1981年の映画
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1981年の映画(1981ねんのえいが)では、1981年(昭和56年)の映画分野の動向についてまとめる。
1980年の映画 - 1981年の映画 - 1982年の映画
出来事[編集]
世界[編集]
「1981年#できごと」も参照
●米国、﹃レイダース/失われたアーク︽聖櫃︾﹄︵スティーヴン・スピルバーグ監督︶が配給収入1億1200万ドルで[注 1]1981年の1位となる[2]。
●1月
●1月31日 - 黒澤明監督﹃影武者﹄が1980年度フランス・セザール賞外国映画優秀賞受賞[3]。
●2月
●2月12日 - 黒澤明監督﹃影武者﹄がベオグラード国際映画祭最優秀芸術賞受賞[3]。
●2月24日 - 第31回ベルリン映画祭で﹃ツィゴイネルワイゼン﹄が審査員特別賞と国際アート・シネマ連盟賞受賞[4]。
●2月27日 - 20世紀フォックス、石油富豪マーヴィン・デイビスによる買収を発表[4]。
●3月
●3月15日 - 映画監督ルネ・クレール︵82歳︶死去[5][6]。
●4月
●4月18日 - 山本薩夫監督﹃あゝ野麦峠﹄︵新日本映画︶が中国文化省五十五年度優秀外国映画に選出[7]。
●5月
●5月21日 - トランスアメリカ社が、子会社のUAをMGMに売却[7][6]。その後、MGMは社名をMGM/UAと変更[2]。
●5月27日 - ポーランド映画﹃鉄の男﹄︵アンジェイ・ワイダ監督︶が第34回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞[8]、映画には連帯のワレサ議長が出演していることでも話題となる[2]。
●7月
●7月21日 - 第12回モスクワ映画祭で﹃泥の河﹄︵小栗康平監督︶が銀賞受賞[4]。
●7月27日 - 映画監督ウィリアム・ワイラー︵79歳︶死去[6]。
●8月
●8月29日 - 中国・ハルピン、瀋陽で日本映画祭を開催[4]。︹山口百恵・三浦友和の︺﹃風立ちぬ﹄などを上映[4]。
●10月
●10月16日 - ソ連で初めての東映映画祭、モスクワなど5都市で開催[9]。
●10月22日
●MGM、UA、パラマウント映画、ユニバーサル映画のメジャー4社が海外配給網の新組織UIPを設立[4][6]。
●イタリア・ミラノ市、フィエラ・ディ・ミラノ中央ホールを川喜多記念ホールと命名[4]。
●11月
●11月10日 - フランス、サイレント映画の名匠アベル・ガンス︵監督・脚本家・俳優︶死去[2][10]。
●11月12日 - 俳優ウィリアム・ホールデン︵63歳︶死去[11][6]。
●11月29日 - 女優ナタリー・ウッド︵43歳︶死去[11]。
日本[編集]
「1981年の日本#できごと」も参照
●森田芳光﹃の・ようなもの﹄︵9月公開︶、澤井信一郎﹃野菊の墓﹄︵8月公開︶で映画監督デビュー[2]。
●1月
●1月12日 - 東宝、1980年度の年間配給収入が132億3531万円と史上初の100億円突破[3]。
●1月28日
●﹁サヨナラ日劇フェスティバル﹂始まる︵2月15日まで︶[12]。
●東宝ビルトのオープンセットやスタジオで火事となったが、人的被害はなし[4]。
●2月
●2月4日 - ビジネスホテル・福岡東映ホテルがオープン[13][14]。
●2月11日 - たのきんスーパーヒットシリーズ第1弾﹃スニーカーぶる~す﹄と﹃帰ってきた若大将﹄の2本立てが邦画日計新記録を樹立[3]。
●2月22日 - 東京・丸の内東宝は﹃マッドストーン﹄︵2月7日公開︶、日劇文化は鈴木清順監督﹃ツゴイネルワイゼン﹄で閉館[3]。
●3月
●3月14日 - 東映まんがまつり公開[9]。松竹﹃機動戦士ガンダム﹄、東宝﹃ドラえもん のび太の宇宙開拓史﹄とぶつかり、史上空前のアニメ戦争[9]。
●3月20日 - 東宝・東宝企画・東宝映像・東宝美術・東宝アドセンターが参加した神戸ポートアイランド博覧会︵ポートピア'81︶が開幕[4]。
●4月
●石原裕次郎、解離性大動脈瘤で倒れ、緊急入院[2][15]。
●5月
●5月1日 - 映画監督五所平之助︵79歳︶死去[5][16]。
●5月15日 - 独立プロを含む優秀なプロデューサーに与えられる藤本賞が設立[7]。
●5月20日 - 中村登監督死去[2][17]。
●5月23日
●東宝東和﹃エレファント・ マン﹄︵デイヴィッド・リンチ監督︶公開[18]、大ヒット[2]。
●東映セントラルフィルム、﹃泥の河﹄︵小栗康平監督︶を配給、映画は高評価[9]。
●5月24日 - 映画界に功績を残した川喜多長政東宝東和会長死去[2][19]。
●6月
●6月2日 - 神奈川県・大船撮影所に松竹ショッピング・センター新築オープン[4][5][6]。
●6月6日 - 角川春樹事務所企画﹃魔界転生﹄︵深作欣二監督︶封切、ヒット[9]。
●6月17日 - 降旗康男監督﹃駅 STATION﹄公開記念として、日本一周ブルートレイン﹁駅﹂号計画が発表され、申込み殺到となる[7]。
●7月
●7月18日 - ディズニーアニメ﹃101匹わんちゃん大行進﹄︵1962年日本公開︶封切、併映の﹃Dr.スランプ アラレちゃん ハロー!不思議島﹄が人気で高稼働[9]。
●7月19日 - 時代劇の父・伊藤大輔監督死去[2][20]。
●8月
●にっかつ、ロマンポルノ10周年記念作品﹃ラブレター﹄︵東陽一監督︶公開[21]。
●8月1日 - ﹃さよなら銀河鉄道999﹄︵りんたろう監督︶、東映洋画系で封切、アニメファンを大量動員してヒット[9]。
●8月8日 - 昨年の東映﹃二百三高地﹄のヒットに続き、東宝﹃連合艦隊﹄が公開され、ヒット[6][22]。各社﹁戦争物﹂の企画が増加[6]。
●8月16日 - 松竹、千葉県・船橋ららぽーとに船橋ヘルスセンター・三井不動産と提携したドライブインシアター﹁CINE-FI ららぽーとPIT︵パーク・イン・シアター︶﹂をオープン[4]。
●9月
●9月12日から先行公開された松山善三監督﹃典子は、今﹄が熊本県下で大ヒット[11][23]。
●10月
●10月2日 - 東映、経費節減のため、北海道支社管内の一部劇場で金曜休日制を実施[4]。
●10月3日 - 角川映画﹃悪霊島﹄︵篠田正浩監督︶、9大都市の東映洋画系で公開、ヒット[9]。
●10月9日 - パイオニア、国内初のレーザーディスクプレーヤーとソフト70タイトル発売[4]。
●10月26日 - 喜劇俳優伴淳三郎︵73歳︶死去[11][24]。
●10月31日 - 東京・テアトル東京、﹃天国の門﹄で閉館[24]。
●11月
●11月5日 - 映画監督渡辺邦男︵82歳︶死去[24][25]。
●11月6日 - 川喜多かしこ、高野悦子両名第29回菊池寛賞受賞[24]。
●12月
●都興連、6月・9月の第1月曜日、映画の日の年3回のサービスデー実施を決定[24]。
●12月1日
●﹁映画の日﹂に全国1,500館で入場料金の半額割引を初めて実施[24]。前日と比較して、動員が4倍強・興行収入が2倍強の賑わい[24]。
●東映大泉撮影所が合理化に伴う再開発、オープンセット跡地に大型ショピングセンタープラッツ大泉の建設が始まる[13][6]。
●12月11日 - 新宿東急文化会館にシネマスクエアとうきゅうオープン[26]。
●12月19日 - 角川春樹事務所=キティ・フィルム提携﹃セーラー服と機関銃﹄︵相米慎二監督︶と東映映画﹃燃える勇者﹄︵土橋亨監督︶の2本立てが公開され[27]、ヒット[28]。翌12月20日、大阪市北区・梅田東映など3館で行われる予定だった薬師丸ひろ子の舞台挨拶は、ファン殺到のため機動隊が出動する騒ぎとなって中止[28][29]。
●12月28日 - 推理作家横溝正史︵79歳︶死去[11][30]。
●12月31日 - 東宝、年間配給収入が2年連続で100億円の大台を突破[6]。
●月日不詳
●ATGが年間3 - 4本のペースで﹁1000万円映画﹂の製作を復活[6]。
日本の映画興行[編集]
●入場料金︵大人︶ ●1,500円[31][32] ●映画館・映画別 ●1,500円︵松竹、正月映画﹃男はつらいよ 寅次郎かもめ歌﹄︶[33] ●1,500円︵松竹、8月公開﹃男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎﹄︶[34] ●1,465円︵統計局﹃小売物価統計調査︵動向編︶ 調査結果﹄[35] 銘柄符号 9341﹁映画観覧料﹂︶[36] ●入場者数1億4945万人[37] - 1億5000万人を下回るワースト記録[38]。︹ただし、1987年にはワースト記録を更新する。︺ キネマ旬報は、レジャーの多様化や慢性化する構造不況、また、一般大衆が映画に対する興味を失い、映画の観客が若者中心となったことを原因に挙げている[38]。 ●興行収入 1632億5900万円[37] ●家庭用ビデオテープレコーダ(VTR)の普及率 5.1% (内閣府﹁消費動向調査﹂)[39]配給会社 | 配給本数 | 年間配給収入 | 概要 | ||
---|---|---|---|---|---|
新作 | 再映 | 洋画 | 前年対比 | ||
松竹 | 18 | 61億4245万円 | 配給収入10億円の大台を突破したのは、『男はつらいよ 寅次郎かもめ歌』(13.8億円[40][注 2])、『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』(13.1億円[40][注 3])の2番組。『機動戦士ガンダムI』(9.4億円)、『機動戦士ガンダムII 哀・戦士篇』(7.7億円)、『北斎漫画』(4.2億円)は好稼働。大作『ええじゃないか』(4.2億円)と『真夜中の招待状』は惨敗。キネマ旬報によれば、松竹の企画は若い観客層とマッチしていない。『男はつらいよ』シリーズ以外のヒット作の誕生が待たれる。 | ||
15 | 3 | 0 | 110.7% | ||
東宝 | 24 | 116億4570万円 | 前年の『影武者』や『復活の日』のような大作は無かったが、2年連続配給収入100億円突破を達成した。配給収入10億円の大台を突破したのは、『連合艦隊』(19億円)、『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』(17.5億円)、『典子は、今』(14.6億円[42][注 4])、『ブルージーンズ メモリー』/『ねらわれた学園』(12.5億円)、『駅 STATION』(12.3億円[42])、『スニーカーぶる~す』/『帰ってきた若大将』(11億円)、『古都』(10.5億円[40])の7番組。『幸福』は堅調。『漂流』が惨敗だったのを除けば、ほぼ完勝。 1981年2月から1982年1月までの1年間では、たのきんトリオの3番組6作品(『スニーカーぶる~す』・『ブルージーンズ メモリー』・『グッドラックLOVE』など)が合計配給収入35億円となり、東宝全体の29.7%を占めた[44][注 5]。 | ||
19 | 0 | 5 | 88.0% | ||
東映 | 28 | 71億8707万円 | 東映洋画部扱いの『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』(11.5億円[40][注 6])と角川映画『魔界転生』(10.5億円)の2番組が配給収入10億円の大台を突破した。『青春の門』(8.2億円)、『野菊の墓』/『吼えろ鉄拳』(8億円[44][注 7])は、まずまずの結果。春休み、夏休みのまんがまつりは安定。古き良き映画の延長線上にある『仕掛人梅安』、『ダンプ渡り鳥』、『冒険者カミカゼ』(2億円[44])は惨敗で、企画の修正が必要とされる。 1981年2月から1982年1月までの1年間では、アイドル映画『魔界転生』・『野菊の墓』・『冒険者カミカゼ』・『セーラー服と機関銃』などの4番組7作品で合計配給収入43億円となり、東映全体の54.7%を占めた[44][注 8]。 東映洋画部は『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』のほか、『悪霊島』(8.5億円[注 9])・『スローなブギにしてくれ』(3.9億円)・『蔵の中』(1億円)と角川映画に依存することで年間配給収入30億円をクリアしている[46]。 | ||
23 | 0 | 5 | 92.3% | ||
にっかつ | 70 | 38億6974万円 | ロマンポルノ10周年記念作『ラブレター』/『モア・セクシー 獣のようにもう一度』(5.5億円)が稼動の新記録を樹立する。正月映画『後から前から』(3.6億円)も好調。シルバーウィークに公開された『嗚呼!おんなたち猥歌』/『悪女軍団』は不振。 | ||
67 | 3 | 0 | 123.5% |
各国ランキング[編集]
日本配給収入ランキング[編集]
順位 | 題名 | 制作国 | 配給 | 配給収入 |
---|---|---|---|---|
1 | エレファント・マン | イギリス アメリカ合衆国 | 東宝東和 | 24.5億円 |
2 | 007/ユア・アイズ・オンリー | イギリス アメリカ合衆国 | ユナイテッド・アーティスツ | 21.5億円 |
3 | 連合艦隊 | 日本 | 東宝 | 19億円 |
4 | ドラえもん のび太の宇宙開拓史 | 日本 | 東宝 | 17.5億円 |
5 | スーパーマンⅡ/冒険編 | アメリカ合衆国 | ワーナー・ブラザース | 16.5億円 |
6 | 典子は、今 | 日本 | 東宝 | 14.6億円 |
7 | 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 | 日本 | 松竹 | 13.8億円 |
8 | 男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 | 日本 | 松竹 | 13.1億円 |
9 | ブルージーンズ メモリー/ねらわれた学園 | 日本 | 東宝 | 12.5億円 |
10 | 駅 STATION | 日本 | 東宝 | 12.3億円 |
順位 | 題名 | 配給 | 配給収入 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 連合艦隊 | 東宝 | 19.0億円 | |
2 | ドラえもん のび太の宇宙開拓史 / 怪物くん 怪物ランドへの招待 | 東宝 | 17.5億円 | |
3 | 典子は、今 | 東宝 | 14.6億円 | [注 10] |
4 | 男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 / 土佐の一本釣り | 松竹 | 13.8億円 | [注 11] |
5 | 男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎 / 俺とあいつの物語 | 松竹 | 13.1億円 | |
6 | ブルージーンズ メモリー / ねらわれた学園 | 東宝 | 12.5億円 | |
7 | 駅 STATION | 東宝 | 12.3億円 | [注 12] |
8 | さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 | 東映 | 11.5億円 | [注 13] |
9 | 青春グラフィティ スニーカーぶる〜す / 帰ってきた若大将 | 東宝 | 11.0億円 | [注 14] |
10 | 魔界転生 | 東映 | 10.5億円 | [注 15] |
10 | 古都 | 東宝 | 10.5億円 | [注 16] |
- #3,#7,#9の出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、400頁。ISBN 978-4873767550。
- 上記以外の出典:1981年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 配給収入 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | エレファント・マン | 東宝東和 | 24.5億円 | [注 17] | |
2 | 007/ユア・アイズ・オンリー | ユナイテッド・アーティスツ | 21.5億円 | [注 18] | |
3 | スーパーマンII/冒険編 | ワーナー・ブラザース | 16.5億円 | [注 19] | |
4 | レイズ・ザ・タイタニック | 東宝東和 | 8.5億円 | ||
5 | ブルース・ブラザース | CIC | 7.7億円 | ||
6 | アメリカン・バイオレンス | 東宝東和 | 6.7億円 | ||
7 | ハンター | パラマウント映画 | 6.3億円 | ||
8 | ブラックホール | 東宝東和 | 6.0億円 | ||
9 | ヤング・マスター | 東宝東和 | 4.9億円 | ||
10 | クリスタル殺人事件 | 東宝東和 | 4.7億円 |
- #1,#3の出典:1981年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
- 上記以外の出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、400頁。ISBN 978-4873767550。
北米興行収入ランキング[編集]
順位 | 題名 | スタジオ | 興行収入 |
---|---|---|---|
1. | レイダース/失われたアーク《聖櫃》 | パラマウント | $212,222,025 |
2. | 黄昏 | ユニバーサル | $119,285,432 |
3. | スーパーマンII/冒険編 | ワーナー・ブラザース | $108,185,706 |
4. | ミスター・アーサー | ワーナー・ブラザース | $95,461,682 |
5. | パラダイス・アーミー | コロムビア | $85,297,000 |
6. | キャノンボール | 20世紀FOX | $72,179,579 |
7. | 炎のランナー | コロムビア | $58,972,904 |
8. | 007/ユア・アイズ・オンリー | MGM | $54,812,802 |
9. | 四季 | ユニバーサル | $50,427,646 |
10. | バンデットQ | 20世紀FOX | $42,365,581 |
出典: “1981 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月23日閲覧。
日本公開映画[編集]
1981年の日本公開映画を参照。受賞[編集]
●第54回アカデミー賞 ●作品賞 - ﹃炎のランナー﹄ ●監督賞 - ウォーレン・ベイティ︵﹃レッズ﹄︶ ●主演男優賞 - ヘンリー・フォンダ︵﹃黄昏﹄︶ ●主演女優賞 - キャサリン・ヘプバーン︵﹃黄昏﹄︶ ●第39回ゴールデングローブ賞 ●作品賞 (ドラマ部門) - ﹃黄昏 ﹄ ●主演女優賞 (ドラマ部門) - メリル・ストリープ︵﹃フランス軍中尉の女﹄︶、キャサリン・ヘプバーン︵﹃黄昏﹄︶ ●主演男優賞 (ドラマ部門) - ヘンリー・フォンダ︵﹃黄昏﹄︶ ●作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ﹃ミスター・アーサー﹄ ●主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - バーナデット・ピーターズ︵﹃ペニーズ・フロム・ヘブン﹄︶ ●主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - ダドリー・ムーア︵﹃ミスター・アーサー﹄︶ ●監督賞 - ウォーレン・ベイティ︵﹃レッズ﹄︶ ●第47回ニューヨーク映画批評家協会賞 - ﹃レッズ﹄ ●第34回カンヌ国際映画祭 ●パルム・ドール - ﹃鉄の男﹄︵アンジェイ・ワイダ︶ ●男優賞 - ウーゴ・トニャッツィ︵﹃ある愚か者の悲劇﹄︶ ●女優賞 - イザベル・アジャーニ︵﹃ポゼッション﹄﹃カルテット﹄︶ ●第38回ヴェネツィア国際映画祭 ●金獅子賞 - ﹃鉛の時代﹄︵マルガレーテ・フォン・トロッタ︶ ●第31回ベルリン国際映画祭 ●金熊賞 - ﹃急げ、急げ﹄ (カルロス・サウラ) ●第5回日本アカデミー賞 ●最優秀作品賞 - ﹃駅 STATION﹄︵降旗康男︶ ●最優秀主演男優賞 - 高倉健︵﹃駅 STATION﹄︶ ●最優秀主演女優賞 - 松坂慶子︵﹃青春の門﹄﹃男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎﹄︶ ●第24回ブルーリボン賞 ●作品賞 - ﹃泥の河﹄ ●主演男優賞 - 永島敏行︵﹃遠雷﹄︶ ●主演女優賞 - 松坂慶子︵﹃青春の門﹄﹃男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎﹄︶ ●監督賞 - 根岸吉太郎︵﹃遠雷﹄﹃狂った果実﹄︶ ●第55回キネマ旬報ベスト・テン ●外国映画第1位 - ﹃ブリキの太鼓﹄ ●日本映画第1位 - ﹃泥の河﹄ ●第36回毎日映画コンクール ●日本映画大賞 - ﹃泥の河﹄誕生[編集]
●1月28日 - イライジャ・ウッド、アメリカの俳優 ●1月28日 - 星野源、日本の俳優、歌手 ●2月2日 - 北川弘美、日本の女優 ●2月9日 - 知念里奈、日本の歌手、女優 ●2月21日 - 要潤、日本の俳優 ●2月22日 - エロディ・ユン、フランスの女優 ●3月2日 - ブライス・ダラス・ハワード、アメリカの女優 ●3月5日 - 忍成修吾、日本の俳優 ●3月10日 - 杉浦太陽、日本の俳優 ●3月31日 - 新谷良子、日本の声優 ●4月19日 - ヘイデン・クリステンセン、カナダの俳優 ●6月8日 - 野中藍、日本の声優 ●6月9日 - ナタリー・ポートマン、イスラエル・アメリカの女優 ●7月7日 - 滝沢沙織、日本の女優 ●7月27日 - 星野真里、日本の女優 ●8月5日 - 柴咲コウ、日本の女優 ●8月5日 - 浜野謙太、日本の俳優 ●8月22日 - 斎藤工、日本の俳優 ●8月29日 - エミリー・ドゥケンヌ、ベルギーの女優 ●9月2日 - 木内晶子、日本の女優 ●9月14日 - 安達祐実、日本の女優 ●11月4日 - 尾野真千子、日本の女優 ●11月7日 - 内山理名、日本の女優 ●11月19日 - 中村繪里子、日本の声優 ●11月21日 - 池脇千鶴、日本の女優 ●12月19日 - 佐藤江梨子、日本の女優死去[編集]
映画に直接関係のない人物(お笑いタレントやスポーツ選手、アナウンサー等)を記載しないで下さい。またノート:2016年の映画もお読み下さい。 |
日付 | 名前 | 国籍 | 年齢 | 職業 | |
---|---|---|---|---|---|
1月 | 1日 | ボーラ・ボンディ | 92 | 女優[48] | |
10日 | リチャード・ブーン | 63 | 俳優[49] | ||
16日 | バーナード・リー | 73 | 俳優[49] | ||
3月 | 15日 | ルネ・クレール | 82 | 映画監督[49] | |
4月 | 7日 | ノーマン・タウログ | 82 | 映画監督[49] | |
18日 | 横森久 | 52 | 俳優・声優[49] | ||
5月 | 1日 | 五所平之助 | 79 | 映画監督[49] | |
5日 | パウル・ヘルビガー | 87 | 俳優[50] | ||
22日 | ボリス・セイガル | 57 | 映画監督[49] | ||
24日 | 川喜多長政 | 78 | 東宝東和会長[49][注 20] | ||
7月 | 4日 | 木村功 | 58 | 俳優[49] | |
19日 | 伊藤大輔 | 82 | 映画監督[49] | ||
27日 | ウィリアム・ワイラー | 79 | 映画監督[49] | ||
8月 | 1日 | パディ・チャイエフスキー | 58 | 作家・脚本家[49] | |
4日 | メルヴィン・ダグラス | 80 | 俳優[49] | ||
18日 | アニタ・ルース | 93 | 脚本家[49] | ||
9月 | 22日 | 河原崎長十郎 (4代目) | 78 | 歌舞伎役者[要出典][注 21] | |
27日 | ロバート・モンゴメリー | 77 | 俳優[49] | ||
10月 | 5日 | グロリア・グレアム | 57 | 女優[49] | |
24日 | イーディス・ヘッド | 83 | 衣裳デザイナー[49] | ||
26日 | 伴淳三郎 | 73 | 俳優[49] | ||
28日 | 芥川比呂志 | 61 | 俳優・演出家[49] | ||
11月 | 2日 | ギスラン・クロケ | 57 | 撮影監督[49] | |
4日 | ジャン・ユスターシュ | 42 | 映画監督[49] | ||
12日 | ウィリアム・ホールデン | 63 | 俳優[49] | ||
27日 | ロッテ・レーニャ | 83 | 歌手・女優[49] | ||
29日 | ナタリー・ウッド | 43 | 女優[49] | ||
12月 | 28日 | アラン・ドワン | 96 | 映画監督[49] |
脚注[編集]
注釈[編集]
(一)^ ﹃The Hollywood Story﹄では、115.6 $MILLIONS となっている[1]。
(二)^ キネマ旬報1983年2月下旬号では﹃男はつらいよ 寅次郎かもめ歌﹄の配給収入は13億7100万円となっている[41]。
(三)^ キネマ旬報1983年2月下旬号では﹃男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎﹄の配給収入は12億1000万円となっている[41]。
(四)^ キネマ旬報1983年2月下旬号では﹃典子は、今﹄の配給収入は11億6000万円となっている[43]。
(五)^ 1981年2月から1982年1月までの1年間の東宝の年間配給収入は117億8000万円[44]。
(六)^ キネマ旬報1983年2月下旬号では﹃さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅﹄の配給収入は11億3000万円となっている[43]。
(七)^ キネマ旬報1983年2月下旬号では﹃野菊の墓﹄の配給収入は8億1000万円となっている[41]。
(八)^ 1981年2月から1982年1月までの1年間の東映の年間配給収入は78億6000万円 [44]。
(九)^ ﹃角川映画 1976‐1986 日本を変えた10年﹄では﹃悪霊島﹄と﹃蔵の中﹄は2本立て扱いで、配給収入は合計9億3000万円となっている[45]。
(十)^ 日本映画製作者連盟の発表では配給収入は13億円となっている[47]。
(11)^ ﹃キネマ旬報ベスト・テン85回全史﹄では配給収入は13億7100万円となっている[42]。
(12)^ 日本映画製作者連盟の発表では配給収入は12億円となっている[47]。
(13)^ ﹃キネマ旬報ベスト・テン85回全史﹄では配給収入は11億3000万円となっている[42]。
(14)^ 日本映画製作者連盟の発表では配給収入は10億8000万円となっている[47]。
(15)^ ﹃キネマ旬報ベスト・テン85回全史﹄では配給収入は単独10位の10億1000万円となっている[42]。
(16)^ ﹃キネマ旬報ベスト・テン85回全史﹄では配給収入はベストテンのランク外となっている[42]。
(17)^ ﹃キネマ旬報ベスト・テン85回全史﹄では配給収入は23億1000万円となっている[42]。
(18)^ 日本映画製作者連盟の発表では配給収入は20億5000万円となっている[47]。
(19)^ ﹃キネマ旬報ベスト・テン85回全史﹄では配給収入は15億9200万円となっている[42]。
(20)^ キネマ旬報では川喜多長政の死亡記事が1981年の10大ニュースの第5位となっている[51]。
(21)^ キネマ旬報では氏名が河原崎長十郎の長男である河原崎長一郎と誤植されている[49]。
出典[編集]
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