アエネーイス

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アエネーイス
Aeneis
ピエール=ナルシス・ゲラン『トロイアの陥落をディードーに語り聞かせるアエネーアース』(1815年、ルーヴル美術館所蔵)
ピエール=ナルシス・ゲラン『トロイアの陥落をディードーに語り聞かせるアエネーアース』(1815年、ルーヴル美術館所蔵)
作者 ウェルギリウス
帝政ローマ
言語 古典ラテン語
ジャンル 叙事詩
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: Aeneis701912Aenēās Ανείας[1]

112919稿[2]

[]

[]


Aenēās



Ascanius

Iūlus

Dīdō



Latīnus



Lāvīnia



Turnus

辿

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Venus



Iuppiter

Iuppiter omnipotens [3]

Jūnō


[]




: Iulus[4][5]: IullusIulus[6]
『オデュッセイア』『アエネーイス』両歌の出だし[7]
オデュッセイア アエネーイス

ムーサよ,わたくしにかの男の物語をして下され,トロイアの聖なる城を屠った後,ここかしこと流浪の旅に明け暮れた,かの機略縦横なる男の物語を。(松平千秋訳)

戦と勇士を私は歌う。トロイアの岸から運命に導かれて落ちのび,初めてイタリアのラウィーニウムの岸辺に着いた,陸でも海でも多くの苦難を忍んだ勇士を。(野村圭介訳)


[8]1-67-12

[9]

『アエネーイス』を題材とした作品[編集]




Les Troyens





 2071320

1798

[]

出典[編集]

  1. ^ 逸身, p. 79.
  2. ^ 逸身, p. 78.
  3. ^ アエネーイス、4.206等
  4. ^ 逸身, pp. 80–81.
  5. ^ 逸身, p. 81.
  6. ^ MRR1, p. 19.
  7. ^ 野村圭介「『牧歌』 Bucolica 管見 -その1- O anima cortese mantoana やさしきマントヴァの魂よ-ダンテ」『文化論集』第30巻、早稲田商学同攻会、2007年、131-132頁。 
  8. ^ 逸身, pp. 78–79.
  9. ^ 逸身, pp. 79–80.

参考文献[編集]

  • T. R. S. Broughton (1951). The Magistrates of the Roman Republic Vol.1. American Philological Association 
  • 逸身喜一郎『ギリシャ・ラテン文学―韻文の系譜をたどる15章』研究社、2018年。ISBN 9784327510015 

関連項目[編集]