荷物置場、普通席︵定員32名︶となっている。定員56名、重量31.2t。 ●サハ787-102・108・112 - 114→クハ787-102・108・112 - 114︵改番なし︶﹁有明﹂向け転用
﹁リレーつばめ﹂向けリニューアル工事
ビュフェの普通車化
DXグリーン席の設置
2005年10月より、クモロ787形全車のトップキャビンを1列3席の電動リクライニングシートであるDXグリーン席に変更する改造が、約1年間かけて行われた。改造後の定員は24→21人と3人減となった。。 改修に際してトップキャビンと一般座席との仕切りは撤去されていなかったが、運用開始後ハットラックに頭をぶつける事故が発生したため、ドアは撤去された。 また、座席の前後及び窓下にモバイル用コンセントが新たに設置された。-
DXグリーン席(2列)
-
DXグリーン席(1列)
「AROUND THE KYUSHU」ロゴへの変更
ワンマン化改造
2017年3月4日ダイヤ改正により、﹁にちりん﹂・﹁ひゅうが﹂および宮崎空港線普通列車となる列車の一部においてワンマン運転が開始され、大分車両センター所属車を対象にワンマン対応工事が実施された。この工事により、車外スピーカーの設置、客室内の防犯カメラおよびワンマン機器が増設されている。また、2018年にはBEC819系類似のドアチャイムと開閉ランプも随時追加されている。なお、ドアの開閉は車掌スイッチを扱う為、運転台には開閉スイッチの設置はない。これに伴う改番は発生していない。その後、2018年3月17日からは、﹁にちりん﹂﹁ひゅうが﹂﹁きりしま﹂のうち、小倉-大分間の﹁にちりん﹂を除く4両編成で運行する列車はすべてワンマン運転となった。-
車外放送スピーカー
-
デッキの防犯カメラ
-
デッキの防犯カメラ
-
客室内の防犯カメラ(準備工事)
「36ぷらす3」への改造
その他
●以下の車両は試作台車を履いており、長期試験に供された。 クモロ787-2およびモハ786-102‥DT900K、サハ787-202‥TR900K︵いずれも近畿車輛製︶ モハ787-2およびモハ786-1‥DT901K、サハ787-101‥TR901K︵いずれも住友金属工業製︶ ●車椅子対応の大型トイレが設置されていながら車椅子対応座席が設置されていなかったモハ786形0・100番台にも順次車椅子対応座席が2席設置された。これにより定員は42→40名に減少。 ●2020年3月13日に小倉工場から出場したBM-7編成を皮切りに、側面の行先表示器を幕式からフルカラーLED式に交換した編成が登場している。編成別解説
編成番号 | (小倉駅基準) ← 長崎・早岐・宮崎空港 門司港 → | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
クモロ787 | モハ786 | サハ787 | サハ787 | モハ787 | クモハ786 | ||
BM-1 | 1 | 202 | 201 | 1 | 1 | 1 | |
BM-2 | 9 | 303 | 209 | 11 | 17 | 9 | |
BM-3 | 3 | 204 | 203 | 3 | 5 | 3 | |
BM-4 | 4 | 104 | 204 | 4 | 7 | 4 | |
BM-5 | 5 | 203 | 205 | 5 | 9 | 5 | |
BM-6 | 6 | 201 | 206 | 9 | 11 | 6 | |
BM-7 | 7 | 301 | 207 | 7 | 13 | 7 | |
BM-8 | 8 | 302 | 208 | 8 | 15 | 8 | |
BM-10 | 10 | 304 | 210 | 12 | 19 | 10 | |
BM-11 | 11 | 305 | 211 | 13 | 22 | 11 | |
BM-12 | 12 | 306 | 212 | 6 | 23 | 12 | |
BM-13 | 13 | 307 | 213 | 10 | 24 | 13 | |
BM-14 | 14 | 308 | 214 | 14 | 25 | 14 |
- BM-363編成
- 詳しくは「36ぷらす3」を参照。
編成番号 | [注 3] | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
クモロ787 | モロ786 | サロシ786 | サロ787 | モロ787 | クモロ786 | ||
BM-363 | 363 | 363 | 363 | 363 | 363 | 363 |
Bo6101・102・103・6104・105・6106・107 - 111編成
編成番号 | (宮崎駅基準) ← 鹿児島中央・宮崎空港 延岡・大分・小倉 → | ||||
---|---|---|---|---|---|
クロハ786 | モハ787 | モハ786 | クハ787 | ||
Bo-6101 | 6001 | 2 | 1 | 6001 | |
Bo-102 | 2 | 10 | 5 | 2 | |
Bo-103 | 3 | 12 | 6 | 3 | |
Bo-6104 | 6004 | 14 | 106 | 6004 | |
Bo-105 | 5 | 18 | 105 | 5 | |
Bo-6106 | 6 | 21 | 6102 | 6 | |
Bo-107 | 7 | 4 | 2 | 102 | |
Bo-108 | 8 | 6 | 3 | 108 | |
Bo-109 | 9 | 8 | 4 | 114 | |
Bo-110 | 10 | 16 | 101 | 112 | |
Bo-111 | 11 | 20 | 103 | 113 |
沿革
運用
現在使用されている列車
●﹁きらめき﹂︵2000年3月 - ︶‥下り1・5・7・9号/上り2 - 10号 ●﹁かもめ﹂︵1994年3月 - 1996年3月・2001年3月 - 10月・2011年3月 - ︶‥下り1・5・9・11・13・23・25・29・33・39・41・101・103号/上り6・10・14・18・20・30・32・34・40・44・48・100・102・108号 ●﹁ハウステンボス1・10号﹂運転日に限り、100号は783系で運転される︵折り返し﹁みどり・ハウステンボス1号﹂の運用に入るため︶。 ●2011年以降、﹁かもめ﹂は885系を毎時1本と、時間帯によって本系列を毎時1本運行する体制であったが、2020年3月のダイヤ改正で車両変更が行われ、一部時間帯では本系列の﹁かもめ﹂が毎時2本運行されるケースも生じている。また二日市駅と肥前山口駅については、両方とも停車する列車を除き、本系列の﹁かもめ﹂は二日市駅に停車し肥前山口駅は通過していたが、この原則も2020年3月のダイヤ改正で一部崩れている。 ●﹁みどり﹂︵2011年3月 - 2022年9月︵予定︶︶‥下り1・29・31号/上り4・6・10号 ●﹁ハウステンボス﹂併結日の1・10号は783系で運転される。 ●﹁にちりん﹂︵1993年3月 - 2000年3月・2011年3月 - ︶‥全列車 ●5・18号は﹁にちりんシーガイア﹂として運転。 ●1993年 - 2000年は﹁にちりんシーガイア﹂のみに充当されていた。1993年3月のダイヤ改正で南宮崎駅発着の2往復に新製した当形式を投入した際、従来の485系と異なる愛称﹁にちりんシーガイア﹂を与えたのが始まり。その後2000年に787系は一時撤退し783系に変更されたが、2011年に一部﹁にちりんシーガイア﹂に復帰した︵上り24号のみ、1往復は引き続き783系が充当︶のち、2021年に再び全列車が787系で運転されるようになった︵下り便への充当は21年ぶり︶。 ●﹁ひゅうが﹂︵2011年3月 - ︶‥全列車 ●﹁きりしま﹂︵2011年3月 - ︶‥全列車 ●一部の宮崎空港線の普通列車︵宮崎駅 - 宮崎空港駅︶︵2011年3月 - ︶ ●日豊本線・佐伯駅 - 延岡駅間の普通列車︵2018年3月 - ︶[14][注 5]その他
本形式は他社エリアに展示用として貸し出されたことがある。脚注
注釈
出典
参考資料
- 「新車ガイド2 JR九州 787系特急形交流電車」『鉄道ファン』第32巻第9号、1992年9月1日、66-75頁。