「国鉄381系電車」の版間の差分
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| 画像 = JRW 381 Kounotori 20130105.jpg |
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| 画像説明 = [[こうのとり (列車)| |
| 画像説明 = 特急「[[こうのとり (列車)|こうのとり]]」に充当される</br>381系電車 |
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| 運用者 = [[日本国有鉄道]]<br />[[東海旅客鉄道]]<br />[[西日本旅客鉄道]] |
| 運用者 = [[日本国有鉄道]]<br />[[東海旅客鉄道]]<br />[[西日本旅客鉄道]] |
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| 製造所 = [[川崎車両|川崎重工業]]、[[日立製作所]]、[[近畿車輛]] |
| 製造所 = [[川崎車両|川崎重工業]]、[[日立製作所]]、[[近畿車輛]] |
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本系列で採用された振子装置はコロ軸支持式の自然振子装置であり、これはカーブで車体にかかる[[遠心力]]によりコロで支持された車体を傾けるものである。591系と異なり心皿移動方式は採用していない。591系での性能試験の結果から、振り子中心高さを上げた方が振り子作用がしやすく乗り心地も良くなることが判明したが、無闇に上げる事は転覆限界の風速値が下がることや、振り子作用による車両限界の接触から来る車内環境の低下を避ける観点から、振り子中心高さは 2,300 mm 、車体最大傾斜角は5度とした。速度が50 km/h以下の時は、機械的に振り子をロックし、動作しないようになっている<ref name="LastGuide_13">[[#ラストガイド381系|﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.13]]</ref>。
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本系列で採用された振子装置はコロ軸支持式の自然振子装置であり、これはカーブで車体にかかる[[遠心力]]によりコロで支持された車体を傾けるものである。591系と異なり心皿移動方式は採用していない。591系での性能試験の結果から、振り子中心高さを上げた方が振り子作用がしやすく乗り心地も良くなることが判明したが、無闇に上げる事は転覆限界の風速値が下がることや、振り子作用による車両限界の接触から来る車内環境の低下を避ける観点から、振り子中心高さは 2,300 mm 、車体最大傾斜角は5度とした。速度が50 km/h以下の時は、機械的に振り子をロックし、動作しないようになっている<ref name="LastGuide_13">[[#ラストガイド381系|﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.13]]</ref>。
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自然振子式では緩和曲線上で徐々に加わる遠心力が振り子装置の[[静止摩擦力]]を打ち破った途端、一気に最大限度まで車体が振れるため不自然な揺れを生じる<ref group="注">[[静止摩擦係数]]は必ず[[動摩擦係数]]より大きいので動き出せば最大角度まで動いてしまう。解決策としてカーブ手前から空気圧で車体を徐々に傾かせるのが制御付き自然振子式である。</ref>ことに加え、カーブを走行中に一般の乗客には不慣れな縦方向の荷重が加わるという振子式車両の特性もあり、前述のエチケット袋のほか[[車掌]]が酔客のために[[抗ヒスタミン薬|酔い止め薬]]を常備していた逸話が残っている<ref name="LastGuide_14">[[#ラストガイド381系|『国鉄型車両ラストガイド01 381系』p.14]]</ref>。なお、この機構の開発には当時[[鉄道管理局|名古屋鉄道管理局]]に在籍していた[[山之内秀一郎]](後の[[東日本旅客鉄道]]副社長・会長)も関わっており、開発に相当苦労した経験から振り子機構の導入には消極的になった、と自著で語っている<ref group="注">その後、JR東日本で導入された振り子式車両は制御式自然振り子を搭載した[[JR東日本E351系電車|E351系]]のみに留まっている(空気ばね式は[[新幹線E5系・H5系電車|E5系]]・[[新幹線E6系電車|E6系]]・[[JR東日本E353系電車|E353系]]の導入例がある)。</ref>。 |
自然振子式では緩和曲線上で徐々に加わる遠心力が振り子装置の[[静止摩擦力]]を打ち破った途端、一気に最大限度まで車体が振れるため不自然な揺れを生じる<ref group="注">[[静止摩擦係数]]は必ず[[動摩擦係数]]より大きいので動き出せば最大角度まで動いてしまう。解決策としてカーブ手前から空気圧で車体を徐々に傾かせるのが制御付き自然振子式である。</ref>ことに加え、カーブを走行中に一般の乗客には不慣れな縦方向の荷重が加わるという振子式車両の特性もあり、前述のエチケット袋のほか[[車掌]]が酔客のために[[抗ヒスタミン薬|酔い止め薬]]を常備していた逸話が残っている<ref name="LastGuide_14">[[#ラストガイド381系|﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.14]]</ref>。なお、この機構の開発には当時[[鉄道管理局|名古屋鉄道管理局]]に在籍していた[[山之内秀一郎]]︵後の[[東日本旅客鉄道]]副社長・会長︶も関わっており、開発に相当苦労した経験からJR東日本では振り子機構の導入には消極的になった、と自著で語っている<ref group="注">その後、JR東日本で導入された振り子式車両は制御式自然振り子を搭載した[[JR東日本E351系電車|E351系]]のみに留まっている︵空気ばね式は[[新幹線E5系・H5系電車|E5系]]・[[新幹線E6系電車|E6系]]・[[JR東日本E353系電車|E353系]]の導入例がある︶。</ref>。
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本系列の車両は屋根上にパンタグラフを直接載せているため、振り子装置を動作させるとカーブではパンタグラフの舟体が傾いてしまい架線への当たり方が通常とは変わってしまう。このため振り子装置を作動させて走行する区間の架線は一般の電化路線と架線の張り方を変える必要があり、本形式が導入された路線は電化工事も同時に実施した線区が大半を占める。したがって実際に振子装置を使用する区間は、新規に電化された中央西線・[[篠ノ井線]]・紀勢本線・伯備線と[[山陰本線]]の一部と、[[阪和線]][[鳳駅|鳳]] - 和歌山間に限られている。それ以外の区間︵[[東海道本線]]・[[山陽本線]]・[[大阪環状線]]など︶では、架線やATSなど地上の設備が補強されていないので、振子機能を生かした速度向上はなされていない<ref>{{Cite journal|和書|title=列車追跡"高速特急"やくも1号|date=1982-10|publisher=[[鉄道ジャーナル社]]|journal=鉄道ジャーナル}}</ref>。
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本系列の車両は屋根上にパンタグラフを直接載せているため、振り子装置を動作させるとカーブではパンタグラフの舟体が傾いてしまい架線への当たり方が通常とは変わってしまう。このため振り子装置を作動させて走行する区間の架線は一般の電化路線と架線の張り方を変える必要があり、本形式が導入された路線は電化工事も同時に実施した線区が大半を占める。したがって実際に振子装置を使用する区間は、新規に電化された中央西線・[[篠ノ井線]]・紀勢本線・伯備線と[[山陰本線]]の一部と、[[阪和線]][[鳳駅|鳳]] - 和歌山間に限られている。それ以外の区間︵[[東海道本線]]・[[山陽本線]]・[[大阪環状線]]など︶では、架線やATSなど地上の設備が補強されていないので、振子機能を生かした速度向上はなされていない<ref>{{Cite journal|和書|title=列車追跡"高速特急"やくも1号|date=1982-10|publisher=[[鉄道ジャーナル社]]|journal=鉄道ジャーナル}}</ref>。
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=== 新造車 === |
=== 新造車 === |
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モハ381形・モハ380形・クハ381形・サロ381形の4形式が登場した<ref name="rp198909_p14" />。当形式では同時期に登場した183系と同じく、[[食堂車]]やビュッフェ車は当初から計画されていなかった。 |
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; サロ381形 (Ts) |
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{{Double image aside|right|JNR EC Ts381-31.jpg|180|Salo381-Yakumo.JPG|160|サロ381-31|客室内}} |
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: [[グリーン車|グリーン席]]を備える中間付随車。トイレ・洗面所・[[車内販売]]準備室・車販コーナー<ref group="注">183・189系グリーン車と同じく2位側車端部に車内販売準備室・車販コーナーが設けられた。</ref> を備え、MGなどを搭載する。定員48名。本形式は窓の形状がほかの特急形電車のグリーン車と異なり、中間に柱を設けた2列ごとの大窓を採用し急行形電車のグリーン車に似た外観の窓である。側窓長は1,930 mm |
: [[グリーン車|グリーン席]]を備える中間付随車。トイレ・洗面所・[[車内販売]]準備室・車販コーナー<ref group="注">183・189系グリーン車と同じく2位側車端部に車内販売準備室・車販コーナーが設けられた。</ref> を備え、MGなどを搭載する。定員48名。本形式は窓の形状がほかの特急形電車のグリーン車と異なり、中間に柱を設けた2列ごとの大窓を採用し急行形電車のグリーン車に似た外観の窓である。側窓長は1,930 mm 。 |
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|+381系製造予算及び新製配置区所<ref name="LastGuide_69">[[#ラストガイド381系|『国鉄型車両ラストガイド01 381系』p.69]]</ref> |
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2022年6月18日 (土) 11:58時点における版
国鉄381系電車 | |
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![]() 特急「こうのとり」に充当される 381系電車 | |
基本情報 | |
運用者 |
日本国有鉄道 東海旅客鉄道 西日本旅客鉄道 |
製造所 | 川崎重工業、日立製作所、近畿車輛 |
製造年 | 1973年 - 1982年 |
製造数 | 277両 |
運用開始 | 1973年7月10日 |
主要諸元 | |
編成 | 3・4・6・7・9両 |
軌間 | 1,067 mm |
電気方式 | 直流 1,500 V(架空電車線方式) |
最高運転速度 | 120 km/h[1](曲線通過時は本則+20km/h[2]) |
全長 | 21,300 mm[1] |
全幅 | 2,900 mm[1] |
全高 |
3,880 mm(クハ381形)[1] 3,385 mm(モハ381形)[1] 3,960 mm(モハ380形)[1] |
車体 | アルミニウム合金 |
台車 |
板ばね式自然振子ダイレクトマウント空気ばね台車 DT42・TR224 |
主電動機 |
直流直巻電動機 MT58・MT58A |
主電動機出力 | 120 kW[1] |
駆動方式 | 中空軸平行カルダン駆動方式 |
歯車比 | 4.21[1] |
定格速度 | 960 kW(1ユニット)[1] |
定格引張力 | 4,470 kg(1ユニット)[1] |
制御方式 | 抵抗制御・直並列組合せ |
制御装置 | CS43・電動カム軸接触器式 |
制動装置 | 発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ |
保安装置 |
ATS-S・ATS-B(導入当初) ATS-ST(JR東海所属車) ATS-SW・ATS-P(JR西日本所属車) |
概要
曲線通過速度を向上させる日本初の振子式特急型車両として1973年︵昭和48年︶5月に登場し、同年7月10日から中央本線特急﹁しなの﹂に投入された[3]。その後、1978年︵昭和53年︶に阪和線・紀勢本線特急﹁くろしお﹂、1982年︵昭和57年︶に伯備線特急﹁やくも﹂にも投入され、計277両が製造された。 日本の鉄道路線は、地形上の問題から勾配や急カーブが多く、出力の増大によるスピードアップには限界があった[4]。そこで国鉄は、曲線通過速度を向上させることを目標に1970年︵昭和45年︶に振子式電車591系を試作し、各種性能確認試験を行ってデータの集積を行った[4]。 591系での試験の結果、曲線通過時の遠心力で車体を傾ける自然振り子方式を採用することで曲線区間を従来より20 km/h速い速度で通過でき、大幅なスピードアップが可能であると確認された[4]。この試験実績をもとに営業列車用の量産車として登場したのが本形式である。 本形式は振子装置を装備している上、車体にアルミ合金を使用しており、加えて低重心化と振子式のために屋根上の多くの機器を床下スペースに取り付けるもの︵冷房装置︶をはじめとする多くの機器・部品が本系列専用のものとなっているため、他の在来線特急車両に比較して製造費用は高額となっている。車両概説
本項では、落成時の構造について述べる。車体
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1e/JRW_EC_381_series_JNR_color_hiroishi_-_ikura.jpg/240px-JRW_EC_381_series_JNR_color_hiroishi_-_ikura.jpg)
内装
座席は183系と同一仕様で、普通車が 910 mm間隔の簡易リクライニングシート、グリーン車が 1,160 mm間隔のリクライニングシートであるが、座席端部には取手を設け曲線通過時の立ち席客の安全に配慮した。なお最終製造グループの普通車では、座席の背もたれにロックがかかるように改良された。 側出入口は従来車と同じく幅700 mmの片開き扉を片側1ヶ所に設け、ドアエンジンも標準のTK100A形が用いられた[5]。客室と出入口デッキの間の仕切り扉は、在来線で初となる自動ドア式を採用した[8]。自動ドアの動作スイッチは新幹線0系電車と同じくマット式で、ドアエンジンはTK104形が搭載されている[5]。 本系列特有の装備品として運転開始直後に乗り物酔いが多発したことから、当初はエチケット袋が各座席に用意された。 窓の日除けはベネシャンブラインドを採用した。これは591系の装備を踏襲したもので、開閉方式は591系の電動式から手動式に変更された[8]。主要機器
MM'ユニットに付随車︵T車︶を1両加えた2M1Tの3両ユニット方式を採用し[2]、M車︵モハ381形︶には主制御器と抵抗器 (MR123) 等の主回路機器が、M'車︵モハ380形︶には電動空気圧縮機・集電装置といった補機類、T車︵クハ381形・サロ381形︶には電動発電機を搭載する。 主回路は抵抗制御を採用、主制御器は電動カム軸方式のCS43である[10]。主制御器1基で2両8基分の主電動機を制御する1C8M方式で、総括制御は90芯のKE91形ジャンパ連結器により行われる[11]。 主電動機は591系で試験されたMT58X形︵1時間定格出力110 kW︶をベースに、運用線区拡大を考慮して容量アップをした、1時間定格出力120 kW︵定格電圧375 V、定格電流360 A︶の直流直巻電動機MT58形である[8]。原設計は三菱電機が担当し、MT54形と同等の出力を確保しながら、200 kg弱の軽量化[注 2] を達成するため、定格回転数が2,130 rpmまで上げられた[12]。1974年12月落成車からは、リード線直出しから端子箱方式に見直されたMT58A形︵重量‥680 kg︶に変更[12]。前述のように、回転数を上昇させたことにより定格トルクが57 kg・mまで低下した[12]。 歯車比は特急形電車標準の3.50ではなく、前述の定格トルク低下による起動加速度の確保を目的に急行形電車と同じ4.21に設定し[12]、MT比2:1での編成を基本として加減速頻度の高い山岳線区での使用に適応させた[9]。この結果、1時間定格速度は従来の特急形電車より若干上がって 72.0 km/h となり[1]高速性能も軽量車体との相乗効果で向上した。許容最高速度は120 km/hである[6]。 集電装置は菱形パンタグラフのPS16I形[10]をモハ380形1両あたり2基搭載する。 サービス電源用の電動発電機︵MG︶は、MH128C-DM85C︵容量110 kVA︶[13]をクハ381形・サロ381形に搭載しており、自車を含め最大3両までの給電が可能である[11]。 電動空気圧縮機には、MH113A-C2000Mを採用する[8]。 運転台機器は、主幹制御器は115系などで実績のあるMC53、ブレーキ弁はME47を採用する[14]。各種NFBは助士側にまとめて配置されている[14]。振子装置
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/64/West_Japan_Railway_series_381_Train_JNR_color_Hakubi_Line.jpg/200px-West_Japan_Railway_series_381_Train_JNR_color_Hakubi_Line.jpg)
形式
新造車
モハ381形・モハ380形・クハ381形・サロ381形の4形式が登場した[3]。当形式では同時期に登場した183系と同じく、食堂車やビュッフェ車は当初から計画されていなかった。予算 | 目的 | モハ381形 | モハ380形 | クハ381形 | サロ381形 | 新製配置 |
---|---|---|---|---|---|---|
昭和47年第1次債務 | 中央西線電化訓練用 | 1・2 | 1・2 | 1・2 | 長野運転所 | |
昭和48年民有車両 | 「しなの」電車化用 | 3 - 15 | 3 - 15 | 3 - 12 | 1 - 5 | 長野運転所 |
昭和49年第2次民有車両 | 「しなの」全面電車化用 | 16 - 25 | 16 - 25 | 13 - 18 | 6 - 9 | 長野運転所 |
昭和50年第3次債務 | 紀勢線電化訓練用 | 26・27 | 26・27 | 101・102 | 10 | 鳳電車区 |
昭和52年第1次債務 | 「くろしお」電車化用 | 28 - 55 | 28 - 55 | 103 - 120 | 11 - 19 | 鳳電車区 |
昭和53年民有車両 | 「しなの」増発用 | 56 - 59 | 56 - 59 | 121・122 | 20 | 長野運転所 |
昭和54年第2次債務 | 「くろしお」増発用 | 60 - 65 | 60 - 65 | 123 - 126 | 21 - 22 | 日根野電車区 |
昭和54年第3次債務 | 伯備・山陰線電化訓練用 | 66 - 68 | 66 - 68 | 127・128 | 23 | 出雲運転区 |
昭和55年第2次債務 | 伯備線電化開業用 | 69 - 80 | 69 - 80 | 129 - 136 | 24 - 27 | 出雲運転区 |
昭和56年第1次債務 | 伯備線電化開業用 | 81 - 92 | 81 - 92 | 137 - 144 | 28 - 31 | 出雲運転区 |
改造車
- クモハ381形
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ea/381_kuro381-4_Shinano-Exp.jpg/200px-381_kuro381-4_Shinano-Exp.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4b/JR_EC_Tsc381-11.jpg/200px-JR_EC_Tsc381-11.jpg)
- サロ381-6・7・20 → クロ381-11 - 13
- クロ380形
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d5/JR_EC_M380-502.jpg/200px-JR_EC_M380-502.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a5/JR_EC_Tc381-501.jpg/200px-JR_EC_Tc381-501.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f0/JRW_Series_381_Saha381-200.jpg/200px-JRW_Series_381_Saha381-200.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/15/Series381-Yakumo-Kumoha381.jpg/220px-Series381-Yakumo-Kumoha381.jpg)
改造工事
﹁やくも﹂アコモデーション改造工事
国鉄最末期の1987年から普通車指定席車の座席が従来の座席を改造したバケットシートとなった。リクライニング機構はそのままであるが、座席モケットの色はピンク色と赤紫の2色となり、座席背面に大形テーブルが設けられ、廊下には赤色のカーペットが敷かれた。その後、自由席車両も﹁くろしお﹂編成に準じた座席の改造が行われ、これ以降は自由席・指定席の区別なく両タイプが混用されるようになった。﹁スーパーくろしお﹂編成改造工事
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e2/JR_West_kuro380_super_kuroshio_kyoto.jpg/200px-JR_West_kuro380_super_kuroshio_kyoto.jpg)
﹁スーパーやくも﹂編成改造工事
﹁スーパーやくも﹂運行開始に伴って改造されたもの。基本仕様は﹁スーパーくろしお﹂編成に準じており、塗装は薄紫色地に青紫・白・赤紫の帯となっている。パノラマグリーン車クロ380形も登場したが、従来のサロ381形をパノラマグリーン車と同じ座席に取替えた編成もある。 その後、座席はそのままで座席前後間隔︵シートピッチ︶の拡大が実施された。また2006年3月ダイヤ改正で﹁スーパーやくも﹂の名称を﹁やくも﹂に統一したのに伴い、これまで﹁スーパーやくも﹂に充当されていた車両に表記されていた英称﹁SUPER YAKUMO﹂から﹁SUPER﹂という表記と﹁WEST JAPAN RAILWAY COMPANY﹂の文字が除去された。-
スーパーやくも運行時のパノラマ編成
-
スーパーやくも運行時の非パノラマ編成
-
旧「スーパーやくも」塗色
パノラマ編成 -
旧「スーパーやくも」塗色
非パノラマ編成
「くろしお」「やくも」リニューアル改造
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/30/Super-kuroshio3.jpg/220px-Super-kuroshio3.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e1/JRW-381-yakumo-color.jpg/220px-JRW-381-yakumo-color.jpg)
「ゆったりやくも」改造工事
傾斜角度変更工事
運用の変遷
本節では主たる運用線区別の分類を行い、国鉄・JR化後を通じて解説を行う。中央西線
クハ381 | モハ381 | モハ380 | サロ381 | モハ381 | モハ380 | モハ381 | モハ380 | クハ381 | 落成 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1973.5.18 | |||
4 | 5 | 5 | 4 | 4 | 3 | 3 | 3 | 1973.5.21 | |
6 | 1 | 7 | 7 | 6 | 6 | 5 | 1973.6.21 | ||
8 | 2 | 9 | 9 | 8 | 8 | 7 | 1973.6.26 | ||
3 | 1973.6.26 | ||||||||
10 | 12 | 12 | 11 | 11 | 10 | 10 | 9 | 1973.6.16 | |
12 | 15 | 15 | 4 | 14 | 14 | 13 | 13 | 11 | 1973.6.27 |
5 | 1973.6.27 | ||||||||
14 | 18 | 18 | 6 | 17 | 17 | 16 | 16 | 13 | 1974.12.20 |
16 | 21 | 21 | 7 | 20 | 20 | 19 | 19 | 15 | 1975.1.9 |
18 | 24 | 24 | 8 | 23 | 23 | 22 | 22 | 17 | 1975.1.30 |
9 | 25 | 25 | 1975.1.30 | ||||||
122 | 58 | 58 | 20 | 57 | 57 | 56 | 56 | 121 | 1978.8.7 |
59 | 59 | 1978.8.7 |
← 名古屋・大阪 長野 → | |||||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9両編成(9本) | クハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
サロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
7両編成(1本) | クハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
サロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
← 長野 名古屋・大阪 → |
|||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
編成 | クロ 381 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
クハ 381 |
備考 |
P1 | 11 | 57 | 57 | 11 | 11 | 18 | パノラマグリーン車連結 |
P2 | 12 | 13 | 13 | 59 | 59 | 10 | |
P3 | 13 | 58 | 58 | 3 | 3 | 4 | |
D1 | 6 | 15 | 15 | 4 | 4 | 8 | |
D2 | 2 | 20 | 20 | 6 | 6 | 12 | |
D3 | 7 | 25 | 25 | 121 | クハは非貫通型 | ||
D4 | 1 | 10 | 10 | 7 | 7 | 2 | |
D5 | 51 | 1 | 1 | 12 | 12 | 15 | |
D6 | 4 | 9 | 9 | 14 | 14 | 6 | |
D7 | 55 | 18 | 18 | 5 | 5 | 122 | クハは非貫通型 |
D8 | 52 | 23 | 23 | 2 | 2 | 3 | |
D9 | 54 | 56 | 56 | 8 | 8 | 1 | |
D10 | 5 | 24 | 24 | 17 | 17 | 16 | |
D11 | 3 | 21 | 21 | 19 | 19 | 14 | |
D12 | 53 | 16 | 16 | 22 | 22 | 9 |
太字:1996年11月から1997年3月にかけて廃車
← 長野 名古屋・大阪 → |
||||||||
号車 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
編成 | クロ 381 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
クハ 381 |
廃車 | 備考 |
P1 | 12 | 59 | 59 | 57 | 57 | 122 | 2006.9.21 | パノラマグリーン車連結 |
P2 | 13 | 58 | 58 | 56 | 56 | 121 | 2008.5.10 | |
P3 | 11 | 1 | 1 | 1 | 1998.12.7 | |||
D1 | 1 | 14 | 14 | 2 | 1998.12.14 | |||
D2 | 2 | 20 | 20 | 12 | 2001.11.30 | |||
D3 | 3 | 3 | 3 | 3 | 1998.12.4 | |||
D4 | 4 | 9 | 9 | 6 | 1998.12.21 | |||
D5 | 6 | 6 | 6 | 4 | 1998.12.4 | |||
D6 | 7 | 12 | 12 | 15 | 1998.11.30 |
阪和線・紀勢本線
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/57/%E6%96%B0%E5%AE%AE%EF%BC%8D%E4%B8%89%E8%BC%AA%E5%B4%8E-04.jpg/220px-%E6%96%B0%E5%AE%AE%EF%BC%8D%E4%B8%89%E8%BC%AA%E5%B4%8E-04.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/23/Hanwa-Liner2.jpg/220px-Hanwa-Liner2.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/8f/JRW_381_Yamatoji-Liner.jpg/220px-JRW_381_Yamatoji-Liner.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b3/JRW_series381_Yamatoji%28Mahoroba%29.jpg/200px-JRW_series381_Yamatoji%28Mahoroba%29.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/84/JRW_the_381_series_JNR_color_and_yakumo_color_in_soja.jpg/200px-JRW_the_381_series_JNR_color_and_yakumo_color_in_soja.jpg)
編成番号 | ← 新宮 天王寺 → |
|||||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 | 9号車 | ||
9両編成(12本) | クハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
サロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
新製 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
102 | 27 | 27 | 10 | 26 | 26 | 40 | 40 | 101 | 1976.11.30 | |
104 | 30 | 30 | 11 | 29 | 29 | 28 | 28 | 103 | 1978.5.11 | |
106 | 33 | 33 | 12 | 32 | 32 | 31 | 31 | 105 | 1978.5.19 | |
108 | 36 | 36 | 13 | 35 | 35 | 34 | 34 | 107 | 1978.9.1 | |
110 | 39 | 39 | 14 | 38 | 38 | 37 | 37 | 109 | 1978.9.22 | |
112 | 43 | 43 | 15 | 42 | 42 | 41 | 41 | 111 | 1978.6.4 | |
114 | 46 | 46 | 16 | 45 | 45 | 44 | 44 | 113 | 1978.9.10 | |
116 | 49 | 49 | 17 | 48 | 48 | 47 | 47 | 115 | 1978.5.8 | |
118 | 52 | 52 | 18 | 51 | 51 | 50 | 50 | 117 | 1978.5.17 | |
120 | 55 | 55 | 19 | 54 | 54 | 53 | 53 | 119 | 1978.9.12 | |
124 | 62 | 62 | 21 | 61 | 61 | 60 | 60 | 123 | 1980.9.12 | |
126 | 65 | 65 | 22 | 64 | 64 | 63 | 63 | 125 | 1980.9.26 | |
6両編成(3本) | クハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
||||
127 | 67 | 67 | 79 | 79 | 133 | |||||
135 | 82 | 82 | 85 | 85 | 137 | |||||
131 | 70 | 70 | 91 | 91 | 143 |
編成番号 | ← 新宮 新大阪・京都 → |
||||||||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 | 9号車 | |||||
B編成(7本) | クロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
サハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
リニューアル改造 | 廃車 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HB301 | 104 | 30 | 30 | 35 | 35 | 17 | 28 | 28 | 103 | 1998.11.8 | 2011.12.20(サハ)
2012.4.20(モハ) |
斜字は増結ユニット | |
HB302 | 110 | 38 | 38 | 39 | 39 | 11 | 37 | 37 | 109 | 1999.7.16 | 2014.12.19 | ||
HB303 | 106 | 45 | 45 | 54 | 54 | 12 | 41 | 41 | 111 | 1999.3.10 | 2012.4.20 | ||
HB304 | 114 | 46 | 46 | 32 | 32 | 16 | 44 | 44 | 113 | 1999.7.5 | 2014.12.19 | ||
HB305 | 120 | 55 | 55 | 67 | 67 | 19 | 53 | 53 | 119 | 1999.4.21 | 2012.8.1 | ||
HB306 | 124 | 42 | 42 | 62 | 62 | 13 | 60 | 60 | 123 | 1999.1.19 | 2012.4.20 | ||
HB307 | 126 | 63 | 63 | 61 | 61 | 22 | 65 | 65 | 125 | 1999.10.20 | 2011.12.20(モハ)
2012.6.27(サハ) | ||
C編成(4本) | クハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
リニューアル改造 | 廃車 | 備考 | ||||
C601 | 116 | 49 | 49 | 47 | 47 | 115 | - | 2011.3.14 | 国鉄特急色 | ||||
C602 | 137 | 91 | 91 | 82 | 82 | 127 | - | 2011.6.4 | |||||
C603 | 133 | 79 | 79 | 70 | 70 | 131 | - | 2011.6.10 | |||||
C604 | 143 | 48 | 48 | 29 | 29 | 135 | - | 2011.6.15 | |||||
D編成 (基本編成・5本) |
クロ 380 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
スーパー化 | リニューアル改造 | 廃車 | 備考 | |||
D編成 (付属編成・3本) |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 | ||||||||||
HD601 | 1 | 27 | 27 | 26 | 26 | 501 | 1989.7.7 | 2000.3.18 | 2012.5.24
2012.8.1 |
スーパーくろしお | |||
HD602 | 2 | 64 | 64 | 40 | 40 | 502 | 1989.7.17 | 1999.12.27 | 2012.6.27 | ||||
HD603 | 5 | 33 | 33 | 31 | 31 | 503 | 1990.7.24 | 1999.10.27 | |||||
HD604 | 3 | 51 | 51 | 50 | 50 | 504 | 1989.7.18 | 1998.12.24 | 2012.10.11 | ||||
HD605 | 4 | 52 | 52 | 85 | 85 | 505 | 1989.8.10 | 1999.4.14 | |||||
HD331 | 501 | 34 | 107 | 1990.12.25 | 1999.10.29 | ||||||||
HD332 | 502 | 36 | 108 | 1991.2.8 | 2000.3.13 | ||||||||
HD333 | 503 | 43 | 112 | 1991.3.7 | 1999.12.20 |
太字:廃車
下線付き:福知山へ転属
編成番号 | ← 新宮 新大阪・京都 → |
||||||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 | 9号車 | |||
スーパー編成 (基本編成・5本) |
クロ 380 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
廃車 | 備考 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スーパー編成 (付属編成・3本) |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 | ||||||||
HD601 | 1 | 67 | 67 | 54 | 54 | 501 | 2016.4.12 | 元スーパーくろしお編成 | |||
HD602 | 2 | 62 | 62 | 40 | 40 | 502 | 2016.1.18 | ||||
HD603 | 5 | 33 | 33 | 31 | 31 | 503 | 2015.11.24 | ||||
HD604 | 3 | 28 | 28 | 50 | 50 | 504 | - | ||||
HD605 | 4 | 52 | 52 | 85 | 85 | 505 | 2015.11.13 | ||||
HD631 | 501 | 34 | 107 | 2015.11.13 | |||||||
HD632 | 502 | 36 | 108 | 2015.11.24 | |||||||
HD633 | 503 | 43 | 112 | 2016.1.18 |
太字:B編成(アコモ編成)から編入
下線付き:出雲へ転属
伯備線
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d0/JNR_kumoha381_yakumo_yasoba.jpg/220px-JNR_kumoha381_yakumo_yasoba.jpg)
編成 | ← 岡山 出雲市 → |
||||||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 | 9号車 | |||
形式 | クハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
サロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
新製 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
編成 | 1 | 128 | 68 | 68 | 23 | 67 | 67 | 66 | 66 | 127 | 1981.3.12 |
2 | 130 | 71 | 71 | 24 | 70 | 70 | 69 | 69 | 129 | 1982.1.28 | |
3 | 132 | 74 | 74 | 25 | 73 | 73 | 72 | 72 | 131 | 1982.1.19 | |
4 | 134 | 77 | 77 | 26 | 76 | 76 | 75 | 75 | 133 | 1982.2.2 | |
5 | 136 | 80 | 80 | 27 | 79 | 79 | 78 | 78 | 135 | 1981.12.24 | |
6 | 138 | 83 | 83 | 28 | 82 | 82 | 81 | 81 | 137 | 1982.5.28 | |
7 | 140 | 86 | 86 | 29 | 85 | 85 | 84 | 84 | 139 | 1982.6.22 | |
8 | 142 | 89 | 89 | 30 | 88 | 88 | 87 | 87 | 141 | 1982.6.10 | |
9 | 144 | 92 | 92 | 31 | 91 | 91 | 90 | 90 | 143 | 1982.6.15 |
編成 | ← 出雲市 岡山 → | |||||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 | 9号車 | ||
基本編成 | 6両編成(9本) | クハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
サロ 381 |
モハ 380 |
クモハ 381 |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
136 | 80 | 80 | 27 | 78 | 1 | |||||
138 | 83 | 83 | 28 | 81 | 2 | |||||
134 | 77 | 77 | 26 | 76 | 3 | |||||
144 | 92 | 92 | 31 | 90 | 4 | |||||
142 | 89 | 89 | 30 | 88 | 5 | |||||
130 | 71 | 71 | 24 | 75 | 6 | |||||
128 | 68 | 68 | 23 | 66 | 7 | |||||
140 | 86 | 86 | 29 | 84 | 8 | |||||
132 | 74 | 74 | 25 | 72 | 9 | |||||
増結編成 | 3両編成(3本) | モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 | ||||||
69 | 69 | 129 | ||||||||
73 | 73 | 139 | ||||||||
87 | 87 | 141 |
編成 | ← 出雲市 岡山 → | |||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | |||
スーパー やくも |
パノラマ編成 | 2本 | クロ 380 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
非パノラマ編成 | 2本 | クハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
サロ 381 |
モハ 380 |
クモハ 381 | |
増結用編成 | 1本 | モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 | ||||
やくも | 6両編成 | 4本 | クハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
サロ 381 |
モハ 380 |
クモハ 381 |
1本 | クハ 381 |
モハ 380 |
クモハ 381 |
サロ 381 |
モハ 380 |
クモハ 381 | ||
増結用車両 | クモハ381:1両、クハ381:2両 モハ381:1両、モハ380:2両 | |||||||
備考 | 2・3号車を抜き取って4両編成になることがある。 2 - 4号車を抜き取って3両編成になることがある。 多客期には、1 - 3両増結する場合がある。 |
編成 | ← 出雲市 岡山 → |
||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | ||
パノラマ編成(2本) | クロ 380 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
ゆったりやくも化 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | 283 | 83 | 138 | 2007.8.28 | |||
7 | 268 | 68 | 142 | 2008.3.29 | |||
ノーマル編成(7本) | クロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
サハ 381 |
モハ 380 |
クモハ 381 |
ゆったりやくも化 |
130 | 230 | 78 | 1 | 2011.1.20 | |||
134 | 229 | 81 | 2 | 2010.7.30 | |||
144 | 228 | 76 | 3 | 2010.2.17 | |||
139 | 223 | 75 | 6 | 2008.9.18 | |||
141 | 231 | 66 | 7 | 2009.3.17 | |||
128 | 225 | 84 | 8 | 2009.9.8 | |||
132 | 224 | 72 | 9 | 2011.7.15 | |||
サブ編成(1本) | クロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
ゆったりやくも化 |
129 | 287 | 87 | 140 | 2007.3.16 | |||
増結車 | モハ
380 |
モハ
381 |
ゆったりやくも化 | ||||
69 | 69 | 2009.11.21 | |||||
71 | 71 | 2007.4.19 | |||||
73 | 73 | 2010.5.7 | |||||
74 | 74 | 2009.5.28 | |||||
77 | 77 | 2008.5.22 | |||||
80 | 80 | 2008.3.12 | |||||
86 | 86 | 2007.11.12 | |||||
92 | 92 | 2008.12.12 | |||||
予備車 | クハ 381 |
ゆったりやくも化 | |||||
136 | 2011.4.25 | ||||||
備考 | 2・3号車を抜き取って4両編成になることがある。 超多客期には、岡山寄りに3両増結して9両編成となる場合がある。 |
編成 | ← 出雲市 岡山 → |
||||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | |||
パノラマ編成(2本) | クロ 380 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
簡易アコモ改造 | 廃車 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | 71 | 71 | 283 | 83 | 138 | ||||
7 | 74 | 74 | 268 | 68 | 142 | ||||
ノーマル基本編成(7本) | クロ 381 |
サハ 381 |
モハ 380 |
クモハ 381 |
|||||
モハ
380 |
モハ
381 |
クハ
381 |
簡易アコモ改造 | 廃車 | |||||
130 | 230 | 78 | 501 | ||||||
134 | 229 | 81 | 502 | ||||||
144 | 228 | 76 | 503 | ||||||
139 | 223 | 75 | 506 | ||||||
141 | 231 | 66 | 507 | ||||||
128 | 225 | 84 | 508 | ||||||
132 | 224 | 72 | 509 | ||||||
ノーマル付属編成(6本) | 580 | 80 | 107 | 2016.12.8 | |||||
569 | 69 | 108 | 2016.3.11 | ||||||
573 | 73 | 109 | 2016.8.6 | ||||||
586 | 86 | 112 | 2017.2.28 | ||||||
592 | 92 | 113 | 2016.9.16 | ||||||
577 | 77 | 136 | |||||||
サブ編成(1本) | クロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ
381 |
簡易アコモ改造 | 廃車 | |||
129 | 287 | 87 | 140 | ||||||
備考 |
北近畿地区
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6c/JRW_EC_381_series_Kounotori.jpg/200px-JRW_EC_381_series_Kounotori.jpg)
編成番号 | ← 城崎温泉・宮津 天橋立・新大阪・京都 → |
備考 | ||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | |||
クロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
転入 | ||
FE61 | 106 | 45 | 45 | 41 | 41 | 111 | 2012.6.9 | 斜字は増結ユニット |
FE62 | 110 | 38 | 38 | 37 | 37 | 109 | 2012.5.18 | |
FE63 | 114 | 55 | 55 | 44 | 44 | 113 | 2013.1.17 | |
FE64 | 120 | 65 | 65 | 53 | 53 | 119 | 2012.10.21 | |
FE65 | 124 | 42 | 42 | 60 | 60 | 123 | 2013.3.3 | |
FE66 | 126 | 46 | 46 | 63 | 63 | 125 | 2012.3.24 | |
FE41 | 104 | 30 | 30 | 103 | 2013.3.5 |
編成番号 | ← 城崎温泉・宮津 天橋立・新大阪・京都 → |
|||||||
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | |||
クロ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
モハ 380 |
モハ 381 |
クハ 381 |
廃車 | 備考 | |
FE61 | 1106 | 1045 | 1045 | 1041 | 1041 | 1111 | 2016.4.12 | 斜字は増結ユニット |
FE62 | 1110 | 1038 | 1038 | 1037 | 1037 | 1109 | 2015.12.2
2016.2.17(増結) | |
FE63 | 1114 | 1032 | 1032 | 1039 | 1039 | 1113 | 2015.12.2 | |
FE64 | 1120 | 1065 | 1065 | 1053 | 1053 | 1119 | 2015.12.2(増結)
2016.7.25 | |
FE65 | 1124 | 1042 | 1042 | 1060 | 1060 | 1123 | 2015.12.2(増結)
2015.12.20 2016.2.17(クハ) | |
FE66 | 1126 | 1046 | 1046 | 1063 | 1063 | 1125 | 2016.3.7
2016.7.25(増結) | |
FE41 | 1104 | 1030 | 1030 | 1103 | 2016.6.6
2017.3.31(クロ) | |||
1055 | 1055 | 1044 | 1044 | 2014.12.19 | 豪雨災害被災廃車 |
事故廃車
●クモハ381-4、モハ380-90 2009年8月31日に車両故障を起こした車両。パンタグラフを下げて応急処置を行ったが、復旧せず2011年2月15日に廃車となった。 ●モハ380-1055、モハ381-1055、モハ380-1044、モハ381-1044 2014年8月16日、豪雨で冠水した車両。北陸新幹線開業に伴い681系や683系が転用されたため同年12月13日に廃車となり、代替としてモハ381-1032・モハ380-1032・モハ381-1039・モハ380-1039が転用された。保存車両
脚注
注釈
出典
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の日付が不正です。 (説明)
(13)^ ﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.50
(14)^ ab﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.51
(15)^ ﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.13
(16)^ ﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.14
(17)^ ﹁列車追跡"高速特急"やくも1号﹂﹃鉄道ジャーナル﹄、鉄道ジャーナル社、1982年10月。
(18)^ ab交友社﹃鉄道ファン﹄2019年12月号 通巻704号 p.25
(19)^ 福原俊一﹁381系電車 車両のあゆみ﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄1989年9月号、p.24
(20)^ 伊藤博康、2017、﹁鉄道なんでも日本一 2017一覧表﹂、﹃鉄道ファン﹄57巻︵通巻676号︵2017年8月号︶︶、交友社 p. 48
(21)^ ﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.69
(22)^ abc﹃鉄道ジャーナル﹄第21巻第1号、鉄道ジャーナル社、1987年1月、54-55頁。
(23)^ abc福原俊一﹁381系電車 車両のあゆみ﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄1989年9月号、p.21
(24)^ abc福原俊一﹁381系電車 車両のあゆみ﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄1989年9月号、p.22
(25)^ "在来線特急列車などの全席禁煙化ならびに在来線ホームの禁煙化の拡大について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 26 March 2009. {{cite pres
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も指定してください。 (説明)
(26)^ abcd'89年夏のニューフェイスJR西日本スーパーくろしおデビュー - 鉄道ジャーナル1989年10月号
(27)^ ﹃鉄道ファン﹄1991年7月号
(28)^ 交友社﹃鉄道ファン﹄2019年12月号 通巻704号 p.29
(29)^ ab"﹁ゆったりやくも﹂が新登場!" (Press release). 西日本旅客鉄道. 12 December 2006. {{cite press release2}}
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を指定する場合、|url=
も指定してください。 (説明)
(30)^ ジェー・アール・アール﹃JR電車編成表 2012冬﹄交通新聞社 2011年 p.192 ISBN 978-4-330-25611-5
(31)^ “快適”に大変身! その秘密を解剖 - 山陰観光︻神々のふるさと山陰︼旅のポータルサイト
(32)^ abcdef平石大貴・藤村史隆﹁JR西日本381系電車のあゆみと現況﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄2016年2月号、p.68
(33)^ 381系車両の乗り心地 - JR西日本 トレナビ︵インターネットアーカイブ︶
(34)^ abc﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.63
(35)^ ﹃鉄道ファン﹄1974年10月号、交友社、1974年、134頁。
(36)^ abcd三宅俊彦﹁381系電車 運転のあゆみ﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄1989年9月号、p.28
(37)^ ab﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.66
(38)^ abcde﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.67
(39)^ ab﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.68
(40)^ ﹃鉄道ピクトリアル﹄1988年6月号、電気車研究会 1988年 p.92
(41)^ ﹃鉄道ジャーナル﹄通巻368号、p.74
(42)^ ﹃鉄道ダイヤ情報﹄2008年7月号、交通新聞社、2008年。
(43)^ ﹃JR電車編成表﹄ '09冬、ジェー・アール・アール、2009年。
(44)^ ジェー・アール・アール 編﹃復刻版国鉄電車編成表1986.11ダイヤ改正﹄交通新聞社、66頁。ISBN 9784330106090。
(45)^ ﹃鉄道ピクトリアル﹄通巻355号、p.18
(46)^ ﹃鉄道ピクトリアル﹄通巻355号、p.22
(47)^ ab﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.64
(48)^ ﹃鉄道ピクトリアル﹄通巻355号、p.21
(49)^ abc三宅俊彦﹁381系電車 運転のあゆみ﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄1989年9月号、p.27
(50)^ ﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄p.65
(51)^ ﹃J-train﹄Vol.14、イカロス出版、2004年、92-93頁。
(52)^ ab﹃現役国鉄色特急電車完全ガイド﹄p.71
(53)^ 三宅俊彦﹁381系電車 運転のあゆみ﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄1989年9月号、p.31
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(56)^ ““北近畿”を381系が代走”. ﹃鉄道ファン﹄鉄道ニュース︵交友社︶ (2011年1月3日). 2012年10月15日閲覧。
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(97)^ ﹃リニア・鉄道館 N700系車両の展示について~初めて屋外に新幹線車両を展示します!~﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶東海旅客鉄道、2019年5月17日。2019年5月17日閲覧。 別紙p.2の下部に記載あり。
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(99)^ 2012年9月30日発行の﹃国鉄&JR保存車大全﹄ 笹田昌宏 イカロス出版 ISBN 978-4-86320-617-5 には保存(保管)車として掲載されていたが、2014年11月25日発行の﹃国鉄&JR保存車大全2015-2016﹄ 笹田昌宏 イカロス出版 ISBN 978-4-86320-928-2 には掲載されていない。
参考文献
書籍 ●﹃国鉄型車両ラストガイド01 381系﹄交通新聞社、2012年。ISBN 978-4330306124。 ●﹁現役国鉄色特急電車完全ガイド﹂、イカロス出版、2010年1月。 記事 ●湯川靖司︵国鉄外務部︶﹁381系電車の構造﹂﹃鉄道工場﹄、交通資料社、1972年11月、6 - 9頁。 ●井下純吉︵国鉄運転局列車課︶﹁紀勢本線電化開業に伴う輸送改善﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄第355号、電気車研究会、1978年12月、16 - 19頁。 ●小榑宏明︵国鉄運転局車務課︶﹁紀勢本線電化開業に伴う電車転配と運用﹂﹃鉄道ピクトリアル﹄第355号、電気車研究会、1978年12月、21 - 23頁。 ●三浦衛︵RJ取材班︶﹁1996年度新造と転配JR車両の動き﹂﹃鉄道ジャーナル﹄第368号、鉄道ジャーナル社、1997年6月、68 - 77頁。 ●交友社﹃鉄道ファン﹄ ●2018年9月号 No.689 特集:エル特急45年の総決算 ●2019年3月号 No.695 特集:車体傾斜 ●2019年12月号 No.704 特集:381系列車ものがたり ●電気車研究会﹃鉄道ピクトリアル﹄ ●1989年9月号 No.516 特集‥381系特急形電車 ●1997年4月号 No.635 特集‥振子式車両 ●2016年2月号 No.914 特集‥国鉄形特急電車の今外部リンク
●日立製作所﹃日立評論﹄1973年11月号﹁曲線区間を高速で走行可能な振子式電車 ─国鉄381系直流特急電車─ (PDF) ﹂関連項目
- ^ “地球環境保全への貢献”. 東海旅客鉄道. 2023年11月29日閲覧。