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| relations =

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| influences = [[カール・マルクス]]<br />[[親鸞]]<br />今氏乙治<br />[[宮沢賢治]]<br />[[高村光太郎]]<br />[[萩原朔太郎]]<br />[[横光利一]]<br />[[小林秀雄 (批評家)|小林秀雄]]<br />[[近代文学 (雑誌)|近代文学]]同人<br />[[荒地 (詩誌)|荒地]]同人の詩人

| influences = [[カール・マルクス]]<br />[[親鸞]]<br />今氏乙治<br />[[宮沢賢治]]<br />[[高村光太郎]]<br />[[萩原朔太郎]]<br />[[横光利一]]<br />[[小林秀雄 (批評家)|小林秀雄]]<br />[[近代文学 (雑誌)|近代文学]]同人<br />[[荒地 (詩誌)|荒地]]同人の詩人

| influenced = 荒地同人の詩人<br />[[吉増剛造]]<br />[[福島泰樹]]<br />[[中上健次]]<br />[[遠藤ミチロウ]]<br />[[添田馨]]<br />[[野村喜和夫]]<br />[[磯田光一]]<br />[[加藤典洋]]<br />[[糸井重里]] <br />[[山口一郎 (歌手)|山口一郎]]<br />[[細田守]]

| influenced = 荒地同人の詩人<br />[[吉増剛造]]<br />[[福島泰樹]]<br />[[中上健次]]<br />[[遠藤ミチロウ]]<br />[[添田馨]]<br />[[野村喜和夫]]<br />[[磯田光一]]<br />[[加藤典洋]]<br />[[糸井重里]] <br />[[山口一郎 (歌手)|山口一郎]]など多数

[[茂木健一郎]] など多数

| awards = 小林秀雄賞(2003年)<br />藤村記念歴程賞(2003年)<br />第19回宮沢賢治賞(2008年)

| awards = 小林秀雄賞(2003年)<br />藤村記念歴程賞(2003年)<br />第19回宮沢賢治賞(2008年)

| debut_works = 『固有時との対話』(1952年)

| debut_works = 『固有時との対話』(1952年)

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''' ''' [[1924]]︿[[]]13[[1125]] - [[2012]]︿[[]]24[[316]][[]][[]]<ref>{{Cite web||url=https://mainichi.jp/articles/20170301/ddm/015/070/019000c|title= |publisher=|date=2017-03-01|accessdate=2021-02-16}}</ref>[[]][[]][[]][[]]

''' ''' [[1924]]︿[[]]13[[1125]] - [[2012]]︿[[]]24[[316]][[]][[]]<ref>{{Cite web||url=https://mainichi.jp/articles/20170301/ddm/015/070/019000c|title= |publisher=|date=2017-03-01|accessdate=2021-02-16}}</ref>[[]][[]][[]][[]]


米沢高等工業学校(現在の[[山形大学]]工学部)卒業。


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[[東京工業大学]]電気化学科卒業。学位は[[学士]]。




(1952)(1956)(1958)(1957)(1968)(1989)<!--<ref>[https://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2009/0104.html ETV   --]200914</ref>[[]][[]][[]]<ref>[http://www.chuokoron.jp/2011/11/12_2.html   ] [[]]201112 :[[]]×[[]]</ref>[[ABO|]]A-->

(1952)(1956)(1958)(1957)(1968)(1989)<!--<ref>[https://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2009/0104.html ETV   --]200914</ref>[[]][[]][[]]<ref>[http://www.chuokoron.jp/2011/11/12_2.html   ] [[]]201112 :[[]]×[[]]</ref>[[ABO|]]A-->
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60年安保直後に、その総括をめぐって全学連主流派が混乱状態に陥った{{efn|全学連主流派を牽引した60年安保ブント(安保終結後解体)に関しては当時、一員であった[[西部邁]]の『60年安保センチメンタルジャーニー』(1986年。再発2007洋泉社)が当時の雰囲気を伝えている。島成郎についても、一章を割いて論じている。}}以降は、「自立の思想」を標榜して雑誌「[[試行]]」を創刊(61年9月)。この『試行』において吉本は、既成のメディア・ジャーナリズムによらず、ライフワークと目される『言語にとって美とは何か』、『心的現象論』を執筆・連載した。「試行」創刊号の吉本筆の編集後記では「試行はここに、いかなる既成の秩序、文化運動からも自立したところで創刊される。(中略)同人はもちろん、寄稿者も、自己にとってもっとも本質的な、もっとも力をこめた作品を続けるという作業をつづけながら、叙々に結晶するという方策のほかに出発点をもとめないしもとめることにあまり意味を認めない。」とその理念が述べられている{{efn|61年6月には、「退廃の誘い」と言う論考において、「自立組織が各種各様にある求心的な運動をつづけ、脈絡をつけては、核のほうこうへ繰り込み、また脈絡をルーズにして各種各様の自立的な運動を続けながら徐々に結晶していく」という組織論=運動論が述べられている。}}。[[1962年]]に黒田寛一が[[第6回参議院議員通常選挙]][[全国区]]に出馬するも落選した。得票数は2万余りに過ぎず惨敗であった。吉本は6月に、「黒寛教祖を仰ぐ狂信的宗教団体マル学同の暴挙を許すな」という共同声明を[[清水幾太郎]]、[[香山健一]]、[[森田実]]など数10名とともに提出した。

60年安保直後に、その総括をめぐって全学連主流派が混乱状態に陥った{{efn|全学連主流派を牽引した60年安保ブント(安保終結後解体)に関しては当時、一員であった[[西部邁]]の『60年安保センチメンタルジャーニー』(1986年。再発2007洋泉社)が当時の雰囲気を伝えている。島成郎についても、一章を割いて論じている。}}以降は、「自立の思想」を標榜して雑誌「[[試行]]」を創刊(61年9月)。この『試行』において吉本は、既成のメディア・ジャーナリズムによらず、ライフワークと目される『言語にとって美とは何か』、『心的現象論』を執筆・連載した。「試行」創刊号の吉本筆の編集後記では「試行はここに、いかなる既成の秩序、文化運動からも自立したところで創刊される。(中略)同人はもちろん、寄稿者も、自己にとってもっとも本質的な、もっとも力をこめた作品を続けるという作業をつづけながら、叙々に結晶するという方策のほかに出発点をもとめないしもとめることにあまり意味を認めない。」とその理念が述べられている{{efn|61年6月には、「退廃の誘い」と言う論考において、「自立組織が各種各様にある求心的な運動をつづけ、脈絡をつけては、核のほうこうへ繰り込み、また脈絡をルーズにして各種各様の自立的な運動を続けながら徐々に結晶していく」という組織論=運動論が述べられている。}}。[[1962年]]に黒田寛一が[[第6回参議院議員通常選挙]][[全国区]]に出馬するも落選した。得票数は2万余りに過ぎず惨敗であった。吉本は6月に、「黒寛教祖を仰ぐ狂信的宗教団体マル学同の暴挙を許すな」という共同声明を[[清水幾太郎]]、[[香山健一]]、[[森田実]]など数10名とともに提出した。

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アカデミックな経歴を持たない吉本は、自身の著述活動・知的探求を独学で身に付けた知識で支えた。

アカデミックな経歴を持たない吉本は、自身の著述活動・知的探求を独学で身に付けた知識で支えた。




<ref>  199411p.170, 194, 394ISBN 4-7966-0873-7</ref>

<ref>  199411p.170, 194, 394ISBN 4-7966-0873-7</ref>



1978[[|]][[]]<ref>Dits et ecrits 1954-1988 par Michel Foucault,III 1976-1979,Gallimard,1994</ref>[[]][[]]<ref>[[]]  199110{{|date=2018-10-17}}</ref>

1978[[|]][[]]<ref>Dits et ecrits 1954-1988 par Michel Foucault,III 1976-1979,Gallimard,1994</ref>[[]][[]]<ref>[[]]  199110{{|date=2018-10-17}}</ref>


ちなみに『共同幻想論』は[[中田平]]によって1980年代後半フランス語に訳されている<ref>吉本隆明・中田平 「ミシェル・フーコーと『共同幻想論』」 丸山学芸図書、1999年3月。</ref>。

『共同幻想論』は[[中田平]]によって1980年代後半フランス語に訳されている<ref>吉本隆明・中田平 「ミシェル・フーコーと『共同幻想論』」 丸山学芸図書、1999年3月。</ref>。



=== マルクス主義への評価 ===

=== マルクス主義への評価 ===

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もっともオウム真理教は小さい天皇と同じで「生き神様主義だ」とも述べている{{sfn|吉本・高岡|2005|p=95}}。

もっともオウム真理教は小さい天皇と同じで「生き神様主義だ」とも述べている{{sfn|吉本・高岡|2005|p=95}}。



みに1984年の段階では、[[中沢新一]]の『チベットのモーツァルト』に関連して、吉本は、「意識を[[薬物乱用|ドラッグ]]によらずに死や瀕死の状態に持ってゆくまでの体術修練や、その過程の各段階で起る擬幻覚現象や意識の離脱体験自体には、精神健康法以外の何の意味もない」「日本浄土教は、仏教浄土門の思想的な集大成として、とっくに親鸞によってそんなの(「チベット密教観相浄土のいかがわしい体術」)完全に否定」されてしまった。「ただ、中沢の手柄は、[[チベット密教]]の体術修練の過程で起る意識状態と意識幻覚の過程をかなり厳密に記述したというところにある。」「極楽論」は感心して読んで得るところがおおかった。俺もいつか力を蓄えられたらおなじことを、やってみたい」と述べている{{sfn|吉本|2008c|p=39}}。

お、1984年の段階では、[[中沢新一]]の『チベットのモーツァルト』に関連して、吉本は、「意識を[[薬物乱用|ドラッグ]]によらずに死や瀕死の状態に持ってゆくまでの体術修練や、その過程の各段階で起る擬幻覚現象や意識の離脱体験自体には、精神健康法以外の何の意味もない」「日本浄土教は、仏教浄土門の思想的な集大成として、とっくに親鸞によってそんなの(「チベット密教観相浄土のいかがわしい体術」)完全に否定」されてしまった。「ただ、中沢の手柄は、[[チベット密教]]の体術修練の過程で起る意識状態と意識幻覚の過程をかなり厳密に記述したというところにある。」「極楽論」は感心して読んで得るところがおおかった。俺もいつか力を蓄えられたらおなじことを、やってみたい」と述べている{{sfn|吉本|2008c|p=39}}。



=== 「現代思想」評価について ===

=== 「現代思想」評価について ===

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*{{要出典範囲|date=2016年8月26日 (金) 10:04 (UTC)|1981年[[中野孝次]]らが発起人となってはじめ、500人以上の文学者の賛同署名を集め、2千万人の署名運動に進展し、翌年には三十五万人が集会に参加した文学者の反核声明<ref>『「[[反核]]」異論』(深夜叢書社, 1982年)</ref>{{efn|他に[[小田切秀雄]]、[[西田勝]]、[[小田実]]が発起人。}}を、結局アメリカを「戦争挑発の資本主義国」ソ連を「平和勢力」とすることにしかならない、と反「反核声明」の意思表示した。それに対して批判が巻き起こったが、別に「核戦争」に賛成しているわけではない、反核声明に反対しているだけである。それを行っただけで自分がすぐに原爆賛成派、戦争肯定派にしたてあげられていく状況は、「誰からも非難や批判を受けなくてすむ正義」を振りかざすものがまかり通る、「社会ファシズム」であり「戦前の[[日本文学報国会]]」の裏返しだと応じた}}。

*{{要出典範囲|date=2016年8月26日 (金) 10:04 (UTC)|1981年[[中野孝次]]らが発起人となってはじめ、500人以上の文学者の賛同署名を集め、2千万人の署名運動に進展し、翌年には三十五万人が集会に参加した文学者の反核声明<ref>『「[[反核]]」異論』(深夜叢書社, 1982年)</ref>{{efn|他に[[小田切秀雄]]、[[西田勝]]、[[小田実]]が発起人。}}を、結局アメリカを「戦争挑発の資本主義国」ソ連を「平和勢力」とすることにしかならない、と反「反核声明」の意思表示した。それに対して批判が巻き起こったが、別に「核戦争」に賛成しているわけではない、反核声明に反対しているだけである。それを行っただけで自分がすぐに原爆賛成派、戦争肯定派にしたてあげられていく状況は、「誰からも非難や批判を受けなくてすむ正義」を振りかざすものがまかり通る、「社会ファシズム」であり「戦前の[[日本文学報国会]]」の裏返しだと応じた}}。




*[[]]197719831993 {{sfn||1998|p=150}}198218

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== 著書 ==

== 著書 ==

=== 単著 ===

=== 単著 ===

====1950年代====

==== 1950年代 ====

* 『芸術的抵抗と挫折』([[未來社]], 1959年)、こぶし書房、2012年

* 『芸術的抵抗と挫折』([[未來社]], 1959年)、こぶし書房、2012年

:: 「マチウ書試論」収録。[[松本昌次]]新版解説(担当者)

:: 「マチウ書試論」収録。[[松本昌次]]新版解説(担当者)

* 『抒情の論理』(未來社, 1959年)

* 『抒情の論理』(未來社, 1959年)



====1960年代====

==== 1960年代 ====

* 『擬制の終焉』([[現代思潮社]]、1962年)

* 『擬制の終焉』([[現代思潮社]]、1962年)

* 『[[丸山真男]]論』(一橋新聞部, 1963年)、のち増補改稿版

* 『[[丸山真男]]論』(一橋新聞部, 1963年)、のち増補改稿版

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* 『情況への発言』([[徳間書店]], 1968年)、完本版・洋泉社、2011年

* 『情況への発言』([[徳間書店]], 1968年)、完本版・洋泉社、2011年



====1970年代====

==== 1970年代 ====

* 『自立の思想的拠点』(徳間書店, 1970年)

* 『自立の思想的拠点』(徳間書店, 1970年)

* 『情況』(河出書房新社, 1970年)

* 『情況』(河出書房新社, 1970年)

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* 『悲劇の解読』(筑摩書房, 1979年12月)、ちくま学芸文庫 1997年

* 『悲劇の解読』(筑摩書房, 1979年12月)、ちくま学芸文庫 1997年



====1980年代====

==== 1980年代 ====

* 『初源への言葉』(青土社, 1980年2月)

* 『初源への言葉』(青土社, 1980年2月)

* 『世界認識の方法』(中央公論社, 1980年6月)

* 『世界認識の方法』(中央公論社, 1980年6月)

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* 『像としての都市 吉本隆明・都市論集』(弓立社, 1989年9月)

* 『像としての都市 吉本隆明・都市論集』(弓立社, 1989年9月)



====1990年代====

==== 1990年代 ====

* 『[[西行]]論』([[講談社文芸文庫]], 1990年2月)、新編

* 『[[西行]]論』([[講談社文芸文庫]], 1990年2月)、新編

* 『ハイ・イメージ論2』(福武書店, 1990年)、のち福武文庫、ちくま学芸文庫

* 『ハイ・イメージ論2』(福武書店, 1990年)、のち福武文庫、ちくま学芸文庫

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* 『親鸞 決定版』(春秋社, 1999年12月、新版2004年)

* 『親鸞 決定版』(春秋社, 1999年12月、新版2004年)



====2000年代====

==== 2000年代 ====

* 『写生の物語』(講談社, 2000年6月)、講談社文芸文庫、2017年

* 『写生の物語』(講談社, 2000年6月)、講談社文芸文庫、2017年

* 『幸福論』([[青春出版社]], 2001年3月)

* 『幸福論』([[青春出版社]], 2001年3月)


2024年6月4日 (火) 01:45時点における版

吉本 隆明
(よしもと たかあき)
1965年10月14日、田端の自宅で撮影
ペンネーム 逸見 明(いつみ あきら)
誕生 同じ
(1924-11-25) 1924年11月25日
日本の旗 日本東京府東京市月島
死没 (2012-03-16) 2012年3月16日(87歳没)
日本の旗 日本東京都文京区千駄木
墓地 日本の旗 日本・東京都杉並区築地本願寺和田堀廟所
職業 詩人評論家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 東京工業大学電気化学科卒業
活動期間 1952年 - 2012年
ジャンル 評論
文学活動 荒地
試行
代表作 『固有時との対話』(1952年)
『転位のための十篇』(1953年)
主な受賞歴 小林秀雄賞(2003年)
藤村記念歴程賞(2003年)
第19回宮沢賢治賞(2008年)
デビュー作 『固有時との対話』(1952年)
配偶者 和子(1956年[注釈 1] - 死去)
子供 ハルノ宵子(長女)
吉本ばなな(次女)
ウィキポータル 文学
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吉本隆明
人物情報
生誕 (1924-11-25) 1924年11月25日
死没 (2012-03-16) 2012年3月16日(87歳没)
学問
研究機関 東京工業大学世界文明センター特任教授
特筆すべき概念 戦後日本の思想
主要な作品 『芸術的抵抗と挫折』(1959年)
『言語にとって美とはなにか』(1965年)
共同幻想論』(1968年)
『心的現象論序説』(1971年)
『マス・イメージ論』(1984年)
影響を受けた人物 カール・マルクス
ジークムント・フロイト
シモーヌ・ヴェイユ (哲学者)
マタイの福音書
小林秀雄
親鸞
保田与重郎
遠山啓など多数
影響を与えた人物 磯田光一
川上春雄
三上治
月村敏行
山本哲士
上村武男
高橋順一
神山睦美
上野千鶴子
中沢新一
内田樹
宮台真司
60年安保闘争
共産主義者同盟叛旗派など多数
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 , 19821

 , 1982

, 19824

, 1982

, 19837

 , 198410

, 1984

 , 19851

n, 19851 (1)

, 19856

, 19851

, 19859 1992MC 2009

 , 19859

 , 19866

︿ , 198610

 , 198610

 , 198612

, 198612

 SF, 19878

西, 198711

 , 198712

1, 1989

, 1989

, 198812

, 19891

, 19897  1996

 , 19899

1990


西, 19902

2, 1990

, 199010

, 199010

JICC, 199011, 1995

 , 199012

, 199011

 , 19916

, 19923

, 19924

, 19929

, 199210

JICC, 19933 1997 2000  2019

3, 19943 2003

, 19939

, 199311

, 19941

, 19941

, 19947

, 199411

, 199412

, 199412

 , 199522006

, 1995 1997

, 1995319982016

, 19958 2003

, 19957

 , 199510

, 1995 1998

, 1995

 , 19963

, 19963

   199645

 , 19969

 , 19967

 , 19971

 5, 19976 2000

, 19976

, 19978

, 199712

, 19981 2004

 , 1998

, 19989

 , 19994

, 19993

, 19995  2001

, 1999

, 19997

!, 19999

 , 1999122004

2000


, 200062017

, 20013

 200142008

 , 20016

α, 20019

 20019

, 200111

 , 200111

 , 20024

, 20026

 , 200212SB

, 2002112009

 , 20032

, 200342009

 調, 200312

20041

, 20042

, 20044

, 20047

, 20048

, 20049

, 200411

, 20053

, 20053

2120056

 , 20051

13 , 20059

, 20061

, 20063

 , 20063

, 20067

 , 20065

, 20065

MC, 20069

, 200610

, 200611

, 200712013

, 2007220117

 , 200762012

, 20079

, 20081

1 19621975MC, 20081

2 19761983, 20083

3 19841997, 20085201111

, 200872022

  2008

2008

 2009


 2012

2012

  2012

2013320163

2014

20151

 , 20157

2016

2016

2019

 2019

 2020

2020

 2021

 602021

 0042022

SONDEOS A0120221

 2024


 , 1956

   1960

4, 1964


2 1955-1959  , 1965


 1972.5 


 , 1975

 , 1976

   1975.10

 , 1976

, 1976


 1954 , 1976
R

 西西,  1978.12

 , 1981.7

  , 1982

 , 1983

 , 1983.5
西

 , 1983.10

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 , 1986.5


 , 1986.7

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, 1990.10


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<> , 1993.12

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1995

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× , 1997.2

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, 200320084

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︿1220122015

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CD


2001200818

2008694320095

DVD


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20091NHK ETV DVD

2008

40[102]

注釈



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(十)^  19534

(11)^ 5

(12)^ 19604 

(13)^ 30[7]

(14)^ 60西6019862007

(15)^ 616退

(16)^ 6060960616162520001020001022

(17)^ 11

(18)^ 3退[8]

(19)^ (1976)197710 1(1983)13

(20)^ 

(21)^ 

(22)^ 1987

(23)^ ETV200814[12]

(24)^ 8P21p24p2529p60

(25)^ [23]

(26)^ 

(27)^ 2007[42]

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(30)^ 606[58][59][60] 

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出典



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インタビュー