大阪国際大学短期大学部
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大阪国際大学短期大学部 | |
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大学設置/創立 | 1962年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人大阪国際学園 |
本部所在地 | 大阪府守口市藤田町6-21-57 |
学部 |
ライフデザイン総合学科 幼児保育学科 |
ウェブサイト | https://www.oiu.ac.jp/oic/ |
大阪国際大学短期大学部︵おおさかこくさいだいがくたんきだいがくぶ、英語: Osaka International College︶は、大阪府守口市藤田町6-21-57に本部を置く日本の私立大学。1962年創立、1962年大学設置。
概観
大学全体
●大阪府守口市に所在する日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人大阪国際学園、理事長は、奥田吾朗︵世襲・3代目︶[1]。 ●1962年に学校法人帝国学園により帝国女子短期大学として開学。3年後に開学の帝国女子大学[注釈 1]の併設短大として運営されていた。 ●2002年に大阪国際女子大学と大阪国際大学の統合に伴い、短大名が、大阪国際女子短期大学から変更された。 ●学科数は最大で4、その後は3→2に減少するも、2021年度より3となる。建学の精神︵校訓・理念・学是︶
●大阪国際大学短期大学部の理念は﹁全人教育﹂となっている教育及び研究
●栄養士、保育士、幼稚園教諭の養成に力をいれている。過去には、英語系の教育も執り行っていた。特色
●大阪国際大学短期大学部は、大阪国際大学の併設校。大阪府守口市藤田町6-21-57。大学と短期大学部は、図書館をはじめとして、ほぼ全ての施設を共有利用している。 ●﹁礼節を重んじ、世界に通じる心豊かな人間の育成﹂が、教育理念︵大阪国際大学と同じ教育理念︶。沿革
●大阪国際学園グループの源流は、1929年に設立の高等女学校﹁帝国高等女学校﹂[注 1]。太平洋戦争後の1948年に学制改革による新制の高校﹁帝国学園高等学校﹂[注 2]を開校した﹁学校法人帝国学園﹂が1962年に﹁帝国女子短期大学﹂を、1965年に﹁帝国女子大学﹂[注釈 1]、1988年に﹁大阪国際大学﹂を設立した。 ●なお、﹁大阪国際女子大学﹂と﹁大阪国際大学﹂は平成初期のバブル崩壊と少子化を受け、志願者数激減。大学全入時代に備え2002年に統合された。同一法人内の2大学の統合は全国初という[3]。年表[注 3]
●1962年 ●1月20日 左記を以て文部省[注 4]より短期大学の設置が認可される[注釈 2]。 ●4月1日 帝国女子短期大学が以下の学科体制にて開学[注釈 2]。 ●家政科 入学定員80名 ●1962年 ●5月1日 学生数[5]/定員 ●家政科77[注釈 3]/80 ●1963年 ●4月1日 以下の学科を増設する[6]。 ●英文科 入学定員40名 ●1963年 ●5月1日 学生数[7]/定員 ●家政科 162[注釈 3]/16 ●1976年 ●4月1日 以下の学科を増設[注釈 4]。 ●幼児教育科 入学定員100名[9] ●同 英文科の入学定員を40→80に増員[注釈 4]。 ●5月1日 学生数[10]/定員 ●家政科 232[注釈 3]/160 ●英文科 161[注釈 3]/120 ●幼児教育科 126[注釈 3]/100 ●1983年 ●4月1日 学科の入学定員を以下の通り変更する[注 5]。 ●家政科80[注釈 5]→120[注釈 6] ●英文科80[注釈 5]→120[注釈 6] ●幼児教育科 100[注釈 5]→150[注釈 6] ●1983年 ●5月1日 学生数[16]/定員 ●家政科 257[注釈 3]/200 ●英文科 269[注釈 3]/200 ●幼児教育科 291[注釈 3]/250 ●1984年 ●4月1日 以下の学科を増設する[注 6] ●国際文化学科 入学定員160名 ●1984年 ●5月1日 学生数[19]/定員 ●家政科 259[注釈 3]/240 ●英文科 265[注釈 3]/240 ●幼児教育科 314[注釈 3]/300 ●国際文化学科 不明[注釈 3]/160 ●1985年 ●5月1日 学生数[20]/定員 ●家政科 273[注釈 3]/240 ●英文科 261[注釈 3]/240 ●幼児教育科 339[注釈 3]/300 ●国際文化学科 381[注釈 3]/320 ●1986年 ●4月1日 学科の定員増を以下の通り行う[注 7]。 ●家政科 120→180 ●英文科 120→180 ●国際文化科 160→200 ●1986年 ●5月1日 学生数[23]/定員 ●家政科 408[注釈 3]/300 ●英文科 451[注釈 3]/300 ●幼児教育科 397[注釈 3]/300 ●国際文化科 443[注釈 3]/360 ●1989年 ●4月1日 英文科を英語科に改称[24]。 ●5月1日 学生数[25]/定員 ●家政科 470[注釈 3]/360 ●英語科 276[注釈 3]/200 ●英文科 240[注釈 3]/200 ●幼児教育科 402[注釈 3]/300 ●国際文化科 536[注釈 3]/480 ●1991年 ●4月1日 学科の定員増を以下の通り行う[注 8]。 ●家政科 180[注釈 7]→220[注釈 8] ●英語科 200[注釈 7]→240[注釈 8] ●国際文化学科 240[注釈 7]→280[注釈 8] ●5月1日 学生数[30]/定員 ●家政科 452[注釈 3]/400 ●英語科 523[注釈 3]/440 ●英文科1[注釈 3] ●幼児教育科 363[注釈 3]/300 ●国際文化学科 573[注釈 3]/480 ●1992年 ●4月1日 大阪国際女子短期大学︵おおさかこくさいじょしたんきだいがく︶と改称[31]。 ●5月1日 学生数[注 9]/定員[34] ●家政科 528[注釈 3]/440 ●英語科 556[注釈 3]/480 ●幼児教育科 403[注釈 3]/300 ●国際文化学科 676[注釈 3]/560 ●1996年 ●4月1日 英語科の学生募集を最終とする[注 10]。 ●5月1日 学生数[36]/定員 ●家政科 544[注釈 3]/440 ●英語科 518[注釈 3]/480 ●幼児教育科 410[注釈 3]/300 ●国際文化学科 712[注釈 3]/560 ●1997年 ●4月1日 家政科の入学定員を220→160に減員[35]。 ●5月1日 学生数[37]/定員 ●家政科 428[注釈 3]/380 ●英語科 224[注釈 3]/240 ●幼児教育科 367[注釈 3]/300 ●国際文化学科 605[注釈 3]/560 ●1998年 ●5月1日 学生数[38]/定員 ●家政科 307[注釈 3]/320 ●英語科4[注釈 3] ●幼児教育科 376[注釈 3]/300 ●国際文化学科 553[注釈 3]/560 ●1999年 ●5月1日 学生数[39]/定員 ●家政科 297[注釈 3]/320 ●幼児教育科 400[注釈 3]/300 ●国際文化学科 536[注釈 3]/560 ●12月22日 左記をもって英語科を正式に廃止[40]。 ●2000年代 ●国際文化学科の入学定員を280より減員あり。 ●2002年 ●4月1日 大阪国際大学短期大学部と改称[41]。 ●2004年 ●4月1日 家政科の入学定員を160→110に減員[42]。 ●2005年 ●4月1日 幼児教育科を幼児保育学科と改称[43]。 ●同 学科の定員変更を以下の通り行う[43]。 ●幼児保育学科 150→180 ●国際文化学科 国際文化学科 160→130 ●2008年 ●4月1日 この年度の入学生より家政科に国際文化学科を編入し、ライフデザイン総合学科[注 11]として改めて設置する[44]。ライフデザイン総合学科の栄養士コース、幼児保育学科で男子学生の募集を開始 ●2010年 ●5月28日 家政科を廃止[45]。 ●2012年 ●3月 左記をもって国際文化学科を正式に廃止[46]。 ●2014年 ●1月 平成26年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[47]。 ●4月1日 幼児保育学科のコース制を廃止。ライフデザイン総合学科のキャリアデザインコース、観光・英語コースを男女共学化。 ●2015年 ●1月 平成27年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[48]。 ●4月1日 以下の学科の入学定員を以下の通り変更する[49]。 ●ライフデザイン総合学科 200→140 ●幼児保育学科 180→150 ●2016年 ●1月 平成28年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[50]。 ●2021年 ●4月1日 ライフデザイン総合学科の栄養士コース︵栄養士養成課程︶を以下の通り改組[1]。 ●栄養学科 入学定員40名[51]基礎データ
●費用は、初年度145万円︵2020年︿令和2年﹀度の実績[52]︶。所在地
●大阪府守口市藤田町6-21-57交通アクセス
●京阪本線大和田駅より北へ約600m︵徒歩で約8分︶または萱島駅より西へ約800m︵徒歩で約11分︶。教育および研究
組織
学科
●ライフデザイン学科 入学定員100名[1] ●幼児保育学科 入学定員150名[1] ●栄養学科 入学定員40名[1]過去にあった学科
●英語科 入学定員240名[注 12] ●国際文化学科 入学定員130名[注 13]取得資格について
●保育士資格‥幼児保育学科保育コースにて取得できる[要出典] ●幼稚園教諭二種免許状‥幼児保育学科全コースにて取得できる ●栄養士資格と栄養教諭二種免許状‥栄養学科の前身であるライフデザイン総合学科栄養士コースにて取得できた[55]。 ●中学校教諭二種免許状[要出典] ●家庭‥ライフデザイン総合学科のライフデザインコース︵女子のみ︶に設置されていた[55]。2012年度入学生まで。 ●英語‥過去にあった英文科にて設置されていた[注 14]系列校
●大阪国際大学 ●大阪国際滝井高等学校[注 15] ●大阪国際中学校・高等学校 ●大阪国際大和田幼稚園注釈
注釈グループ
(一)^ abのちの大阪国際女子大学 (二)^ ab出典[4] (三)^ abcdefghijklmnopqrstuvwxyzaaabacadaeafagahaiajakalamanaoapaqarasatauavaw女のみ (四)^ ab出典[8] (五)^ abc出典[14] (六)^ abc出典[15] (七)^ abc出典[28] (八)^ abc[29]補足
(一)^ 文部省告示第11号で認可[2]
(二)^ 現・大阪国際滝井高等学校
(三)^ 開学前の年表は学校法人大阪国際学園の項目を参照されたい
(四)^ 現在の文部科学省。
(五)^ 出典[11][12][13]。
(六)^ 出典[17][18]。
(七)^ 出典[21][22]
(八)^ 出典[26][27]
(九)^ 出典[32]。うち1回生 1,139[33]
(十)^ 平成9年度より学生募集停止[35]。
(11)^ 入学定員200名
(12)^ 最終募集となった1996年における体制[53]。
(13)^ 最終募集となった2007年における体制[54]。
(14)^ 出典[56][57][58][59]
(15)^ なお、2022年︵令和4年︶4月、大阪国際滝井高校を募集停止し、大阪国際大和田中学校高等学校の名称及び所在地変更をした﹁大阪国際中学校高等学校﹂が、大阪府守口市松下町に開校[60]。
出典
(一)^ abcde文部科学省高等教育局大学振興課'2021.
(二)^ 官報 1929年01月19日より。
(三)^ “大阪国際学園広報誌﹁GLOBAL MIND﹂2014年12月︵第58号”. 学校法人大阪国際学園. 2020年9月30日閲覧。
(四)^ 短期大学一覧 昭和37年度 (短期大学資料 ; 第30号)より。
(五)^ 文部省'62, p. 30.
(六)^ 短期大学一覧 昭和38年度 (短期大学資料)より。
(七)^ 文部省'63, p. 32.
(八)^ 文部省大学局技術教育課'1976.
(九)^ 短期大学教育 (34)より。
(十)^ 文部省'76, p. 50.
(11)^ 全国短期大学一覧 昭和58年度より。
(12)^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和58年度より。
(13)^ 大学資料 (87)より。
(14)^ 短期大学教育 (39)より。
(15)^ 短期大学教育 (40)より。
(16)^ 全国学校総覧 昭和59年版より。
(17)^ 全国短期大学一覧 昭和59年度より。
(18)^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和59年度より。
(19)^ 全国学校総覧 昭和60年版より。
(20)^ 文部省'85, p. 65.
(21)^ 文教協会'1986.
(22)^ 大学資料 (99)より。
(23)^ 文部省'86, p. 65.
(24)^ 文教協会'1989.
(25)^ 文部省'89, p. 72.
(26)^ 文教協会'1991.
(27)^ 文部省高等教育局'1991.
(28)^ 短期大学教育 (47)より。
(29)^ 短期大学教育 (48)より。
(30)^ 文部省'91, p. 75.
(31)^ 文教協会'1992.
(32)^ 文部省'92, p. 77.
(33)^ 旺文社'1992.9, p. 363.
(34)^ 短期大学教育 (49)より。
(35)^ ab文教協会'1997.
(36)^ 文部省'96, p. 84.
(37)^ 文部省'97, p. 86.
(38)^ 文部省'98, p. 75.
(39)^ 文部省'99, p. 78.
(40)^ 文教協会'2000.
(41)^ 文教協会'2002.
(42)^ 文教協会'2004.
(43)^ ab文教協会'2005.
(44)^ 文教協会'2008.
(45)^ 文教協会'2011, p. 133.
(46)^ 文教協会'2012.
(47)^ 大学入試センター'2013, p. 27.
(48)^ 大学入試センター'2014, p. 29.
(49)^ 文教協会'2015.
(50)^ 大学入試センター'2015, p. 29.
(51)^ 全国学校データ研究所'2021.
(52)^ “検定料及び学費|OIU VOICE - 大阪国際大学 入試情報サイト”. 大阪国際大学. 2021年1月2日閲覧。
(53)^ 文教協会'1996.
(54)^ 文教協会'2007.
(55)^ ab晶文社'05.
(56)^ 晶文社'1995.04.
(57)^ 廣潤社'1995.8.
(58)^ 梧桐書院'1995.5.
(59)^ 教学社'1995.
(60)^ “大阪国際学園広報誌﹁GLOBAL MIND﹂2020年夏︵第65号”. 大阪国際学園. 2020年9月30日閲覧。