岡本愛祐
岡本 愛祐︵おかもと あいすけ、1894年︵明治27年︶9月8日[1] - 1988年︵昭和63年︶8月23日[1]︶は、日本の宮内官僚、政治家。帝室林野局長官、参議院議員︵1期︶。
経歴[編集]
京都府で岡本武左衛門の七男として誕生する[1]。京都府立第四中学校、第三高等学校を経て、1919年︵大正8年︶6月、高等試験行政科試験に合格[1][2]。1920年︵大正9年︶7月、東京帝国大学法学部法律学科︵英法︶を卒業[1]。 1920年︵大正9年︶7月、内務省に入省し埼玉県属に任官し内務部農務課に配属[1]。同県警視・警察部保安課長を経て、1923年︵大正12年︶3月、宮内省に転じ東宮侍従兼侍従就任[1]、皇太子裕仁親王、昭和天皇に奉仕する。 以後、皇后宮事務官兼侍従、宮内省参事官、帝室林野局監理部長、内匠頭、兼宮内省警衛局長、帝室林野局長官などを歴任し、1947年︵昭和22年︶3月、廃官により退官した[1]。 1947年︵昭和22年︶4月、第1回参議院議員通常選挙に全国区から出馬して当選[3]。緑風会に所属して、同院地方行政委員長、林野会会長を歴任し、参議院議員を1期務めた[3]。 1965年︵昭和40年︶春の叙勲で勲二等瑞宝章受章︵勲三等からの昇叙︶[4][5]。 1988年︵昭和63年︶8月23日死去、93歳。墓所は護国寺共有墓地。人物[編集]
第三高等学校在学中に軟式テニス選手となり、同種目の普及に尽くした[6]。親族[編集]
栄典[編集]
- 1940年(昭和15年)8月15日 - 紀元二千六百年祝典記念章[7]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。ISBN 9784816918056
- 秦郁彦編『日本近現代人物履歴事典』東京大学出版会、2002年。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
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