善通寺市
ぜんつうじし 善通寺市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 四国地方 | ||||
都道府県 | 香川県 | ||||
市町村コード | 37204-8 | ||||
法人番号 | 8000020372048 | ||||
面積 |
39.93km2 | ||||
総人口 |
30,094人 [編集] (推計人口、2024年5月1日) | ||||
人口密度 | 754人/km2 | ||||
隣接自治体 | 丸亀市、三豊市、仲多度郡 琴平町、多度津町、まんのう町 | ||||
市の木 | クスノキ | ||||
市の花 | キク | ||||
善通寺市役所 | |||||
市長 | 辻村修 | ||||
所在地 |
〒765-8503 香川県善通寺市文京町二丁目1番1号 北緯34度13分43秒 東経133度47分14秒 / 北緯34.2285度 東経133.78711度座標: 北緯34度13分43秒 東経133度47分14秒 / 北緯34.2285度 東経133.78711度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
善通寺市︵ぜんつうじし︶は、香川県の中讃にある市。香川県の市の中では唯一海に面していない市である。
概要[編集]
空海が父・佐伯善通を供養するために創建した善通寺の門前町である[2]。四国八十八箇所の霊場が多く点在し、松山市の8霊場、今治市や西条市の6霊場に次ぐ5霊場を持つ。 1896年︵明治28年︶には大日本帝国陸軍の第11師団が置かれ、四国最大の基地を持つ軍都でもあった[2]。跡地の一部に陸上自衛隊の旅団司令部や駐屯地が配置されている[2]。太平洋戦争後には基地の跡地の一部に国立施設が立地したほか、善通寺市役所や四国学院大学が立地するなど、公共性の高い施設の用地に転用された[2]。 四角スイカが有名である。気候は瀬戸内海式気候に属する。地理[編集]
人口[編集]
善通寺市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 善通寺市の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||
■紫色 ― 善通寺市 |
■青色 ― 男性 | ||
善通寺市(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
歴史[編集]
沿革[編集]
●1954年︵昭和29年︶3月31日 - 仲多度郡善通寺町、与北村、吉原村、筆岡村、竜川村が合併し、善通寺市が誕生。 ●1954年︵昭和29年︶10月4日 - 市章を制定する。[3] ●1955年︵昭和30年︶3月10日 - 竜川地区の原田町三分一、原田町下所及び金蔵寺町の一部が丸亀市へ編入され、善通寺市から離脱。 ●1958年︵昭和33年︶3月31日 - 仲多度郡象郷村大字下櫛梨の一部を編入。︵櫛梨町︶ ●1963年︵昭和38年︶ - 市の花、市の木を制定。 ●2002年︵平成14年︶ - ﹁善通寺地区まちづくり総合支援事業﹂で、平成14年度手づくり郷土賞︵地域整備部門︶受賞。行政[編集]
歴代市長[編集]
●初代 三好泰三︵任期‥1954年6月15日 - 1962年5月9日、計2期8年就任︶ ●2代 森村龍彦︵任期‥1962年5月10日 - 1966年5月9日、計1期4年就任︶ ●3代 平尾勘市︵任期‥1966年5月10日 - 1990年5月9日、計6期24年就任︶ ●4代 真鍋勝︵任期‥1990年5月10日 - 1994年5月9日、計1期4年就任︶ ●5代 宮下裕︵任期‥1994年5月10日 - 2010年5月9日、計4期16年就任︶ ●6代 平岡政典︵任期‥2010年5月10日 - 2022年5月9日、計3期12年就任、元善通寺市副市長︶ ●7代 辻村修︵任期‥2022年5月10日 - 現職︶[4]善通寺市議会[編集]
市会議員 ●定数16人衆議院[編集]
●任期 ‥ 2021年︵令和3年︶10月31日 - 2025年︵令和7年︶10月30日︵﹁第49回衆議院議員総選挙﹂参照︶選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
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香川県第3区(善通寺市、丸亀市(旧丸亀市域)、三豊市、観音寺市、仲多度郡) | 大野敬太郎 | 自由民主党 | 4 | 選挙区 |
姉妹都市・提携都市[編集]
日本国内 ●平戸市︵長崎県︶ ●1985年︵昭和60年︶7月3日姉妹都市提携 ●高野町︵和歌山県︶ ●1990年︵平成2年︶7月27日歴史友好都市提携 日本国外 エルドラード市︵アメリカ アーカンソー州︶ ●1964年︵昭和39年︶9月30日姉妹都市提携地域[編集]
善通寺地区[編集]
善通寺村と呼ばれていた地域。古くは多度郡仲村郷に属していた。 善通寺町︵ぜんつうじちょう︶ 旧名は多度郡仲村郷善通寺村。西部小学校、75番札所総本山善通寺がある。 北は中村と弘田、南は大麻と三豊市の下麻、西は三豊市の下高瀬、東は生野と上吉田に接している。 文京町︵ぶんきょうちょう︶ 南町︵みなみまち︶ 仙遊町︵せんゆうちょう︶麻野・櫛梨︵南部︶地区[編集]
生野町、生野本町、大麻町は麻野村と呼ばれていた地域。古くは多度郡生野郷に属していた。 櫛梨町は善通寺市に編入される前は、仲多度郡象郷村の一部であった。 生野町︵いかのちょう︶ 旧名は多度郡生野郷生野村。南部小学校がある。 生野本町︵いかのほんまち︶ 大麻町︵おおさちょう︶ 大麻神社がある。旧名は多度郡生野郷大麻村。 北は生野と善通寺町、南は琴平町、西は大麻山を挟んで三豊市の下麻、東は金倉川を挟んで琴平町の苗田と上櫛梨等に接している。 櫛梨町︵くしなしちょう︶ 旧名、那珂郡櫛無郷下櫛無村。金倉川が流れている。吉田地区[編集]
吉田村と呼ばれていた地域。上吉田、下吉田及び稲木町は、古くは多度郡良田郷に属していた村々である。 西讃府志によると、良田郷の語源は文字通り、この地域に良田が数多くあったことに由来するとのことである。 上吉田町︵かみよしだちょう︶ 旧名、多度郡良田郷上吉田村。 下吉田町︵しもよしだちょう︶ 旧名、多度郡良田郷下吉田村。吉田八幡神社がある。永井を含め、町内各地に出水が複数ある。 稲木町︵いなぎちょう︶ 旧名、多度郡良田郷稲木村。東部小学校、JR金蔵寺駅がある。線路を挟んで東側のホームは金蔵寺町である。 なお、金蔵寺駅の踏切は、金蔵寺国道踏切という名称であるが、 これは、かつては踏切を東西に通る道が、国道11号線であったことに由来する。与北地区[編集]
善通寺市となる前は、仲多度郡与北村と呼ばれていた地域である。 与北町︵よぎたちょう︶ 旧名、那珂郡喜徳郷与北村。金倉川が流れている。与北小学校がある。 北は金蔵寺と木徳等、南は櫛梨とまんのう町の公文等、西は上吉田、東は丸亀市の垂水等に接している。 町の東端には旧金比羅街道︵丸亀街道︶が通っており、与北の茶堂等の史跡が残っている。竜川地区[編集]
善通寺市となる前は、仲多度郡竜川村と呼ばれていた地域である。 旧竜川村は一度は全て善通寺市となったが、原田町、金蔵寺町の一部は、後に丸亀市へ編入されている。 高松自動車道善通寺インターチェンジは当地にある。また国道11号、319号、県道18号善通寺・府中線、及び県道25号善通寺・多度津線も通っており、交通の要衝となっている。 金蔵寺町︵こんぞうじちょう︶ 旧名、那珂郡金倉郷金蔵寺村。善通寺IC、76番札所金倉寺がある。 町の東端を金倉川が流れている。 原田町︵はらだちょう︶ 旧名、那珂郡喜徳郷原田村。竜川小学校がある。町の西端を金倉川が流れている。 国道319号バイパス周辺には、郊外型の商業施設等が店を並べている。 善通寺IC南側︵龍川橋西交差点周辺︶には、原田町の飛び地がある。 木徳町︵きとくちょう︶ 旧名、那珂郡喜徳郷木徳村。北と西は原田、西と南は与北、東は丸亀市の三条に接している。 喜徳郷は原田、木徳、三條、與北の四村から成っていた。筆岡地区[編集]
善通寺市となる前は、仲多度郡筆岡村と呼ばれていた地域である。 中村町︵なかむらちょう︶ 旧名、多度郡仲村郷中村。筆岡小学校がある。仲村城跡等の史跡が存在している。 北は多度津町の葛原︵かすわら︶と三井︵みい︶、南は善通寺、東は上吉田と下吉田、西は弘田に接している。 弘田町︵ひろたちょう︶ 旧名、多度郡弘田郷弘田村。74番札所甲山寺がある。弘田川が流れている。 北は多度津町の三井︵みい︶と山階︵やましな︶、南は善通寺、東は中村、西は吉原に接している。吉原地区[編集]
古くは当地周辺は吉原郷と呼ばれており、善通寺市となる前は、仲多度郡吉原村と呼ばれていた地域である。 吉原町︵よしわらちょう︶ 旧名、多度郡吉原郷吉原村。吉原小学校、72番札所曼荼羅寺、73番札所出釈迦寺がある。 西讃府志によると吉原の語源は、かつては当地周辺は海浜の村で、 植物の葦︵ヨシ︶が大量に茂っていたことに由来するとのことである。 故に、もともとの読み方は﹁よしはら﹂なのであろう。 碑殿町︵ひどのちょう︶ 旧名、多度郡吉原郷碑殿村。西碑殿、東碑殿の二地域から成る。 なお西碑殿、東碑殿は天霧山を隔てて飛び地となっており、町域は繋がっていない。施設[編集]
国の施設[編集]
国立研究開発法人[編集]
●農業・食品産業技術総合研究機構︵農研機構︶管理本部︵西日本管理部善通寺事業場︶[5] ●農研機構西日本農業研究センター四国研究拠点医療機関[編集]
●四国こどもとおとなの医療センター教育[編集]
大学・短期大学[編集]
●四国学院大学 - 旧日本陸軍第11師団基地跡に立地[2]。高等学校[編集]
●香川県立善通寺第一高等学校 ●尽誠学園高等学校中学校[編集]
●善通寺市立東中学校 ●善通寺市立西中学校小学校[編集]
●善通寺市立中央小学校 ●善通寺市立東部小学校 ●善通寺市立西部小学校 ●善通寺市立南部小学校 ●善通寺市立竜川小学校 ●善通寺市立与北小学校 ●善通寺市立筆岡小学校 ●善通寺市立吉原小学校幼稚園[編集]
※ 市立が8、私立が1。
善通寺市・琴平町・多度津町学校給食センター
また、生野町には、善通寺市の他に多度津町・琴平町の学校給食を製造する﹁善通寺市・琴平町・多度津町学校給食センター﹂が運営されている。
近代化産業遺産に認定されている1889年竣工の善通寺駅
●JR四国土讃線‥金蔵寺駅 - 善通寺駅
●中心となる駅‥善通寺駅
その他の学校[編集]
●香川県立善通寺支援学校 ●国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター附属善通寺看護学校交通[編集]
鉄道[編集]
バス[編集]
●琴参バス︵丸亀駅-善通寺赤門-琴平駅︶ ●善通寺市民バス﹁空海号﹂※ 2024年3月31日をもって廃止され、乗合サービス﹁チョイソコぜんつうじ﹂へ移行[6] ●三豊市コミュニティバス道路[編集]
高速道路[編集]
●E11高松自動車道 (3) 善通寺IC一般国道[編集]
●国道11号 ●国道319号県道[編集]
●主要地方道 ●香川県道4号丸亀三好線 ●香川県道18号善通寺府中線 ●香川県道22号善通寺綾歌線 ●香川県道24号善通寺大野原線 ●香川県道25号善通寺多度津線 ●香川県道33号高松善通寺線 ●香川県道47号岡田善通寺線 ●香川県道48号善通寺詫間線 ●香川県道49号観音寺善通寺線 ●一般県道 ●香川県道199号炭所西善通寺線 ●香川県道200号まんのう善通寺線 ●香川県道206号原田琴平線 ●香川県道208号大麻琴平買田線 ●香川県道209号善通寺停車場線 ●香川県道212号多度津善通寺線 ●香川県道217号西白方善通寺線船舶[編集]
●海上に面しておらず、船舶交通は市内にはない。市外局番[編集]
全域が0877︵丸亀MA︶。名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
四国八十八箇所霊場[編集]
著名な出身者[編集]
政治[編集]
●山下芳生︵参議院議員︶経済[編集]
●黒瀬與重郎︵大地主、資産家、香川県多額納税者、旧姓・高田︶ ●和納勉︵クイック創業者・元社長兼グループCEO︶学術[編集]
●岸田秀︵心理学者︶ ●高木孝詮︵法学者︶ ●濱田博司︵分子生物学者、医学者︶文化・芸能[編集]
●結城貢︵料理研究家︶※ 生まれは旧満州の旅順 ●高畑淳子︵女優︶※ 育ちは高松市 ●池毅︵作曲家︶ ●宮武東洋︵写真家︶ ●佐竹明咲美︵フリーアナウンサー︶スポーツ[編集]
●上田誠仁︵山梨学院大学陸上競技部監督︶ ●筒井修︵元プロ野球審判員/野球殿堂入り︶ ●朝風新一郎︵元大相撲力士︶ ●希善龍貴司︵元大相撲力士︶ ●山下和樹︵バスケットボール選手︶ ●中山樹︵バスケットボール選手︶ ●木村吉光︵プロボクサー︶歴史上の人物[編集]
●空海︵弘法大師︶ ●円珍︵智証大師︶脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 市名の頭文字「ゼ」をデザインしたもの。善通寺の市章、善通寺市報(昭和29年9月17日) - 善通寺市
出典[編集]
外部リンク[編集]
- 善通寺市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ
- 公式ウェブサイト