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『'''連続テレビ小説'''』(れんぞくテレビしょうせつ)は、[[日本放送協会|NHK]]が |
『'''連続テレビ小説'''』(れんぞくテレビしょうせつ)は、[[日本放送協会|NHK]]が[[1961年]](昭和36年)から放映を開始し、現在まで続く[[テレビドラマ]]のシリーズである。 |
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[[連続ドラマ]]の一種で、放映がほぼ連日にわたる[[帯ドラマ]]と呼ばれる形式をとる。「続き物として朝の時間帯に連続放送されるテレビドラマ」であるため、昭和時代は『'''連ドラ'''』、平成時代は『'''朝ドラ'''』(あさドラ)と呼ばれる。 |
[[連続ドラマ]]の一種で、放映がほぼ連日にわたる[[帯ドラマ]]と呼ばれる形式をとる。「続き物として朝の時間帯に連続放送されるテレビドラマ」であるため、昭和時代は『'''連ドラ'''』、平成時代は『'''朝ドラ'''』(あさドラ)と呼ばれる。 |
2012年8月3日 (金) 08:34時点における版
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ドラマ |
概要
発想・原点 1話毎の放送時間は短いが、続けて見ると大河ドラマのような物語が展開される。 1958年4月から1963年3月まで平日の19:15 - 19:30に放送していた帯ドラマ﹃バス通り裏﹄が原点である。これは、バス通り裏の細い路地にある美容院と高校教師の家庭とを舞台にした生放送のホームドラマで、出演した十朱幸代や岩下志麻、米倉斉加年、常田富士男らが俳優として大成するきっかけを作るとともに、連続テレビ小説の雛形とされる。 制作体制 1974年度まで1年度1作品が放送され、1964年度の﹃うず潮﹄︵NHK大阪制作︶以外はNHK東京で制作されていた。1975年度から半年度1作品の放送期間に変更された。NHK東京とNHK大阪が交互に制作し[注 1]、現在は前者が上半期︵4月~9月末︶を、後者が下半期︵10月~3月末︶を担当している。なお最近、上半期が3月末の、下半期が9月末の月曜日に初回が放送されるようになっている。 視聴者層 放送時間帯から主婦や高齢者、時間に余裕のある自営業者などで、長期休暇中の学生と家を出る時間が遅い職業人も視聴可能とされる。正午台の再放送は、昼休みの休憩時間にあたる視聴者も多いと推測される。現在ではレコーダーや通勤通学途中に視聴できるワンセグの普及により、全ての視聴者を取り込むことが可能になっている。 現在、1970年代中期までの作品は、全放送を見ることができない。総集編、初回あるいは最終回程度しか映像が現存していない場合が多く、中にはスチール写真等の資料が残っていても動画が全く残っていない作品もある。理由として当時、VTRの録画が2インチ規格でテープの単価が高く、操作・編集が煩雑だったことに加え、著作権に関わる問題も多く、映像の保管・ソフト販売を簡単にできなかった。全放送分がソフト化された最も古い作品は、1976年上半期の﹃雲のじゅうたん﹄である。ドラマの題材
傾向
﹁逆境に負けず、たくましく生きる女性﹂を主人公にした作品が主流︵定着させたのが1966年度の﹃おはなはん﹄[1]︶。かつては太平洋戦争と戦後の動乱期を乗り越えた女性の半生記・一代記が多かったものの、時代とともに変化し、このような作品は徐々に少なくなった[2]。代わって女性の社会進出を背景に、1970年代半ば以降、様々な職業を目指したり、それに就いたりするヒロインの奮闘記が多くなった[1]。なお、民間放送の帯ドラマ︵特に昼ドラマ︶で見られるような愛憎劇の要素がなく、ホームドラマの要素が強い。視聴率が低迷していく中︵#視聴率︶、一時﹁ミステリー・サスペンス﹂路線に転換する動きも見られたが、立ち消えになった。 ほとんどの作品がハッピーエンドであり、ヒロインの死を描いたものは﹃うず潮﹄﹃すずらん﹄﹃純情きらり﹄[注 2]﹃カーネーション﹄の4作程度。特に大阪制作の作品では、最終回に近づく頃に主人公が憧れの男性と結婚して子供を授かるストーりー展開が多かった。なお、数が少ないものの、男性を主人公にした作品もある︵﹃ロマンス﹄﹃心はいつもラムネ色﹄﹃いちばん太鼓﹄﹃凛凛と﹄﹃走らんか!﹄︶。 原則として、全作品がフィクションである。原作者・原案者の自伝的な作品︵﹃うず潮﹄﹃おていちゃん﹄﹃チョッちゃん﹄﹃春よ、来い﹄﹃あぐり﹄﹃芋たこなんきん﹄﹃ゲゲゲの女房﹄など︶や親族を主人公にした作品︵﹃おはなはん﹄﹃マー姉ちゃん﹄﹃純情きらり﹄︶、特定の実在する︵した︶人物の生涯︵﹃いちばん星﹄﹃なっちゃんの写真館﹄﹃心はいつもラムネ色﹄﹃はね駒﹄﹃凛凛と﹄﹃てるてる家族﹄﹃カーネーション﹄など︶を扱った作品でも、自由に脚色されたり、創作エピソードが加えられたりしてきた。舞台
NHK東京制作では東京・北海道・東北・中部︵甲信越、北陸[注 3]、東海︵三重県を含む︶︶、NHK大阪制作では関西・中国・四国・九州・沖縄が多い。今日では、東京︵東京制作シリーズ︶か京阪神︵大阪制作シリーズ︶の1都市とその他の複数を舞台にする傾向がある。また、物語の終盤を除いて外国に異動する等の話が出た場合、主人公は地元に残ることを選び、異動する役に当てられた出演者は物語の途中で出演が終了することが多い。外国も舞台にした作品は、﹃凛凛と﹄︵パリ・ロンドン︶、﹃さくら﹄︵ハワイ︶のみで、海外ロケもほとんど行われなかった。 2006年度上半期のドラマ﹃純情きらり﹄で、初めて三大都市圏の残りの1つである愛知県︵岡崎市︶を主舞台にしたドラマが制作された[3]。シリーズ80作目の﹃つばさ﹄が埼玉県を舞台にしており、これで全都道府県がドラマの舞台となった。NHKの看板番組の一つである連続テレビ小説は、撮影地にしばしば多くの観光客が訪れるため、経済効果と地域振興を狙ってドラマを誘致する地方公共団体が少なくないとされている。キャスト
主役
メリットとデメリット 本枠の主役、特にヒロインを演じた若手・新人女優は、程度の差こそあれ知名度が上がり、番組終了後、多くの者が活動の場を広げ[注 4]、有名女優として活躍する者も少なくない。また、単に知名度アップの効果だけでなく、丁寧な役作りやリハーサル等により、女優としての演技力が身に付く、あるいは演技力が向上するため、﹁ヒット女優の養成所﹂として本枠を位置付けることもある[4]。このように主役は、民放の連続ドラマに比べて厳しい撮影が長期間続くなど、困難な面がある一方で、得るものが大きい役である。 ただし、ヒロインを務めた若手女優は清純、清潔、爽快な印象が強くなるため、その後の役柄が狭まるとも言われ、紺野美沙子や星野知子らも自著やインタビューの中で、ヒロインのイメージと自己とのギャップに悩んだり女優活動にも少なからず影響があったと述べた。 オーディション 歴代の主役は、﹃おはなはん﹄以来、主にオーディションで選ばれてきた。主役オーディションは、合格者のキャリアにより、新人発掘の場、スターへの登竜門、ステップアップの機会としての性格を持つ。 その合格者の大多数は、オーディションを受ける前に、演劇や映画、テレビドラマで俳優としてデビューしている。中には、﹃オードリー﹄の岡本綾と﹃カーネーション﹄の尾野真千子のように、脚本家が以前手がけたNHKドラマの出演者がオーディションでヒロインに選ばれた例もある[注 5]。また、仲代達矢主宰の無名塾は1980~1990年代初めにかけて、﹃まんさくの花﹄の中村明美、﹃はっさい先生﹄の若村麻由美、﹃和っこの金メダル﹄の渡辺梓、﹃凛凛と﹄の田中実と4人の主役を輩出した[注 6]。 対照的に、プロとしての演技経験がないままオーディションに合格し、主役で俳優デビューを果たしたのは、1990年以降、﹃やんちゃくれ﹄の小西美帆、﹃天花﹄の藤澤恵麻、﹃走らんか!﹄の三国一夫︵男性主人公︶の3人しかいない。 しかし2006年度以降、オーディションを行わずに、ヒロイン役の女優を決めるケースが増えている︵﹃純情きらり﹄の宮﨑あおい、﹃芋たこなんきん﹄の藤山直美、﹃だんだん﹄のマナカナ、﹃ゲゲゲの女房﹄の松下奈緒、﹃おひさま﹄の井上真央、﹃梅ちゃん先生﹄の堀北真希[5]︶。NHK側は、ヒロインの低年齢化により設定の幅が限られてきたため、とした。現在では、ヒロイン役の選考方法が適宜選択されている。 なお、オーディション最終選考で次点の候補者は、ヒロインの友人役や姉妹役を配されることが多い︵﹃甘辛しゃん﹄の小沢真珠、﹃てるてる家族﹄の上野樹里、﹃ちりとてちん﹄の宮嶋麻衣、﹃カーネーション﹄の川崎亜沙美は、番組情報誌やNHKの他番組で次点であったことが伝えられている︶。 降板 ﹃いちばん星﹄では高瀬春奈から五大路子へ、﹃春よ、来い﹄では安田成美から中田喜子へ、それぞれ主役を引き継いだ︵どちらも体調不良を理由とする途中降板︶。また、﹃和っこの金メダル﹄では、市川紀子︵後に市川翔子に改名︶がヒロインに内定していたものの、民社党の広報ポスターモデルとして契約していたことが発表後に判明し、内定を取り消された。再オーディションの結果、渡辺梓が選ばれた。 ダブル・ヒロイン ﹃青春家族﹄﹃京、ふたり﹄は母娘の、﹃おんなは度胸﹄は義母娘の、﹃ふたりっ子﹄﹃だんだん﹄は双子のダブルヒロイン。 その他 ﹃ふたりっ子﹄のマナカナ以降、ヒロインの少女期や青年期を演じた子役・女優が作品終盤でヒロインの娘役や孫役として再登場する例も出てきた[注 7]。以前ヒロイン役を務めた女優が後年、ヒロインの母親役として起用されることも少なくない[注 8]。 なお、現シリーズのクランクアップ後に、そのヒロイン役が新シリーズの陣中見舞いをし、主演同士でゆかりのものを交換するバトンタッチセレモニーが1990年代以降恒例になっている。語り
大河ドラマと同様、第1作からの全ての作品で、﹁語り﹂が置かれている[注 9]。︵主人公を含めた︶出演者のうちの誰かや、NHKのアナウンサーが務める場合が多い。それ以外の場合では、最終回などで﹁語り﹂が唯一度、何らかの役としてカメオ出演することもある[注 10]。大阪制作の特色
NHK大阪制作の作品では、関西の劇団からの脇役起用が度々あり[注 11]、上方落語界、漫才・喜劇界からの起用も多い[注 12]。 その他、本業は俳優でないタレント・文化人の出演も数ある︵古田敦也、イーデス・ハンソンら︶。 なお、キャスティング以外の特色として、作品内での、過去の朝ドラとのクロスオーバーも挙げられる。﹃オードリー﹄では、﹃あすか﹄の扇屋一心堂などが台詞として登場。﹃てっぱん﹄では、﹃ちりとてちん﹄の世界とリンクする落語会案内ポスター︵小道具︶が用いられるなどがあった。また、﹃ふたりっ子﹄では﹃雲のじゅうたん﹄を、﹃カーネーション﹄では﹃いちばん太鼓﹄と﹃ファイト﹄を、登場人物が主人公宅のテレビで視聴するシーンがあった。また﹁カーネーション﹂最終回でも﹁︵小原家が︶朝ドラになるの?﹂という、この作品の実現をほのめかし、更にそれの第1回の放送を病院に入院する糸子の友人の奈津が見るという件があった。放送日時
放送は、原則として日曜日を除いた毎日15分である︵第1作﹃娘と私﹄のみ平日の毎日20分︶。 通常、年末年始︵12月29日から1月3日︶に放送されない。年度によって12月28日が月曜日にあたるか1月4日が土曜日にあたる場合は、その週の放送そのものがなく、次週の月曜から再開することもある。作品によっては、放送最終日︵通常は12月28日︶を総集編的な内容︵主人公の回想など︶としたり、翌年の放送初日︵通常は1月4日︶を作品世界での正月にしたり、年末年始編成を意識した演出が加味される。なお近年、年末年始に前半のまとめと収録の舞台裏、後半の見所を取り上げる特別番組を放送することもある。総合テレビにおける変遷
●第1作﹃娘と私﹄︵1961年度︶‥ 平日8:40-9:00︵再放送‥13:00~13:20、但し教育TVが未開局の地域では同時間帯は学校放送番組が放送されていた︶ ●第2作﹃あしたの風﹄~第5作﹃たまゆら﹄︵1962年度-1965年度︶‥ 日曜を除く毎日8:15-8:30︵再放送‥当日12:40-12:55︶ ●第6作﹃おはなはん﹄~第81作﹃ウェルかめ﹄︵1966年度-2009年度︶‥ 本放送の日時は変わらず︵再放送‥当日12:45-13:00︶ ●第82作﹃ゲゲゲの女房﹄︵2010年度上半期︶以降‥ 日曜を除く毎日8:00-8:15︵再放送の日時は変わらず︶本放送
2010年3月29日開始の﹃ゲゲゲの女房﹄から、朝の番組編成リニューアルに伴いNHK総合での放送が8時スタートになった[6]。 ●NHK総合、デジタル総合、NHKワールド・プレミアム‥ 月曜から土曜、8時00分 - 8時15分 ●BSプレミアム‥ 月曜から土曜、7時30分 - 7時45分 ●テレビジャパン︵アメリカ合衆国、カナダ、プエルトリコ︶‥ ●日曜から金曜、21時45分 - 22時00分︵東海岸︶ ●日曜から金曜、18時45分 - 19時︵西海岸︶ ●日曜から金曜、16時45分 - 17時︵ハワイ、アメリカ本土が夏時間の間は15時45分 - 16時︶ ●NGN︵Nippon Golden Network、ハワイのケーブルテレビ日本語チャンネル︶‥ ●月曜から土曜、20時15分 - 20時35分︵約3ヶ月遅れ、英語字幕付。放送前後にCMが入るため全体の放送時間は20分︶ 2011年3月までのNHK-BSの3チャンネル時代は、 旧BShiの月曜から土曜、7時30分 - 7時45分と旧BS2の月曜から土曜、7時45分 - 8時00分にも放送されていた。 8月6日は﹁広島平和記念式典﹂中継のため、毎年8時35分頃︵広島・岡山・松江・山口の各局は8時50分頃[7]︶からの放送︵式典の進行状況による繰り下げあり︶[8][9][10]再放送
●NHK総合、デジタル総合‥ 月曜から土曜、12時45分 - 13時[注 13] ●NHKワールド・プレミアム‥ ●月曜から土曜、12時45分 - 13時 ●火曜から日曜、1時45分 - 2時 ●BSプレミアム‥ ●月曜から土曜、18時45分 - 19時(2012年3月31日まで) ●月曜から土曜、23時00分 - 23時15分(2012年4月2日から) ●土曜、9時30分 - 11時︵1週間6回分をまとめて放送︶ ●テレビジャパン‥ ●月曜から土曜、10時10分-10時25分︵東海岸︶ ●月曜から土曜、7時10分-7時25分︵西海岸︶ ●月曜から土曜、5時10分-5時25分︵ハワイ、アメリカ本土が夏時間の間は4時10分-4時25分︶ 2011年3月までのNHK-BSの3チャンネル時代は、旧BS2の月曜から土曜の19時30分 - 19時45分︵2007年1月8日から︶の当日分の再放送と、土曜の9時30分 - 11時の1週間6話分をまとめて再放送がされていた。 1994・1995年度はBS2で23時台を基調とした夜間の再放送を行っていた。しかし、開始時間が不安定だったため、1996年度からは土曜日の午前中に1週間6話分をまとめて再放送する形にされた。その後、2007年1月︵﹃芋たこなんきん﹄の途中︶から、土曜日午前の1週間まとめ再放送と別に19時半︵2011年4月からのNHK-BSの2チャンネル統合以後はBSプレミアムで18時45分、2012年4月からの﹃梅ちゃん先生﹄では23時︶からの再放送も行われており、BS2→BSプレミアムでは同じ作品が当日2回と土曜日の午前中と合わせて3回放送されている。ダイジェスト版
2011年4月10日開始の総合テレビ﹃NHKとっておきサンデー﹄内においてのフロート番組で、1週間分を23分間に編集したダイジェスト版︵﹁おひさま﹂から︶が放送されている。放送時間は概ね日曜午前11時5分前後から。﹁とっておきサンデー﹂が休止となり単独番組として放送する場合には、日付が変わって月曜未明に当たる日曜深夜に割り当てられることが多い。なお、2012年度は﹁明日へ~支えあおう~﹂が新番組として10時台に放映される関係で、﹁とっておきサンデー﹂が短縮となるため、この時間のダイジェスト番組は20分に縮小された。また、2012年度は新たにBSプレミアムでも日曜午後の時間帯に単独番組として放送されている︵放送時間はその週の編成状況により変動している︶。 またこれとは別に2011年﹃おひさま﹄から、1週間分を5分間に編集したダイジェスト版﹁5分で︵作品名︶﹂を放送。ただし﹃NHKとっておきサンデー﹄内で5分版を放送する場合は字幕放送が実施される︵原則としてあなたのアンコール枠の本編時間が長い場合や特設ニュースが急遽組まれたことによる放送中断で変更が生じた場合に限られる︶。 ●総合テレビ‥ ●毎週日曜日、18時40分 - 18時45分︵大相撲中継が2分以上延長した場合は休止︶ ●NHKワールド・プレミアム‥ ●毎週日曜日、18時55分 - 19時00分︵2012年度からこれまでの2011年度の放送時間より1分繰り下げ。ただし、前時間帯に放送される﹁ザ少年倶楽部﹂が18時のニュースの放送時間拡大や大相撲中継延長に伴って開始時刻が遅れた場合は休止または別時間帯にスライドされる︶ ダイジェスト版は解説放送なしだが、字幕放送[注 14]あり。JSTV放送
JSTV1 毎週月 - 土曜日 7:00 - 7:15 ︵再︶12:45 - 13:00 ︵イギリス時間︶/ 8:00 - 8:15 ︵再︶13:45 - 14:00 ︵中央ヨーロッパ時間︶ JSTV2 毎週月 - 土曜日 6:00 - 6:15 ︵再︶18:45 - 19:00 ︵イギリス時間︶/ 7:00 - 7:15 ︵再︶19:45 - 20:00 ︵中央ヨーロッパ時間︶ JSTV2 毎週日曜日︵1週間分︶ 17:30 - 19:00 ︵イギリス時間︶/ 18:30 - 20:00 ︵中央ヨーロッパ時間︶放送休止の事例
地震や事故など大きなニュースが入った場合でも、まず休止はされず︵特に初回放送︶、時間変更のみがされる。放送休止となった場合は基本的には翌放送日に2本分をまとめて放送する。放送が休止された主な事例は以下のとおり。 ●1989年1月7日︵﹃純ちゃんの応援歌﹄︶ - 昭和天皇崩御のため。1月9日-1月13日は予定を1回ずつ繰り下げて放送し、1月14日に2回分をまとめて放送した。朝ドラの放送休止となる最初の例。 ●1995年1月17日︵﹃春よ、来い﹄︶ - 阪神・淡路大震災が発生した為。翌18日から1日ずつ繰り下げ、その週の土曜日の21日に2話分放送した。 ●2003年3月20日︵﹃まんてん﹄︶ - 再放送が、イラク戦争の開戦に伴う特別番組編成のため休止。翌21日に2日分の再放送が行われた。 ●2004年10月23日︵﹃わかば﹄︶ - 新潟県中越地震が発生した為BS2での再放送が翌24日に変更された。BS2で日曜日での放送は異例となる。 ●2005年8月16日︵﹃ファイト﹄︶ - 再放送が、宮城県南部で発生した地震に伴う特別体制のため中止。17日に2日分再放映された。 ●2006年7月5日︵﹃純情きらり﹄︶ - 同日に発生した北朝鮮によるミサイル発射実験関連ニュース放送のため、総合テレビでの本放送・再放送が休止。6日以降放送日を1日ずつ繰り下げ、8日に2話連続で放送した。なお、BS2・BShiでは予定通り放送されたため、5日から7日の放送は衛星2波が1日先行する形となった。 ●2007年 ●7月16日︵﹃どんど晴れ﹄︶ - 再放送が平成19年︵2007年︶新潟県中越沖地震にともなう特別体制のため中止。翌17日に2日分再放映された。 ●9月12日︵﹃どんど晴れ﹄︶ - 再放送が安倍晋三内閣総理大臣の辞意表明によるニュースのため、途中で打ち切りとなった。翌13日に2日分再放映された。 ●2008年7月19日︵﹃瞳﹄︶ - 東北地方のみ、再放送が当日11時39分に福島県沖で発生した地震とそれに伴う津波注意報発表︵11時41分発表︶に伴う関連報道を放送した関係で総合テレビでの放送が中止となった。なお、中止になった総合テレビでの再放送分は翌日の7月20日日曜日7時45分から放送された︵東北地方のみ。7月19日19時前の﹁番組変更のお知らせ﹂より︶。再放送ながら日曜日に放送されることは、極めて異例のことであった。 ●2011年 ●3月9日︵﹃てっぱん﹄︶-東北地方のみ、三陸沖を震源とする震度5弱の地震︵東北地方太平洋地震の前震︶が発生し東北地方の太平洋側で津波注意報が発令された為、総合テレビでの再放送が翌10日に変更された。 ●3月12日-18日︵※BS2では3月11日の再放送-18日︶︵﹃てっぱん﹄︶ - 前日14時46分に三陸沖で発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波警報・津波警報・津波注意報発表および大被害︵東日本大震災︶発生による関連報道のため、総合テレビ・BS2・BShiの本放送と再放送が中止された。BShiでは翌週14日から放送が再開されたが︵後述︶、総合テレビとBS2では19日以降、1週ずつ繰り下げて放送が再開され、総合テレビ、NHKワールド・プレミアムでの最終回が当初予定の3月26日から4月2日に延びることになった。年末年始を除き、特別報道で放送休止となった過去最長の例である。 ●BS2は3月31日に最終の3話分を続けて放送して最終回を迎えた。これはBS2が同日に終了し、新チャンネル﹁BSプレミアム﹂が開局となるため。﹃てっぱん﹄最終週のまとめ再放送はBSでは行わず、代替として総合テレビで1週間後の4月9日土曜日の16時台から行われた。 ●BShiの本放送は殆ど通常通り放送した。3月12日のみ放送を中止し、14日は中止となった12日の分を含め2回分をまとめて放送。15日以降は通常通り。またこの14-19日はBS2・総合テレビ休止に伴う特別処置として、夕方に再放送を行った。この措置により、BShiとBS2・総合では1週間ずれ、BShiが1週間先行した。 ●これらの措置が取られなければ、3月28日に開始する予定だった﹃おひさま﹄は3月31日までBShiで放送し、BS2では放送しないことにしていたが、順延の影響でBShiでも放送されなかった。 ●4月12日︵﹃おひさま ﹄︶ - 総合テレビ、NHKワールド・プレミアム本放送中の8時08分に番組内で緊急地震速報画面が出た後、千葉県東方沖を震源とする震度5弱の地震︵東北地方太平洋沖地震の余震︶が発生して中断、そのまま関連ニュースに移行し休止、翌日2話連続放送された[注 15]。NHKワールド・プレミアムでは緊急地震速報の画面は出ていないものの、関連ニュースに切り替わった際、急遽ノンスクランブル放送となった。 ●8月29日︵﹃おひさま﹄︶ - 民主党代表選挙関連の特設ニュース︵11:00からの正午ニュースの時間枠拡大として︶のため総合テレビ、NHKワールド・プレミアムの再放送︵12:45~︶が休止。当該回は翌30日に延期され、30日分の再放送を当初は13:05から放送する予定だったが、総理大臣指名選挙の中継による特設ニュースの為、30日は29日分の再放送のみを放送し、31日に2話分の再放送がされた。[注 16]。 ●2012年7月10日︵﹃梅ちゃん先生﹄︶ - 総合テレビ、NHKワールド・プレミアム再放送中の12時49分頃長野県北部を震源とする最大震度5弱の地震が発生し番組内でテロップが出た後、12:54に特設ニュースに移行し休止、翌11日に2話分放送された ※放送休止ではないものの、2002年9月20日の﹃さくら﹄は、総合テレビの初回本放送に翌日分が放送される放送事故が発生し、21日朝に2日分がまとめて放送された。後日、確認ミスをした担当者は処分を受けた。 ※災害やテロなどで放送休止せず通常に放送されていた事例もあった。番組の構成
オープニング
●2009年度下半期放送の﹃ウェルかめ﹄まで、第1回と最終回を除き開始時のアバンタイトル︵導入部︶はなく、放送時刻と同時にオープニングタイトル︵主題歌・主題曲︶が流れていたが、次の﹃ゲゲゲの女房﹄より60 - 150秒前後のアバンタイトルが常用され、アバンタイトル終了後にオープニングタイトルに入るようになった︵作品・放送日によっては従来どおりアバンタイトルなし<特に大阪発の場合>で放送されることもある︶。なお、﹁おひさま﹂については、ストーリー展開に極力重きを置くためテーマソングの部分は45秒程度に抑えている。 ●オープニングの題名表示には、その題名の前に必ず﹁連続テレビ小説﹂のシリーズタイトルが入る。また、アバンタイトル部では、画面の右下に最初の5秒程度﹁連続テレビ小説﹂の表示がされる。 ●番組開始時に画面右上に表示される﹁解説放送﹂︵後述︶・﹁字幕放送﹂テロップについては、一時期は月曜日のみの表示となり、火曜日から土曜日にはそのテロップが表示されなかった時期もあったが、現在は全ての曜日に表示されている。 ●字幕放送では、通常﹁♫﹂ないしは﹁♫︵テーマ音楽︶﹂とされるが、主題歌歌唱部分は歌詞が表示される。 ●出演者の役柄等のクレジットは毎日オープニングで行われているが、スタッフのそれについては毎週月曜日の放送のみに出している。そのため、月曜日放送のテーマ音楽は少し長めに放送される。なお、他の曜日でもストーリー展開上時間が余る場合や出演者が多い場合にはロング版のテーマ音楽が流れる場合もある。エンディング・次週予告
●2002年の﹃さくら﹄以後は、エンディング5秒にドラマに関連した写真等のミニコーナーが設けられている。 ●1996年上半期放送の﹃ひまわり﹄以後は、基本的には半年-1年のストーリーも重視しながら、1つのエピソードをその週ごとで完結できるように配慮してサブタイトルが付く︵﹃すずらん﹄﹃てるてる家族﹄など一部の作品を除く︶。﹃ひまわり﹄のときは2週で1題、それ以後は1週1題、週タイトルが付けられるようになった[注 17]。 ●これを導入したことで、毎週土曜日の放送では次週の予告編が末尾1分程度放映されている︵すずらんは予告編が放送されなかった︶。作品によっては出演者のナレーションが入る場合もある。 ●予告編のナレーションが入った作品 ●あぐり︵出演者が週替わりで担当︶ ●さくら︵第1週と最終週はヒロイン・さくら=高野志穂、その他は出演者が週代わりで担当︶ ●まんてん︵満天=宮地真緒︶ ●こころ︵こころ=中越典子 週によっては他の出演者が担当︶ ●てるてる家族︵冬子=石原さとみ 第8週から。週タイトルはなし︶ ●わかば︵若葉=原田夏希︶ ●風のハルカ︵ハルカ=村川絵梨 2005年末のみ︶ ●純情きらり︵桜子=宮﨑あおい週によっては他の出演者が担当︶ ●芋たこなんきん︵ナレーターの住田アナが、女学生編放送の直前の予告編だけナレーションを入れた︶ ●ちりとてちん︵本編ではないが、主に土曜・日曜に放映される30秒スポットで喜代美︵徒然亭若狭︶=貫地谷しほりがナレーションを入れた予告編を流す場合がある︶ ●てっぱん︵本編ではないが、主に土曜・日曜・月曜に放映される30秒スポットであかり=瀧本美織がナレーションを入れた予告編を流す場合がある。映像比率
2002年前期の﹃さくら﹄からハイビジョン収録されている。また、2004年度からはアナログ放送、NHKワールド・プレミアムの放送では映像比率を13:9、2005年度からは14:9、2010年度から16:9のサイズで放送されている。 BS2のデジタル放送については﹃純情きらり﹄まで初回放送はアナログ放送と同じ13:9→14:9︵画角情報は4:3︶、再放送は16:9で放送されていたが、2006年10月の﹃芋たこなんきん﹄から は初回放送についても16:9で放送されている。BS2のアンコール作品の放送でもハイビジョン収録の場合、デジタルは16:9、アナログ放送、NHKワールド・プレミアムでは14:9で放送される。 なお、総合テレビの映像比率は、2009年度までがアナログが14:9レターボックス、デジタルは16:9フルサイズだったが、前述どおり2010年度よりアナログはレターボックス16:9となっている。副音声解説
1985年度より聴覚障害者に向けた字幕放送︵アナログ放送では文字多重放送に対応した特別なチューナーが必要︶、1990年度より視覚障害者に向けた﹁解説放送﹂を副音声︵デジタル総合テレビ、BSプレミアムはステレオ2音声︶で行っている。NHKワールド・プレミアム︵海外向けテレビ番組配信︶では副音声解説放送は行われていない︵通常のモノラル放送となる︶。また、デジタル総合テレビとBSプレミアムではデータ放送も実施。 なお、総集編の時にも副音声解説があるが、特別編やナビゲーション番組︵上半期は大体ゴールデンウィークか海の日、下半期は年末年始に多い︶では副音声解説はなく、ステレオ放送のみ行われる。また、﹃私の青空﹄や﹃ちゅらさん﹄の続編が﹁月曜ドラマシリーズ﹂や﹁土曜ドラマ﹂といった別のNHKドラマ枠で放送された際も同様であったが、﹃どんど晴れ﹄の続編スペシャルでは解説放送︵アナ・デジとも︶がある。 末期の、地上波アナログ放送において、連続ドラマの副音声解説が常時行われているのは、民放を含めてもこの朝ドラのみであった︵過去にはNHKの夜の帯ドラマシリーズドラマ新銀河でも実施していたほか、視覚障害者が題材となる作品でも解説が入るものがあった︶。デジタル放送では朝ドラ以外の連続ドラマ︵大河ドラマ、ドラマ10、BS時代劇など︶でも解説放送を取り入れている。 なお、2011年から開始された地上波の1週間ダイジェスト︵NHKとっておきサンデー内包﹁︵作品名︶1週間﹂と、夕方の﹁5分で︵作品名︶﹂︶においては解説放送はデジタルを含め実施されていない。- 音声解説のナレーション
- ※出演者・スタッフとしては表示されない。
歴代作品一覧
見出しの「局」は制作局、「%」はビデオリサーチ調べの平均視聴率(関東地区)。 ※53『走らんか!』は、原案。
題名 (太字は放送中) | 年 | 局 | 舞台 | 脚本 (原作) | % | 主演 (太字は男性、*語り兼) | |
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1 | 娘と私 | 1961 | A | 東京 | 山下与志一 (獅子文六) | - | 北沢彪*、村田貞枝 |
2 | あしたの風 | 1962 | A | 香川 | 山下与志一 (壺井栄) | - | 渡辺富美子 |
3 | あかつき | 1963 | A | 東京 | 山下与志一 (武者小路実篤) | - | 佐分利信、荒木道子 |
4 | うず潮 | 1964 | B | 広島/東京/長野 | 田中澄江 (林芙美子) | 30.2 | 林美智子 |
5 | たまゆら | 1965 | A | 宮崎他 | 山田豊/尾崎甫 (川端康成) | 33.6 | 笠智衆、加藤道子 |
6 | おはなはん | 1966 | A | 愛媛/東京 | 小野田勇 (林謙一) | 45.8 | 樫山文枝 |
7 | 旅路 | 1967 | A | 三重/北海道 | 平岩弓枝 | 45.8 | 横内正、日色ともゑ |
8 | あしたこそ | 1968 | A | 東京 | 橋田壽賀子 (森村桂) | 44.9 | 藤田弓子 |
9 | 信子とおばあちゃん | 1969 | A | 佐賀他 | 井手俊郎 (獅子文六) | 37.8 | 大谷直子 |
10 | 虹 | 1970 | A | 鳥取 | 田中澄江 | 37.9 | 南田洋子 |
11 | 繭子ひとり | 1971 | A | 青森/東京/宮城他 | 高橋玄洋 (三浦哲郎) | 47.4 | 山口果林 |
12 | 藍より青く | 1972 | A | 熊本 | 山田太一 | 47.3 | 真木洋子 |
13 | 北の家族 | 1973 | A | 北海道 | 楠田芳子 | 46.1 | 高橋洋子 |
14 | 鳩子の海 | 1974 | A | 山口/茨城 | 林秀彦 | 47.2 | 斎藤こず恵→藤田美保子* |
15 | 水色の時 | 1975前 | A | 長野/東京 | 石森史郎 | 40.1 | 大竹しのぶ |
16 | おはようさん | 1975後 | B | 大阪 | 松田暢子 (田辺聖子) | 39.6 | 秋野暢子* |
17 | 雲のじゅうたん | 1976前 | A | 秋田/東京 | 田向正健 | 40.1 | 浅茅陽子 |
18 | 火の国に | 1976後 | B | 熊本 | 石堂淑朗 | 35.0 | 鈴鹿景子 |
19 | いちばん星 | 1977前 | A | 山形 | 宮内婦貴子 (結城亮一) | 37.2 | 高瀬春奈→五大路子 |
20 | 風見鶏 | 1977後 | B | 和歌山/兵庫 | 杉山義法 | 38.3 | 新井春美 |
21 | おていちゃん | 1978前 | A | 東京 | 寺内小春 (沢村貞子) | 43.0 | 友里千賀子 |
22 | わたしは海 | 1978後 | B | 広島 | 岩間芳樹 | 35.9 | 相原友子 |
23 | マー姉ちゃん | 1979前 | A | 福岡/東京 | 小山内美江子 (長谷川町子) | 42.8 | 熊谷真実 |
24 | 鮎のうた | 1979後 | B | 滋賀/大阪 | 花登筐 | 42.7 | 山咲千里 |
25 | なっちゃんの写真館 | 1980前 | A | 徳島 | 寺内小春 | 39.6 | 星野知子 |
26 | 虹を織る | 1980後 | B | 山口/兵庫 | 秋田佐知子 | 38.5 | 紺野美沙子 |
27 | まんさくの花 | 1981前 | A | 秋田 | 高橋正圀 | 37.1 | 中村明美* |
28 | 本日も晴天なり | 1981後 | A | 東京 | 小山内美江子 | 36.6 | 原日出子 |
29 | ハイカラさん | 1982前 | A | 神奈川/静岡 | 大藪郁子 | 36.2 | 手塚理美 |
30 | よーいドン | 1982後 | B | 大阪/京都 | 杉山義法 | 38.8 | 藤吉久美子 |
31 | おしん | 1983 | A | 山形/東京 佐賀/三重 |
橋田壽賀子 | 52.6 | 小林綾子→田中裕子→乙羽信子 |
32 | ロマンス | 1984前 | A | 北海道/東京 | 田向正健 | 39.0 | 榎木孝明、小宮久美子 |
33 | 心はいつもラムネ色 | 1984後 | B | 大阪/東京 | 冨川元文 | 40.2 | 新藤栄作、藤谷美和子 |
34 | 澪つくし | 1985前 | A | 千葉 | ジェームス三木 | 44.3 | 沢口靖子 |
35 | いちばん太鼓 | 1985後 | B | 福岡/大阪 | 井沢満 | 33.4 | 岡野進一郎、三田寛子 |
36 | はね駒 | 1986前 | A | 福島/宮城 | 寺内小春 | 41.7 | 斉藤由貴 |
37 | 都の風 | 1986後 | B | 京都/大阪/奈良 | 重森孝子 | 39.3 | 加納みゆき |
38 | チョッちゃん | 1987前 | A | 北海道/東京 | 金子成人 (黒柳朝) | 38.0 | 古村比呂 |
39 | はっさい先生 | 1987後 | B | 東京/大阪/滋賀 | 高橋正圀 | 38.1 | 若村麻由美 |
40 | ノンちゃんの夢 | 1988前 | A | 高知/東京 | 佐藤繁子 | 39.1 | 藤田朋子 |
41 | 純ちゃんの応援歌 | 1988後 | B | 和歌山/大阪/兵庫 | 布勢博一 | 38.6 | 山口智子 |
42 | 青春家族 | 1989前 | A | 東京/静岡 | 井沢満 | 37.8 | いしだあゆみ・清水美砂 |
43 | 和っこの金メダル | 1989後 | B | 山口/大阪 | 重森孝子 | 33.8 | 渡辺梓 |
44 | 凛凛と | 1990前 | A | 富山/東京 | 矢島正雄 | 33.9 | 田中実、荻野目洋子* |
45 | 京、ふたり | 1990後 | B | 京都 | 竹山洋 | 35.6 | 山本陽子・畠田理恵 |
46 | 君の名は | 1991 | A | 東京/北海道/新潟 三重/愛知/静岡 |
井沢満他 (菊田一夫) | 29.1 | 鈴木京香、倉田てつを |
47 | おんなは度胸 | 1992前 | B | 東京/大阪 | 橋田壽賀子 | 38.5 | 泉ピン子・桜井幸子 |
48 | ひらり | 1992後 | A | 東京 | 内舘牧子 | 36.9 | 石田ひかり |
49 | ええにょぼ | 1993前 | B | 京都/兵庫 | 東多江子 | 35.2 | 戸田菜穂 |
50 | かりん | 1993後 | A | 長野/東京 | 松原敏春 | 31.4 | 細川直美 |
51 | ぴあの | 1994前 | B | 大阪/大分/京都 | 冨川元文/宮村優子 | 25.5 | 純名里沙 |
52 | 春よ、来い | 1994後 1995前 |
A | 大阪/東京/静岡 | 橋田壽賀子 | 24.7 | 安田成美→中田喜子 |
53 | 走らんか! | 1995後 | B | 福岡/大阪 | 金子成人 (長谷川法世※) | 20.5 | 三国一夫*、中江有里・菅野美穂 |
54 | ひまわり | 1996前 | A | 東京/福島 | 井上由美子 | 25.5 | 松嶋菜々子 |
55 | ふたりっ子 | 1996後 | B | 大阪/兵庫 | 大石静 | 29.0 | 三倉佳奈・三倉茉奈→ 岩崎ひろみ・菊池麻衣子 |
56 | あぐり | 1997前 | A | 岡山/東京/山梨 | 清水有生 (吉行あぐり) | 28.4 | 田中美里 |
57 | 甘辛しゃん | 1997後 | B | 兵庫 | 宮村優子/長川千佳子 | 26.6 | 佐藤夕美子 |
58 | 天うらら | 1998前 | A | 栃木/東京 | 神山由美子 (門野晴子) | 27.7 | 須藤理彩 |
59 | やんちゃくれ | 1998後 | B | 大阪 | 中山乃莉子/石原武龍 | 22.5 | 小西美帆 |
60 | すずらん | 1999前 | A | 北海道/東京 | 清水有生 | 26.2 | 柊瑠美→遠野凪子→倍賞千恵子* |
61 | あすか | 1999後 | B | 奈良/京都 | 鈴木聡 | 24.4 | 竹内結子 |
62 | 私の青空 | 2000前 | A | 青森/東京 | 内舘牧子 | 24.1 | 田畑智子 |
63 | オードリー | 2000後 | B | 京都/熊本 | 大石静 | 20.5 | 岡本綾* |
64 | ちゅらさん | 2001前 | A | 沖縄/東京 | 岡田惠和 | 22.2 | 国仲涼子 |
65 | ほんまもん | 2001後 | B | 和歌山/大阪/京都 | 西荻弓絵 | 22.6 | 池脇千鶴 |
66 | さくら | 2002前 | A | ハワイ/岐阜/東京 | 田渕久美子 | 23.3 | 高野志穂 |
67 | まんてん | 2002後 | B | 鹿児島/大阪 | マキノノゾミ | 20.7 | 宮地真緒 |
68 | こころ | 2003前 | A | 東京/新潟 | 青柳祐美子 | 21.3 | 中越典子 |
69 | てるてる家族 | 2003後 | B | 大阪/長崎 | 大森寿美男 (なかにし礼) | 18.9 | 石原さとみ* |
70 | 天花 | 2004前 | A | 宮城/東京 | 竹山洋 | 16.2 | 藤澤恵麻 |
71 | わかば | 2004後 | B | 兵庫/宮崎 | 尾西兼一 | 17.0 | 原田夏希 |
72 | ファイト | 2005前 | A | 群馬/東京 | 橋部敦子 | 16.7 | 本仮屋ユイカ |
73 | 風のハルカ | 2005後 | B | 大分/大阪 | 大森美香 | 17.5 | 村川絵梨 |
74 | 純情きらり | 2006前 | A | 愛知/東京 | 浅野妙子 (津島佑子) | 19.4 | 宮﨑あおい |
75 | 芋たこなんきん | 2006後 | B | 大阪 | 長川千佳子 (田辺聖子) | 16.8 | 藤山直美 |
76 | どんど晴れ | 2007前 | A | 神奈川/岩手 | 小松江里子 | 19.4 | 比嘉愛未 |
77 | ちりとてちん | 2007後 | B | 福井/大阪 | 藤本有紀 | 15.9 | 貫地谷しほり (上沼恵美子*) |
78 | 瞳 | 2008前 | A | 東京 | 鈴木聡 | 15.2 | 榮倉奈々 |
79 | だんだん | 2008後 | B | 島根/京都 | 森脇京子 | 16.2 | 三倉茉奈・三倉佳奈 |
80 | つばさ | 2009前 | A | 埼玉 | 戸田山雅司 | 13.8 | 多部未華子 |
81 | ウェルかめ | 2009後 | B | 徳島 | 相良敦子 | 13.5 | 倉科カナ |
82 | ゲゲゲの女房 | 2010前 | A | 島根/東京 | 山本むつみ (武良布枝) | 18.6 | 松下奈緒 |
83 | てっぱん | 2010後 | B | 広島/大阪 | 寺田敏雄/今井雅子/関えり香 | 17.2 | 瀧本美織 |
84 | おひさま | 2011前 | A | 長野 | 岡田惠和 | 18.8 | 井上真央/若尾文子* |
85 | カーネーション | 2011後 | B | 大阪 | 渡辺あや | 19.1 | 二宮星*→尾野真千子*→夏木マリ* |
86 | 梅ちゃん先生 | 2012前 | A | 東京 | 尾崎将也 | 堀北真希 | |
87 | 純と愛[11] | 2012後 | B | 沖縄/大阪 | 遊川和彦 | 夏菜 | |
88 | あまちゃん[12] | 2013前 | A | 東北/北三陸 | 宮藤官九郎 | 能年玲奈 |
アンコール放送
総集編
総集編は古くは1976年度上半期の﹃雲のじゅうたん﹄、1983年度放送の﹃おしん﹄で制作されており、その後1996年度下半期の﹃ふたりっ子﹄以降は、基本的に総集編が制作されている。﹃ふたりっ子﹄以降は殆どの作品がNHK︵発売元NEP︶からビデオソフト︵DVD・VHS︶化されている︵総集編が放送されている芋たこなんきんでは全話収録の完全版を含めて一切ビデオ化されていない。︶ 以前は総合テレビ、BS2テレビとも年度下半期の作品は夏休み︵8月︶に、上半期のものは年末︵12月︶に放送していたり、総合テレビで年末に一括して放送されることもあった。現在は年度上半期は年末、下半期のものはゴールデンウィーク期間中が常である。基本的には1回45分を4〜5回に分けるが、﹃ちゅらさん﹄︵2001年度上半期︶、﹃どんど晴れ﹄︵2007年度上半期︶は75分×3回に分けたりするなどの例外がある。 下半期の作品では年末年始に、上半期の作品ではゴールデンウィークや夏休み期間などに特別編を放送する場合が多い。 1996年上期﹃ひまわり﹄までは殆どの作品で総集編が作られなかったため、NHKアーカイブス (施設)の番組公開ライブラリーでは各作品の最初週と最後週のそれぞれ6回分を公開し、下期﹁ふたりっ子﹂以後の作品は総集編部分のみ公開という形態になっている。続編・関連作品
続編・特別編 ﹃私の青空﹄や﹃ちゅらさん﹄﹃どんど晴れ﹄﹃てっぱん﹄は続編が制作されたほか、特別編︵﹃純情きらりスペシャル・桜子と達彦愛の軌跡﹄﹃風のハルカ・春の感謝祭スペシャル﹄など︶が放送される場合もある。 スピンオフ これまでに実質5本作られている。 ちりとてちん﹁ちりとてちん外伝 まいご3兄弟﹂ 2008年、﹃かんさい特集﹄として放送され、その後全国放送。徒然亭若狭の弟子仲間である草原、小草若・四草の3人の福井から大阪への岐路を描いた物語で宿屋仇という作品をモチーフにしたものである︵朝ドラ史上初めてのスピンオフ︶。 だんだん﹁私の"だんだん"﹂ 2009年、島根県向け﹁ふるさと発﹂で放送され、その後全国放送。松江市を舞台に、﹁ありがとう﹂を題材にしたショートドラマ3本の﹁オムニバス﹂形式。案内は六子が勤めた。 つばさ﹁好きと言えなくて﹂ 2009年末、総集編の放送に合わせて製作された番組宣伝の一環の作品。青春編と中年編の2本立て。 ゲゲゲの女房﹁地デジ普及ドラマ・いちごとせんべい﹂ 2010年7月、日本の地上デジタルテレビ放送完全移行1年前にちなみ、その普及・促進のために製作された作品。 他のスピンオフと違う点として、﹁ゲゲゲの女房﹂でも主演した松下奈緒・向井理が役柄・設定を変えて主演した点と、﹁ゲゲゲ…﹂とは直接関連しないストーリーが展開されたことが挙げられる。 てっぱん﹁番外編〜イブ・ラブ・ライブ﹂ 趙珉和演じる鰹節屋・浜勝の社長、浜野一を主役として製作。2011年末に﹃かんさい特集﹄枠で放送され、その後クリスマス・イブの12月24日に全国放送。本編のヒロイン、瀧本美織も出演した。 舞台化・映画化 本編のストーリーが舞台化︵﹃さくら﹄﹃わかば﹄﹃だんだん﹄など︶、映画化︵﹃すずらん 〜少女萌の物語〜﹄﹃ゲゲゲの女房﹄[注 19]︶されて再登場する場合がある。 その他関連作品 朝ドラ殺人事件 2012年に放送。朝ドラのスタッフを主人公とした内容のスペシャルドラマ。劇中劇として﹃ころろ﹄という架空の朝ドラが登場する。作品の現存状況
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受賞歴
●ギャラクシー賞︵放送批評懇談会︶ ●2011年、第48回同賞の奨励賞受賞作品︵テレビ部門︶に﹃ゲゲゲの女房﹄が選ばれた[13]。 ●エランドール賞︵日本映画テレビプロデューサー協会︶[14] ●2010年、第34回同賞の新人賞に多部未華子︵﹃つばさ﹄︶が選ばれた。 ●2011年、第35回同賞の特別賞に﹃ゲゲゲの女房﹄制作チームが選ばれた。なお同賞の新人賞に、同作品でヒロイン夫妻を演じた松下奈緒と向井理が選ばれた。 ●橋田賞︵橋田文化財団︶ ●2002年、第10回同賞で10周年記念として連続テレビ小説が特別顕彰された。 ●2011年、第19回同賞の新人賞に松下と向井が選ばれた︵﹃ゲゲゲの女房﹄︶。 ●ザテレビジョンドラマアカデミー賞 ●2010年、第66回同賞の最優秀作品賞に﹃ゲゲゲの女房﹄が選ばれた[15]。なお、助演男優賞に向井が選ばれた︵松下は、主演女優部門の2位︶。 ●﹃TVnavi﹄ドラマ・オブ・ザ・イヤー ●2010年、第7回同賞の大賞/最優秀作品賞に﹃ゲゲゲの女房﹄が選ばれた[16]。なお、最優秀主演女優賞に松下が、最優秀助演男優賞に向井が選ばれた。 ●向田邦子賞︵脚本家を対象︶ ●1996年、第15回同賞に大石静︵﹃ふたりっ子﹄︶が選ばれた。 ●2001年、第20回同賞に岡田惠和︵﹃ちゅらさん﹄︶が選ばれた。 ●新語・流行語大賞[17] ●1984年、第1回同賞の新語部門に﹃おしん﹄から作られた﹁オシンドローム﹂が選ばれた。 ●2010年、第27回同賞の年間大賞に﹃ゲゲゲの女房﹄︵原案の武良布枝著作を含む︶から﹁ゲゲゲの~﹂が選ばれた。 ●﹃日経エンタテインメント!﹄ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー ●2011年、第2回同賞に谷口卓敬︵﹃ゲゲゲの女房﹄制作総括︶が選ばれた︵受賞10組のうち3番目︶[18]。民放との関係
古くから民放各局は、﹁連続テレビ小説﹂の出演者︵特に主役︶の起用や、﹁連続テレビ小説﹂に似たドラマ︵帯ドラマ他︶の放映に力を入れるなど、軽視はしていなかったが、民放を通じた﹁連続テレビ小説﹂関係の芸能情報報道はそれほど行ってこなかった。しかし、2010年度上期に放送された﹁ゲゲゲの女房﹂では、2010年9月の最終回前後にTBS系列やフジ系列の民放のバラエティ番組に原案者やドラマ出演者が出演してドラマに関するネタや過去の名シーンを放送するといった異例の展開が見られた。 朝の﹁連続テレビ小説﹂放映時間帯の開拓もそれほど行ってこなかった。長年、朝の﹁連続テレビ小説﹂放映時間帯に重なる時間帯で存在感を示してきたのは、フジテレビの子供向け番組枠︵ママとあそぼう!ピンポンパン→ひらけ!ポンキッキ→ポンキッキーズ。なお、この流れの番組は現在は同時間帯ではない︶程度であった。 また、以前は﹁連続テレビ小説﹂や﹁大河ドラマ﹂等、NHKのドラマの作品が民放の東京12チャンネル︵現・テレビ東京︶や沖縄テレビ放送で再放送された事があったが、2005年からは、ファミリー劇場、チャンネル銀河などの民間CS局で﹁連続テレビ小説﹂の作品が再放送されている。番組宣伝
NHK公式サイトでの告知のほか、ステーションブレイクや、新聞広告、交通広告︵鉄道駅構内、電車内中吊り、ラッピング広告︶などでの一般的な番組宣伝も行われるが、NHKニュース7︵従来のNHKニュース (午後7時)︶で次回作発表とヒロイン紹介が必ず採り上げられる。クランクアップ︵撮影終了︶の時には出演者・スタッフの労をねぎらってくす玉がスタジオに吊るされ、ヒロインがそれを割り、また出演者のスピーチが行われる。この模様はNHKオンラインのこれ見て!ムービーに掲載されるほか、スポーツ新聞やNHKの広報番組︵﹃スタジオパークからこんにちは﹄など︶で紹介されることがよくある。この多さは、言うまでもなく、NHKが民放の芸能ワイドショーに相当する番組を持っておらず、他に宣伝の場がないため。 主要な出演者は﹃スタジオパークからこんにちは﹄・﹃土曜スタジオパーク﹄・﹃日曜スタジオパーク﹄にゲスト出演することが多い。主演ヒロインに関しては、主に番組が終盤に差し掛かり、収録もクランクアップとなった後に﹃スタジオパークからこんにちは﹄へ、また、大阪発となる番組のヒロインは、﹃土曜スタジオパーク﹄が大阪発の全国放送となる10月下旬か11月初旬の回に登場することが多い[注 20]。他の番組では﹃バラエティー生活笑百科﹄﹃MUSIC JAPAN﹄などの例がある。 ホームページでは2009年度まで、﹁連続テレビ小説﹂のホームページで行われてきたが、2010年度以降はそれぞれの作品ごとにホームページが独自に作られることになった。関連項目
●ポーラテレビ小説 - かつてTBSで放送された裏番組、昼が本放送で翌日の朝に再放送を行った。 ●朝の連続ドラマ ●てれび絵本 - ヒロイン経験者が朗読を務めた番組がある。 ●銀河テレビ小説 ●ドラマ新銀河 ●NHK夜の連続ドラマ ●大河ドラマ - 同じNHKで放送されている夜のドラマ。 ●チャンネル銀河 - 過去に放送された作品の再放送を実施。 ●あさイチ - 2010年3月29日から開始した本枠直後︵平日︶に生放送される情報番組。冒頭でキャスター陣︵たまにコメンテーターも︶が本枠ドラマの感想を述べることが多い。こちらも高視聴率である。 ●週刊ニュース深読み - 2011年4月9日から開始した本枠直後︵土曜日︶に生放送されるニュース解説番組。上記の﹃あさイチ﹄同様、キャスター陣︵たまにコメンテーターも︶が本枠ドラマの感想を述べることが多い。こちらもまた高視聴率である。脚注
注釈
出典
参考文献
- 堀井憲一郎『若者殺しの時代』講談社〈講談社現代新書〉、2006年4月。ISBN 4-06-149837-1。
- 『ステラ』 (NHKサービスセンター) - #歴代作品一覧
- 2001年5月25日号 “朝ドラ”ヒロインでたどるキャリアウーマン40年史 朝ドラデータファイル
- 2011年4月15日号 連続テレビ小説50年メモリアルグラフィティー
- ステラMOOK 『テレビ50年』 (NHKサービスセンター、2003年発行、pp.180-187)
外部リンク
- 連続テレビ小説ホームページ - 現在放映中のドラマの紹介
- 連続テレビ小説の一覧
- ビデオリサーチ・朝ドラ視聴率一覧
- 歴代の『朝ドラ』主題歌(NHKブログ - アカイさんノート)※歌詞入りの主題歌のリストがある(第1号『ロマンス』の「夢こそ人生」から『ウェルかめ』の「あの子の夢」まで)。
- NHKアーカイブス・カフェNO.28・連続テレビ小説(前編)「時代で変わるヒロイン像」
- NHKアーカイブス・カフェNO.29・連続テレビ小説(中編)「プロデューサーの重責」
- NHKアーカイブス・カフェNO.30・連続テレビ小説(後編)「何を変え、何を守るか」
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