熱田区
あつたく 熱田区 | |
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国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
市 | 名古屋市 |
市町村コード | 23109-6 |
面積 |
8.20km2 |
総人口 |
67,263人 [編集] (推計人口、2024年5月1日) |
人口密度 | 8,203人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 | 名古屋市(昭和区、中区、中川区、瑞穂区、南区、港区) |
区の木 | クロガネモチ |
区の花 | ハナショウブ |
熱田区役所 | |
所在地 |
〒456-8501 愛知県名古屋市熱田区神宮三丁目1番15号 北緯35度7分42.4秒 東経136度54分37.3秒 / 北緯35.128444度 東経136.910361度座標: 北緯35度7分42.4秒 東経136度54分37.3秒 / 北緯35.128444度 東経136.910361度 |
外部リンク | 名古屋市熱田区 |
特記事項 |
世帯数:28,490世帯(2006年10月1日) 外国人登録者数:1,733人(2004年10月1日) |
ウィキプロジェクト |
熱田区︵あつたく︶は、名古屋市を構成する16区のうちの1つ。古代からは熱田神宮の鳥居前町、近世からは東海道五十三次の宮宿の宿場町として栄えた場所である。
南部副都心である金山
日比野
面積はやや小さく、位置的には名古屋の中央の南寄りに位置する。熱田神宮周辺は典型的な下町で、中区大須地区などと並んで名古屋の風情を色濃く残している。
熱田神宮から金山駅にかけての熱田台地は比較的標高が高いが、それより西側の堀川周辺などの地域は低地であり、海抜ゼロメートル未満の地域も多い。
熱田区の人口は1965年におよそ9万人を記録して以来、漸減傾向にあったが、近年はザ・ライオンズ ミッドキャピタルタワーや一条タワー金山のようなタワーマンションに代表される再開発により、人口増加に転じている。
また、六野の大同特殊鋼跡にイオン熱田ショッピングセンター︵現・イオンモール熱田︶が開店し、また名古屋高速道路のインターチェンジが開設された。
近年、金山駅周辺にアスナル金山など再開発され、名古屋南部の副都心として成長している。
道路は、国道1号、八熊通、大津通、伏見通、江川線、中野橋通が通じている。
熱田区の中心地点は玉の井町である。
年魚市方︵ 知多乃浦尓 朝榜舟毛 奥尓依所見﹂の年魚市潟︵ 1]という呼び名を熱田の語源とする説もある[1]。
概要[編集]
地名の由来[編集]
熱田の地名の由来は諸説がある。定説は、日本書紀の﹁其蛇飮酒而睡、素盞烏尊︵すさのおのみこと︶拔劒斬之、至斬尾時、劒刃少缺、割而視之、則劒在尾中、是號草薙劒︵くさなぎのつるぎ︶、今在尾張國吾湯市村︵あゆちのむら︶、即熱田祝部所掌之神是也。﹂の記述を根拠とした吾湯市︵あゆち︶という地名にルーツを求めた説である。また、万葉集に詠まれた熱田の光景である﹁地理[編集]
地形[編集]
河川[編集]
- 主な川
湖沼[編集]
- 主な池
地域[編集]
区内の町名[編集]
「名古屋市の地名#熱田区」を参照
人口[編集]
2022年10月現在、名古屋市16区の中で最も人口が少ない。
熱田区の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より[2] |
隣接行政区[編集]
名古屋市内 ●中区 ●昭和区 ●瑞穂区 ●南区 ●港区 ●中川区歴史[編集]
古代[編集]
古墳時代 第12代景行天皇の時代、日本武尊が東国平定の帰路に尾張へ滞在した際に、尾張国造の乎止与命︵おとよのみこと︶の娘・宮簀媛命と結婚し、草薙剣を妃の手元へ留め置いた。 日本武尊が伊勢国能褒野︵のぼの︶で亡くなると、宮簀媛命は熱田に社地を定め、剣を奉斎鎮守したのが熱田神宮の始まりと言われる。 そのため、三種の神器のうち草薙剣は熱田に奉納されているとされ、伊勢神宮に次いで権威ある神宮のある地として栄えることとなった。近世[編集]
江戸時代 ●1601年︵慶長6年︶徳川家康による﹁五街道整備﹂が行われ、江戸から数えて東海道41番目の宿場町として﹁宮宿︵熱田宿︶﹂が整備された。 宮宿は、古代からの鳥居前町・宿場町のみならず、七里の渡しや十里の渡しの拠点となる港町・名古屋城城下の入口としても発展していた為、東海道で最大規模の宿場町だった。近代[編集]
明治時代 ●1907年︵明治40年︶6月1日 - 名古屋市に編入される。 ●1908年︵明治41年︶4月1日 - 名古屋市が区制実施、南区の一部となる。近現代[編集]
昭和時代︵戦前︶ ●1937年︵昭和12年︶- 名古屋市の区制施行に際し南区として発足し、旧愛知郡熱田町の地域を中心に熱田区が分割される。 ●1944年︵昭和19年︶- 千代田町が中川区から編入され、一部が瑞穂区に編入され現在の区域となる。 ●1945年︵昭和20年︶6月9日 - 熱田空襲で愛知時計電機船方工場・愛知航空機︵現愛知機械工業︶工場周辺にアメリカ軍から爆撃を受け多大な被害を被る。出先機関・施設[編集]
国家機関[編集]
経済産業省[編集]
●産業技術総合研究所 名古屋工業技術研究所厚生労働省[編集]
●愛知労働局 ●名古屋南公共職業安定所 日本年金機構 ●中村年金事務所財務省[編集]
国税庁 ●名古屋国税局名古屋熱田税務署農林水産省[編集]
林野庁 ●中部森林管理局名古屋事務所法務省[編集]
●名古屋法務局熱田出張所施設[編集]
警察[編集]
本部 ●愛知県熱田警察署 交番 ●新尾頭交番︵新尾頭1丁目︶ ●旗屋交番︵高蔵町︶ ●神宮前交番︵神宮3丁目︶ ●千年交番︵千年2丁目︶ ●船方交番︵二番1丁目︶ ●日比野交番︵大宝1丁目︶消防[編集]
消防署 ●名古屋市熱田消防署 出張所 ●船方︵熱田区一番2-42-2︶医療・福祉[編集]
主な病院 ●熱田リハビリテーション病院 ●協立総合病院 ●三菱名古屋病院郵便局[編集]
主な郵便局 ●熱田郵便局 ●名古屋神宮郵便局文化施設[編集]
図書館 ●熱田文庫 ●名古屋学院大学附属図書館 ●名古屋市熱田図書館 劇場 ●熱田文化小劇場運動施設[編集]
主なスポーツ施設 ●名古屋市体育館 ●熱田神宮公園野球場 ●松田ボクシングジム経済[編集]
第三次産業[編集]
商業[編集]
主な繁華街 ●金山 ●日比野 ●神宮 ●伝馬町 主な商業施設 ●パレマルシェ神宮 ●イオンモール熱田 ●西友 熱田三番町店 ●ピアゴ ラ フーズコア神野店 ●ヤマナカ 日比野店西友熱田三番町店
ヤマナカ日比野店
本社を置く企業[編集]
上場企業 ●愛知機械工業 ●愛知時計電機 ●中部水産 ●東邦瓦斯 ●トーカン ●日本車輌製造 その他 ●名古屋トヨペット 本社 ●イチビキ 本社 ●山下工作所 本社 ●トヨタモビリティパーツ 本社 ●伸栄産業株式会社 本社教育・研究機関[編集]
大学[編集]
私立 ●名古屋学院大学名古屋キャンパス︵しろとり・ひびの・たいほう︶専修学校[編集]
私立 ●あいち福祉医療専門学校 ●ELICビジネス&公務員専門学校 ●東海工業専門学校熱田校 ●名古屋医療情報専門学校 ●名古屋工学院専門学校 ●名古屋情報メディア専門学校 ●名古屋美容専門学校高等学校[編集]
県立 ●愛知県立熱田高等学校中学校[編集]
市立 ●名古屋市立宮中学校 ●名古屋市立沢上中学校 ●名古屋市立日比野中学校︵2・3年が通学︶ ●名古屋市立日比野中学校南校舎︵1年が通学︶ ︵かつては分校と称していた。さらにこの場所は1974年まで名古屋市電西町工場だった︶小学校[編集]
市立 ●名古屋市立高蔵小学校 ●名古屋市立旗屋小学校 ●名古屋市立千年小学校 ●名古屋市立船方小学校 ●名古屋市立白鳥小学校 ●名古屋市立野立小学校 ●名古屋市立大宝小学校特別支援学校[編集]
市立 ●名古屋市立南養護学校研究機関[編集]
●名古屋市工業研究所 ●ファインセラミックスセンター交通[編集]
鉄道[編集]
鉄道路線[編集]
東海旅客鉄道︵JR東海︶ 東海道本線 ●- 金山駅 - 熱田駅 - 中央本線 ●- 金山駅 - 名古屋鉄道︵名鉄︶ NH 名古屋本線・TA 常滑線 ●- 金山駅 - 神宮前駅 -地下鉄[編集]
名古屋市交通局︵名古屋市営地下鉄︶ 名城線 ●- 金山駅 - 西高蔵駅 - 熱田神宮西駅 - 熱田神宮伝馬町駅 - 名港線 ●金山駅 - 日比野駅 - 六番町駅 - 金山駅のJRと地下鉄の駅設備は中区に属するが、熱田区側からも利用できる。 区役所は熱田駅からすぐの場所に位置する。利用者は神宮前駅の方が多い。バス[編集]
路線バス[編集]
●名古屋市営バスバスターミナル[編集]
●日比野バスターミナル道路[編集]
高速道路[編集]
名古屋高速道路 ●4号東海線 :︵中川区︶ - 六番北出入口 - 六番南出入口 - ︵港区︶国道[編集]
●国道1号 ●国道19号︵伏見通‥熱田区内は国道22号と重複区間となっている︶ ●国道22号︵伏見通‥熱田区内は国道19号と重複区間となっている︶ ●国道154号 ●国道247号県道[編集]
主要地方道 ●愛知県道29号弥富名古屋線︵八熊通︶ 一般県道 ●愛知県道115号津島七宝名古屋線︵佐屋街道︶ ●愛知県道224号熱田停車場線 ●愛知県道225号名古屋東港線 ●愛知県道226号熱田停車場伝馬線︵大津通︶ ●愛知県道456号高速名古屋新宝線︵名古屋高速4号東海線︶市道[編集]
主要地方道 ●名古屋市道江川線︵江川線︶幹線道路の道路通称名[編集]
<南北の道路> ●江川線 ●伏見通 ●大津通 <東西の道路> ●八熊通観光[編集]
名所・旧跡[編集]
主な寺院 ●姥堂 ●雲心寺 ●円通寺 ●円福寺 ●誓願寺 - 日本初の武家政権を樹立し、鎌倉幕府初代征夷大将軍となった源頼朝の生誕地とされる寺院。 ●法持寺 ●本遠寺 主な神社 ●熱田神宮 - 三種の神器の1つである草薙剣を御神体として祀られる神宮。 ●高座結御子神社 ●金山神社 ●鈴之御前社 宿場町 ●宮宿︵東海道、佐屋街道︶ ●七里の渡し ●裁断橋 ●ほうろく地蔵 ●丹羽家住宅 主な遺跡 ●白鳥古墳 ●高蔵遺跡 ●断夫山古墳観光スポット[編集]
公園 ●熱田神宮公園 ●白鳥公園 ●白鳥庭園 ●神宮東公園 ●宮の渡し公園 文化施設 ●熱田白鳥の歴史館 ●熱田神宮能楽殿 ●熱田神宮宝物館 施設 ●名古屋国際会議場︵センチュリーホール︶文化・名物[編集]
祭事・催事[編集]
名産・特産[編集]
名物 ●ひつまぶし - あつた蓬莱軒 ●きよめ餅 - きよめ餅総本家 ●宮きしめん出身・関連著名人[編集]
関連項目[編集]
●七里の渡し ●鳥居前町︵門前町︶脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ 熱田区の紹介 - 名古屋市Webサイト
- ^ 「毎月1日現在の世帯数と人口(全市・区別)」