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auブランドを開発した株式会社ジザイズ (ZYXYZ) によると、携帯電話を介し、様々な人やモノとの出会いが生まれ、その出会いを通じて全ての価値が集い合う世界の実現を「『会う』に始まり、『合う』に行き着く」という意味合いから「au」の2文字でシンプルに表現したと説明<ref>[https://web.archive.org/web/20131215042945/http://www.zyxyz.co.jp/portfolio/portfolio_corporate.html 株式会社ジザイズ ネーミング開発実績] - [[インターネットアーカイブ|ウェイバックマシン]] 2013年12月15日アーカイブ分</ref>。一方でauによると、Access, Always, AmenityなどのAと、Unique, Universal, UserなどのUで構成されていると説明している<ref>[https://web.archive.org/web/20000824044610/http://www.kddi.com/release/000522-2.html 第二電電株式会社 全国シームレスな移動体通信事業の統一ブランド「au(エーユー)」について 別紙] - [[インターネットアーカイブ|ウェイバックマシン]] 2000年8月24日アーカイブ分</ref><ref group="注">日本移動通信2000年7月カタログには、「U」については、次の意味がこめられていると説明している・・・Universe(世界中どこにいても、大好きなあの人と気持ちを交わせるケータイを目指します)、Unique(インターネットを活用して、新しいライフスタイルを創造するケータイを目指します)、yoU(あなたに、もっと近づきたい。使う人のハートにアクセスするブランドを目指します)。一方、関西セルラー2000年夏季カタログには、Universe(世界中どこにいても、大好きなあの人と気持ちを交わせるケータイを目指します)、Url(インターネットに誰でも簡単に参加できるケータイを目指します)、Unique(手にするだけで、自分の新しい魅力に出会えるケータイを目指します)、Useful(生活に役立つ情報で、楽しく幸せな毎日を応援するケータイを目指します)、yoU(あなたに、もっと近づきたい。使う人のハートにアクセスするブランドを目指します)となっており、地域会社の方針により若干の違いがあることが確認されている</ref>。また、「'''a'''ccess to '''u''' (you)」という意味も込められている<ref name="annual2000">{{wayback |url=http://www.kddi.com/corporate/ir/library/annual_report/2000/pdf/ddi_ar2000_01.pdf |title=DDI CORPORATION ANNUAL REPORT 2000 |date=20060322153448}} : 最初期のCMの最後に同様のキャッチフレーズが使われている。また一部のサービス案内チラシやパンフレットには「access to u (you) 〜あなたに、あう。」との記載もあった。(出典:「関西セルラー」「九州セルラー」の夏季カタログ、「日本移動通信」の7月・8月期カタログ・テレビCMで確認)。</ref><ref name="beer">{{cite web |url=http://www.beernari.com/company2.htm |title=企業物デザイン缶ビール2 KDDI ケータイの全国統一ブランドau誕生 |accessdate=2013-07-13}}</ref><ref>{{cite web |url=http://www.kddi.com/corporate/kddi/rinen/kddi_kokoro/index.html?cntID=au |title=KDDIのココロ auのめざすこと |format=Flash |publisher=KDDI |accessdate=2013-07-13}}2ページ目参照</ref>。 |
auブランドを開発した株式会社ジザイズ (ZYXYZ) によると、携帯電話を介し、様々な人やモノとの出会いが生まれ、その出会いを通じて全ての価値が集い合う世界の実現を「『会う』に始まり、『合う』に行き着く」という意味合いから「au」の2文字でシンプルに表現したと説明<ref>[https://web.archive.org/web/20131215042945/http://www.zyxyz.co.jp/portfolio/portfolio_corporate.html 株式会社ジザイズ ネーミング開発実績] - [[インターネットアーカイブ|ウェイバックマシン]] 2013年12月15日アーカイブ分</ref>。一方でauによると、Access, Always, AmenityなどのAと、Unique, Universal, UserなどのUで構成されていると説明している<ref>[https://web.archive.org/web/20000824044610/http://www.kddi.com/release/000522-2.html 第二電電株式会社 全国シームレスな移動体通信事業の統一ブランド「au(エーユー)」について 別紙] - [[インターネットアーカイブ|ウェイバックマシン]] 2000年8月24日アーカイブ分</ref><ref group="注">日本移動通信2000年7月カタログには、「U」については、次の意味がこめられていると説明している・・・Universe(世界中どこにいても、大好きなあの人と気持ちを交わせるケータイを目指します)、Unique(インターネットを活用して、新しいライフスタイルを創造するケータイを目指します)、yoU(あなたに、もっと近づきたい。使う人のハートにアクセスするブランドを目指します)。一方、関西セルラー2000年夏季カタログには、Universe(世界中どこにいても、大好きなあの人と気持ちを交わせるケータイを目指します)、Url(インターネットに誰でも簡単に参加できるケータイを目指します)、Unique(手にするだけで、自分の新しい魅力に出会えるケータイを目指します)、Useful(生活に役立つ情報で、楽しく幸せな毎日を応援するケータイを目指します)、yoU(あなたに、もっと近づきたい。使う人のハートにアクセスするブランドを目指します)となっており、地域会社の方針により若干の違いがあることが確認されている</ref>。また、「'''a'''ccess to '''u''' (you)」という意味も込められている<ref name="annual2000">{{wayback |url=http://www.kddi.com/corporate/ir/library/annual_report/2000/pdf/ddi_ar2000_01.pdf |title=DDI CORPORATION ANNUAL REPORT 2000 |date=20060322153448}} : 最初期のCMの最後に同様のキャッチフレーズが使われている。また一部のサービス案内チラシやパンフレットには「access to u (you) 〜あなたに、あう。」との記載もあった。(出典:「関西セルラー」「九州セルラー」の夏季カタログ、「日本移動通信」の7月・8月期カタログ・テレビCMで確認)。</ref><ref name="beer">{{cite web |url=http://www.beernari.com/company2.htm |title=企業物デザイン缶ビール2 KDDI ケータイの全国統一ブランドau誕生 |accessdate=2013-07-13}}</ref><ref>{{cite web |url=http://www.kddi.com/corporate/kddi/rinen/kddi_kokoro/index.html?cntID=au |title=KDDIのココロ auのめざすこと |format=Flash |publisher=KDDI |accessdate=2013-07-13}}2ページ目参照</ref>。 |
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ブランドスローガンは﹁'''おもしろい方の未来へ。'''﹂︵2019年5月15日 - ︶<ref>{{Cite press release |title=新しいブランドスローガン |publisher=KDDI株式会社 |date=2019-05-15 |url=https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2019/05/15/3763.html |accessdate=2020-10-09}}</ref>。
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ブランドスローガンは﹁'''おもしろい方の未来へ。'''﹂︵2019年5月15日 - ︶<ref>{{Cite press release |和書 |title=新しいブランドスローガン |publisher=KDDI株式会社 |date=2019-05-15 |url=https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2019/05/15/3763.html |accessdate=2020-10-09}}</ref>。
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|特記事項 = 株式会社エーユーは、[[2001年]][[10月1日]]付でKDDIに吸収合併され、解散<ref>{{Cite press release |title=株式会社エーユーとの合併期日について |publisher= KDDI株式会社 |date=2000-10-1 |url=https://www.kddi.com/corporate/news_release/kako/2001/1001/ |accessdate=2019-05-14}}</ref>。
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|特記事項 = 株式会社エーユーは、[[2001年]][[10月1日]]付でKDDIに吸収合併され、解散<ref>{{Cite press release |和書 |title=株式会社エーユーとの合併期日について |publisher= KDDI株式会社 |date=2000-10-1 |url=https://www.kddi.com/corporate/news_release/kako/2001/1001/ |accessdate=2019-05-14}}</ref>。
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2023年3月15日 (水) 12:29時点における版
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概要
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名称の由来
auブランドを開発した株式会社ジザイズ (ZYXYZ) によると、携帯電話を介し、様々な人やモノとの出会いが生まれ、その出会いを通じて全ての価値が集い合う世界の実現を﹁﹃会う﹄に始まり、﹃合う﹄に行き着く﹂という意味合いから﹁au﹂の2文字でシンプルに表現したと説明[3]。一方でauによると、Access, Always, AmenityなどのAと、Unique, Universal, UserなどのUで構成されていると説明している[4][注 2]。また、﹁access to u(you)﹂という意味も込められている[5][6][7]。 ブランドスローガンは﹁おもしろい方の未来へ。﹂︵2019年5月15日 - ︶[8]。沿革
前身は日本移動通信︵IDO、イドー︶とDDIセルラー系地域会社。この両グループで自動車電話、携帯電話事業を展開してきた。IDOが関東・甲信/東海地方を担当し、それ以外の地方︵北海道・東北・北陸・近畿・中国・四国・九州・沖縄︶をDDIセルラーグループが担当していた。両社は主な出資企業が異なるが、ローミングなどの関係から、一般には単一グループとして認知されていた。︵後述事業展開の部も参照︶ 日本の移動体通信分野において強大なシェアを誇るNTTドコモグループに対抗するため、2000年︵平成12年︶7月1日に両グループのブランドを﹁au﹂︵エーユー︶に一本化した後、同年10月にDDI︵存続会社︶、KDD、IDOの3社が合併して﹁KDDI﹂が発足した。
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 東京都千代田区飯田橋 |
設立 | 2000年 |
事業内容 | 移動体通信・ITサービス事業 |
特記事項:株式会社エーユーは、2001年10月1日付でKDDIに吸収合併され、解散[9]。 |
事業展開概説
1985年の通信事業の自由化により、自動車電話事業への初めての新規参入に対し、京セラグループとトヨタ自動車グループが名乗りを上げ、調整の結果、トヨタが関東・中部地区︵関東・中部の1都12県︶を、それ以外の地区を京セラグループが参入することに決定した。 それぞれ、1987年にトヨタグループの﹁日本移動通信﹂、京セラ・DDI系の関西セルラー電話が設立され、日本移動通信は、NTT大容量方式︵ハイキャップ︶による自動車電話サービス事業を1988年12月に開始。一方、京セラグループでは、1988年頃から地区別に、後述のような企業﹁○○セルラー電話﹂が設立され、モトローラ開発のアナログ式自動車電話TACS方式によるサービス事業を開始した。事業開始時期
関東・中部地区︵北陸3県,新潟県を除く︶ ●1988年12月 : 日本移動通信 (IDO) その他の地域 ●1989年7月 : 関西セルラー電話 ● 12月 : 中国・九州セルラー電話 ●1990年4月 : 東北セルラー電話︵東北6県+新潟県︶ ● 8月 : 北海道セルラー電話 ●1990年9月 : 北陸セルラー電話︵北陸3県︶ ●12月 : 四国セルラー電話 ●10月 : 沖縄セルラーアナログ通信方式の統一とデジタルPDC方式の共同展開
この結果、関東・中部地区と、関西などとの地区でシステムの互換性がなく、相互利用ができない事態となり、モトローラの本国アメリカの圧力もあり、政治問題に発展した。このアメリカの政治的圧力に押される形で[55]、1991年10月に、IDOも東京23区からTACS方式の導入を始め (Tokyo Phone)、1992年12月にようやく両グループのTACS方式のローミングが開始され、相互利用が可能になった。なお、IDOのハイキャップは1997年12月31日に新規受付を中止し、1999年3月31日にサービスが廃止され、TACS方式はDDIセルラー・IDOともに1999年8月に新規受付を中止し、KDDI発足の前日である2000年9月30日にサービスが廃止された[注 11]。 1994年からはTACS方式と並行して第2世代方式であるデジタル (PDC) 方式を導入。PDC方式は2003年にサービスが廃止された。後述のcdmaOne方式は1998年に開始しているため、一定期間は3方式が併存していた形となる。 ただし、2005年10月1日にツーカーグループを吸収合併したことに伴い、事実上、一時的であるがKDDIのPDC方式サービスが復活したものの、2008年3月31日をもってツーカーそのもののサービスが終了した。ツーカーのサービス終了時期が決まったことによりauへの乗換促進がこれまでよりも強化された。PDC方式導入時期
●1994年4月 : 関西セルラー ●6月 : IDO︵関東圏…関東1都6県および山梨県︶ ●1995年9月 : 北陸セルラー ●11月 : IDO︵中部圏…東海3県および静岡県、長野県︶ ●12月 : 中国・九州セルラー ●4月 : 北海道セルラー ●8月 : 東北セルラー︵東北6県および新潟県︶ ●10月 : 四国セルラー ●11月 : 沖縄セルラーPDC方式ドコモローミング体制から全国共通CDMA方式体制へ
サービス開始当時は、全国展開ではなく、全国展開後も人口カバー率が低い上、ハイキャップでのドコモローミングの名残から希望するユーザーに対しては、﹁ドコモローミング﹂というサービスを準備し、自社電波を受信できない地域︵IDO利用者はセルラーエリア、セルラー利用者はIDOエリア︶で、NTTドコモのムーバ(800MHz)にローミングで利用できるようにしていた。しかし、IDO-セルラーエリアが全国展開になり、人口カバー率が9割以上を達成してからは、希望者も少なく日割り計算でローミング基本料が発生する上、通話料が割高なため他事業者持ち込み契約でドコモ端末をIDO・セルラーのPDCで使う場合以外は有名無実なサービスとなっていた。また、PDC方式の展開が遅く、またセルラーではハイパートーク対応端末は着発信不能のため、端末もハーフレートかフルレートしか全国利用ができないためにシェアは上がらず、ついに日本で初めて2.5世代携帯電話である、CDMA方式 (cdmaOne) を採用することになった。 CDMA採用後もPDCが継続されていたために、継続してPDCを使い続けているユーザーはPDC中止までドコモローミングを利用できたが、ドコモローミングの新規加入が受付中止されていたので、一度CDMAに切り替えたユーザーは再度PDCに変更してもドコモローミングは利用できず、IDO・セルラーローミングのみとなった。 ●当初はGSM方式を導入する予定だったが、ドコモローミングの関係で止む無くPDCを採用したという説がある。cdmaOne方式導入時期
●1998年7月14日 : 関西・九州・沖縄セルラー ●1999年3月18日 : 北陸・中国・四国セルラー ●4月14日 : 北海道・東北セルラー、IDO この施策は一定の成果があり、2000年代を中心に展開した第三世代方式CDMA2000方式の土台にもなっている。ツーカーのサービス終了
ツーカーのサービスは2008年︵平成20年︶3月31日をもって終了した。KDDIでは、同日のサービス終了を迎えるにあたり、ツーカーユーザー向けにauへの移行加入を促してきた。しかしながら、ツーカーユーザーにはプリペイド契約者が多く存在したため、予想をはるかに超えた契約者︵約237,800件︶を残したままのサービス終了となった。ツーカーのプリペイドでは、auのプリペイドとは違い、Eメールおよびスカイメールの送受信が可能だったのもこの原因の一つとされている。 暫定特別措置としてau取扱店ならびにツーカーお客様センターにて、2008年9月30日までauへ同一電話番号で移行加入受付を行っていた。 ツーカー自体首都圏、東海、関西のみのサービスで、エリア外はソフトバンクにローミングするが、EzWEBはau網をソフトバンク網経由でアクセスしたが、ソフトバンクがPDCを停波してしまうとツーカーは互換性がないためにエリア外で使えずに、W-cdmaをサービスさせるにも費用が掛かる上、cdma2000に経営資源を集中させるためにauに移行する必要があった。その他
●KDDIスーパーワールドカードが利用可能。 ●固定電話および他社携帯電話からauの携帯電話に通話する際、もしくはauの携帯から他社携帯電話に通話をする際、信号音が鳴り続き繋がるまで若干時間がかかることがある。 ●過去には、日本国外で使用可能な端末︵グローバルパスポート対応機種︶がほとんど無かったため海外渡航が多い人には不向きであったが、現行発売中のスマートフォン・フィーチャーフォンは、一部の簡単ケータイ・子供向けケータイ等を除き、海外ローミングが可能。 ●2005年12月1日以降より、留守番電話案内など音声案内全般の音声は、声優の大原さやかが担当している︵全機種︶。 ●紙請求書の発行を希望する場合は1請求あたり200円︵税別︶[注 12] を支払う必要がある︵法人契約等は無料︶。 ●2022年現在、携帯電話用車載型基地局の車両として日野・レンジャー︵12t以下車がベース︶が、その先導用車両としてトヨタ・ハイエースがそれぞれ全国に配備されている[56]。携帯電話端末のシリーズと型番一覧
- 現在のシリーズと型番
※2023年1月現在
- au 4G LTE(CA含む)
- xL20シリーズ(スマートフォン)/xX20シリーズ(INFOBARシリーズ等のiidaプロダクトスマートフォン)/xY20シリーズ(URBANOシリーズ、およびTORQUE G01等のその他のスマートフォン)
- xT20/30シリーズ(タブレット)- xT20シリーズは日本国内における3G通信に対応、xT30シリーズは非対応
- xF30シリーズ(LTE対応フィーチャーフォン)
- xD10/30シリーズ(Wi-Fiルーター)
- au VoLTE
- xV30/40シリーズ(スマートフォン)
- xF30シリーズ(VoLTE対応フィーチャーフォン)
- au 5G
- xG00シリーズ(スマートフォン)
- xR00シリーズ(Wi-Fiルーター)
- xT00シリーズ(タブレット)
- 過去のシリーズと型番
- cdmaOne
- Cシリーズ(フィーチャーフォン)
- CDMA 1X WIN → au 3G
- x000(一部xY00の型番を含む)/NS(型番・xX00)/iidaプロダクト(型番・xX00)(フィーチャーフォン)
- IS(型番・xI00、xI10)/iidaプロダクト(型番・xX10)/URBANO PROGRESSO等のその他機種(型番・xY00)(スマートフォン)
- xD00シリーズ(Wi-Fiルーター)
- CDMA 1X → au 3G
- あんしんGPS(KYS11) - 通信モジュールを除くL800MHz(旧800MHz)帯サービス停波後に投入されたCDMA 1X専用端末としては唯一の端末
携帯電話端末・通信モジュール搭載端末供給メーカー
2022年現在は以下の11社から納入する。
- 日本メーカー
- ソニー(ソニーグループ)
- 京セラ(プライベートブランドとしてのauブランドの製品含む)
- シャープ
- FCNT(旧・富士通コネクテッドテクノロジーズ)
諸問題
2006年・2007年 広告内容に関する問題
プリペイド契約急増問題
2007年12月以降、プリペイド契約︵CDMAぷりペイド︶による契約者数の水増しとも取られかねない販売が行われている事が発覚し、﹁2008年3月末までに総契約数3000万以上の獲得および市場占有率30%以上の獲得﹂を目標に台数制限を行わずにプリペイド用携帯電話本体+充電器+通話料500円相当+契約手数料の全セットを無料で配布していたことから市場競争の健全性を阻害する危険性があるとして総務省が対応を検討していた[61]。KDDIでは﹁ツーカープリペイドサービス(﹁プリティ﹂→﹁プリケー﹂)利用者へのお試し用﹂と説明しており、最大で純増数のおよそ50%を占めるほどの伸びを示していた[注 13]。また、産経新聞によると、東京圏のみならず、地方を含む一部のキャリアショップ以外の一般店舗でも販売されていて、純増数が何の指針にもならなくなる危険性が指摘されている。その後、同年3月12日に行われたKDDIの定例社長会見で小野寺正社長兼会長は上記の通りこの事実を認めていた[62][63]。電池パックの不具合についての公表遅れ
2008年3月28日、既存の京セラ製端末﹁W42K﹂の電池パックの不具合が原因となって電池パックが破裂・損傷する事故がこれまでに13件発生し、一部で電池パックの破裂や損傷する事故によって火傷などの怪我を負ったユーザーも存在すると発表した。KDDIは急遽、対象機種の約21万4000台分の電池パックを緊急回収すると発表。更に原因究明から発表までの2週間に2件の事故が新たに発覚しており、KDDI側とその大株主でもあるメーカーの京セラ側の対応の遅れぶりがそれぞれ目立っている[64][65]。 また同年4月12日には、また新たに2件の発煙および発熱する事故が発覚している。2011年9月30日には、W52CA、W53CA、Mobile Hi-Vision CAM Wooo︵いずれもカシオ日立モバイルコミュニケーションズ︵現・NECカシオ モバイルコミュニケーションズ︶製︶のバッテリーパックに、外部からバッテリー内セパレータに損傷を受ける力が加わった場合、使用中のバッテリーパック内部でショートが発生することで発熱・膨張して、発煙したり、溶解したりする恐れがあるとして、バッテリーパック約201万個の交換の実施を発表している。[66]販売代理店の本人確認違反問題
2009年2月6日、総務省は携帯電話不正利用防止法に違反した携帯電話販売代理店2社に是正を命じるとともに、これら2社に対する監督義務を負うKDDI、NTTドコモに対して監督を徹底するよう指導した。 ●アスカプランニングは2008年6 - 7月の計15件について、同法に違反したとされる。同社に対して是正を命じるとともに、同社の監督義務を負うNTTドコモおよびKDDIに指導した[67]。 ●フォワードは2008年4 - 5月の計15件について、同法に違反したとされる。同社に対して是正を命じるとともに、同社の監督義務を負うKDDIに指導した[68]。2013年 au 4G LTEの人口カバー率の案内の虚偽表示
2013年3月15日、auの総合カタログ、法人向け総合カタログ、サイト上でのau 4G LTEの人口カバー率に誤記があると発表した[69][70]。誤記内容は、﹁Android端末・データ通信端末専用の周波数帯において、下り最大75Mbpsでの実人口カバー率を2013年までに96%を達成する﹂という内容を﹁︵iOS端末である︶iPhone5を含む﹂と記載したというものである。 KDDIは同年5月21日に消費者庁から、これらの広告の内容について、不当景品類及び不当表示防止法第6条の規定に基づく措置命令を受け、同時に記載内容に問題のあったau 4G LTE︵iPhone 5が唯一対応する2.1GHz帯︶での下り最大75Mbpsエリアの実人口カバー率が14%であることを明らかにした。なお、下り最大37.5Mbpsでの実人口カバー率は5月末で71%である。通信障害
●2011年11月2日2時10分から9時44分の間、設備故障が原因で、埼玉県・東京都・岩手県・宮城県・福島県・和歌山県・三重県の各県の一部地域広範囲にわたり、通話・Cメール・Eメールの通信が出来ない通信障害が起こった[71][72]。 ●2012年︵平成24年︶に入り、1月16日[73]、1月25日[74]、2月9日︵約130万人︶[75][76]、2月11日︵615万人︶[77] などに相次いで大規模な通信障害が発生した。この事態を受け、総務省がKDDIに対して行政指導を行った[78]。 ●2013年︵平成25年︶4月16日から4月19日にかけてauのiPhone、およびiPad向けの各Eメールシステムで通信障害が発生し127万人に影響が出た。これらの原因は同年夏に開始が予定されている新サービスに備えたシステムのバージョンアップ作業で、その作業手順書に記載ミスがあったことが発端だったとKDDIは説明している[79][80][81][82]。また、この障害が原因で﹁メールが表示されない﹂または﹁連絡先が表示されない﹂という現象が起こったため、auでは再同期を行うことで通常の状態に復帰できる事とその方法を案内した[83][84]。 ●2013年4月27日16時1分から22時18分にかけて設備故障が原因で、東京都・神奈川県・山梨県の一部で、4G LTE対応端末のLTEデータ通信接続が困難な状態が続いた[85][86][87][88]。 ●2013年5月18日3時54分から5時31分にかけて伝送路故障が原因で、沖縄県の一部で、音声通話およびパケットデータ通信困難な状態が続いた[89] ●2013年5月29日より5月30日にかけて設備故障が原因で、東京都・神奈川県・山梨県の一部で、4G LTE対応端末のLTEデータ通信接続が困難な状態が続いた。29日の23時13分に一旦復帰はするものの、30日の13時04分より再び接続困難な状態が発生した[90][91]。この影響を受けて、3G回線の負担が増大した[92][93]。6月4日になって、当初の発表よりも発生時刻が50分早かったことと、この障害の影響で音声通話にも障害が発生し発信で約2万8000件、着信で約8万6000件に影響していたことを発表した[94][95][96]。 ●2015年1月8日、全国で2時間にわたり通信障害があった[97]。 ●同年7月12日夕方頃より10日以上もメールが使えない障害が発生し約800万台に影響が出ている[98][99][100][101][102]。 ●2022年7月2日未明から全国で携帯電話の通話やデータ通信が繋がりにくくなっている。また、auと同じ回線を使用しているUQ mobileやPovo、一部回線を利用している楽天モバイルでも障害が発生している[103]。この影響で、気象庁はアメダスにおいてデータの受信ができないトラブルで全国897の観測点が影響を受ける可能性があるとしている[104]。その後のauの調査で﹁設備障害により︵音声通話に必要な︶VoLTE交換機でトラヒックの輻輳が生じているため﹂だと判明・発表した[105]。その他の問題
公式発表前の2009年春モデルのパンフレットが誤って東京圏の一部販売店で配布 2009年1月下旬頃、公式発表前の2009年春モデルのパンフレットが東京圏の一部販売店で配布されていた。KDDI側もそのような事を全く認識していなかったため、同社としては﹁今後そのような問題点が発生したら店舗に対して指導を徹底したい﹂としている[106]。 CDMA 1X WINユーザーのEメールで誤計算 2009年3月6日から3月15日の期間、WIN端末ユーザーのEメールのパケット通信料金が正しく表示されない障害が発生していたと発表した。障害の対象となるユーザーは、実際の利用よりも過剰に計算されたユーザーが最大約867万人、実際の利用よりも過小に計算されたユーザーが最大約1236万人で、計2103万人に上っており、障害が発生した期間は3月6日10時から3月15日3時10分までで、同社は障害の原因を、3月6日に実施したEZ WINメール課金システムの機能改善作業時に、ユーザーのパケット通信料金を計算する情報の設定に誤りがあったためとしている。障害発生期間のパケット通信料金は現時点では再計算中。ただし、CDMA 1X端末やau one メール、EZwebのEメール以外の料金計算には影響がない[107]。 A5512CAの電池パックが破裂し焼損する事故の発生 2009年10月15日、消費者庁は生命や身体被害に関する消費者事故を発表。この中で、バッグに入れていた同キャリア向けのカシオ日立モバイルコミュニケーションズ︵カシオブランド︶製携帯電話A5512CAの電池パックが破裂し、バッグと本機が焼損したことが明らかにされた。同庁では、消費者安全法に基き、同年10月5日から10月11日にかけて関係行政機関などから生命や身体被害に関する消費者事故として報告を受けた案件をまとめ公表した。なお、本機の事故は同年10月2日に青森県において発生しており、本機をバッグに入れていたところ電池パックが破裂し、本機とバッグが焼けてしまったというものであり被害状況は﹁火災﹂と報告されている[108]。 回収の中古端末をデータ消去せず他者に提供 数年前︵時期は特定されていない︶から、同社の福岡県福津市内の販売代理店の当時の店長が、顧客から回収した使用済の携帯電話端末について、修理を依頼した顧客に対して着信履歴などの個人情報を消去しないまま、少なくとも約20台を提供し続けていた。ある男性顧客が、端末内に利用者の個人情報が残っていることに気付き、2011年に同社に連絡したことで判明。店長は﹁個人情報は残っていないと思っていた﹂と言い訳しているが、使用済端末については、顧客の面前で破砕して個人情報を物理的に消すことが定められているにもかかわらず、店長はこれに違反した形となる。総務省はKDDIに対し、事実関係の報告を求めている状況である[109]。 ウィルコム利用者からのメールを破棄 2012年5月25日、ウィルコムのPHSからKDDIの携帯電話に送信された5月3日から5月23日のメール約1300回線をサーバーの不具合で破棄したと発表[110]。 顧客情報の不正流出容疑で販売代理店社員が逮捕される 2012年9月27日、愛知県警が、顧客の氏名・住所など情報を外部へ不正流出︵不正競争防止法違反︶の容疑でau販売代理店社員を逮捕したと発表した[111]。販売店
auにおいてはキャリアショップとして以下の5形態が存在する。 auショップ︵エーユーショップ︶ 通常形態のキャリアショップ。全国に約3,000店舗展開している。au携帯電話の販売、故障修理受付、利用料金支払い、付属品販売、解約、契約内容変更などau携帯電話に関するサービスや、KDDIが提供する固定通信サービス︵auおうち電話、auひかり、au one net等︶の受付、ウェブマネーストアーカードの販売・チャージも行っている。 KDDIおよび沖縄セルラーの直営26店舗︵後述のau Style︶を除き、KDDIおよび沖縄セルラー電話と直接契約した一次代理店会社︵主にティーガイア・TDモバイル・ITX・コネクシオなどの商社系︶や、一次代理店と契約した二次代理店会社が各auショップを運営している。小規模な店舗が多く見られていたが、ドコモショップやソフトバンク店に対抗すべく大型店舗の出店も行われている。 auブランド発足以前は﹁IDOプラザ﹂︵関東中部︶、﹁セルラースポット﹂︵関東中部以外︶などの名称で営業展開されていた。ツーカーがKDDIに吸収合併されてからは、ツーカーのauへの契約変更サービスを行うことに伴い﹁ツーカーショップでありながらau端末を併売する﹂などの過渡期を経て、ツーカーショップからauショップに転換した店舗もある。 KDDIの直営店は、NTTドコモのドコモスマートフォンラウンジと同じく通信キャリアによるショールームの役割を担っているが、auショップとして各種手続きの受付にも対応している。かつて、東京原宿にKDDI デザイニングスタジオがあったが、2014年11月16日に閉店している。また、2020年9月26日には、au 5G体感施設とKDDI直営店機能を併せ持ったコンセプトショップ﹁GINZA 456 Created by KDDI﹂がオープンした[112]。 京都市内の店舗のみ、景観条例により他の地域とは看板の色が反転している。 au Style︵エーユースタイル︶ 2020年11月20日から通信以外のライフデザインサービス︵電気・固定通信・カード・保険・銀行︶も複合的に提案する店舗コンセプト﹃au Style﹄を全国のKDDI直営店[注 14] と一部のauショップで順次展開。同日リニューアルオープンする﹁au渋谷スクランブルスクエア﹂がau Style第一号店となった[113]。au StyleではUQモバイルも全店舗で取り扱う。内25店舗がKDDI及び沖縄セルラー直営店舗。 PiPit︵ピピット︶割賦購入時の審査
ブランドスローガン・キャッチコピー
現在
●﹁一緒にいこう。﹂(2019年1月1日 - 現在) ●﹁その人は突然あらわれた。﹂(2019年5月15日 - 現在) ●﹁新しい物語がはじまった。﹂(2019年5月31日 - 現在) ●﹁おもしろいほうの未来へ。﹂(2019年5月15日 - 現在)[114]過去
●﹁access to u(you) 〜あなたに、あう。﹂︵最初期︶[5][6] ●﹁感動ケータイへ、au﹂︵2004年11月1日 - 2005年12月︶ ●﹁Customer Satisfaction 〜お客様満足主義でいこう!〜﹂︵2006年10月1日 - 2007年9月30日︶ ●﹁チャレンジの先に、新たなバリューを Create it!﹂︵2008年2月1日 - 2012年1月15日︶ ●﹁auハッピー?﹂︵2009年10月19日 - 2011年9月30日︶ ●﹁未来へ行くなら、アンドロイドを待て。Androidau﹂︵2010年9月25日 - 2011年9月25日︶ ●﹁未来は、選べる。﹂︵2011年9月26日 - 2012年1月15日︶ ●﹁iPhoneに、もっと﹃つながり﹄を。auでiPhoneをはじめよう。﹂︵2011年10月14日 - 2012年9月20日︶ ●﹁WE ARE! auでiPhone﹂︵2012年6月28日 - 2012年9月20日︶ ●﹁超高速を、すべての人へ。au 4G LTE﹂︵2012年10月17日 - 2013年8月31日︶ ●﹁驚きを、常識に。﹂︵2012年12月 - 2013年12月︶ ●﹁ツナガルチカラ あたらしい au 4G LTE﹂︵2013年9月1日 - 2014年1月16日︶ ●﹁つながるなんて、もう、当たり前。あたらしい au 4G LTE﹂︵2014年1月17日 - 2014年5月31日︶ ●﹁モリ娘。はじまる。auの学割﹂︵2014年1月22日 - 2014年6月1日︶ ●﹁あたらしい物語、はじまる。﹂︵2014年6月1日 - 2014年12月31日︶ ●﹁あたらしい英雄、はじまるっ﹂︵2015年1月1日 - 2015年5月31日︶ ●﹁Summer au﹂(2015年5月11日 - 2015年8月31日) ●﹁友と、ともに。﹂︵2015年9月18日 - 2015年12月31日︶ ●﹁みんながみんな英雄。﹂ (2016年1月1日 - 2016年5月31日) ●﹁大きく、変わります。﹂(2016年6月1日 - 2016年8月31日) ●﹁ずっと ずっと ずっと、一緒に。﹂(2016年9月6日 - 2016年12月31日) ●﹁やってみよう。﹂(2017年1月1日 - 2017年5月31日) ●﹁英雄だけの夏。﹂(2017年6月1日 - 2017年7月3日) ●﹁auからビッグニュ―ス!﹂(2017年7月4日 - 2017年12月31日) ●﹁笑おう﹂(2018年1月1日 - 2018年5月31日) ●﹁みんなつくろう﹂(2018年6月1日 - 2018年9月11日) ●﹁家族を話そう。﹂(2018年9月12日 - 2018年12月31日) ●﹁あたらしい自由。﹂︵2012年1月16日 - 2019年5月15日)[114]イメージキャラクター
提供番組
脚注
注釈
出典
関連項目
- au one net
- CDMAぷりペイド
- EZ FeliCa
- au design project
- ビジネス通話定額
- じぶん銀行 : 三菱東京UFJ銀行がKDDIと共同で設立したネット銀行。
- KCP+
- Skype au
- ラブハピ : 旧・デコレ村の絵文字たち
- Giga-IR
- TransferJet
- 朝日新聞社 : EZニュースEXの配信等で提携。
- テレビ朝日 : 同上
- MySync
- 全国FM放送協議会
- 全国FM連合 - MEET THE MUSIC
- EZweb絵文字
- KDDI デザイニングスタジオ
- ド・ドドンパ - 富士急ハイランドのジェットコースター。オフィシャルスポンサーを努めている。