京王電鉄バス
画像右奥手前は本社の京王府中晴見町ビル (京王バス府中営業所) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒183-0057 東京都府中市晴見町二丁目22番地 京王府中晴見町ビル[1] 北緯35度40分44.2秒 東経139度28分23.5秒 / 北緯35.678944度 東経139.473194度座標: 北緯35度40分44.2秒 東経139度28分23.5秒 / 北緯35.678944度 東経139.473194度 |
本店所在地 |
〒206-8502 東京都多摩市関戸一丁目9番地1 北緯35度39分4.9秒 東経139度26分53.3秒 / 北緯35.651361度 東経139.448139度 |
設立 | 2002年2月1日[1] |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 9013401002381 |
事業内容 | 乗合バス事業、貸切バス事業、特定バス事業他 |
代表者 | 代表取締役社長 宮坂周治[1] |
資本金 | 1億円[2] |
発行済株式総数 |
9万2000株 (2010年3月31日現在) |
売上高 |
58億9000万円 (2021年3月期) [3] |
営業利益 |
▲16億0900万円 (2021年3月期)[3] |
経常利益 |
▲15億8400万円 (2021年3月期)[3] |
純利益 |
1億5300万円 (2023年3月期)[4] |
総資産 |
270億5600万円 (2023年3月期)[4] |
従業員数 | 524名(2023年3月31日時点)[1] |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 京王電鉄 100% |
主要子会社 | 京王バス 100%[5] |
関係する人物 | 永田正 |
外部リンク | https://www.keio-bus.com/ |
概要[編集]
沿革[編集]
京王電気軌道のバス事業[編集]
京王電気軌道以外のバス事業[編集]
京王電気軌道が直営で運行していたバス路線のエリアは、おおむね甲州街道上または新宿区十二社周辺および、現在の多摩地域であった。 現在の京王バス中野営業所および永福町営業所が管轄する路線の多くは、東京横浜電鉄︵東急東横線の前身︶傘下の東横乗合︵東急バスの前身︶が、中野・杉並両区内の事業者を統合して運行していたものである。 東横乗合は恵比寿駅 - 田町駅間を運行していたエビス乗合自動車が、1929年︵昭和4年︶8月19日に東京横浜電鉄の傘下に入り、同年11月21日に同系の代々木乗合自動車を合併して商号変更した会社で、同時に同社直営の中目黒線︵大橋 - 大鳥神社間︶を譲受した。 このうち代々木乗合自動車は1920年︵大正9年︶12月25日加藤義満や伊崎捨次郎、瀬戸喜重郎ら地元の有力者が設立した会社で、渋谷駅 - 三角橋︵松陰学院前︶間を開通させ、翌1921年︵大正10年︶6月30日にはこれを東北沢を経て幡ヶ谷まで延伸したが業績は芳しくなく、1922年︵大正11年︶8月19日東京乗合自動車︵青バス︶にいた近藤富次郎が専務に就任し再建に成功。さらにその同年12月23日には三角橋 - 淡島間︵のち廃止︶、同月29日には大向 - 代々木西原町間︵のち初台まで延長︶をそれぞれ開通。1928年︵昭和3年︶に幡ヶ谷自動車︵1925年︵大正14年︶12月21日創業︶を合併して幡ヶ谷から中野登記所︵のちの千代田町、現・新橋通り︶まで延伸した。 東京横浜電鉄の傘下に入ったのは、同社の代表者である五島慶太と近藤の個人的な繋がりによるもので、五島は近藤とともに代々木乗合自動車の役員に就任していたが、近藤の専務就任も五島の推薦によって実現していた。東横乗合成立後も近藤は東横乗合の役員に収まって戦前の東京横浜電鉄のバス事業を支え続けた。 その後路線は現在の中野・杉並区内を延伸し、川島︵現・川島通り︶から十貫坂上・鍋屋横丁を通り中野駅までや、十貫坂上で分かれて救世軍診療所前を経て堀ノ内まで、東京高校前から上ノ山︵南台三丁目付近︶を経て大宮八幡にまでそれぞれ達した。1932年︵昭和7年︶12月8日には堀ノ内 - 武蔵小金井駅間、井の頭公園 - 牟礼間を運行していた城西乗合自動車商会︵1929年︵昭和4年︶5月20日に稲垣譲が創業[22]︶を買収。1936年︵昭和11年︶6月1日には中野坂上 - 中野駅 - 沼袋駅 - 練馬駅間を運行していた大正自動車︵1925年︵大正14年︶3月27日に利根川久衛、飯塚宗次郎、青柳文治等が設立︶を合併して現在の練馬区まで路線を拡げた。大正自動車もまた、買収当時の代表者の児玉衛一が五島とは同郷でかつ旧制松本中学校の同窓生だった繋がりがあった。 東京横浜電鉄は1936年︵昭和11年︶11月1日に東横乗合を吸収合併して東京市内のバス事業を直営化した。 一方、これより先現在の三鷹線︵鷹64系統︶の原型路線である大宮八幡 - 武蔵小金井駅間、井の頭公園 - 牟礼 間の2路線は、不採算のため1935年4月8日に東横乗合から帝都電鉄︵京王井の頭線の前身︶に譲渡され、帝都電鉄バスとして運行されることになった[10]。1940年︵昭和15年︶5月1日、帝都電鉄は同じ鬼怒川水力電気系の小田原急行鉄道に合併されるが、同年12月1日をもって旧帝都電鉄バスの2路線は運休となった[23]。なお、1941年︵昭和16年︶3月1日電力国家管理に伴い主業を失った鬼怒川水力電気が小田原急行鉄道を吸収合併して小田急電鉄と改称しているが、バス路線も休止中のまま同社に継承された。 1939年︵昭和14年︶10月1日、東京横浜電鉄は姉妹会社の目黒蒲田電鉄に合併するが、同月16日に目黒蒲田電鉄が逆に東京横浜電鉄に改称。1942年︵昭和17年︶5月1日、東京横浜電鉄は京浜電気鉄道と小田急電鉄を合併して東京急行電鉄に改称。﹁大東急﹂が成立した。年譜[編集]
京王電軌・大東急時代︵1913 - 1948︶[編集]
●1910年9月21日 - 京王電気軌道、資本金125万円︵払込資本金31万2500円︶で会社設立、本店を東京府豊多摩郡代々幡村大字代々木字山谷291番地に置く[9]。 ●創業の地・代々幡村と京王の関わりについては﹁代々幡町#代々幡村と京王電鉄﹂を参照。 ●1913年4月15日 - 京王電気軌道、鉄道未成区間の補助として、新宿駅 - 笹塚駅間および調布駅 - 府中 - 国分寺駅間で乗合バスを開業[7]。 ●1914年2月1日 - 調布駅 - 府中 - 国分寺駅間の乗合バスを運休。そのまま廃止。 ●1915年2月15日 - 新宿駅 - 笹塚駅間の乗合バス、鉄道開業に伴い廃止。 ●1927年10月28日 - 京王電気軌道の本社ビル﹁京王新宿ビルディング﹂完成。新宿追分駅をビル1階へ移転し、本社を代々幡から新宿へ移転[9]。 ●1935年4月8日 - 帝都電鉄、東横乗合から一部路線︵大宮八幡前 - 武蔵小金井駅間、牟礼 - 井の頭公園間︶を譲受して乗合バス事業を開始。 ●1937年12月1日 - 甲州街道乗合自動車︵新宿駅 - 八王子駅 - 高尾山間他︶を完全買収し事業一切を吸収。京王電気軌道自動車課および同課笹塚営業所を開設[10]。京王電気軌道の乗合バス事業が復活する[7]。 ●1938年 ●3月21日 - 八王子市街自動車︵武蔵中央電気鉄道傘下︶を買収し、京王電気軌道の乗合バスとして運営[7]。自動車課八王子営業所を開設[10]。 ●8月1日 - 高幡乗合自動車株式会社︵高幡 - 立川間︶を買収し、事業を吸収[7]。 ●1939年3月1日 - 由木乗合自動車株式会社︵八王子 - 由木 - 相原間︶を買収し、事業を吸収[7]。 ●1942年2月1日 - 陸上交通事業調整法に基づく戦時統合のため、東京市内︵山手線以内︶の路線を東京市へ譲渡[7]。 ●1944年 ●5月31日 - 陸上交通事業調整法により東京急行電鉄︵いわゆる大東急︶と合併、﹁京王営業局﹂として営業開始[7]。 ●8月1日 - 府中乗合自動車商会を買収し、事業を吸収。京王帝都・京王電鉄直営時代︵1948 - 2002︶[編集]
●1948年 ●6月1日 - 東京急行電鉄から分離独立し、京王帝都電鉄株式会社として設立。直営のバス営業所として、京王帝都電鉄中野営業所・国分寺営業所︵現・府中営業所︶・八王子営業所の3営業所を開設[7]。京王線以北を中心とするバス路線を東急から譲受。 ●9月16日 - 永福町営業所を新設[7]。 ●1949年 ●4月 - 都内で初のディーゼルバスを導入。 ●8月15日 - 国分寺営業所を府中へ移転の上廃止、東府中営業所として拡充新設[7]。 ●10月 - 東京都交通局と協定を結び、都心乗り入れ線新橋駅 - 下高井戸間を開業。 ●12月25日 - 京王帝都電鉄笹塚営業所を新設、永福町営業所は笹塚営業所支所となる[7]。 ●1951年 ●6月1日 - 観光バス事業を開始[7]。 ●7月1日 - 永福町支所が笹塚営業所より独立、ふたたび永福町営業所となる[7]。 ●1953年7月21日 - 新宿営業所を新設[7] ●1955年12月10日 - 笹塚営業所が世田谷区へ移転、世田谷営業所︵1970年12月1日廃止、永福町営業所へ統合︶となる[7]。 ●1958年 ●3月18日 - 世田谷営業所から分離独立する形で、観光バス営業所を代田橋に移転新設[7]。 ●8月16日 - 東府中営業所から移転する形で、府中営業所を新設[7]。 ●10月16日 - 府中営業所小金井支所を新設[7]。 ●1960年 ●1月1日 - 八王子営業所を並木町から旭町へ移転[26]︵旭町14、現‥京王プラザホテル八王子︶。 ●4月1日 - 八王子市街地区でワンマンカーを導入[7]。 ●1962年1月16日 - 小金井支所が府中営業所より独立、小金井営業所となる[7]。 ●1963年1月16日 - 練馬営業所を新設[7]︵1975年9月1日廃止、中野営業所へ統合︶。 ●1964年 ●1月14日 - 観光バス営業所を千歳烏山へ移転︵営業事務所のみ移転︶[7] ●5月16日 - 府中営業所桜ヶ丘支所︵現・京王電鉄バス桜ヶ丘営業所︶を新設[7] ●1967年 ●4月16日 - 新宿営業所を廃止[26] ●5月16日 - 府中営業所調布支所︵現・京王バス調布営業所︶を新設[7] ●7月16日 - 観光バス営業所を新宿営業所跡地へ移転[7] ●1968年8月 - 府中営業所桜ヶ丘支所が桜ヶ丘営業所に昇格[27]。 ●1970年 ●12月1日 - 世田谷営業所︵旧・笹塚営業所︶を永福町営業所へ統合の上廃止[7]。 ●12月 - 路線バスに3扉車を初導入[7]。 ●1971年 ●3月26日 - 多摩ニュータウンにおけるバス運行を開始[7]。 ●4月5日 - 新宿駅西口に新宿高速バスターミナルが完成[7]。 ●1972年 ●3月1日 - 永福町営業所内に永福町中央工場を新設[7]。 ●7月23日 - 小金井営業所がふたたび府中営業所へ統合される[7]。 ●1973年3月 - 本社観光バス課と観光バス営業所を一本化し、観光バスセンターを設立[26] ●1974年10月 - 中野営業所で無担当車制を正式導入。他の営業所でも担当車制を順次廃止、1978年中には完了[26]。 ●1975年 ●4月 - 路線バスの塗色を変更、2色に簡略化︵2代目京王帝都カラー︶[26]。 ●9月1日 - 練馬営業所が中野営業所へ統合の上廃止[7]。 ●1976年 ●4月 - 路線バスのワンマン化が完了[7]。 ●7月 - 路線バスに冷房車を導入[7]。 ●1977年 - 京王帝都電鉄︵当時︶八王子営業所高尾車庫を開設。寺田支所の前身となる。 ●1980年4月16日 - 路線バスで深夜バスの運行を開始[7]。 ●1981年11月4日 - 高尾車庫を閉鎖し、八王子営業所寺田車庫を開設。 ●1983年7月 - 桜ヶ丘営業所多摩車庫を開設。 ●1984年4月2日 - 桜ヶ丘営業所を多摩車庫へ移転して多摩営業所とする[7]。同時に、桜ヶ丘営業所は多摩営業所桜ヶ丘車庫に降格[27]。 ●1986年8月20日 - コミュニティバス﹁日野市ミニバス﹂の運行を開始[7]。ミニバス用に日野・レインボーRBを導入。 ●1988年9月2日 - 路線バスに機械式AT車を初導入[7]。 ●1989年 ●4月2日 - 京王八王子駅が地下化[7]。 ●6月28日 - バス運行管理システム導入完了[7]。 ●10月14日 - 夜行高速バスに参入、新宿駅西口 - 高松線﹁ハローブリッジ号﹂運行開始[7]︵1996年10月、西東京バスに移管︶。 ●12月11日 - 深夜急行バスに参入、新宿駅西口 - 京王八王子駅間で運行開始。 ●12月20日 - 京王八王子高速バスターミナルが完成[7]。 ●12月22日 - 京王八王子高速バスターミナル発着の中央高速バス八王子 - 沼津線﹁スキッパー号﹂運行開始。富士急行と共同運行︵1996年7月路線廃止︶[7]。 ●この年[要出典]、東京オペラシティタワー建設のため、新宿営業所の跡地にあった観光バス営業所が廃止。 ●1990年 ●6月 - 路線バスの車体塗色を再度変更[7]。﹁リフレッシング京王﹂によるCI導入により、アイボリーに京王レッド・京王ブルーのストライプ︵京王電鉄カラー︶となる[28]。 ●9月30日 - 路線バス車両の冷房化率100%を達成[7]。 ●10月12日 - 新宿駅西口 - 西鉄天神バスセンター︵現・西鉄天神高速バスターミナル︶間に夜行高速バス﹁はかた号﹂運行開始、日本最長路線の誕生。西日本鉄道との共同運行︵1999年1月京王は撤退、西鉄の単独運行となる︶[7]。 ●1991年9月17日 - 京王八王子駅バスターミナル︵一般路線バスのりば︶使用開始[7]。 ●1992年 ●3月25日 - 八王子営業所を八王子駅北口の旭町から、長沼町の北野車庫へ移転[27]︵跡地には京王プラザホテル八王子が1994年9月9日開業︶[7]。京王帝都電鉄︵当時︶八王子営業所南大沢支所︵現・京王バス南大沢営業所︶を開設[7]。 ●1993年 ●3月31日 - 府中駅前︵府中市府中町1-9︶に京王府中1丁目ビルが完成[7]。 ●10月 - 京王線・路線バス開業80周年、井の頭線開業60周年記念行事が実施される[7]。 ●1994年8月26日 - 路線バスにワンステップバスを導入[7]︵日産ディーゼル・JP︶。 ●1995年8月28日 - 路線バスに車椅子用スロープ板付き超低床バスを導入[7]。 ●1996年 ●9月1日 - バス共通カードを府中営業所を除く多摩地区に導入[7]。多摩営業所において乗降方式を変更。 ●10月1日 - 路線バスに車椅子用スロープ板付き小型バスを導入[7]︵日産ディーゼル・RN︶。 ●11月1日 - 全営業所でバス共通カードの導入完了[7]。府中営業所において乗降方式を変更。 ●1997年 ●4月1日 - 最初の分離子会社として︵初代︶京王バス株式会社を設立[7]。 ●10月1日 - 京王バス営業開始。京王帝都電鉄府中営業所調布支所の移管を行い﹁京王バス調布営業所﹂とする[7]。ここからバス事業の分社化が始まる。 ●1998年 ●7月1日 - 京王帝都電鉄が﹁京王電鉄株式会社﹂に商号変更[7]。 ●10月16日 - 京王バス、京王電鉄の一部路線の受託運行を開始[7]。 ●2000年 ●7月19日 - 京王バスが、空港連絡バス調布羽田線を運行開始[7]。 ●11月21日 - 高速バスインターネット予約サイト﹁ハイウェイバスドットコム﹂を開設[7]。 ●2001年 ●6月21日 - 路線バスインターネット検索サイト﹁バスナビドットコム﹂を開設[7]。 ●12月17日 - 2番目の分離子会社として南大沢京王バス株式会社設立[7]。 ●12月18日 - 京王バスが、空港連絡バス国分寺羽田線を運行開始[7]。京王電鉄バス時代︵2002 - ︶[編集]
●2002年 ●2月1日 - 京王電鉄バス株式会社を設立[7]。本社を府中駅前の京王府中1丁目ビルに置く。 ●4月1日 - 南大沢京王バスが営業開始[7]。京王電鉄︵当時︶八王子営業所南大沢支所の移管を行う形で営業開始する。 ●8月1日 - 京王電鉄バスが京王電鉄より乗合バス事業を譲受して営業開始[7]。分離子会社を傘下とする京王電鉄バスグループとなる。これに伴い多摩営業所桜ヶ丘車庫は京王電鉄バス桜ヶ丘営業所として再び営業所に昇格[27]。 ●2002年 ●3月20日 - 京王バスが、中野駅 - 羽田空港の空港連絡バスを運行開始[7]︵2005年7月廃止[7]︶。 ●12月20日 - 京王バスと名鉄バスの共同運行で、中央高速バス名古屋線を運行開始[7]。 ●2003年 ●3月4日 - 京王バスが、空港連絡バス羽田多摩センター線を運行開始[7]。 ●4月1日 - 京王バスとおんたけ交通の共同運行で、中央高速バス木曽福島線を運行開始[7]。 ●4月25日 - 京王バスが、空港連絡バス調布成田線を運行開始[7]。 ●5月14日 - 京王電鉄バスが京王バス中央株式会社を設立[7]、京王電鉄バス府中営業所内に併設。 ●10月1日 - 京王バスは京王バス東株式会社、南大沢京王バスは京王バス南株式会社へそれぞれ商号変更[7]。京王電鉄バスの府中地区路線の一部を京王バス中央へ、八王子西南部地区路線を京王バス南へそれぞれ移管。 ●12月10日 - 京王バス東と神姫バスの共同運行で、夜行高速バス新宿姫路線を運行開始[7]。 ●2004年12月10日 - 京王バス小金井株式会社を設立[7]。 ●2005年11月16日 - 京王バス小金井が営業開始[7]。京王電鉄バス府中営業所より小金井地区の路線の一部を移管される。 ●2007年 ●3月18日 - PASMOサービス開始[7]。中野営業所・調布営業所・府中営業所・小金井営業所の路線バスに導入。首都圏ICカード相互利用サービスによりPASMO導入車両ではSuicaも利用可能となる。 ●9月30日 - 子会社も含む全営業所︵一部コミュニティバス等を除く︶においてPASMOの導入が完了。 ●2008年8月1日 - 京王電鉄バス多摩営業所内に、京王バス南・多摩営業所を併設。 ●2010年7月31日 - バス共通カードの取り扱いを終了。 ●2011年 ●2月1日 - 京王電鉄バスグループで、金額式IC定期券﹁モットクパス﹂のサービス開始[7]。 ●2月11日 - 京王電鉄バス多摩営業所を﹁桜ヶ丘営業所多摩車庫﹂として再編。 ●2012年 ●4月1日 - 桜ヶ丘営業所多摩車庫を廃止の上、京王バス南・多摩営業所に統一。 ●8月5日 - 千葉中央バスと京王バス東︵調布営業所︶との共同運行で、高速バス土気線を運行開始[7]。 ●9月1日 - 京王バス東︵調布営業所︶と京王バス中央︵府中営業所︶の共同運行で、空港連絡バス国分寺羽田線の武蔵小金井系統を運行開始[7]。 ●2013年 ●1月 - 京王の電車・バス開業100周年記念行事を実施[7]。 ●3月23日 - 交通系ICカード全国相互利用サービス開始。 ●4月14日 - 京王の電車・バス開業100周年記念﹁旧塗装バスお披露目会﹂が八王子営業所で開催[29]。 ●4月15日 - 京王電気軌道︵鉄道・バス︶開業から100周年を迎える。 ●8月12日 - ハイブリッドバス︵いすゞ・エルガハイブリッド︶導入開始[7]。 ●2014年 ●4月14日 - 京王バス南・南大沢営業所寺田支所設立。京王電鉄バス八王子営業所寺田車庫を、京王バス南に移管する形で開設。 ●4月28日 - 京王電鉄バス株式会社および京王電鉄バスグループ各社の本社を、京王バス府中営業所に隣接する﹁京王府中晴見町ビル﹂へ移転[7]。 ●7月22日 - 京成トランジットバスと京王バス東の共同運行で、高速バス調布TDR線を運行開始[7]。 ●2016年 ●7月29日 - 京王バス東︵中野営業所︶が運行受託する新宿WEバスで、映画﹃シン・ゴジラ﹄公開に合わせ、ゴジラのラッピングや案内放送、降車ブザーにゴジラの咆哮を使用した﹁ゴジラバス﹂を運行開始。 ●9月30日 - この日をもって高速バス土気線から京王バス東が撤退、千葉中央バスの単独運行となる[30][31]。 ●12月10日 - 空港連絡バス羽田多摩センター線で、京王バス南︵南大沢営業所︶とサンリオピューロランドが共同で、内外装にサンリオのキャラクターを使用した特別仕様の﹁サンリオピューロランド号﹂を運行開始[32]。 ●2017年 ●7月7日 - 空港連絡バス成田多摩センター線で﹁サンリオピューロランド号﹂第2弾を運行開始。 ●9月14日 - 京王電鉄バスと岐阜県高山市が共同で、中央高速バス飛騨高山線で貨客混載による飛騨高山の農産物の販路拡大事業を開始[32][33]。高速バスのトランクに搭載して運んだ農産物を、永福町営業所近くのキッチンコート永福町店で販売する。 ●2018年 ●6月26日 - 貨客混載による農産物の販路拡大事業に長野県駒ヶ根市を追加[32][33]。中央高速バス伊那飯田線で運んだ農産物を京王ストア八幡山店で販売する[33]。 ●2019年 ●10月1日 - 京王バス南・南大沢営業所寺田支所を営業所へ昇格、京王バス南・高尾営業所[34][35]に改称。同時に、高速バス専用の営業所であった京王バス東・世田谷営業所︵2代︶を永福町営業所へ統合[36]、京王バス東・永福町営業所世田谷車庫に改称。 ●11月16日 - 京王電鉄バス桜ヶ丘営業所内に京王バス中央・桜ヶ丘営業所を開設。 ●2020年10月1日 - 京王バス南株式会社が京王バス東株式会社・京王バス中央株式会社を吸収合併し、︵2代目︶京王バス株式会社に商号変更[37]。 ●2021年 ●4月4日 - この日をもってPASMO・Suicaのバス利用特典サービスを終了[38][39]。 ●4月5日 - 八王子営業所・高尾営業所管内で、京王電鉄バスグループでは初となる連節バスの運行を開始[40][41]。 ●10月1日 - 京王バスが渋谷駅~新宿駅西口経由~新橋駅の052系統を新設[42]。 ●2022年 ●2月16日[要出典] - 京王バス府中営業所小金井支所[43]が営業開始、京王バス小金井・小金井営業所内に併設。 ●4月1日 - 京王電鉄バス株式会社が子会社であった京王バス小金井株式会社を吸収合併し、京王電鉄バス小金井営業所が発足[44]。 ●6月29日 京王電鉄バスグループの輸送の安全に係る公表情報についてが更新され、22年度投資計画に﹁EDSS搭載59両を含む﹂新車購入と記載されている。 両数的に残っているKL代の車両を全て置き換え可能となることを発表した[2]。子会社[編集]
京王では、バス事業の抜本的な経営効率化を図るため、京王帝都電鉄時代の1997年4月1日に︵初代︶京王バス株式会社を設立して以来、段階的分社方式により、子会社への路線移管を進めてきた[45]。 バス事業が完全に電鉄会社から切り離された現在、これらの会社は京王電鉄バスの子会社に位置づけられており、自社路線のほか京王電鉄バスからの委託路線も運行する。京王電鉄バスが運行していた高速バスは段階的に京王バス東に移管し、2018年9月3日の仙台線、飛騨高山線、長野線、松本線の移管により全面移管が完了した。 京王バス︵初代︶の設立以降、子会社各社では乗務員の接遇教育に力を入れており[45]、運転だけでなく接客対応をはじめ営業に関すること全般を職務とするとして、乗務員を﹁営業係﹂と称している[46]。 2020年6月9日に行われた株主総会にて、同年10月1日を効力発生日として京王バス東・京王バス中央・京王バス南の子会社3社が合併することを決議した[47][48][49]。この再編について﹁経営の効率を高め、経営資源の配分をより柔軟に行うため﹂としている[37]。合併にあたっては京王バス南が存続会社となり[47]、京王バス東と京王バス中央の2社は吸収合併されて法人を解散する[48][49]。なお本内容が発表された8月3日付の電子公告では合併後の新社名や京王バス小金井の扱いについて記載されていなかったが[47][48][49]、その後のリリースで合併後の新社名については﹁京王バス株式会社﹂とし、京王バス小金井についてはそのまま存続することが発表された[5]。そして予定通り10月1日に3社が合併し、︵2代目︶京王バス株式会社が発足した[37]。 その後、2022年4月1日付で京王電鉄バスが京王バス小金井を吸収合併し、小金井営業所は京王電鉄バスの営業所となった[44]。 子会社は2022年4月現在、以下の1社が営業している。京王バス[編集]
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒183-0057 東京都府中市晴見町二丁目22番地 京王府中晴見町ビル[1] |
本店所在地 |
〒206-8502 東京都多摩市関戸一丁目9番地1 |
設立 |
2001年12月17日 (南大沢京王バス株式会社) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 7013401002375 |
事業内容 | 乗合バス事業/貸切バス事業 |
代表者 | 代表取締役社長 宮坂周治 |
資本金 | 8000万円 |
純利益 |
9200万円 (2023年3月期)[50] |
総資産 |
40億4600万円 (2023年3月期)[50] |
従業員数 | 1640人 |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 京王電鉄バス 100% |
外部リンク | https://www.keio-bus.com/outline/gaiyo/minami.html |
京王バス株式会社(けいおうバス)は、路線バス・貸切バス事業を行う京王電鉄バスの子会社である。2020年10月1日に京王バス東・京王バス中央・京王バス南の3社が合併して発足した[37]。
一般路線バスや高速バスの運行のほか、以下のコミュニティバスの受託運行も行っている。
- 中野営業所
- 永福町営業所
- 調布営業所
- 多摩営業所
- 府中営業所
-
京王バス(中野営業所)の一般路線バス
-
京王バス(桜ヶ丘営業所)の一般路線バス
-
京王バス(南大沢営業所)の一般路線バス
-
京王バス(府中営業所)の一般路線バス
過去の子会社[編集]
京王バス東[編集]
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒183-0057 東京都府中市晴見町二丁目22番地 京王府中晴見町ビル |
本店所在地 |
〒206-8502 東京都多摩市関戸一丁目9番地1 |
設立 |
1997年4月1日 (京王バス株式会社) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 1013401001069 |
事業内容 | 乗合バス事業/貸切バス事業 |
代表者 | 代表取締役 丸山 荘 |
資本金 | 2億5000万円 |
純利益 | 5億6400万円(2020年3月期)[51] |
総資産 | 32億7100万円(2020年3月期)[51] |
従業員数 | 725人 |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 京王電鉄バス |
京王バス南[編集]
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒183-0057 東京都府中市晴見町二丁目22番地 京王府中晴見町ビル[1] |
本店所在地 |
〒206-8502 東京都多摩市関戸一丁目9番地1 |
設立 |
2001年12月17日 (南大沢京王バス株式会社) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 7013401002375 |
事業内容 | 乗合バス事業/貸切バス事業 |
代表者 | 代表取締役 丸山荘 |
資本金 | 8000万円 |
純利益 | 1億1900万円(2020年3月期)[53] |
総資産 | 13億8900万円(2020年3月期)[53] |
従業員数 | 406人 |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 京王電鉄バス |
京王バス中央[編集]
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒183-0057 東京都府中市晴見町二丁目22番地 京王府中晴見町ビル[1] |
本店所在地 |
〒206-8502 東京都多摩市関戸一丁目9番地1 |
設立 | 2003年5月14日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 1013401002570 |
事業内容 | 乗合バス事業/貸切バス事業 |
代表者 | 代表取締役 丸山 荘 |
資本金 | 6000万円 |
純利益 | 2億1600万円(2020年3月期)[55] |
総資産 | 11億3600万円(2020年3月期)[55] |
従業員数 | 267人 |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 京王電鉄バス |
京王バス中央株式会社(けいおうバスちゅうおう)は、府中市を中心とする多摩地域中部を担当していた子会社であり、当初は府中営業所のみを有していた。2003年4月に設立され、同年10月に営業を開始した。2008年4月1日、京王電鉄バス府中営業所が廃止され、京王バス中央に統一された。京王電鉄バスおよび子会社各社の本社も、府中駅前から府中営業所内の本社ビルへ移転している。
2019年11月16日、京王電鉄バス桜ヶ丘営業所内に京王バス中央・桜ヶ丘営業所を開設した。
2020年3月31日時点での車両数は126台、従業員数は305人[56]。
京王バス小金井[編集]
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒183-0057 東京都府中市晴見町二丁目22番地 京王府中晴見町ビル[1] |
本店所在地 |
〒206-8502 東京都多摩市関戸一丁目9番地1 |
設立 | 2004年12月10日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 9013401004452 |
事業内容 | 乗合バス事業 |
代表者 | 代表取締役 正殿 真司 |
資本金 | 2000万円 |
純利益 |
▲6800万円 (2022年03月31日時点)[57] |
総資産 |
1億7100万円 (2022年03月31日時点)[57] |
従業員数 | 65人 |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 京王電鉄バス 100% |
外部リンク | https://www.keio-bus.com/outline/gaiyo/koganei.html |
営業所[編集]
京王電鉄バスグループの営業所は以下のとおりである。営業所ごとに固有のアルファベット1文字による識別記号があり、社番の頭に付加されている。ただし所属営業所にかかわらず、貸切車には﹁K﹂、高速車には﹁X﹂が割り振られる[59]。京王電鉄バス[編集]
●八王子営業所 ●1948年6月1日、京王帝都電鉄八王子営業所として開設[7] ●1992年3月25日、八王子駅北口から移転︵跡地は京王プラザホテル八王子︶[7] ●識別記号‥C[59] ●所在地‥東京都八王子市長沼町1304番地の3[60] ●ナンバー‥八王子[61] ●桜ヶ丘営業所 ●1964年5月16日、京王帝都電鉄府中営業所桜ヶ丘支所として開設[7] ●2002年8月1日、京王電鉄バス桜ヶ丘営業所となる[7] ●識別記号‥S[59] ●所在地‥東京都日野市落川898番地[60] ●ナンバー‥八王子[61] ●小金井営業所 ●1958年10月16日、京王帝都電鉄府中営業所小金井支所として開設[7] ●1962年1月16日、京王帝都電鉄小金井営業所となる[7] ●識別記号‥G[59] ●所在地‥東京都小金井市本町5丁目3番31号[60] ●ナンバー‥多摩[62]京王バス[編集]
●中野営業所 ●1948年6月1日、京王帝都電鉄中野営業所として開設[7] ●識別記号‥A[59] ●所在地‥東京都中野区弥生町5丁目26番1号[60] ●ナンバー‥練馬[63] ●永福町営業所 ●1948年9月16日、京王帝都電鉄永福町営業所として開設[7] ●識別記号‥D[59] ●所在地‥東京都杉並区永福2丁目60番19号[60] ●ナンバー‥杉並[64]︵以前は練馬︶ ●永福町営業所世田谷車庫 ●世田谷営業所として開設。高速バス・観光バスのみ担当 ●2019年10月1日、永福町営業所世田谷車庫となる。 ●所在地‥東京都世田谷区上北沢5丁目9番1号[60] ●世田谷営業所時代は品川ナンバー、世田谷ナンバー。 ●営業所固有の識別記号は存在せず、貸切車はK、高速車はXを使用。 ●調布営業所 ●1967年5月16日、京王帝都電鉄府中営業所調布支所として開設[7] ●1997年10月1日、京王バス︵初代︶に移管され、京王バス調布営業所となる[7] ●識別記号‥L[59] ●所在地‥東京都調布市国領町6丁目6番地[60] ●ナンバー‥多摩[62] ●多摩営業所 ●1983年7月、京王帝都電鉄桜ヶ丘営業所多摩車庫として開設[7] ●1984年4月2日、京王帝都電鉄多摩営業所となる[7] ●識別記号‥J[59] ●所在地‥東京都多摩市南野1丁目1番地の1[60] ●ナンバー‥多摩[62] ●南大沢営業所 ●1992年3月25日、京王帝都電鉄八王子営業所南大沢支所として開設[7] ●2002年4月1日、南大沢京王バス南大沢営業所となる[7] ●識別記号‥M[59] ●所在地‥東京都八王子市南大沢5丁目26番地の1[60] ●ナンバー‥八王子[65] ●高尾営業所 ●1977年、京王帝都電鉄八王子営業所高尾車庫として開設[7] ●1981年11月4日、高尾車庫を移転、八王子営業所寺田車庫を開設[7] ●2014年4月14日、京王バス南・南大沢営業所寺田支所となる[7] ●2019年10月1日、京王バス南・高尾営業所に改称[66]。 ●識別記号‥T[59] ●所在地‥東京都八王子市寺田町374番地の1[60] ●ナンバー‥八王子[61] ●府中営業所 ●1948年6月1日、京王帝都電鉄国分寺営業所として開設[7] ●1949年8月15日移転、東府中営業所となる[7] ●1958年8月16日再移転、府中営業所となる[7] ●識別記号‥B[59] ●所在地‥東京都府中市晴見町2丁目22番地[60] ●ナンバー‥多摩[62] ●府中営業所 小金井支所 ●2022年2月16日、京王バス小金井小金井営業所内に開設。[43] ●識別記号‥G[59] ●所在地‥東京都小金井市本町5丁目3番31号[43] ●ナンバー‥多摩[62] ●桜ヶ丘営業所 ●2019年11月16日、京王電鉄バス桜ヶ丘営業所内に開設。 ●識別記号‥S[59] ●所在地‥東京都日野市落川898番地[60] ●ナンバー‥八王子[61]かつて存在した営業所[編集]
●笹塚営業所 ●1949年12月25日、京王帝都電鉄笹塚営業所として開設[7] ●識別記号‥E[要出典] ●所在地‥東京都渋谷区笹塚︵笹塚駅付近︶ ●開設と同時に永福町営業所を支所とする[7] ●1950年7月1日に永福町営業所は再独立[7] ●1955年12月10日、世田谷区へ移転、世田谷営業所︵初代︶と改称[7] ●1970年12月1日に永福町営業所へ統合され廃止[7][10]。 ●新宿営業所 ●1953年7月21日、京王帝都電鉄新宿営業所として開設[7] ●識別記号‥F[要出典] ●所在地‥東京都新宿区西新宿3丁目︵初台駅付近︶ ●中野営業所より路線を移管され、練馬営業所と3営業所で分担 ●1960年代後半以降の都区内路線再編により、路線バスの営業所としては1967年4月16日に廃止[26]。 ●同年7月16日、跡地に観光バス営業所を移転[7][26] ●東京オペラシティ︵1992年着工、1996年開業︶建設のため、1989年[要出典]廃止 ●練馬営業所 ●1963年1月16日、京王帝都電鉄練馬営業所として開設[7] ●識別記号‥H[要出典] ●所在地‥東京都練馬区中村南1-22 ●最寄り停留所は中92系統﹁南蔵院﹂ ●中野区北部および練馬地区の営業拠点として新設 ●都区内の路線再編により、1975年9月1日に中野営業所へ統合され廃止[7][10][11][12] ●高速バスセンター ●所在地‥東京都杉並区永福2丁目60番19号︵京王バス東・永福町営業所内︶[60] ●ナンバー‥杉並︵以前は練馬︶[要出典] ●京王電鉄バスでは高速バス路線を京王バス東へ移管を進めていたが、2018年9月3日の仙台線、飛騨高山線、長野線、松本線の移管により全面移管となった。高速路線[編集]
昼行高速路線[編集]
夜行高速路線[編集]
仙台・石巻線[編集]
年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
2006(平成18)年度 | 365 | 780 | 10,748 | 29.4 | 13.8 |
2007(平成19)年度 | 366 | 736 | 8,981 | 24.5 | 12.2 |
大阪線[編集]
神戸姫路線[編集]
かつて運行していた高速バス[編集]
空港連絡・深夜急行路線[編集]
空港連絡路線[編集]
深夜急行路線[編集]
観光バス[編集]
東京都内を営業エリアとして事業を行っている[91]。 2016年から観光バス事業が強化され、新たにプライムK︵3列シート・パウダールーム付き・27席︶、コンフォート︵4列シート・トイレ付き・42席+補助席10席︶、スタンダード︵4列シート・49席+補助席11席︶の2タイプの観光バス車両を配置されている。外観は高速バスとは異なり、赤とゴールドを基調にした塗装になっている[92]。 貸切バス事業者安全性評価認定制度では、2022年01月31日現在、京王電鉄バス︵車両数‥5両︶、京王バス︵車両数‥36両︶が★★★★となっている[93]。車両[編集]
京王電鉄バスグループの営業車両は、2021年4月現在、いすゞ自動車、日野自動車[注釈 4]、三菱ふそうトラック・バス、日産ディーゼル工業(現・UDトラックス)、トヨタ自動車(SORA、ハイエース)、スカニア(InterCityDD)の車両を保有している。
社番[編集]
D | 3 | 13 | 11 |
---|---|---|---|
営業所 | メーカー | 年式 | 固有番号 |
カラーリング[編集]
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-
1997年までみられた一般路線バスの2台目旧塗装
(新宿駅西口にて撮影) -
1980年代から1990年代前半までみられた高速路線バスの旧塗装
-
1970年代から1980年代のワンロマ車でみられた塗装を再現した一般路線車
(西八王子駅南口にて撮影)
一般路線バス[編集]
車両メーカーの変遷[編集]
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かつての車種[編集]
近年の車種[編集]
日産ディーゼルが2011年3月までにバスの製造販売を終了したため、以降は全て他3メーカーから導入されている。なお西東京バスでは、日産ディーゼルのバス製造販売終了後もいすゞ車が導入されているが、一般路線用の三菱ふそう車は2014年まで導入がなかった。 三菱ふそう車は、エアロスター、エアロミディなどを導入している。大型車は日産ディーゼルの製造販売終了直後導入が増えた。中型長尺車︵エアロミディMK、10.5m車︶は、レインボーHRなどと同時期に複数配置されている。中型車︵9m車︶は、日野車がメインであることや一時期販売終了していた影響もあって導入していなかったが、販売再開後に複数台導入し、その後は再び販売終了したため導入が途絶えた。 いすゞ車は、中型車のいすゞ・ジャーニーKに続き、2000年にエルガミオが2両導入されて以来しばらく導入されておらず、2012年11月までに全て除籍されていったん消滅したが、2013年8月に永福町営業所にエルガハイブリッドが納車され、いすゞ車の購入が再開された。モデルチェンジ後︵LV290系︶は、エルガが府中、南大沢、桜ヶ丘、高尾に、エルガミオは府中、永福町に導入されている。 日野車は、かつて日野が指定メーカーだった中野・八王子の両営業所で、中型長尺ノンステップバスの日野・レインボーHRをまとめて導入した。中型車︵RJ系、9m車︶も4枚折戸仕様で細々と導入していたが、RJ系・HR系とも全車除籍された。日産ディーゼル・RNの代替として、エルガミオの統合車種となったレインボーII︵KR系︶を多数導入したため中型車の主力となっている。大型車はブルーリボンシティとなったモデル以降は導入されていなかったが、いすゞのOEMとなった後に2006年度よりブルーリボンIIを導入開始し、モデルチェンジ後のブルーリボン︵KV290︶となった以降も継続導入している。日産ディーゼルのバス事業撤退後は、八王子営業所では再び日野車が主力となっており、中野営業所や多摩営業所、桜ヶ丘営業所には、2019年より、ブルーリボンハイブリッド︵HL系︶が導入されている。 コミュニティバスは、1986年より日野市ミニバスの運行を開始し、その後全国的に発展したコミュニティバスの先駆けとなっている。このミニバスでは日野自動車が開発した全長7m、全幅2.1mのリヤエンジン小型バスである日野・レインボーRB︵U-RB2WGA︶を採用した。その後も後継車種のリエッセやポンチョが、主にコミュニティバス用として導入された。2009年9月27日から運行開始した新宿WEバスには、日野・レインボーIIを天窓を設置した独特なデザインに改造して投入している。2011年12月1日からは新都心循環線も新宿WEバスに組み込まれ路線が拡大されている。2016年7月29日からは映画﹃シン・ゴジラ﹄公開にあわせて、ゴジラのラッピングを施し降車ブザー音をゴジラの雄たけびに変更した﹁ゴジラバス﹂も運行開始した。 2020年には京王バスで初となる燃料電池バスのトヨタ・SORAを多摩営業所に2台︵J22001・J22002︶導入、同年7月より多摩市内︵多摩センター駅・永山駅・聖蹟桜ヶ丘駅周辺︶で運行を開始した[97]。これは多摩地域で2番目となる水素ステーション﹁TKK水素ステーション﹂が多摩市内に開業[98]したことを受けての車両導入となる[99]。 2021年には、京王バスでは初となる連節バスを2台導入、同年4月5日より八王子営業所と高尾営業所で運行開始された[40][41]。車種は日野・ブルーリボンハイブリッド連節バスで、両営業所に各1台︵C22101・T22102︶配置される。さらに同年9月17日のニュースリリースで、10月1日より新路線として052系統︵渋谷駅 - 新宿駅西口 - 新橋駅︶を運行開始[100]、燃料電池バスで運行すると発表した[100]。運行は永福町営業所が担当する[100]。ただしニュースリリースでは燃料電池バスの増備については言及されていない[100]。特徴的な仕様[編集]
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高速バス・空港連絡バス・深夜急行バス[編集]
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観光バス[編集]
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観光バスは、2016年から観光バス事業の強化により、外観が高速バスとは異なった赤とゴールドを基調にした塗装の専用車両が用意され、高速バスから転用改造されたプライムK仕様の三菱ふそう・エアロエースと新車で投入されたコンフォート仕様及びスタンダード仕様の日野・セレガ(ハイデッカー)及びいすゞ・ガーラ(ハイデッカー)が存在する。プライムK仕様の三菱ふそう・エアロエースについては2018年に再び高速バスに転用されている。2018年には車椅子対応リフト付き観光バスも1両導入されている。高速バス繁忙日には観光バスも高速バスに投入される。
廃車車両の譲渡[編集]
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運賃・乗降方式と乗車券[編集]
2023年9月16日現在。 ●東京都区内︵23区および武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市全域と府中市の一部地域︶は武相地区へ乗り入れる路線を除いて前乗り後ろ降り運賃前払い式で、運賃は大人220円・小児110円となる。 ●武相地区︵都区内地域を除いた多摩地域︶は後ろ乗り前降り運賃後払い式で運賃は乗車する区間によって異なる。なお、都区内へ乗り入れる路線は都区内の運賃を220円にしており、両地域にまたがって乗車する場合は武相地区との運賃を比較して220円を超える場合は武相地区の運賃を、超えない場合は220円を徴収する。 ●ただし、京王バス調布営業所が運行する一部路線は、武相地区に乗り入れる場合でも前乗り後ろ降り運賃前払い式を採用し、乗車時に降車停留所を申告の上で運賃を支払う。 ●土・日・祝日と小学校長期休暇期間中は小児用PASMOや小児用Suicaで運賃を支払った場合に限り、小児運賃が50円となる。他社でも同様のサービスを実施しているが、土・日・祝日の設定がない場合が多い。 ●高速バス・深夜急行バス・イベントバス・都庁線・一部のコミュニティバス等は対象外。 ●後述のモットクパスが付与されているICカードを利用した場合、大人用のICカードで小児運賃を申告して支払った場合、1枚のカードで複数人の小児運賃を申告して支払った場合は適用外となる。また、後述の自社のIC一日乗車券が付与されている場合はそちらを優先して使用する。 ●2021年5月9日までは小児運賃50円の適用は現金で支払ったときのみとなっていた。一日乗車券[編集]
●一般路線用の一日乗車券は﹁IC全線一日乗車券﹂︵大人800円・小児400円、2020年4月15日サービス開始︶と﹁IC都区内一日乗車券﹂︵大人500円・小児250円、2016年4月18日サービス開始︶が発売されている。また、﹁新宿WEバス﹂では専用の一日乗車券︵300円︶と、東京都第一本庁舎駐車場に駐車した利用者にパーク&バスライド一日乗車券︵400円、一枚につき8名まで利用可能︶を発売している。 ●﹁IC全線一日乗車券﹂は高速バス・深夜急行バス・イベントバス・コミュニティバス等を除く京王バスの一般路線バス全線で利用できる。 ●﹁IC都区内一日乗車券﹂は都区内均一運賃地区︵都区内・三鷹市・狛江市・武蔵野市・調布市︶の一般路線バス全線を利用できる。 ●﹁IC全線一日乗車券﹂﹁IC都区内一日乗車券﹂ともに手持ちのPASMO・Suicaに情報を書き込んで利用する形をとっており、利用する当日の最初の乗車時にバス車内で運賃支払い前に運転手に購入の旨を伝える︵すでに他社の有効な一日乗車券の情報が書き込まれている場合はその情報を消去したうえで利用する︶。都区内均一運賃地区路線の場合は購入したい乗車券を指定する必要がある。 ●﹁IC都区内一日乗車券﹂は高速バス・深夜急行バス・イベントバス・コミュニティバス︵調布市ミニバスは京王バス担当路線のみ利用可能︶のほかに、多摩地域に乗り入れる以下の一般路線も全線で利用ができない︵都区内均一運賃地区のみの利用であっても対象外︶。 ●調21︵調布駅南口~稲城市立病院︶ ●調51︵調布駅南口~上石原三丁目・車返団地折返場︶ ●武91・武93︵調布駅北口~武蔵小金井駅南口︶ ●境81︵武蔵小金井駅南口~武蔵境駅南口︶ ●境82︵東小金井駅南口~武蔵境駅南口︶ ●いずれの乗車券も深夜バスに乗車する場合は、乗車区間の普通運賃相当額を追加運賃として支払う。 ●2016年6月30日までは﹁都区内一日フリー乗車券﹂はスクラッチ式で発売されていたが、2016年12月31日をもって利用ができなくなった。2017年1月1日以降は未使用の乗車券は中野案内所、中野営業所、永福町営業所、調布営業所、府中営業所の各窓口で無手数料で払い戻しを行っている。 ●﹁都区内一日フリー乗車券﹂は上記の﹁IC都区内一日乗車券﹂では対象外の路線も均一運賃区間のみの利用もできたほか、都区内を越えて武相地区まで乗車する場合は、均一運賃区間と対キロ運賃区間の区界停留所からの普通運賃を別途支払うことで利用できた。[要出典] ●2020年4月14日までは﹁全線一日フリー乗車券﹂はスクラッチ式で発売されていた。﹁都区内一日フリー乗車券﹂と異なり、発売が終了した2020年4月15日以降も任意の一日に限り利用可能で、未使用の乗車券の払い戻しも通常の払い戻しと同様に手数料がかかる。定期券[編集]
●PASMO・Suicaをタッチさせるだけで利用できる金額式IC定期券﹁モットクパス﹂を発売しており、京王バスであれば乗車区間に関係なく設定運賃内の全路線・全区間を利用できる。また、設定運賃を越える区間を利用した場合はIC運賃との差額をPASMO・Suicaのチャージ︵SF︶から自動で精算される。 ●深夜バスに乗車する場合は、設定区間を超える分の差額運賃のほかに、乗車区間の普通運賃相当額︵IC運賃︶を追加運賃としてPASMO・Suicaのチャージ︵SF︶から精算される。 ●例として、設定運賃210円区間のモットクパスを購入すると、運賃が210円までの区間は追加運賃を支払わずに利用でき、210円を超える区間はその差額のみ︵240円区間の場合はIC運賃が231円のためIC運賃との差額である21円︶を支払うことで利用できる。このモットクパスで240円区間の深夜バスを利用すると差額の21円と深夜運賃の231円の合計252円が精算される。 ●また、370円区間のモットクパスを購入すると、運賃が380円以上であっても差額の精算を行わず、全線フリー定期券として高速バス・深夜急行バス・イベントバス・コミュニティバス等を除く京王バスの一般路線バス全線を利用できる。 ●モットクパスは段階的に京王線の一部の定期券売り場(有人窓口)で発売を開始したが、2018年6月1日から通勤定期の継続定期のみ一部駅の自動券売機で発売するようになり、2019年4月1日からは京王線・井の頭線の全駅の定期券発行可能な券売機で全券種購入できるようになった︵ただし、通学定期を新規購入する場合は事前に専用サイトで予約申込が必要︶。 ●モットクパスは原則として記名式を採用しているが、無記名式のPASMOに通勤定期券を搭載する場合のみ持参人式を採用している。 ●モットクパスは原則として﹃〇〇円区間﹄のように指定された運賃区間に対して有効であるため、利用期間中に運賃改定が行われた場合、同じ利用区間であっても改定以降はIC運賃との差額の精算が必要になる。 ●例えば、運賃改定前に230円区間のモットクパスを購入したものの利用期間中に240円(IC運賃の場合231円)に改定された場合、運賃改定後はIC運賃との差額の1円が精算時に引き落としされ、現金で精算する場合は現金運賃との差額の10円を支払う必要がある。 ●紙式の定期券は他社線との共通定期券のみ、記名式と持参人式︵通勤定期のみ︶を発売している。原則として、武相地区は利用区間が指定されており、都区内地区はフリー定期券として発売している。 ●なお、モットクパス発売以降、自社線のみ有効の紙式定期券は他社との共通定期券を発売していない窓口での発売を順次終了し、2013年以降は新宿駅・渋谷駅周辺で紙式の定期券の購入はできなくなり、2019年9月30日をもって都区内区間の定期券が、2020年6月30日をもって武相地区の紙式の定期券の発売を終了した。他社との共通定期券は引き続き紙式で発売する。 ●通勤定期券利用者に同伴する家族が土・日・祝日、お盆休み、年末年始期間中に利用する場合は1乗車現金100円︵紙式定期券利用者が定期券区間外を利用する場合も1乗車現金100円︶で利用できる休日家族割引を実施している。その他[編集]
キャラクター[編集]
2014年に京王バスの公式キャラクターが誕生した。バスの形をした双子のキャラクターである。このキャラクターの愛称は公募により﹁ピンポン﹂と﹁パンポン﹂に決定した。これには車内ブザーの﹁ピンポン﹂と、車内放送で流れる﹁ピン・ポン・パン・ポ~ン﹂の覚えやすくなじみやすい意味が込められている。﹁ピンポン﹂は京王電鉄バスのカラー︵アイボリーに赤青ライン︶、﹁パンポン﹂は京王バスのカラー︵白と青︶である。着ぐるみの形で様々なイベントに参加して京王バスをPRしている。ゆるキャラグランプリにも出場している。特別仕様ナンバープレート[編集]
- ラグビーワールドカップ2019仕様
- 2017年6月22日、京王バス東と京王バス中央は「ラグビーワールドカップ2019」の試合会場である「東京スタジアム」の所在地である調布市と隣接する府中市を運行しているバス20台に「ラグビーワールドカップ2019」の特別仕様ナンバープレートを順次取付・使用すると発表。京王バス東・調布営業所と京王バス中央・府中営業所の所属車両が対象となる。主な使用路線は、調布駅・飛田給駅~味の素スタジアム・多磨駅系統ほか、府中市コミュニティバス「ちゅうバス」、空港連絡バス(武蔵小金井駅・府中駅・調布駅~羽田空港系統、調布駅~成田空港系統)。
- 東京オリンピック2020仕様
- 京王電鉄バスグループ(京王電鉄バス・京王バス・京王バス小金井)は「東京オリンピック・パラリンピック2020」の特別仕様ナンバープレートを順次取付。
バスターミナル東京八重洲[編集]
2020年12月18日、UR都市機構が東京駅八重洲口付近に取得を予定している八重洲バスターミナル(仮称)の運営事業者を京王電鉄バスに決定[104]。さらに、2022年3月15日には正式名称「バスターミナル東京八重洲」が発表され、第1期エリアの開業日が同年9月17日であることも公表された[105][106]。