京王バス府中営業所
概要[編集]
東京で初めて乗合バスを走らせた京王電気軌道のバス路線にルーツを持つ、非常に長い歴史を有するバス営業所である。京王電気軌道の乗合バス事業は鉄道開業によりいったん途絶えるが、甲州街道沿線を中心に広範囲で乗合バス事業を展開していた甲州街道乗合自動車を買収し、京王電軌直営の乗合バス事業として再開する。このエリアの路線が現在の新宿以西から府中・調布・小金井エリアの基礎となった。ただし京王電気軌道開業時の本社は代々幡町︵現・渋谷区︶に所在し、最初に開業したバス営業所は笹塚営業所︵初代︶である。またこれとは別に、南多摩では武蔵中央電気鉄道とその傘下の八王子市街自動車を買収して八王子営業所を設立したほか、当営業所地元の府中では京王電気軌道とは無関係に府中乗合自動車商会という事業者も立ち上げられた。
沿革[編集]
現行路線[編集]
国分寺線[編集]
●寺91‥府中駅 - 晴見町 - 明星学苑 - 東元町 - 国分寺駅南口︵平日のみ深夜バスあり︶ ●寺91‥農業高校 → 晴見町 → 明星学苑 → 東元町 → 国分寺駅南口︵早朝のみ︶ ●寺91急行‥府中駅 → 明星学苑︵平日朝ラッシュ時4本のみ︶ ●寺91央 急行‥明星学苑 → 府中駅︵平日午後5本のみ︶ ●寺91急行‥国分寺駅南口 → 明星学苑︵平日朝ラッシュ時6本のみ︶ ●寺91央 急行‥明星学苑 → 国分寺駅南口︵平日午後7本のみ︶ 府中駅と国分寺駅を国分寺街道経由で結ぶ路線。京王電鉄バスからの受託運行路線であったが、2021年11月16日より京王バスの自社路線になった。 京王電軌が1913年︵大正2年︶4月15日に京王線を開業した際に、鉄道未成区間で暫定的に運行した乗合バス2路線︵新宿 - 笹塚、調布 - 府中 - 国分寺︶のうち国分寺駅発着の路線があった[10]。これは東京府下では初の乗合バス路線である[10]。この路線は上述の通りいったん廃止になり、現在の路線は1932年︵昭和7年︶2月に府中乗合自動車商会が同じ府中 - 国分寺間で開業した路線を1944年︵昭和19年︶8月に買収したものだが、現在もなお一日を通して利用客が多く、京王バス全路線中で最多の運行本数を誇る主力路線であり続けている[10]。 東京農工大学本部・府中キャンパス、明星大学を運営する明星学苑が設置する幼稚園から高校までの各級学校︵中学・高校・小学校・幼稚園︶、都立府中高校、都立農業高校への通学輸送が最大の役割であり、特に明星学苑に対しては朝夕の通学時間帯に急行便︵途中停留所は通過︶も運行される。 また、府中など京王線沿線地域と国分寺駅から西武線を介して小平や東村山方面など北多摩北部地域との南北往来をするのにも便利に使える路線である。府中新町線[編集]
●寺92‥府中駅 - 学園通郵便局 - ︵東八道路︶ - 東元町 - 国分寺駅南口 ●府02‥府中駅 - 学園通郵便局 - ︵東八道路︶ - 府中高校北 - 東芝前︵北府中駅前︶ 府中駅と国分寺駅・東芝前︵北府中駅︶を東八道路経由で結ぶ路線。いずれも京王電鉄バスからの受託運行路線であったが、2021年11月16日より京王バスの自社路線になった。 いずれの系統も府中駅周辺での経路は後述の武71・武73系統︵小金井線︶と同様、府中駅行きは府中町二丁目回り、国分寺駅・東芝前行きは府中町一丁目・ルミエール府中回りで運行される。 寺92は1999年6月16日、東八道路の本格開業と合わせて開設された。国分寺駅から京王ストア栄町店までは寺91と同経路で、その先は東八道路を走行して府中駅へ向かう。主力路線の寺91に比べて本数は少なく、終日毎時3本程度の運行である。 府02は2014年4月14日に開設された。府中駅から東八道路経由で東芝前まで向かう大回りな経路をとる。運行開始当初は日中毎時1本運行されていたが、2018年4月16日のダイヤ改正で平日・土休日とも1往復のみに減便され、さらに2021年3月1日のダイヤ改正では土曜1往復のみに減便された。小金井線[編集]
●武71‥武蔵小金井駅南口 - 前原町 - 浅間町 - 一本木 - 府中駅 ●武73‥武蔵小金井駅南口 - 前原町 - 浅間町 - 学園通郵便局 - 府中駅︵平日のみ深夜バスあり︶ ●武66‥武蔵小金井駅南口 → 前原町 → 浅間町 → 学園通郵便局 → 明星学苑 → 府中営業所︵日曜・祝日の夜間のみ運行︶ JR中央線武蔵小金井駅と府中駅を結ぶ路線。ほぼ全路線で小金井街道を直進する一本木経由便と、浅間町停留所から府中学園通郵便局・府中第三郵便局へ向かう学園通り経由便で構成され、東京農工大学、東京工学院専門学校への通学輸送、東京法務局府中支局、東京自治会館、府中の森公園などへのアクセスを担う。かつては米軍府中通信施設への通勤輸送の役割もあった。 学園通郵便局経由便の方が本数が多く、2路線合わせて日中は毎時約6 - 7分間隔という高頻度運行がなされる。日中は武73が毎時6本程度、武73が2本出たところに武71が差し込まれる形で毎時3本程度の運行、この間武73は12 - 13分間隔が開く。 府中駅周辺での経路は、府中駅行きは府中町二丁目回り、武蔵小金井駅行きは府中駅発車後、府中町一丁目・ルミエール府中回りで運行される。 武66は、日曜・祝日の夜間のみ運行。武73は、平日に深夜バスを運行している。 2009年3月19日、武蔵小金井駅南口バス乗り場の駅直結化に合わせ、日中時間帯に運行していた同駅北口発着の武72・武74の運行を廃止。すべて同駅南口発着の武71・武73に統合された。 2022年2月16日に、武71・武73系統の一部便が小金井支所に移管され、小金井支所との共同運行となった。なお、武66系統および武73系統の深夜バスは引き続き府中営業所が単独で運行している。国立 (東芝) 線[編集]
●国01‥国立駅 - 東芝前︵北府中駅前︶ → 府中営業所 ●国02‥府中駅 - 府中営業所 - 東芝前︵北府中駅前︶ - 国立駅 ●国03‥府中駅 - 府中営業所 - 東芝前︵北府中駅前︶ - 総合医療センター - 国立駅 ●府21‥府中駅 - 府中営業所 - 東芝前︵北府中駅前︶ - 総合医療センター 府中駅から府中街道を経由して総合医療センター・国立駅へ向かう路線。病院輸送をメインに、東芝府中事業所への通勤輸送も担う。 2007年10月16日より京王電鉄バスからの受託運行路線に変更された。その後、2021年11月16日より京王バスの自社路線となった。 国01は、国立駅と府中営業所との出入庫系統。停留所位置の関係で入庫便は府中営業所行き、出庫便は東芝前始発となる。国02は早朝・夜間のみ運行で、総合医療センター構内に乗り入れない。国03は早朝・夜間を除く運行で、1999年1月8日の府中病院構内乗り入れ開始により、国02から系統分離された。府21は、総合医療センターまでの区間便で、当初は日中にも運行されていたが、現在は基本的に平日の朝夕のみ運行される。総合医療センター[編集]
●東京都立多摩総合医療センター︵旧‥東京都立府中病院︶と、東京都立小児総合医療センター、東京都立神経病院が併設されている。 ●京王バスの旅客案内︵行先表示・車内放送︶では、これらの総称として﹁総合医療センター・府中メディカルプラザ﹂と案内・表記される。 ●総合医療センター構内には広いロータリーが設置され、バス乗り場と冷暖房完備のバス待合所、タクシー乗り場、来院者用の一般車駐車場を備える。 ●京王バスの路線の結節点となっており、府中営業所の国03・府21、西国01、寺85、桜ヶ丘営業所の西府01︵本数少︶・永80、永81が乗り入れ、鉄道各駅とを結んでいる。 ●総合医療センターの一つ手前の、東京都立武蔵台学園︵旧‥東京都立武蔵台特別支援学校︶最寄りの﹁武蔵台学園﹂停留所は、経由する全系統で総合医療センター方向は降車専用となり乗車できない。谷保線[編集]
●国17‥府中駅 - 美好町 - 谷保天神 - 谷保駅 - 桐朋学園 - 国立駅 国立 (東芝) 線とは異なり、国道20号︵甲州街道︶・谷保駅を経由する。 京王線から一橋大学本部・国立キャンパス、都立国立高校、桐朋中学・高校、NHK学園への通学輸送を担う。1時間あたり毎時2本運行され、国立駅へ向かう国03と合わせれば、府中駅発は日中時間帯に1時間あたり毎時6 - 7本を確保している。 2021年5月頃に、京王バス桜ヶ丘営業所に2台が貸出され、一部は桜ヶ丘営業所に正式に所属している車両でも運行されていた。同月末に貸出終了に伴い、当営業所に返却となった。病院線[編集]
●西国01‥西国分寺駅 - 泉町三丁目 - 武蔵台学園 - 総合医療センター 多摩総合医療センター・小児総合医療センターと、最寄りのJR中央線・武蔵野線西国分寺駅を結ぶ︵#総合医療センターも参照︶。 片道所要時間わずか7分の短距離路線で、停留所は全部で上記の4つしかない。運行距離が短いことと乗降時間短縮のため、府中営業所の一般路線︵コミュニティバス除く︶では唯一となる均一運賃・前乗り中降り前払い制を採用しているのが特徴である。 ただし専用車両ではなく、他系統と共通の中乗り仕様の中型車︵日野・レインボーII、三菱ふそう・エアロミディMK︶の前扉に﹁入口﹂、中扉に﹁出口﹂のマグネットを貼って運用している。まれに中型長尺車や大型車が代走する場合がある。かつては小型車の日産ディーゼル・RNが使用されていたが、車両代替で中型車に置き換えられた。 従来より高頻度運転が行われているが、2016年8月8日からは朝ラッシュ時の混雑緩和のため、平日7時30分 - 8時30分の時間帯でさらに増便した[11]。 西国分寺駅の乗り場は南口ロータリーで、2箇所あるバス乗り場のうち、西国01・西府01︵西府線、西府駅行き︶は4番バス停を使用する。向かい側の停留所︵番号なし︶にはぶんバス日吉町ルートの乗り場があり、西国44・45系統︵府中駅行き︶もこちらを使用する。 ﹁泉町三丁目﹂停留所は停留所位置の関係で総合医療センター方向のみ停車する。停留所位置はぶんバス日吉町ルートと同位置で、バス停ポールは京王バスとぶんバス専用の2本が設置されている。 2009年3月14日のJR南武線西府駅開業に伴い、翌3月15日に西府01が開業した︵西府線、桜ヶ丘営業所が担当︶。これは西国01を西府駅まで延伸する形で新設された派生路線である。また、京王バス桜ヶ丘営業所の新しい路線の永80が2022年4月1日に開業、永山駅 → 中河原駅 → 西府駅 → 総合医療センターの記載されたバス停のみ停車し、平日朝1本のみ運行となる。翌年の2023年4月3日に新しい路線の永81が開業、西国分寺駅 → 総合医療センター 西府駅 → 中河原駅 → 永山駅の順となり、西国分寺駅から西府駅までは西府01と同じ停留所に停車し、西府駅から永山駅までは永80と同様の路線となり、平日夕1本のみ運行となる。 ※西国01は︵西府線、桜ヶ丘営業所︶の方で路線が増加傾向にあるため、将来的には桜ヶ丘営業所との共同運行の可能性が高い。 西府線については﹁桜ヶ丘営業所#西府線﹂を参照多喜窪線[編集]
●寺85‥総合医療センター - いずみプラザ前 - 国分寺駅南口 - 国分寺駅北口 - 喜平橋 - 小平団地 ●寺86‥国分寺駅北口 - 喜平橋 - 小平団地 ●寺83‥国分寺駅南口 - いずみプラザ前 - 東芝前︵北府中駅前︶ → 府中営業所 日本住宅公団︵現‥都市再生機構︶小平団地と、国分寺駅南口・多摩総合医療センターを結ぶ路線︵#総合医療センターも参照︶。 小金井営業所の下之原線︵武41、武蔵小金井駅北口 - 小平団地︶・立川バスの大沼団地線とともに、国分寺市本多、小平市上水南町・喜平町の地域輸送、関東管区警察学校、東京学芸大学、文化学園大学、早実への通学輸送、情報通信研究機構本部︵旧・郵政省通信総合研究所︶への通勤輸送、小平団地から多摩総合医療センターへの病院輸送などを担う。七小循環線[編集]
●府46‥府中駅 → インテリジェントパーク → 東芝南門 → 西原町一丁目 → 第七小学校入口 → 本宿小学校 → 東芝南門 → インテリジェントパーク → 府中駅 ●府46‥府中駅 → インテリジェントパーク → 東芝南門︵平日朝1本のみ運行︶ ●府46‥府中駅 → インテリジェントパーク → 東芝南門 → 西原町一丁目 → 第七小学校入口 → 富士見公園前︵夜間のみ運行︶ ●府42‥府中駅 → インテリジェントパーク → 東芝南門 → 西原町一丁目 → 第七小学校入口 → 美好町 → 府中駅︵土休日朝1本のみ運行︶ ●府42‥横街道 → 第七小学校入口 → 美好町 → 府中駅︵平日朝1本のみ運行︶ 府中市内の再開発地区である府中インテリジェントパークと府中駅を結ぶ循環路線。経路こそ異なるものの、ちゅうバス北山町循環と同様に府中駅から北上し、東芝南門停留所、府中市立本宿小学校、府中市立府中第七小学校付近を経由して、西原町地区を循環するラケット型循環路線となっている︵ちゅうバス北山町循環は隣町の北山町地区を循環する︶。日中は府46・西国45を合わせて毎時4本程度運行され、インテリジェントパークに入居する日本銀行府中分館、三井住友信託銀行証券代行部などの企業や東芝府中への通勤輸送がメインである。 旅客案内上は﹁府中インテリジェントパーク経由・第七小学校循環﹂であるが、長いため方向幕では﹁インテリ経由・七小循環﹂﹁インテリ・七小循環﹂などと省略される。また府中インテリジェントパークの停留所名についても、路線図では﹁府中インテリジェントパーク﹂、バス停ポールの表記や車内放送では﹁府中インテリジェントパークJタワー前﹂、側面方向幕では﹁IPJタワー﹂と、表記ゆれが激しい。 かつては美好町経由の府41が主体で、府中インテリジェントパーク方面は朝は府42、夕方は府42の逆回りの府45系統を運行していた。2001年3月の京王線の準特急運行開始[12]を契機に、府中インテリジェントパーク付近での需要増加と、甲州街道の混雑による遅延回避のため、府46の運行が開始された。その後はダイヤ改正のたびに府46にシフトするようになり、現在は府46を主体として府42は免許維持のようなダイヤになっている。府42の横街道︵旧﹁JAマインズ北山支店﹂停留所︶始発が平日早朝のみ1本ある他、2016年︵平成28年︶4月1日付で府46の区間便の東芝南門止まりが新設された。 2020年3月23日付で七小循環線のダイヤの一部を置き換え、七小西国分寺線︵西国44・45︶を開設︵後述︶。これにより七小循環線は大幅な減便となり、平日朝夕を除き毎時2本程度の運行となった。また、ちゅうバス北山町循環と共通の﹁JAマインズ北山支店前﹂の停留所名が﹁横街道﹂へ変更された[13]。JAマインズ北山支店は2015年3月13日に閉店し西府支店へ統合されたが[14]、その後も停留所名に残っていたため変更されたものである。 従来は深夜バスを運行していたが、新型コロナウイルス感染症の流行による2020年4月7日の緊急事態宣言発令[15]に伴い深夜バスは運休となった。またこの際に夜間の運行時間帯も繰り上げられ、土休日ダイヤの22時台の便は富士見公園前止まりに変更された。その後同年6月1日付ダイヤ改正により深夜バスは正式に廃止された。その後更に終バスが繰り上げられ富士見公園前止まりが平日は19時台以降も運行され土休日ダイヤは21時台のみに改正された。 府中市立府中第七小学校付近の道路が狭いため、原則として中型車が使用されるが、中型長尺車や大型車が充当されることもある。七小西国分寺線[編集]
●西国44‥府中駅 → インテリジェントパーク → 東芝南門 → 西原町南 → 西原町北 → 武蔵台学園 → 西国分寺駅︵平日朝、西国分寺駅方面のみ運行︶ ●西国45‥府中駅 → インテリジェントパーク → 東芝南門 → 本宿小学校 → 第七小学校入口 → せせらぎ公園 → 武蔵台学園 → 西国分寺駅 ●西国45‥西国分寺駅 → 武蔵台学園 → 武蔵台文化センター → 横街道 → 第七小学校入口 → 本宿小学校 → 東芝南門 → インテリジェントパーク → 府中駅 七小循環線のダイヤの一部を置き換える形で2020年3月23日より運行を開始した。鉄道では途中2回の乗り換えと分倍河原駅での他社連絡が必要な府中駅と西国分寺駅の間を直結する。運行時間帯は6時台︵土休日は7時台︶から21時台までで、毎時2 - 3本が設定されている。 西国44は、平日朝に西国分寺駅方面にのみ運行される路線で、本宿小学校から新府中街道を経由する。 西国45は西国分寺駅方面と府中駅方面では走行経路が一部異なり、西国分寺駅方面は富士見公園から府中七小通りを直進してせせらぎ公園を、府中駅方面は府中街道バイパス上の武蔵台文化センター西を経由する。大体は桜ヶ丘営業所の西府01と富士見公園前から西国分寺駅まで同じ経路を走行するが、桜ヶ丘営業所の西府01とは異なり総合医療センターには乗り入れない。 七小循環線と同様、第七小学校付近の道路が狭いため、原則として中型車が使用されるが、中型長尺車や大型車が充当されることもある。試験場線[編集]
●武84‥武蔵小金井駅南口 - 貫井坂下 - 多磨霊園裏門 - 試験場正門 - 多磨町 ●武85‥武蔵小金井駅南口 - 貫井坂下 - 多磨霊園裏門 - 試験場正門 - 多磨町 - 試験場正門 - 多磨霊園表門 - 多磨霊園駅 ●武94‥武蔵小金井駅南口 - 前原坂 - 多磨霊園裏門 - 試験場正門 - 多磨町 ●武95‥武蔵小金井駅南口 - 前原坂 - 多磨霊園裏門 - 試験場正門 - 多磨町 - 試験場正門 - 多磨霊園表門 - 多磨霊園駅 ●磨01‥多磨町 - 試験場正門 - 多磨霊園表門 - 多磨霊園駅 ●磨02‥多磨霊園表門 - 多磨霊園駅︵彼岸シーズンのみ運行︶ ︵いずれも小金井支所と共同運行︶ 武蔵小金井駅と多磨霊園駅を、府中運転免許試験場・都立多磨霊園を経由して結ぶ路線。調布営業所の大沢線、小田急バスの境96系統と共に府中試験場を訪れる都民に利用される。郷土の森線[編集]
●府52‥府中駅 - 府中市役所 - 本町二丁目︵府中本町駅入口︶ - 分倍河原駅 - 郷土の森正門前 - 郷土の森総合体育館︵旧・健康センター︶ ●分52‥分倍河原駅 - 郷土の森正門前 - 郷土の森総合体育館︵旧・健康センター︶ 分倍河原駅・府中駅と郷土の森総合体育館を結ぶ路線。府中市郷土の森公園と園内にある府中市郷土の森博物館へのアクセス路線である。郷土の森方面への一部経路はちゅうバス 南町・四谷循環と重複しており、分倍河原駅ロータリーのバス停留所を共有している。郷土の森で梅まつりやあじさいまつりが開催される際には増発便が運行される事があり、行先表示器のLEDに梅や紫陽花のイラストが表示される場合もある。 府52は、土休日3往復のみの運行。分52の出入庫を兼ねている。また、府中駅 - 分倍河原駅間の一部経路もちゅうバス 南町・四谷循環と重複している。稲城線[編集]
●府61‥府中駅 → 府中市役所 → 競馬場前 → 是政 → 稲城市立病院 ●府61‥稲城市立病院 → 南多摩駅 → 是政 → 競馬場前 → 府中市役所 → 府中駅 府61は、京王バスでは唯一是政橋を渡る系統である。是政駅前には乗り入れず、駅付近の府中街道沿いにある﹁是政﹂停留所から多摩川を越えて稲城市へ乗り入れる。稲城市立病院行は﹁南多摩駅﹂停留所には停車せず、﹁是政﹂停留所発車後終点まで停車しない。 2008年までは平日・土休日問わず日中のみ毎時1本のみ運行されていたが、その後のダイヤ改正で平日3本のみに減便。さらに2018年4月16日のダイヤ改正で平日1日1本のみとなった。東府中線[編集]
●府75‥東府中駅 - 浅間町三丁目 - 貫井坂下 - 武蔵小金井駅南口 ●府75‥浅間町三丁目 → 貫井坂下 → 武蔵小金井駅南口︵出庫便︶ ●府75‥東府中駅 → 人見街道入口 → 若松町三丁目 → 浅間町三丁目︵入庫便︶ ●府75‥東府中駅 - 浅間町三丁目 - 貫井トンネル下︵出入庫便︶ 武蔵小金井駅と東府中駅を、新小金井街道経由で結ぶ路線。 2011年4月1日、武蔵小金井駅南口の工事完了とバスロータリー完成に合わせ、北口発着から南口発着に変更。 2018年4月16日のダイヤ改正で、小金井営業所へ移管されていた府75系統が再移管され、府中営業所の担当となった。その後、2022年2月16日に一部便が小金井支所に移管され、小金井支所との共同運行となっている。 小金井営業所時代は入出庫便として貫井トンネル下発着が各1本あったが、再移管により浅間町三丁目発着に変更された[16]。その後、2022年12月1日のダイヤ改正で貫井トンネル下発着の出入庫便が復活した[17]。出入庫路線[編集]
●府01‥府中駅 → ︵直行︶ → 府中営業所 ●府01‥府中営業所 → 市民球場前 → 寿町一丁目 → 府中駅 府中駅発着路線の出入庫系統で、路線図には掲載されていない。府中営業所行きのみ直行便として運行される。 かつては府中営業所行きも途中停留所に停車していたが、利用者が少ないため営業所への直行便となり、誤乗車防止のため行先表示に﹁府中営業所︵直行︶﹂と表示するようになった。入庫便に関しては北府中駅南と副名称がついている。 下りは9時台から一時間に2 - 3本間隔で運行され、上りは随時運行される。コミュニティバス[編集]
以下の3市のコミュニティバスを運行受託している。路線の詳細や車両などについては、各コミュニティバスの記事を参照のこと。 ●小金井市コミュニティバス﹁CoCoバス﹂ ●国分寺市コミュニティバス﹁ぶんバス﹂ ●府中市コミュニティバス﹁ちゅうバス﹂空港連絡バス[編集]
●小金井羽田線‥羽田空港 - 調布駅 - 武蔵小金井駅南口︵調布営業所と共管、東京空港交通羽田運行事業所と共同運行︶ ●国分寺羽田線‥羽田空港 - 府中駅 - 国分寺駅南口 - 西国分寺駅東︵同上︶ ●調布成田線‥成田空港 - 調布駅 - 府中駅 - 西国分寺駅東︵同上︶ 西国分寺駅周辺再開発事業により設置された﹁西国分寺駅東側交通広場﹂には、従来からWILLER EXPRESSの高速バスが発着していたが、京王バスの﹁西国分寺駅東﹂バス停留所が新設され、2018年10月1日、より羽田空港連絡バスの乗り入れが開始された[18]。なお同年12月1日からはぶんバス 北町ルートが﹁西国分寺駅東﹂停留所発着に変更されている。 2019年7月12日より、調布成田線の往復8便︵一部は若葉台駅・稲城駅発着︶のうち、京王担当便の一部便が西国分寺駅東・府中駅発着となった。成田空港行きの8103便・8111便、成田空港発の8106便・8114便が西国分寺駅東・府中駅発着に変更。:高速バス[編集]
- 富士五湖線・富士山五合目線:バスタ新宿 - 中央道日野 - 富士急ハイランド - 河口湖駅 (- (無停車) - 富士山五合目)(永福町営業所・南大沢営業所と共管、富士急行→富士急バス・フジエクスプレスと共同運行)
移管路線[編集]
中大循環線[編集]
- 武31:武蔵小金井駅北口 → 京王ストア(先回り) → 中大付属高校(中大循環) → 武蔵小金井駅北口
- 武31:武蔵小金井駅北口 → 中大付属高校(中大循環) → 京王ストア(後回り) → 本町二丁目 → 武蔵小金井駅北口
- 武31:(朝のみ/本数少)プール前 → 中大付属高校(中大循環) → 京王ストア(後回り) → 本町2 → 武蔵小金井駅北口
- 武31:(夜間のみ/本数少)武蔵小金井駅北口 → 京王ストア → 中大付属高校(止まり)
京王バス小金井・小金井営業所(現 京王電鉄バス小金井営業所)へ移管された[いつ?]。
下之原線[編集]
- 武41:武蔵小金井駅北口 - 学芸大正門 - 本多五丁目 - 喜平橋 - 小平団地(深夜バスあり)
京王バス小金井・小金井営業所(現 京王電鉄バス小金井営業所)へ移管された[いつ?]。
西之久保循環線[編集]
- 武51:武蔵小金井駅南口 - 前原町 - 貫井南町一丁目 - 東京経済大学前 - 武蔵小金井駅南口
2018年4月16日付ダイヤ改正で、京王バス小金井・小金井営業所(現 京王電鉄バス小金井営業所)へ移管。現在は府中営業所小金井支所が担当している。
関野橋線[編集]
- 武02:本町五丁目 - 武蔵小金井駅北口 - 関野橋 - 東小金井駅
- 東01:東小金井駅 - 法政大学 - 関野橋 - 東小金井駅(関野橋循環)
2018年4月16日付ダイヤ改正で、京王バス小金井・小金井営業所(現 京王電鉄バス小金井営業所)へ移管。
井口線[編集]
2018年4月16日付ダイヤ改正で、京王バス小金井・小金井営業所(現 京王電鉄バス小金井営業所)へ移管。現在は府中営業所小金井支所が担当している。
四谷線[編集]
- 中02:中河原駅 - 四谷新道 - 稲荷神社 - 四谷六丁目 - 都営泉二丁目
- 中03:中河原駅 - NEC正門 - 四谷六丁目 - 都営泉二丁目
- 桜08:聖蹟桜ヶ丘駅 ← 中河原駅 ← 四谷新道 ← 稲荷神社 ← 四谷六丁目 ← 都営泉二丁目
2018年4月16日のダイヤ改正で、京王電鉄バス桜ヶ丘営業所へ再移管(現在は京王バス桜ヶ丘営業所が担当)。
府中四谷橋線[編集]
- 国18:国立駅 - 桐朋学園 - 谷保駅 - 谷保天神 - 府中西高校入口 - 日新町二丁目 - 稲荷神社 - 府中四谷橋北 - 一の宮ストア - 聖蹟桜ヶ丘駅
- 桜19:聖蹟桜ヶ丘駅 - 一の宮ストア - 府中四谷橋北 - デュオヒルズ前 - 三屋 - 都営泉二丁目
2018年4月16日のダイヤ改正で、京王電鉄バス桜ヶ丘営業所へ再移管(桜19は府中営業所時代に新設されたので移管)。なお、現在は京王バス桜ヶ丘営業所が担当している。
西府線[編集]
2018年4月16日のダイヤ改正で、京王電鉄バス桜ヶ丘営業所へ再移管(現在は京王バス桜ヶ丘営業所が担当)。
大沢線[編集]
2020年11月16日のダイヤ改正で、調布営業所へ移管。
廃止・撤退路線[編集]
押立町線[編集]
1997年、府中市役所が旧京王帝都電鉄にミニバス(日野・リエッセ)2台を寄贈の上で設定された、コミュニティバス的性格の強い路線。府中駅 - 車返団地止まりの区間便も存在した。
2008年3月25日、ちゅうバス押立町・朝日町循環に再編の上で廃止。
立川線[編集]
東京都営との共同運行だった302系統(新宿駅 - 八王子駅)の廃止に伴う代替として、1972年5月1日付で新設。2006年1月29日限りで廃止。
東府中線(一部系統・区間の廃止)[編集]
- 府32:府中駅前 - 東府中駅前 - 浅間町三丁目 - 貫井坂下 - 武蔵小金井駅北口
小金井線︵一部系統の廃止︶[編集]
●武72‥武蔵小金井駅北口 - 一本木 - 府中駅 ●武74‥武蔵小金井駅北口 - 学園通郵便局 - 府中駅 武72・武74は、2009年3月19日、武蔵小金井駅南口バス乗り場の駅直結化により、武71・武73に統合されて廃止。武72・武74は、府中駅発10時27分 - 14時27分と、武蔵小金井駅発11時 - 15時のみ運行していた。 ●武61‥武蔵小金井駅南口 - 前原町 - 浅間町 - 明星学苑 - 国分寺駅南口大沢線︵一部系統の廃止︶[編集]
●武91‥多磨霊園裏門 - 試験場正門 - 調布駅北口 武91の出入庫便。武91の調布営業所への移管に伴い、2020年11月15日限りで廃止。 ●武91‥武蔵小金井駅北口 - 前原坂 - 試験場正門 - 調布駅北口 府75・武91は、2011年4月1日の武蔵小金井駅南口ロータリーの完成により、武蔵小金井駅南口発着に変更された。系統番号は存続。 ●武92‥武蔵小金井駅北口 - 貫井南町一丁目 - 試験場正門 - 調布駅北口 武92は2009年3月19日、武蔵小金井駅南口バス乗り場の駅直結化により、武93と差し替える形で廃止。 ●武56‥武蔵小金井駅南口 → 貫井南町一丁目 武56は、2023年11月16日に小金井支所管轄として復活しているが、貫井南町一丁目までの区間便は、2020年11月15日限りで廃止されて以来復活していない。試験場線︵一部系統の廃止︶[編集]
●武82‥武蔵小金井駅北口 - 貫井坂下 - 試験場正門 - 多磨町 ●武83‥武蔵小金井駅北口 - 貫井坂下 - 試験場正門 - 多磨町 - 多磨霊園駅 武82・武83は、2011年4月1日の武蔵小金井駅南口ロータリーの完成により、発着場所が変更されたため廃止。西之久保循環線︵一部系統の廃止︶[編集]
●武51‥新町二丁目北 → 貫井南町一丁目 → 貫井南町四丁目 → 武蔵小金井駅南口 武51の出庫便。京王バス小金井への移管に伴い2018年4月15日限りで廃止。平日早朝2本、土休日早朝1本のみの運行であった。これにより、新町二丁目北 - 貫井南町一丁目間はバスの運行が無くなった。郷土の森線(一部系統の廃止)[編集]
- 府51:府中駅 - 東京競馬場 - 健康センター
稲城線(一部系統の廃止)[編集]
- 府61:府中駅 - 是政 - 稲城団地
関野橋線(一部系統の廃止)[編集]
- 東11:東小金井駅 - 関野橋
- 武01:武蔵小金井駅北口 - 東小金井駅
- 武01:関野橋 - 武蔵小金井駅北口 - 本町二丁目
多喜窪線(一部系統の廃止)[編集]
寺83系統の総合医療センターから先、国立(東芝)線と同じルートで国立駅まで運転されていた路線。総合医療センター構内への乗り入れ開始に伴い再編が行われ廃止された。
- 寺86:国分寺駅南口 - 喜平橋 - 小平団地
寺86は2020年12月23日、国分寺駅北口交通広場開放に伴い、国分寺駅北口発着に変更された。
谷保線(一部系統の廃止・撤退)[編集]
国17系統および府中四谷橋線の区間便。立川バス主導で共同運行が行われていた。現在は立川バスが単独で運行する。
七小循環線(一部系統の廃止)[編集]
- 府41:府中駅 → 美好町 → 本宿小学校 → 西原町一丁目 → 第七小学校 → 美好町 → 府中駅
- 府41:府中駅 → 美好町 → 本宿小学校 → 西原町一丁目 → 第七小学校 → 富士見公園
- 府45:府中駅 → 美好町 → 本宿小学校 → 西原町一丁目 → 第七小学校 → 本宿小学校 → 東芝南門 → インテリジェントパーク → 府中駅
特定輸送[編集]
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京王バスが運行するスクールバス(フロント&公式側) ※除籍済
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京王バスが運行するスクールバス(リア&非公式側) ※除籍済
車両[編集]
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府中営業所所属車両
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府中営業所所属車両(京王電鉄バス時代に導入された車両)
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府中営業所所属車両
(旧塗装復刻車両) -
過去の車両(日産ディーゼル・RN)