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{{Otheruses|政治上の右翼}}

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{{政党政治}}{{統治体制}}{{ナショナリズムのサイドバー}}

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'''右翼'''、'''右派'''(うよく、うは/[[英語|英]]:right-wing, rightist, the Right)とは、[[保守主義]]{{#tag:ref|[[東欧]]の[[社民主義]]政党や[[ドイツ]]の[[ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟]]、[[インド]]の[[インド国民会議]]ように、右派とは対極に位置する左派政党が保守主義を掲げることもある。また、[[穏健保守]]の立場は左派に分類されることもある。<ref>{{Cite Kotobank|word=左翼|author=|encyclopedia=世界大百科事典 第2版|access-date=2018-08-13}}</ref><ref>{{Cite news | author = [[犬塚元]] | title = ひもとく - リベラルとは何か | newspaper = [[朝日新聞]] | pages = 13 | date = 2017年11月12日 | url = | accessdate = }}</ref>。|group="注"}}・[[反動主義]]的な[[思想]]や[[運動]]{{Sfn|ブリタニカ・ジャパン|2014|p=「右翼」}}、または[[急進]]・[[共産主義]]に対して[[漸進主義|漸進]]・[[反共産主義]]勢力や[[人物]]を指す{{Sfn|平凡社|2019a|p=「右翼」}}。[[左翼]]の対立概念である<ref name="nippo">[https://kotobank.jp/word/%E5%8F%B3%E7%BF%BC-35264#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29 日本大百科全書(ニッポニカ)] コトバンク. 2018年3月19日閲覧</ref>。右翼の中でも[[過激]]なものを[[極右]]、穏健なものを[[中道右派]]という。


''''''''''''[[|]]right-wing, rightist, the Right[[]]{{#tag:ref|[[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[ ()]][[]]<ref>{{Cite Kotobank|word=|author=|encyclopedia= 2|access-date=2018-08-13}}</ref><ref>{{Cite news | author = [[]] | title =  -  | newspaper = [[]] | pages = 13 | date = 20171112 | url = | accessdate = }}</ref>|group=""}}[[]][[]][[]]{{Sfn||2014|p=}}[[]][[]][[|]][[]]{{#tag:ref|[[]][[]]|group=""}}[[]]{{Sfn||2019a|p=}}[[]]<ref name="nippo">[https://kotobank.jp/word/%E5%8F%B3%E7%BF%BC-35264#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29 ()] . 2018319</ref>[[]][[]][[]]


== 概要 ==

== 概要 ==

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[[マイペディア]]([[平凡社]])では「一般には[[ドイツ]]の[[ナチズム]]、[[イタリア]]の[[ファシズム]]、[[日本]]の[[超国家主義]]者などがその代表」と言う{{Sfn|平凡社|2019b|p=「右翼」}}。

[[マイペディア]]([[平凡社]])では「一般には[[ドイツ]]の[[ナチズム]]、[[イタリア]]の[[ファシズム]]、[[日本]]の[[超国家主義]]者などがその代表」と言う{{Sfn|平凡社|2019b|p=「右翼」}}。



T.A.Smith, R.Tatalovichによれば、[[社会学]]の説明としては、左翼が大きな平等や政治参加を求める社会運動であるのに対して、右翼は「[[秩序]]・[[体制]]・[[身分]]・[[名誉]]・[[伝統]]的な[[社会格差]]や[[価値観]]の構造を維持することを目指す[[社会運動]]<!--<ref name="TAS">内の「social movements ~ traditional social differences or values」の部分-->」を指すとされ、[[保守]]、[[愛国心]]、[[国粋主義]]的な思想を含むとされる<ref>[http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%8F%B3%E7%BF%BC&stype=0&dtype=0&dname=0ss 三省堂『大辞林』] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20130502153805/http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%8F%B3%E7%BF%BC&stype=0&dtype=0&dname=0ss |date=2013年5月2日 }}</ref>。[[類義語]]には「[[保守]]」や「守旧」など、[[対義語]]には「[[左翼]]」や「[[革新]]」などがある。

T.A.Smith, R.Tatalovichによれば、[[社会学]]の説明としては、左翼が大きな平等や政治参加を求める社会運動であるのに対して、右翼は「[[秩序]]・[[レジーム|体制]]・[[身分]]・[[名誉]]・[[伝統]]的な[[社会格差]]や[[価値観]]の構造を維持することを目指す[[社会運動]]<!--<ref name="TAS">内の「social movements ~ traditional social differences or values」の部分-->」を指すとされ、[[保守]]、[[愛国心]]、[[国粋主義]]的な思想を含むとされる<ref>[http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%8F%B3%E7%BF%BC&stype=0&dtype=0&dname=0ss 三省堂『大辞林』] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20130502153805/http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%8F%B3%E7%BF%BC&stype=0&dtype=0&dname=0ss |date=2013年5月2日 }}</ref>。[[類義語]]には「[[保守]]」や「守旧」など、[[対義語]]には「[[左翼]]」や「[[革新]]」などがある。



評論家の[[浅羽通明]]は、政治学者[[山口二郎]]の研究<ref>朝日新聞社刊『朝日現代用語知恵蔵』2006年、「日本政治」章、「左翼/右翼」項目</ref>を援用して、以下のように整理する<ref name="asaba">[[浅羽通明]][https://www.gentosha.jp/article/16161/ 「右翼」と「左翼」の違い、説明できますか?],2020.08.06 更新、幻冬舎plus.</ref>。[[左翼]]は、人間は本来[[自由]]、[[平等]]で、[[人権]]という[[理性]]、[[知性]]で考えついた[[理念]]をまだ知らない人にも広め([[啓蒙]])実現しようと志す。これらの理念は「国際的」「普遍的」であって、その実現が人類の[[進歩]]であると考えられる。現実に[[支配]]や[[抑圧]]、上下の身分、[[差別]]といった、自由と平等に反する制度があれば、それを批判し、別の形で実施する。対するに右翼は、[[伝統]]や「人間の感情、情緒」を重視し、理性が生み出した自由・平等・人権では人は割り切れないと考える。そのため、反[[啓蒙主義]]の立場をとる。「長い間定着してきた世の中の仕組みである以上は、多少の弊害があっても簡単に変えられないし、変えるべきでもない」と考える<ref name="asaba"/>。こうした伝統的な世の中の仕組みには、近代以前に起源を有する[[王制]]、[[天皇制]]、[[身分制]]なども含む。右翼は、自国の歴史を重んじる[[歴史主義]]、[[ロマン主義]]の立場をとり、制度改革を目指す左翼から伝統や歴史を[[保守]]しようと志す<ref name="asaba"/>。このことから右翼は「[[国粋主義]]」「[[民族主義]]」となり、「[[国際主義]]」「[[普遍主義]]」と拮抗するようになる。また、浅羽は[[竹中平蔵]]や[[小泉純一郎]]政権の[[構造改革]]などの[[市場原理主義]]は自由を徹底させ、[[既得権]]否定などは平等実現にも思えるため左翼のようである。また、国民の人権や自由を抑圧した旧[[ソ連]]など[[社会主義]]国の場合や、他民族に支配されている[[少数民族]]が自由や他民族との平等を求めた[[ベトナム戦争|ベトナム解放戦争]]や[[クルド人]]、[[チェチェン人]]の闘争の場合は右翼なのか左翼なのかと問い、「右翼─左翼」の位置づけは難しいと指摘している<ref name="asaba"/>。

評論家の[[浅羽通明]]は、政治学者[[山口二郎]]の研究<ref>朝日新聞社刊『朝日現代用語知恵蔵』2006年、「日本政治」章、「左翼/右翼」項目</ref>を援用して、以下のように整理する<ref name="asaba">[[浅羽通明]][https://www.gentosha.jp/article/16161/ 「右翼」と「左翼」の違い、説明できますか?],2020.08.06 更新、幻冬舎plus.</ref>。[[左翼]]は、人間は本来[[自由]]、[[平等]]で、[[人権]]という[[理性]]、[[知性]]で考えついた[[理念]]をまだ知らない人にも広め([[啓蒙]])実現しようと志す。これらの理念は「国際的」「普遍的」であって、その実現が人類の[[進歩]]であると考えられる。現実に[[支配]]や[[抑圧]]、上下の身分、[[差別]]といった、自由と平等に反する制度があれば、それを批判し、別の形で実施する。対するに右翼は、[[伝統]]や「人間の感情、情緒」を重視し、理性が生み出した自由・平等・人権では人は割り切れないと考える。そのため、反[[啓蒙主義]]の立場をとる。「長い間定着してきた世の中の仕組みである以上は、多少の弊害があっても簡単に変えられないし、変えるべきでもない」と考える<ref name="asaba"/>。こうした伝統的な世の中の仕組みには、近代以前に起源を有する[[王制]]、[[天皇制]]、[[身分制]]なども含む。右翼は、自国の歴史を重んじる[[歴史主義]]、[[ロマン主義]]の立場をとり、制度改革を目指す左翼から伝統や歴史を[[保守]]しようと志す<ref name="asaba"/>。このことから右翼は「[[国粋主義]]」「[[民族主義]]」となり、「[[国際主義]]」「[[普遍主義]]」と拮抗するようになる。また、浅羽は[[竹中平蔵]]や[[小泉純一郎]]政権の[[構造改革]]などの[[市場原理主義]]は自由を徹底させ、[[既得権]]否定などは平等実現にも思えるため左翼のようである。また、国民の人権や自由を抑圧した旧[[ソ連]]など[[社会主義]]国の場合や、他民族に支配されている[[少数民族]]が自由や他民族との平等を求めた[[ベトナム戦争|ベトナム解放戦争]]や[[クルド人]]、[[チェチェン人]]の闘争の場合は右翼なのか左翼なのかと問い、「右翼─左翼」の位置づけは難しいと指摘している<ref name="asaba"/>。

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==世界各国の右翼==

== 東アジア ==

=== 日本 ===

=== 東アジア ===

==== 日本 ====

{{main|街宣右翼|Category:戦前日本の右翼団体}}

{{main|街宣右翼|Category:戦前日本の右翼団体}}



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[[警察白書]]では「公安の維持」として左翼勢力に次いで「右翼」の動向を掲載している<ref>[https://www.npa.go.jp/hakusyo/s48/s480700.html 警察白書(昭和48年) 第7章 公安の維持]</ref>。今日では街宣活動や示威活動を専門に行う右翼がおり、[[暴力団]]まがいの活動を行い、あるいは暴力団が政治団体として右翼と称している事例も多い<ref>[https://www.npa.go.jp/archive/keibi/syouten/syouten269/sec02/sec02_04.htm 国内外の情勢に敏感に反応した右翼] [[警察庁]]『警備警察50年』</ref>。警察学のなかで語られる右翼は基本的に「民族主義的で排外主義的な主張にもとづく市民活動」であり攻撃対象を執拗につけまわし徘徊し、あるいは[[テロリズム]]の元凶として[[公安警察]]の情報収集対象になっている。また、同様に[[公安調査庁]]の情報収集対象にもなっている。<!--公安警察や公安調査庁は、[[右派系市民グループ]]を右翼と同一視していないため、公安庁の出典をつけて記述することはできない-->

[[警察白書]]では「公安の維持」として左翼勢力に次いで「右翼」の動向を掲載している<ref>[https://www.npa.go.jp/hakusyo/s48/s480700.html 警察白書(昭和48年) 第7章 公安の維持]</ref>。今日では街宣活動や示威活動を専門に行う右翼がおり、[[暴力団]]まがいの活動を行い、あるいは暴力団が政治団体として右翼と称している事例も多い<ref>[https://www.npa.go.jp/archive/keibi/syouten/syouten269/sec02/sec02_04.htm 国内外の情勢に敏感に反応した右翼] [[警察庁]]『警備警察50年』</ref>。警察学のなかで語られる右翼は基本的に「民族主義的で排外主義的な主張にもとづく市民活動」であり攻撃対象を執拗につけまわし徘徊し、あるいは[[テロリズム]]の元凶として[[公安警察]]の情報収集対象になっている。また、同様に[[公安調査庁]]の情報収集対象にもなっている。<!--公安警察や公安調査庁は、[[右派系市民グループ]]を右翼と同一視していないため、公安庁の出典をつけて記述することはできない-->



=== 中国 ===

==== 中国 ====

[[ファイル:Anti-Rightist Movement.jpg|サムネイル|[[反右派闘争]]のパレード]]

[[ファイル:Anti-Rightist Movement.jpg|サムネイル|[[反右派闘争]]のパレード]]

[[極左]]政党である[[中国共産党]]による支配が確立している[[中華人民共和国|中国]]においては、体制に批判的な勢力や人物が右翼と呼ばれる。

[[極左]]政党である[[中国共産党]]による支配が確立している[[中華人民共和国|中国]]においては、体制に批判的な勢力や人物が右翼と呼ばれる。

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1957年に[[毛沢東]]が発動した「[[反右派闘争]]」と呼ばれる反体制狩りで、55万人の知識人が弾圧を受けた。

1957年に[[毛沢東]]が発動した「[[反右派闘争]]」と呼ばれる反体制狩りで、55万人の知識人が弾圧を受けた。



=== 韓国 ===

==== 韓国 ====

[[第二次世界大戦]]後長らく南北分断による[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]の脅威に対抗するため、[[反共主義]]という共通目標から日本の右翼と親しい関係にあった<ref group="注">[[岸信介]]は[[国際勝共連合]]が日本に橋頭堡を築くのに助力し、自民党の一部議員は選挙で[[世界基督教統一神霊協会]]信徒の支援を受けた。彼らは「勝共議員」と呼ばれる。[[光州事件]]について非難の声を上げたのは左翼である。</ref>。また1990年代以降は反日親北の強い左翼勢力が拡大し右翼は迫害される一方となった。2000年代に[[ニューライト (韓国)|ニューライト]]と呼ばれる新右翼が誕生し、アメリカ、日本寄りの姿勢を強めている。

[[第二次世界大戦]]後長らく南北分断による[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]の脅威に対抗するため、[[反共主義]]という共通目標から日本の右翼と親しい関係にあった<ref group="注">[[岸信介]]は[[国際勝共連合]]が日本に橋頭堡を築くのに助力し、自民党の一部議員は選挙で[[世界基督教統一神霊協会]]信徒の支援を受けた。彼らは「勝共議員」と呼ばれる。[[光州事件]]について非難の声を上げたのは左翼である。</ref>。また1990年代以降は反日親北の強い左翼勢力が拡大し右翼は迫害される一方となった。2000年代に[[ニューライト (韓国)|ニューライト]]と呼ばれる新右翼が誕生し、アメリカ、日本寄りの姿勢を強めている。



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また、韓国の右翼は[[同性愛]]に非常に否定的である<ref>[http://www.mediaus.co.kr/news/articleView.html?idxno=50837 “동성애는 좌파”…목사님들과 보수우파는 왜 하나로 뭉쳤나?("同性愛は左派"...牧師たちと保守右派はなぜ一つに団結したのか?)] ''미디어스'' (2015年10月23日)</ref><ref>[http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?art_id=201710141205001 위기의 보수단체 ‘동성애 혐오’로 헤쳐모여(危機の保守団体、"同性愛嫌悪"で団結)]. ''[[京郷新聞]]'' (2017年10月14日)</ref>。韓国の主要右派政治家であり、[[自由韓国党]]前代表の[[洪準杓]](ホン・ジュンピョ)は「同性愛は天の意思に反する犯罪」、「同性愛を禁止するだけでなく厳罰しなければならない」と発言した<ref>[https://news.joins.com/article/21522708 홍준표, "동성애, 하늘 뜻 거스러…엄벌에 처해야"] ''[[中央日報]]'' (2017年4月27日)</ref>。実際、韓国の右派政治家の多くは同性愛など性的少数者の問題に非常に強く反対し、同性愛を[[近親相姦]]や[[小児性愛]]と比較したり、[[性的少数者]]の存在が社会秩序を崩壊させると罵倒したりもする<ref>[http://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/811112.html 金二洙、イヤー、金命洙···。김이수 이어 김명수…보수야당 ‘동성애 혐오’ 새 색깔론 (保守野党"同性愛嫌悪"新色論)] ''ハンギョレ'' (2017年9月15日)</ref>。

また、韓国の右翼は[[同性愛]]に非常に否定的である<ref>[http://www.mediaus.co.kr/news/articleView.html?idxno=50837 “동성애는 좌파”…목사님들과 보수우파는 왜 하나로 뭉쳤나?("同性愛は左派"...牧師たちと保守右派はなぜ一つに団結したのか?)] ''미디어스'' (2015年10月23日)</ref><ref>[http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?art_id=201710141205001 위기의 보수단체 ‘동성애 혐오’로 헤쳐모여(危機の保守団体、"同性愛嫌悪"で団結)]. ''[[京郷新聞]]'' (2017年10月14日)</ref>。韓国の主要右派政治家であり、[[自由韓国党]]前代表の[[洪準杓]](ホン・ジュンピョ)は「同性愛は天の意思に反する犯罪」、「同性愛を禁止するだけでなく厳罰しなければならない」と発言した<ref>[https://news.joins.com/article/21522708 홍준표, "동성애, 하늘 뜻 거스러…엄벌에 처해야"] ''[[中央日報]]'' (2017年4月27日)</ref>。実際、韓国の右派政治家の多くは同性愛など性的少数者の問題に非常に強く反対し、同性愛を[[近親相姦]]や[[小児性愛]]と比較したり、[[性的少数者]]の存在が社会秩序を崩壊させると罵倒したりもする<ref>[http://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/811112.html 金二洙、イヤー、金命洙···。김이수 이어 김명수…보수야당 ‘동성애 혐오’ 새 색깔론 (保守野党"同性愛嫌悪"新色論)] ''ハンギョレ'' (2017年9月15日)</ref>。



=== 北朝鮮 ===

==== 北朝鮮 ====

極左政党である[[朝鮮労働党]]の一党独裁政権下にある北朝鮮は外部からは不明な点が多く、政府に独断で愛国活動を行う右翼勢力の存在は確認されていないが、2002年に北朝鮮政府が日本人拉致を認めた際には「一部の英雄主義者」の犯行として処理したことがある。ただ、西欧の一部の学者は、北朝鮮の軍事基盤[[全体主義]]体制と[[人種差別]]が過去の[[日本帝国]]の姿に似ているとし、北朝鮮を実質的に[[極左]]ではなく[[極右]]的国家と見る見方もある。むろん、このような見解は論議の余地がある<ref name="Hitchens">{{cite news |url=http://www.slate.com/id/2243112/ |title=A Nation of Racist Dwarfs |first=Christopher |last=Hitchens |authorlink=Christopher Hitchens |date=1 February 2010 |accessdate=23 December 2012 |work=Fighting Words |publisher=[[Slate (magazine)|Slate]]}}</ref><ref name="Rank">{{cite news |url=http://www.atimes.com/atimes/Korea/LD10Dg02.html |title=Lifting the cloak on North Korean secrecy: ''The Cleanest Race, How North Koreans See Themselves'' by B R Myers |first=Michael |last=Rank |date=10 April 2012 |accessdate=13 December 2012 |publisher=Asia Times}}</ref>。

極左政党である[[朝鮮労働党]]の一党独裁政権下にある北朝鮮は外部からは不明な点が多く、政府に独断で愛国活動を行う右翼勢力の存在は確認されていないが、2002年に北朝鮮政府が日本人拉致を認めた際には「一部の英雄主義者」の犯行として処理したことがある。ただ、西欧の一部の学者は、北朝鮮の軍事基盤[[全体主義]]体制と[[人種差別]]が過去の[[日本帝国]]の姿に似ているとし、北朝鮮を実質的に[[極左]]ではなく[[極右]]的国家と見る見方もある。むろん、このような見解は論議の余地がある<ref name="Hitchens">{{cite news |url=http://www.slate.com/id/2243112/ |title=A Nation of Racist Dwarfs |first=Christopher |last=Hitchens |authorlink=Christopher Hitchens |date=1 February 2010 |accessdate=23 December 2012 |work=Fighting Words |publisher=[[Slate (magazine)|Slate]]}}</ref><ref name="Rank">{{cite news |url=http://www.atimes.com/atimes/Korea/LD10Dg02.html |title=Lifting the cloak on North Korean secrecy: ''The Cleanest Race, How North Koreans See Themselves'' by B R Myers |first=Michael |last=Rank |date=10 April 2012 |accessdate=13 December 2012 |publisher=Asia Times}}</ref>。



=== モンゴル ===

==== モンゴル ====

{{See|反中#モンゴル国における反中}}

{{See|反中#モンゴル国における反中}}

[[モンゴル国|モンゴル]]は歴史的に何度も[[中国]]からの[[侵略]]を受け、特に[[清|清朝]]末期から[[中華民国]]時代にかけての中国人による蛮行、さらに[[中国共産党]]による[[内モンゴル人民革命党粛清事件|内モンゴルへの弾圧]]などを背景に、モンゴルでの[[反中]]意識が強く、[[中華人民共和国|中国]]に対する激しい敵対心を抱いており、[[中国人]]がモンゴルで襲われるほどである<ref name="在モンゴル日本国大使館">{{Cite news|author=|url=https://www.mn.emb-japan.go.jp/news/jp563.html|title=モンゴ政務週間動向(2008.05.19-05.25)|newspaper=|publisher=[[在モンゴル日本国大使館]]|year=|month=|date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210602162205/https://www.mn.emb-japan.go.jp/news/jp563.html|archivedate=2021-06-02|deadurldate=|page=}}</ref>。中国人だと思って殴っていたら[[日本人]]だとわかって「ごめんなさい」と謝罪するケースもあり<ref>{{Cite news|url=https://nikkan-spa.jp/705426|title=習近平が「中国人嫌い」な“あの国”を訪問した意図とは?|newspaper=[[SPA!|日刊SPA!]]|publisher=|date=2014-08-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140829030548/http://nikkan-spa.jp/705426|archivedate=2014-08-29|deadurldate=2017-09}}</ref>、2005年頃から中国人や[[中華料理|中華料理店]]が襲撃される事件が頻繁に起きており<ref>{{Cite news|author=[[宮家邦彦]]|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=2|title=中国とモンゴル:中国を毛嫌いするモンゴル人 DNAに記録された蛮行の歴史~中国株式会社の研究(102)|newspaper=[[JBpress]]|publisher=[[日本ビジネスプレス]]|date=2011-03-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110322201720/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=2|archivedate=2011-03-22|deadlinkdate=}}</ref>、産業法規を無視するような「やりたい放題」の中国資本、後を絶たない[[不法滞在|不法入国]]、衛生観念の欠落、地元女性をほしいままにする素行の悪さなど「日々の新聞の見出しになるほど」であり<ref>{{Cite news|author=[[姫田小夏]]|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30549?page=3|title=モンゴルでますます高まる嫌中ムード 「やりたい放題」に資源を獲得し、土地の不法占拠も|newspaper=[[JBpress]]|publisher=[[日本ビジネスプレス]]|date=2011-11-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20111202110743/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30549?page=3|archivedate=2011-12-02|deadlinkdate=}}</ref>、近年モンゴルでは中国人労働者と[[観光|観光客]]が目立つようになり、だからこそ、モンゴルの[[極右|極右団体]]が中国人らしい人物を見つけては、無差別に鬱憤晴らしの嫌がらせをしている<ref>{{Cite news|author=[[宮家邦彦]]|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=3|title=中国とモンゴル:中国を毛嫌いするモンゴル人DNAに記録された蛮行の歴史~中国株式会社の研究(102)|newspaper=[[JBpress]]|publisher=[[日本ビジネスプレス]]|date=2011-03-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110323015038/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=3|archivedate=2011-03-23|deadlinkdate=}}</ref>。

[[モンゴル国|モンゴル]]は歴史的に何度も[[中国]]からの[[侵略]]を受け、特に[[清|清朝]]末期から[[中華民国]]時代にかけての中国人による蛮行、さらに[[中国共産党]]による[[内モンゴル人民革命党粛清事件|内モンゴルへの弾圧]]などを背景に、モンゴルでの[[反中]]意識が強く、[[中華人民共和国|中国]]に対する激しい敵対心を抱いており、[[中国人]]がモンゴルで襲われるほどである<ref name="在モンゴル日本国大使館">{{Cite news|author=|url=https://www.mn.emb-japan.go.jp/news/jp563.html|title=モンゴ政務週間動向(2008.05.19-05.25)|newspaper=|publisher=[[在モンゴル日本国大使館]]|year=|month=|date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20210602162205/https://www.mn.emb-japan.go.jp/news/jp563.html|archivedate=2021-06-02|deadurldate=|page=}}</ref>。中国人だと思って殴っていたら[[日本人]]だとわかって「ごめんなさい」と謝罪するケースもあり<ref>{{Cite news|url=https://nikkan-spa.jp/705426|title=習近平が「中国人嫌い」な“あの国”を訪問した意図とは?|newspaper=[[SPA!|日刊SPA!]]|publisher=|date=2014-08-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140829030548/http://nikkan-spa.jp/705426|archivedate=2014-08-29|deadurldate=2017-09}}</ref>、2005年頃から中国人や[[中華料理|中華料理店]]が襲撃される事件が頻繁に起きており<ref>{{Cite news|author=[[宮家邦彦]]|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=2|title=中国とモンゴル:中国を毛嫌いするモンゴル人 DNAに記録された蛮行の歴史~中国株式会社の研究(102)|newspaper=[[JBpress]]|publisher=[[日本ビジネスプレス]]|date=2011-03-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110322201720/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=2|archivedate=2011-03-22|deadlinkdate=}}</ref>、産業法規を無視するような「やりたい放題」の中国資本、後を絶たない[[不法滞在|不法入国]]、衛生観念の欠落、地元女性をほしいままにする素行の悪さなど「日々の新聞の見出しになるほど」であり<ref>{{Cite news|author=[[姫田小夏]]|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30549?page=3|title=モンゴルでますます高まる嫌中ムード 「やりたい放題」に資源を獲得し、土地の不法占拠も|newspaper=[[JBpress]]|publisher=[[日本ビジネスプレス]]|date=2011-11-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20111202110743/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30549?page=3|archivedate=2011-12-02|deadlinkdate=}}</ref>、近年モンゴルでは中国人労働者と[[観光|観光客]]が目立つようになり、だからこそ、モンゴルの[[極右|極右団体]]が中国人らしい人物を見つけては、無差別に鬱憤晴らしの嫌がらせをしている<ref>{{Cite news|author=[[宮家邦彦]]|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=3|title=中国とモンゴル:中国を毛嫌いするモンゴル人DNAに記録された蛮行の歴史~中国株式会社の研究(102)|newspaper=[[JBpress]]|publisher=[[日本ビジネスプレス]]|date=2011-03-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110323015038/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=3|archivedate=2011-03-23|deadlinkdate=}}</ref>。

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[[アメリカ合衆国国務省]]は2010年の春以降、[[ウランバートル]]などで「外国籍の人間に対する[[排外主義]]的襲撃事件が増加しており、[[ナショナリズム]]団体が[[アジア系アメリカ人]]を[[中国人]]や[[朝鮮民族|韓国人]]だと誤解し、突然襲撃することが多いとの渡航情報を出している<ref name="AFP"/><ref name="宮家邦彦1">{{Cite news|author=[[宮家邦彦]]|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667|title=中国とモンゴル:中国を毛嫌いするモンゴル人 DNAに記録された蛮行の歴史~中国株式会社の研究(102)|newspaper=[[JBpress]]|publisher=[[日本ビジネスプレス]]|date=2011-03-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110321105305/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667|archivedate=2011-03-21|deadlinkdate=}}</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20110323025046/http://travel.state.gov/travel/cis_pa_tw/cis/cis_973.html#safety アメリカ合衆国国務省ウェブサイト(アーカイブ)October 14, 2010],「Since the spring of 2010, an increased number of xenophobic attacks against foreign nationals in Ulaanbaatar were reported to the U.S. Embassy. A number of these attacks occurred without provocation, and robbery was not the motive. Attackers targeted the victim(s) based solely on their ethnicity or perceived foreign nationality. Some of these attacks were directed against U.S. citizens.Additionally, nationalist groups frequently mistake Asian-Americans for ethnic Chinese or Koreans and may attack without warning or provocation. Asian-Americans should exercise caution walking the streets of Ulaanbaatar at all times.」 </ref>。

[[アメリカ合衆国国務省]]は2010年の春以降、[[ウランバートル]]などで「外国籍の人間に対する[[排外主義]]的襲撃事件が増加しており、[[ナショナリズム]]団体が[[アジア系アメリカ人]]を[[中国人]]や[[朝鮮民族|韓国人]]だと誤解し、突然襲撃することが多いとの渡航情報を出している<ref name="AFP"/><ref name="宮家邦彦1">{{Cite news|author=[[宮家邦彦]]|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667|title=中国とモンゴル:中国を毛嫌いするモンゴル人 DNAに記録された蛮行の歴史~中国株式会社の研究(102)|newspaper=[[JBpress]]|publisher=[[日本ビジネスプレス]]|date=2011-03-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110321105305/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667|archivedate=2011-03-21|deadlinkdate=}}</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20110323025046/http://travel.state.gov/travel/cis_pa_tw/cis/cis_973.html#safety アメリカ合衆国国務省ウェブサイト(アーカイブ)October 14, 2010],「Since the spring of 2010, an increased number of xenophobic attacks against foreign nationals in Ulaanbaatar were reported to the U.S. Embassy. A number of these attacks occurred without provocation, and robbery was not the motive. Attackers targeted the victim(s) based solely on their ethnicity or perceived foreign nationality. Some of these attacks were directed against U.S. citizens.Additionally, nationalist groups frequently mistake Asian-Americans for ethnic Chinese or Koreans and may attack without warning or provocation. Asian-Americans should exercise caution walking the streets of Ulaanbaatar at all times.」 </ref>。



=== インド ===

==== インド ====

ヒンドゥー至上主義者団体が存在する([[ヒンドゥー・ナショナリズム]]の項目も参照)。[[2008年]]には[[オリッサ]]州においてキリスト教徒に対する暴動が発生している<ref>http://www.christiantoday.co.jp/articles/13950/20140829/never-again-kandhamal-6-year.htm</ref>。

ヒンドゥー至上主義者団体が存在する([[ヒンドゥー・ナショナリズム]]の項目も参照)。[[2008年]]には[[オリッサ]]州においてキリスト教徒に対する暴動が発生している<ref>http://www.christiantoday.co.jp/articles/13950/20140829/never-again-kandhamal-6-year.htm</ref>。

{{Main|[[:en:Religious violence in Odisha#2008 Kandhamal violence]]}}

{{Main|[[:en:Religious violence in Odisha#2008 Kandhamal violence]]}}

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[[2009年]]には熱狂的なヒンドゥー至上主義者団体が「インドの文化に反する」という理由でバレンタインデーを祝う人々へ襲撃予告を出したことがある<ref>http://timesofindia.indiatimes.com/India/Renuka_warns_Karnataka_govt_as_Ram_Sena_renews_V-Day_threat/rssarticleshow/4077223.cms</ref>。

[[2009年]]には熱狂的なヒンドゥー至上主義者団体が「インドの文化に反する」という理由でバレンタインデーを祝う人々へ襲撃予告を出したことがある<ref>http://timesofindia.indiatimes.com/India/Renuka_warns_Karnataka_govt_as_Ram_Sena_renews_V-Day_threat/rssarticleshow/4077223.cms</ref>。



=== ミャンマー ===

==== ミャンマー ====

[[2010年]]の民政移管後に[[969運動]]などの仏教過激派・民族主義団体が目立つようになっている。また[[2021年ミャンマークーデター|2021年のクーデター]]で、[[ミャンマー軍|軍部]]が[[国家行政評議会|政権]]を握ったため、現在の[[ミャンマー]]は右翼国家である。

[[2010年]]の民政移管後に[[969運動]]などの仏教過激派・民族主義団体が目立つようになっている。また[[2021年ミャンマークーデター|2021年のクーデター]]で、[[ミャンマー軍|軍部]]が[[国家行政評議会|政権]]を握ったため、現在の[[ミャンマー]]は右翼国家である。



== アメリカ合衆国 ==

===南北アメリカ===


==== アメリカ合衆国 ====

[[奴隷制]]の負の遺産として、[[白人至上主義]]が歴史的に存在しており、[[クー・クラックス・クラン|クー・クラックス・クラン(KKK)]]、[[ミリシア]]などの団体が[[公民権運動]]の成果であるマイノリティー擁護政策や移民増大の反作用として、[[有色人種]]をターゲットにし暴行を加えるなど様々な問題も抱える([[ヘイトクライム]])。近年では同種の主張をする団体は、KKKも含め衰退の一途をたどっているが、保守的な傾向のある地域では上記のような[[レイシズム|差別思想]]も根深く残っている。

[[奴隷制]]の負の遺産として、[[白人至上主義]]が歴史的に存在しており、[[クー・クラックス・クラン|クー・クラックス・クラン(KKK)]]、[[ミリシア]]などの団体が[[公民権運動]]の成果であるマイノリティー擁護政策や移民増大の反作用として、[[有色人種]]をターゲットにし暴行を加えるなど様々な問題も抱える([[ヘイトクライム]])。近年では同種の主張をする団体は、KKKも含め衰退の一途をたどっているが、保守的な傾向のある地域では上記のような[[レイシズム|差別思想]]も根深く残っている。



最近は、'''[[オルタナ右翼]]'''([[英語|英]]:alt-right)という'''右翼'''思想の一種が主流の[[保守]]主義への代替案(オルタナティブ)として出現した。[[共和党 (アメリカ)|共和党]]の第45代大統領[[ドナルド・トランプ]]を支持し、[[2016年アメリカ合衆国大統領選挙|アメリカ合衆国大統領選挙]]でのトランプ当選に役割を果たした運動だとされる。この運動は2021年1月6日の[[アメリカ合衆国議会|議会]]を約6時間中断させた[[2021年アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件|議会議事堂襲撃事件]]を経て2020年のトランプ落選後も継続した運動として勢力を保っている。

最近は、'''[[オルタナ右翼]]'''([[英語|英]]:alt-right)という'''右翼'''思想の一種が主流の[[保守]]主義への代替案(オルタナティブ)として出現した。[[共和党 (アメリカ)|共和党]]の第45代大統領[[ドナルド・トランプ]]を支持し、[[2016年アメリカ合衆国大統領選挙|アメリカ合衆国大統領選挙]]でのトランプ当選に役割を果たした運動だとされる。この運動は2021年1月6日の[[アメリカ合衆国議会|議会]]を約6時間中断させた[[2021年アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件|議会議事堂襲撃事件]]を経て2020年のトランプ落選後も継続した運動として勢力を保っている。



== 欧州連合諸国 ==

=== 欧州連合諸国 ===

{{See also|ヨーロッパの急進右翼}}

{{See also|ヨーロッパの急進右翼}}

近年の[[欧州連合]](EU)では、[[排外主義]]の政治勢力が右翼または[[極右]]というレッテルを貼られることが多い。[[移民]]の高い失業率や貧困・犯罪といった問題、[[多文化主義]]政策の失敗により、非欧州系やムスリムの移民と在来の住民との摩擦が激しくなり、各国で右翼勢力の存在感が高まっている。なお、イタリアの[[北部同盟 (イタリア)|北部同盟]]やオランダの[[ピム・フォルタイン|フォルタイン党]]などは反移民を主張することから右翼政党と定義されやすいが、これらの政党は[[反グローバリズム]]・[[地域主義]]色が強く、国家を地盤とした既存の右翼勢力と同一視する事は適切ではない。

近年の[[欧州連合]](EU)では、[[排外主義]]の政治勢力が右翼または[[極右]]というレッテルを貼られることが多い。[[移民]]の高い失業率や貧困・犯罪といった問題、[[多文化主義]]政策の失敗により、非欧州系やムスリムの移民と在来の住民との摩擦が激しくなり、各国で右翼勢力の存在感が高まっている。なお、イタリアの[[北部同盟 (イタリア)|北部同盟]]やオランダの[[ピム・フォルタイン|フォルタイン党]]などは反移民を主張することから右翼政党と定義されやすいが、これらの政党は[[反グローバリズム]]・[[地域主義]]色が強く、国家を地盤とした既存の右翼勢力と同一視する事は適切ではない。

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いわゆる[[ネオナチ]]も「ドイツにおけるネオファシズム」と分類される。しかし、ネオナチはナチスが劣等民族と見なしていたスラブ人による東欧・ロシアでの浸透がみられ、本来のナチズムとは別物と見なされることもある。

いわゆる[[ネオナチ]]も「ドイツにおけるネオファシズム」と分類される。しかし、ネオナチはナチスが劣等民族と見なしていたスラブ人による東欧・ロシアでの浸透がみられ、本来のナチズムとは別物と見なされることもある。



=== ドイツ ===

==== ドイツ ====

[[ドイツ]]の右翼は、[[ネオナチ]]の勢力が最も有名であるが、[[ナチズム]]に対して否定的な右翼も多い。[[ナチス]]系の右翼にはナチス的だが反ヒトラー派があり、また[[保守革命]]の系譜とされる諸派、例えば[[コンスル (テロ組織)|コンスル]]などの流れを引く右翼は反ナチ系の極右である。なお、ネオナチは[[トルコ]]等からの移民を攻撃対象にする傾向にある。

[[ドイツ]]の右翼は、[[ネオナチ]]の勢力が最も有名であるが、[[ナチズム]]に対して否定的な右翼も多い。[[ナチス]]系の右翼にはナチス的だが反ヒトラー派があり、また[[保守革命]]の系譜とされる諸派、例えば[[コンスル (テロ組織)|コンスル]]などの流れを引く右翼は反ナチ系の極右である。なお、ネオナチは[[トルコ]]等からの移民を攻撃対象にする傾向にある。



反[[欧州連合|EU]]や[[移民]]制限などを掲げた[[国民保守主義]]政党も近年は活躍しており、[[2013年]]に結成された[[ドイツのための選択肢|ドイツのための選択肢(Alternative für Deutschland、AfD)]]は翌年の[[2014年欧州議会議員選挙|欧州議会選挙]]で7名を当選させ、[[2017年ドイツ連邦議会選挙]]では94議席を獲得し、野党第一党となった。AfDは[[極右]]政党と報道される<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72674470Y1A600C2FF8000/],[https://www.bbc.com/japanese/57380259]</ref>。

反[[欧州連合|EU]]や[[移民]]制限などを掲げた[[国民保守主義]]政党も近年は活躍しており、[[2013年]]に結成された[[ドイツのための選択肢|ドイツのための選択肢(Alternative für Deutschland、AfD)]]は翌年の[[2014年欧州議会議員選挙|欧州議会選挙]]で7名を当選させ、[[2017年ドイツ連邦議会選挙]]では94議席を獲得し、野党第一党となった。AfDは[[極右]]政党と報道される<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGKKZO72674470Y1A600C2FF8000/],[https://www.bbc.com/japanese/57380259]</ref>。



=== イタリア ===

==== イタリア ====

[[イタリア]]においては第二次世界大戦後、左翼勢力が台頭した一方で、[[ネオ・ファシズム]]などの右翼勢力も活躍している。

[[イタリア]]においては第二次世界大戦後、左翼勢力が台頭した一方で、[[ネオ・ファシズム]]などの右翼勢力も活躍している。

[[1946年]]、[[ベニート・ムッソリーニ]]の[[イタリア社会共和国]]の関係者によって[[イタリア社会運動]]が結成された。1967年[[ユニオ・ヴァレリオ・ボルゲーゼ]]はイタリア国民戦線を結成した。ボルゲーゼは1970年には[[イタリア共産党]]の躍進に危機感を強め、軍事クーデターを計画したが失敗し、スペインに亡命した。

[[1946年]]、[[ベニート・ムッソリーニ]]の[[イタリア社会共和国]]の関係者によって[[イタリア社会運動]]が結成された。1967年[[ユニオ・ヴァレリオ・ボルゲーゼ]]はイタリア国民戦線を結成した。ボルゲーゼは1970年には[[イタリア共産党]]の躍進に危機感を強め、軍事クーデターを計画したが失敗し、スペインに亡命した。

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[[]]<ref>Veneziani, Marcello.(1995) Sinistra e destra. Risposta a Norberto Bobbio, Vallecchi.</ref>[[]][[ ()|]][[ ()|]](radicamento)(Destra profonda)EU[[]]<ref>19902006- 200611pp213</ref>.

[[]]<ref>Veneziani, Marcello.(1995) Sinistra e destra. Risposta a Norberto Bobbio, Vallecchi.</ref>[[]][[ ()|]][[ ()|]](radicamento)(Destra profonda)EU[[]]<ref>19902006- 200611pp213</ref>.


=== フランス ===

==== フランス ====

[[ファイル:Le Pen, Marine-9586.jpg|サムネイル|フランスの右翼政党[[国民連合 (フランス)|国民連合]]の党首[[マリーヌ・ル・ペン]]]]

[[ファイル:Le Pen, Marine-9586.jpg|サムネイル|フランスの右翼政党[[国民連合 (フランス)|国民連合]]の党首[[マリーヌ・ル・ペン]]]]

フランスでは[[アクション・フランセーズ]]に代表される[[王党派]]右翼が王制廃止後も長く影響力を持ったが、現在ではほとんど消滅してしまっている。

フランスでは[[アクション・フランセーズ]]に代表される[[王党派]]右翼が王制廃止後も長く影響力を持ったが、現在ではほとんど消滅してしまっている。

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[[極右]]政党<ref name=jj/>とされる[[国民連合 (フランス)|国民連合]]が近年伸張著しい。同政党は[[移民]]、とりわけ旧植民地の[[アラブ]]系とアフリカ系黒人の排斥、人工妊娠中絶反対を唱えている。2021年4月6日付の[[ル・モンド]]紙の大統領選世論調査によると、25~34歳の層で党首[[マリーヌ・ル・ペン]]支持率は29%に上り、[[エマニュエル・マクロン|マクロン]]大統領支持率20%を抑え、第一位となった<ref name=jj>[https://web.archive.org/web/20210424222853/https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042400404&g=int 「脱悪魔化」で抵抗感低下 仏極右、若者の支持拡大―フランス大統領選] 2021年04月25日07時20分時事ドットコム、時事通信社</ref>。

[[極右]]政党<ref name=jj/>とされる[[国民連合 (フランス)|国民連合]]が近年伸張著しい。同政党は[[移民]]、とりわけ旧植民地の[[アラブ]]系とアフリカ系黒人の排斥、人工妊娠中絶反対を唱えている。2021年4月6日付の[[ル・モンド]]紙の大統領選世論調査によると、25~34歳の層で党首[[マリーヌ・ル・ペン]]支持率は29%に上り、[[エマニュエル・マクロン|マクロン]]大統領支持率20%を抑え、第一位となった<ref name=jj>[https://web.archive.org/web/20210424222853/https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042400404&g=int 「脱悪魔化」で抵抗感低下 仏極右、若者の支持拡大―フランス大統領選] 2021年04月25日07時20分時事ドットコム、時事通信社</ref>。



=== イギリス ===

==== イギリス ====

''「[[:Category:イギリスの右翼]]」を参照''

''「[[:Category:イギリスの右翼]]」を参照''



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類似の組織はノルウェーやデンマーク、ベルギーにも存在しており、各国の反イスラーム勢力とインターネットを通じて連携を取り合っている。

類似の組織はノルウェーやデンマーク、ベルギーにも存在しており、各国の反イスラーム勢力とインターネットを通じて連携を取り合っている。



=== ベルギー ===

==== ベルギー ====

ネオナチ政党「[[フラームス・ベラング]]」(フランデレンの利益)が台頭しつつある。国政においても一定の勢力(議席・支持者)を持つ。

ネオナチ政党「[[フラームス・ベラング]]」(フランデレンの利益)が台頭しつつある。国政においても一定の勢力(議席・支持者)を持つ。



=== オランダ ===

==== オランダ ====

オランダでは2006年に反EUや[[反イスラーム主義]]を掲げる右翼政党<ref>[「EUは政治モンスター」 欧州右翼、離脱メリット語る]朝日新聞2020年2月1日 18時00分</ref>[[自由党 (オランダ)|自由党]](PVV)が結成し、9議席を獲得した。[[第二院 (オランダ)|第二院]]では20議席獲得し野党第一党であったが、2021年下院選では17議席とやや減じた<ref>https://www.asahi.com/articles/ASP3L3QFZP3LUHBI003.html</ref>。

オランダでは2006年に反EUや[[反イスラーム主義]]を掲げる右翼政党<ref>[「EUは政治モンスター」 欧州右翼、離脱メリット語る]朝日新聞2020年2月1日 18時00分</ref>[[自由党 (オランダ)|自由党]](PVV)が結成し、9議席を獲得した。[[第二院 (オランダ)|第二院]]では20議席獲得し野党第一党であったが、2021年下院選では17議席とやや減じた<ref>https://www.asahi.com/articles/ASP3L3QFZP3LUHBI003.html</ref>。



=== オーストリア ===

==== オーストリア ====

1986年、元ナチス将校であった[[クルト・ヴァルトハイム]]が大統領となり、欧米で問題視された。[[1989年]]連立内閣の一員であった[[オーストリア自由党]]党首に親[[ナチ]]の[[イェルク・ハイダー]]を選出して、[[オーストリア]]がヨーロッパから孤立しかけた。後に連立解消するが、現在でも自由党および自由党から別れた[[オーストリア未来同盟]]は一定の議席を持ち、ケルンテン州では与党になっている。

1986年、元ナチス将校であった[[クルト・ヴァルトハイム]]が大統領となり、欧米で問題視された。[[1989年]]連立内閣の一員であった[[オーストリア自由党]]党首に親[[ナチ]]の[[イェルク・ハイダー]]を選出して、[[オーストリア]]がヨーロッパから孤立しかけた。後に連立解消するが、現在でも自由党および自由党から別れた[[オーストリア未来同盟]]は一定の議席を持ち、ケルンテン州では与党になっている。



=== スペイン ===

==== スペイン ====

1936-39年の[[スペイン内戦]]では、ドイツ・イタリアがファシズムにきわめて親和的な[[ファランヘ党]]などの反共和国勢力を支持した。また他のヨーロッパ諸国も不干渉を口実に傍観した。共和国政府を倒し勝利した[[フランシスコ・フランコ・バーモンデ|フランコ]]は、第二次大戦においては、[[枢軸国]]との距離をおいて中立を宣言し、難局を乗り切った。欧州にあって例外的に1975年まで円満に政権を維持した。<!--そのファランヘ党の系譜を引く[[国民党 (スペイン)|国民党]]が1996-2004年政権を担当しており、現在も強力な野党である。国民党はフランコ政権の元閣僚が中心となって設立された政党で、右か左かと言われれば右側であるが、右翼というのとは少し違う-->

1936-39年の[[スペイン内戦]]では、ドイツ・イタリアがファシズムにきわめて親和的な[[ファランヘ党]]などの反共和国勢力を支持した。また他のヨーロッパ諸国も不干渉を口実に傍観した。共和国政府を倒し勝利した[[フランシスコ・フランコ・バーモンデ|フランコ]]は、第二次大戦においては、[[枢軸国]]との距離をおいて中立を宣言し、難局を乗り切った。欧州にあって例外的に1975年まで円満に政権を維持した。<!--そのファランヘ党の系譜を引く[[国民党 (スペイン)|国民党]]が1996-2004年政権を担当しており、現在も強力な野党である。国民党はフランコ政権の元閣僚が中心となって設立された政党で、右か左かと言われれば右側であるが、右翼というのとは少し違う-->



== ロシア ==

=== ロシア ===

[[ウラジーミル・ジリノフスキー]]率いる[[ロシア自由民主党]]が知られている。[[ソビエト連邦の崩壊]]後の急激な[[資本主義]]導入により、経済発展から取り残された市民に支持されている。[[アラスカ]]返還論、核攻撃論、[[北方地域|北方領土]]非返還論など奇抜かつ過激な論調が却って国民受けしている。

[[ウラジーミル・ジリノフスキー]]率いる[[ロシア自由民主党]]が知られている。[[ソビエト連邦の崩壊]]後の急激な[[資本主義]]導入により、経済発展から取り残された市民に支持されている。[[アラスカ]]返還論、核攻撃論、[[北方地域|北方領土]]非返還論など奇抜かつ過激な論調が却って国民受けしている。



== 中東 ==

=== 中東 ===


[[|]][[]]西[[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[|]][[]][[]][[]][[]]

[[|]][[]]西[[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[|]][[]][[]][[]][[]]


なお、歴史的にキリスト教徒の多かったレバノンにおいては、[[マロン派]]キリスト教徒の一部が自分達のアイデンティティを[[アラブ]]よりも欧米に求める風潮が強く、フェニキア主義と呼ばれる独特の宗派主義が生まれた。こうした政治家や政治団体は1980年代までレバノンの国政に大きな影響力を与えており、現実的な利権も絡んで1975年の[[レバノン内戦]]につながった。

なお、歴史的にキリスト教徒の多かったレバノンにおいては、[[マロン派]]キリスト教徒の一部が自分達のアイデンティティを[[アラブ]]よりも欧米に求める風潮が強く、フェニキア主義と呼ばれる独特の宗派主義が生まれた。こうした政治家や政治団体は1980年代までレバノンの国政に大きな影響力を与えており、現実的な利権も絡んで1975年の[[レバノン内戦]]につながった。



=== イスラエル ===

==== イスラエル ====


[[]][[|]][[]]<ref>[http://d.hatena.ne.jp/believer777/20090130  - Greater Israel - ]</ref>{{|date=2016-02-15 |title=Wikipedia:#}}[[]][[]][[]]''''''[[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]]

[[]][[|]][[]]<ref>[http://d.hatena.ne.jp/believer777/20090130  - Greater Israel - ]</ref>{{|date=2016-02-15 |title=Wikipedia:#}}[[]][[]][[]]''''''[[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]]

== 右翼的なカルト宗教 ==


{{main|宗教右翼}}

*[[幸福の科学]]<ref>{{Cite web |title=産経新聞が「幸福の科学」の広報紙に? 大量広告、関係者の連載、露骨なヨイショ記事… |url=https://lite-ra.com/2015/03/post-937.html |website=本と雑誌のニュースサイト/リテラ |access-date=2024-05-13}}</ref>

*[[世界平和統一家庭連合]]<ref>{{Cite web |title=旧統一教会と日本会議、「野合」の運動史…歴史認識が対立しても「とりあえず共闘」の打算:東京新聞 TOKYO Web |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/196569 |website=東京新聞 TOKYO Web |access-date=2024-05-13 |language=ja}}</ref>

*[[エホバの証人]]<ref>{{Cite web |title=エホバ二世が証言…宗教にハマった母の「洗脳を解く」決め手となったもの(佐藤 典雅) @gendai_biz |url=https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79203 |website=現代ビジネス |date=2021-01-21 |access-date=2024-05-13 |language=ja}}</ref>

*[[冨士大石寺顕正会]]<ref>{{Cite web |title=顕正会(前編)強引な勧誘に全国の大学が警戒する日蓮正宗教団|検証 令和の新興宗教 |url=https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/310329 |website=日刊ゲンダイDIGITAL |date=2022-08-26 |access-date=2024-05-13}}</ref>

*[[崇教真光]]<ref>{{Cite web |title=安倍政権を操る最強の右翼団体『日本会議』の存在が不気味だ |url=https://www.ysugie.com/archives/4190 |website=杉江義浩OFFICIAL |date=2015-08-12 |access-date=2024-05-13 |language=ja |first=杉江 |last=義浩}}</ref>

*[[生長の家]]<ref>{{Cite web |title=いつの間にか日本政治の中枢に浸透した「宗教右派」の源流(島田 裕巳) @gendai_biz |url=http://gendai.media/articles/-/51581 |website=現代ビジネス |date=2017-04-28 |access-date=2024-05-13 |language=ja}}</ref>



== 主な人物 ==

== 主な人物 ==

184行目: 196行目:

*[[三島由紀夫]]<ref>{{Cite web |title=天才少年から肉体右翼へ。その裏にある一貫したストーリーを実力者が精確に描き出す! 『シリーズ・戦後思想のエッセンス 三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか』が発売。 |url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000240.000018219.html|website=prtimes|access-date=2024-04-07}}</ref>

*[[三島由紀夫]]<ref>{{Cite web |title=天才少年から肉体右翼へ。その裏にある一貫したストーリーを実力者が精確に描き出す! 『シリーズ・戦後思想のエッセンス 三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか』が発売。 |url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000240.000018219.html|website=prtimes|access-date=2024-04-07}}</ref>

*[[宮沢賢治]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://kotobank.jp/word/国柱会|title=国柱会|website=コトバンク|accessdate=2024-04-08}}</ref>

*[[宮沢賢治]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://kotobank.jp/word/国柱会|title=国柱会|website=コトバンク|accessdate=2024-04-08}}</ref>

*[[暇空茜]]

*[[花田紀凱]]

*[[竹田恒泰]]

*[[すぎやまこういち]]

*[[石原慎太郎]]

*[[吉田嘉明]]

*[[Qアノン#「Q」の正体|Q]]

*[[ウォルト・ディズニー]]<ref>{{Cite web |title=ダンボとピンクの象 |url=https://www.insightnow.jp/article/10911?page=2 |website=insightnow|access-date=2024-04-07}}</ref>

*[[ウォルト・ディズニー]]<ref>{{Cite web |title=ダンボとピンクの象 |url=https://www.insightnow.jp/article/10911?page=2 |website=insightnow|access-date=2024-04-07}}</ref>

*[[マザー・テレサ]]<ref>{{Cite web |title=Profile: 'Living Saint' Mother Teresa |url=https://www.bbc.com/news/world-asia-india-35130795 |website=BBC|access-date=2024-04-08}}</ref>

*[[マザー・テレサ]]<ref>{{Cite web |title=Profile: 'Living Saint' Mother Teresa |url=https://www.bbc.com/news/world-asia-india-35130795 |website=BBC|access-date=2024-04-08}}</ref>

192行目: 211行目:

*[[イーロン・マスク]]<ref>{{Cite web |title=左派から右派へ、イーロン・マスクの政治思想20年の歴史 {{!}} Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) |url=https://forbesjapan.com/articles/detail/52766 |website=forbesjapan.com |access-date=2024-04-08 |language=ja}}</ref>

*[[イーロン・マスク]]<ref>{{Cite web |title=左派から右派へ、イーロン・マスクの政治思想20年の歴史 {{!}} Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン) |url=https://forbesjapan.com/articles/detail/52766 |website=forbesjapan.com |access-date=2024-04-08 |language=ja}}</ref>

=== 右派政党に所属していた人物 ===

=== 右派政党に所属していた人物 ===

====中道政党====

====右政党====

*[[アンゲラ・メルケル]]([[ドイツキリスト教民主同盟]])

*[[アフ・ヒトラー]]([[国民社会主義ドイツ労働者党]])

*[[ー・クアンユー]]([[人民行動党]])

*[[ベニムッソリ]]([[国家ファシスト党]])

*[[小磯國昭]]([[大政翼賛会]])

*[[アントン・ドレクスラー]]([[ドイツ労働者党]])

====右派政党====

====右派政党====

*[[ウィンストン・チャーチル]]([[保守党 (イギリス)|保守党]])

*[[ウィンストン・チャーチル]]([[保守党 (イギリス)|保守党]])

201行目: 222行目:

*[[マーガレット・サッチャー]]([[保守党 (イギリス)|保守党]])

*[[マーガレット・サッチャー]]([[保守党 (イギリス)|保守党]])

*[[伊藤博文]]([[立憲政友会]])

*[[伊藤博文]]([[立憲政友会]])

*[[李登輝]]([[中国国民党]])

*[[李承晩]]([[自由党 (大韓民国)|自由党]])

*[[李承晩]]([[自由党 (大韓民国)|自由党]])

*[[アーノルド・シュワルツェネッガー]]([[共和党 (アメリカ)|共和党]])

*[[アーノルド・シュワルツェネッガー]]([[共和党 (アメリカ)|共和党]])



====右政党====

====中道政党====

*[[アドルフ・ヒト]]([[国民社会主義ドイツ労働者党]])

*[[アンゲ・メルケル]]([[ドイツキリスト教民主同盟]])

*[[ベニムッソリ]]([[国家ファシスト党]])

*[[ー・クアンユー]]([[人民行動党]])

*[[小磯國昭]]([[大政翼賛会]])

*[[アントン・ドレクスラー]]([[ドイツ労働者党]])



=== 暗殺者 ===

=== 暗殺者・テロリスト ===

*[[山口二矢]]

*[[山口二矢]]

*{{ill|ヤヌシュ・ワルス|fr|Janusz Waluś}}

*{{ill|ヤヌシュ・ワルス|fr|Janusz Waluś}}

*[[ナトラム・ゴドセ]] ([[民族義勇団]])

*[[嶋中事件|小森一孝]]

*[[筆保泰禎]]<ref>朝日新聞1972年3月22日夕刊11面</ref>

*前野光保<ref>{{Cite web |title=ご存知ですか? 3月23日は「児玉誉士夫邸にセスナ機墜落事故」の日です |url=https://bunshun.jp/articles/-/1826 |website=文春オンライン |access-date=2024-05-17 |language=ja |first=近藤 |last=正高}}</ref>

*[[石井紘基刺殺事件|伊藤白水]]

*[[若島和美]]

*[[ニコラス・クルーズ]]<ref>{{Cite web |title=静かに広がる「右翼テロ」の脅威―イスラーム過激派と何が違うか(六辻彰二) - エキスパート |url=https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b0c2f0c05db72736f8591ec7b8c59d0db4d26e46 |website=Yahoo!ニュース |access-date=2024-05-17 |language=ja}}</ref>

*[[アンネシュ・ベーリング・ブレイビク]]

*[[ウサーマ・ビン・ラーディン]] ([[アルカイダ]])


==世界各国の主な右翼政党==



* {{JPN}}

* [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]

*[[日本維新の会 (2016-)|日本維新の会]]

*[[国民民主党 (日本 2020)|国民民主党]]

*[[参政党]]

*[[みんなでつくる党]]

* {{RUS}}

* [[統一ロシア]]

* {{KOR}}

* [[国民の力]]

* {{UK}}

* [[保守党 (イギリス)|保守党]]

* {{USA}}

* [[共和党 (アメリカ)|共和党]]

* {{ITA}}

* [[イタリアの同胞]]

* [[フォルツァ・イタリア]]

* {{FRA}}

* [[国民連合 (フランス)|国民連合]]

* [[共和党 (フランス 2015-)|共和党]]

==「右翼」とされている主なマスコミ==

==「右翼」とされている主なマスコミ==

* {{JPN}} - [[産経新聞]]<ref>{{cite web|url=https://www.economist.com/asia/2017/02/16/japans-government-tries-to-free-its-soldiers-from-pacifist-shackles |title=Japan’s government tries to free its soldiers from pacifist shackles |quote=“We must respond to America first-ism with Japan first-ism,” says Masato Inui, executive editor of the Sankei Shimbun, a right-wing newspaper. |date=26 February 2017|accessdate=12 June 2020|publisher=[[エコノミスト|The Economist]]}}</ref>

* {{JPN}} - [[産経新聞]]<ref>{{cite web|url=https://www.economist.com/asia/2017/02/16/japans-government-tries-to-free-its-soldiers-from-pacifist-shackles |title=Japan’s government tries to free its soldiers from pacifist shackles |quote=“We must respond to America first-ism with Japan first-ism,” says Masato Inui, executive editor of the Sankei Shimbun, a right-wing newspaper. |date=26 February 2017|accessdate=12 June 2020|publisher=[[エコノミスト|The Economist]]}}</ref>

* {{JPN}} - [[読売新聞]]<ref>{{Cite web |title=池上彰が解説「今さら聞けない新聞の読み方」 |url=https://toyokeizai.net/articles/-/312181 |website=東洋経済オンライン |date=2019-11-15 |access-date=2024-05-19 |language=ja}}</ref>

* {{JPN}} - [[週刊新潮]]<ref name=":0">{{Cite book |title=A Public Betrayed: An Inside Look at Japanese Media Atrocities and Their Warnings to the West |url=https://books.google.co.jp/books?id=gKUUuK0ym_oC&dq=far-right+%22Liberal+Democratic+Party%22+Japan&pg=PA255&redir_esc=y#v=onepage&q=far-right%20%22Liberal%20Democratic%20Party%22%20Japan&f=false |publisher=Regnery Publishing |date=2004-07-01 |isbn=978-0-89526-046-8 |language=en |first=Adam |last=Gamble |first2=Takesato |last2=Watanabe}}</ref>

* {{JPN}} - [[文藝春秋]]<ref name=":0" />

* {{JPN}} - [[週刊文春]]<ref name=":0" />

* {{JPN}} - [[Hanada]]

* {{JPN}} - [[SAPIO]]

* {{JPN}} - [[虎ノ門テレビ]]

* {{JPN}} - [[幸福の科学出版]]

* {{JPN}} - [[WiLL (雑誌)|WiLL]]<ref>{{Cite web |title=おお!右派雑誌『WiLL』分裂騒動はついに第2幕に移ったか(篠田博之) - エキスパート |url=https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ef97c7517abc90164aeaf31a30b56accb2ea560b |website=Yahoo!ニュース |access-date=2024-06-24 |language=ja}}</ref>

* {{KOR}} - [[朝鮮日報]]<ref>{{cite book |last1=Burrett |first1=Tina |last2=Kingston |first2=Jeff |title=Press Freedom in Contemporary Asia |date=2020 |publisher=Routledge |location=New York, NY |isbn=9781138584839}}</ref>

* {{KOR}} - [[朝鮮日報]]<ref>{{cite book |last1=Burrett |first1=Tina |last2=Kingston |first2=Jeff |title=Press Freedom in Contemporary Asia |date=2020 |publisher=Routledge |location=New York, NY |isbn=9781138584839}}</ref>

* {{KOR}} - [[東亜日報]]<ref>{{cite book|author=Miri Moon|url=https://books.google.gr/books?id=es2NDwAAQBAJ&printsec=frontcover&hl=ko#v=onepage&q&f=false|title=International News Coverage and the Korean Conflict: The Challenges of Reporting Practices|page=63|publisher=Springer|year=2019|isbn=9811362912}}</ref>

* {{KOR}} - [[東亜日報]]<ref>{{cite book|author=Miri Moon|url=https://books.google.gr/books?id=es2NDwAAQBAJ&printsec=frontcover&hl=ko#v=onepage&q&f=false|title=International News Coverage and the Korean Conflict: The Challenges of Reporting Practices|page=63|publisher=Springer|year=2019|isbn=9811362912}}</ref>

246行目: 304行目:


== 関連項目 ==

== 関連項目 ==

*[[極左]] - [[左翼]] - [[中道左派]] - [[中道政治|中道]] - [[中道右派]] - '''右翼''' - [[極右]]

* [[左翼・右翼]]

* [[左翼・右翼]]

* [[反革命]]・[[反動]]・[[保守]]

* [[反革命]]・[[反動]]・[[保守]]


2024年6月25日 (火) 22:10時点における版


right-wing, rightist, the Right[ 1][3][ 2][4][5]

概要


[6][7][8][ 3]1815使

[9][]

[10]19[]

()[11]

T.A.Smith, R.Tatalovich[12]

[13][14][14][14][14]

10

(一)

(二)調

(三)

(四)使

(五)

(六)調

(七)

(八)

(九)

(十)[15]

西1994[16]

調[17][17][17]

[]

極右



世界各国の右翼

東アジア

日本




[18][19]
退

618736退1874112117[20][20]

退[20]退[21][22]退104西36[23][24]60[20][25]

351960[26]111999調90012199019888401250005022000[27]11[28][29]
20065

[30]

[]900[31]

[][]

GHQ/SCAP

The Japan TimesEric Johnston[32]"[33]

[34][35]調




195755


[ 4]19902000姿

[36]

[37][38][39][40]


2002西姿[41][42]

モンゴル


[43][44]2005[45][46][47]

2005使[48]

270[43][49]200611[43]

Tsagaan Khass[50][50].

31[51][51]200[51][51]2008520[43]

2010[51][52][53]


2008[54]

2009[55]


20109692021


KKKKKK退

:alt-right4520211662020

欧州連合諸国


EU







EU2013Alternative für DeutschlandAfD7201794AfD[56]


194619671970

19801997 

1992調400

199420072008

2012[57]



[58](radicamento)(Destra profonda)EU[59].




[60]202146調25342920[60]


Category:

BNP[61]

2009EDL





2006EU[62](PVV)920202117[63]


19861989


1936-391975


調


西

19801975


[64][]

右翼的なカルト宗教

主な人物

右派政党に所属していた人物

極右政党

右派政党

中道右派政党

暗殺者・テロリスト

世界各国の主な右翼政党

「右翼」とされている主なマスコミ

脚注

注釈



(一)^  ()[1][2]

(二)^ 

(三)^ (1)SFC[1]141141 - 

(四)^ 

出典



(一)^ "".  2. 2018813

(二)^  (20171112).  - . : pp. 13 

(三)^  2014, p. .

(四)^  2019a, p. .

(五)^ () . 2018319

(六)^ The Architecture of Parliaments: Legislative Houses and Political Culture Charles T. Goodsell British Journal of Political Science, Vol. 18, No. 3 (Jul., 1988), pp. 287302

(七)^ Gerhard Linski, Current Issues and Research in Macrosociology, Brill Archive, 1984, pg; 59

(八)^ Barry Clark, Political Economy: A Comparative Approach, Praeger Paperback, 1998, pgs; 3334.

(九)^   20019

(十)^ T. Alexander Smith, Raymond Tatalovich. Cultures at war: moral conflicts in western democracies. Toronto, Canada: Broadview Press, Ltd, 2003. Pp 30. "That viewpoint is held by contemporary sociologists, for whom 'right-wing movements' are conceptualized as 'social movements whose stated goals are to maintain structures of order, status, honor, or traditional social differences or values' as compared to left-wing movements which seek 'greater equality or political participation.' In other words, the sociological perspective sees preservationist politics as a right-wing attempt to defend privilege within the social hierarchy.

(11)^  2019b, p. .

(12)^  Archived 201352, at the Wayback Machine.

(13)^ 2006

(14)^ abcd,2020.08.06 plus.

(15)^ /   2006 191

(16)^ 西 2019, p. .

(17)^ abc( 2010)p85-86.

(18)^ p3

(19)^ p11

(20)^ abcd : 退.   退 (2019211). 2019830

(21)^ 退退()

(22)^ ()()()()()()滿退()(退)()退()()退()()()退()

(23)^   2014592 p.529-547, doi:10.5432/jjpehss.13107,  

(24)^ 4/33

(25)^ p36-p40

(26)^ 

(27)^ 19901990 p. 648

(28)^  1989, p22.

(29)^  1993, pp. 4849

(30)^  1993, p. 27

(31)^  1993, p. 22

(32)^ Eric Johnston, YAKUZA IN JAPAN: From rackets to real estate, yakuza multifaceted Feb 14, 2007 Japan Times

(33)^ 11 ?!p71 JICC1989

(34)^ 48 7 

(35)^  50

(36)^   ? 1 1  (2019925)

(37)^      ?(""...?)  (20151023)

(38)^     ("").  (20171014)

(39)^ , ",    "  (2017427)

(40)^ ···       ("")  (2017915)

(41)^ Hitchens, Christopher (201021). A Nation of Racist Dwarfs. Fighting Words (Slate). http://www.slate.com/id/2243112/ 20121223 

(42)^ Rank, Michael (2012410). Lifting the cloak on North Korean secrecy: The Cleanest Race, How North Koreans See Themselves by B R Myers. Asia Times. http://www.atimes.com/atimes/Korea/LD10Dg02.html 20121213 

(43)^ abcd2008.05.19-05.25). 使. 202162. https://web.archive.org/web/20210602162205/https://www.mn.emb-japan.go.jp/news/jp563.html 

(44)^ ?. SPA!. (2014829). 2014829. https://web.archive.org/web/20140829030548/http://nikkan-spa.jp/705426 

(45)^  (2011318).  DNA102. JBpress (). 2011322. https://web.archive.org/web/20110322201720/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=2 

(46)^  (20111129).  . JBpress (). 2011122. https://web.archive.org/web/20111202110743/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30549?page=3 

(47)^  (2011318). DNA102. JBpress (). 2011323. https://web.archive.org/web/20110323015038/http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5667?page=3 

(48)^  (20071016).   . (): p. 44-46 

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(53)^ October 14, 2010,Since the spring of 2010, an increased number of xenophobic attacks against foreign nationals in Ulaanbaatar were reported to the U.S. Embassy. A number of these attacks occurred without provocation, and robbery was not the motive. Attackers targeted the victim(s) based solely on their ethnicity or perceived foreign nationality. Some of these attacks were directed against U.S. citizens.Additionally, nationalist groups frequently mistake Asian-Americans for ethnic Chinese or Koreans and may attack without warning or provocation. Asian-Americans should exercise caution walking the streets of Ulaanbaatar at all times. 

(54)^ http://www.christiantoday.co.jp/articles/13950/20140829/never-again-kandhamal-6-year.htm

(55)^ http://timesofindia.indiatimes.com/India/Renuka_warns_Karnataka_govt_as_Ram_Sena_renews_V-Day_threat/rssarticleshow/4077223.cms

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