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* 桜部建、[[上山春平]] 『仏教の思想2 存在の分析<[[アビダルマ]]>』 [[角川文庫ソフィア]] [[1996年]]、ISBN 4-04-198502-1 |
* 桜部建、[[上山春平]] 『仏教の思想2 存在の分析<[[アビダルマ]]>』 [[角川文庫ソフィア]] [[1996年]]、ISBN 4-04-198502-1 |
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* [[服部正明]]、上山春平 『仏教の思想4 認識と超越<[[唯識]]>』 角川文庫ソフィア、[[1997年]] ISBN 4-04-198504-8 |
* [[服部正明]]、上山春平 『仏教の思想4 認識と超越<[[唯識]]>』 角川文庫ソフィア、[[1997年]] ISBN 4-04-198504-8 |
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* 長尾雅人 責任編集 荒牧典俊、梶山雄一、桜部建 訳 『世界の名著 (2)大乗仏典』 中公バックス [[1978年]]、ISBN 978-4124006124 |
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== 関連文献 == |
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2011年8月14日 (日) 02:14時点における版
世親 (天親) | |
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300 - 400年頃 | |
興福寺北円堂の世親像 | |
尊称 | 世親菩薩、天親菩薩 |
生地 | プルシャプラ |
没地 | アヨーディヤー |
宗派 |
説一切有部 後に、瑜伽行唯識学派 |
師 | 無著(世親の実兄) |
著作 |
『阿毘達磨倶舎論』 『唯識二十論』 『唯識三十頌』 『浄土論』他 |
世親︵せしん、वसुबन्भु vasubandhu︶は、古代インドの仏教僧である。世親とは、サンスクリット名である﹁ヴァスバンドゥ﹂の新訳名である。旧訳︵くやく︶名は、﹁天親﹂︵てんじん︶。﹁婆藪般豆﹂、﹁婆藪般頭﹂と音写する。
現在のパキスタン・ペシャワールの出身。三人兄弟の次男で、実兄は唯識派の無著︵アサンガ︶、実弟は説一切有部の比隣持跋婆︵ヴィリンチヴァッサ︶。兄弟全員が世親︵ヴァスバンドゥ︶という名前であるが、兄は無著、弟は比隣持跋婆という別名で呼ばれるため、﹁世親﹂という名は専ら本項目で説明する次男のことを指す。
初め部派仏教の説一切有部を学び、有部一の学者として高名をはせた。ところが、兄の無著から大乗仏教を勧められ、下らない教義を聞いていたと自らの耳をそいで、瑜伽行唯識学派に入ったといわれている。その後、唯識思想を学び体系化することに努めた。
浄土真宗では、七高僧の第二祖とされ﹁天親菩薩﹂と尊称される。