三縄一郎
経歴[編集]
歌手を目指し東洋音楽学校︵現・東京音楽大学︶で声楽を学んだ。新協劇団の女優であった姉の手伝いでかげ歌を手伝うことで舞台音効に興味を持つ。ミリオンレコード社へ入社するも日中戦争の激化で同社が解散となり、自身も召集を受ける。 戦地から帰国後の[要出典]1942年、東宝に入社し効果係となる[1]。戦後から映画の音響効果を本格的に携わるようになり、怪獣映画では怪獣の鳴き声や足音なども手掛けた[1]。1957年9月に下永尚、宮崎正信と共に東宝ダビングを設立。1971年4月、東宝から独立し東宝効果集団を結成する[1]。1987年に機能を東宝録音センターに吸収する形で解散する。1992年に引退。 2017年12月16日、死亡。映画[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c ゴジラ大百科 1992, p. 131, 構成 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ 31 東宝効果集団と怪獣たちの声の秘密」
参考文献[編集]
●﹃ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 新モスラ編﹄監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken︿Gakken MOOK﹀、1992年12月10日。
●井上英之﹃検証・ゴジラ誕生―昭和29年・東宝撮影所﹄朝日ソノラマ、1994年。ISBN 4257033940。