「新幹線N700S系電車」の版間の差分
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確認試験車、量産車とも[[日本車輌製造]]と[[日立製作所]][[日立製作所笠戸事業所|笠戸事業所]]で製造されている。 |
確認試験車、量産車とも[[日本車輌製造]]と[[日立製作所]][[日立製作所笠戸事業所|笠戸事業所]]で製造されている。 |
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JR東海とJR西日本の共同開発だった700系やN700系と異なり、300系以来となるJR東海単独での開発車両である<ref>{{Cite news|url=https://style.nikkei.com/article/DGXMZO25202380Y7A221C1000000?channel=DF260120166491|title=次世代の新幹線N700S 細かすぎる5つの変更点|newspaper=NIKKEI STYLE|date=2018-01-10|accessdate=2018-01-10}}</ref>。東海道・山陽・九州新幹線では[[新幹線500系電車|500系]]以来︵[[新幹線800系電車|800系]]を除く︶採用されている4両[[動力車#ユニット方式|ユニット方式]]で、従来の4ユニット16両編成だけではなく、基本設計をそのまま用いて3ユニット12両や2ユニット8両など、[[山陽新幹線]]やJR九州管内での使用や<!-- [[台湾高速鉄道]]︵[[台湾高速鉄道700T型電車|700T型]]の置き換えを想定︶や[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[テキサス州]][[テキサス・セントラル・レイルウェイ|高速鉄道計画]]等 -->海外輸出を意識した様々な編成を構成させることを可能とする﹁標準車両﹂を目指して制作される<ref name="mynavi20160625" />。N700Sの﹁S﹂は、[[英語]]で﹁最高の﹂、﹁究極の﹂などを意味する﹃Supreme︵[[シュープリーム|スプリーム]]︶﹄の頭文字から採ったもの。
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JR東海とJR西日本の共同開発だった700系やN700系と異なり、300系以来となるJR東海単独での開発車両である<ref>{{Cite news|url=https://style.nikkei.com/article/DGXMZO25202380Y7A221C1000000?channel=DF260120166491|title=次世代の新幹線N700S 細かすぎる5つの変更点|newspaper=NIKKEI STYLE|date=2018-01-10|accessdate=2018-01-10}}</ref>。東海道・山陽・九州新幹線では[[新幹線500系電車|500系]]以来︵[[新幹線800系電車|800系]]を除く︶採用されている4両[[動力車#ユニット方式|ユニット方式]]で、従来の4ユニット16両編成だけではなく、基本設計をそのまま用いて3ユニット12両や2ユニット8両など、[[山陽新幹線]]やJR九州管内での使用や<!-- [[台湾高速鉄道]]︵[[台湾高速鉄道700T型電車|700T型]]の置き換えを想定︶や[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[テキサス州]][[テキサス・セントラル・レイルウェイ|高速鉄道計画]]等 -->海外輸出を意識した様々な編成を構成させることを可能とする﹁標準車両﹂を目指して制作される<ref name="mynavi20160625" />。N700Sの﹁S﹂は、[[英語]]で﹁最高の﹂、﹁究極の﹂などを意味する﹃Supreme︵[[シュープリーム|スプリーム]]︶﹄の頭文字から採ったものである。
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JR東海所属車の編成記号は﹃'''J'''﹄編成である。JR西日本所属車も基本的な仕様は同一であり、3000番台︵﹃'''H'''﹄編成︶である<ref>{{Cite web|work=鉄道ホビダス︵鉄道投稿情報局︶ |date=2020年12月24日 |url=https://rail.hobidas.com/rmnews/317510/|title=JR西日本N700S3000番代陸送される |publisher=[[ネコ・パブリッシング]] |accessdate=2020年12月30日}}</ref><ref>{{Cite news|author=MN鉄道ニュース編集部|date=2021年3月15日|url=https://news.mynavi.jp/article/20210315-1808443/|title=JR西日本のN700Sデビュー、東海道新幹線も走行 - 2編成を投入予定|newspaper=[[マイナビニュース]]|publisher=[[マイナビ]]|accessdate=2021年3月16日}}</ref>。
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JR東海所属車の編成記号は﹃'''J'''﹄編成である。JR西日本所属車も基本的な仕様は同一であり、3000番台︵﹃'''H'''﹄編成︶である<ref>{{Cite web|work=鉄道ホビダス︵鉄道投稿情報局︶ |date=2020年12月24日 |url=https://rail.hobidas.com/rmnews/317510/|title=JR西日本N700S3000番代陸送される |publisher=[[ネコ・パブリッシング]] |accessdate=2020年12月30日}}</ref><ref>{{Cite news|author=MN鉄道ニュース編集部|date=2021年3月15日|url=https://news.mynavi.jp/article/20210315-1808443/|title=JR西日本のN700Sデビュー、東海道新幹線も走行 - 2編成を投入予定|newspaper=[[マイナビニュース]]|publisher=[[マイナビ]]|accessdate=2021年3月16日}}</ref>。
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== 車両概説 == |
== 車両概説 == |
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=== 車体 === |
=== 車体 === |
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先頭車両のデザインはN700系 |
先頭車両のデザインはN700系の「エアロ・ダブルウィング形」を進化させ、左右両サイドにエッジを立てた「デュアル・スプリーム・ウィング形」(Dual Supreme Wing:ふたつの最高の[[翼]])とした。これにより、[[トンネル微気圧波|トンネル突入時の騒音]]と走行抵抗を低減させている<ref>{{Cite web|url=https://trafficnews.jp/post/78673 |title=【動画】「エッジの効き」特徴の新・新幹線「N700S」姿を現す 「DSW形」採用で能力アップ|website=乗りものニュース|date=2017-10-01|accessdate=2017-10-07}}</ref>。また、エッジを立たせたことで最後部車両となった場合に先頭部で発生していた走行風の乱れが抑制され、これによって走行風の乱れによる動揺が発生しやすい最後部車両の乗り心地の改善が図られたほか、標識灯の開口部をN700A比で80{{nbsp}}[[パーセント|%]]拡大している<ref name=N700S_Shinkansen_EX>{{Cite journal |和書 |author= |title=JR東海・開発者が語る N700S確認試験車J0編成の実力に迫る |year=2018 |publisher=イカロス出版 |journal=新幹線EX |issue=通巻47号}}</ref>。[[前照灯]]は、N700系の[[ディスチャージヘッドランプ|HID]]から、新幹線では初採用となる[[LED]]を採用しており、省エネにつなげている{{R|railf20180310}}。 |
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車体はN700系と同じく[[アルミニウム]]合金製の中空押出型材による[[ダブルスキン構造]]を採用している。車体断面はN700Aに比べて肩部の[[アール|R]]を小さくしてより四角に近い形状とすることで、空力特性の向上と客室空間の拡大を図っている{{R|N700S_Shinkansen_EX}}。アルミ合金の一部にはJR東海と日本車両製造、日立製作所、ハリタ金属︵[[富山県]][[高岡市]]︶、[[三協立山]]が共同で実証した﹁アルミ水平リサイクル﹂の仕組みを導入し、廃車解体された700系から回収したアルミ合金を再利用している<ref>{{Cite news|url=https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/08130/|title=新幹線廃車から回収したAl合金材を新型﹁N700S﹂に再利用|newspaper=日経XTECH|date=2020-06-19|accessdate=2020-07-11}}</ref>。
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車体はN700系と同じく[[アルミニウム]]合金製の中空押出型材による[[ダブルスキン構造]]を採用している。車体断面はN700Aに比べて肩部の[[アール|R]]を小さくしてより四角に近い形状とすることで、空力特性の向上と客室空間の拡大を図っている{{R|N700S_Shinkansen_EX}}。アルミ合金の一部にはJR東海と日本車両製造、日立製作所、ハリタ金属︵[[富山県]][[高岡市]]︶、[[三協立山]]が共同で実証した﹁アルミ水平リサイクル﹂の仕組みを導入し、廃車解体された700系から回収したアルミ合金を再利用している<ref>{{Cite news|url=https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/08130/|title=新幹線廃車から回収したAl合金材を新型﹁N700S﹂に再利用|newspaper=日経XTECH|date=2020-06-19|accessdate=2020-07-11}}</ref>。
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2022年6月10日 (金) 09:53時点における版
![]() | お願い:車両の動きなどについては、Wikipedia:検証可能性に反する、個人の目撃報告や外部の私設サイトなどを典拠とする情報を記載しないでください。これらはWikipedia:出典を明記するやWikipedia:独自研究は載せない、Wikipedia:信頼できる情報源などの方針により除去されることがあります。 |
新幹線N700S系電車 | |
---|---|
![]() | |
基本情報 | |
運用者 |
東海旅客鉄道(JR東海) 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
製造所 | |
製造年 | |
製造数 |
|
運用開始 | 2020年7月1日 |
投入先 | 東海道・山陽新幹線 |
主要諸元 | |
編成 | 16両編成 (14M2T) |
軌間 | 1,435 mm(標準軌) |
最高運転速度 |
|
編成定員 |
計1,323名 / 1,319名(2021年度以降導入分)[2] (うちグリーン車200名) |
主電動機 | 三相誘導電動機 |
制御方式 | SiC適用VVVFインバータ制御方式 |
概要
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9d/JR-WEST_N700S_H2_Hakata_Station.jpg/220px-JR-WEST_N700S_H2_Hakata_Station.jpg)
車両概説
車体
先頭車両のデザインはN700系の﹁エアロ・ダブルウィング形﹂を進化させ、左右両サイドにエッジを立てた﹁デュアル・スプリーム・ウィング形﹂︵Dual Supreme Wing‥ふたつの最高の翼︶とした。これにより、トンネル突入時の騒音と走行抵抗を低減させている[13]。また、エッジを立たせたことで最後部車両となった場合に先頭部で発生していた走行風の乱れが抑制され、これによって走行風の乱れによる動揺が発生しやすい最後部車両の乗り心地の改善が図られたほか、標識灯の開口部をN700A比で80 %拡大している[14]。前照灯は、N700系のHIDから、新幹線では初採用となるLEDを採用しており、省エネにつなげている[15]。 車体はN700系と同じくアルミニウム合金製の中空押出型材によるダブルスキン構造を採用している。車体断面はN700Aに比べて肩部のRを小さくしてより四角に近い形状とすることで、空力特性の向上と客室空間の拡大を図っている[14]。アルミ合金の一部にはJR東海と日本車両製造、日立製作所、ハリタ金属︵富山県高岡市︶、三協立山が共同で実証した﹁アルミ水平リサイクル﹂の仕組みを導入し、廃車解体された700系から回収したアルミ合金を再利用している[16]。車内設備
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/36/Wheelchair_space_on_Tokaido_Shinkansen_N700S.jpg/200px-Wheelchair_space_on_Tokaido_Shinkansen_N700S.jpg)
-
車内ディスプレイ
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天井の防犯カメラ
-
肘掛けのコンセント(普通車)
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コンセントとコンソール(グリーン車)
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停車駅に近づくと荷棚に照明が灯る
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デッキの荷棚
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喫煙室
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バリアフリートイレ
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多目的室
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公衆電話(2021年6月30日に撤去済)
走行機器
マイナーチェンジ
2021年度
車椅子スペースは初期導入分︵J12編成以前とH1,H2編成︶までは11号車に2席のみ設けられているが、2020年に高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律︵バリアフリー法︶が、同年10月に省令のバリアフリー基準が改正されたことを受け、2021年度に導入するJ13編成以降では車椅子スペースが6席[注釈 4]に増やされる[21][2][22]。これに伴い、編成定員が300系以来標準の1,323名から1,319名に変更となる。3列シートの通路側C席2列分がこれに充てられており、通路を挟んだ横並びのD・E席の幅が他に比べてわずかに狭くなっている。また、11号車には車椅子対応のトイレや多目的室︵通常は施錠︶が設けられ、デッキが広めな構造になっている。2023年度
JR東海では2023年度より2次車として[23]19編成の追加投入を計画している[24]。この2次車では、車椅子で利用する際の利便性を向上するため、窓側の車椅子スペースのコンセント位置が足元から窓下に変更され、多目的室では車窓を眺望しやすいよう窓位置が変更される[24]。 また従来、廃車車両のアルミ部材リサイクル製品の使用は車体強度の観点から内装部品の一部に限られていたが、アルミの選別工程を確立することによって﹁アルミ水平リサイクル﹂の範囲を拡大し、車両構体の屋根の一部にも再生アルミ部材を使用することとしている[24][23]。確認試験車の製造
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ee/Series_N700S_J0_in_Tokyo_Station.jpg/250px-Series_N700S_J0_in_Tokyo_Station.jpg)
東海道・山陽新幹線用の編成
JR東海では2020年度分として12編成を2021年3月13日のダイヤ改正時点で投入している[35]。JR西日本も500系・700系・N700系の後継車両にN700Sを採用する予定と報じられ、2020年度にH編成3000番台2編成が投入された[36]。2021年度はJR東海が13編成208両を投入しており[37]、2022年3月現在で25編成が運用されている[1]。 JR東海では2023年度までに40編成640両の投入を計画しており、2022年度は13編成208両が投入される予定である[38]。JR西日本では2022年度までに4編成64両の投入を計画している[39]。編成一覧(J・H編成)
編成名 | 落成日 | 製造会社 | 編成名削除 | 備考 |
---|---|---|---|---|
J0 | 2018年3月25日[40] | 日本車輌製造 日立製作所 |
確認試験車[注釈 5] | |
J1 | 2020年4月14日[40] | 日本車輌製造 | ||
J2 | 2020年6月16日[40] | 日立製作所 | ||
J3 | 2020年5月20日[40] | 日本車輌製造 | ||
J4 | 2020年9月9日[40] | 日立製作所 | ||
J5 | 2020年6月23日[40] | 日本車輌製造 | ||
J6 | 2020年11月30日[40] | 日立製作所 | ||
J7 | 2020年8月26日[40] | 日本車輌製造 | ||
J8 | 2020年10月2日[40] | 日本車輌製造 | ||
J9 | 2020年11月11日[40] | 日本車輌製造 | ||
J10 | 2021年1月11日[40] | 日立製作所 | ||
J11 | 2020年12月19日[40] | 日本車輌製造 | ||
J12 | 2021年2月23日[40] | 日立製作所 | ||
J13 | 2021年4月3日[40] | 日本車輌製造 | ||
J14 | 2021年5月11日[41] | 日立製作所 | ||
J15 | 2021年5月23日[41] | 日本車輌製造 | ||
J16 | 2021年7月10日[41] | 日立製作所 | ||
J17 | 2021年7月3日[41] | 日本車輌製造 | ||
J18 | 2021年9月3日[41] | 日本車輌製造 | ||
J19 | 2021年10月1日[41] | 日本車輌製造 | ||
J20 | 2021年11月1日[42] | 日立製作所 | ||
J21 | 2021年11月12日[42] | 日本車輌製造 | ||
J22 | 2021年12月14日[42] | 日立製作所 | ||
J23 | 2022年1月7日[42] | 日本車輌製造 | ||
J24 | 2022年3月1日[42] | 日立製作所 | ||
J25 | 2022年2月15日[42] | 日本車輌製造 | ||
J26 | 2022年4月1日[42] | 日本車輌製造 |
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
形式 | 743 | 747 | 746 | 745 | 745 | 746 | 747 | 735 | 736 | 737 | 746 | 745 | 745 | 746 | 747 | 744 |
番台区分 | 0 | 0 | 500 | 0 | 300 | 0 | 400 | 0 | 0 | 0 | 700 | 600 | 500 | 200 | 500 | 0 |
車種 | Tc | M | M’w | M | Mpw | M’ | Mk | Ms | Msw | Ms | M’h | Mp | Mw | M’ | Mw | T’c |
ユニット | 第1ユニット | 第2ユニット | 第3ユニット | 第4ユニット |
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
形式 | 743 | 747 | 746 | 745 | 745 | 746 | 747 | 735 | 736 | 737 | 746 | 745 | 745 | 746 | 747 | 744 |
番台区分 | 9001 | 9001 | 9501 | 9001 | 9301 | 9001 | 9401 | 9001 | 9001 | 9001 | 9701 | 9601 | 9501 | 9201 | 9501 | 9001 |
車種 | Tc | M | M’w | M | Mpw | M’ | Mk | Ms | Msw | Ms | M’h | Mp | Mw | M’ | Mw | T’c |
ユニット | 第1ユニット | 第2ユニット | 第3ユニット | 第4ユニット |
JR東海所属編成一覧の出典:[40]
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
形式 | 743 | 747 | 746 | 745 | 745 | 746 | 747 | 735 | 736 | 737 | 746 | 745 | 745 | 746 | 747 | 744 |
番台区分 | 3000 | 3000 | 3500 | 3000 | 3300 | 3000 | 3400 | 3000 | 3000 | 3000 | 3700 | 3600 | 3500 | 3200 | 3500 | 3000 |
車種 | Tc | M | M’w | M | Mpw | M’ | Mk | Ms | Msw | Ms | M’h | Mp | Mw | M’ | Mw | T’c |
ユニット | 第1ユニット | 第2ユニット | 第3ユニット | 第4ユニット |
運用
2020年︵令和2年︶7月1日に﹁のぞみ﹂1・46号︵J1編成︶﹁のぞみ﹂3・26号︵J3編成︶で営業運転を開始した[40][44]。運転開始当初は運用が固定されておらず、JR東海の公式Twitterアカウントで次の日の運行予定を公表していた[45]︵8月31日分をもって終了[46]︶。 2021年3月13日のダイヤ改正以降は﹁のぞみ﹂、﹁ひかり﹂、﹁こだま﹂で運用されている[35]。東海道新幹線内をN700Sで運行する時刻表が公開されている[47][48]。2021年4月20日以降、車椅子スペースを6席設けている編成は、当日朝に運転計画がJR東海の公式サイトで公表されることになっている[21][22]。2022年5月9日からは、東海道新幹線内をN700Sで運行するすべての列車の運行計画を、当日朝に公表している[49]。 また、2021年10月からはのぞみ運用時の7号車を﹁S Work車両﹂として運用している[50]。これは、7号車をエクスプレス予約・スマートEX専用商品とし、N700S運用の当車両利用者にビジネスサポートツール︵膝上PCクッション、簡易衝立、PC用ACアダプタ、USB充電器、小型マウス︶を無料で貸し出し、7号車と8号車︵グリーン席︶には従来の﹁Shinkansen Free Wi-Fi﹂よりも速度を倍に、ビジネス利用を考慮し暗号化を設定した﹁S Wi-Fi for Biz﹂︵Shinkansen Free Wi-Fi for Business︶を導入する。更に、7・8号車間︵デッキ部︶の喫煙室デッキを改造して打ち合わせ等に利用するビジネスブースを、2022年春以降一部編成に試験導入予定。西九州新幹線用の編成
2022年9月23日にJR九州が武雄温泉駅 - 長崎駅間で暫定開業する西九州新幹線においても6両編成4本24両の導入が予定されている[51][52]。2021年12月22日には、日立製作所笠戸事業所で報道公開が行われた[53]。1 - 3号車は指定席車、4 - 6号車は自由席車で、グリーン車は設定されていない[54]。編成定員は396名で、8000番台︵﹃Y﹄編成︶に区分される[54]。4両ユニット方式だが、暫定開業期間はユニットカットで1.5ユニットの6両編成で走ることとなる。Supremeコラボレーション
JR東海では、N700S運行開始に伴い、﹁Supremeコラボレーション﹂と題した各種宣伝展開を実施[55]。YouTubeにも公式チャンネルを開設した。今後
海外輸出
海外では、JR東海が技術アドバイザーとなっているヒューストン - ダラス間の高速鉄道(テキサス・セントラル・レイルウェイ)で、N700Sを一部仕様変更した導入予定車両のイメージパースが公表されている[60]。
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 車両のご案内|JR東海
- 東海道新幹線「N700S」デビュー|JR東海
- 【公式】東海道新幹線「N700S」 - YouTubeチャンネル
- のぞみ N700系:JRおでかけネット - JR西日本の車両案内では、N700Sに関する記載はN700系のページに「一部の編成(N700S)については、全ての座席にコンセントを設置しています。」という記載がされているのみである。
- 2022年9月23日に西九州新幹線が開業します!|JR九州