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小名浜港

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小名浜港
小名浜港
小名浜港
小名浜港の位置(福島県内)
小名浜港

小名浜港

小名浜港の位置
所在地
日本の旗 日本
所在地 福島県いわき市小名浜
座標 北緯36度56分10秒 東経140度53分45秒 / 北緯36.93611度 東経140.89583度 / 36.93611; 140.89583座標: 北緯36度56分10秒 東経140度53分45秒 / 北緯36.93611度 東経140.89583度 / 36.93611; 140.89583
詳細
種類

重要港湾

特定港

国際バルク戦略港湾


[]


沿41747貿

施設[編集]

松下地区・栄町地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(総トン) 船席数
1号埠頭第1・2号岸壁 213 -7.5 300 2
1号埠頭第3号岸壁 150 -9.0 300 3
1号埠頭-4.5m岸壁 250 -4.5 1
栄町岸壁 150 -5.0 250 2
100.2 -6.0 300 1
402 -5.0 250 5
200 -5.0 250 2
150 -5.0 250 2
277 -5.5 300 3
中央桟橋岸壁 80 -5.0 250 1
東桟橋岸壁 170 -5.0 250 2
西桟橋岸壁 75 -6.0 300 1
綱取物揚場 51.7 -2.0 10
109 -4.0 200
東桟橋物揚場 164 -4.0 200
中央桟橋物揚場 297.3 -4.0 200
西桟橋物揚場 69 -4.0 200
栄町小船物揚場 165.7 -1.5 10
辰巳町物揚場 38.5 -2.5 100

小名浜港の最も東側に位置し小名浜漁港を成す地区であり、漁港区の南東側の一部が松下地区、その他漁港区の東側から西側の1号埠頭のうち東側、南側までが栄町地区となる。漁港区の岸壁や物揚場が整備されており、1号埠頭には小名浜魚市場が立地する。埠頭突端には駆逐艦汐風が埋設されている[1]

1・2号ふ頭地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(重量トン) 船席数
2号埠頭第3号岸壁 130 -7.5 5,000 1
2号埠頭第4号岸壁 130 -7.5 5,000 1
2号埠頭第5号岸壁 73 -4.5 700 1
2号埠頭第6号岸壁 73 -4.5 700 1

1西2222西36

3号ふ頭地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(重量トン) 船席数
3号埠頭第1号岸壁 175 -10.0 10,000 1
3号埠頭第2号岸壁 175 -10.0 10,000 1
3号埠頭第3号岸壁 175 -10.0 10,000 1
3号埠頭第4号岸壁 175 -10.0 10,000 1
3号埠頭第5号岸壁 7. -4.5 700 1
3号埠頭第6号岸壁 7. -4.5 700 1
3号埠頭第7号岸壁 7. -4.5 700 1

主に石炭をはじめとした鉱産品や化学工業品が取り扱われ、バルク用橋型水平引込式クレーン2基が備え付けられている。中央を臨港道路が貫き、南側で小名浜マリンブリッジを介し東港地区へと繋がる。

4号ふ頭地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(重量トン) 船席数
4号埠頭第1号岸壁 90 -4.5 700 1
4号埠頭第2号岸壁 200 -10.0 10,000 1
4号埠頭第3号岸壁 200 -10.0 10,000 1
4号埠頭第4号岸壁 100 -6.0 3,000 1
4号埠頭第5号岸壁 100 -6.0 3,000 1
4号埠頭第6号岸壁 100 -6.0 3,000 1
4号埠頭小船溜 200 -4.5 700

主に化学薬品が取り扱われ、ローディングアームが設置されている。

5号ふ頭地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(重量トン) 船席数
5号埠頭第1号岸壁 240 -12.0 30,000 1
5号埠頭小船溜 170 -4.5 1,000

下記6号ふ頭地区と併せ多目的国際ターミナルとして作られ、2004年(平成16年)全面供用とすべて完成したのは港の中で最も遅い。中央を貫く臨港道路の東側が5号ふ頭地区、西側が6号ふ頭地区である。主に鉱産品が取り扱われ、災害時の物資輸送にも使われる。橋形クレーン式アンローダー1基が設置されている。

6号ふ頭地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(重量トン) 船席数
6号埠頭第1号岸壁 240 -14.0 50,000 1
6号埠頭第2号岸壁 130 -7.5 5,000 1
6号埠頭第3号岸壁 130 -7.5 5,000 1

5号ふ頭地区と臨港道路を挟んで西側に位置する。5号埠頭と同様に主に鉱産品が取り扱われ、バケット式連続アンローダー2基とホッパ分岐施設1期が設置されている。

7号ふ頭地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(重量トン) 船席数
7号埠頭第1号岸壁 270 -13.0 40,000 1
7号埠頭第2号岸壁 270 -13.0 40,000 1
7号埠頭第3号岸壁 185 -10.0 10,000 1
7号埠頭第4号岸壁 185 -10.0 10,000 1
7号埠頭第5号岸壁 130 -7.5 5,000 1
7号埠頭小船溜 339 -4.0 200

二級水系藤原川左岸河口部に位置する。主に鉱産品を取り扱うため、バルク用橋形水平引込式クレーン3基が設置されている。

藤原ふ頭地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(重量トン) 船席数
藤原埠頭第1号岸壁 185 -10.0 10,000 1
藤原埠頭第2号岸壁 241.4 -12.0 30,000 1
藤原埠頭第3号岸壁 185 -10.0 10,000 1
藤原埠頭第4号岸壁 130 -7.5 5,000 1

二級水系藤原川右岸河口部に位置する。主に木材を取り扱う。

大剣地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(重量トン) 船席数
大剣埠頭第1号岸壁 130 -7.5 5,000 1
大剣埠頭第2号岸壁 130 -7.5 5,000 1
大剣埠頭第3号岸壁 185 -10.0 10,000 1
大剣埠頭第4号岸壁 185 -10.0 10,000 1
大剣埠頭第5号岸壁 130 -7.5 5,000 1
大剣埠頭第6号岸壁 130 -7.5 5,000 1
大剣埠頭第7号岸壁 130 -7.5 5,000 1
大剣埠頭第8号岸壁 130 -7.5 5,000 1
小名浜石油大剣1号さん橋 270 -7.5 5,000 2
小名浜石油大剣2号さん橋 270 -6.5 3,000 2
小名浜石油大剣3号さん橋 370 -7.5 5,000 2
小名浜石油(株)シーバース 360 -15.0 75,000 1

商港地区の最も西側に位置し、主に自動車、化学薬品、危険物やコンテナ貨物を取り扱う。1998年(平成10年)に新たに国際貨物ターミナルが完成し、東アジア各国に航路が就航した。タイヤマウント式水平引込クレーン、トロリ式橋形クレーン各1基が設置されている。埠頭内には小名浜石油の専用桟橋と、西第二防波堤突端付近に専用シーバースが設けられており、陸側には広大な油槽所が立地する。

東港地区[編集]

名称 延長(m) 水深(m) 船型(重量トン) 船席数
第1号岸壁 370 -18.0 120,000 1

321

[]


西1994201131111202261

[]


2

[]


1西19922011[2]201220199[2][2]2021[2]199677t20203[2]

沿[]


1747 - 

18875 - 12km便

1918 - 

1923 - 277m490m155m

192711 - 2

19295 - 1

19385 - 3,000t2213m400m

1941 - 2

19474 - 

194710 - 

1948 - 2

19485 - 

19511 - 

19536 - 

1954 - 670m220m13,000t6t1t

19565 - 

19572 - 

19576 - 11t

1959 - 71

19597 - 

19604 - 西1

196011 - 126.62/800

196110 - 

19622 - 15

196210 - 160

19634 - 

19637 - 19

19638 - 

19642 - 

19643 - 

19647 - 

196410 - 

19658 - 25

19663 - 284

19671 - 

19674 - 

19683 - 384

196810 - 

19693 - 35

19703 - 4

19704 - 

197010 - -6

197011 - 

19715 - 

197110 - 

19723 - 45

19737 - -4-5

197311 - 3,5005,000

19748 - 75,000

19753 - 1

19754 - 

19759 - 1

19763 - 1-7.55,500

197610 - 55

19773 - 7

19774 - 1

197712 - 1,000

19781 - 西

19785 - 

19805 - 11t

19806 - 7西

19813 - 92

19814 - 

198111 - 720t165

19823 - 7

19824 - 73

198210 - 

198310 - 

19842 - 720t2

19848 - 5,000t

198411 - C.O.M

19851 - 貿1

19853 - 

198611 - 75

19872 - -5m

19873 - 

198710 - 貿

19894 - 234

19904 - -5.5m

199111 - 85

19938 - 720t3

199311 - 147

19948 - 

19959 - 

19962 - 20037ha

199612 - 95

19977 - 1

199712 - 貿

19982 - 

19984 - 貿

19989 - 貿2

20007 - 2

20009 - 貿

200012 - 121

20021 - 貿

20036 - 貿2

200311 - 8

20043 - 5

20044 - 56

20047 - 

20049 - 

200510 - 

200512 - 

20075 - 

20084 - 

20101 - 

20103 - 

20108 - 

2011311 - 

20115 - 

201211 - 

20136 - 5

201312 - 

2014 - 34

2015 - 

20151 - 

20153 - 

201611 - 

20174 - 

20186 - 12

201912 - 

202261 - 

[]


  

 - 6西
1975年(昭和50年)撮影の小名浜港周辺の空中写真。
1975年撮影の13枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

[]


1978- BIG99

[]


197013145118,147152[3]

[]

  1. ^ 沈船防波堤「汐風」「澤風」”. kampfgebiet.server-shared.com. 2018年9月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e “小名浜の遊覧船復活へ 今春就航、愛称を募集中”. 河北新報 (河北新報). (2021年1月1日). https://kahoku.news/articles/20210101khn000008.html 2021年1月2日閲覧。 
  3. ^ 安全無視した新港建設 防波堤より企業 海員組合が警告 台風に無防備『朝日新聞』1970年(昭和45年)2月4日朝刊 12版 14面

関連項目[編集]

外部リンク[編集]