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ヲシテ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヲシテ
類型: 音節文字,表意文字,表語文字
言語: やまとことば,日本語
子の文字体系: ひらがな,カタカナ, 変体仮名
注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号 (IPA) を含む場合があります。
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概要

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3[ 1]使

[1]8

[2][ 2][2]

[3][4]使

神代文字疑惑と8母音説

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85

88[5]

[6]

ヲシテの構成

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小笠原長武写本によるホツマ文字の標準字形

 (WO SHI) (TE)[7][ 3][ 3][8][9]

[8][8]5×1048348使48   

[2][8][8]

[8]

便()[8]

[ 3]510()()()()()()()()()()

[2][8][][1][ 4]
名称 ウツホ カセ ミツ ハニ
解説 気体、大空のように目に見えないもの、始まっていないこと 温度の低いエネルギー、風のように太陽の熱で空気が動くこと、始まったこと 熱いエネルギー、炎のようにエネルギーが生み出されていること、動いていること 液体、水のように様々に変化すること、影響を及ぼすこと、変化したこと 固体、大地のように安定した状態になったこと、成熟したこと

[8] ()5[10]

[11][12]

あわうた(アワウタ、あわのうた、アワノウタ)

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()

()

平仮名版

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あかはなま

いきひにみうく

ふぬむえけ

へねめおこほの

もとろそよ

をてれせゑつる

すゆんちり

しゐたらさやわ


片仮名版

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アカハナマ

イキヒニミウク

フヌムエケ

ヘネメオコホノ

モトロソヨ

ヲテレセヱツル

スユンチリ

シヰタラサヤワ

変体ヲシテ

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モトアケ(小笠原長武写本)。
成立当初のものと思われるヲシテの異体字がある。下部の漢字は伝承中に加えられた解説。



[ 3][ 5][ 5]

[2]

脚注

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注釈

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  1. ^ 文書ではヲシテ文献のことを『ヲシテ』と呼ぶこともある
  2. ^ 主に古代文字研究者。特に一部のヲシテ文献研究者
  3. ^ a b c d 漢字導入以前(ヲシテ肯定者が主張する時代区分)
  4. ^ 意匠の是非についてはノートで議論中
  5. ^ a b 漢字導入以後(ヲシテ肯定者・池田満が提唱する時代区分)

出典

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  1. ^ 山田孝雄『所謂神代文字の論』藝林 第4巻 1958年(昭和33年)
  2. ^ a b c d e 鳥居礼『ホツマツタエ入門』株式会社 東興書院 初版 1989年(平成元年)3月3日 ISBN 4924808040
  3. ^ 吾郷清彦『日本建国史 全訳ホツマツタヱ國書刊行会(株)新國民社 伊勢一宮椿大神社東京事務所 初版・1980年(昭和55年)2月11日
  4. ^ 松本善之助『続・ホツマツタヱ』毎日新聞社
  5. ^ 池田満『ホツマツタヱを読み解く』(展望社、2001年)ISBN 9784885460838
  6. ^ 『定本ホツマツタヱ』、『ホツマツタヱを読み解く』、『ホツマ辞典』、いずれも、池田満・展望社
  7. ^ シテを参照
  8. ^ a b c d e f g h i 池田満監修、青木純雄平岡憲人著『よみがえる日本語』明治書院(国語文法の解明に拠る)ISBN 9784625634079
  9. ^ 松本善之助監修、池田満編著『定本ホツマツタヱ』展望社(『日本書紀』『古事記』との原文対比比較の研究結果)ISBN 9784885460869
  10. ^ 鳥居礼『古代文献『ホツマツタヱ』が語る 知られざる古代日本』フォレスト出版 1999年10月23日(平成11年)ISBN 4894510871
  11. ^ 鳥居礼『完訳秀真伝』八幡書店 ISBN 4893502336 上巻118ページ
  12. ^ 参考URL:ほつまつたゑ解読ガイド 17アヤ・かんかかみやたのなのあやタノオシテ ミヒカリマルノ ウチニヰル

外部リンク

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