アメダス
アメダス︵AMeDAS‥Automated Meteorological Data Acquisition System‥自動気象データ収集システム︶は、日本国内約1,300か所の気象観測所で構成される気象庁の無人観測施設﹁地域気象観測システム﹂の通称である。
概要[編集]
日本国内約1,300か所に設置される地域気象観測所︵通称アメダス観測所︶で気象観測している。観測網の密度は降水量が約17キロメートル︵キロ︶︵=17キロ四方の正方形につき1か所︶、4要素の観測点は約20キロで、おおむねメソβスケール︵20キロ - 200キロ規模︶の現象把握が可能で、都府県単位の気象現象の把握に効果を発揮する。近年需要が高い集中豪雨や雷、突風など、より狭い範囲の局地現象は把握が難しく、対応には観測点を数十倍に増やす必要がある。局地現象は気象レーダーが効率的で、近年設置が増強されている。 降水量、気温、日照時間、風向・風速の4気象要素を観測している地点が多く、おもに豪雪地帯は積雪の深さも観測している。観測で得られたデータはISDNや携帯電話回線[注釈 1]などを通じて気象庁内の地域気象観測センター︵通称アメダスセンター︶へ10分ごとに集信され、データの品質チェックを経たのち全国に配信される。 アメダスのデータは、気象庁ウェブサイトの地図・表形式で観測値や数値予報の入力データとして用いる。 通常の観測網に加えて、地震や火山噴火など大規模災害発災時に、地盤の緩みや火山噴出物の堆積など、通常よりも弱い気象現象で災害が発生する危険性が長期的に継続する場合および観測所自体が被災した場合は、アメダスの臨時観測点が設けられる。過去に雲仙普賢岳、兵庫県南部地震、2000年有珠山および三宅島の噴火、2008年岩手・宮城内陸地震、2021年熱海市伊豆山土石流災害[2]、それぞれで運用された。現在運用される観測所のほかに、観測所移設や臨時観測所設置など、観測所となった地点数は通算2,000か所を超える。歴史[編集]
1960年代から1970年代前半まで日本国内の公的な気象観測地点は、おおむね100キロ間隔に配置された気象官署、気象レーダー、有人気象通報拠点の気象通報所、委託式気象観測所の区内観測所、で構成した。旧来の区内観測所は、観測点数で現在のアメダス観測所の総数を超えていたが、担当官が観測するためデータの報告速度や誤差などの難点があった。 各地域の天候記録や気象予報の強化には、大雨・突風・大雪など気象状況の詳細で迅速な把握を要する。観測を自動、無人化して報告速度を、詳細気象観測は気象官署に限定してデータの精密さを、それぞれ向上させることなどを目的に新たにアメダスを開発した。 運用開始は1974年11月1日で、1979年3月に国内1,316地点で観測所の整備を完了する。積雪深計は1977年12月1日に秋田県内で試験運用を始め、1979年11月1日に正式運用を開始する。1993年2月に10分毎の臨時配信を開始し、現在は第4世代のアメダスを運用する。2006年3月18日から空港出張所、航空測候所、航空地方気象台の観測値もアメダスに取り込む。新アメダス[編集]
2007年度から無人観測所の685か所で改良し、2008年3月26日にアメダスデータ等統合処理システム︵新アメダス︶の運用を開始した。従来は10分間隔で観測した気温や風速は、気温は10秒間隔で、加えて最大瞬間風速の観測を開始した。開始当初は気象台・測候所・特別地域気象観測所の計154か所とアメダス観測所230か所を合わせて384か所が接続された。残りの地点は2008年度以降、順次接続している[3]。名称[編集]
﹁地域気象観測システム﹂の英語訳は当初 "Automatic Meteorological Data Acquisition System" で、略称は頭文字のAMDASではなく、アクロニムでAMeDAS︵雨出す︶としたほうがおもしろいとの提案[4]が採用され、略称を "AMeDAS"、読みを﹁アメダス﹂とした。のちに英語訳は "Automated Meteorological Data Acquisition System" に変更されたが、略称は変更の要がなく継続して用いる[5]。課題[編集]
アメダス観測は、観測精度の観点から観測所付近の環境保守管理が必須でその維持が課題となる。 近年は、2010年9月に京都府京田辺市にあるアメダスの温度計を含む通風筒につる植物が巻きついていたとする報道[6]を受け、気象庁がアメダス全1,277か所を緊急点検し、京田辺は気温・雨量、ほか14か所は雨量観測に不適切な環境で、京田辺を含む7か所で実際に観測結果に影響があったとして、気象庁の統計に用いないこととした事例がある[7][注釈 2]。アメダス観測所の詳細[編集]
観測気象要素[編集]
降水量[編集]
●0.5ミリメートル︵ミリ︶単位で観測する。統計値は1ミリ単位、2008年3月26日から0.5ミリ単位で扱う。 ●雪・あられなどは溶解後に雨と合わせて計測する。 ●転倒ます型雨量計で計測する。気温[編集]
●摂氏0.1度単位で観測する。 ●温度変化による白金の電気抵抗変化を応用した電気式温度計で計測する。日照時間[編集]
●太陽光が照射した時間を2分単位で観測する。アメダスデータ等統合処理システムへ移行された地点は1分単位、統計値は0.1時間単位で扱う。 ●日照計測は測器が変更された。変更時期は地点により異なる。 ●観測開始 - 太陽電池式日照計︵旧型︶ ●1985年10月 - 太陽電池式日照計︵新型︶ ●2005年10月 - 回転式日照計 ●気象官署は測器が異なり、1996年1月までは回転式日照計、2月以降は太陽追尾式日照計を用いる。 ●過去の統計は、太陽電池式日照計︵旧型︶の観測値は統計を切断し、平年値に用いる観測値は補正を施す。 ●回転式日照計へ変更した地点は、統計を継続して平年値に用いる観測値は補正を施す。 ●2021年3月2日13時、日照計による観測から、気象衛星観測データを用いた﹁推定気象分布︵日照時間︶﹂から得られる推定値となる[8]。風向風速[編集]
●風の吹いてくる方向を、北、北北東、北東、東北東、東、東南東、南東、南南東、南、南南西、南西、西南西、西、西北西、北西、北北西の16方位で表す。 ●風の速さを1m/s単位で観測する。アメダスデータ等統合処理システムへ移行した地点は0.1m/s単位で扱う。 ●発表値は観測時刻までの10分間平均値。 ●風車型風向風速計で計測する。積雪[編集]
●地面からの積雪高を1センチメートル単位で観測する。 ●おもに雪の多い地域で、10分毎は観測せず1時間毎に観測する。 ●積雪面からの超音波反射時間を測定する超音波式積雪計で計測する。レーザーを用いた光電式積雪計を使用する事例も見られる。機器配置と環境[編集]
観測される気象データをより精密なものとするために、アメダス観測所や観測所内の機器の設置環境に配慮する。 観測機器を集めて設置する直下の地面は30m2以上の芝生を配し、地面からの反射日射と雨粒の跳ね返りを減じている。 一部を除く観測所は、周囲に風通りを妨げない柵を設置し、外部から小動物などの侵入を防いでいる。周囲は極力開けた場所とし、樹木や建物など日射や風通しの影響を排除している。 盆地内で風の測定に影響がある雲仙岳特別地域気象観測所など、近くの山頂に測風塔のみ移設して風を観測する事例がある。 積雪計は日本海側や山岳地の豪雪地帯、北・東日本、西日本の一部に設置され、ほかの地域も各都府県毎気象台に1か所ずつ設置する。積雪が非常にまれな沖縄県は、気象台を含めて1か所も設置していない。 気象業務法第9条、観測を行う機器は気象測器検定に合格したものでなければならない。同37条、観測機器を故意に壊した者は、3年以下の懲役または100万円以下の罰金の刑に処せられる。 観測所の詳細な所在地︵地番︶は公開していない。かつて﹁アメダス観測所を設置している機関に直接電話や訪問などが多々行われた﹂︵引用︶事例に配慮した[9]施策である。観測網[編集]
管区気象台 | 管轄地域 | A | B | C | D | E | F | G | H | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
札幌管区気象台 | 北海道地方 | 60 | 100 | 0 | 52 | 8 | 1 | 0 | 0 | 221 |
仙台管区気象台 | 東北地方 | 70 | 75 | 0 | 76 | 2 | 0 | 0 | 0 | 223 |
東京管区気象台 | 関東地方・新潟県・中日本(東海地方・北陸3県・甲信地方) | 169 | 66 | 4 | 141 | 3 | 1 | 2 | 2 | 388 |
大阪管区気象台 | 近畿2府4県・中国・四国地方(山口県を除く) | 134 | 26 | 1 | 103 | 4 | 0 | 0 | 0 | 268 |
福岡管区気象台 | 九州・山口地方・奄美群島 | 119 | 1 | 5 | 61 | 0 | 0 | 0 | 0 | 186 |
沖縄気象台 | 沖縄県 | 18 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 |
計 | 570 | 268 | 10 | 440 | 17 | 2 | 2 | 2 | 1311 |
表中のA - Hは次の気象要素を観測しているアメダスを指す(○は観測している要素、-は観測していない要素)。
観測している気象要素 | A | B | C | D | E | F | G | H |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
気温 | ○ | ○ | ○ | - | - | - | - | ○ |
降水量 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | ○ | - |
日照時間 | ○ | ○ | - | - | - | - | - | - |
風向風速 | ○ | ○ | ○ | - | - | - | ○ | ○ |
積雪の深さ | - | ○ | - | - | ○ | ○ | - | - |
一覧[編集]
観測所名の後の記号は、-:降水量のみ観測、*:積雪の深さも観測、-*:降水量と積雪の深さを観測。
札幌管区気象台管内[編集]
北海道[編集]
宗谷総合振興局[編集]
宗谷岬、稚内*︵稚内地方気象台︶、礼文、声問*︵稚内空港︶、浜鬼志別*、本泊︵利尻空港︶、沼川*、沓形、豊富*、浜頓別、中頓別*、北見枝幸*︵特別地域気象観測所︶、歌登*、幌延-上川総合振興局[編集]
中川、音威子府*、小車-、美深*、名寄*、西風連-、下川*、剣淵-、士別、朝日、和寒*、江丹別、比布、上川*、旭川*︵旭川地方気象台︶、東川、瑞穂-、層雲峡-*、東神楽*︵旭川空港︶、志比内、美瑛*、上富良野、白金-、富良野*、麓郷、金山-、幾寅*、占冠*、朱鞠内*、幌加内*留萌振興局[編集]
天塩*、遠別、初山別*、焼尻、羽幌*︵特別地域気象観測所︶、古丹別-*、達布、留萌*︵特別地域気象観測所︶、増毛、幌糠*石狩振興局[編集]
浜益、厚田*、新篠津*、山口、石狩*、江別、手稲山-、札幌*︵札幌管区気象台︶、小金湯-*、恵庭島松*、支笏湖畔、千歳*︵新千歳空港︶空知総合振興局[編集]
石狩沼田*、秩父別*、深川*、雨竜-、新城-、空知吉野、滝川*、赤平-、芦別*、浦臼-、月形、美唄*、岩見沢*︵特別地域気象観測所︶、栗沢-、長沼、夕張*、鹿島-、沼の沢-後志総合振興局[編集]
美国、神恵内、余市*、小樽*︵特別地域気象観測所︶、赤井川-*、共和*、蘭越*、倶知安*︵特別地域気象観測所︶、寿都*︵特別地域気象観測所︶、ニセコ-、真狩、喜茂別*、黒松内*オホーツク総合振興局[編集]
雄武*︵特別地域気象観測所︶、興部、西興部*、紋別*︵特別地域気象観測所︶、紋別小向*︵紋別空港︶、湧別、滝上*、上藻別-、常呂、遠軽*、佐呂間*、網走*︵網走地方気象台︶、宇登呂*、丸瀬布-、白滝*、生田原、仁頃山-、北見*、女満別*︵女満別空港︶、東藻琴-、小清水、斜里*、留辺蘂*、境野、美幌、山園-、置戸常元-、津別*、津別二又-根室振興局[編集]
羅臼*、糸櫛別-、標津、上標津、中標津*、根室中標津*︵中標津空港︶、別海*、根室*︵特別地域気象観測所︶、納沙布、厚床*釧路総合振興局[編集]
川湯*、弟子屈、阿寒湖畔*、標茶*、鶴居*、中徹別*、塘路-、茶内原野-、榊町、阿寒-、鶴丘*︵釧路空港︶、太田*、二俣-、白糠*、釧路*︵釧路地方気象台︶、知方学十勝総合振興局[編集]
三股-、小利別-、陸別*、ぬかびら源泉郷*、柏倉-、上螺湾-、上士幌*、足寄、押帯-、本別*、新得*、鹿追、駒場、芽室*、帯広*︵帯広測候所︶、池田、留真-、浦幌*、帯広泉*︵帯広空港︶、糠内、上札内*、更別、大津、大樹*、広尾*︵特別地域気象観測所︶胆振総合振興局[編集]
安平-*、厚真、穂別*、大滝*、森野、苫小牧*︵特別地域気象観測所︶、大岸*、洞爺湖温泉-、カルルス-、白老*、鵡川、伊達、登別*、室蘭*︵室蘭地方気象台︶日高振興局[編集]
日高*、仁世宇-、旭-*、日高門別、新和、笹山-、静内*、三石、中杵臼*、浦河*︵特別地域気象観測所︶、目黒-*、幌満-、えりも岬渡島総合振興局[編集]
長万部*、八雲*、森*、大沼-*、川汲、北斗、函館*︵函館地方気象台︶、高松*︵函館空港︶、戸井泊-、知内-、木古内、千軒-*、松前、熊石*檜山振興局[編集]
せたな、今金*、奥尻、米岡︵奥尻空港︶、潮見-、鶉*、江差*︵特別地域気象観測所︶、石崎-仙台管区気象台管内[編集]
東北地方[編集]
青森県[編集]
大間*、湯野川-、むつ*︵特別地域気象観測所︶、小田野沢、今別*、脇野沢*、市浦、蟹田、五所川原*、青森*︵青森地方気象台︶、大和山-、野辺地*、六ケ所、鰺ケ沢*、青森大谷*︵青森空港︶、七戸-、深浦*︵特別地域気象観測所︶、岳-、弘前*、黒石、酸ケ湯*、三沢、大鰐-、温川-、十和田*、八戸*︵特別地域気象観測所︶、碇ケ関*、休屋、戸来-、三戸*秋田県[編集]
八森、藤里-、陣馬-、藤原-、能代*、鷹巣*、大館、鹿角*、脇神︵大館能代空港︶、湯瀬、八幡平、男鹿真山-、男鹿、大潟、五城目*、阿仁合*、比立内-、桧木内-、秋田*︵秋田地方気象台︶、岩見三内、仁別-、鎧畑-、田沢湖高原-、雄和*︵秋田空港︶、角館*、田沢湖、大正寺*、大曲、本荘*、東由利、横手*、にかほ、矢島*、笹子-、湯沢*、東成瀬-、湯ノ岱*岩手県[編集]
種市、軽米、二戸*、大野-、山形、久慈*、荒屋、奥中山*、葛巻*、下戸鎖-、普代、岩手松尾*、一方井-、好摩、岩泉*、小本、葛根田-、滝沢-、薮川、雫石*、盛岡*︵盛岡地方気象台︶、区界*、刈屋-、宮古*︵特別地域気象観測所︶、沢内、紫波、川井、豊沢-、花巻︵花巻空港︶、大迫、附馬牛-、大槌-、山田、湯田*、遠野*、新町、金ヶ崎-、北上*、米里-、釜石、若柳、江刺、住田、祭畤-*、衣川-、大東-、陸前高田、大船渡*︵特別地域気象観測所︶、一関*、千厩宮城県[編集]
駒ノ湯*、気仙沼、鴬沢-、川渡*、築館、米山、志津川、加美-、古川*、桃生、雄勝-、泉ケ岳-、大衡、鹿島台、東松島、石巻*︵特別地域気象観測所︶、女川、新川*、塩釜、江ノ島、仙台*︵仙台管区気象台︶、岩沼-、名取︵仙台空港︶、白石*、蔵王、亘理、丸森、筆甫-山形県[編集]
飛島、酒田*︵特別地域気象観測所︶、酒田大沢-、差首鍋、浜中︵庄内空港︶、金山*、鶴岡、狩川*、新庄*︵特別地域気象観測所︶、瀬見-、向町*、櫛引-*、肘折*、尾花沢*、鼠ヶ関、荒沢-、村山、東根︵山形空港︶、大井沢*、左沢*、山形*︵山形地方気象台︶、長井*、上山中山-、小国*、高畠、中津川-、高峰、米沢*福島県[編集]
茂庭*、梁川、新地、桧原、福島*︵福島地方気象台︶、相馬、喜多方、鷲倉、飯舘、原町-、西会津*、猪苗代*、二本松、津島-、金山*、若松*︵特別地域気象観測所︶、船引、浪江、只見*、湖南-、郡山、川内、富岡-、南郷*、湯本*、長沼-、玉川*︵福島空港︶、小野新町、川前-、広野、田島*、白河*︵特別地域気象観測所︶、石川、桧枝岐*、舘岩-、古殿、平-、東白川、山田、小名浜︵特別地域気象観測所︶東京管区気象台管内[編集]
関東地方[編集]
茨城県[編集]
花園-、北茨城、大子、徳田-、大能-、常陸大宮、中野-、日立、門井-、笠間、水戸*︵水戸地方気象台︶、古河、下館、柿岡-、美野里-、下妻、鉾田、坂東-、つくば*︵高層気象台︶、土浦、江戸崎-、鹿嶋、龍ケ崎栃木県[編集]
那須高原*、五十里、黒磯、土呂部*、大田原、奥日光*︵日光特別地域気象観測所︶、日光東町、塩谷、足尾-、高根沢-、那須烏山、鹿沼、宇都宮*︵宇都宮地方気象台︶、葛生-、真岡、足利-、佐野、栃木-、小山群馬県[編集]
藤原*、みなかみ*、片品-、草津*、沼田、中之条、田代、榛名山-、前橋*︵前橋地方気象台︶、黒保根-、桐生、上里見、伊勢崎、西野牧、藤岡-、館林、神流埼玉県[編集]
寄居、熊谷*︵熊谷地方気象台︶、上吉田-、鴻巣-、久喜、三峰-、秩父*︵特別地域気象観測所︶、浦山-、ときがわ-、鳩山、飯能-、さいたま*、越谷、所沢東京都[編集]
小河内、小沢-、青梅、練馬、八王子、府中、世田谷-、東京*︵東京管区気象台︶、江戸川臨海、羽田︵東京国際空港︶、大島︵特別地域気象観測所︶、大島北ノ山︵大島空港︶、利島-、新島︵新島空港︶、神津島︵神津島空港︶、三宅島︵特別地域気象観測所︶、三宅坪田︵三宅島空港︶、八重見ヶ原︵八丈島空港︶、八丈島︵特別地域気象観測所︶、青ヶ島-、父島︵父島気象観測所︶、母島-、南鳥島︵南鳥島気象観測所︶千葉県[編集]
我孫子︵気象台記念公園︶、香取、東庄-、船橋、佐倉、成田︵成田国際空港︶、銚子*︵銚子地方気象台︶、横芝光、千葉*︵特別地域気象観測所︶、茂原、木更津、牛久、坂畑、大多喜-、鋸南-、鴨川、勝浦︵特別地域気象観測所︶、館山︵特別地域気象観測所︶神奈川県[編集]
相模湖-、相模原中央-、日吉-、丹沢湖-、海老名、横浜*︵横浜地方気象台︶、平塚-、辻堂、箱根-、小田原、三浦中部地方[編集]
三重県を含む。長野県[編集]
野沢温泉*、信濃町*、飯山*、小谷-*、白馬*、鬼無里-、長野*︵長野地方気象台︶、笠岳-、大町*、信州新町、菅平*、聖高原-、上田、穂高、東御、軽井沢*︵特別地域気象観測所︶、上高地-、松本*︵特別地域気象観測所︶、松本今井︵松本空港︶、鹿教湯-、立科、佐久、白樺湖-、奈川、諏訪*︵特別地域気象観測所︶、北相木-、開田高原*、木祖薮原、辰野、高遠-、原村、野辺山、御嶽山-、木曽福島、伊那、宮田高原-、杉島-、須原-、南木曽、飯島、大鹿-、飯田*︵特別地域気象観測所︶、浪合、阿南-、南信濃山梨県[編集]
大泉、乙女湖-、韮崎、甲府*︵甲府地方気象台︶、勝沼、大月、上野原-、富士川-、古関、切石、河口湖*︵特別地域気象観測所︶、山中、南部静岡県[編集]
富士山︵特別地域気象観測所︶、白糸-、井川、有東木-、御殿場、富士、三島︵特別地域気象観測所︶、佐久間、春野-、川根本町、鍵穴-、清水、網代︵特別地域気象観測所︶、熊-、高根山-、静岡*︵静岡地方気象台︶、三ヶ日-、天竜、三倉-、土肥-、湯ケ島-、天城山-、浜松︵特別地域気象観測所︶、掛川-、菊川牧之原、静岡空港、松崎、稲取、磐田、御前崎︵特別地域気象観測所︶、石廊崎︵特別地域気象観測所︶愛知県[編集]
一宮-、愛西、小原-、稲武、茶臼山-、蟹江-、名古屋*︵名古屋地方気象台︶、豊田、阿蔵-、大府、岡崎、作手-、新城、セントレア︵中部国際空港︶、一色-、蒲郡、南知多、豊橋、伊良湖︵特別地域気象観測所︶、田原-岐阜県[編集]
河合*、神岡*、白川*、栃尾、御母衣-、清見-、高山*︵特別地域気象観測所︶、丹生川-、ひるがの-、六厩、船山-、宮之前、長滝*、荻原、関市板取-、八幡、宮地、樽見*、金山、付知-、美濃、伽藍-、黒川、揖斐川、美濃加茂、恵那、中津川、関ケ原*、大垣、岐阜*︵岐阜地方気象台︶、多治見、上石津-三重県[編集]
北勢-、桑名、四日市︵特別地域気象観測所︶、亀山、上野︵特別地域気象観測所︶、笠取山-、津*︵津地方気象台︶、名張-、白山-、小俣、粥見、鳥羽、藤坂峠-、南伊勢、阿児-、宮川-、紀伊長島、尾鷲︵特別地域気象観測所︶、熊野新鹿、御浜-新潟県[編集]
粟島、弾崎、高根-、村上、三面-、相川*︵特別地域気象観測所︶、両津、秋津︵佐渡空港︶、中条、下関*、新潟*︵新潟地方気象台︶、松浜*︵新潟空港︶、羽茂、新津*、瓢湖-、赤谷-、巻、寺泊、三条、村松-、津川*、宮寄上-、室谷-、長岡*、栃尾-、柏崎*、守門*、大潟、小国-、小出*、大湯-、高田*︵特別地域気象観測所︶、安塚*、川谷-、松代-、十日町*、糸魚川、能生*、筒方-、塩沢-、関山*、津南*、湯沢*、平岩-、樽本-富山県[編集]
朝日*、氷見*、魚津*、宇奈月-、伏木*︵特別地域気象観測所︶、富山*︵富山地方気象台︶、砺波*、秋ヶ島*︵富山空港︶*、大山-、上市、南砺高宮、八尾、立山芦峅-、五箇山-、猪谷-*石川県[編集]
珠洲*、輪島*︵特別地域気象観測所︶、門前-、三井︵能登空港︶、志賀、七尾*、羽咋、かほく、宝達志水-、金沢*︵金沢地方気象台︶、医王山-、小松、白山河内*、加賀中津原*、白山白峰-、舳倉島-福井県[編集]
三国、春江︵福井空港︶、越廼、福井*︵福井地方気象台︶、美山-、勝山、武生-*、大野*、九頭竜-*、今庄*、敦賀*︵特別地域気象観測所︶、美浜、大飯-、小浜*大阪管区気象台管内[編集]
近畿地方[編集]
三重県を除く。滋賀県[編集]
柳ケ瀬-*、今津*、長浜、朽木平良-、米原*、南小松、彦根*︵彦根地方気象台︶、近江八幡-、東近江、大津、信楽、土山京都府[編集]
間人、峰山-*、宮津、坂浦-、舞鶴*︵特別地域気象観測所︶、睦寄-、福知山、綾部-、三和-、本庄-、美山*、須知-、園部、京北-、京都*︵京都地方気象台︶、長岡京-、京田辺大阪府[編集]
能勢、茨木-、枚方、豊中︵大阪国際空港︶、大阪*︵大阪管区気象台︶、生駒山、堺、八尾︵八尾空港︶、関空島︵関西国際空港︶、河内長野-、熊取兵庫県[編集]
香住*、温泉-、豊岡*︵特別地域気象観測所︶、兎和野高原*、大屋-、八鹿-、和田山*、生野、柏原、佐用-、一宮、福崎、西脇、後川-、上郡、姫路︵特別地域気象観測所︶、三田、三木、西宮-、家島、明石、神戸空港、神戸*︵神戸地方気象台︶、郡家、洲本︵特別地域気象観測所︶、南淡奈良県[編集]
奈良*︵奈良地方気象台︶、針、田原本-、曽爾-、葛城-、大宇陀、五條、吉野-、天川-、上北山、風屋、下北山-、玉置山-和歌山県[編集]
葛城山-、かつらぎ、友ヶ島、和歌山*︵和歌山地方気象台︶、高野山、湯浅-、清水、護摩壇山-、龍神、川辺、本宮-、栗栖川、新宮、南紀白浜︵南紀白浜空港︶、西川、色川-、日置川-、潮岬︵特別地域気象観測所︶中国地方[編集]
山口県を除く。岡山県[編集]
上長田*、恩原-、千屋*、富-、奈義、今岡*、久世、津山*︵特別地域気象観測所︶、新見、下呰部-、旭西-、赤磐-、陣山-、吉備中央-、福渡、和気、高梁、日応寺︵岡山空港︶、佐屋-、矢掛-、岡山*︵岡山地方気象台︶、虫明、倉敷、笠岡、玉野広島県[編集]
高野*、道後山-、君田-、三次、庄原、東城-、八幡-*、大朝*、美土里-、油木、王泊-、加計、都志見-、甲田-、上下-、内黒山-、三入、安宿-、世羅、府中、佐伯湯来-、志和-、東広島、本郷︵広島空港︶、福山︵特別地域気象観測所︶、廿日市津田、広島︵広島地方気象台︶、竹原、生口島、大竹、呉︵特別地域気象観測所︶、倉橋-、呉市蒲刈島根県[編集]
西郷*︵特別地域気象観測所︶、西郷岬︵隠岐空港︶、海士、鹿島、斐川*︵出雲空港︶、松江*︵松江地方気象台︶、出雲、大東-、伯太-、佐田-、大田、掛合、横田*、福光-、赤名*、桜江-、川本、浜田︵特別地域気象観測所︶、瑞穂*、三隅-、弥栄*、波佐-、高津︵石見空港︶、益田、匹見、津和野、吉賀鳥取県[編集]
境*︵特別地域気象観測所︶、塩津、青谷、湖山︵鳥取空港︶、岩井、米子*︵特別地域気象観測所︶、倉吉*、鹿野-、鳥取*︵鳥取地方気象台︶、大山-*、関金-、佐治-、若桜-、江尾-、智頭*、茶屋四国地方[編集]
徳島県[編集]
池田、穴吹、徳島*︵徳島地方気象台︶、半田-、京上、福原旭-、蒲生田、木頭、日和佐、海陽香川県[編集]
内海、高松*︵高松地方気象台︶、多度津︵特別地域気象観測所︶、滝宮、香南︵高松空港︶、引田、財田、竜王山-愛媛県[編集]
大三島、玉川-、今治、西条、新居浜、四国中央、富郷-、松山*︵松山地方気象台︶、松山南吉田︵松山空港︶、上林-、成就社-、長浜、中山-、久万、大洲、獅子越峠-、瀬戸、八幡浜-、宇和、宇和島︵特別地域気象観測所︶、近永、御荘高知県[編集]
本川、本山、池川-、繁藤-、大栃、魚梁瀬-、佐川-、高知*︵高知地方気象台︶、後免、南国日章︵高知空港︶、船戸-、鳥形山-、安芸、田野-、梼原、須崎、佐喜浜-、窪川、室戸岬︵特別地域気象観測所︶、江川崎、大正-、佐賀、宿毛︵特別地域気象観測所︶、中村、三崎、清水︵特別地域気象観測所︶福岡管区気象台管内[編集]
九州地方[編集]
山口県を含み、沖縄県を除く。山口県[編集]
須佐、萩︵特別地域気象観測所︶、油谷、篠生-、徳佐、羅漢山-、秋吉台、鹿野-、広瀬、豊田、東厚保-、山口*︵特別地域気象観測所︶、和田-、岩国、防府、下松、玖珂、下関*︵下関地方気象台︶、宇部︵宇部空港︶、柳井、安下庄福岡県[編集]
小呂島-、宗像、八幡、空港北町︵北九州空港︶、東谷-、行橋、飯塚︵特別地域気象観測所︶、前原、福岡*︵福岡管区気象台︶、博多︵福岡空港︶、大宰府、添田、早良脇山-、朝倉、英彦山-、久留米、耳納山-、黒木、柳川-、大牟田大分県[編集]
国見、中津、豊後高田、耶馬渓-、院内、杵築、武蔵︵大分空港︶、日田︵特別地域気象観測所︶、玖珠、湯布院、大分*︵大分地方気象台︶、佐賀関-、椿ヶ鼻-、臼杵、犬飼、竹田、佐伯、宇目、蒲江長崎県[編集]
鰐浦、厳原︵特別地域気象観測所︶、美津島︵対馬空港︶、芦辺、石田︵壱岐空港︶、平戸︵特別地域気象観測所︶、松浦、小値賀︵小値賀空港︶、佐世保︵特別地域気象観測所︶、頭ヶ島︵上五島空港︶、有川、大瀬戸、長浦岳-、大村︵長崎空港︶、諫早-、長崎*︵長崎地方気象台︶、雲仙岳︵特別地域気象観測所︶、島原、福江︵特別地域気象観測所︶、上大津︵福江空港︶、口之津、野母崎佐賀県[編集]
唐津、北山-、鳥栖-、伊万里、大町-、佐賀*︵佐賀地方気象台︶、嬉野、白石、川副︵佐賀空港︶熊本県[編集]
鹿北、南小国、岱明、菊池、阿蘇乙姫、熊本*︵熊本地方気象台︶、益城︵熊本空港︶、南阿蘇*、高森、宇土-、山都-、三角、甲佐、松島、本渡、八代、田浦-、山江-、五木-、水俣、一勝地-、人吉︵特別地域気象観測所︶、上、多良木-、湯前横谷-、牛深︵特別地域気象観測所︶宮崎県[編集]
高千穂、古江、鞍岡、日之影-、諸塚-、北方-、延岡︵特別地域気象観測所︶、椎葉-、日向、神門、西米良、都農-、高鍋、加久藤、西都、えびの-、小林、野尻-、国富-、宮崎*︵宮崎地方気象台︶、田野、赤江︵宮崎空港︶、都城︵特別地域気象観測所︶、深瀬-、油津︵特別地域気象観測所︶、串間鹿児島県[編集]
阿久根︵特別地域気象観測所︶、出水-、大口、紫尾山-、さつま柏原、中甑、川内、溝辺︵鹿児島空港︶、八重山-、東市来、牧之原、鹿児島*︵鹿児島地方気象台︶、輝北、大隅-、加世田、吉ケ別府-、志布志、喜入、鹿屋、肝付前田、枕崎︵特別地域気象観測所︶、指宿、内之浦、田代、佐多-、種子島︵特別地域気象観測所︶、中種子︵種子島空港︶、上中、屋久島︵特別地域気象観測所︶、尾之間、中之島、平島-、諏訪之瀬島-、小宝島-、宝島-、笠利︵奄美空港︶、名瀬︵名瀬測候所︶、喜界島︵喜界空港︶、古仁屋、天城︵徳之島空港︶、伊仙、沖永良部︵特別地域気象観測所︶、与論島︵与論空港︶沖縄気象台管内[編集]
沖縄県[編集]
伊是名、奥、国頭-、本部-、東-、粟国︵粟国空港︶、名護︵特別地域気象観測所︶、読谷-、北原︵久米島空港︶、久米島︵特別地域気象観測所︶、渡名喜、胡屋-、宮城島、渡嘉敷、那覇︵沖縄気象台︶、慶良間︵慶良間空港︶、安次嶺︵那覇空港︶、糸数、北大東︵北大東空港︶、南大東︵南大東島地方気象台︶、旧東︵南大東空港︶、下地︵下地島空港︶、宮古島︵宮古島地方気象台︶、鏡原︵宮古空港︶、城辺-、仲筋︵多良間空港︶、伊原間、所野︵与那国空港︶、与那国島︵特別地域気象観測所︶、川平-、西表島︵特別地域気象観測所︶、石垣島︵石垣島地方気象台︶、盛山︵石垣空港︶、大原、波照間、志多阿原︵波照間空港︶その他[編集]
﹁アメダス﹂の﹁ダス﹂をもじったり、英語訳のDAS︵=Data Acquisition System︶を用いたりして、名称や略称を﹁○○ダス﹂とする例が見られる。鉄道において地震の発生時に速報を行うユレダス、バンダイが発売している商品名のカードダスなどは典型的な例である。﹁イミダス﹂の印象と相まって、情報システムやデータベースなどの名称に使われることも多い。脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ “KDDI、全国で通信障害が発生 アメダスのデータの一部取得できず”. 朝日新聞 (2022年7月2日). 2022年7月3日閲覧。
(二)^ “静岡県熱海市伊豆山への臨時気象観測所の設置について” (2021年7月6日). 2021年11月26日閲覧。
(三)^ “アメダスデータ等統合処理システムの運用開始について”. 気象庁 (2008年3月7日). 2019年5月1日閲覧。
(四)^ ﹁アメダス﹂とは? NHK放送文化研究所
(五)^ 天気や気温を伝える﹁気象庁のアメダス﹂ 平野亜矢、ITpro NETWORK調査隊 インフラ編、2006年12月22日、日経BP
(六)^ 京都新聞2010年9月7日付記事を筆頭とした一連の報道。
(七)^ 気象庁記者発表2010年9月30日付。
(八)^ “気象庁|報道発表資料”. www.jma.go.jp. 2022年10月26日閲覧。
(九)^ “よくある質問集 気象観測・統計データについて”. 気象庁. 2018年11月25日閲覧。
関連項目[編集]
- 清水逸郎
- 百葉箱
- 気象
- 気象庁
- 地球シミュレータ
- 地球科学に関する記事の一覧
- 区内観測所 - アメダス以前の気象観測所
- 環境センサーネットワーク(ドコモ)
- ソラテナ(ウェザーニューズ、KDDI)
- ウィンダス