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国鉄157系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
使
国鉄157系電車
157系電車によるお召し編成の回送
(1978年6月19日)
基本情報
運用者 日本国有鉄道
製造所 汽車製造日本車輌製造川崎車輛
製造年 1959年 - 1963年
製造数 31両(一般車)
運用開始 1959年9月22日
運用終了 1976年2月28日(一般旅客)
1980年(お召牽引)
廃車 1978年(一般車)
1980年(お召し牽引車)
主要諸元
軌間 1,067 mm
電気方式 直流 1,500 V
最高運転速度 110 km/h
設計最高速度 130 km/h
全長 20,500 mm
全幅 2,950 mm
全高 4,090 mm
車体 普通鋼
台車 揺れ枕方式空気ばね台車
DT24形(電動台車)
TR59形(付随台車)
主電動機 直流直巻電動機
MT46形
主電動機出力 100 kW
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 19:80=1:4.21
定格速度 68.0 km/h (70 %界磁
制御方式 抵抗制御・直並列組合せ・弱め界磁
制御装置 CS12C形電動カム軸式
制動装置 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
勾配抑速ブレーキ
備考 クロ157形は別記
テンプレートを表示

157157195934[ 1]

157


195631105519583322

551511959346157



31157132196338


153

157153

151700 mm2

1[ 2]

5541115711122196338AU12S2[ 3]


23

21517151使

3151



157


101MM'1281C8MSELD153DT24TR59[ 4]MT46A[ 5]14.21=19:80110 km/h130 km/h153

KE57A2151153155159161[ 6]153161[ 7]



MT157 (Mc) +156 (M') 157 (Ts) 157 (T) 23

157CS12ACS12CCS15



クモハ157-2
クモハ157-2

157-1 - 10Mc22

15632563.2 mm使 (MG)[ 8]

[ 9][ 10]181
156-2

156-1 - 10M'23

15736012[ 11]調[ 12]

12[ 13]

157-1 - 5T28

368

157-1 - 6Ts27

2152619631

157-1 (Tsc)

#157


製造
年次
形式 車両
番号
製造
会社
製造名目 予算
1次車
1959
クモハ157
モハ156
1 - 3 汽車 準急「日光」電車化 昭和33年度債務
4・5 日車
サハ157 1 汽車
2 日車
サロ157 1 汽車
2 日車
2次車
1960
クモハ157
モハ156
6 - 8 日車 特急「ひびき」
通年運転用増備
昭和35年度本予算
9・10 川車
サハ157 3 日車
4・5 川車
サロ157 3 日車
4・5 川車
3次車
1963
サロ157 6 日車 冷房化改造
ならびに「ひびき」予備
昭和37年度本予算
貴賓車
1960
クロ157 1 川車 皇室ならびに各国賓客用 昭和34年度債務

運用

1959年9月-1960年12月

田町電車区(後の田町車両センター→現・東京総合車両センター田町センター)に配置された1次車14両により1959年9月22日から東京 - 日光「日光」・新宿 - 日光「中禅寺」・上野 - 黒磯なすの」の各準急と間合い運用で日光 - 黒磯快速列車で運転を開始。

下り「日光」→(臨時「第2日光」)→上り「中禅寺」

← 日光・東京・新宿・上野

宇都宮

クモハ
157
モハ
156
サハ
157
サロ
157
モハ
156
クモハ
157
下り「中禅寺」→快速黒磯→「なすの」→快速日光→上り「日光」

← 宇都宮・黒磯

日光・東京・新宿・上野 →

クモハ
157
モハ
156
サロ
157
サハ
157
モハ
156
クモハ
157
予備車
  • McM'ユニット1組

62[ 14]1959922 - 11101960320 - 1130宿10311127 -  - 2

21110[ 15]112119601311 -  - [ 16]


所定の編成と運用(1959年11月21日 - 1960年3月19日の年末年始期間を除く)
下り「日光」→快速黒磯→快速日光→上り「日光」
下り「ひびき」→上り「ひびき」

← (大阪)・日光・東京・伊東

宇都宮・黒磯(東京) →

クモハ
157
モハ
156
サハ
157
サロ
157
モハ
156
クモハ
157
年末年始期間の「日光」減車と「ひびき」増結(1959年12月下旬 - 1960年1月上旬)
下り「日光」→快速黒磯→快速日光→上り「日光」

← 日光・東京・伊東

宇都宮・黒磯 →

クモハ
157
モハ
156
サロ
157
モハ
156
クモハ
157
下り「ひびき」→上り「ひびき」

← 大阪

東京 →

クモハ
157
モハ
156
サハ
157
サハ
157
サロ
157
モハ
156
クモハ
157

131195912196011575[1][2]

196012-19633


19601221610[ 17]

使1

← 大阪

東京 →

1960年12月10日 - 1961年1月31日
クモハ
157
モハ
156
サロ
157
サハ
157
モハ
156
クモハ
157
+ サロ
157
サハ
157
モハ
156
クモハ
157
1961年2月1日 - 1963年4月19日
クモハ
157
モハ
156
サロ
157
サハ
157
モハ
156
クモハ
157
 
「日光」編成(春 - 秋期使用2本・冬期1本)は変更なし。
予備車
  • 1編成+McM'ユニット2組+Ts1両+T1両

19613641 - 

 - 2 - [ 18]

 - 

19601220196113110

19611012[ 19]

196338

157-6

325


165[ 20] - 

19634-19649


42011571571157
「ひびき」編成(使用2本)

← 大阪

東京 →

クモハ
157
モハ
156
サハ
157
サロ
157
サロ
157
モハ
156
クモハ
157
「日光」編成(使用1本)

← 日光・東京

宇都宮 →

クモハ
157
モハ
156
サハ
157
サハ
157
モハ
156
クモハ
157
予備車
  • McM'ユニット4組+Ts2両+T1両[注 21]

「ひびき」は乗車率が高いために、度々McM'ユニットを大阪方もしくは東京方のいずれかに増結した9両編成で運転されるケースも多かったが、同年12月21日の年末年始輸送から増号車扱い継続のまま恒常的に9両での運転となった。

1964年10月-1969年4月

東海道新幹線開業による1964年10月1日のダイヤ改正では東海道本線の昼行特急は全廃となったため「ひびき」充当車は同年11月1日から全車座席指定の急行第1・第2伊豆」に転用されることになり、以下の運用体制に変更になった。

「伊豆」編成(使用1本)

伊豆急下田修善寺

東京 →

クモハ
157
モハ
156
サロ
157
サロ
157
サハ
157
モハ
156
クモハ
157
+ クモハ
157
モハ
156
サロ
157
サロ
157
モハ
156
クモハ
157
伊豆急下田編成 修善寺編成

使1



1+McM'2+T1

駿駿667McM'

157196410328 - 114 - 15727[ 22]157KE57A2KE5[ 23]

19664135100 km[ 24]

19684371 - 2 - EF63[ 25]89181
「そよかぜ」編成

← 東京

中軽井沢 →

クモハ
157
モハ
156
サロ
157
サロ
157
サハ
157
モハ
156
クモハ
157

1968101



112

32121838

19694-19762


196944425 - 211
  • これに先立ち4月5日に急行「伊豆」での運用を終了。「日光」も165系に置換えられ、本系列は発祥の地である日光線運用も終了した。
「あまぎ」編成

← 伊豆急下田

東京 →

定期列車編成(使用1本)
クモハ
157
モハ
156
サロ
157
サロ
157
サハ
157
モハ
156
クモハ
157
+ モハ
156
クモハ
157
季節・予定臨時列車編成[注 26](使用1本)
クモハ
157
モハ
156
サロ
157
サロ
157
サハ
157
モハ
156
クモハ
157
 
予備車
  • 7両編成1本+McM'ユニット3組+T2両
特急「白根」

197146424西 - 217鹿

19723152


1972使使[ 27]使17[ 28]1831000197512261976125228

157-1157+156-124[ 29]


196237 - 15120196136621 - 2210151 - 

1514M3T3.54M2T4.21151161

196338415 - ECAFE SPECIAL 

1964391242007M使151[ 30]153

名古屋

東京 →

クモハ
157-6
モハ
156-6
サロ
157-2
サハ
157-2
モハ
156-5
クモハ
157-5
+ クハ
153-34
サハ
153-203
モハ
152-123
モハ
153-123
クハ
153-21

19644241

57 - 531
425 - 56153[ 31]912[ 32]72

61 - 630
1518161-3161[ 7]

← 上野

新潟 →

クハ
161
モロ
161
モロ
160
サシ
161
モハ
160
モハ
161
サハ
157
モハ
156
クモハ
157
  • なおサハ157形を捻出した関係で、この間の「日光」はサハ1両を減じた5両の変則編成で対応した。また6月16日には新潟地震が発生したため、「とき」は17日 - 26日は運休[注 33]となった。

貴賓車クロ157形

クロ157形
クロ157-1(特急色。現行塗装(185系のオリジナル塗装色に準拠)とは異なる)
基本情報
運用者 日本国有鉄道
東日本旅客鉄道
製造所 川崎車輛
製造年 1960年
製造数 1両
主要諸元
軌間 1,067 mm
電気方式 直流 1,500 V
車両定員 16人
自重 38.2 t
全長 20,000 mm
台車 TR59形
制動装置 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ
テンプレートを表示

15749[ 34]1960357120202JR

201212[3]201331516


使1530[ 35]

153

調AU128085020使18kVA (MG) [ 36]4[ 37]31便26

157411112157

運用

クモハ157+モハ156-1・2との編成組成
クモハ157+モハ156-1・2との編成組成
183系との編成組成
183系との編成組成

157156-1157-1319626

157-2156-25[ 38]
19661132197051980115157

156-122

1980552151128[ 39]19825711 15718310001985603183185200[ 40]185

198762JR使1993598[ 41]

157-119621013[ 42]
当日の準急「日光」

← 日光・東京

宇都宮 →

クモハ
157
モハ
156
クロ
157
+ クモハ
157
モハ
156
サハ
157
サロ
157
モハ
156
クモハ
157
  • 東京方3両は増号車扱い。またクモハ157形と向かい合わせのために通り抜け不可。

脚注

注釈



(一)^ 20025030035080003000

(二)^ 

(三)^ 157-1

(四)^ 1960DT24ATR59A

(五)^ 375 V1100 kW300 A1,860 rpm

(六)^ 165KE64KE57A

(七)^ ab161

(八)^ 5 kVA70 kVA

(九)^ 

(十)^ 

(11)^ 

(12)^ 調

(13)^ 1571219622

(14)^ McM'28

(15)^ 

(16)^  - 

(17)^ 19608141961151

(18)^ 1使

(19)^ 12202100

(20)^ 3165425

(21)^ 23McM'24

(22)^ 21571144

(23)^ 

(24)^ 153使153

(25)^ 157157+156-12196540

(26)^ 7McM'9

(27)^ 

(28)^ 1963157-613

(29)^ 

(30)^ 2008M

(31)^ 

(32)^ 

(33)^ 16520 - 23

(34)^ 

(35)^ 

(36)^ 196940 kVA

(37)^ 

(38)^ 157

(39)^ 1127McM'165-5012

(40)^ 157OM082012242201527

(41)^ 1使200719E655E655使

(42)^ 157

出典



(一)^ RM LIBRARY 259157195912157

(二)^ 7JR50JTBP.6019591228

(三)^ 157-1145-114 -   railf.jp  2012123

関連項目

参考文献