新世紀エヴァンゲリオン
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新世紀エヴァンゲリオン Neon Genesis EVANGELION | |
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ジャンル | |
アニメ | |
原作 | 庵野秀明[注釈 3] |
監督 | 庵野秀明 |
脚本 | |
キャラクターデザイン | 貞本義行 |
メカニックデザイン |
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音楽 | 鷺巣詩郎 |
アニメーション制作 | |
製作 | |
放送局 | テレビ東京系列他 |
放送期間 | 1995年10月4日 - 1996年3月27日 |
話数 | 全26話 |
映画:シト新生 | |
原作 | 庵野秀明 GAINAX |
総監督 | 庵野秀明 |
監督 | 摩砂雪(DEATH) 鶴巻和哉(REBIRTH) |
脚本 | 庵野秀明 薩川昭夫(DEATH) |
制作 | GAINAX(DEATH/REBIRTH) タツノコプロ(DEATH) Production I.G(REBIRTH) |
製作 | EVA製作委員会[注釈 4] |
配給 | 東映 |
封切日 | 1997年3月15日 |
上映時間 | 99分 |
映画:Air/まごころを、君に | |
原作 | 庵野秀明 |
総監督 | 庵野秀明 |
監督 | 庵野秀明(26話監督) 鶴巻和哉(25話監督) |
脚本 | 庵野秀明 |
制作 | Production I.G、GAINAX |
製作 | EVA製作委員会[注釈 4]。 |
配給 | 東映 |
封切日 | 1997年7月19日 |
上映時間 | 87分 |
映画:DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君に | |
原作 | 庵野秀明 |
総監督 | 庵野秀明 |
監督 | 庵野秀明 摩砂雪 鶴巻和哉 |
脚本 | 庵野秀明 |
配給 | 東映 |
封切日 | 1998年3月7日 |
上映時間 | 160分 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
概要
本作品は1990年代に始まる第3次アニメブームのきっかけとなった作品である[5]。作品発表当時、物語の構造として、主人公の自意識や人間関係と、世界の命運という両極端なスケールの話が連動していることが斬新であったため、ポスト・エヴァンゲリオンともいうべき作品が数多く生み出され、後にそのような作品がセカイ系と呼称されるようになった[6]。さらに、製作委員会方式を採用した初期の作品であり、本編を収めたパッケージメディアの成功だけでなく、メディアミックスの一環として発売した漫画やフィギュアなどの関連商品も軒並みヒットし、本作品以降首都圏で深夜を中心にアニメ放送が急増し︵深夜アニメの登場︶、21世紀以降のアニメ文化の枠組みを築いた。 設定にある第3新東京市とは、実際の日本地図に当てはめると、神奈川県足柄下郡箱根町仙石原付近の芦ノ湖北岸にあたりになる。 1997年には、テレビシリーズ版の結末︵第弐拾伍話、最終話︶とは別の結末を描いた劇場版﹃Air/まごころを、君に﹄︵第25話、第26話︶が公開された。 テレビアニメと漫画のメディアミックス作品であり、テレビ放送に先立つ1994年12月︵1995年2月号︶より角川書店の﹃少年エース﹄で貞本義行によるコミカライズ版﹃新世紀エヴァンゲリオン﹄が連載開始され、18年後の2013年6月︵2013年7月号︶に連載終了。連載開始から19年後の2014年11月20日に最後の単行本︵第14巻︶が発売されて完結した。 2006年には、本作品を新たな設定・ストーリーで﹁リビルド︵再構築︶﹂した﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版﹄シリーズ全4作の制作が発表され、2007年に第1作﹃序﹄、2009年に第2作﹃破﹄、2012年に第3作﹃Q﹄、2021年に第4作﹃シン・エヴァンゲリオン劇場版﹄が公開された。 なお、テレビアニメ版、旧劇場版[注釈 6]、漫画版、新劇場版はそれぞれ物語後半からストーリーに差異が見られる。あらすじ
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/20/Kircher_Tree_of_Life.png/150px-Kircher_Tree_of_Life.png)
結末︵テレビシリーズ版︶
人類補完計画が発動したことが文字情報のみで示され、その中で絶望し苦悩するシンジの精神世界が描写される。これまでの主要登場人物︵カヲルを除く︶が次々と現れてシンジに語りかけ、その問答の果てに、シンジは今までとは全く違う世界を見ることになる。何の変哲もない学生生活を送るシンジと登場人物たち。母親︵ユイ︶も亡くなってはおらず、使徒もEVAも存在しない世界。その世界を見たシンジは﹁世界は自分次第であらゆる可能性がある﹂こと、そして﹁僕はここに居ても良いんだ﹂と気付く。そして登場人物たちから一同に﹁おめでとう﹂と祝福され、シンジは﹁ありがとう﹂と言って微笑んだ。結末(旧劇場版)
全ての使徒を倒したNERVに対し、ゼーレは戦略自衛隊(戦自)を使った武力占拠を開始する。施設が次々と破壊・占拠されていく中、生きる意思を失くしていたシンジは無抵抗のまま戦自隊員に殺されようとしていた。その寸前、ミサトによってシンジは救出され、2人は初号機のケージへと向かう。しかし、ケージへの移動中、ミサトは戦自隊員の銃撃に遭って負傷し、シンジにEVAで戦うよう言い残して留まり、区画爆破に巻き込まれ命を落とす。一方、廃人状態であったアスカは目を覚ましEVA弐号機で戦自の部隊を壊滅させるものの、ゼーレが送り込んだEVA量産機9体に倒されてしまう。シンジを乗せ、翼を現したEVA初号機がアスカの元へと飛ぶ。そこでシンジが見たのは、アスカの乗った弐号機が解体され捕食された惨状であった。シンジは絶叫し、精神を崩壊させる。
EVA初号機を依り代としてサードインパクトが始まり、全人類の肉体は液化し、その魂は「黒き月」に集められた。初号機はレイやカヲルの姿をとる巨人(第2使徒リリス)に取り込まれ、そこでシンジはレイやカヲルに再会するが、シンジは人類が単体の生命となることを望まず、それぞれが個人として存在する従来の世界を望んだ。リリスは首から血を噴き出して倒れる。気がつくとシンジは赤い海に囲まれた白い砂浜にアスカと2人だけで横たわっていた。
テレビシリーズ版弐拾伍話「終わる世界」に対し「Air」、テレビシリーズ版最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」に対し「まごころを君に」のタイトルをもつ。
登場人物
用語
箱根山地の地形図 |
エヴァンゲリオン︵EVA︶
機体 | 補足 | 機体色 | 搭乗者 |
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零号機→零号機・改[注釈 13] | PROTO TYPE | 山吹色→ブルー(改) | 綾波レイ |
初号機 | TEST TYPE | バイオレット | 碇シンジ |
弐号機 | PRODUCTION MODEL | レッド | 惣流・アスカ・ラングレー |
3号機 | PRODUCTION MODEL | ダークブルー | 鈴原トウジ |
4号機[注釈 14] | PRODUCTION MODEL | 不明[注釈 15] | 不明[注釈 16] |
5-13号機 | MASS PRODUCTION MODEL | ホワイト | ダミープラグ[注釈 17] |
使徒
番号 | 呼称 | 特徴 |
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第1使徒 | アダム | 使徒を生み出した生命の起源の一つ。セカンドインパクトを引き起こした。 |
第2使徒 | リリス | 人類を生み出した生命の起源の一つ。 |
第3使徒 | サキエル | 人類の前に15年ぶりに出現した使徒。 |
第4使徒 | シャムシエル | 筒状の身体、鞭状の腕部をもつ使徒。 |
第5使徒 | ラミエル | 加粒子砲で攻撃する正八面体の使徒。 |
第6使徒 | ガギエル | EVA弐号機の輸送中の国連軍艦隊を襲った魚状の使徒。 |
第7使徒 | イスラフェル | 同型の二体に分裂する能力をもつ使徒。 |
第8使徒 | サンダルフォン | 浅間山火口において卵状態で発見された使徒。 |
第9使徒 | マトリエル | 溶解液を放つザトウムシのような形をした使徒。 |
第10使徒 | サハクィエル | 衛星軌道上から自らを落下させた使徒。 |
第11使徒 | イロウル | NERV本部に侵入した微生物状の使徒。 |
第12使徒 | レリエル | 空中の球形の影と平面的な身体の使徒。 |
第13使徒 | バルディエル | 侵食して融合を図る粘菌状の使徒。 |
第14使徒 | ゼルエル | 巨漢な体躯に帯状の腕をもつ最強の使徒。 |
第15使徒 | アラエル | 光る鳥のような形状をもつ使徒。 |
第16使徒 | アルミサエル | 光る二重螺旋の円環構造をもつ使徒。 |
第17使徒 | タブリス | 渚カヲル本人。 |
第18使徒 | リリン | 人類全体を示す。 |
製作
企画の成立から本放送開始まで
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d3/Studio_GAINAX.jpg/200px-Studio_GAINAX.jpg)
他の作品からの影響
![Anno Hideaki](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/91/Godzilla_Resurgence_World_Premiere_Red_Carpet-_Anno_Hideaki_%2828526527191%29.jpg/220px-Godzilla_Resurgence_World_Premiere_Red_Carpet-_Anno_Hideaki_%2828526527191%29.jpg)
製作委員会
本作品の著作権者表記は、テレビシリーズ版では﹁GAINAX/Project Eva.・テレビ東京﹂、劇場版では﹁GAINAX/EVA制作委員会﹂となっていたが、2006年に庵野秀明が自身の製作会社カラーを創設してからは﹁GAINAX・カラー﹂もしくは﹁GAINAX・カラー/Project Eva.﹂に変更。その後、テレビ放映20周年を迎える2014年末ごろからは﹁カラー﹂もしくは﹁カラー/Project Eva.﹂に変更された[30]。2020年の再放送からアニメーション制作がタツノコプロ単独に変更されている。 製作委員会方式で作られたテレビシリーズにはガイナックスは出資しておらず、映像作品からのリターンは庵野監督の脚本印税と監督印税のみとのこと[31]。 当初はテレビシリーズ版からプロダクション・アイジーとの共同制作の予定であり、石川光久も企画書の内容を面白がっていたが、スケジュールが﹁GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊﹂の制作・ジーベックの立ち上げと被ってしまったため、3千5百万円の出資・グロス請けに留まった。しかし、その後出資額の何十倍のリターンを受け取った際には石川は﹁﹃プラマイゼロでもいい﹄と思っていたのに、ノーリスクで投資して儲けさせてもらったようなもの。こういうのは最初で最後かもしれない﹂と振り返っている[32]。制作体制
10人の作画監督が参加しており、それぞれの個性が色濃く出ているため、話数によってキャラクターの印象が大きく異なる。また、グロス請け担当プロダクションの違いによる画風の差もあり、スタジオジブリのスタッフが担当した第拾壱話は、絵柄だけでなくキャラ描写や話の展開もコミカルでポジティブなものになっている[要出典]。 ゲーム﹃新世紀エヴァンゲリオン2﹄を制作した芝村裕吏によれば、庵野は現場の能力に応じて作り方を変えており、それが各話数における不連続なポイントの原因だという[33]。また、スタジオジブリの鈴木敏夫は、テレビシリーズ版の制作を受けるに当たって﹁︵ジブリは︶相当下手だぞ﹂と庵野に念を押したが、そうするとちゃんとジブリ向きの、ロボットがメインではない、日常生活が主の話を持ってきた、と語っている[34]。 ﹃ふしぎの海のナディア﹄での海外への外注で起こったコミュニケーション不足によるクオリティ低下の反省から、作画作業のほとんど一切を日本国内のスタジオで仕切るようにした[35]。 庵野は全ての話数のプロットを手掛け、他のスタッフが手掛けた脚本・絵コンテ・演出まで庵野自身が納得できるまで自分で修正していき、全てのキャラクターの行動・台詞まで入念にチェックしていた[35]。 摩砂雪は画のつなぎ・演出に対してのアイディアを出した。また色々なシナリオをテンポ良く盛り込むことを見込み、序盤で作品世界を見せるために、序盤に当たる第壱話・第弐話の準備・絵コンテ作業・完成までにトータルで1年かけた。その後の物語展開に対しては構成の補佐として、場面説明・人物の経過等の描写を﹁無駄なカット﹂として削っていった。演出方針は庵野から﹁カメラアングルに凝ってくれ﹂と要請されたため、﹁ウルトラセブン﹂﹁帰ってきたウルトラマン﹂﹁怪奇大作戦﹂等を参考資料にした[36]。その他にも撮影・プリ編集・ネガ編集の仕上げ作業現場、アフレコ・ダビングの音響制作現場に立ち会って、時間の許す限り演出指示を出した[37]。 鶴巻は挙がった絵コンテを元に、アニメーターに細かい指示を出す作画作業現場の監督を担った[38]。また、庵野が制作に行き詰った時に、視覚面での見せ場・飾りになるアイディアを沢山出していった[39]。 制作中の合間の飲み会で酔った勢いでアイディアを冗談半分で言うと、その次の日に庵野がそのままコンテ用の脚本にて本採用として通した。特に摩砂雪が酒の席で言ったアイディアが大方採用された。言い出した側が末端・地位が低いスタッフでも﹁面白かったら採用﹂という風潮だった[40]。摩砂雪は﹁俺がオリジナルを作る時に使うはずだったネタを全部﹃エヴァ﹄に使ってしまった﹂と振り返っている[41]。エヴァフォント
各話のサブタイトルは、黒地に白の極太明朝体の文字列を直角に折り曲げて配置したものである[42][注釈 21]。この画面内で文字列を直角に折り曲げるタイポグラフィ的な表示スタイルは庵野による映画監督市川崑へのオマージュである[43]。オープニングのクレジットでも監督の庵野秀明のみこの表示スタイルが用いられている。本放送︵放映用バージョン︶では、白枠の中にひらがなのタイトル表記がつけられていた[注釈 22]。 使われた書体はフォントワークスが1994年にリリースしたDTP用フォント・マティスEB︵一部のみマティスUB︶である。当時のアニメ制作では、劇中の文字は背景として手書きされていたり、別の編集会社が作るなど、DTPフォントが用いられる例はほとんどなかったが、庵野は映像の中の文字表現を重要と考えており、ガイナックスでゲームパッケージのデザインなどのためにMacのDTP環境が導入されていたのを、アニメ制作にも活用できないかと考えた。当時DTP業界そのものも黎明期であった中で同書体を採用し、以後この書体は作品のみならず、さまざまな関連商品でも強いインパクトを与えるデザインで使用されていった。2015年の時点では、﹁エヴァフォント﹂の愛称で親しまれ、同社を代表する書体のひとつとなっている。 フォントワークスによれば、1995年の放送開始後に同書体が突然極端に売れはじめ、ファンがこの書体を探し当てて購入していることを知り、本作品に採用されたことに気づいたという。テレビアニメ放送時はノンクレジットであったが、﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版‥序﹄からは﹁書体協力﹂として同社がクレジットされている。新劇場版では長体率を変更して印象を変えたり、展覧会ビジュアルでは同社の筑紫Bオールド明朝を使用するなど、媒体によって使い分けがされている。 本作品でのDTPフォントの使用はさまざまな業界に影響を与え、導入が増えていった。同書体についてはアニメ業界からの要望に応えて、放送業界用にデザインが調整されたものも開発された[44]。最終2話
物語の後半に位置づけられる第拾六話は、それまでのアクションから一転し、心理的・精神的な人間の内面性の描写のみであった。第拾八話のEVA初号機の暴力的な場面は、子供が見るアニメ番組として不適切だとして非難され[20]、また、第弐拾話のミサトと加持の性的な場面の描写も同様に非難された[45]。こうした中でも﹁人類補完計画﹂など、作品中ではその全貌や実体が明らかにされない数々の伏線をちりばめ、生物学・心理学・宗教関係の専門用語を多用した構造は、SFファンを中心に人気を集め、またストーリー面でも中盤以降の徐々に暗くなっていく人間ドラマが大きな支持を得る。ヒロインの綾波レイが自死同然に戦死し、もう一人のヒロインである惣流・アスカ・ラングレーは廃人化するという怒涛の展開を見せ、クライマックスに向けて視聴者の期待は盛り上がっていった。 ところが、その期待に応えるものとして放映が待たれた第弐拾伍話と最終話の2話は、一転してそれまでのストーリーとは断絶した主人公の内面世界の物語として描かれた。この最終2話では、サードインパクトや人類補完計画が発動された︵もしくは始まった︶ことが暗示されただけで、物語の大部分は登場人物の精神的な葛藤やトラウマの超克が焦点となり、現実世界で何が起こったのかは放送時点では不明瞭であった。この最終2話は放送直後から大きな反響を呼び[注釈 23]、大塚英志が放送後すぐさま"これは自己啓発セミナーの内容そのものだ"と読売新聞で痛烈に批判[49]したことを発端として、むしろ作品の知名度を高めていったとされる。 最終2話の表現方法に至った理由は﹁制作期間が足りなくなったため﹂とされる。放映の初期段階から制作スケジュールが押していたのも事実である[50]。放送開始時点ではおよそ半分の話数までしか作画に入っておらず、完成していたのは第八話までであった[51]︵庵野は﹁オンエアが始まった時にもう崩壊が見えていた﹂と表現している[52]︶。庵野はこの中で、第拾八話・第拾九話の時点でスケジュールが﹁行き詰るのが見えていた﹂といい[53]、最終回には自ら実写で出演し謝罪する企画すらあったことを明かしている[54]。 一方で、庵野は﹁第弐拾伍話は劇場版のようなストーリーになる予定であったが、最終話は制作スケジュールに関係なく意図した通りの作り﹂であり、﹁セルアニメからの解放﹂をめざしたと語った[55]。 小黒祐一郎によれば、放映2か月前の時点で既にこの最終2話のプロットは出来上がっていたのであり[56]、GAINAX社長の山賀博之は﹁破綻した制作状況のもとに、最後は全然できなくなっちゃって、こうなっちゃいました﹂というのは演出で、完全に破綻するまで苦しくなかったのは確か、と述べている[57]。アニメ評論家の藤津亮太も﹁シリーズの最初から一貫して"集中と拡散"というコンセプトの下にデザインされた作品としての当然の帰結﹂と評している[58]。 後に、2006年6月5日の﹃週刊プレイボーイ﹄のインタビューで、最終2話について、大月俊倫プロデューサーは﹁エヴァが現在あるのは、あの衝撃的な展開によって皆さんに﹃なにか違う﹄﹃俺ならこうする﹄とそれぞれ"補完"してもらえたおかげ。僕らにとってあの結末は肩透かしでも消化不良でもなく、長い時間をかけて"永遠に終わらない最終話"になれた唯一無二のクライマックスだと考えています。これが僕たちからの回答ですね﹂と答えている[59]。ブーム期
本作品の最終回が衝撃的な形での幕切れとなったことは大きな話題となり、本放送終了後に再放送やビデオなどによる視聴を通じてファンが急増し社会現象にもなった[60]。当時テレビ東京でアニメ部門プロデューサーを担当した東不可止によれば、1997年の劇場版公開前に実施された本作品の再放送が深夜帯にかかわらず高い視聴率を記録し、この時間帯に放送されるテレビアニメの商業的価値が注目されるようになった結果、その後の深夜アニメの本格的な隆盛へと繋がったとされる[61][62]。本放送終了後は系列外の放送局でも放映され始め、2009年夏には他系列の民放キー局である日本テレビと準キー局の読売テレビで放送、大阪府以外の近畿広域圏などテレビ東京のネットワークが存在しない地域にも放送が拡大した[63]。 テレビシリーズ放映終了直後の1996年4月に、最終2話は当初の脚本に沿った形でリメイクし、既に順次発売されていたVHSとLDでソフトとして発売すること[64]、次いで最終2話のリメイクとは別の完全新作の劇場版の制作・公開が発表された[65][66]。 このころには、サウンドトラック﹃NEON GENESIS EVANGELION III﹄が1996年6月3日付のオリコン週間アルバムチャートで、アニメ作品としては銀河鉄道999以来17年ぶりに第1位を獲得し、翌日のスポーツ新聞やテレビなどで大きく報道された[20]。また、テレビシリーズ各話を収めたVHS全15巻は、その全てがオリコン週間VHS総合チャートで2位以上となり、同じくテレビシリーズ各話を収めたLD全14巻は、そのすべてがオリコン週間LD総合チャートで1位を記録した。 1996年11月1日に東京都内で開かれた記者会見で、1997年春にテレビシリーズの総集編とリメイク版第25・26話をセットにした完結編﹃新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生﹄が、同年夏には完全新作の劇場版が公開されることが発表された。前売券発売開始日の1996年11月23日には、早朝からオリジナルテレホンカード付きの前売券を購入するファンが行列を作り、大きな話題を集めた[67]。 しかし、劇場版の制作が大幅に遅れ、公開1か月前の1997年2月14日に緊急記者会見が開かれた。席上で、庵野秀明総監督が謝罪を行い、劇場版はテレビシリーズの総集編とリメイク版第25話の制作途中の部分までの公開となった[20]。また、同じく夏に公開が予定されていた﹁完全新作の劇場版﹂は幻の企画となってしまった。そして同年7月、完成したリメイク版第25・26話﹃新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に﹄が公開となった。テレビシリーズ第弐拾四話以降の各登場人物らの行く末、人類補完計画の発動シーンなどが、より具体的に映像化される内容となり、テレビシリーズから続いた物語は一旦の結末を迎えた。その後の展開
●2003年‥企画開始から10周年を記念し、映像のデジタルリマスター化、音声の5.1ch化を施したリニューアル版DVDの発売や、新作ゲームの発売、初の公式スピンオフ漫画の連載開始などが行われた[68]。 ●2004年12月‥フィールズおよびビスティによりパチンコ機﹁CR新世紀エヴァンゲリオン﹂が発表された。原作ファンのみならず、パチンコファンまでにも支持を得る大ヒット機種となり、同時に新たなファン層を開拓するまでに至った。 ●2005年7月‥﹁パチスロ機﹂が発表される。また、テレビシリーズ放映開始10周年を記念し、エヴァ関連の多くのCDが再発売され、また10周年記念アルバム﹃NEON GENESIS EVANGELION DECADE﹄が発売された。 ●2006年9月‥アニメ誌上において、﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版﹄の製作発表。初の公式デフォルメシリーズとして﹃ぷちえゔぁ﹄の企画開始。 ●2007年9月‥﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版﹄シリーズの第1作﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序﹄が公開。 ●2007年11月‥模型誌﹃電撃ホビーマガジン﹄において、小説﹃エヴァンゲリオン ANIMA﹄の連載が開始。 ●2009年6月‥﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版﹄シリーズの第2作﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破﹄が公開。 ●2012年11月‥﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版﹄シリーズの第3作﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q﹄が公開。 ●2014年‥テレビシリーズの知的財産権がガイナックスからカラーに移動[30]。![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/22/JR_West_500_V2_Kodama_Higashi-Hiroshima_20151211.jpg/220px-JR_West_500_V2_Kodama_Higashi-Hiroshima_20151211.jpg)
スタッフ
●企画・原作‥GAINAX → 庵野秀明 ●企画‥Project Eva. ●掲載‥角川書店、月刊少年エース ●監督‥庵野秀明 ●キャラクターデザイン‥貞本義行 ●メカニックデザイン‥山下いくと、庵野秀明 ●副監督‥摩砂雪、鶴巻和哉 ●美術監督‥加藤浩 ●色彩設定‥高星晴美 ●撮影監督‥黒田洋一 ●編集‥三木幸子 ●音響監督‥田中英行 ●音響制作‥オーディオタナカ ●効果‥野口透︵アニメサウンド︶ ●特殊効果‥太田憲之 ●CG制作‥GAINAX SHOP[注釈 3] ●音楽‥鷺巣詩郎 ●音楽協力‥テレビ東京ミュージック ●OPアニメーション‥作画 / 本田雄、長谷川眞也 演出 / 鶴巻和哉 ●EDアニメーション‥摩砂雪 ●広報‥穴見礼︵テレビ東京︶、佐藤裕紀︵GAINAX︶[注釈 3] ●アニメーション制作‥タツノコプロ、GAINAX → タツノコプロ[注釈 3] ●プロデューサー‥小林教子︵テレビ東京︶、杉山豊︵NAS︶ ●アニメーションプロデューサー‥植田もとき、内山秀二、山賀博之 ●製作‥テレビ東京、NAS主題歌
オープニングテーマ - ﹁残酷な天使のテーゼ﹂ 歌 - 高橋洋子 作詞 - 及川眠子 / 作曲 - 佐藤英敏 / 編曲 - 大森俊之 演出‥本曲とオープニングフィルムの制作指揮は、大月俊倫︵キングレコード︶[77]。 作詞は元々及川眠子ではなく他の作詞家に依頼される予定であったが、及川のマネージャーが別の仕事でキングレコードへ行ったときに、たまたま大月俊倫と会って依頼された。また、歌唱担当についても、高橋洋子が﹃FLY ME TO THE MOON﹄を歌いに現場へ行った際、﹁じゃあ主題歌も歌えば?﹂と大月から依頼されたことがきっかけであった[78]。 曲の旋律に同期したコンテ、特に﹁フラッシュカット﹂を多用したキーワードと伏線満載の演出は、当時としては画期的かつ斬新であり、本作品の特徴的な演出の一つとしてあげられる。 エンディングテーマ - ﹁FLY ME TO THE MOON﹂ 歌 - CLAIRE 作詞・作曲 - Bart Howard / 編曲 - Toshiyuki Ohmori 演出‥月の光の中、綾波レイが水中で回転するだけのシンプルなものである。テーマ曲はジャズのスタンダード・ナンバーである。アニメーションのシンプルさに対し、曲は全部で14のバージョンが使われ、ボーカルもクレジットされているCLAIRE以外に、OPを歌う高橋洋子や、本編出演者である林原めぐみ︵﹁Rei﹂名義︶が歌ったものなどが使われており、色彩も複数のバージョンがある。さらに、2003年のリニューアルDVDでは、2.0chステレオ音声ではテレビ版を再現する一方で、5.1chサラウンド音声では全26話すべてで異なるバージョンを使用している。劇中使用曲
クラシック
フェリックス・メンデルスゾーン 劇付帯音楽﹃夏の夜の夢﹄作品61より﹃結婚行進曲﹄ 第拾伍話の結婚式の場面で使用されている。 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007の前奏曲 第拾伍話にて冒頭部分をシンジが弾いている。 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル ﹃メサイア﹄より﹁Hallelujah︵第二部終曲︶﹂﹁Worthy is the Lamb...Amen︵第三部終曲︶﹂ 第弐拾弐話で使用。 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲第9番第4楽章﹁歓喜の歌﹂ 第弐拾四話で使用。ボーカル曲
﹁You are the only one﹂︵歌‥三石琴乃︶ 作詞・作曲‥松浦有希 / 編曲‥池間史規 第弐・九話のコンビニエンスストアの店内放送、第拾壱話の街中の場面、第拾伍話でシンジのS-DATから流れている音楽、第弐拾弐話でラジオから流れている音楽として使用されている。アルバムCD﹃Lilia 〜from Ys〜﹄︵1992年︶に収録。 ﹁蒼いレジェンド﹂︵歌‥三石琴乃︶ 作詞・作曲‥松浦有希 / 編曲‥大森俊之 第四・九話でシンジが聴いているS-DATから流れている。また、第拾伍話でミサトのマンションの場面、第弐拾壱話の居酒屋の場面でも使用されている。アルバムCD﹃Lilia 〜from Ys〜﹄に収録。 ﹁Bay side love story -from tokyo-﹂︵歌‥奥井雅美︶ 作詞・作曲‥奥井雅美 第四話の新箱根湯本駅、第拾弐話のラーメンを食べる場面でのラジオから流れている音楽、第弐拾話の最後の場面で使用されている。﹃Gyuu﹄︵1995年︶に収録。 ﹁FACE﹂︵歌‥奥井雅美︶ 作詞‥有森聡美 / 作曲・編曲‥大平勉 第四話の最後の場面で使用されている。﹃Gyuu﹄に収録。 島津冴子の楽曲のカバーで、オリジナルはOVA﹃万能文化猫娘﹄のイメージソング。 ﹁遠い空の約束﹂︵歌‥三石琴乃︶ 作詞・作曲‥松浦有希 / 編曲‥大森俊之 第九話でシンジが聴いているS-DATから流れている。。アルバムCD﹃Lilia 〜from Ys〜﹄に収録。 ﹁FALL in STAR﹂︵歌‥三石琴乃︶ 作詞‥木本慶子 / 編曲・作曲‥大森俊之 第拾話のデパートのテラスで流れている。アルバムCD﹃Lilia 〜from Ys〜﹄に収録。 ﹁てんとう虫のサンバ﹂︵歌‥緒方恵美、宮村優子、長沢美樹、岩男潤子︶ 作詞‥さいとう大三 / 作曲‥馬飼野俊一 / 編曲‥キングオーケストラK.V.G 第拾伍話の結婚式の場面で使用されている。アルバムCD﹃NEON GENESIS EVANGELION ADDITION﹄に収録。 ﹁不思議な夜﹂︵歌‥奥井雅美︶ 作詞・作曲‥奥井雅美 / 編曲‥矢吹俊郎 第弐拾弐話でラジオから流れている。﹃Gyuu﹄に収録。 ﹁両手いっぱいの夢﹂︵歌‥奥井雅美︶ 作詞‥有森聡美 / 作曲‥工藤崇 / 編曲‥奥井雅美 第弐拾参話でシンジが聴いているS-DATから流れている。シングルCD﹁REINCARNATION﹂︵1994年︶に収録。解説
アイキャッチ Bパート開始のアイキャッチでは、英文のサブタイトルが表示される︵下表下段に表記︶。英語タイトルは、必ずしも日本語タイトルの直訳ではなく、各話の内容に準じたものになっている。 次回予告 ED後の次回予告の語り手は全話で葛城ミサト役の三石琴乃が担当しており、締めに多用された﹁この次もサービス、サービスぅ﹂のフレーズが人気を博した。ただし物語が終盤に向かうにつれ、このフレーズは使われなくなっていく︵第拾七話以降は使われていない︶。次回予告の構成は一定でなく、通常のアニメに使われる映像のよりぬきに限らず、オープニングのようなフラッシュカットを使用したものや逆にワンカットで構成したもの、線画や台本、絵コンテのみを使ったものなど多彩である[注釈 25]。 学園エヴァ テレビシリーズ最終話で、物語の﹁もうひとつの可能性﹂として示された一種のパラレルワールド。 この世界ではシンジは研究所勤めの両親︵ゲンドウ、ユイ︶と暮らす普通の中学生であり、アスカ︵字幕では"明日香"と表示︶は世話焼きの幼馴染、レイは明るくお転婆な転校生、ミサトは担任教師という設定である。 この5分に満たない場面が非常に好評であったため[要出典]、後にこの世界観に基づいたゲーム﹃新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd﹄や林ふみのによる同ゲームのコミカライズ版、高橋脩による漫画版﹃新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画﹄が作られた。各話リスト
放映日 下記の表の日付は、キー局における初回放送日︵テレビ愛知では当時別番組を放送していたため、平日朝の遅れ放送であった︶。 第拾参話は30分繰り上げで午後5:30から[要出典]の放送。また、第拾四話のテレビ東京での放映分については、1月3日という放送日の都合︵テレビ東京が本来の放送時間に正月特番を放送した︶により、同日午前8時30分からの放映[注釈 26]。そのために放送を見逃した人が多く、その回のみ視聴率が極端に落ち込んでいる。ただし、そのことは事前に考慮されており、当初は第拾参話に予定されていた総集編を第拾四話と入れ替えて製作・放送された[注釈 27]。話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 設定補 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第壱話 EPISODE:1 |
使徒、襲来 ANGEL ATTACK |
庵野秀明 | 摩砂雪 庵野秀明 |
鶴巻和哉 | 鈴木俊二 | あさりよしとお きお誠児 今掛勇 |
1995年 10月4日 |
6.8% |
第弐話 EPISODE:2 |
見知らぬ、天井 THE BEAST[注釈 28] |
榎戸洋司 庵野秀明 |
本田雄 | あさりよしとお 今掛勇 |
10月11日 | 5.3% | ||
第参話 EPISODE:3 |
鳴らない、電話 A transfer[注釈 29] |
薩川昭夫 庵野秀明 |
鶴巻和哉 石堂宏之 |
石堂宏之 | 細井信宏 | あさりよしとお 鶴巻和哉 |
10月18日 | 7.1% |
第四話 EPISODE:4 |
雨、逃げ出した後 Hedgehog's Dilemma[注釈 30] |
薩川昭夫[注釈 31] | 甚目喜一 | 加賀ツヨシ | 重田智 | 10月25日 | 5.8% | |
第伍話 EPISODE:5 |
レイ、心のむこうに Rei I |
薩川昭夫 庵野秀明 |
杉山慶一 | 鈴木俊二 | きお誠児 | 11月1日 | 7.2% | |
第六話 EPISODE:6 |
決戦、第3新東京市 Rei II |
摩砂雪 | 石堂宏之 | 細井信宏 | 夢野れい | 11月8日 | 7.7% | |
第七話 EPISODE:7 |
人の造りしもの A HUMAN WORK |
榎戸洋司 庵野秀明 |
杉山慶一 庵野秀明 |
杉山慶一 | 鈴木俊二 | ヲギ・ミツム | 11月15日 | 5.9% |
第八話 EPISODE:8 |
アスカ、来日 ASUKA STRIKES![注釈 32] |
樋口真嗣 | 鶴巻和哉 | 本田雄 | 前田真宏 ヲギ・ミツム |
11月22日 | 7.6% | |
第九話 EPISODE:9 |
瞬間、心、重ねて Both of You, Dance Like You Want to Win! |
薩川昭夫 庵野秀明 |
水島精二 | 長谷川眞也 | 11月29日 | 7.1% | ||
第拾話 EPISODE:10 |
マグマダイバー MAGMADIVER[注釈 33] |
加賀ツヨシ 庵野秀明 |
加賀ツヨシ 石堂宏之 |
重田智 | きお誠児 ヲギ・ミツム |
12月6日 | 9.5% | |
第拾壱話 EPISODE:11 |
静止した闇の中で The Day Tokyo-3 Stood Still[注釈 34] |
榎戸洋司 庵野秀明 |
摩砂雪 | 渡邊哲哉 | 河口俊夫 | 12月13日 | 9.0% | |
第拾弐話 EPISODE:12 |
奇跡の価値は She said, "Don't make others suffer for your personal hatred." |
薩川昭夫 庵野秀明 |
石堂宏之 | 重田智 | ヲギ・ミツム | 12月20日 | 7.4% | |
第拾参話 EPISODE:13 |
使徒、侵入 LILLIPUTIAN HITCHER[注釈 35] |
磯光雄 薩川昭夫 庵野秀明 |
岡村天斎 | 黄瀬和哉 | 磯光雄 黄瀬和哉 |
12月27日 | 3.4% | |
第拾四話 EPISODE:14 |
ゼーレ、魂の座 WEAVING A STORY |
庵野秀明 | 大塚雅彦 安藤健 |
1996年 1月3日 |
0.9% | |||
第拾伍話 EPISODE:15 |
嘘と沈黙 Those women longed for the touch of others' lips, and thus invited their kisses. |
薩川昭夫 庵野秀明 |
甚目喜一 | 羽生尚靖 | 鈴木俊二 | 磯光雄 | 1月10日 | 6.0% |
第拾六話 EPISODE:16 |
死に至る病、そして[注釈 36] Splitting of the Breast[注釈 37] |
山口宏 庵野秀明 |
鶴巻和哉 | 長谷川眞也 | 鶴巻和哉 | 1月17日 | 9.1% | |
第拾七話 EPISODE:17 |
四人目の適格者 FOURTH CHILDREN |
樋口真嗣 庵野秀明 |
オグロアキラ | 大原実 | 花畑まう | 1月24日 | 7.3% | |
第拾八話 EPISODE:18 |
命の選択を AMBIVALENCE |
岡村天斎 | 黄瀬和哉 | 1月31日 | 9.6% | |||
第拾九話 EPISODE:19 |
男の戰い INTROJECTION[注釈 38] |
薩川昭夫 庵野秀明 |
摩砂雪 | 本田雄 | あさりよしとお 摩砂雪 |
2月7日 | 8.0% | |
第弐拾話 EPISODE:20 |
心のかたち 人のかたち WEAVING A STORY 2:oral stage[注釈 39] |
庵野秀明 | 鶴巻和哉 庵野秀明 |
大塚雅彦 | 鶴巻和哉 | 2月14日 | 7.4% | |
第弐拾壱話 EPISODE:21 |
ネルフ、誕生 He was aware that he was still a child. |
薩川昭夫 庵野秀明 |
甚目喜一 | 石堂宏之 | 重田智 | 鈴木俊二 | 2月21日 | 7.7% |
第弐拾弐話 EPISODE:22 |
せめて、人間らしく Don't Be.[注釈 40] |
山口宏 庵野秀明 |
鶴巻和哉 | 高村彰 | 花畑まう | 鶴巻和哉 | 2月28日 | 7.9% |
第弐拾参話 EPISODE:23 |
涙 Rei III |
鶴巻和哉 庵野秀明 |
増尾昭一 | 鈴木俊二 | 鈴木俊二 鶴巻和哉 |
3月6日 | 6.9% | |
第弐拾四話 EPISODE:24 |
最後のシ者[注釈 41] The Beginning and the End, or "Knockin' on Heaven's Door" |
薩川昭夫 庵野秀明 |
摩砂雪 庵野秀明 |
摩砂雪 | 3月13日 | 6.0% | ||
第弐拾伍話 EPISODE:25 |
終わる世界 Do you love me?[注釈 42] |
庵野秀明 | 鶴巻和哉 庵野秀明 |
鶴巻和哉 | 本田雄 | 3月20日 | 7.7% | |
最終話 FINALE |
世界の中心でアイを叫んだけもの[注釈 43] Take care of yourself.[注釈 44] |
摩砂雪 鶴巻和哉 庵野秀明 |
摩砂雪 鶴巻和哉 |
3月27日 | 10.3% |
- 視聴率
- 平均視聴率:7.1%[79]
- 最高視聴率:10.3%[要出典] - 最終話
- 最低視聴率:0.9%[80] - 第拾四話[注釈 45]
- 再放送平均視聴率(日本テレビ):2.4%
- 視聴率はすべてビデオリサーチ関東版調べ。
放送局
![]() |
![]() | プロジェクト:放送または配信の番組#放送に基づき、本放送期間内の放送局および配信サイトのみを記載しています。 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [82] | 備考 |
---|---|---|---|---|
1995年10月4日 - 1996年3月27日 | 水曜 18:30 - 19:00 | テレビ東京(製作局) 及び系列5局 (※テレビ愛知除く) | 北海道・関東広域圏・大阪府 岡山県・香川県・福岡県 | [注釈 46] |
1995年10月12日 - 1996年4月4日 | 木曜 7:35 - 8:05 | テレビ愛知 | 愛知県 | [注釈 47] |
映像ソフト
バージョンの違い
この作品には、テレビ東京系列での放映版と第弐拾壱話から第弐拾四話までをソフト化するにあたり、以下の4つのバージョンが存在する。なお、2003年より発売・レンタルされているリニューアル版DVDには、2つのフォーマットによる第弐拾壱話から第弐拾四話が収録されている。どちらのフォーマットもそれぞれDVDのリニューアルにあたって僅かな変更が加えられているが、基本的な部分はそのままである。映像ソフト一覧
VHS・LD
巻 | 発売日 | 規格品番 | 収録内容 |
---|---|---|---|
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:0 IN THE BEGINNING |
1995年12月21日 | KIVA-248 (VHS) | 設定、制作過程、制作スタッフのインタビューなど |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:0' THE LIGHT FROM THE DARKNESS[注釈 57] |
1997年1月25日[注釈 58] | EVA 0:0' (VHS) | 劇場版「シト新生」予告編、特報など |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:1 | 1996年2月3日 | KIVA-249 (VHS) KILA-149 (LD) |
第壱話、第弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:2 | 1996年3月6日 | KIVA-250 (VHS) KILA-150 (LD) |
第参話、第四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:3 | 1996年4月5日 | KIVA-251 (VHS) KILA-151 (LD) |
第伍話、第六話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:4 | 1996年5月2日 | KIVA-252 (VHS) KILA-152 (LD) |
第七話、第八話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:5 | 1996年6月5日 | KIVA-253 (VHS) KILA-153 (LD) |
第九話、第拾話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:6 | 1996年7月5日 | KIVA-254 (VHS) KILA-154 (LD) |
第拾壱話、第拾弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:7 | 1996年8月7日 | KIVA-255 (VHS) KILA-155 (LD) |
第拾参話、第拾四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:8 | 1996年9月5日 | KIVA-256 (VHS) KILA-156 (LD) |
第拾伍話、第拾六話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:9 | 1996年10月2日 | KIVA-257 (VHS) KILA-157 (LD) |
第拾七話、第拾八話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:10 | 1996年12月5日 | KIVA-258 (VHS) KILA-158 (LD) |
第拾九話、第弐拾話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:11 | 1998年2月4日 | KIVA-259 (VHS) KILA-159 (LD) |
第弐拾壱話、第弐拾弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:12 | 1998年7月3日 | KIVA-260 (VHS) KILA-160 (LD) |
第弐拾参話、第弐拾四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:13 | 1998年8月12日 | KIVA-261 (VHS) KILA-161 (LD) |
第弐拾伍話、ビデオ版第25話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:14 | 1998年9月9日 | KIVA-311 (VHS) KILA-311 (LD) |
最終話、ビデオ版第26話 |
新世紀エヴァンゲリオン Genesis0:X[注釈 59] | - | SVG 7 (VHS) 3SLG 2 (LD) |
第弐拾壱話 - 第弐拾四話(テレビ放映版) |
新世紀エヴァンゲリオン劇場版BOX | 1998年12月23日 | KIVA-9401、9402 (VHS) KILA-9401〜9404 (LD) |
劇場版「シト新生」(DEATH(TRUE)2&REBIRTH)、劇場版「Air/まごころを、君に」 |
初期DVD
巻 | 発売日 | 規格品番[注釈 60] | 収録内容 |
---|---|---|---|
新世紀エヴァンゲリオン Volume 1 | 1997年7月19日 | KIBA-1 GDVD-001 |
第壱話 - 第四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 2 | 1997年8月21日 | KIBA-2 GDVD-002 |
第伍話 - 第八話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 3 | 1997年9月26日 | KIBA-3 GDVD-003 |
第九話 - 第拾弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 4 | 1997年10月22日 | KIBA-4 GDVD-004 |
第拾参話 - 第拾六話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 5 | 1997年12月22日 | KIBA-5 GDVD-005 |
第拾七話 - 第弐拾話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 6 | 1998年11月22日 | KIBA-6 GDVD-006 |
第弐拾壱話 - 第弐拾四話 |
新世紀エヴァンゲリオン Volume 7 | 1999年1月22日 | KIBA-7 GDVD-007 |
第弐拾伍話、ビデオ版第25話、最終話、ビデオ版第26話 |
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 | 1999年9月22日 | KIBA-105、106 GDVD-008、009 |
劇場版「シト新生」(DEATH(TRUE)2&REBIRTH)、劇場版「Air/まごころを、君に」 |
新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 上巻 |
2000年11月15日 | GDVD-010 (GDVD-001〜003) |
第壱話 - 第拾弐話 |
新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 中巻 |
2001年2月21日 | GDVD-011 (GDVD-004、005、006-2) |
第拾参話 - 第弐拾四話[注釈 61] |
新世紀エヴァンゲリオン SECOND IMPACT BOX 下巻 |
2001年6月22日 | GDVD-012 (GDVD-007-2、008、009、013) |
第弐拾伍話、最終話、劇場版「シト新生」(DEATH(TRUE)2&REBIRTH)、劇場版「Air/まごころを、君に」、 PCゲーム「鋼鉄のガールフレンド」(DVD-ROM版) |
リニューアルDVD
巻 | 発売日 | 規格品番 | 収録内容 |
---|---|---|---|
NEON GENESIS EVANGELION 01 TEST-TYPE | 2003年3月26日 | KIBA-1000 | 第壱話、フルサイズOP・EDほか |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.01 | 2003年7月24日 | KIBA-1001 | 第壱話 - 第四話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.02 | KIBA-1002 | 第伍話 - 第八話 | |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.03 | 2003年8月27日 | KIBA-1003 | 第九話 - 第拾弐話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.04 | KIBA-1004 | 第拾参話 - 第拾六話[注釈 62] | |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.05 | 2003年9月26日 | KIBA-1005 | 第拾七話 - 第弐拾話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.06 | KIBA-1006 | 第弐拾壱話、第弐拾弐話、第21話、第22話 | |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.07 | 2003年10月22日 | KIBA-1007 | 第弐拾参話、第弐拾四話、第23話、第24話 |
NEON GENESIS EVANGELION Vol.08 | KIBA-1008 | 第弐拾伍話、最終話 | |
THE FEATURE FILM NEON GENESIS EVANGELION DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に |
2003年11月27日 | KIBA-1009、1010 | 劇場版「DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」 |
THE FEATURE FILM NEON GENESIS EVANGELION DTS COLLECTORS Edition |
2004年11月3日 | KIBA-1209、1210 | |
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX[注釈 63] | 2003年6月25日 | KIBA-91001〜91010 SDG-10008 |
第壱話 - 最終話[注釈 62]、第21話 - 第24話、劇場版「DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」 |
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX〈復刻版〉[注釈 64] | 2007年4月23日 | NBD-91001〜91011 | |
NEON GENESIS EVANGELION DVD-BOX '07 EDITION[注釈 65] | 2007年8月1日 | KIBA-91401〜91410 SDG-10117 | |
日テレ限定 新世紀エヴァンゲリオンDVDボックス[93] | - | (KIBA-1000〜1010) |
HDマスターDVD
巻 | 発売日 | 規格品番 | 収録内容 |
---|---|---|---|
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.1 NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.1 |
2019年7月24日 | KIBA-2317 | 第壱話 - 第四話 |
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.2 NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.2 |
KIBA-2318 | 第伍話 - 第八話 | |
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.3 NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.3 |
KIBA-2319 | 第九話 - 第拾弐話 | |
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.4 NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.4 |
KIBA-2320 | 第拾参話 - 第拾六話[注釈 66] | |
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.5 NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.5 |
KIBA-2321 | 第拾七話 - 第弐拾話 | |
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.6 NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.6 |
KIBA-2322 | 第弐拾壱話、第弐拾弐、第21話、第22話 | |
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.7 NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.7 |
KIBA-2323 | 第弐拾参話、第弐拾四話、第23話、第24話 | |
新世紀エヴァンゲリオン DVD STANDARD EDITION Vol.8 NEON GENESIS EVANGELION DVD STANDARD EDITION Vol.8 |
KIBA-2324 | 第弐拾伍話、最終話 |
その他のDVD
巻 | 発売日 | 規格品番 | 収録内容 |
---|---|---|---|
NEON GENESIS EVANGELION MUSIC&REMIX DVD ツインパック | 2006年8月13日 | KIBA-91299、91300 | 映像付き音楽DVD、初回限定版 |
NEON GENESIS EVANGELION MUSIC DVD | 2006年8月23日 | KIBA-1299 | 映像付き音楽DVD |
NEON GENESIS EVANGELION remix | KIBA-1300 | 映像付き音楽DVD | |
新世紀エヴァンゲリオン TV放映版DVD BOX ARCHIVES OF EVANGELION |
2015年8月26日 | KIBA-92191〜92198 | 第壱話 - 最終話(テレビ放映版)、劇場版「シト新生」(DEATH(TRUE)&REBIRTH) |
Blu-ray
巻 | 発売日 | 規格品番 | 収録内容 |
---|---|---|---|
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray BOX NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX |
2015年8月26日 | KIXA-90501〜90510 | 第壱話 - 最終話[注釈 67]、第21話 - 第24話、ビデオ版第25話、ビデオ版第26話、 劇場版「シト新生」(DEATH&REBIRTH)、劇場版「Air/まごころを、君に」、劇場版「DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」 |
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray BOX STANDARD EDITION NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX STANDARD EDITION |
2019年7月24日 | KIXA-870〜879 | |
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.1 NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.1 |
KIXA-880 | 第壱話 - 第四話 | |
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.2 NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.2 |
KIXA-881 | 第伍話 - 第八話 | |
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.3 NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.3 |
KIXA-882 | 第九話 - 第拾弐話 | |
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.4 NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.4 |
KIXA-883 | 第拾参話 - 第拾六話[注釈 66] | |
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.5 NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.5 |
KIXA-884 | 第拾七話 - 第弐拾話 | |
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.6 NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.6 |
KIXA-885 | 第弐拾壱話、第弐拾弐話、第21話、第22話 | |
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.7 NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.7 |
KIXA-886 | 第弐拾参話、第弐拾四話、第23話、第24話 | |
新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION Vol.8 NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray STANDARD EDITION Vol.8 |
KIXA-887 | 第弐拾伍話、最終話 |
関連作品一覧
劇場版・新劇場版
漫画・小説
音楽作品
主題歌﹁残酷な天使のテーゼ﹂﹁魂のルフラン﹂などのシングル、およびテレビアニメから新劇場版に至るまでのの劇伴を収録したオリジナルサウンドトラックや劇中使用されたクラシック音楽のアルバム、﹃エヴァンゲリオン交響楽﹄などのオーケストラ演奏のライブ・アルバム、﹃EVANGELION -THE BIRTHDAY OF Rei AYANAMI-﹄などキャラクターに関連したコンピレーション・アルバムが多数発売された。書籍
テレビアニメ版のシナリオ集および絵コンテ集、フィルムブック、原画集が複数巻発売された。新劇場版については、原画集のほか、資料やビジュアルストーリーを集めた﹃全記録全集﹄が、各作品ごとに順次発売されている。ゲーム
家庭用ゲーム機向けの各種ゲームのほか、パソコンゲーム、携帯電話用ゲーム・アプリゲーム(パチンコ・パチスロの派生作品を含む)、テーブルトークRPG、トレーディングカードゲームが多数発売された。また2010年代以降、リアル脱出ゲームのイベントも日本国内で頻繁に開催された。
パチンコ・パチスロ
実写映画
2003年にアメリカ合衆国のアニメ・特撮作品配給会社ADVフィルムにより、実写映画化の製作発表がなされたが、2009年9月1日にADVが日本アニメの権利を含む保有資産を売却、企画は以後停止した状態となっている。舞台
2022年11月2日に開催された東急歌舞伎町タワー開業半年前記者発表会にて、2023年5月に上演されることが発表された[96]。また、2023年2月2日に公演の詳細が発表された[97]。本公演は2023年4月14日に開業予定の東急歌舞伎町タワーに新設されるTHEATER MILANO-Zaのこけら落とし公演である[96]。展示会
●ヱヴァンゲリヲンと日本刀展 - 2012年から全国各地で巡回展示をしている[98]。 ●EVANGELION 100.0 - RADIO EVAによる展覧会。2012年から全国各地で巡回展示[99]。 ●エヴァンゲリオン展 - 2013年から全国各地で巡回展示をしている。社会的影響
本作品は新聞や一般言論誌、思想誌、ワイドショー番組や﹃ザ・スクープ﹄のような報道ドキュメンタリー番組など、普段アニメを題材とすることは少ないメディアでも取り扱われ、宮台真司や宮崎哲弥、東浩紀などの評論家によって、社会的影響力の検証が行われた。アニメ雑誌ではない﹃Quick Japan﹄などでの特集や、数々の謎本が出版された[100]。 また、宇野常寛の著作﹃ゼロ年代の想像力﹄でも1990年代の社会全体を覆う﹃気分﹄︵オウム真理教などに代表される破滅︵アルマゲドン︶思想、引きこもりの思想、若者の成熟問題︶を代表する作品として取り上げ、1990年代後半以降のセカイ系諸作品に対する影響性が検証されている。 2006年には、文化庁メディア芸術祭の10周年記念企画として行われたアンケート企画﹁日本のメディア芸術100選﹂のアニメーション部門で第1位に選出された[101]。批評
アニメーションプロデューサーの西沢信孝は﹁10人中2人が大絶賛する様な、正統派ではないマニアックな企画が大ヒットしたという事実は無視できない﹂と驚愕した[102]。 紀里谷和明は﹁合理的に表現していくやり方等、いろんなことを学ばせてもらいました。﹃CASSHERN﹄をやる上で、当初スタッフに無理だと言われていた際の説得材料としても使わせてもらいました﹂と仕事の上での励みになったことを庵野に伝えた[103]。 精神科医の斎藤環は、庵野秀明を﹁境界例﹂的作家に位置すると評した。その系譜には、太宰治を筆頭に、筒井康隆、内田春菊、柳美里らがおり、彼等が境界例的にみえるのは、作家と作品、あるいは作家と読者の関係性のスタイルにおいてとし、それは、まずその作品の飛び抜けた面白さ︵=誘惑の技術︶や、サービスとも挑発ともとれるパフォーマンス︵=行動化︶においてみてとれるとし、庵野秀明がこの系譜に連なりうるのは、まさに﹁抜群に面白いアニメ作品﹂のテレビシリーズをあのように終わらせたことにおいてであると評した。自己啓発セミナー的でもあり夢オチとも卓袱台返しともとれるようなあの結末は、当時のエヴァファンを激怒させた︵あれは作家による﹁行動化﹂以外の何ものでもなかった︶。結局庵野は、最終二話を劇場版で作り直すことになるが、今にして思えば、エヴァのテレビシリーズは、あの最終二話によってこそ伝説となったのではなかったかと斎藤は問う。少年少女からいい歳の大人まで満遍なく魅了し尽くしたウェルメイドなアニメ作品は、その破綻ぶりによって、いわば庵野の﹁私小説﹂としての顔を露呈させてしまったと評す。太宰の作品の多くがそうであるように、﹁境界例﹂的な作品は、そのリアリティを﹁作家の人格﹂によって担保している。作品への関心は、そっくり作家本人への関心と重なるため、どれほどフィクションと断ってあっても、物語と作家自身の体験とがしばしば混同されてしまう。作品のいたるところに、作家自身の素顔がちらつくという意味で、﹁境界例﹂的な作品は、本質的にメタフィクションだと定義し、﹁エヴァ﹂最終二話の﹁学園編﹂において突如現れたメタ・レベルは、こうした﹁境界例﹂的構造のもとで理解される必要があると評した[104]。受賞歴
●第18回日本SF大賞 ●﹃新世紀エヴァンゲリオン﹄︵庵野秀明︶[105] ●文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 ●第1回 優秀賞‥﹃新世紀エヴァンゲリオン﹄[106] ●第17回 優秀賞‥﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q﹄[107] ●日本のメディア芸術100選 ●アニメーション部門1位‥﹃新世紀エヴァンゲリオン﹄[108] ●日本アカデミー賞 ●第21回 話題賞・作品部門‥﹃新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に﹄[109] ●第31回 優秀アニメーション作品賞‥ ﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序﹄[110] ●第33回 優秀アニメーション作品賞‥ ﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破﹄[111] ●第36回 優秀アニメーション作品賞‥ ﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q﹄[112] ●第45回 最優秀アニメーション作品賞・話題賞作品部門‥ ﹃シン・エヴァンゲリオン劇場版﹄[113] ●日本映画批評家大賞 ●第22回アニメーション監督賞︵﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q﹄︶ ●第31回アニメーション監督賞︵﹃シン・エヴァンゲリオン劇場版﹄︶ ●第39回日本レコード大賞 ●企画賞‥﹃新世紀エヴァンゲリオン﹄[114] ●日本ゴールドディスク大賞 ●第11回‥ アルバム賞 アニメ・学芸部門‥﹃NEON GENESIS EVANGELION ADDITION﹄[115] ●第11回‥ 特殊表彰‥﹃新世紀エヴァンゲリオン﹄Genesis 0:1〜0:10 ●第12回‥ アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー‥﹃EVANGELION:DEATH﹄[116] ●アニメーション神戸 ●第1回‥ テレビ番組の部 ﹃新世紀エヴァンゲリオン﹄[117] ●第1回‥ 部門賞・演出部門‥﹃庵野秀明﹄[117] ●第2回‥ 会場特別賞‥﹃新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生﹄、﹃新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に﹄[117] ●第2回‥ インタラクティブ・ソフトの部‥﹃新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド﹄[117] ●第2回‥ 音楽部門‥﹃鷺巣詩郎﹄[116][117] ●第13回‥ 神戸賞 作品賞・劇場部門‥ ﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序﹄ ●第3回AMD Award'97 ●パッケージ部門・Best Writer賞‥﹃新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド﹄[118] ●第27回AMD Award'2021 ●優秀賞‥﹃シン・エヴァンゲリオン劇場版﹄[119] ●JASRAC賞 ●2008年 銀賞‥﹃新世紀エヴァンゲリオンBGM﹄[120] ●2010年 銅賞‥﹁残酷な天使のテーゼ﹂[121] ●2011年 金賞‥﹁残酷な天使のテーゼ﹂[122] ●ゴールデングロス賞 ●第15回‥ 優秀銀賞 ﹃新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に﹄﹃新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生﹄ ●第25回‥ 話題賞 ﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序﹄ ●第27回‥ 優秀銀賞 ﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破﹄ ●第39回‥ 最優秀・金賞 ﹃シン・エヴァンゲリオン劇場版﹄ ●アニメージュ・アニメグランプリ ●グランプリ 第18回︵1995年︶第19回︵1996年︶第20回︵1997年︶ ●グランプリEDITORS CHOICE 第18回︵1995年︶第19回︵1996年︶第20回︵1997年︶ ●サブタイトル部門︵第24話、最後のシ者︶第19回︵1996年︶ ●男性キャラクター部門︵碇シンジ︶第19回︵1996年︶第20回︵1997年︶ ●女性キャラクター部門︵綾波レイ︶第18回︵1995年︶第19回︵1996年︶ ●アニメソング部門︵残酷な天使のテーゼ︶第18回︵1995年︶第19回︵1996年︶ ●歴代ベストワン作品部門 第20回︵1997年︶ ●第22回デジタルコンテンツグランプリ︵2007年︶ ●DCAj会長賞‥﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序﹄[123] ●東京アニメアワード ●2006年‥ マイベストアニメ‥﹃新世紀エヴァンゲリオン﹄ ●2008年‥ アニメーション オブ ザ イヤー‥﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序﹄ ●2008年‥ 個人部門・監督賞‥庵野秀明﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序﹄ ●2010年‥ 個人部門・音楽賞‥鷺巣詩郎﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破﹄ ●2021年‥ アニメーション オブ ザ イヤー‥﹃シン・エヴァンゲリオン劇場版﹄ ●2021年‥ 個人賞・原作・脚本部門、監督・演出部門‥庵野秀明﹃シン・エヴァンゲリオン劇場版﹄ ●第16回声優アワード︵2021年︶ ●シナジー賞﹃エヴァンゲリオンシリーズ﹄ ●PlayStation Awards 2009 ●PlayStation Store 特別賞‥﹃葛城ミサト報道計画﹄ ●第15回リヨン・アジア映画祭 ●アニメ部門第1位‥﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破﹄ ●BDA Disc Title Award 2010 ●大賞:﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION‥2.22 YOU CAN︵NOT︶ADVANCE.﹄ ●DEG ジャパン・アワード ブルーレイ大賞 ●ユーザー特別賞:﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION‥2.22 YOU CAN︵NOT︶ADVANCE.﹄ ●Amazonランキング大賞2015 ●コミック総合ランキング大賞1位:﹃新世紀エヴァンゲリオン第14巻︵プレミアム限定版︶﹄ ●平成アニソン大賞[124] ●大賞、作品賞︵1989年 - 1999年︶‥﹁残酷な天使のテーゼ﹂ ●企画賞︵1989年 - 1999年︶‥﹁FLY ME TO THE MOON﹂ ●映画主題歌賞︵1989年 - 1999年︶‥﹁魂のルフラン﹂ ●令和3年アニソン大賞︵SMEJ︶ ●大賞︵2021年︶‥宇多田ヒカル﹁One Last Kiss﹂ ●SPACE SHOWER MUSIC AWARDS2022 ●BEST CONCEPTUAL VIDEO ‥ 宇多田ヒカル﹁One Last Kiss﹂︵監督‥庵野秀明︶ ●第53回星雲賞 ●自由部門‥﹃ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの完結﹄ 受賞対象者‥庵野秀明 ●﹁JOYSOUNDカラオケ30周年ランキング﹂ ●楽曲ランキング︵総合︶1位‥﹁残酷な天使のテーゼ﹂‥高橋洋子 ●アニソンランキング︵総合︶1位‥﹁残酷な天使のテーゼ﹂‥高橋洋子 ●年代別アニソンランキング ●2000年代3位‥﹁残酷な天使のテーゼ﹂‥高橋洋子 ●2010年代1位‥﹁残酷な天使のテーゼ﹂‥高橋洋子 ●2020年代2位‥﹁残酷な天使のテーゼ﹂‥高橋洋子売上記録
1997年当時の関連商品の総売り上げ金額は300億円を超え[125]、2007年時点では、関連商品の総売り上げ金額は1500億円を突破している[126]。コンテンツ業界への影響
本作品は社会現象にまでなった1990年代を代表するアニメ作品であり、蓄積された邦画や日本の特撮、アニメーションの技法を濃縮した作風に加え、キャラクターの内的側面を表現するなど、斬新な演出が後続するアニメ作品に多大な影響を与えた︵アニメ作品以外にもこの傾向はみられる︶[注釈 68]。 また、テレビドラマ﹃踊る大捜査線﹄も本作品から演出に関して複数のモチーフを得ていることで知られる[要出典]。 ﹃宇宙戦艦ヤマト﹄︵1974年︶、﹃機動戦士ガンダム﹄︵1979年︶に続く第3次アニメ革命と言われた[127]。従来のロボットアニメが玩具の売り上げのための販促としての性格を色濃く持っていたのに対し[注釈 69]、アニメ作品の映像ソフト自体に販売、購入価値を見出せる作風であり、本作品以後、﹁パッケージ性﹂と呼ばれるこの性格を強め、テレビアニメの制作費を映像ソフト化で賄う仕組みができた[128]。 コンテンツ業界では、元々一つのメディアでしか表現されていなかった作品︵原作︶の商品広告を小説、漫画、アニメ、ゲーム、音楽CD、映画、キャラクターグッズ販売などの多数のメディアと組み合わせて商品展開させ、各メディアの弱点を補う﹁メディアミックス﹂と呼ばれる手法が1980年代後半から盛んになっていた。本作品は同時期の﹃スレイヤーズ﹄シリーズ、﹃機動戦艦ナデシコ﹄と共にその潮流を確立させたものであり、特に﹁原作のないアニメ主体のメディアミックス﹂の嚆矢となった存在である[129]。 本作の成功はアニメブームに繋がり、放送後の1997年ごろからは首都圏でテレビアニメが週約50本放送される空前のブームとなった。本番組の深夜帯再放送における高視聴率をきっかけにアニメの深夜放送︵いわゆる深夜アニメ︶が増加したことと合わせて、現在のアニメ放送体系を決定付けたと言える[注釈 70][注釈 71]。テレビアニメにおける製作委員会方式の初期試用作品であり[注釈 72]、その傑出した成功例である本作品は、現在主流となっている同製作体制を増加させる一因となった[132]。ただし、この製作委員会方式はアニメの粗製濫造を招いたとして2007年からの﹃新劇場版﹄ではこれと訣別しカラーの100%出資により経済的リスクも全て負うことになった[133]。 また、物語終盤にいくにつれ、社会やそれに関わる人々がほとんど描写されることなく、主人公・碇シンジのとる行動や内面性がそのまま﹁世界の危機﹂にシンクロして描かれる。このような﹁悩める主人公の精神世界と現実世界がシンクロし、世界の命運を左右するかのような設定﹂は、後にセカイ系と呼ばれるジャンルの形成に大いに寄与し[47]、別名﹁ポスト・エヴァンゲリオン症候群﹂と呼ばれることがある[134]。ホビーアイテム
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本放送の終了と前後して作品人気が高まった時期から、ホビーアイテムも登場した。バンダイでは、当初LM(リミテッドモデル)と銘打ったプラモデルシリーズを展開した。この商品は発泡剤を含ませたプラスチックを簡易金型で成型したものであり、その素材と生産の都合上シャープな造形ではなく可動部も少ないものであったが、発売と同時に売切が続出する。これに手応えを感じた同社では、即座に上位モデルとしてLMHG(リミテッドモデル・ハイグレード)シリーズを企画する。こちらは同社の看板商品であるガンプラで培われた技術をふんだんに持ち込んだ設計で、特に腕はアニメ設定の肘関節が露出しない構造を再現するため、一種のアーマチュア(可動式骨格)構造を持ったフレームの上に軟質素材を被せた状態で成型するというこだわりを見せ、ヒット商品となった。両シリーズとも劇中に登場するエヴァシリーズ全機が商品化された上に、使徒も一部商品化されている。
また、当時ヒットの兆しを見せていたトレーディングカードの分野でもバンダイで商品化がなされ、こちらもヒットを記録した。同社は低年齢層向けのカード自販機ブランド「カードダス」を有しており、SDガンダムなどのカードをリリースしていたが、対象年齢の違いから当初は「カードダスマスターズ」ブランドでの発売となっている(後に「カードダス」ブランドでも発売された)。
これらの商品は、当時ホビー分野の商品化権をセガが有していた関係上、バンダイはセガからセカンドライセンス(2次版権)を取得する形での販売となった。このため、当時の商品パッケージには発売元がセガであると明記されている。
こういったハイターゲット向けのアイテムがいずれもヒットしたことが、後のアクションフィギュアブームに乗る形での商品化へと繋がり、世紀を越えてなお多数の新規ホビーアイテムがリリースされ続ける状況の先鞭をつけたといえる。なお、商品化権に関してはその後セガの独占的な権利が消尽し、2010年現在ではバンダイや海洋堂など有名メーカーから様々な商品が発売されている。またセガも、女性キャラクターのフィギュアを中心にアミューズメントスポットに置かれているクレーンゲーム用景品としてリリースし続けている。
アパレル商品
脚注
注釈
出典
参考文献
雑誌
●月刊ニュータイプ編集部﹁庵野秀明と貞本義行の対談﹂﹃月刊ニュータイプ﹄1995年1月号、角川書店、1995年1月。 ●月刊ニュータイプ編集部﹁新たなる挑戦 SKILL UP!﹂﹃月刊ニュータイプ﹄1995年4月号、角川書店、1995年4月。 ●月刊ニュータイプ編集部﹁ANIME LAND﹂﹃月刊ニュータイプ﹄1996年4月号、角川書店、1996年4月。 ●月刊ニュータイプ編集部﹁EVA、再擧 新世紀エヴァンゲリオン 庵野秀明スペシャルインタビュー﹂﹃月刊ニュータイプ﹄1996年6月号、角川書店、1996年6月。 ●月刊ニュータイプ編集部﹁最終決戦のはじまり﹂﹃月刊ニュータイプ﹄2006年10月号、角川書店、2006年10月。 ●月刊少年エース編集部﹃月刊少年エース﹄1996年6月号、角川書店、1996年6月。 ●月刊少年エース編集部﹁お貞本 貞本義行ロングインタビュー﹂﹃月刊少年エース﹄2002年12月号、角川書店、2002年12月。 ●アニメディア編集部﹁TVステーションネットワーク﹂﹃アニメディア﹄1996年7月号、学習研究社、1996年7月。 ●アニメージュ編集部﹁全国放送局別放送リスト﹂﹃アニメージュ﹄1996年10月号、徳間書店、1996年10月。 ●アニメージュ編集部﹁全国放送局別放送リスト﹂﹃アニメージュ﹄1997年8月号、徳間書店、1997年8月。 ●アニメージュ編集部﹁全国放送局別放送リスト﹂﹃アニメージュ﹄1997年10月号、徳間書店、1997年10月。 ●アニメージュ編集部﹁全国放送局別放送リスト﹂﹃アニメージュ﹄1997年12月号、徳間書店、1997年12月。 ●キネマ旬報編集部﹁エヴァ……愛の迎撃。あるいは悲観的運命への抵抗。﹂﹃キネマ旬報﹄第1218巻1997年3月下旬号、キネマ旬報社、1997年3月。 ●キネマ旬報編集部﹃キネマ旬報﹄第1490巻2007年9月上旬号、キネマ旬報社、2007年9月。 ●SF Japan編集部﹃SF Japan﹄第5巻2002年夏季号、徳間書店、2002年9月、ISBN 4-19-720214-8。 ●週刊プレイボーイ編集部﹁エヴァンゲリオン10年目の真実﹂﹃週刊プレイボーイ﹄第23巻2006年6月5日号、集英社、2006年6月5日。 ●サブラ編集部﹃サブラ﹄第15巻2007年9月27日号、小学館、2007年9月27日。書籍
●﹃新世紀エヴァンゲリオン﹄角川書店︿ニュータイプ100%コレクション﹀、1997年2月28日。ISBN 4-04-852700-2。 ●大泉実成、庵野秀明﹃庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン﹄太田出版︿¥800本﹀、1997年3月17日。ISBN 4-87233-315-2。 ●竹熊健太郎、庵野秀明﹃庵野秀明 パラノ・エヴァンゲリオン﹄太田出版︿¥800本﹀、1997年3月17日。ISBN 4-87233-316-0。 ●﹃このミステリーがすごい!﹄編集部﹃このライトノベルがすごい! 2005﹄宝島社、2004年12月。ISBN 4-7966-4388-5。 ●堀田純司﹃ガイナックス・インタビューズ﹄講談社、2005年。ISBN 978-4063646436。 ●RADIO EVA 編﹃EVANGELION 100.0﹄PARCO出版、2013年5月。ISBN 978-4-86506-011-9。 ●斎藤環﹃承認をめぐる病﹄日本評論社、2013年12月。ISBN 978-4-535-98401-1。新聞
●大塚英志﹁﹃オウム﹄を超えるはずが…﹂﹃読売新聞﹄、1996年4月1日。 ●富山新聞編集部﹁テレビ欄﹂﹃富山新聞﹄、1997年3月31日、朝刊。 ●福島民報編集部﹁テレビ欄﹂﹃福島民報﹄、1997年4月1日、朝刊。 ●福島民報編集部﹁テレビ欄﹂﹃福島民報﹄、1997年9月30日、朝刊。 ●秋田魁新報編集部﹁テレビ欄﹂﹃秋田魁新報﹄、1997年10月17日、朝刊。 ●秋田魁新報編集部﹁テレビ欄﹂﹃秋田魁新報﹄、1998年3月13日、朝刊。外部リンク
- 公式サイト
- エヴァンゲリオン公式サイト
- エヴァ・インフォメーション
- 新世紀エヴァンゲリオン (GAINAX NET) - ウェイバックマシン(2015年12月1日アーカイブ分)
- 株式会社カラー
- 新世紀エヴァンゲリオン NHKアニメワールド - ウェイバックマシン(2016年9月9日アーカイブ分)
- 新世紀エヴァンゲリオン - NHK放送史
- GroundWorks - 著作権管理会社
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