黒の線刻画
﹃黒の線刻画﹄︵くろのせんこくが︶は、松本清張の小説シリーズ。﹃日本経済新聞﹄1975年3月9日付 - 1977年4月6日付に連載された。
概要[編集]
●﹃網﹄︵﹃日本経済新聞﹄・1975年3月9日付 - 1976年3月17日付︶ ●﹃渦﹄︵﹃日本経済新聞﹄・1976年3月18日付 - 1977年1月8日付︶ ●﹃馬を売る女﹄︵﹃日本経済新聞﹄・1977年1月9日付 - 1977年4月6日付、連載時のタイトルは﹃利﹄︶ シリーズ開始にあたり作者は﹁線刻画は原始時代の絵画である。︵中略︶要するに原始時代人の落書で、当時、興味をもったものを対象にした写生である。現代も人間模様の上では、原始性が残っている。これを眼についたままに写そうと思う。︵後略︶﹂と記している[1]。脚注[編集]
- ^ 「作者のことば」『日本経済新聞』1975年3月3日付掲載。