豊前市
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ぶぜんし 豊前市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 福岡県 | ||||
市町村コード | 40214-1 | ||||
法人番号 | 1000020402141 | ||||
面積 |
111.01km2 | ||||
総人口 |
22,963人 [編集] (推計人口、2024年5月1日) | ||||
人口密度 | 207人/km2 | ||||
隣接自治体 |
築上郡築上町、吉富町、上毛町 大分県中津市 | ||||
市の木 | ヤマモモ | ||||
市の花 | ツクシシャクナゲ | ||||
豊前市役所 | |||||
市長 | 後藤元秀 | ||||
所在地 |
〒828-8501 福岡県豊前市大字吉木955番地 北緯33度36分41秒 東経131度07分49秒 / 北緯33.6115度 東経131.13019度座標: 北緯33度36分41秒 東経131度07分49秒 / 北緯33.6115度 東経131.13019度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
豊前市︵ぶぜんし︶は、福岡県の東部にある市である。
豊前市中心部周辺の空中写真。
2013年8月9日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
福岡県の東部、京築地域の南部に位置し行橋市と中津市のほぼ中間に位置する。市域南部には求菩提山や犬ヶ岳などの山々が属する筑紫山地が連なる。また、北部は周防灘︵瀬戸内海︶に面しているため漁業が盛んである。なお、天気の良い日には対岸の山口県が見えることがある。
先で述べたとおり、市域南部は求菩提山などの山地が多く自然が豊かでこの周辺では湧き水が湧いている所も多い。特に市域南西部の畑地区にある﹁畑冷泉︵はたのれいせん︶﹂は、福岡県内でも有名な名水の一つで市外からも多くの人が訪れる。この他にも市内には名水が多い。
地理[編集]
気候[編集]
●豊前市の気候は瀬戸内式気候で一年を通して温暖で、降水量も九州地方でも少ない。冬場は、日本海側気候の影響も受けるため雲が多い天気になることが多く、一冬に数回程度も積雪することがある。生活[編集]
●豊前市は、大分県の北部との県際交流が非常に盛んである。豊前市は北九州都市圏︵関門都市圏︶の一部に組み込まれるが、北九州市中心部とは40kmと離れており、遠い位置関係にある。一方、中津市中心部まではわずか7kmと非常に近いことから中津市の経済圏・生活圏︵中津都市圏︶に属する。2005年の国勢調査では、豊前市の通勤通学者が中津市に通勤・通学する割合は10%を越えている。なお、北九州都市圏へ向かう割合は5%程度である。 ●市外局番は(0979) で中津局と同一で、方言も中津市近郊︵中津弁︶や大分県内で使われる方言との共通性もある事から、市民生活や文化面での関係は深い。そのため、中津市への通勤通学人口が北九州市よりも多くなっており、公私問わず中津市の高校を受験する中学生も多い。なお、大分県の県立高校は学区制を設けていない。地名[編集]
●大村(旧八屋町) ●八屋(旧八屋町) ●赤熊(旧宇島町→八屋町) ●宇島(旧宇島町→八屋町) ●青畑(旧横武村) ●大西(旧横武村) ●河原田(旧横武村) ●才尾(旧横武村) ●永久(旧横武村) ●挟間(旧横武村) ●薬師寺(旧横武村) ●山内(旧横武村) ●岩屋(旧岩屋村) ●大河内(旧岩屋村) ●求菩提(旧岩屋村) ●篠瀬(旧岩屋村) ●鳥井畑(旧岩屋村) ●上川底(旧合河村) ●下川底(旧合河村) ●下河内(旧合河村) ●天和(旧合河村) ●中川底(旧合河村) ●鬼木(旧黒土村) ●皆毛(旧黒土村) ●梶屋(旧黒土村) ●岸井(旧黒土村) ●久路土(旧黒土村) ●小石原(旧黒土村) ●高田(旧黒土村) ●広瀬(旧黒土村) ●堀立(旧黒土村) ●市丸(旧三毛門村) ●沓川(旧三毛門村) ●小犬丸(旧三毛門村) ●三楽(旧三毛門村) ●清水町(旧三毛門村) ●恒富(旧三毛門村) ●久松(旧三毛門村) ●三毛門(旧三毛門村) ●森久(旧三毛門村) ●六郎(旧三毛門村) ●川内(旧山田村) ●四郎丸(旧山田村) ●鳥越(旧山田村) ●荒堀(旧千束村) ●今市(旧千束村) ●千束(旧千束村) ●塔田(旧千束村) ●野田(旧千束村) ●吉木(旧千束村) ●松江(旧角田村) ●中村(旧角田村) ●畑(旧角田村) ●畠中(旧角田村) ●馬場(旧角田村) ●青豊(2009年、吉木・赤熊より分立)隣接している市町村[編集]
●築上郡 ●築上町 ●吉富町 ●上毛町 ●大分県 ●中津市歴史[編集]
●市域周辺は、古代には三毛郡︵みけのこおり︶と呼ばれ、旧下毛郡と一体であった。その後、上毛郡と下毛郡に分割され、1896年に築城郡と合併して築上郡となった。豊前市の大半は旧上毛郡に含まれ、旧下毛郡地域である中津市との関係は密接である。近現代[編集]
●1889年︵明治22年︶4月1日 - 町村制施行により、現在の市域にあたる以下の町村が発足。 ●上毛郡八屋町・宇島町・横武村・山田村・千束村・三毛門村・黒土村・合河村・岩屋村 ●築城郡角田村 ●1896年︵明治29年︶4月1日 - 郡制施行により、築城・上毛両郡が合併し、築上郡となる。 ●1935年︵昭和10年︶4月1日 - 宇島町・八屋町が対等合併し、新町制による八屋町となる。 ●1955年︵昭和30年︶4月10日 - 八屋町、角田村、山田村、三毛門村、黒土村、千束村、横武村、合河村、岩屋村が合併し、宇島市が誕生。※ ●1955年︵昭和30年︶4月14日 - 宇島市を豊前市と改称。※ ※当初、合併市名を宇島市と決めていたがこれに旧八屋町の住民が激しく反発した。旧八屋町部分の分町を主張し、この影響で千束・横武両村が合併離脱を表明するという事態にまで発展した。その後、事態を収束させるため、一旦宇島市として発足した後に旧八屋町から出されていた“宇島”・“八屋”・“築上”のいずれでもない市名に改称することで合意がなされ、合併翌日の4月11日に豊前市と改称することを決定した。宇島市の名称は合併の僅か4日後に消滅した[1]。市町村合併[編集]
現在、豊前市は単独市制だが2005年末に隣接する吉富町に再度合併協議の申し入れを行い、両市町は勉強会単位での協議を行っていた。2007年2月26日、福岡県知事から、合併特例法に基づき吉富町との法定合併協議会設置を全国で初めて勧告され、4月1日に法定合併協議会が設置された。これにより、吉富町との合併協議が一層進むことが予想されていたが、町単独を望む意見のある吉富町においては﹁設置勧告は町民の意見を無視している﹂との批判が強く、2007年4月22日の吉富町長選で、豊前市との合併に慎重な今冨寿一郎が町長に当選した。同日の吉富町議会議員選挙でも豊前市との合併に慎重な候補が躍進する結果となり、2007年8月11日、吉富町は豊前市との合併協議を打ち切ることを決定した。これによって合併協議は事実上の白紙となった。過去の合併協議[編集]
築上郡椎田町、築城町と合併し﹁豊築市︵ほうちくし︶﹂となるべく合併協議を重ねていたが、2005年︵平成17年︶2月27日に椎田町で行われた住民投票で合併反対が多数との結果が出たため、椎田町が離脱を表明し合併協議会は解散した。近隣市町の情勢[編集]
旧椎田町、旧築城町の2町は合併し2006年1月10日に﹁築上町﹂が発足した。 福岡県と豊前市は隣接する吉富町、旧新吉富村、旧大平村に対して、豊前市との合併協議を行うよう再三にわたって申し入れていたが、豊前市よりも中津市に近いこの3町村は、中津市との越境合併を目指し申し入れを断り続けていた。新吉富村と大平村は2村での合併が決定し、2005年10月11日に上毛町が発足した。歴代市長[編集]
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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初 | 浦野浩 | 1955年4月30日 | 1959年4月29日 | |
2 | 水野薫 | 1959年4月30日 | 1963年4月29日 | |
3-4 | 浦野浩 | 1963年4月30日 | 1971年4月29日 | |
5-6 | 水野薫 | 1971年4月30日 | 1975年10月3日 | |
7-12 | 神﨑礼一 | 1975年11月23日 | 1997年3月4日 | 辞職 |
13-16 | 釜井健介 | 1997年4月20日 | 2013年4月19日 | |
17-19 | 後藤元秀 | 2013年4月20日 | 現職 |
※歴代市長[2]
行政[編集]
市長[編集]
- 後藤元秀(3期目)
- 任期:2025年4月19日
市議会[編集]
- 定数:13人
- 任期:2020年4月9日
公共施設[編集]
- 文化・教育施設
- 豊前市市民会館(豊前市大字八屋2009-3)
- 豊前市立図書館(豊前市大字八屋1852-1)
- 求菩提資料館(豊前市大字鳥井畑247)
- 福祉施設
- 豊前市総合福祉センター(豊前市大字吉木955)
- スポーツ関連施設
- 能徳運動公園
- 豊前市民体育館(豊前市大字八屋322-27)
- 市営球場(豊前市大字八屋322-23)
- 公園
- 天地山公園(豊前市大字大村1140-1)
消防[編集]
- 京築広域圏消防本部(豊前市大字荒堀525-1)
- 豊前消防署(豊前市大字荒堀525-1)
警察[編集]
- 福岡県警察豊前警察署
- 宇島駅前交番 (豊前市大字八屋2526-15)
- 角田駐在所 (豊前市大字松江1058-3)
- 山田駐在所 (豊前市大字四郎丸179-2)
- 合岩駐在所 (豊前市大字下河内436-6)
選挙区[編集]
地域[編集]
人口[編集]
豊前市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 豊前市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 豊前市 |
■青色 ― 男性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
豊前市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
教育[編集]
専門学校[編集]
高等学校[編集]
中学校[編集]
- 市立
小学校[編集]
太字の学校は標準服が指定されている。
市立
●八屋小学校
●大村小学校
●宇島小学校
●角田小学校
●山田小学校
●千束小学校
●黒土小学校
●三毛門小学校
●横武小学校
●合岩小学校
宇島駅
九州旅客鉄道︵JR九州︶
●日豊本線
●豊前松江駅 - 宇島駅 - 三毛門駅
●市の代表駅 : 宇島駅