松沢村 (東京府)
まつざわむら 松沢村 | |
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廃止日 | 1932年10月1日 |
廃止理由 |
編入合併 世田ヶ谷町、駒沢町、玉川村、松沢村 → 東京市 |
現在の自治体 | 世田谷区 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 東京府 |
郡 | 荏原郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
12,337人 (第3回国勢調査、1930年10月1日) |
隣接自治体 | 荏原郡世田ヶ谷村、北多摩郡千歳村、豊多摩郡和田堀町、高井戸町 |
松沢村役場 | |
所在地 | 東京府荏原郡松沢村 |
座標 | 北緯35度39分56秒 東経139度38分17秒 / 北緯35.66547度 東経139.63819度座標: 北緯35度39分56秒 東経139度38分17秒 / 北緯35.66547度 東経139.63819度 |
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松沢村︵まつざわむら︶とは、東京府荏原郡にかつて存在した村である。現在の世田谷区の西北部に位置していた。おおむね甲州街道、京王線の南側一帯にあたる。
沿革[編集]
●1889年︵明治22年︶5月1日 - 町村制の施行に伴い、上北沢村の全域と、以下の3村の各一部を合併して発足︵カッコ内は残部の編入先︶。 ●赤堤村︵世田ヶ谷村︶ ●松原村︵世田ヶ谷村︶ ●世田ヶ谷村︵世田ヶ谷村、駒沢村︶ ●1932年︵昭和7年︶10月1日 - 荏原郡全域が東京市に編入され、松沢村の区域に世田谷区を設置。交通[編集]
鉄道[編集]
●京王電気軌道︵現京王電鉄︶ ●京王線‥松原駅︵現明大前駅︶ - 日大前駅︵現下高井戸駅︶ - 北沢車庫前駅︵現桜上水駅︶ - 上北沢駅 ●玉川電気鉄道︵現東京急行電鉄︶ ●玉川線支線‥六所神社前駅 - 七軒町駅 - 下高井戸駅 六所神社前駅と七軒町駅は1949年に玉電松原駅︵現松原駅︶へ統合(書類上は六所神社前駅の移設・改称︶。道路[編集]
●甲州街道現在の地名[編集]
赤堤、上北沢、桜上水、松原︵いずれも大体の範囲︶医療機関[編集]
教育機関[編集]
- 日本女子体育専門学校
- 東京府豊島師範学校付属農業補習学校
- 日本聾話学校
- 松沢青年訓練所
- 松沢尋常高等小学校
- 北沢幼稚園
- 芳英幼稚園
関連書籍[編集]
- 東京市臨時市域擴張部 『荏原郡松澤村現状調査』 1931年
- 東京府荏原郡松沢村 『松沢村史』 1932年