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2009年8月23日 (日) 19:26時点における版
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非常任理事国︵ひじょうにんりじこく︶とは、国際連合安全保障理事会を構成する15の理事国のうち、任期が設定されている10ヶ国のことである。
概要
非常任理事国は、常任理事国以外の国際連合加盟国の中から選出される。任期は2年で、毎年半数の5ヶ国が改選される。2期続けて非常任理事国になることはできない。選出の手順は、まず各地域グループが候補を選び、国際連合総会で3分の2以上の支持で承認される。支持が3分の2に満たない場合は、達するまで投票を繰り返す。 地域ごとの配分は、アジア・アフリカ・西ヨーロッパその他・中南米の各地域が2ヶ国ずつ、東ヨーロッパは1ヶ国を選ぶ。残る1ヶ国はアジアとアフリカの間で交互に選ぶ。 2008年までに、日本は9回当選し、1958-59、66-67、71-72、75-76、81-82、87-88、92-93、97-98、2005-06年に非常任理事国を務めてきた。2008年10月17日に実施された2009-10年の改選においてアジア枠でイランを破り、10回目の当選を果たした。2010年までの任期を務めれば全部で20年間となり、これは最長である︵2位はブラジルの18年︶。加盟国のうち、140ヶ国は1度だけの選出か未選出である。 2009年改選にあたっては、アジア・グループ枠では日本のほかにイランが立候補していた。ただし、イランは経済制裁下にあったために、投票前から日本が優位と言われていた。イラン側は日本はモンゴルが立候補を予定していたのを3億5000万円の無償支援により譲って貰ったこと、日本の多選︵イランは1度だけ︶、﹁米国の傀儡﹂︵対米追従︶であることなどを批判していた。非常任理事国に任命された国
以下にその年に非常任理事国であった国名を記す。年 | 非常任理事国 |
---|---|
2010年 | ウガンダ、オーストリア、トルコ、日本、メキシコとあと5カ国 |
2009年 | クロアチア、コスタリカ、ブルキナファソ、ベトナム、リビア、ウガンダ、オーストリア、トルコ、日本、メキシコ |
2008年 | イタリア、インドネシア、パナマ、ベルギー、南アフリカ、クロアチア、コスタリカ、ブルキナファソ、ベトナム、リビア |
2007年 | ガーナ、カタール、コンゴ共和国、スロバキア、ペルー、イタリア、インドネシア、パナマ、ベルギー、南アフリカ |
2006年 | アルゼンチン、ギリシア、タンザニア、デンマーク、日本、ガーナ、カタール、コンゴ共和国、スロバキア、ペルー |
2005年 | アルジェリア、フィリピン、ブラジル、ベナン、ルーマニア、アルゼンチン、ギリシア、タンザニア、デンマーク、日本 |
2004年 | アンゴラ、スペイン、チリ、ドイツ、パキスタン、アルジェリア、フィリピン、ブラジル、ベナン、ルーマニア |
2003年 | カメルーン、ギニア、シリア、ブルガリア、メキシコ、アンゴラ、スペイン、チリ、ドイツ、パキスタン |
2002年 | アイルランド、コロンビア、シンガポール、ノルウェー、モーリシャス、カメルーン、ギニア、シリア、ブルガリア、メキシコ |
2001年 | ウクライナ、ジャマイカ、チュニジア、バングラデシュ、マリ共和国、アイルランド、コロンビア、シンガポール、ノルウェー、モーリシャス |
2000年 | アルゼンチン、オランダ、カナダ、ナミビア、マレーシア、ウクライナ、ジャマイカ、チュニジア、バングラデシュ、マリ共和国 |
1999年 | ガボン、ガンビア、スロベニア、バーレーン、ブラジル、アルゼンチン、オランダ、カナダ、ナミビア、マレーシア |
1998年 | ケニア、コスタリカ、スウェーデン、日本、ポルトガル、ガボン、ガンビア、スロベニア、バーレーン、ブラジル |
1997年 | エジプト、ギニアビサオ、大韓民国、チリ、ポーランド、ケニア、コスタリカ、スウェーデン、日本、ポルトガル |
1996年 | イタリア、インドネシア、ドイツ、ボツワナ、ホンジュラス、エジプト、ギニアビサオ、大韓民国、チリ、ポーランド |
1995年 | アルゼンチン、オーマン、チェコ共和国、ナイジェリア、ルワンダ、イタリア、インドネシア、ドイツ、ボツワナ、ホンジュラス |
1994年 | ジブチ、スペイン、ニュージーランド、パキスタン、ブラジル、アルゼンチン、オーマン、チェコ共和国、ナイジェリア、ルワンダ |
1993年 | カボベルデ、日本、ハンガリー、ベネズエラ、モロッコ、ジブチ、スペイン、ニュージーランド、パキスタン、ブラジル |
1992年 | インド、エクアドル、オーストリア、ジンバブエ、ベルギー、カボベルデ、日本、ハンガリー、ベネズエラ、モロッコ |
1991年 | イエメン、キューバ、コートジボワール、ザイール[1]、ルーマニア、インド、エクアドル、オーストリア、ジンバブエ、ベルギー |
1990年 | エチオピア、カナダ、コロンビア、フィンランド、マレーシア、イエメン、キューバ、コートジボワール、ザイール[1]、ルーマニア |
1989年 | アルジェリア、セネガル、ネパール、ブラジル、ユーゴスラビア、エチオピア、カナダ、コロンビア、フィンランド、マレーシア |
1988年 | アルゼンチン、イタリア、ザンビア、西ドイツ、日本、アルジェリア、セネガル、ネパール、ブラジル、ユーゴスラビア |
1987年 | アラブ首長国連邦、ガーナ、コンゴ人民共和国[2] 、ブルガリア、ベネズエラ、アルゼンチン、イタリア、ザンビア、西ドイツ、日本 |
1986年 | オーストラリア、タイ、デンマーク、トリニダード・トバゴ、マダガスカル、アラブ首長国連邦、ガーナ、コンゴ人民共和国[2]、ブルガリア、ベネズエラ |
1985年 | インド、ウクライナ[3]、エジプト、ペルー、ブルキナファソ、オーストラリア、タイ、デンマーク、トリニダード・トバゴ、マダガスカル |
1984年 | オランダ、ジンバブエ、ニカラグア、パキスタン、マルタ、インド、ウクライナ[3]、エジプト、ペルー、ブルキナファソ |
1983年 | ガイアナ、ザイール[1]、トーゴ、ポーランド、ヨルダン、オランダ、ジンバブエ、ニカラグア、パキスタン、マルタ |
1982年 | アイルランド、ウガンダ、スペイン、日本、パナマ、ガイアナ、ザイール[1]、トーゴ、ポーランド、ヨルダン |
1981年 | チュニジア、ニジェール、東ドイツ(ドイツ民主共和国)[4]、ブラジル、メキシコ、アイルランド、ウガンダ、スペイン、日本、パナマ |
1980年 | ザンビア、ジャマイカ、ノルウェー、バングラデシュ、ポルトガル、チュニジア、ニジェール、東ドイツ(ドイツ民主共和国)[4]、ブラジル、メキシコ |
1979年 | ガボン、クウェート、チェコスロバキア、ナイジェリア、ボリビア、ザンビア、ジャマイカ、ノルウェー、バングラデシュ、ポルトガル |
1978年 | インド、カナダ、西ドイツ、ベネズエラ、モーリタニア、ガボン、クウェート、チェコスロバキア、ナイジェリア、ボリビア |
1977年 | パキスタン、パナマ、ベナン、リビア、ルーマニア、インド、カナダ、西ドイツ、ベネズエラ、モーリタニア |
1976年 | イタリア、ガイアナ、スウェーデン、タンザニア、日本、パキスタン、パナマ、ベナン、リビア、ルーマニア |
1975年 | イラク、カメルーン、コスタリカ、ベラルーシ[3]、モーリタニア、イタリア、ガイアナ、スウェーデン、タンザニア、日本 |
1974年 | インドネシア、オーストラリア、オーストリア、ケニア、ペルー、イラク、カメルーン、コスタリカ、ベラルーシ[3]、モーリタニア |
1973年 | インド、ギニア、スーダン、パナマ、ユーゴスラビア、インドネシア、オーストラリア、オーストリア、ケニア、ペルー |
1972年 | アルゼンチン、イタリア、ソマリア、日本、ベルギー、インド、ギニア、スーダン、パナマ、ユーゴスラビア |
1971年 | シエラレオネ、シリア、ニカラグア、ブルンジ、ポーランド、アルゼンチン、イタリア、ソマリア、日本、ベルギー |
1970年 | コロンビア、ザンビア、スペイン、ネパール、フィンランド、シエラレオネ、シリア、ニカラグア、ブルンジ、ポーランド |
1969年 | アルジェリア、セネガル、パキスタン、パラグアイ、ハンガリー、コロンビア、ザンビア、スペイン、ネパール、フィンランド |
1968年 | インド、エチオピア、カナダ、デンマーク、ブラジル、アルジェリア、セネガル、パキスタン、パラグアイ、ハンガリー |
1967年 | アルゼンチン、ナイジェリア、日本、ブルガリア、マリ共和国、インド、エチオピア、カナダ、デンマーク、ブラジル |
1966年 | ウルグアイ、オランダ、ヨルダン、アルゼンチン、ウガンダ、ナイジェリア、日本、ニュージーランド、ブルガリア、マリ共和国 |
1965年 | コートジボワール、ボリビア、ウルグアイ、オランダ、マレーシア、ヨルダン |
1964年 | ノルウェー、ブラジル、モロッコ、コートジボワール、チェコスロバキア、ボリビア |
1963年 | ガーナ、ノルウェー、フィリピン、ブラジル、ベネズエラ、モロッコ |
1962年 | アラブ連合共和国、チリ、ガーナ、アイルランド、ベネズエラ、ルーマニア |
1961年 | エクアドル、 スリランカ、アラブ連合共和国、リベリア、チリ、トルコ |
1960年 | アルゼンチン、イタリア、チュニジア、エクアドル、スリランカ、ポーランド |
1959年 | カナダ、日本、パナマ、アルゼンチン、イタリア、チュニジア |
1958年 | コロンビア、スウェーデン、カナダ、日本、パナマ |
1957年 | イラク、オーストラリア、キューバ、コロンビア、スウェーデン、フィリピン |
1956年 | イラン、ペルー、ベルギー、イラク、オーストラリア、キューバ、ユーゴスラビア |
1955年 | トルコ、ニュージーランド、ブラジル、イラン、ペルー、ベルギー |
1954年 | コロンビア、デンマーク、レバノン、トルコ、ニュージーランド、ブラジル |
1953年 | ギリシア、チリ、パキスタン、コロンビア、デンマーク、レバノン |
1952年 | オランダ、トルコ、ブラジル、ギリシア、チリ、パキスタン |
1951年 | インド、エクアドル、ユーゴスラビア、オランダ、トルコ、ブラジル |
1950年 | エジプト、キューバ、ノルウェー、インド、エクアドル、ユーゴスラビア |
1949年 | アルゼンチン、ウクライナ[3]、カナダ、エジプト、キューバ、ノルウェー |
1948年 | コロンビア、シリア、ベルギー、アルゼンチン、ウクライナ[3]、カナダ |
1947年 | オーストラリア、ブラジル、ポーランド、コロンビア、シリア、ベルギー |
1946年 | オーストラリア、ブラジル、ポーランド、エジプト、オランダ、メキシコ |
任命された年数
以下に任命された年月が長い順に並べ替えたものを記す。(任期を終えていないが既に決定している国を含む)
年 | 国 |
---|---|
20 | 日本 |
18 | ブラジル |
16 | アルゼンチン |
12 | イタリア、インド、カナダ、コロンビア、パキスタン |
10 | パナマ、ベルギー |
9 | オランダ、ポーランド |
8 | オーストラリア、スペイン、チリ、デンマーク、ドイツ(西ドイツを含む)、ノルウェー、ベネズエラ、ペルー |
7 | エジプト、トルコ、ユーゴスラビア、ルーマニア、メキシコ |
6 | アルジェリア、インドネシア、ウクライナ、エクアドル、オーストリア、ガーナ、キューバ、コスタリカ、ザンビア、シリア、スウェーデン、チュニジア、ナイジェリア、ブルガリア |
5 | アイルランド、ウガンダ、ニュージーランド、マレーシア |
4 | イラク、エチオピア、ガイアナ、ガボン、カメルーン、ギニア、ギリシア、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国(コンゴ人民共和国を含む)、ザイール[1]、ジャマイカ、ジンバブエ、セネガル、タンザニア、ニカラグア、ネパール、ハンガリー、バングラデシュ、フィンランド、ブルキナファソ、ベナン、ボリビア、ポルトガル、マリ共和国、モーリタニア、モロッコ、ヨルダン、リビア |
3 | チェコスロバキア |
2 | アラブ首長国連邦、アラブ連合共和国、アンゴラ、イエメン、イラン、ウルグアイ、オーマン、カタール、カボベルデ、ガンビア、ギニアビサオ、クウェート、クロアチア、シエラレオネ、ジブチ、シンガポール、スーダン、スリランカ、スロバキア、スロベニア、ソマリア、タイ、大韓民国、チェコ共和国、トーゴ、トリニダード・トバゴ、ナミビア、ニジェール、バーレーン、パラグアイ、東ドイツ(ドイツ民主共和国)[4]、ブルンジ、ベトナム、ベラルーシ、ボツワナ、ホンジュラス、マダガスカル、マルタ、南アフリカ共和国、モーリシャス、ルワンダ、レバノン |
1 | リベリア |
対立により多数回投票が行われた例
- 2006年:2007年からの2年間の中南米枠を巡ってグアテマラとベネズエラで47回選挙しても決まらずにパナマが立候補して当選
- 1979年:1980年からの2年間の中南米枠を巡ってキューバとコロンビアで154回選挙しても決まらずにメキシコが立候補して当選
脚注
- ^ a b c d e 現在はコンゴ民主共和国
- ^ a b 現在はコンゴ共和国
- ^ a b c d e f 当時は、ソビエト連邦の一員であったが、ソビエト連邦とは別に国際連合加盟国として総会に議席を持っていた。
- ^ a b c 現在は、西ドイツ(ドイツ連邦共和国)と統合してドイツ(ドイツ連邦共和国)。
関連項目
外部リンク
- 国際連合憲章 (国際連合広報センター)