仮面ライダーエグゼイド
平成仮面ライダーシリーズ | ||
第17作 | 仮面ライダーゴースト | 2015年10月 - 2016年9月 |
第18作 | 仮面ライダーエグゼイド | 2016年10月 - 2017年8月 |
第19作 | 仮面ライダービルド | 2017年9月 - 2018年8月 |
仮面ライダーエグゼイド | |
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ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 石ノ森章太郎[注釈 1] |
脚本 | 高橋悠也 |
監督 | 中澤祥次郎 他 |
出演者 | |
声の出演 | 影山ヒロノブ |
ナレーター | 諏訪部順一 |
音楽 |
ats-,清水武仁&渡辺徹 (tearbridge production) |
オープニング | 「EXCITE」歌:三浦大知 |
エンディング | 同上 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
チーフ・プロデューサー | 佐々木基(テレビ朝日) |
プロデューサー | |
製作 |
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放送 | |
放送局 | テレビ朝日系列 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2016年10月2日 - 2017年8月27日 |
放送時間 | 日曜 8:00 - 8:30 |
放送枠 | テレビ朝日日曜朝8時枠の連続ドラマ スーパーヒーロータイム第2枠 |
放送分 | 30分 |
回数 | 45 |
仮面ライダーエグゼイド|テレビ朝日 | |
特記事項: 「平成仮面ライダーシリーズ」第18作 仮面ライダー生誕45周年記念作品 |
﹃仮面ライダーエグゼイド﹄︵かめんライダーエグゼイド、欧文表記‥KAMEN RIDER EX-AID︶は、2016年10月2日から2017年8月27日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜8:00 - 8:30︵JST︶に全45話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ作品、および作中で主人公が変身するヒーローの名称。
キャッチコピーは、﹁ゲームスタート!﹂﹁ノーコンティニューで運命を変えろ!!﹂。
概要
平成仮面ライダーシリーズ第18作にして、仮面ライダー生誕45周年記念作品[1][2]である本作品では、仮面ライダーのデザインなどに﹁ゲーム﹂の要素を、物語の舞台に病院を採り入れている[3]。特徴
本作品の仮面ライダーは、SDキャラクターのような三頭身のレベル1から等身大のレベル2へ変形するのが特徴である[3]ほか、ゴーグルに瞳のある目や髪の毛を模した意匠も従来の仮面ライダーのイメージから外れた特徴的なデザインとなっている[4]。プロデューサーの大森敬仁によれば﹁仮面ライダーではない﹂と思わせることが狙いの1つであり、﹁仮面ライダーらしさ﹂よりも子供に受け入れられることを強く意識したとしている[4][注釈 2]。また、同年放送のスーパー戦隊シリーズ第40作﹃動物戦隊ジュウオウジャー﹄にピクセルがデザインモチーフとして取り入れられていることから、同作品との差別化も意図してアニメ風のデザインとなっている[4][5]。 本作品の仮面ライダーは序盤から多数登場しており[5]、記者発表の時点ではエグゼイド以外に、ブレイブ・スナイプの2人の仮面ライダーが登場している。プロデューサーの大森は、現在のゲームは対戦や協力プレイが主流となっていることから多人数ライダーになったと述べている[5]。 エグゼイドの英語表記はEX-AIDであるが、これは究極を意味するEXtreme︵エクストリーム︶と、救助を意味するAID︵エイド︶を掛け合わせた造語である[6]。 物語は、ゲストのエピソードよりも仮面ライダー側のドラマを描くことを主軸としており、また毎回インパクトのある展開とすることも重視されている[7]。第1クールは、映画﹃仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー﹄にて永夢の謎の一端を明かすこととなったため、それに合わせて展開の早いストーリーとなった[7]。大森や高橋は、放送終了後のインタビューで第1話・第2話が確定した以降のロードマップは概ね実現することができたとしている[8][9]。 登場人物の設定は、ゲームをすると性格が変わる主人公・宝生永夢や2つの顔を持つ仮野明日那 / ポッピーピポパポなど、二面性を持っていることが強調されている[10]。一方、前作では家族がテーマとなっており、また前作・前々作とも仮面ライダー側の肉親が敵のボスとなっていたことから、同様のパターンを避けるため永夢の家族関係は一切描かれていない[9]。しかし、仮面ライダーの根底テーマは﹁親殺し﹂であることから、主人公以外の登場人物の父親である檀正宗がボスに選ばれている[11]。 2017年8月5日に公開の劇場版は本作品の﹁真のエンディング﹂と位置付けられており、またこれと近似したコンセプトであった、﹃劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL﹄︵2002年︶とは異なり、映画公開後にテレビシリーズを見ることにより、映画の見方が徐々に変わってくる作品作りを志向しているという旨を大森プロデューサーは語っている[12]。この劇場版のタイトルが﹃劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング﹄と発表された、同作品の完成披露イベントではテレビシリーズが全45話で終了することも併せて発表された[13]。あらすじ
10のゲーム編︵1話 - 12話︶[14] 西暦2016年、ゲームのバグから生まれた正体不明のコンピュータウイルスバグスターウイルスが人々に感染するバグスターウイルス感染症︵通称ゲーム病︶が発生していた。これを受けた日本政府は聖都大学附属病院に電脳救命センター︵通称CR︶を設置し、バグスターを倒すための戦士仮面ライダーに変身できる適合者に該当する医師をCRに招集し始めた。 聖都大学附属病院に勤務する研修医の青年宝生永夢は、CRのエージェントで善良なバグスター仮野明日那 / ポッピーピポパポに自らが仮面ライダーの1人である仮面ライダーエグゼイドの適合者となる天才ゲーマーMであると名乗り、エグゼイドに変身。バグスターを倒してゲーム病を発症した患者の治療に成功する[ep 1]。その直後、院長の鏡灰馬の息子であり、自身も恋人の百瀬小姫をゲーム病により失った天才外科医鏡飛彩 / 仮面ライダーブレイブがCRに到着。患者の心情を考えずに治療だけが完了すればよいと考える飛彩と、患者の心と身体の両方を治そうとする永夢は対立し、永夢は飛彩への対抗心からCRのドクターになることを決心する[ep 2]。 そんな2人の前に、5年前のバグスターによる人間の大量消失事件ゼロデイの際にCRに所属して戦っていたが、医師免許をはく奪された元放射線科医花家大我 / 仮面ライダースナイプ、自らの告知が原因で友人を亡くした過去を持つ監察医九条貴利矢 / 仮面ライダーレーザーが自らの目的を果たすために現れる[ep 3][ep 4]。そして、仮面ライダーの変身システムを作り上げたゲーム会社である幻夢コーポレーションのCEOである檀黎斗 / 仮面ライダーゲンムも究極のゲーム仮面ライダークロニクルを作成するために活動を開始する。 貴利矢は独自に永夢の過去を調べ、ゼロデイの責任を負い逮捕された黎斗の父親檀正宗と面会したことで、真実にたどり着くが、黎斗が変身した仮面ライダーゲンム レベルXによって倒され、永夢たちに真実を話す前に消滅してしまう[ep 5]。 永夢の秘密編︵13話 - 24話︶[14][15] 衛生省の日向恭太郎審議官らは国家機密であったバグスターやCRの存在を公表。 一方、永夢の前にバグスターの参謀格であるパラドが現れ、黎斗から受け取った新たなガシャット開発のためにバグスターウイルスを大量に仕込んだガシャットを永夢に託す。永夢は他のライダーのガシャットを回収し始めたゲンムに立ち向かうため、黒いガシャットを使用するとマイティブラザーズXXガシャットに変化し、仮面ライダーエグゼイド レベルX/レベルXXに変身する[ep 6]。 一方、大我は永夢の過去を知る少女西馬ニコから、﹁ゲーマーMをぶっ倒して﹂と依頼される。大我はバグスターとの戦闘を終えた永夢から密かに血液を採取し検査した結果[ep 7]、彼がゲーム病患者であると気付き、ゲーム病の世界での第一号患者である事実を黎斗から聞かされる。大我は飛彩とともに永夢にこの事実を隠蔽する上で、バグスターウイルスを永夢から分離させようと試みたが、その中でパラドが新たに変身した仮面ライダーパラドクスの妨害に遭う[ep 8]。 飛彩たちの行動から疑問に感じた永夢は、飛彩を問い詰めるが、答えは得られなかった。そんな中、黎斗はパラドの楽しみである﹁永夢と戦うこと﹂を断つため、永夢にゲーム病に感染していることを明かし、それを聞いた永夢はゲーム病を発症するが[ep 9]、永夢は消滅せずにMの人格が常に現れ、患者のことも気にせずにバグスターをゲーム感覚で倒そうとするようになってしまう。そんな永夢に怒った飛彩は、ゲンムからガシャットギアデュアルβを奪い、仮面ライダーブレイブ レベル50に変身して永夢の代わりにバグスターを倒して患者を治療。その姿を見た永夢も元の人格に戻った[ep 10]。しかし、Mに変わっていた時の記憶が残っている永夢は恐怖心に囚われ、ガシャットを起動させることすらできなくなってしまう。しかし、仮面ライダースナイプ レベル50となった大我の挑発で医者としての志を思い出した永夢は恐怖を克服し、患者を救うために戦う決意を固める[ep 11]。 そんな中、永夢は正宗と面会し、ゼロデイを起こした張本人が黎斗であることを知る。一方、ゲーム病を発症し、CRに搬送された黎斗は、16年前に自分が永夢をバグスターウイルスに感染させた張本人であり、永夢の体内から取り出したバグスターウイルスを元に現在のバグスターウイルスを生み出したことを告白する。永夢は黎斗の体内に潜伏していたバグスターを倒すが、それは黎斗が﹁医者として患者を救う﹂という永夢の想いを利用したものだった。黎斗は、レベルエックスに進化したゲンムの力で永夢のゲーマドライバーを腐敗させ、バグスターウイルスを使って幻夢コーポレーションを占拠し、社長に復帰する[ep 12]。しかし、永夢は貴利矢の遺したリプログラミングのデータと自身の力を合わせることでマキシマムマイティXガシャットを生み出し、貴利矢から託されたゲーマドライバーを使い、仮面ライダーエグゼイド レベル99に変身。永夢はリプログラミングによってゲンムの変身を封じ、黎斗を説得するが、そこへ現れたパラドによってデンジャラスゾンビガシャットに保存されていた死のデータを戻された黎斗は、ゲームオーバーとなって消滅した[ep 13]。 そんな中、あるバンドグループがゲーム病を発症。永夢は、突然現れた﹁キュウレンジャー﹂のラッキー/シシレッドと協力して3体のバグスターと戦い、怪我を負ったバンドメンバーの1人はCRに搬送される。その病室の前で明日那は、そのバンドメンバーを見舞いに来たという幻夢コーポレーションの新社長天ヶ崎恋と対面。恋は謎の能力を使って彼女を洗脳する。パラドはポッピーや復活したグラファイトたちをゲームキャラクターとして投入させ、仮面ライダークロニクルを完成させる[ep 14]。 仮面ライダークロニクル編︵25話 - 40話︶[15] 永夢は無数の救急通報が入り現場へと向かうと、一般人がライドプレイヤーに変身し、仮面ライダークロニクルのプレイヤーとしてバグスターたちと戦っていた。さらにはポッピーがゲームのナビゲーターとして現れ、ゲームの攻略としてレアキャラであるエグゼイドから装備を奪ったライドプレイヤーたちはバグスターと戦うが、そこにパラドクスが現れてライドプレイヤーたちをゲームオーバーにし、消滅させる。怒りを露にする永夢にパラドは、仮面ライダークロニクルが﹁人間がバグスターを攻略するのではなく、バグスターが人類を滅亡させるゲーム﹂であると語る[ep 15]。 衛生省は消滅の事実を隠したままクロニクルの回収と使用禁止を通達。待機命令を下された永夢だったが患者を治療するために待機命令を無視し、ライドプレイヤーたちを止めようとする。だが、救助行為は違反であるとポッピーが現れ、仮面ライダーポッピーに変身し永夢たちを妨害する。それでも永夢はライドプレイヤーたちを助けようと、飛彩や大我と共にバグスターを倒し、ゲーム病の治療に成功する。そして、恭太郎も永夢たちの想いを受け、プレイヤーが消滅する事実を世間に公表する[ep 16]。 しかし、恋は﹁プレイヤーの消滅は、一時的な演出であって欠陥ではない﹂と告げた上で﹁究極のバグスターであるラスボスを倒せば、消滅した全てのプレイヤーを復活させることができる﹂と公表したことで、再び一般人がライドプレイヤーに変身してゲームに参加してしまう。ニコもライドプレイヤーニコに変身してバグスターを撃破するが、ニコは別のバグスターのゲーム病を発症。ニコはCRに入院するも、バグスターを倒すために勝手に抜け出してしまう。永夢たちはニコを止めようとするが、そこに恋が現れ、ラヴリカバグスターとなって永夢たちを圧倒する。だが、ニコに対して初めて心を開いた大我は代わりにバグスターを撃破し、ニコのゲーム病を治療する[ep 17]。 永夢はリプログラミングによってポッピーの悪い遺伝子を書き換えることで彼女の記憶を取り戻すことに成功する。だが、ポッピーのゲーム病を発症した患者が現れ、ブレイブとスナイプ、ニコはポッピーを攻撃する。永夢は敢えて厳しく当たることで彼女の本心を聞き出し、これにより笑顔を取り戻したことで、ゲームクリアとなる。これにより患者のゲーム病も完治するが、パラドは永夢が自分と真剣に戦う姿勢を全く見せないことに憤慨して彼の体内に入り込み、ゲーマーMの人格に変えてしまう。永夢は、ポッピーたちに﹁俺は医者を辞める﹂と言い残して姿を消す[ep 17][ep 18]。 パラドは永夢の体内から生まれたバグスターであり、Mの人格そのものであることや、仮面ライダークロニクルもパラドが﹁自分の宿主である永夢と戦いたい﹂という望みを果たすために、黎斗に開発を依頼したゲームであったことを明かす。永夢は自分のゲーム病を治療するために、パラドをリプログラミングさせて消滅させようとするが、これにより永夢の遺伝子がパラドに組み込まれてしまう。ゲーマドライバーを使用できるようになったパラドは仮面ライダーパラドクス レベル99となり、再び永夢の体を乗っ取ってどこかへと去っていく。一方、ポッピーは自らが感染した宿主の記憶を頼りに少年時代の黎斗が隠していたゲーマドライバーとゲーム病を抑制できるレベル0に変身するプロトマイティアクションXガシャットオリジンを発見する[ep 19]。 パラドは永夢の目の前でポッピーを攻撃することで永夢を覚醒させ、レベル99同士の一騎討ちを始めるが、パラドの方が1枚上手だったため、エグゼイドは敗北してしまう。永夢に最後の一撃を与えようとするパラドクスだったが、そこに仮面ライダーゲンム レベル0が現れ、パラドを撤退させる。ゲンムに変身していたのはポッピーによりプロトマイティアクションXオリジンの世界からバグスターとして復活した黎斗だった[ep 20]。 ポッピーは黎斗に仮面ライダークロニクルを止めるため、永夢たちと共闘するよう要請するが、人間の命をゲーム感覚で利用する黎斗を永夢は許せずにいた。黎斗はパラドを倒すためにポッピーの言葉を無視して戦おうとするが、自分を生んでくれたことに感謝するポッピーの想いを受けパラドクスの攻撃から彼女を守るのであった。それを見た永夢は黎斗と共闘する道を選び、パラドクスを圧倒する。一方、飛彩も黎斗がバグスターとして復活したことで、小姫も復活するのではないかという望みを密かに抱き始める[ep 21]。 仮面ライダークロニクルのラスボスである究極のバグスターゲムデウスを攻略するために伝説の戦士である仮面ライダークロノスの力を手に入れようとするが、クロノスに変身できるのはバグスターウイルスへの完全な抗体を持っている者のみであった。永夢たちは、クロノスの力を借りずして、パラドクス、グラファイト、ラヴリカと戦いに挑む。だが、突如として釈放された正宗が現れ、クロノスへと変身。時間を止めるポーズの能力を使ってラヴリカを完全に消滅させる。さらには仮面ライダークロニクルの運営を自ら行うことも宣言する[ep 22]。 正宗は飛彩に対して小姫のデータが入ったプロトドラゴナイトハンターZガシャットを報酬として、クロニクルの運営に協力するよう要請する。永夢は、飛彩や黎斗と協力してクロノスを倒そうとするが、それをブレイブが妨害し、クロノスと共にその場を去ってしまう[ep 23]。さらには永夢からゲーマドライバーを回収する。一方、パラドとグラファイトは、クロノスを攻略のためにゲムデウスウイルスを手に入れグラファイトが自身の体内で培養を開始する。そして、クロノスのポーズをゲムデウスウイルスによって封じるが、復活した九条貴利矢が変身した仮面ライダーレーザーターボが現れ、ゲムデウスウイルスを無効化し、パラドとグラファイトの作戦は失敗に終わる[ep 24]。 貴利矢は人類とバグスターの命運を掌握しようとする正宗だけでなく、多くの人間を消滅の危機に晒す仮面ライダークロニクルに対しても肯定的な意見を示す。それでも貴利矢を仲間だと信じる永夢は、貴利矢をリプログラミングで正気に戻そうと試みるが、貴利矢は自らの意思で正宗に協力していることを告白する[ep 25]。一方、黎斗はクロノスに対抗するために、文字通り無敵になれるハイパームテキガシャットを開発するも、クロノスに奪われてしまう。永夢はパラドと一体化することで天才ゲーマーMの力を取り戻し、自分たちと敵対する芝居をしていた貴利矢が奪い返したハイパームテキガシャットを使って仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマーに変身し、クロノスを退ける。さらにCRに復帰した貴利矢がプロトガシャットを持ち込んだことで、全てを取り戻すことに成功した[ep 26]。 正宗はパラドを消すことで永夢のゲーム病を治し、エグゼイドへの変身能力を奪おうとする。飛彩はタドルレガシーガシャットを使って仮面ライダーブレイブ レベル100へと変身してパラドを倒そうとする。一方、プロトガシャットに保存された人間を復活させるためには、正宗の持つ仮面ライダークロニクルのマスターガシャットが必要であると聞かされる。大我は飛彩と交戦していたグラファイトを倒そうとするが、変身解除にまで追い込まれ、生身の状態で攻撃を受けたことで致命傷を負い、意識不明の重体に陥ってしまう[ep 27]。 大我は救急搬送されるが、手術を成功させるのは飛彩しかいなかった。飛彩は手術をすることになるが、正宗から手術を失敗しなければ、小姫のデータを消滅させると命令されてしまう。一方、永夢は正宗から小姫のデータを奪おうとするが、正宗は永夢が変身すれば小姫のデータを消滅させると言い、抵抗できない永夢を攻撃し続ける。だが、そこに飛彩が現れ、小姫の命よりも彼女の願いであった﹁世界で一番のドクターになる﹂という望みを果たすため、命令に反して大我の手術を終えたことを告げる。正宗によって小姫のデータは消滅させられるが、飛彩は永夢と協力してクロノスを圧倒する。飛彩は大我にこれまでの行動や態度を謝罪し、CRへと復帰した[ep 28]。 一方、正宗は永夢の変身能力を奪うため、パラドを倒そうとするが、永夢の妨害を受ける。だが、正宗はニコをゲムデウスのゲーム病に感染させ、永夢自身の手でパラドを倒させようとする。永夢は自身の変身能力を失うのを覚悟でパラドと戦い、彼を倒したかに思われたが[ep 29]、パラドに死の恐怖を思い知らせるため、消滅の直前にパラドを取り込んでいたことにより復活。恐怖を感じたパラドは、﹁命を奪われる気持ちを理解する心﹂が自身にあることを知ると多くの人の命を奪ってきたことを謝罪する。永夢は﹁お前の罪を一緒に背負う﹂と受け入れ、﹁これからは命を奪うためではなく、守るために戦ってくれ﹂と言い、パラドもこれを受け入れて仲間となる。二人は正宗の元へ向かい、協力プレイでついにクロノスを撃破、マスターガシャットの破壊に成功する。しかし正宗の怒りに反応するかのようにリセットの力に覚醒。破壊したはずのマスターガシャットが復元し、ハイパームテキガシャットやプロトガシャットも消失する[ep 30]。 トゥルー・エンディング編︵41話 -45話︶[16] リセットの影響によって、ハイパームテキガシャットが消失したため、永夢たちはクロノス攻略への道を失う。唯一の攻略法であるゲムデウスウイルスを持つグラファイトの元へと向かい、一緒に戦うよう要請するが、グラファイトは拒否。飛彩と大我は過去の因縁に決着をつけるため、グラファイトと戦い勝利する。グラファイトはあえてニコの攻撃を受け消滅する。永夢たちはゲムデウスの召喚を行おうとするが、クロノスが再びリセットを行おうとする。しかし、黎斗が新たにセーブ機能を追加し完成させたハイパームテキガシャットを使用したエグゼイドが阻止し、永夢たちの前に仮面ライダークロニクルのラスボスであるゲムデウスが降臨する[ep 31]。 召喚されたゲムデウスは正宗によってゲムデウスウイルスを散布するようにプログラムが書き換えられたため、多くの人々が感染。貴利矢は黎斗や自身にゲムデウスウイルスを感染させ、黎斗の体内でゲムデウスワクチンを作り上げ、ドクターマイティXXガシャットを完成させる。そして、エグゼイドは、そのガシャットを使うことでゲムデウスウイルスを抑制し、集団感染を緩和する。しかし、仮面ライダークロニクルが攻略されるのを良しとしないクロノスによってゲムデウスを倒され、正宗はゲムデウスのデータを体内に取り込み、ゲムデウスとクロノスの両方の力を手に入れたバグスターへと変貌。仮面ライダークロニクルの真のラスボスであるゲムデウスクロノスとなってしまう[ep 32]。 正宗がゲムデウスクロノスとなった影響で、貴利矢を含めた多くの市民が再びゲーム病を発症する。正宗は真のラスボスへの挑戦権を持つニコをラスボス専用のゲームエリアへと連れ去り、クロノスへと変身させようとするが、そこへ大我が現れニコの代わりにクロノスへと変身する。だが、ゲムデウスクロノスの力の前に苦戦を強いられ、変身解除してしまう。そこに永夢と飛彩がゲームエリアへと現れ、3人でゲムデウスクロノスを倒す。だが、ゲムデウスクロノスはさらなる形態である超ゲムデウスへと進化し、ゲーム病患者たちをバグスターウイルスへと変貌させてしまう[ep 33]。 バグスターウイルス化したゲーム病患者によって大規模なパンデミックが続く中、ポッピーは人々を救うため、自らの身体にドクターマイティXXガシャットを挿すことでゲムデウスワクチンを生成し、人々のゲーム病を治し、消滅する。永夢たちはレベル1のバグスターと人間を分離させる力で、正宗とゲムデウスを分離。ゲムデウスをパラドが自らの身体を犠牲にすることで消滅させるが、パラド自身も消滅してしまい、永夢はエグゼイドへの変身能力を失ってしまう[ep 34]。 永夢が変身能力を失ったことで、正宗は勝ち誇り、全てのライダーを倒すために再度クロノスに変身する。そして、ポーズが発動される中でクロノスが永夢に攻撃を加えようとした最中に突然永夢が覚醒し、ガシャコンバグヴァイザーIIを半壊させる。これによりポーズ能力を失った上、パラドにウイルスを抑制され弱体化したクロノスは、全てのライダーから猛攻を受け、敗北する。正宗は最後の力を振り絞り、マスターガシャットを胸に突き刺し、﹁最後の審判は下された﹂と言い消滅した。 仮面ライダークロニクルが制覇されたことで全てのゲーム病患者は完治され、CRは正宗に奪われていたプロトガシャットを奪還することができたが、消滅した人々の復元は、正宗がマスターガシャットを破壊したため、困難になってしまう。それでも永夢は消滅した人々を医療の進歩で復活させることが出来るようになることを信じ、ゲーム病と戦い続けることを誓う。 そして、ポッピーも黎斗が掴んだ彼女の欠片を黎斗の体内で培養したことで復活を果たし、パラドも永夢に再び感染したことで復活して再び互いに手を握り合い、永夢は心強い仲間と共に、ゲーム病に立ち向かうのであった[ep 35]。登場人物
仮面ライダーの変身者
仮面ライダーの関係者
他作品の登場人物
ラッキー / シシレッド 登場作品 - ﹃宇宙戦隊キュウレンジャー﹄ 第24話に登場。 仮面ライダービルド 登場作品 - ﹃仮面ライダービルド﹄ 第44話に登場。エグゼイドを探している仮面ライダー。ゲンムの前に現れ、エグゼイドと勘違いして攻撃を仕掛けた。仮面ライダー
「仮面ライダーエグゼイドの登場仮面ライダー」を参照
仮面ライダーエグゼイド
宝生永夢が変身する仮面ライダー。ジャンルはアクションゲーム。
仮面ライダーブレイブ
鏡飛彩が変身する仮面ライダー。ジャンルはロールプレイングゲーム。
仮面ライダースナイプ
花家大我が変身する仮面ライダー。ジャンルはガンシューティングゲーム。
仮面ライダーレーザー
九条貴利矢が変身する仮面ライダー。ジャンルはレースゲーム。
仮面ライダーゲンム
檀黎斗が変身する仮面ライダー。ジャンルはエグゼイドと同じくアクションゲーム。
当初は﹁黒いエグゼイド﹂と呼ばれていた。
仮面ライダーポッピー
ポッピーピポパポが変身する仮面ライダー。ジャンルは恋愛ゲーム。
仮面ライダーパラドクス
パラドが変身する仮面ライダー。ジャンルはパズルゲーム・格闘ゲーム。
仮面ライダークロノス
檀正宗が変身する仮面ライダー。ジャンルはサバイバルゲーム。
ライドプレイヤー
仮面ライダークロニクルのプレイヤーが変身する姿。
西馬ニコが変身した姿はライドプレイヤーニコと呼ばれる。
バグスター
本作品における敵。人体に直接感染することで成長する新種の極小サイズののコンピュータウイルス[41]。感染した人間のストレスや、ガシャットの起動によって体内で増殖し、ゲーム病を発症した人間を取り込むことでデジタル3Dの巨大なバグスターユニオンとして実体化する[67]。ただし、完全体となったグラファイトにより感染した人間はバグスターに取り込まれず、分離する形でバグスターユニオンが実体化する。また、インフルエンザウイルスが抗原性を変化させるように、一度倒されたバグスターはレベルアップし、バグスターユニオンを介さずに感染者から分離し、実体化することが可能。さらに進化したバグスターは、感染者の身体を乗っ取って実体化する。
ライダーによって感染者から分離させられると戦闘員にあたる複数のバグスターウイルスと怪人にあたるバグスターに分離して活動する。
感染の確認は特殊な聴診器ゲームスコープを用いて行う。
第22話にて、16年前に黎斗によって、現存しているバグスターウイルスは世界で最初のバグスターウイルス感染者にされた永夢の体内で成長し採取したウイルスを媒体として生み出されたことが判明した[41]。
第24話の時点まで、黎斗は主に﹁究極のゲームである仮面ライダークロニクルを完成させる﹂という自らの野望を果たすための道具としてバグスターを利用していたが、パラドは黎斗を消滅させた後、彼の作業を引き継ぐ形で仮面ライダークロニクルを完成させる。続く第25話では、自身と復活させたグラファイトたち、恋に洗脳されたポッピーピポパポをゲームキャラクターとして投入した仮面ライダークロニクルを利用して人類を滅亡させるための行動を開始した[ep 15]。しかし、第32話で幻夢コーポレーションの社長に復帰した黎斗の父正宗が、仮面ライダークロニクルを利用して人類を滅亡させようとするパラドたちバグスター側にも、パラドたちの計画を阻止しようとする永夢たちCR側にも属さず、あくまでも仮面ライダークロニクルを幻夢コーポレーションの商品として全世界に浸透させる目的で仮面ライダークロノスに変身して介入し、ラヴリカバグスターを死に追い込んだ上で仮面ライダークロニクルの運営者になることを宣言[ep 22]。その直後から、正宗はバグスターだけでなく仮面ライダーの管理を独自に行い、パラドたちは﹁人類を滅亡させる﹂という目的で利用していた仮面ライダークロニクルの主導権だけでなく、自分たちの運命をもクロノス︵正宗︶に握られる形となった[ep 23]。
バグスターウイルス感染症︵ゲーム病︶
ゲームを介してバグスターウイルスに感染した人間が極度のストレスを感じることによって発症する病気[41]。めまいや発熱、せきなどの初期症状が現れた後、次第に身体にノイズが走り、目が赤く発光すると、バグスターに身体を乗っ取られて巨大なバグスターユニオンへと変貌してしまう。この状態になった場合、レベル1の仮面ライダーによるバグスターの分離処置が必要になる。
感染者からバグスターが分離すると感染者は次第に透明になり、そのままバグスターを倒せなければいずれ消滅してしまうため、分離後は患者のストレス緩和を促す精神的なケアと、速やかなバグスター︵怪人︶の殲滅が必要になるが、ポッピーやバガモンのように特定のクリア条件を満たせば消滅しないバグスターも存在し[注釈 55]、パラドの場合は永夢の遊び相手として生み出されたバグスターであるため、永夢は消滅せずに分離したため、黎斗によってゲーム病であることを告げられた際には、パラドが永夢の体内に入ることでそのストレスを緩和させたが、ゆえに永夢を生かすも殺すもパラド次第であるとパラドは語っている。
バグスターウイルスに起因しない病気︵癌など︶と併発したり[ep 7]、複数の人間が同時に発症する場合もある[ep 14]。
なお、通常バグスターウイルスは人から人へは感染せず[ep 6]、当初はゲムデウスが散布したゲムデウスウイルスも特に接触感染はしていなかったが、正宗がゲムデウスクロノスから超ゲムデウスに進化した影響によりゲムデウスウイルスの感染者は再発症後バグスターウイルスへと変貌を遂げ、さらにそのバグスターウイルスに触れられた者も接触感染によりたちまちバグスターウイルスへと変貌してしまい、結果としてゲムデウスを中心に大規模なパンデミックが発生してしまう。
最終話で永夢は、ゲーム病による消滅状態を﹁﹃亡くなったように見えるゲーム病﹄にかかっている症状である﹂という見解をマスコミに対して説明した。
バグスターユニオン[68]
増殖したバグスターウイルスが感染者を取り込み、具現化・結合して巨大化した姿。結合パターンを組み換えて形状を自由に変えることができる。レベル1のライダーの分離手術によって感染者から分離され、怪人態のバグスターと戦闘員のバグスターウイルスに変化する[41]。レベルアップしたバグスターの場合はこの形態に変化せず、発病と同時に分離するか感染者を取り込み怪人態になる。また、無数のバグスターウイルスによって再構築も可能となる。
バグスター︵怪人︶
感染者に寄生したバグスターウイルスの怪人態。感染者を取り込んで実体化した後、感染者から分離させられることで等身大の怪人態となる。寄生中にもホログラムのような姿で怪人態となることは可能であるが、ある程度増殖してゲーム病を発症させ実体化しないと行動できない。感染者のストレス源となる人物や場所を襲撃し、感染者のストレスが増して増殖をピークに達させることで、感染者の存在によらない永久活動が可能な完全体になることができるため、完全体となって世界の支配者となることを目的として活動する[67][41][注釈 56]。また、完全体となったバグスターは、自身の宿主であった人間に関する記憶︵グラファイト曰く﹁セーブデータ﹂︶を保持しており、例えば飛彩の恋人である百瀬小姫の消滅と同時に完全体となったグラファイトは、小姫が消滅する直前までの彼女自身の記憶を保持している[ep 41][ep 18]。さらに、一度完全体となったバグスターは、ガシャコンバグヴァイザーを用いて何度でも復活させることができるが、黎斗はこのことを知らなかった。ただし、クロノスによるポーズの最中に倒されたバグスターは、完全体といえども復活は不可能で、完全なる死を迎える。人間と同様に言葉を話すが、人間態を持っているバグスターは、ポッピーピポパポ︵明日那︶・パラド・グラファイト・ラヴリカ︵恋︶以外には確認されていない。また、黎斗などゲームオーバーとなった人間は、バグスターの体を得て復活する。 基本的にバグスターはゲームのデータを読み込み、そのゲームのボスキャラなどの姿を元に怪人態化する[注釈 57]。また、レベルアップすると一部のパーツが変化する。レベルアップしたバグスターたちは倒された後にゲンムがガシャコンバグヴァイザーを使い回収し、仮面ライダークロニクルのデータとして利用されている。 バグスターは個体によって受け継いだ性格や口調が異なり、特にパラドやラヴリカ︵恋︶などに関しては、時折バグスターの使命よりも各々の性格や個人的な感情に準じて行動することもある。 また、第18話まではレベル3〜5だったレベルアップしたバグスターの戦闘力が、第19話からは一気にレベル30に跳ね上がっており、感染者の身体を乗っ取って実体化するが、エネルギーが切れると元の人間の姿に戻る。コラボスバグスター 素体 | |
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身長 | 202.0 cm |
体重 | 98.4 kg |
- コラボスバグスター
- 患者1人につき、2つのバグスターが感染して生まれる通常とは異なるタイプのバグスター[注釈 58]。素体の頭頂部のスロットコラボスロットリーダーに挿さったレベル3用のライダーガシャットからゲームのデータを直接取り込み、それに応じた武装と通常のバグスターウイルスの3倍の戦闘能力で全身を強化する。ガシャットが抜けると装甲が消えて弱体化する。
- 素体のデザインを基にパーツによるバリエーションとなっている[69]。
バグスターウイルス | |
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身長 | 200.0 cm |
体重 | 89.0 kg |
バグスターウイルス
本作品における戦闘員。レベル1のライダーによってバグスターが感染者から分離された際に人型に変化して複数生まれ、主となるバグスターに合わせたコスチュームや武器などを装備する。ゲムデウスクロノスが超ゲムデウスに進化した際には、ゲムデウスウイルスの感染者が一斉にバグスターウイルスに変貌し、接触感染により感染を拡大させている。
﹃仮面ライダーゴースト﹄最終話にも先行登場している。
●﹃仮面ライダーW﹄のバイラス・ドーパントを踏まえたデザインとなっている[69]。
レギュラーキャラクター
パラド / 仮面ライダーパラドクス #仮面ライダーの変身者の項を参照。 ポッピーピポパポ / 仮面ライダーポッピー #仮面ライダーの変身者の項を参照。グラファイトバグスター | |
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身長 | 206.0 cm |
体重 | 107.5 kg |
ダークグラファイトバグスター | |
身長 | 206.0 cm |
体重 | 107.5 kg |
グレングラファイトバグスター | |
身長 | 206.0 cm |
体重 | 107.5 kg |
グラファイト
バグスターの隊長格[6]。一人称は﹁俺﹂。適合者のことは大我同様、﹁エグゼイド︵永夢︶﹂、﹁ブレイブ︵飛彩︶﹂、﹁レーザー︵貴利矢︶﹂、﹁ゲンム︵黎斗︶﹂と名前ではなく変身するライダー名で呼んでいる。
ゲンムが使用しているガシャコンバグヴァイザーと同型のものを使用し、バグスターウイルスを散布および感染者の状態を監視している。飛彩の恋人だった小姫に寄生していたが、彼女を死に追いやったことで現実世界で実体化している[注釈 59]。仮面ライダーの早期排除を唱えているが、ゲームを楽しみたいパラドやデータ収集を最優先する黎斗に止められている。
幻夢コーポレーションからゲキトツロボッツガシャットを含む4種のガシャットを盗み、その後ゲーム病感染者を装って永夢たちに接触[ep 36]。当初はゲンムと同一人物だと思い込まれていたが、自ら本性を明かして仮面ライダーを圧倒した。
その後、黎斗から計画に反し勝手に仮面ライダーと交戦したことを咎められ、ガシャコンバグヴァイザーを没収される[ep 46]。しかし黎斗とパラドの会話を聞き、さらなる力を求めてプロトドラゴナイトハンターZガシャットを盗み出し[注釈 60]、自身の体に挿しダークグラファイトバグスターとなる[ep 40]。しかし、その後永夢の策によりゲームエリアに誘い込まれ、そこでレベル5となった4人のライダーとダークグラファイトバグスターとして戦った末、最期は4人の同時攻撃を受けて倒され爆発した[ep 38]。
完全体であったため[70]、黎斗の消滅後パラドにより復活させられ、仮面ライダークロニクルのキャラクターとなっている。その後、大我とニコの前に姿を現し、仮面ライダークロニクルに参加するよう大我を挑発する。
第34話ではクロノスに対抗するため、仮面ライダークロニクルの世界に入り込み、ゲムデウスのデータから得たゲムデウスウイルスを自身の体内で培養させる。そしてクロノスのポーズを封じるが、レーザーターボによって妨害される[注釈 61][ep 24]。その後は、ゲムデウスウイルスによる影響で衰弱していた[ep 25]が、やがてゲムデウスウイルスに身体が順応する。さらにゲムデウスの力でクロノスのポーズが効かなくなり、時間停止中のゲームエリア内でも自由に動けるようになる[ep 29]。
だが、クロノスのリセットの影響によって、ゲムデウスウイルスが体内に蔓延している状況まで戻ったことで再び衰弱し、そこにポッピーとパラドが現れ協力を要請されるが、バグスターとして生きる道を選びこれを拒否する。そして誇りのままに、飛彩や大我と戦い決着をつけようとするが、そこにクロノスが乱入し自身を守ろうとするも、戦いに泥を塗られたことに激昂。これを断り彼を撤退させ[注釈 62]、駆けつけたライドプレイヤーニコの必殺技をわざと受け完全に消滅。消滅の際に微かな笑みを浮かべ、敵キャラとしての本懐を全うする最期を遂げた[ep 31]。
グラファイトバグスター[注釈 63]
グラファイトがガシャコンバグヴァイザーで変身する怪人態。外観のモチーフとなったゲームはドラゴナイトハンターZの龍戦士グラファイト。
鋭い龍の牙のような双刃の武器グラファイトファング[72]を持ち、双刃にエネルギーを溜めて、X字の赤い斬撃波を飛ばす激怒竜牙という技を持っている。また、腰にはバグスターバックルを着用している。
ダークグラファイトバグスター
グラファイトがプロトドラゴナイトハンターZガシャットを自らに挿し、ガシャットのデータを取り込むことで変身するグラファイトバグスターの強化態。通常形態と同様グラファイトファングを武器とし、ドドド黒龍剣と呼ばれる漆黒の波動を放つ。強化版のドドドド黒龍剣もある。
グレングラファイトバグスター︵レベル99︶
復活したグラファイトがガシャコンバグヴァイザーで変身し超絶進化したグラファイトバグスターの強化態。総合の戦闘力はダークグラファイトバグスターに比べて、20倍となっている。グレングラファイトファング[注釈 64]を武器とし、必殺技は超絶奥義ドドドドド紅蓮爆龍剣[注釈 65]と呼ばれる真紅の波動を放つ。また、第41話ではゲムデウスウイルスの影響でレベルを限界突破し、強化版のドドドドドドドドドドド紅蓮爆龍剣[注釈 66]を放った。
ラヴリカバグスター | |
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身長 | 220 cm |
体重 | 101 kg |
ラスボス
ゲムデウスバグスター | |
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身長 | 232.9 cm |
体重 | 132.4 kg |
超ゲムデウス | |
身長 | 18.1 m |
体重 | 80.8 t |
ゲムデウスバグスター
あらゆるゲームの力を凌駕する全知全能の神である仮面ライダークロニクルのラスボスにして究極のバグスター。
その存在は、パラドたち上級バグスターもその詳細を知らず、黎斗のみがそれを知っている。
武器は宝剣デウスラッシャーと宝盾デウスランパート。ライダーゲージ50本分に相当する体力と自己修復能力を持つ。また、仮面ライダークロニクルの敵キャラである各バグスターの特殊能力を発動することも可能である。クロノスをも凌駕する戦闘能力を発揮し、ムテキゲーマーやパーフェクトノックアウトゲーマーとも互角に戦った[74][注釈 67]。通常のバグスターウイルスよりも強力なゲムデウスウイルスを散布する力を持つ。ゲムデウスウイルスはレベル0のウイルスの抑制効果でも抑えきれないほど強力で、本来であればゲーム病そのものを発症しないバグスターに対しても感染する。
正宗によってゲムデウスウイルスを散布するよう、ゲムデウスの思考ルーチンを書き換えられたため、本来の役割とは違うものへと生まれ変わった。
黎斗と貴利矢の協力によって開発されたドクターマイティXXガシャットを使用したエグゼイドによって追い詰められるが、倒される直前に正宗にそのデータを取り込まれてしまう。その結果、ウイルスに感染した人々は一時回復するも、正宗がゲムデウスクロノスとなった影響でゲーム病を再発し、ゲムデウスクロノスが超ゲムデウスに進化した直後、バグスターウイルスへと変貌した。
最期は、レベル1となったエグゼイドたちやドクターマイティXXガシャットを使用したパラドクスによって正宗と分離され、パラドクスと共に消滅した。
舞台﹃仮面ライダーエグゼイド ファイナルステージ﹄では、ムテキに対してダメージを与えられる能力を得、ムテキゲーマーを初めて変身解除に追い込んだ。
●デザインはトーテマの色替え[69]。様々なゲームキャラクターの要素を抽出して集成したバグスターであるため、ラスボスのイメージをごった煮にしている[69]。ドラゴンや翼、甲冑や多顔などいささか古めのモチーフとなり、ミステリアスな雰囲気の顔になるよう、意図的にバランスを崩して眼をなくし、エグゼイドたちライダーと対になるよう、まとめた髪をツノに見立て、頭の横に特徴的な漫画的な眼を並べている[69]。
超ゲムデウス
ゲムデウスクロノスがストレスによって覚醒・進化した姿。武器は炸裂光弾を発射する伸縮自在の両腕デウスファーブニルと胴体から伸びる巨大な剣デウスカリバー。エグゼイド ムテキゲーマー以上の戦闘能力を持ち[75]、体力もライダーゲージ999本分に増加している。身体を損傷しても、体内でゲムデウスウイルスが急速培養されているため、即座に修復される。また、両手の口からは仮面ライダークロニクルの敵キャラである各バグスターを生み出し、街に巨大なゲームエリアを展開する。任意でゲムデウスクロノスや正宗の姿に戻ることも可能。
第34話では、データとしてこの形態が登場し、グラファイトがゲムデウスウイルスを入手した。
ゲムデウスムテキ[76]
﹃ファイナルステージ﹄に登場。ゲムデウスが引き連れている悪の戦士。ムテキゲーマーの抗体をもとに作り出されたため、ムテキゲーマーの力を打ち砕く強さを持ち、ゲームライダー全員の力を合わせてこそ倒せる敵である。
バグスターのアイテム
ガシャコンバグヴァイザー バグスターが所持するパッド型ツール。外見や機能などはゲンムが用いるものと同じである。グラファイトや恋︵ラヴリカ︶はこれを使って変身したり、バグスターウイルスを散布している。グラファイトが倒された後は、パラドが所持しており、ライダーたちに倒されたバグスターを保管している。 パッドモード[77] バグスターウイルス散布用のモード。感染者の状態をモニタリングすることが可能。Bボタンを押すことでバグスターウイルスの散布を行い、Aボタンを押した後に﹁培養﹂の掛け声とともにグラファイトの場合は右腕に装備したグリップパーツに装着することでバグスターに変身し、恋の場合はパッドモードのままで変身する。 変身音声は﹁インフェクション!レッツゲーム!バッドゲーム!デッドゲーム!ワッチャネーム!?ザ・バグスター!﹂。用語
ゲームスコープ[78][41] CRのドクターなどが所持している聴診器型アイテム。ゲーム病の感染の検知のほか、ゲームスコープ同士での通信や衛生省からの救急通報の受信機能もある[41]。患者にかざすと感染の度合いや症状などが示されたモニターが空中に現れるが、永夢の場合は砂嵐が表示されるだけであった。また、パソコンに接続することで顕微鏡の代わりとなり、感染者の血液からも反応を確認できる。 通常のバグスターウイルスに感染した場合は、それに対応する記号が表示されるが、仮面ライダークロニクルガシャットを使用して感染した場合は感染源となるバグスターのデフォルメされた頭部が表示される。 ●デザインモチーフは聴診器とゲーム機のコントローラー[79]。撮影用プロップのチューブ部分は、俳優の身長に合わせて3種類の長さのものが用意された[79]。 ゼロデイ 物語の始まる5年前にプロトガシャットのバグが原因で発生した、バグスターによる人間の大量消失事件。この事件を機にゲーマドライバーとライダーガシャットが開発され、衛生省と幻夢コーポレーションが協力して聖都大学附属病院に電脳救命センターを発足させた。その際、当時放射線科医だった大我が仮面ライダースナイプに選ばれている。 表向きのきっかけは、正宗が経営していたころの幻夢コーポレーションが発売しようとしていた10個のプロトガシャットに発生したバグであり、それがバグスターウイルスとなってテストプレイヤーたちに感染したことが発端となっているが、実際にはバグスターウイルスを発見した黎斗により、故意にウイルスを感染させたガシャットが使われたことが判明した。 このゼロデイの責任を負わされる形で実際に逮捕・拘留されたのは、プロトガシャットをバグスターウイルスに感染させた張本人の黎斗ではなく、当時の幻夢コーポレーションの社長であった黎斗の父正宗で、第21話で服役中の正宗と面会した後に黎斗と対面した永夢は﹁あなた︵黎斗︶は自分の父親を身代わりにした﹂と指摘していた[ep 42]。しかし第33話にて、正宗が逮捕・拘留されたその真意が、新しいゲームを考案・開発する才能に秀でた自分の息子である黎斗が逮捕されることで﹁仮面ライダークロニクルを完成させて全世界に展開する﹂という野望が阻まれることを危惧した正宗が、﹁警察に捕まりたくない﹂という黎斗の思いを逆手に取り、黎斗が﹃私の﹄仮面ライダークロニクルを開発・完成させるまでの時間稼ぎをするために、意図的に身代わりとなったというものであることが判明した[ep 23]。 適合者 微量のバグスターウイルスを体内に投与し、抗体を生み出す適合手術を受けて仮面ライダーに変身する者を指す[41][80]。例外として世界初のバグスターウイルス感染者である永夢は適合手術なしで変身しており[41]、他にも黎斗やパラド、貴利矢のように人間の遺伝子を持つバグスターであれば仮面ライダーに変身できる。 適合者の候補として選ばれた者は、適合手術の前に試験として様々な検査を受ける必要があり、その中の1つのVRの適正テストでは、候補者が特殊なゴーグルを装着して仮想空間に入り、ガシャコンウェポン[注釈 68]を使ってバグスターウイルスと戦う[ep 49]。 ただし、適合者として仮面ライダーに変身する資格を持ち、CRに所属する医師がゲーム病を発症した患者の感染源となるバグスターとの戦闘を妨害するなどの行為を取ったことを衛生省に知られた場合、その医師は仮面ライダーとしての資格を失うだけでなくCRから追放され、場合によっては医師免許の剥奪という厳重処分を受ける[ep 24]。 第23話にて、黎斗︵ゲンム︶はエグゼイド レベル99のリプログラミング能力で、体内のバグスターウイルスの抗体を除去され適合者ではなくなったため、変身が不可能になったが、第30話で元人間の遺伝子を持つバグスターとして復活したため、再び変身が可能となった。 ゲームエリア ライダーガシャットに内蔵された空間生成装置によって周囲に広がるデータを実体化させる特殊空間。 各ライダーはキメワザスロットホルダーのステージセレクト機能によってエリアを変えることができるため、それを利用して一般市民に被害が及ばない場所にエリアを展開させ、使用者とバグスター、周囲の人物を転送させることもある。エリアを変更していた場合、変身解除するとそのエリアからはじき出され元の場所に戻されるため、緊急の場合は自ら変身解除することで危機を脱することも可能。 衛生省 公衆衛生を司る架空の政府機関[42]。仮面ライダーおよび電脳救命センター︵CR︶をサポートしている[46]。バグスター対策を極秘裏に研究しており、機密事項とされていたゲーム病の流行だったが、グラファイトによって大量の感染者が出たことによってバグスター目撃者の情報操作が困難となり、ゲーム病を公表することとなった[42]。 聖都大学附属病院 灰馬が病院長を務める大型総合病院[46]。永夢や飛彩らが勤務している。 地下深くには、ゲーム病患者の処置を施すための特別エリアでもあるCRが設けられている。 電脳救命センター 通称CR︵Cyberbrain Roomの略[78]︶。5年前、衛生省協力の下発足し、聖都大学附属病院の地下深くに設けられた特別エリア[出典 1]。その存在は院内の者にも秘密にされていたが、明日那が感染者︵永夢が受け持つ患者の少年︶を収容する際に永夢も付き添っていたため、永夢にその存在が知られることとなった[ep 1]。 責任者は灰馬ではあるが、彼より明日那の方が立場は上である[25]。 バグスターウイルス感染者を隔離・治療・入院させる病室や医局にはドレミファビートの筐体[注釈 69]などが設置されている[42]。 救急通報が入ると、﹁AID﹂と赤字で書かれた白と黒を基調としたスクーターで患者の元へ駆けつける。 幻夢コーポレーション 黎斗がCEOを務める会社。名前の由来は正宗が抱く﹁幻にも等しい夢﹂である﹁世界一のゲーム会社にする﹂という壮大な野望からきている[35]。 表向きはゲームソフトやアミューズメント商品を開発する企業だが、衛生省の協力のもと、ゲーマドライバーやライダーガシャットを開発し、衛生省に提供した[17][39]。なお社員たちは、黎斗の計画を知らなかった。 ゼロデイ当時は黎斗の父親である正宗が社長を務めていたが、事件の責任を問われて逮捕されたため、一時は倒産の危機に陥っている。 黎斗の失踪後は衛生省が対応に当たり[ep 5]、第18話での小星作の話によると、失踪した黎斗に代わり、新しい社長が就任し、開発部の責任者となった作を中心に社運を賭けた新たなゲームが開発されることとなった[ep 9]。 第22話でゲンムの襲撃に遭い、社長室を乗っ取られるが、第23話でパラドによって黎斗︵ゲンム︶が消滅させられる。続く第24話にて、黎斗に代わって就任した新しい社長が、天ヶ崎恋であることが判明し、社運を賭けた新作ゲームも仮面ライダークロニクルであることが判明した。 幻夢コーポレーションの社員たちは、会社の動向を好転させるために開発したはずの仮面ライダークロニクルが人命に直接関わるゲームであることを、第26話での恭太郎の記者会見を聞くまで全く知らず[ep 16]、続く第27話では仮面ライダークロニクルの実態を知った社員が、会社の先行きに不安を感じて社長の恋に辞職願を提出するも、恋は﹁会社が潰れることは無い﹂と余裕を示し、社員の目の前で辞職願を破り捨てた[ep 17]。 第32話で釈放された正宗が社長に再就任した。以降は社員たちも﹁消滅した人たちを助けるため﹂という正宗の所信表明を受け入れ、仮面ライダークロニクルの販売促進に賛同している。 仮面ライダークロニクル 黎斗︵ゲンム︶が、全てのガシャットおよび10体のバグスターのデータを用いて完成させようとしていた新たなゲーム。英語表記は﹁KAMEN RIDER CHRONICLE﹂。開発途中の黎斗のパソコンの画面には、英語表記のタイトルと、複数の仮面ライダーのレベル1のシルエットが表示されている。 ゲームのジャンルや内容について、黎斗は﹁一般市民が仮面ライダーに変身し、現実世界に現れたモンスターと生き残りを掛けて死闘を繰り広げる究極のサバイバルゲーム﹂と話しており[ep 9][ep 42]、第21話で明らかになったゲーム画面にはパラドクスやレベルアップしたバグスターが敵となっており、エグゼイド・ブレイブ・スナイプのほかにもライドプレイヤーが表示されている[ep 42]。 CRのドクターたち適合者はこのゲームのテストプレイヤーとして、黎斗が戦闘データなどを取って開発を進めていた[39]。 黎斗の消滅後はパラドが引き継ぎ、24話のラストにて、グラファイトの復活やポッピーピポパポの洗脳などにより10体のバグスターが揃い、仮面ライダークロニクルのガシャットを完成させた[ep 14]。 プレイヤーは、初級から上級までの全13体のバグスターと戦い、クリアした証し=ガシャットロフィーを手に入れる。ガシャットロフィーはラベル部分が倒したバグスターに対応したゲームのデザインになっている。 初級バグスターは、ソルティバグスター・アランブラバグスター・リボルバグスター・モータスバグスター・チャーリーバグスターの5体、中級バグスターは、ガットンバグスター・ポッピーピポパポ︵仮面ライダーポッピー︶・バーニアバグスター・カイデンバグスターの4体、上級バグスターは、ラヴリカ・パラド︵仮面ライダーパラドクス︶[注釈 70]・グラファイトの3体と難易度ごとに振り分けられ、ゲームエリアは街中の広範囲に展開されバグスターはランダムに出没する。 全てのバグスターを攻略し、全てのガシャットロフィーを揃えることでラスボスである究極のバグスターゲムデウスが降臨し、仮面ライダークロノスとなってゲムデウスへの戦いに挑むことが可能になり、ゲムデウスを倒せばゲームクリアとなる。 このゲームにおいて、エグゼイド・ブレイブ・スナイプはゲーム攻略に必要なアイテム︵ガシャット、ガシャコンウェポンなど︶を持っているレアキャラとして設定されており、ライドプレイヤーたちは彼らにも攻撃を仕掛ける[ep 15]。またエグゼイドたちは、あくまでもライドプレイヤーと戦うレアキャラとされており、バグスターと戦うライドプレイヤーをエグゼイドたちが援護するのはルール違反と見なされ、警告音が鳴ると同時にゲームエリアが赤く明滅する[ep 16]。また、仮にエグゼイドたちがバグスターを撃破したとしても、再度復活するようになっており[注釈 71]、ライドプレイヤーがバグスターを倒さなければ、ガシャットロフィーを獲得できないため、エグゼイド・ブレイブ・スナイプにとってライドプレイヤー︵主にニコ︶およびガシャットロフィーは重要な存在となる[注釈 72]。また、攻略対象のバグスターを味方につけることでガシャットロフィーを獲得することも可能。 仮面ライダークロニクルのガシャットは、事前告知が一切行われなかったにもかかわらず、幻夢コーポレーションの株価が暴騰するほどの人気を誇っているが、その一方で、適合者ではない一般人たちがガシャットを起動した直後に次々とゲーム病を発症するという事態を引き起こしている。また、表向きは、リアルとバーチャルが融合した究極のリアル体験ゲーム、人間がバグスターを攻略する︵倒す︶ゲームとして発表されているが、実際はバグスターが人間を攻略する︵滅亡させる︶ゲームとしてパラドが考案したものであり、このゲーム内でバグスターおよびパラドクスに敗れてゲームオーバーとなったライドプレイヤー変身者は仮面ライダーと同様に消滅し、コンティニュー︵復活︶も不可能となっている[ep 15]。 過去にゲーム病を発症し、︵パラドクスを含む︶仮面ライダーがバグスターを倒したことで治療が完了した者であっても、仮面ライダークロニクルのガシャットを起動してライドプレイヤーに変身すると、バグスターとの戦いの勝敗に関係無くゲーム病を発症する。また、ゲーム病の原因となるバグスターが、ゲーム病を発症したライドプレイヤー自身あるいは︵エグゼイドたちを含む︶他の仮面ライダーによって倒され治療が完了しても、そのライドプレイヤー︵に変身した一般人︶はガシャットを手放さない限り、半永久的にゲーム病を発症するリスクを背負うこととなる[ep 17]。 その危険性を確認した衛生省による情報が開示しリコールが発表され、永夢たちに助けられたプレイヤーによる情報の拡散により、一時はプレイヤー数が激減したが[ep 16]、幻夢コーポレーションの新社長として就任した恋によりゲームクリアを達成すると消滅した全プレイヤーが復活すると発表される。その結果、ゲームによって恋人や家族を失った幅広い層までがゲームを始めるようになり、プレイヤー数がさらに増大することになる[ep 17]。 第31話の終了時点で、永夢たちは初級・中級のバグスターのガシャットロフィーを揃え[ep 21]、続く第32話で上級バグスターであるパラドたちと交戦するが、幻夢コーポレーションの社長に復帰した正宗は﹁仮面ライダークロニクルは、世界中で長きに渡って愛され続けるゲームでなくてはならない﹂という思いからエグゼイドたちが仮面ライダークロニクルを早々と終結させようとするのを良しとせず、乱入した上でクロノスに変身しエグゼイドら仮面ライダーたち︵ニコとポッピーを除く︶だけでなくパラドたちバグスターにも襲いかかり、自ら仮面ライダークロニクルの運営者であることを宣言した[ep 22]。それ以降は正宗が仮面ライダーやバグスターの行動などを管理しており、社長室にある特殊な機械に仮面ライダークロニクルのマスターガシャットをセットすることで、ボタン1つで仮面ライダークロニクルに登場する特定のバグスターの消滅や再生が可能であることも判明する[ep 23]。さらに正宗は激レアキャラのクロノスを攻略するクロノス攻略クエストというキャンペーンを実施し、さらなる販売促進を進める[ep 26]。だが、それはそのクエストに参加した者たちがクロノスに敗北し、消滅することでまた新たなプレイヤー人口を増やすための作戦に過ぎなかった。 そして、第41話でグラファイトが攻略されたため、すべてのガシャットロフィーが揃い、ラスボスであるゲムデウスが降臨した。キャスト
主演の飯島は本作品がテレビドラマ初出演にして初主演である[50]。
レギュラー・準レギュラー
●宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイド - 飯島寛騎 ●鏡飛彩 / 仮面ライダーブレイブ - 瀬戸利樹[81] ●花家大我 / 仮面ライダースナイプ - 松本享恭[81] ●檀黎斗 / 仮面ライダーゲンム - 岩永徹也[注釈 73][注釈 74] (1 - 23,30 - 45) ●仮野明日那 / ポッピーピポパポ / 仮面ライダーポッピー - 松田るか[81][注釈 75] ●九条貴利矢 / 仮面ライダーレーザー / 仮面ライダーレーザーターボ - 小野塚勇人[81][注釈 74]︵劇団EXILE︶ (1 - 12,35 - 45) ●パラド / 仮面ライダーパラドクス - 甲斐翔真[81] ●グラファイト - 町井祥真 [81][注釈 76](1 - 10,24 - 41) ●鏡灰馬 - 博多華丸︵博多華丸・大吉︶ ●日向恭太郎 - 野村宏伸 ●百瀬小姫 - 中川可菜 (6,34 - 38) ●檀正宗 / 仮面ライダークロノス - 貴水博之 (12,21,32 - 45︶ ●西馬ニコ / ライドプレイヤー - 黒崎レイナ (12 - 45) ●小星作 - 宇野祥平 (17,18,21,22,45) ●天ヶ崎恋 - 小手伸也 (24 - 27,32) ●宝生永夢︵少年期︶ - 髙橋來[81] ●檀黎斗︵少年期︶ - 佐藤光将[81] ●西馬ニコ︵少女期︶ - 宮野叶愛声の出演
●ライダーガシャット音声 - 影山ヒロノブ[81] ●ナレーション、天ヶ崎恋︵一部音声︶、ラヴリカバグスター、仮面ライダークロニクルガシャット音声、ガシャコンバグヴァイザーII / バグルドライバーII音声 - 諏訪部順一 (2 - 45)[81] ●コラボスバグスター、バクスターウイルス - 小峰一己[81]ゲスト
●須山颯太[注釈 77] - 酒井亮和 (1) ●弓田吟子 - 河本千明 (1,11) ●救命士[注釈 78] - 鈴木晃平 (1,10) ●マルオ[84][注釈 78] - 篠崎頼我 (1) ●マルオの母[注釈 78] - 佐藤もみじ[85] (1) ●名取蓮介 - 山岸門人 (2) ●豪田麻美 - 永池南津子 (2) ●みずき - 溝口恵 (2,10,14) ●さつき - 佐分利眞由奈 (2,10,14) ●北見勇樹 - 高梨理央 (3) ●北見諒子 - 人見早苗 (3) ●西脇嘉高 - 根岸拓哉 (4,22) ●西脇莉子 - 夏居瑠奈 (4) ●窪山誠一 - 辻大樹 (5,6) ●堀内曜子 - 加村真美 (6) ●岡田誉士夫 - 青山勝 (7,8) ●岡田しおり - 吉谷彩子 (7,8) ●藍原淳吾 - 塩顕治 (7) ●コバ - 岡野友紀 (8) ●ナガシ - 兒玉宣勝 (8) ●ムラやん - 髙尾勇次 (8) ●女医 - 三木美加子 (9) ●アナウンサー[注釈 78] - 高島英里奈 (10)、黒宮千香子 (26) ●山中周平 - 高木煌大 (11,12) ●山中美奈子 - 三輪ひとみ (11,12) ●看護師 - 氏家恵 (11)、羽村純子 (38) ●白河一樹 - 岡田浩暉 (13,14) ●ゲーム大会の司会者[42][注釈 79] - 岡林史泰 (15,16) ●ゲーマー[注釈 78] - HIWA︵放課後ハートビート︶[86] (15)、羽場涼介 (26) ●父親[注釈 78] - 新虎幸明 (17)、岡崎宏 (36) ●幻夢コーポレーション社員[注釈 78] - 鎌田みさき[87]、植田靖比呂 (18)、橫尾下下、尾倉ケント (27)、 中谷竜 (32) ●山戸舞 - 八木のぞみ (19) ●師範 - 奈良井志摩 (19) ●江上大介 - 大久保祥太郎 (20) ●女子高生[注釈 78] - 田中珠里[88]、山川二千翔[89] (20)、菅原りこ︵NGT48︶、佐藤杏樹︵NGT48︶ (36) ●上杉平次 - 諏訪太朗 (21,45) ●刑務官[注釈 78] - 冴羽一 (21) ●片山景樹 - 中村公隆 (22,42) ●岩本ソラ - 大野未来 (24) ●シド - 遠藤耕介 (24) ●シシド - 親川優志 (24) ●ラッキー / シシレッド - 岐洲匠 (24) ●テンマ - 西井幸人 (25,26) ●ツジ - 海上学彦 (25) ●土工[注釈 78] - 佐藤良洋 (25) ●記者[注釈 78] - 大村わたる (26)、竹内義貴[90] (42)、足立学 (45) ●日向恭太郎の部下[注釈 78] - 藤田昌宏 (26) ●相田望- 河内美里 (27) ●秘書[注釈 80] - 千十千[91][92] (27,32) ●鮫島拳 - 谷口翔太 (28) ●カリタ - 菊田大輔 (30) ●泉照代 - 滝沢涼子(31,45) ●秋内収史 - 卯ノ原圭吾 (33) ●草野一郎 - 坂口涼太郎 (34) ●都築隼人 - 川合諒 (35,36,45) ●土居万次郎 - 田口甫 (36) ●百瀬和王 - 北川大介 (37) ●執刀医 - 須間一也 (38) ●ジョニー・マキシマ - ブラザー・トム (39 - 41)[注釈 81] ●鈴木塔子[注釈 82] - 沢井美優 (42 - 44) ●鈴木陸 - 松浦理仁 (42 - 44) ●仮面ライダービルド︵声︶ - 犬飼貴丈 (44) ●キャスター[注釈 78] - 麻鈴 (44) ●西馬ニコの友人[注釈 78] - 奥田佳弥子 (45) ●研修医[注釈 78] - 笹和貴、中崎たつや (45)スーツアクター
本作品の仮面ライダーはレベル1とレベル2を別々のスーツアクターが担当しており、例として仮面ライダーエグゼイドのスーツアクターはレベル2以降を高岩成二、レベル1を藤田慧がそれぞれ担当している[94]。藤田が主役仮面ライダーを演じるのはこれが初となる[94]。 また、各ライダーのレベル1は藤田と内川仁朗が交代で演じている[95]。 ●仮面ライダーエグゼイド レベル2以降[出典 2]、仮面ライダーエグゼイド レベルXX R[101] - 高岩成二 ●仮面ライダーエグゼイド レベル1&レベルX[出典 3]、仮面ライダースナイプ レベル1[出典 4]、仮面ライダーゲンム レベル1[出典 5]、仮面ライダーレーザー レベル3以降[出典 6]、マキシマムゲーマ[102][104]、ライドプレイヤーニコ[出典 7]、仮面ライダーレーザーターボ レベル0[出典 8] - 藤田慧 ●仮面ライダーエグゼイド レベル4︵アクション / 17︶[104][106] - 内藤高宏 ●仮面ライダーブレイブ レベル2以降[出典 9]、仮面ライダーエグゼイド レベルXX L[101][71] - 渡辺淳 ●仮面ライダーブレイブ レベル1[出典 10]、仮面ライダーレーザー レベル1[25][71]、仮面ライダーポッピー[出典 11] - 内川仁朗 ●仮面ライダースナイプ レベル2以降[出典 12]、仮面ライダークロノス︵大我︶[102]、ゲムデウス[102] - 永徳 ●仮面ライダーゲンム レベル2以降[出典 13][注釈 83]、仮面ライダーエグゼイド レベル2︵代役︶︵45︶[102][107]、仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマー︵代役︶[102] - 縄田雄哉 ●仮面ライダーゲンム レベル2︵スポーツゲーマ乗用時︶[25] - 有薗啓剛 ●仮面ライダーパラドクス[出典 14]、グラファイトバグスター︵各形態︶[102][注釈 84]、リボルバグスター[102]、ライドプレイヤー︵万次郎︶[102]、仮面ライダーエグゼイド レベルXX R︵パラド憑依時︶[102] - 岡田和也 ●仮面ライダーゲンム レベル0[出典 15] - 中田裕士 ●仮面ライダークロノス[出典 16]、ゲムデウスクロノス[108]、仮面ライダーゲンム︵30 - 32︶[102] - 浅井宏輔 ●グレングラファイトバグスター[102]、バグスター[102] - 榮男樹 ●ラヴリカバグスター[109]、バグスター[102] - 神前元 ●バグスター[102]、ソルティバグスター[110] - 伊藤茂騎 ●バグスター[102] - 小森拓真スタッフ
東映側プロデューサーは、﹃仮面ライダードライブ﹄を担当した大森敬仁が務める[3][5]。メインライターには﹃仮面ライダードライブ シークレット・ミッション type TOKUJO﹄を手掛け、本作品がテレビシリーズ初参加となる高橋悠也が、パイロット版監督は﹃仮面ライダーウィザード﹄以来となる中澤祥次郎がそれぞれ担当する[3][5]。高橋の起用理由について、大森は過去2作品で組んだ三条陸への依存を脱し、自身と年齢が近い脚本家と1年間突き詰めていくという思いを抱いたことを語っている[4][5]。また、大森はチーフプロデューサーとなってから中澤と組むのは本作品が初である[4]。 劇中音楽はats-、清水武仁、渡辺徹の3名が担当するが、3名とも映像作品の劇伴を手掛けるのは初であり、同じテレビ作品で3人もの作曲家が音楽を担当するのは仮面ライダーシリーズ史上初となる[111]。 クリーチャーデザインは、﹃仮面ライダーW﹄でドーパントのデザインを担当した寺田克也が手掛ける[112][18]。 ●原作 - 石ノ森章太郎[注釈 1] ●スーパーバイザー - 小野寺章︵石森プロ︶ ●チーフプロデューサー - 佐々木基︵テレビ朝日︶ ●プロデューサー - 大森敬仁︵東映︶、菅野あゆみ ●脚本 - 高橋悠也 ●監督 - 中澤祥次郎、坂本浩一、山口恭平、諸田敏、上堀内佳寿也、田村直己︵テレビ朝日︶ ●音楽 - ats-,清水武仁&渡辺徹︵tearbridge production︶ ●音楽プロデュース - 中谷学路︵avex music creative Inc.︶ ●撮影 - 倉田幸治、岩田憲、宮崎悟郎、植竹篤史 ●美術 - 大嶋修一 ●照明 - 斗沢秀、西田文彦、佐々木康雄 ●録音 - 遠藤和生、堀江二郎、村上洋祐 ●スケジュール - 上堀内佳寿也 ●編集 - 佐藤連 ●助監督 - 塩川純平、石井千晶、齊藤崇浩、茶谷和行、川畑友生、大峯靖弘、浦弘之、山本良平、福田和弘、清水賢一、小波津靖、米倉祐依、座安雄暉 ●製作担当 - 中島嘉隆、板垣隆弘、本間隆廣、吉川和也、中保眞典 ●ラインプロデューサー - 下前明弘、道木広志 ●プロデューサー補 - 谷中寿成・安東健太︵東映︶ ●テクニカルコーディネーター - 緩鹿秀隆︵東映デジタルラボ︶ ●MA - 曽我薫 ●選曲 - 金成謙二︵ドンカンパニー︶ ●音響効果 - 大野義彦 ●医療監修 - 林昇甫 ●キャラクターデザイン - 田嶋秀樹︵石森プロ︶、PLEX ●衣裳デザイン - 伊津野妙子︵石森プロ︶ ●クリーチャーデザイン - 寺田克也、篠原保(32 - 45) ●造型 - ブレンドマスター ●操演 - 髙木友善︵ライズ︶ ●カースタントコーディネーター - 西村信宏︵武士レーシング︶ ●CG制作 - 特撮研究所 ●特撮コーディネーター - 中根伸治 ●特撮スーパーバイザー - 足立亨、捻橋尚文 ●視覚効果 - 日本映像クリエイティブ ●VFXスーパーバイザー - 長部恭平 ●絵コンテ - なかの★陽、坂本浩一、伊藤そうあ、武藤聖馬 ●宣伝 - 大川希(1 - 16)、平田新子(17 - 25)、渡辺章太郎(26 - 45) ●技術協力 - 東映ラボ・テック、VARICAM shot with V-Log、UPSIDE、KYORITZ、enRoute、Quantel Rio、グレートインターナショナル、M・SOFT ●特撮監督 - 佛田洋︵特撮研究所︶[3] ●アクション監督 - 宮崎剛︵ジャパンアクションエンタープライズ︶[3] ●制作 - テレビ朝日、東映、ADK音楽
主題歌 ﹁EXCITE﹂ 作詞 - Kanata Okajima、Daichi Miura / 作曲 - Carpainter、Kanata Okajima / 編曲 - UTA、Carpainter / 歌 - 三浦大知[113] 第1・12・15 - 24・45話ではオープニング映像がなくキャストのクレジットはオープニング時、スタッフのクレジットはエンディング時に表示されている[注釈 85]。 第25話よりオープニング映像が新規制作された他、劇中の展開に合わせ一部放送回において、映像の追加・変更が行われている。 第1・15・18 - 24話ではエンディング曲として使用され、第4・12・16・17・32・45話では挿入歌として使用された[注釈 86]。 CDは2017年1月18日に発売され、三浦大知および仮面ライダーシリーズのCDとして初のオリコンデイリー・ウィークリー両チャートでの1位を記録した[114][115]。 2017年1月22日に開催された、﹁DAICHI MIURA LIVE TOUR 2016 (RE)PLAY﹂の代々木第一体育館での公演ではこの曲を披露し、仮面ライダーエグゼイドと代々木公演を襲撃しようとしたソルティバグスターとバグスターウイルス3体も登場した。同年2月3日には同局の﹃ミュージックステーション﹄に三浦大知が出演し、この歌を披露。番組には仮面ライダーエグゼイドとバグスターウイルス3体も出演した[116]。 また、同年12月31日にNHKで放送された﹃第68回NHK紅白歌合戦﹄でも、仮面ライダーエグゼイドの他ライダーたちは登場しなかったものの、同曲が披露された。 挿入歌 ﹁Let's try together﹂︵13 - 15︶ 作詞 - BOUNCEBACK&kenko-p / 作曲・編曲 - 日比野裕史 / 歌 - 仮面ライダーGIRLS 仮面ライダーエグゼイド︵ダブルアクションゲーマー︶のテーマソング。 ﹁Wish in the dark﹂︵17、18︶ 作詞 - 森月キャス&Mio Aoyama / 作曲 - 清水武仁 / 編曲 - 渡辺徹 / 歌 - 貴水博之 仮面ライダーゲンム︵ゾンビゲーマー レベルX︶のテーマソング。 ﹁PEOPLE GAME﹂︵24 - 26︶ 作詞 - 高橋悠也 / 作曲‥大西克巳 / 編曲 - 渡辺徹&ats- / 歌 - ポッピーピポパポ︵CV‥松田るか︶ 仮面ライダークロニクルのイメージソング。 ﹁Real Game﹂︵29︶ 作詞 - 田澤孝介 / 作曲 - 都啓一 / 編曲・歌 - Rayflower 仮面ライダーパラドクスのテーマソング。 ﹁JUSTICE﹂︵33︶ 作詞 - Mio Aoyama / 作曲 - 夏海 / 編曲 - 清水武仁&渡辺徹 / 歌 - 貴水博之 仮面ライダークロノスのテーマソング。第40話冒頭では正宗が鼻歌を歌っているシーンがある。 ﹁Time of Victory﹂︵36︶ 作詞 - 桑谷実沙&森月キャス/ 作曲 - 桑谷実沙 / 編曲 - ats- / 歌 - 仮面ライダーGIRLS 仮面ライダーエグゼイド︵ムテキゲーマー︶のテーマソング。 ﹁ピンプルペル﹂︵12︶ 作詞 - ポッピーピポパポ/ 作曲 - James Pierpont / 編曲 - 渡辺徹 / 歌 - ポッピーピポパポ︵CV‥松田るか︶関連CD
主題歌CDは﹁EXCITE﹂を参照。 仮面ライダーエグゼイド オリジナルTVサウンドトラック 2017年8月16日リリース。CD3枚組。通常版の他に数量限定の﹁DX仮面ライダークロニクルガシャット﹂同梱版(﹁Wish in the dark﹂﹁PEOPLE GAME﹂収録)が発売される。 仮面ライダーエグゼイドTV主題歌&挿入歌 ベストソングコレクション 2017年8月16日リリース。主題歌・挿入歌を収録。収録曲のうち、﹁風の向こうへ﹂、﹁Stomy Story﹂(いずれも仮面ライダーGIRLS)は作中未使用。制作
モチーフ
﹁ゲーム﹂をモチーフとすることは前々作﹃仮面ライダードライブ﹄の企画時にも大森によって提案されていたが、メインターゲットとなる児童層がゲームをやる年代ではないことから不採用となっていた[出典 17]。本作品の企画時にも反対意見が多かったものの、大森は現在では﹃妖怪ウォッチ﹄のヒットやスマホゲームの普及などにより児童層がゲームに触れる機会は多いうえ、保護者がコンピュータゲームを体験している世代であるなど、ゲームが幅広い世代に馴染みのある存在となっていることを主張して採用に至った[出典 18]。 ﹁医療﹂の要素は、コンピュータウイルスからウイルスが連想されたことによるもので、プロデューサーの大森敬仁はこれをドラマ部分の核に位置づけている[5]。従来の医療ドラマでは手術や治療のリアリティや病院内の権力の確執が存在するため、設定そのものがファンタジーに属する仮面ライダーでは、完全なフォーマットを描くのは難しいため、医者が主人公となったことで、﹁人を救う﹂というテーマや、キャラクター同士の考え方や病に冒された弱い者たちに対する医者の考え方を描くものとなった[118]。医療の描写については、子供番組であるため手術などの生々しい描写は描けないが、実際の病院でロケを行ったり、医療監修の指導により本物の医療器具を撮影に用いるなどしてリアリティのある描写に務めている[10]。また、メイン監督の中澤祥次郎は、子供たちに病院は怖い場所ではないことを伝えることが理想であるとしている[10]。﹁ゲーム﹂と﹁医療﹂のモチーフが組み合わされた理由は、それぞれでの命の扱われ方が真逆であるからという[119]。 また、多人数ライダーであるため、﹁プロレス﹂の要素も入っており、ファンがそれぞれの選手におり、どちらかが負けてカッコ悪く見えるが、再起を図って後に有利な条件を導き出したり、新たな仲間とタッグを組んで逆転するというストーリーをライダーの人生にも反映させている[118]。 主人公の永夢と敵であるパラドが同一人物という設定は、大森が﹃仮面ライダードライブ﹄を撮影した際に進ノ介とハートに対して抱いた﹁根本的には同じことをしている﹂という感想を発展させたもので当初から考えられていた[120]。 物語後半の中心的要素である仮面ライダークロニクルは、企画初期から物語に盛り込むことが予定されていたが、企画に医療の要素が加わる前後で展開から外されていた[8]。しかし、大森や高橋らの間では黎斗の退場に合わせてクロニクル編を開始するイメージを共有しており、パラドを悪役として描くために必要な要素として正式に取り入れられた[8]。大森は、仮面ライダークロニクルの描写にあたってゲームの世界に入るのではなく現実を舞台にすることをもっとも注意したと述べている[8]。放送日程
- ほぼ全編を通して、サブタイトルは一部分に英文もしくは英単語を含んだものとなっている。
- 各回終了時の演出として、黒い砂嵐に「See you Next game」という文字[注釈 87]が表示される。最終話では黒い砂嵐は無く、画面端に「THE GAME IS FOREVER」と表示された。
- 脚本は全話とも高橋悠也が担当のため省略[121]。
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 登場バグスター | 監督 |
---|---|---|---|---|
2016年10月 | 2日1 | I'm a 仮面ライダー! |
|
中澤祥次郎 |
10月 | 9日2 | 天才二人は no thank you? |
| |
10月16日 | 3 | BANしたあいつがやってくる! |
|
坂本浩一 |
10月23日 | 4 | オペレーションの名はDash! |
| |
10月30日 | 5 | 全員集結、激突Crash! |
|
山口恭平 |
[注釈 88]11月13日 | 6 | 鼓動を刻め in the heart! |
| |
11月20日 | 7 | Some lieの極意! |
|
中澤祥次郎 |
11月27日 | 8 | 男たちよ、Fly high! |
| |
12月 | 4日9 | Dragonをぶっとばせ! |
|
諸田敏 |
12月11日 | 10 | ふぞろいのDoctors! | ||
12月18日 | 11 | Who's 黒い仮面ライダー? |
|
山口恭平 |
12月25日 | 12 | クリスマス特別編 狙われた白銀のXmas! | ||
2017年 [注釈 89] |
1月 8日13 | 定められたDestiny |
|
中澤祥次郎 |
1月15日 | 14 | We're 仮面ライダー! | ||
1月22日 | 15 | 新たなchallenger現る! |
|
諸田敏 |
1月29日 | 16 | 打倒MのParadox | ||
2月 | 5日17 | 規格外のBURGSTER? |
|
山口恭平 |
2月12日 | 18 | 暴かれしtruth! |
| |
2月19日 | 19 | Fantasyは突然に!? |
|
中澤祥次郎 |
2月26日 | 20 | 逆風からの take off! |
| |
3月 | 5日21 | mysteryを追跡せよ! |
|
諸田敏 |
3月12日 | 22 | 仕組まれたhistory! |
| |
3月19日 | 23 | 極限のdead or alive! | - | 山口恭平 |
3月26日 | 24 | 大志を抱いてgo together! |
| |
4月 | 2日25 | New game 起動! |
|
中澤祥次郎 |
4月 | 9日26 | 生存を賭けたplayers | ||
4月16日 | 27 | 勝者に捧ぐ love&peace! |
|
諸田敏 |
4月23日 | 28 | Identityを超えて | - | |
4月30日 | 29 | We're 俺!? | 山口恭平 | |
5月 | 7日30 | 最強VS最強! |
| |
5月14日 | 31 | 禁断のContinue!? |
|
上堀内佳寿也 |
5月21日 | 32 | 下されたJudgment! |
| |
5月28日 | 33 | Company再編! |
|
田村直己 |
6月 | 4日34 | 果たされしrebirth! |
| |
6月11日 | 35 | Partnerを救出せよ! |
|
山口恭平 |
[注釈 90]6月25日 | 36 | 完全無敵のGAMER! | - | |
7月 | 2日37 | White knightの覚悟! |
|
諸田敏 |
7月 | 9日38 | 涙のperiod |
| |
7月16日 | 39 | Goodbye 俺! | - | 上堀内佳寿也 |
7月23日 | 40 | 運命のreboot! | ||
7月30日 | 41 | Resetされたゲーム! |
|
山口恭平 |
[注釈 91]8月 6日 | 42 | God降臨! |
| |
[注釈 92]月13日 | 43 | 白衣のlicense | - | 中澤祥次郎 |
[注釈 93]8月20日 | 44 | 最期のsmile |
| |
8月27日 | 45 | 終わりなきGAME | - |
ネット配信
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2016年10月2日- | 毎週日曜8:30更新 | 東映特撮公式ファンクラブ | 配信後は常時配信 |
●東映特撮YouTube Official…2022年4月23日 -
他媒体展開
映画・テレビスペシャル作品・家庭用テレビゲームソフトでの詳細については、それぞれの項目を参照。特別先行動画
テレビシリーズ放送前の2016年8月31日にYouTube﹃東映特撮YouTube Official﹄で配信された先行PV。前作の﹃ゴースト﹄とは違い、キャラクターやストーリー紹介をまとめた動画となっている。映画
﹃劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間﹄︵2016年8月6日公開︶ ﹃仮面ライダーゴースト﹄の単独作品。エグゼイド レベル2がテレビシリーズに先駆けて登場。エグゼイドの声は飯島が当てているが、公開当時はキャスト未発表であった都合上、キャストクレジットでは﹁???﹂として表記された。 ﹃仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー﹄︵2016年12月10日公開︶ 本作品と﹃仮面ライダーゴースト﹄をメインとしたクロスオーバー作品。公開時期にあたるテレビシリーズ第8話から第13話まで、同作品の映像がOPに使用された。 ﹃仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦﹄︵2017年3月25日公開︶ 仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズをメインとしたクロスオーバー作品。 ﹃劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング﹄︵2017年8月5日公開︶ 本作品の単独作品。公開時期にあたるテレビシリーズ第41話から第44話まで、同作品の映像がOPに使用された。 ﹃仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー﹄︵2017年12月9日公開︶ ﹃仮面ライダービルド﹄と本作品をメインとしたクロスオーバー作品。本作品の映像が一部使用されている。 ﹃劇場版 仮面ライダービルド Be The One﹄︵2018年8月4日公開︶ ﹃仮面ライダービルド﹄の単独作品。エピローグに、エグゼイド アクションゲーマー レベル2、ゲムデウスバグスターが登場。 ﹃平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER﹄︵2018年12月22日公開︶ ﹃仮面ライダージオウ﹄と﹃仮面ライダービルド﹄をメインとしたクロスオーバー作品。エグゼイド アクションゲーマー レベル2が出演。他にレーザー バイクゲーマー レベル2、バグスターウイルスも登場。 ﹃劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer﹄︵2019年7月26日公開︶ ﹃仮面ライダージオウ﹄の単独作品。仮面ライダーエグゼイド︵アクションゲーマー レベル2、ムテキゲーマー︶が登場。 ﹃仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ﹄︵2021年12月17日公開︶ ﹃仮面ライダーリバイス﹄と﹃仮面ライダーセイバー﹄をメインとしたクロスオーバー作品。仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマーが登場[123]。Vシネマ
詳細は「仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング」を参照
Part.I﹃仮面ライダーブレイブ&スナイプ﹄︵2018年3月28日発売︶
Part.II﹃仮面ライダーパラドクスwithポッピー﹄︵2018年4月11日発売︶
Part.III﹃仮面ライダーゲンムVSレーザー﹄︵2018年4月25日発売︶
同作品では劇場版﹃仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング﹄から2年後の世界を舞台にした後日譚が描かれる[124]。リリース前の2018年初春には劇場公開された。
他テレビシリーズ
﹃仮面ライダーゴースト﹄ 第50話の特別編にエグゼイドが登場したほか、第49・50話の特別編に仮面ライダーゲンム︵黒いエグゼイド︶も登場。 ﹃宇宙戦隊キュウレンジャー﹄ ﹃超スーパーヒーロー大戦﹄映画公開記念スペシャルとして宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイドが第7話にゲスト出演。なお同日放送の﹃エグゼイド﹄第24話にはキュウレンジャーからラッキー / シシレッドがゲスト出演。 ﹃仮面ライダージオウ﹄ 仮面ライダーエグゼイドが2068年の世界に歴代平成仮面ライダーの銅像のひとつとして登場。 EP02のエピローグで宝生永夢が登場。EP03・04に宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイドと鏡飛彩 / 仮面ライダーブレイブが登場したほか、その他バグスターも登場。EP08のエピローグで檀黎斗が登場。またEP09・10に檀黎斗が登場し、アナザーオーズに変身する[125]。EP42に仮面ライダーディエンドに召喚された仮面ライダーブレイブ、EP48にリボルバグスターとバグスターウイルスが登場する他、歴代平成ライダーの怪人軍団の襲撃から逃げ惑う人々がバグスターウイルスに感染する描写がある。LAST︵最終話︶に仮面ライダーエグゼイド マキシマムゲーマーレベル99とゲムデウスバグスターが登場。Web配信ドラマ
﹃ドライブサーガ 仮面ライダーブレン﹄ ﹃仮面ライダードライブ﹄のスピンオフ作品。グレングラファイトバグスターが登場。 ﹃仮面ライダージャンヌ&仮面ライダーアギレラ withガールズリミックス﹄ ﹃仮面ライダーリバイス﹄のスピンオフ作品。ポッピーピポパポ / 仮面ライダーポッピーが登場[126]。スピンオフ
﹇裏技﹈シリーズ
テレビ・映画とは別媒体で展開される﹃エグゼイド﹄短編ドラマ群の総称。テレビシリーズでは描かれない、各ライダーの裏エピソードが明かされる。ヴァーチャルオペレーションズ
﹃仮面ライダーエグゼイド [裏技] ヴァーチャルオペレーションズ﹄ 2016年10月、テレビシリーズ第1話放送後よりYouTube・バンダイ公式チャンネルで随時配信中。テレビシリーズのストーリー進行と合わせる形で、ライダーたちの能力をチェックするテレビシリーズのスピンオフとなる全5話のミニドラマと、後述するゲームや玩具などを併せて紹介する情報コーナーの2部構成。 スーツアクター ●仮面ライダーエグゼイド[127] - 高岩成二 スタッフ ●監督 - 上堀内佳寿也話数 | サブタイトル | 配信日 | |
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第1話 | エグゼイド編 | ポッピーピポパポのやってみよう!ガンバライジング | 10月 | 2日
第2話 | スナイプ編 | ポッピーピポパポのやってみよう!ガンバライジング#2 | 10月16日 |
第3話 | ブレイブ編 | ポッピーピポパポのやってみよう!ガンバライジング#3 | 10月23日 |
第4話 | レーザー編 | ポッピーピポパポのやってみよう!ガンバライジング#4 | 10月31日 |
第5話 | ゲンム編 | ポッピーピポパポのやってみよう!ガンバライジング#5 | 11月 | 6日
仮面ライダーゲンム
﹃仮面ライダーエグゼイド [裏技] 仮面ライダーゲンム﹄ 2017年1月、YouTube東映特撮YouTube Officialで配信中の檀黎斗/仮面ライダーゲンムを主人公としたスピンオフムービー。冬の劇場版から続くストーリー。詳しくは仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー#仮面ライダーエグゼイド﹇裏技﹈仮面ライダーゲンムを参照。仮面ライダースナイプ エピソードZERO
﹃仮面ライダーエグゼイド [裏技] 仮面ライダースナイプ エピソードZERO﹄ 2017年4月より順次発売される﹃エグゼイド﹄Blu-ray COLLECTION︵全4BOX︶に映像特典として収録の、花家大我 / 仮面ライダースナイプを主人公としたスピンオフムービー[128]。テレビシリーズでも回想シーンで断片的に描かれていた、大我が放射線科医だったころにCRのライダーとして戦い、やがて医師免許を剥奪されるに至った顛末が明かされる[128]。 撮影はテレビシリーズ第15話から第18話と並行して行われた[129]。第4話では最終回の後日談も描かれるが、内容は撮影時点での最終回の構想を元にしているため、解釈の幅を持たせたものとなっている[129]。 登場人物 花家 大我 / 仮面ライダースナイプ 同作品の主人公。聖都大学附属病院で放射線治療科の放射線科医として働いており、その才能は世界で稀少とされている癌の診断・治療を可能とするほどの実力を持ち、全国から患者が来るほどの人気を誇っていた[ep 49]。 ある日、担当を受け持っていた菱沼紗々美の体内にバグスターウイルスが潜んでいたのを一般の医療機器で発見する。その後、その才能を見込まれ、黎斗から、バグスターと戦う戦士・仮面ライダースナイプとして召喚されるが、放射線科医としての仕事を優先するため拒否する[ep 49]。自分の代わりにCRに残った牧からの連絡が途絶えたことに不安を抱きながらも、﹁CRで頑張って働いているだろう﹂と自分に言い聞かせていた。しかし、牧と音信不通になってから2週間後、血相を変えて放射線科を訪ねてきた明日那から、癌の治療を終えたはずの紗々美の容態が急変したことを知らされる。明日那と共にCRに駆け込んだ矢先、紗々美の病室でスナイプに変身しようとゲーマドライバーにプロトバンバンシューティングガシャットを装填した牧が吐血して倒れるのを目撃する[ep 49]。 黎斗と明日那の話から、適性検査に落選した牧がサポート役としてCRに配属されたこと、それでも紗々美を救うために独断で仮面ライダーに変身しようとしたことを知る。そして牧の代わりにプロトスナイプへと変身し、紗々美のゲーム病を治した後、黎斗に適合手術を依頼する[ep 50]。その後、ゲーム病を発症した小姫を治そうと、プロトスナイプへと変身しようとするがプロトガシャットの副作用によって苦しみ、自身を止めようとした牧が目の前で消滅するのを目撃する[ep 50]。 当初は︵友人である牧を除き︶周囲に対して敬語で話していたが[ep 49][ep 50]、牧の消滅をきっかけに現在のような性格と言動になる[ep 51]。 衛生省から仮面ライダーになることを禁止されるが、﹁飛彩に会いたい﹂という小姫の想いを受け、厳重処分を覚悟でプロトスナイプへと変身し、彼女から分離したグラファイトと戦うが敗北する。その結果、小姫の消滅を阻止できなかっただけでなく、﹁衛生省からの指示に従わず、放射線科医としての職務よりもゲームを優先した﹂と見なされて医師免許を剥奪され、さらには灰馬の﹁医師免許を持たない大我を留めておくわけにはいかない﹂という意向によりCRからも除名・追放された。友人である牧や自身の患者であった小姫、そして医師免許など全てを失ったことで自暴自棄となり、髪の一部が白色化する[ep 51]。仮面ライダーレーザー
﹃てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーエグゼイド [裏技] 仮面ライダーレーザー﹄ てれびくん2017年6月号︵2017年4月28日発売︶の応募者全員サービスDVD[131]。後に7月号︵6月1日発売︶でもサービスを実施[132]。 貴利矢が遺した宝探しゲーム﹃爆捜トレジャー﹄に永夢が挑戦するという物語。 登場人物 九条 貴利矢 / 仮面ライダーレーザー 同作品の主人公。﹃爆捜トレジャー﹄内のナビゲートキャラとして登場。ラストにはテレビシリーズにて復活した当初に着用していた、黒いレザージャケットを着ている。 仮面ライダーゲンム 同作品では黎斗本人が変身した姿としてではなく、﹃爆捜トレジャー﹄内のゲンム型セキュリティプログラムとして登場。 用語 爆捜トレジャー 貴利矢のパソコンに残されていた仮面ライダークロニクルのプロトタイプとして開発された宝探しロールプレイングゲーム。レーザーがナビキャラとして登場し、宝であるプロトガシャットを探す途中で、敵キャラとしてモータスバグスター、プロトガシャットを守るためのセキュリティプログラムとしてゲンムが登場する。 キャスト ●九条貴利矢 / 仮面ライダーレーザー - 小野塚勇人 ●宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイド - 飯島寛騎 ●鏡飛彩 / 仮面ライダーブレイブ - 瀬戸利樹 ●仮野明日那 / ポッピーピポパポ - 松田るか 声の出演 ●モータスバグスター - 大畑伸太郎 スーツアクター ●内川仁朗 ●仮面ライダーエグゼイド[127] - 高岩成二 ●渡辺淳 ●永徳 ●伊藤茂騎 スタッフ ●監督 - 鈴村展弘[131] ●脚本 - 高野水登[131] ●脚本監修 - 高橋悠也[131]仮面ライダーパラドクス
﹃てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーエグゼイド [裏技] 仮面ライダーパラドクス﹄ てれびくん2017年12月号︵2017年11月1日発売︶と﹃仮面ライダーエグゼイド 超全集﹄︵2017年12月発刊︶それぞれの応募者全員サービスとして制作された、エグゼイドとしての﹁超バトルDVD﹂最終盤。 ﹃平成ジェネレーションズFINAL﹄の後日談であると同時に、前述のVシネマの序章でもある。 登場人物 パラド / 仮面ライダーパラドクス 同作品の主人公。永夢と共に黎斗が開発した﹃ナゾトキラビリンス﹄の攻略を目指す。 檀 黎斗 心を入れ替えたとして﹃ナゾトキラビリンス﹄を開発して永夢とパラドに攻略を促す。しかし2人が攻略を終えたことで脱獄した。 ハテナバグスター ﹃ナゾトキラビリンス﹄の門番として登場したバグスター。﹃平成ジェネレーションズ﹄に登場した個体と姿が似ているが、体の至る所に数字が施されており特定の数字に攻撃を当てない限りダメージを与えることができない。 用語 ナゾトキラビリンス 黎斗が開発した謎解きゲームで、各所に配置された3つの暗号を解読して囚われたポッピーを救出するという内容になっている。 キャスト ●パラド / 仮面ライダーパラドクス - 甲斐翔真 ●宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイド - 飯島寛騎 ●檀黎斗 - 岩永徹也 ●仮野明日那 / ポッピーピポパポ - 松田るか 声の出演 ●ハテナバグスター - 小西克幸 スーツアクター ●仮面ライダーエグゼイド[127] - 高岩成二 スタッフ ●監督 - 鈴村展弘 ●脚本 - 高橋悠也その他Web配信スピンオフ
復活のビーストライダー・スクワッド
﹃仮面ライダーブレイブ 〜Surviveせよ!復活のビーストライダー・スクワッド!〜﹄ 2017年2月19日から東映特撮ファンクラブにて配信される、鏡飛彩 / 仮面ライダーブレイブ主役のオリジナル作品[128]。仮面ライダー王蛇率いるビーストライダー・スクワッドとブレイブほかドクターライダーたちの知られざる戦いを描く。飛彩の過去も明かされるほか、同作品オリジナルのガシャット・ナイトオブサファリガシャットも登場する。テレビシリーズの主人公である宝生永夢は、同作品では仮面ライダーエグゼイドに変身しない。﹃小説 仮面ライダーエグゼイド﹄の全史では、第14話から第15話の間の時系列となっている。 登場人物 ビーストライダー・スクワッド 仮面ライダー王蛇率いる同作品オリジナルの野獣系ライダーチーム[注釈 96]。 ●企画当初からナイトオブサファリガシャットの登場が決定していたため、動物モチーフであり同時期に放送された﹃動物戦隊ジュウオウジャー﹄との共演の案も出されていたが[133]、テレビ朝日プロデューサーの梶淳からの提案により動物をモチーフとした仮面ライダーが敵キャラクターに選ばれた[129]。監督の鈴村展弘は、王蛇以外の仮面ライダーについてはオリジナルと同一人物かどうかはぼかして描写している[129]。その一方で、王蛇以外の4人は、データのみが再現されたコピーのような存在。本人としか思えない行動や言動が確認できるのは財団Xの常識を超える科学力によるものではないかと考察されている[134]。また当初は、廃病院を舞台としたストーリーのプロットが提出されていたが[133]、テレビ朝日プロデューサーの栗田慎太郎からの﹁東映特撮ファンクラブ一発目のオリジナル作品となるため、会員が喜ぶサプライズ要素を入れたい﹂という意向から共演作品が生まれた[133]。キングダークの前に並ぶ4人は﹃仮面ライダーX﹄の初期のGOD悪人軍団をイメージしている[135]。 浅倉 威 / 仮面ライダー王蛇 ビーストライダー・スクワッドのリーダー。浅倉については仮面ライダー龍騎#13人の仮面ライダーを、王蛇については仮面ライダー龍騎の登場仮面ライダー#仮面ライダー王蛇をそれぞれ参照。 ●﹃仮面ライダー龍騎﹄の15周年となることから、オリジナルキャストである萩野崇が演じた[129]。﹃龍騎﹄当時の暴力描写は2017年時点のテレビ情勢では描きにくいため、配信作品である同作品で描写することも意図されている[129]。劇中では﹃龍騎﹄でのセリフのほか、萩野が主演した﹃超光戦士シャンゼリオン﹄を意識したセリフも存在する[129]。髪型は、演じる萩野が40代になっていることもあり染髪ではなくウィッグが用意されていたが、イメージにそぐわなかったため萩野が自ら申し出て当時と同様に髪を染めている[136][129]。衣裳も﹃龍騎﹄当時のものを用いている[136]。 ●一方、﹃龍騎﹄で王蛇のスーツアクターを務めた岡元次郎は、﹃宇宙戦隊キュウレンジャー﹄に出演中で調整が利かなかったため、﹃龍騎﹄で仮面ライダー龍騎役として岡元の演じる王蛇と立ち回りを行っていた高岩成二が王蛇のスーツアクターを務めた[129]。 キングダーク ビーストライダーたちに指示を出すが、実際にはホログラムであった。詳しくはキングダークを参照。 財団Xの研究員 ﹁X﹂と書かれたジュラルミンケースを持った男。壮大な計画のためのナイトオブサファリガシャットの戦闘データを入手するとどこかへと去っていった。財団Xについては財団Xを参照。 キャスト ●鏡飛彩 / 仮面ライダーブレイブ - 瀬戸利樹 ●宝生永夢 - 飯島寛騎 ●仮野明日那 / ポッピーピポパポ - 松田るか ●みずき - 溝口恵 ●さつき - 佐分利眞由奈 ●浅倉威 / 仮面ライダー王蛇 - 萩野崇 声の出演 ●吉開清人[137] ●キングダーク - 鈴村展弘[138][注釈 97] スーツアクター ●仮面ライダー王蛇[出典 19] - 高岩成二 スタッフ ●監督 - 鈴村展弘 ●脚本 - 高野水登 ●脚本監修 - 高橋悠也 ●アクション監督 - 宮崎剛︵ジャパンアクションエンタープライズ︶ ﹃仮面戦隊ゴライダー﹄ ﹃仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦﹄のスピンオフ作品。2017年3月25日からauビデオパスで配信されたオリジナルの配信ドラマ[140]。仮面ライダーゲンムズ
﹃仮面ライダーゲンムズ -ザ・プレジデンツ-﹄ 東映特撮ファンクラブで2021年4月11日に前編、同年4月18日に後編が配信された[141][142]。檀黎斗を主人公に、﹃仮面ライダーゼロワン﹄における社長ライダーの一人・天津垓も登場する[143]。 元々は﹃仮面ライダーエグゼイド﹄の公式ツイッターの2018年4月1日でのツイートで、2020年に同作品をリリース・同時絶版するという嘘のツイートだった[144]が、2021年4月2日に実際に制作されることが発表された[145]。 登場人物 天津 垓 / 仮面ライダーサウザー ﹃ゼロワン﹄の登場人物。仮面ライダーゼロワン#天津垓および仮面ライダーゼロワン#仮面ライダーサウザーを参照。 新会社を設立していたところに﹁最悪のバグスターウイルス﹂に感染してしまう。 本来のサウザーは金色のボディだが、同作品では黒色になっている。スマートブレインと1000%のクライシス
﹃仮面ライダーゲンムズ スマートブレインと1000%のクライシス﹄ 東映特撮ファンクラブで2022年4月17日に配信された[149]。 キャスト ●檀黎斗 / 仮面ライダーゲンム - 岩永徹也 ●天津垓 / 仮面ライダーサウザンドアーク - 桜木那智[150] ●厘 - 新井舞良 ●アークの声 - 速水奨 ●スマートクイーン - 芳賀優里亜[151] ●天ヶ崎恋 - 小手伸也 スーツアクター ●仮面ライダーゲンム[152] - 岡田和也 スタッフ ●原作 - 石ノ森章太郎 ●脚本 - 高橋悠也 ●音楽 - ats-,清水武仁&渡辺徹、坂部剛 ●スーパーバイザー - 小野寺章 ●製作プロダクション - 東映テレビ・プロダクション ●プロデューサー - 大森敬仁︵東映︶ ●アクション監督 - 福沢博文︵ジャパンアクションエンタープライズ︶ ●監督 - 柴﨑貴行 ●製作 - 東映特撮ファンクラブ 主題歌﹁GAME CHANGER﹂ 作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 坂部剛 / 歌 - 貴水博之仮面ライダーアウトサイダーズ
﹃仮面ライダーアウトサイダーズ﹄ 東映特撮ファンクラブで2023年1月29日より配信[153][154]。2022年10月16日に本作の序章となる﹃仮面ライダーアウトサイダーズ ep.0 ゲンムズのおわりと計画のはじまり﹄が配信された[155]。 キャスト ●檀黎斗 / 仮面ライダーゲンム - 岩永徹也 (ep.0, 5, 6) ●天津垓 - 桜木那智 (ep.0) ●厘 - 新井舞良 (ep.0) ●アーク / 仮面ライダーアークゼロ / 仮面ライダーゼロスリーの声 - 速水奨 (ep.0, 2 - 6) ●アークオルフェノクの声 - 家中宏 (ep.0) ●ジョゼフ乱堂[注釈 98] - 高橋ヒロム (ep.0, 2 - 4, 6)[155][156] ●園田真理、スマートクイーン / 仮面ライダーデルタ - 芳賀優里亜 (ep.0)[155] ●浅倉威 / 仮面ライダー王蛇 - 萩野崇 (ep.1)[157][158] ●根津忠太 - 阪田マサノブ (ep.1)[157][158] ●エコル - 古谷大和 (ep.1 - 4, 6)[157][158] ●仮面ライダーオーディンの声 - 小山剛志 (ep.1)[157][158] ●仮面ライダーディエンドの声 - 戸谷公人 (ep.1)[157][158] ●緋道蓮 / 仮面ライダー剣斬 - 富樫慧士 (ep.2)[出典 20] ●デザスト / 仮面ライダーデザストの声 - 内山昂輝 (ep.2)[出典 20][162] ●滅 / 仮面ライダー滅 / 仮面ライダーアークゼロ - 砂川脩弥 (ep.2 - 4)[出典 20] ●西馬ニコ - 黒崎レイナ (ep.2 - 4)[出典 20] ●橘朔也 / 仮面ライダーギャレン - 天野浩成 (ep.3, 4)[163][164] ●ブロンズドライブ / 蛮野天十郎の声 - 森田成一 (ep.3, 4)[163] ●ジョージ・狩崎 - 濱尾ノリタカ (ep.3, 4)[165] ●桜井侑斗 / 仮面ライダーゼイン - 中村優一 (ep.3 - 6)[166] ●武装隊員︵役名ノンクレジット︶ - 富永研司 (ep.3, 4)[167][168] ●ブレン / 仮面ライダーブレン - 松島庄汰 (ep.4)[166] ●ゼインの声 - 大川透 (ep.4 - 6)[169] ●ツムリ - 青島心 (ep.5)[170][171] ●仮面ライダーゼロツ― / 仮面ライダーゼロスリーの声 - 鶴嶋乃愛 (ep.5, 6)[172] ●ライドプレイヤー - 渡部龍平︵ep.5︶ ●仮面ライダーエボルXの声 - 金尾哲夫 (ep.5, 6)[172] ●石動美空 - 高田夏帆 (ep.6)[172] スーツアクター ●仮面ライダーデルタ - 蜂須賀祐一[173] ●仮面ライダー王蛇 - 岡元次郎[174] ●仮面ライダーディエンド - 永徳[174] ●仮面ライダーオーディン - 森博嗣[174] ●仮面ライダー剣斬 - 藤田慧[175] ●デザスト、仮面ライダーデザスト - 榮男樹[175] ●仮面ライダーアークゼロ︵ep.2︶、仮面ライダー滅︵ep.3︶ - 今井靖彦[175][176] ●ブロンズドライブ︵研究所のシーン︶- 高田将司[167] ●ブロンズドライブ︵戦闘シーン︶、仮面ライダーギャレン - 押川善文[177][176][178] ●仮面ライダーゼイン - 齊藤謙也[176] ●仮面ライダーゲンム︵ep.5︶ - 浅井宏輔[179] ●仮面ライダーゼロスリー - 松岡航平[180] スタッフ ●原作 - 石ノ森章太郎 ●音楽 ●﹃仮面ライダー555﹄松尾早人︵ep.0︶ ●﹃仮面ライダーエグゼイド﹄ats-,清水武仁&渡辺徹︵ep.0, 4,5︶ ●﹃仮面ライダーゼロワン﹄坂部剛︵ep.0, 2 - 5︶ ●﹃仮面ライダー龍騎﹄丸山和範/渡部チェル︵ep.1︶ ●﹃仮面ライダーディケイド﹄鳴瀬シュウヘイ/中川幸太郎︵ep.1︶ ●﹃仮面ライダーセイバー﹄山下康介︵ep.2︶ ●﹃仮面ライダー剣﹄三宅一徳︵ep.3, 4︶ ●﹃仮面ライダードライブ﹄鳴瀬シュウヘイ/中川幸太郎︵ep.3, 4︶ ●﹃仮面ライダービルド﹄川井憲次︵ep.5︶ ●﹃仮面ライダーリバイス﹄中川幸太郎︵ep.5︶ ●﹃仮面ライダーギーツ﹄佐藤俊彦︵ep.5︶ ●スーパーバイザー - 小野寺章 ●撮影 - 松村文雄︵ep.0︶、植竹篤史︵ep.1, 2︶、相葉実︵ep.3 - 5︶ ●照明 - 掘直之︵ep.0︶、西田文彦︵ep.1, 2︶、柴田守︵ep.3, 4︶、林大樹︵ep.5︶ ●美術 - 岡村匡一︵ep.0︶、大嶋修一︵ep.1, 2︶、竹内公一︵ep.5︶ ●美術・装飾 - 江口亮太︵ep.3, 4︶ ●録音 - 中山寿範︵ep.0︶、村上洋祐︵ep.1, 2︶、佐藤公章︵ep.3, 4︶、甲斐匡︵ep.5︶ ●編集 - 金田昌吉︵ep.0︶、柳澤和子︵ep.1, 2, 5︶、若林広大︵ep.3, 4︶ ●スクリプター - 髙山秀子︵ep.0, 5︶、柿﨑徳子︵ep.1, 2︶、森みどり︵ep.3, 4︶ ●助監督 - 茶谷和行︵ep.0︶、宮崎駿︵ep.1, 2︶、谷本健晋︵ep.3, 4︶、伊藤良一︵ep.5︶ ●制作担当 - 中島嘉隆︵ep.0︶、東正信︵ep.1, 2︶、永井大裕︵ep.3, 4︶、持田一政︵ep.3 - 5︶ ●ラインプロデューサー - 青柳夕子︵ep.0︶、道木広志︵ep.1, 2︶、伊場野高嗣︵ep.3, 4︶、佐々木幸司︵ep.3 - 5︶ ●アクション監督代行 - 渡辺淳︵ep.1︶、宮崎剛︵ep.2︶ ●選曲 - 桑原秀綱︵ep.0︶、金成謙二︵ep.1 - 4︶、河村利典︵ep.5︶ ●音響効果 - 桑原秀綱︵ep.0, 3 - 5︶、大野義彦・木下美帆︵ep.1, 2︶ ●製作プロダクション - 東映テレビ・プロダクション ●プロデューサー - 大森敬仁、湊陽祐︵ep.1 - 4︶、土井健生︵ep.1, 2︶、谷中寿成︵ep.5︶ ●アクション監督 - 福沢博文︵ep.0, 3, 4︶、藤田慧︵ep.1, 2︶、和田三四郎︵ep.5︶ ●監督 - 柴﨑貴行 ●製作 - 東映特撮ファンクラブ 主題歌﹁What's the Outsiders?﹂[155] 作詞・作曲・編曲・歌 - m.c.A・T 劇中曲﹁Will save us︵instrumental︶﹂︵ep.2 - 4︶ 作曲 - 鳴瀬シュウヘイ配信日 | 配信回 | サブタイトル | 脚本 |
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2022年10月16日 | ep.0 | ゲンムズのおわりと計画のはじまり | 高橋悠也 |
2023年 | 1月29日ep.1 | 鏡の世界(ミラーワールド)のお宝と王蛇の帰還 | 内田裕基[158] |
4月 9日 | ep.2 | 滅びの予兆とデザストの覚醒 | |
7月23日 | ep.3 | バトルファイトの再開とゼインの誕生 | 長浜大喜[163][181] 高橋悠也(監修) |
10月 1日 | ep.4 | 狂った時の運行とゼインの正体 | |
2024年 | 5月12日ep.5 | 創世の女神と第三のシンギュラリティ | 高橋悠也 |
9月 | ep.6 | ラブ&ピースと次元の救世主 |
他テレビシリーズ
﹃仮面ライダーガッチャード﹄
第33話に仮面ライダーゼインが登場[182]。アウトサイダーズとしての時系列はep.4のラストシーン以降でep.5以前となる[183]。
宝生 清長︵ほうじょう きよなが︶ / 仮面ライダーゲンム
永夢の父親。国内最大手の医療機器メーカー﹁メディクトリック﹂の開発責任者。
2000年問題が起こる直前に医療機器が故障する事態を恐れ、日本各地を転々とし仮想シミュレーションを繰り返し対策を練っていたが、そのシミュレーションによって原初のバグスターウイルスを生み出し流出させてしまう。
檀正宗によってウイルスの危険性を知らされ、共に治療器具を開発していた。永夢が感染した際に正宗の本性を知り、縁を切ろうとするが﹁バグスターウイルスを生み出した罪を告発する﹂と脅され協力を続けていた。
上記の多忙により、ほとんど永夢と触れ合う時間が取れず、また永夢が自殺を図ったことで関係性は冷え切り、互いに不干渉の約束を結んでいた。
檀 黎斗
﹃アナザー・エンディング﹄で消滅する以前にマイティノベルXを創り出しており、3年後に永夢の元に届くようにドローンを設定していた。
クロト※※が消滅する際、バグスターウイルスがプロトマイティアクションXガシャットオリジンの中にいる自分に融合されるようにプログラムを組み込んでおり、同作品で発生した出来事も記憶を共有することで把握している。
クロト※※︵クロトピー︶ / 檀 黎斗II︵だん くろとツー ︶ / 仮面ライダーゲンム
檀黎斗が創り出したマイティノベルXのバグスターウイルスかつ黎斗のバックアップ。永夢がマイティノベルXガシャットを起動したことで永夢とパラドがゲーム病に罹り、そのバグスターウイルスから実体化した。黎斗の記憶や能力が忠実にコピーされている。外見は紫のラインが入った黒い人型をしており、感染者が消滅に近付くと黎斗と同一の姿をした人間体を獲得する。
マイティノベルXのナビゲートキャラを担当しており、永夢を消滅させることで実体化し、第二の黎斗となることを目的に行動する。
用語
マイティノベルX
檀黎斗がゴッドマキシマムマイティXの力で創り出したゲーム。永夢の人生を再現したノベルゲーム。
永夢の人生で重要な出来事が起こった地点がノベルスポットとして点在されており、現実世界でノベルスポットに赴き、ドライバーを装着することでイベントが開始し、特殊なゲームエリアに誘われ永夢の人生を追体験し、そこからの分岐点で正しい選択を選ぶことでクリアにつながっていく仕組みとなっている。
小説
﹃仮面ライダーエグゼイド〜マイティノベルX〜﹄ 著‥高橋悠也。講談社キャラクター文庫︵講談社︶より2018年6月27日発売。 時系列としてはVシネマ﹃仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング﹄より3年後︵2023年︶の話が描かれる。 限定版も同時発売。また付属の帯には永夢役の飯島、黎斗役の岩永が推薦文を寄せている。 制作経緯 執筆当初はVシネマの一週間後の時系列を想定されていたが、﹁映像化した際に役者が老けていても違和感がないように﹂との大森からの要望で3年後の設定になった。 永夢の過去は、テレビシリーズの撮影中に飯島がドライで虚無的な表情を見せていたことから、﹁本当にただの事故だったのか﹂と想像が膨らんだことで設定されている[184]。 登場人物 宝生 永夢 / 仮面ライダーエグゼイド 同作品の主人公。マイティノベルXの攻略に失敗し行方不明になる。マイティノベルXのNPCとして過去の永夢も登場している。 物心付く以前に母親を亡くしており、幼少期は清長の転勤により転校を繰り返したことで友達も作れず、ゲームだけを癒やしに過ごしていた。8歳のころに人生をゲームのようにリセットしたいと考え自殺を図り車道に飛び出すが、日向に治療され未遂に終わる。 それらの境遇から内面が空っぽのまま成長しており、自分を誤魔化すために聖人君子のように行動していた。その心の闇を黎斗は水晶と例えている。その他
﹃仮面ライダー情報番組 ポッピーピポパポの部屋﹄ 2016年10月、テレビシリーズ第1話の放送後よりYouTube・東映特撮YouTube Officialと東映特撮ファンクラブで随時配信中︵2016年末まで毎週1回日曜8:30ごろ更新、全12回︶。 ポッピーピポパポ︵松田るか︶と、後述する﹃アメトーーク!﹄でも﹁仮面ライダー芸人﹂として出演した篠宮暁︵オジンオズボーン︶が、エグゼイドだけに留まらず登場する仮面ライダー全般の情報を発信した。 ﹃雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!﹄︵企画﹁仮面ライダー芸人﹂︶ 2016年8月4日放送分の第1弾にて、地上波としては初めて本作品の放送が発表されたほか、収録スタジオにエグゼイド レベル1が登場した。その際、MCの雨上がり決死隊を含む出演者からは﹁ロボコンやん!﹂﹁ゆるキャラやんか﹂とツッコミを受けたり、出演芸人たちに呆然とされている[185]。なお、ゲストの1人だったプロレスラーの棚橋弘至は、これがきっかけで映画﹃仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー﹄に出演することとなった[186][187]。 ﹃日曜もアメトーーク!﹄︵企画﹁仮面ライダー芸人﹂︶ 2016年11月27日放送分の第2弾︵﹃雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!﹄からの通算︶では、終盤にエグゼイド レベル2とゴースト オレ魂が第2弾の内容を踏まえてゲストの田中卓志︵アンガールズ︶と共演する特別短編映像[注釈 99]が放送された[188]後、主演の飯島が収録スタジオに登場した。 NTTドコモCM﹃星プロ﹄シリーズ︵2018年 - 2019年︶ 第1弾﹁はじまりの物語﹂篇ではエグゼイド アクションゲーマー レベル2が1シーンのみ登場。第2弾﹁みんなの期待﹂篇ではポッピーが雑誌の裏表紙に掲載されているシーンがある。﹁光るそばCM篇﹂ではエグゼイド ムテキゲーマーが出演するCM[189]。ゲーム
﹃仮面ライダーバトル ガンバライジング﹄︵アーケード︶ ガシャットヘンシン1弾よりライダーガシャット、ブットバソウルのメダル連動[190]。 ﹃仮面ライダー ブットバソウル﹄︵ガシャポン販売機︶ ゲーム筐体付属カプセル販売機くじガシャポン。ガンバライジングに対応している。﹃劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間﹄の入場者特典としてエグゼイドのメダルが先着40万名にプレゼントされ、劇中でもメダルが登場している[191]。 ﹃オール仮面ライダー ライダーレボリューション﹄︵ニンテンドー3DS︶ 本作品よりエグゼイドやブレイブが登場[192]。 ﹃マイティアクションX﹄ 特典ダウンロードゲーム。 ﹃ナレルンダー!仮面ライダーエグゼイド﹄︵アーケード︶ 新規筐体ではなく2016年10月のバージョンアップでエグゼイドが使用可能。ドライブ&ゴーストも引き続き使用可能。 ﹃仮面ライダー トランセンドヒーローズ﹄︵アプリ︶ ﹃仮面ライダー ストームヒーローズ﹄からのリニューアル版。 ﹃仮面ライダー バトルラッシュ﹄︵アプリ︶ ﹃仮面ライダーあつめ﹄︵アプリ、3DS︶ ﹃倒せ!ライダーキック﹄︵アプリ︶ ﹃仮面ライダーエグゼイド×チャリ走﹄︵アプリ︶ ﹃仮面ライダー クライマックスファイターズ﹄ (PlayStation 4) ﹃仮面ライダー クライマックススクランブル ジオウ﹄(Nintendo Switch) ﹃バトルスピリッツ﹄︵トレーディングカードゲーム︶ 2018年9月発売の仮面ライダーとのコラボブースター第2弾でエグゼイドのライダーや怪人が参戦。XXレアは仮面ライダーとのコラボブースターにおいて現在唯一のXXレア創界神ネクサスである檀黎斗神。CS・独立局での再放送
CS放送 テレ朝チャンネル1…2017年6月 - 8月、11月 - ︵月曜・火曜 17:30 - 18:00他︶ 独立局 サンテレビ…2018年4月5日 - 6月21日︵月曜 - 木曜 7:00 - 7:30︶ テレビ埼玉…2018年5月6日 - 2019年4月28日︵日曜 13:00 - 13:30[注釈 100]︶脚注
注釈
(一)^ ab﹃宇宙戦隊キュウレンジャー﹄のラッキー / シシレッドがゲスト出演した第24話のみ八手三郎を併記。
(二)^ 2016年9月7日に行われた同年10月の改編説明会にて、テレビ朝日の赤津一彦編成部長はインターネット上で賛否両論となったエグゼイドのデザインについて、﹁だんだん格好良く見えてくるのでご安心ください﹂と自信を見せた[1]。
(三)^ ただし、Mの素性は世間に知られておらず、衛生省も当初はMの正体を把握していなかった。
(四)^ 第39話にて、それがパラドのウイルスに感染して間もないころ、眩暈を起こして不注意に路上に飛び出し、事故にあったことが明かされている。
(五)^ 第1話でまだエグゼイドに変身する前に患者の少年の命が救えないと思い、落胆した瞬間に一瞬だけMの人格に変わる[ep 1]など。
(六)^ 第29話ではMとしての一人称である﹁俺﹂は6年前に永夢の肉体に宿ってその肉体を支配していたパラドの一人称であり、本来は﹁僕﹂が一人称であるとニコが推測している。
(七)^ 第29話後半以降はパラドをリプログラミングした影響で変身後も永夢の人格となり、同時にそれまでライダー名で呼んでいた他のライダーも、変身前の名前をさんやちゃん付けで呼ぶようになっていたが、第36話後半でガシャコンバグヴァイザーIIを使いパラドを自分の体に注入してからはMの人格に戻っている。
(八)^ CRの隔離病棟から患者を大勢の人がいるゲームの完成発表会場へ無断で連れ出すという、医者としては非常識ともいえる行動をとっている。
(九)^ 第14話で返却されている。
(十)^ その際、医療チームは永夢の身体から拡散したバグスターウイルスによって全員消滅した[ep 8]。また、永夢の入院時のカルテにはその手術は記録に残っておらず、16年前の恭太郎の行った手術しか記されていなかった[ep 37]。
(11)^ 実験台にされたことは、﹁幼少のころ手術を受けたときの夢を見た﹂と認識している[ep 8]。
(12)^ この時に永夢の目が赤く光ると同時に人格もMに変化し、﹁俺の運命は、俺が変える‼﹂と発言していた。
(13)^ 永夢は事前に耳打ちで﹁自分の嘘に乗れ﹂と言われて察していた。
(14)^ そのためか、戦いを手術︵オペ︶と称したり、エナジーアイテムを使わずガシャコンソードをメスに例えたりしていた。
(15)^ ab第19話で大我が飛彩のことを﹁ブレイブ﹂ではなく﹁大病院のおぼっちゃん﹂と階級や職業名で呼んでいたが、飛彩が大我のことを﹁無免許医﹂ではなく﹁スナイプ﹂とライダーの名前で呼んだケースは現時点ではないが、飛彩は永夢︵第23話︶や大我︵第38話︶のことを名前で呼んでいる。また、第23話で永夢と黎斗はお互い﹁エグゼイド﹂と﹁ゲンム﹂と互いに呼んでいたが、両者とも互いに階級や職業名で呼んだケースはない。
(16)^ しかし改めた当初は大我から﹁やっぱ敬語で﹂と返されている。
(17)^ 患者の危機を失念して大我との戦いに集中し過ぎた際も、彼共々永夢にその点を叱責されて即座に我に返っている。
(18)^ 甘党の設定ではあるが、飛彩を演じている瀬戸自身は甘いものが苦手である[27][28]。
(19)^ この食べ方に慣れているため、店でケーキを出され、フォークしか用意されていなかった際は、本来ナイフの用意を店員に求めるべき所で手術用のメスと要求しかけていた[ep 6]。
(20)^ ただし、5年前は白髪は無かった[ep 3]。
(21)^ ただし、ニコのみ第40話で﹁ニコ﹂と呼んでいる[32]。
(22)^ この時点でバグスターが沈静化しており、それまでは免許剥奪後もいた模様。
(23)^ 診察によって患者から支払われた大金によって生計を立てている[33]。
(24)^ 株のトレーディングと裏社会での医療行為で得た金である[30][31]。
(25)^ 第19話にて、ニコから﹁ガシャットを全部手に入れたら、その後はどうするの?﹂と尋ねられた際には、﹁全てのバグスターをぶっ倒す﹂と答えていた。
(26)^ 黎斗から話を聞くまではゲーマドライバーやガシャットの過剰使用によるものであると思っており、永夢に﹁ガシャットを使って戦い続けることの真の意味を分かっていない﹂と一喝したこともあった[ep 40]。
(27)^ 黎斗からは﹁君にはそのガシャットは︵飛彩同様︶扱えない﹂と言われるが、前述の件から﹁俺には失うものはもう無い。だから今の俺なら扱える﹂と言い放った。
(28)^ その経緯から第3話では虎とバラのバックプリントがあるスクラブを着ている[31]。
(29)^ 黎斗としての正体が発覚するまでは、ゲンム変身時には﹁俺﹂と呼称していた。
(30)^ ﹁大我の事情は把握しているが彼は適合者であり仮面ライダーとしての腕は確かだから﹂と語っている[ep 3]。
(31)^ ネットムービーの5話では﹁最高のゲーム﹂と呼んでいた。
(32)^ このことを大我に話した際、﹁レーザー︵貴利矢︶の口封じをした割にはお喋りだな?﹂と指摘する大我に、﹁貴利矢をゲームオーバーに追い込み消滅させたのは、彼がバグスターウイルスを根絶する方法を突き止めようとしていたからだ﹂と話しており、﹁その愚かな考えを持つ者は誰であれ追放する﹂という考えを示していた[ep 8]。
(33)^ 実際には永夢を消そうとしたためである[39]。
(34)^ 永夢たちが﹁黎斗﹂と呼ぶと﹁新檀黎斗だ!﹂と訂正する。大抵の場合は訂正した際にデンジャラスゾンビガシャットの起動音が流れるという演出がなされる。
(35)^ 永夢にはドレミファビートのガシャットロフィー、飛彩には後述の消滅した人間たちに関する情報、大我には2本目のガシャットギアデュアルβ、ニコには虹色のロリポップ。
(36)^ 実体化するには衛生省の許可が必要となり、自らの部屋も牢屋のようなコンクリートの空間となり、デジタルの格子が設けられている[35]。
(37)^ 当初、黎斗は変装せずにゲーム世界に潜もうとしていたが、召喚したライダーの中にかつて自らが消滅させたレーザー︵貴利矢︶がいることに気づき、素顔のままで接触するのを避けるべく現実世界において消息不明となっているブレイド︵剣崎︶に化けていた。オリジナルの剣崎とは違い、出血の際に流れる血の色が緑色︵アンデッドの血︶ではなく人間の血となっているという相違点がある。また、ブレイバックルやラウズカードの力も疑似的に再現・コピーしていた。
(38)^ なお、このゲームに収録されている曲はいずれも過去の平成仮面ライダーシリーズをイメージしたタイトルとなっている。
(39)^ 第13話でのナース服へ着替える際にも発している。
(40)^ 永夢がゲーム病を発症した患者に工場が爆破されたことを告げた際には慌ててCRから永夢を連れ出して注意しているが、その時にはCRを出てからポッピーピポパポの姿に戻っていた[ep 40]。
(41)^ 他にも、ピンチに陥った時の﹁プペポパピンチ﹂や、洗脳時では仮面ライダークロニクル内でペナルティを与える際の﹁ポパピプペナルティ﹂などがある。
(42)^ 第22話でそれを知った飛彩は﹁大した奴だ﹂と呟いている。
(43)^ ガシャットの回収[ep 8]やバグスターへのガシャットの実験[ep 6]など。
(44)^ パラド曰く、﹁ゲームのルールに従い、競い合って勝利するのがバグスターの生き様﹂。
(45)^ なお、第29話で使用されたシーンは﹃平成ジェネレーションズ﹄の際に既に撮影されており、同作品では姿が隠された状態で使用されている[57]。
(46)^ その際は共に目が赤く光る。
(47)^ 友人の発言によると、長期間高校に顔を出していなかったという。
(48)^ 字幕での表記は﹁私﹂となっている。
(49)^ この発言に対して、大我は﹁お前の主治医になった覚えは無い﹂と否定していたが、翌17話で受け入れている。
(50)^ 標的とされた理由は仮面ライダークロニクルクリアに最も近かったライドプレイヤーであり、永夢たちの仲間であるため。
(51)^ 第38話で黎斗と入れ替わりで現れた永夢に対し小姫のデータを盾にしたことで﹁それでも人間かよ!?﹂と非難され、大我を救った後の飛彩には﹁この世界のガン﹂と断言されている。
(52)^ 実の息子の黎斗も例外ではなく﹁デンジャラスゾンビ﹂と呼んでいるが、第33話では一度だけ﹁黎斗﹂と呼んだ。また、その者が持つ最高ランクのガシャット名で呼んでおり、当初は﹁マキシマムマイティX﹂と呼んでいた永夢や﹁タドルファンタジー﹂と呼んでいた飛彩が新たなガシャットを手にしてからは永夢を﹁ハイパームテキ﹂、飛彩を﹁タドルレガシー﹂と呼んでいるが、第36話では永夢のことを﹁エグゼイド﹂と呼んだ。
(53)^ 番組内ではみずき・さつきとクレジット。
(54)^ ゲーム病の適切な治療を受ける前に死亡したため、記録ではゲーム病の記載はなく、ただの交通事故による事故死とされている。
(55)^ バガモンバグスターの場合は﹁仮面ライダーとバガモンの戦闘﹂︵自らが生み出した愛着のあるキャラクターが排除されること︶自体が患者である小星作のストレスの原因であったことから、エグゼイドやスナイプから攻撃を受ける度に症状が悪化し、またゲームクリアの条件が﹁バガモンにハンバーガーを食べさせて笑顔にすること﹂であるため消滅しなかった。
(56)^ ただし、ポッピーピポパポやバガモンバグスターのように人間に危害を加えない善良なバグスターも存在する。
(57)^ 例えば、第1話で初登場したソルティバグスターはマイティアクションXのデータを取り込み、ボスキャラクターである﹁ソルティはくしゃく﹂の姿をモチーフとしている。
(58)^ ただし、﹃仮面ライダーゲンム﹄では1体が頭部のガシャットを付け替えるタイプのコラボスバグスターが出現した。
(59)^ 第34話や第37話では、プロトドラゴナイトハンターZガシャットの内部にデータとして保存されている小姫を復活させるために永夢たちCRのメンバーを裏切り、クロノス︵正宗︶陣営に付いた飛彩を﹁過去の亡霊に囚われ続ける哀れな男﹂と揶揄していた。
(60)^ これは黎斗やパラドの計画の一部として織り込み済みだった。
(61)^ 第38話で再び対峙したときは成功するも、エナジーアイテムを用い対抗したクロノスに圧倒されている[ep 28]。
(62)^ ポーズによって停止した時間の中、届くことこそなけれど、パラドとポッピーには﹁道こそ違えたが、お前たちは俺の生涯の仲間だ﹂と語り、ブレイブとスナイプに対しては敵キャラとしての道を全うさせてくれたことに対しての心からの感謝の意を示した。
(63)^ ﹃宇宙船YEARBOOK 2018﹄では、名称を第1形態と記述している[71]。
(64)^ ニコ曰く﹁大根﹂[35]。
(65)^ なお、ゲムデウスやゲムデウスクロノスが発動する際には超絶奥義紅蓮爆龍剣と呼称される。
(66)^ 東映公式サイト上の表記[73]で、本編字幕では﹁ドドドドドドドドド…﹂と表記された。また、この時にだけ仮面ライダー同様、必殺技のエフェクトが追加された。
(67)^ 黎斗は﹁ムテキといえども、ゲムデウスを攻略できるかどうか分からない﹂と発言している[ep 32]。
(68)^ スナイプの変身者候補として選ばれた大我は、ガシャコンマグナムを使っていた。
(69)^ この筐体の内部︵ゲーム画面の中︶とCRの部屋は、ポッピー以外のバグスターも自由に出入りすることができ、バガモンバグスターや恋、黎斗が入っている[ep 44][ep 14]。黎斗の復活後は部屋のスペースを圧縮して自分の部屋を作っている[35]。
(70)^ 当初は、パズルゲーマーとファイターゲーマーの2体としてカウントされていたが、レベル99となり2つのゲームが混ぜ合わされたため、1体としてカウントされる。
(71)^ 第27話ではスナイプがバーニアバグスターを撃破したが、ガシャットロフィーを獲得できなかった。ゆえに第30話ではCRに再びバーニアバグスターの出没情報の連絡が届いており、ニコがガシャットロフィーを獲得している。
(72)^ ゆえに、第30話での永夢とパラドの一騎討ちの際にはニコがそのことに気付き、パラドを倒そうとした。
(73)^ 第30話では役名クレジットなし。
(74)^ abドクターマイティXXガシャットの音声も担当。
(75)^ ときめきクライシスガシャットやバグルドライバーIIの抜き差し時の音声も担当。
(76)^ 第4話まではバグスター態の声のみの出演[82]。
(77)^ 東映公式サイトでは須山颯汰と記載されている[83]。
(78)^ abcdefghijklmnoオープニングテロップでは役名未表記。
(79)^ 第15話のオープニングテロップでは役名未表記。
(80)^ 第27話はノンクレジット。第32話のオープニングテロップでは役名未表記。
(81)^ 第39話・第40話はクレジットなしの画像出演。
(82)^ バグスターウイルスとして実体化した場面も沢井本人が演じている[93]。
(83)^ ゾンビゲーマーの幻影も担当している[102]。
(84)^ グレングラファイトバグスターは41話のみの担当[102]。
(85)^ 第45話のみ、キャスト・スタッフ共にエンディング時に表示された。
(86)^ 第45話では、1コーラス目と3コーラス目の部分が使用された。
(87)^ 10のゲーム編ではその回メインで活躍したのがエグゼイドの場合はピンクの文字、ブレイブの場合は水色︵ドレミファビートガシャット使用時は蛍光イエロー︶の文字、スナイプの場合は紺色︵ジェットコンバットガシャット使用時はオレンジ︶の文字、レーザーの場合は黄色の文字、ゲンムの場合は紫の文字で表示されていた。第13話以降は最終話までピンクの文字に統一。
(88)^ 11月6日は﹁第48回全日本大学駅伝﹂中継のため放送休止。
(89)^ 1月1日は﹃羽鳥慎一モーニングショー 新春特大スペシャル﹄放送のため放送休止[122]。
(90)^ 6月18日は﹁第117回全米オープンゴルフ﹂3日目中継のため休止。
(91)^ 広島ホームテレビのみ、広島平和記念式典中継のため8月12日︵土︶11:15 - 11:45に振替放送。字幕放送も実施されたが、連動データ放送は行われなかったため、データ放送に関する告知を隠す処理が行われた︵提供クレジットもテレビ朝日のそれに準拠︶。
(92)^ 朝日放送のみ、第99回全国高校野球選手権大会放送のため8月24日︵木︶10:25 - 10:55に振替放送。
(93)^ 朝日放送のみ、前述の同大会放送のため8月25日︵金︶10:25 - 10:55に振替放送。
(94)^ ソルティバグスター、アランブラバグスター、リボルバグスター、カイデンバグスターの4体。
(95)^ 第2話では患者役で出演している[130]。
(96)^ メンバーは王蛇、タイガ、サソード、ダークキバ、ビースト。
(97)^ ノンクレジット
(98)^ ep.0では﹁謎の男﹂と表記。
(99)^ 制作は東映によるもので、番組エンディングにはスーツアクターの高岩成二などもクレジットされている。監督は柴﨑貴行。
(100)^ 2019年4月のみ日曜12:30‐13:00
出典
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