「さんふらわあ」の版間の差分
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| 画像説明=「さんふらわあ きりしま」(初代)に描かれたさんふらわあマーク |
| 画像説明=「さんふらわあ きりしま」(初代)に描かれたさんふらわあマーク |
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| 製品種類=[[フェリー]]、[[海運]] |
| 製品種類=[[フェリー]]、[[海運]] |
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| 所持会社= |
| 所持会社=商船三井フェリー/[[商船三井さんふらわあ]](2001-) |
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| 使用会社= |
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| 使用開始国= {{JPN}} |
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| 主要使用国= {{JPN}} |
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| 使用終了年= |
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| 関連ブランド= |
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| 旧使用会社= [[日本高速フェリー]](1971-1990)<br>[[名門大洋フェリー|大洋フェリー]](1977-1984)<br>[[関西汽船]](1979-2011)<br>日本沿海フェリー/ブルーハイウェイライン(1990-2001)<br>[[ブルーハイウェイライン西日本]](2000-2007)<br>[[ダイヤモンドフェリー]](2005-2011) |
| 旧使用会社= [[日本高速フェリー]](1971-1990)<br>[[名門大洋フェリー|大洋フェリー]](1977-1984)<br>[[関西汽船]](1979-2011)<br>日本沿海フェリー/[[ブルーハイウェイライン]](1990-2001)<br>[[ブルーハイウェイライン西日本]](2000-2007)<br>[[ダイヤモンドフェリー]](2005-2011)<br>[[フェリーさんふらわあ]](2009-2023) |
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| 登録商標国= {{JPN}} |
| 登録商標国= {{JPN}} |
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| 登録商標日= |
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'''さんふらわあ'''([[英語|英称]]:Sunflower<ref>[https://www.sunflower.co.jp/en/ MOL Ferry Co., Ltd.] - 公式ウェブサイト</ref><ref>[https://www.ferry-sunflower.co.jp/en/ Ferry Sunflower] - 公式ウェブサイト</ref>)は、[[ |
'''さんふらわあ'''([[英語|英称]]:Sunflower<ref>[https://www.sunflower.co.jp/en/ MOL Ferry Co., Ltd.] - 公式ウェブサイト</ref><ref>[https://www.ferry-sunflower.co.jp/en/ Ferry Sunflower] - 公式ウェブサイト</ref>)は、[[商船三井さんふらわあ]]が運航するフェリーのブランド。 |
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⚫ | 一部[[RO-RO船]]を除き「さんふらわあ」を冠した船には共通して大輪の花のように光線を放つ朝の[[太陽]]が[[水平線]]の下から立ち昇ってきたような情景が白い船体の側面に大きく描かれており、絵として描かれた水平線と実際の船の[[喫水線]]はおおよそ一致するようデザインされており、商船三井さんふらわあが[[登録商標]]を保有する<ref>登録商標 日本第3001824号。</ref>。 |
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現在、﹁さんふらわあ﹂は、[[商船三井フェリー]]の[[登録商標]]<ref>登録商標 日本第3001824号。</ref> となっており、同社と[[関連会社]]である株式会社[[フェリーさんふらわあ]]︵旧[[ダイヤモンドフェリー]]および旧[[関西汽船]]を吸収合併︶が使用している。
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⚫ | 一部[[RO-RO船]]を除き「さんふらわあ」を冠した船には共通して大輪の花のように光線を放つ朝の[[太陽]]が[[水平線]]の下から立ち昇ってきたような情景が白い船体の側面に大きく描かれており、絵として描かれた水平線と実際の船の[[喫水線]]はおおよそ一致するようデザインされて |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
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=== さんふらわあ5姉妹 === |
=== さんふらわあ5姉妹 === |
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照国郵船︵現 [[マリックスライン]]︶の子会社で、1970年に設立された[[日本高速フェリー]]が、1972年に[[川崎重工業船舶海洋カンパニー|川崎重工業神戸工場]]にて第1船﹁'''さんふらわあ'''﹂を建造し、[[名古屋港|名古屋]] - [[高知港|高知]] - [[鹿児島港|鹿児島]]航路に就航させたのが始まりである。照国郵船の鹿児島 - 奄美航路に就航していた[[ハイビスカス]]の花をペイントした[[貨客船]]﹁はいびすかす﹂が好評を博していたことから、インパクトのある描画をしようとさんふらわあに共通する太陽のマークが考案された<ref name="tn180518">[https://trafficnews.jp/publicity/ferry-sunflower_180518 ﹁さんふらわあ﹂って何ですか? 太陽の絵との関係は? 個性的な名前が﹁フェリーの代名詞﹂になったワケ︿PR﹀] - 乗りものニュース 2018年5月18日</ref>。また造船所の社員が煙突の形状を検討していた際にカラフルな外国客船の写真から太陽のマークをデザインとするアイデアを提案した背景もあり、採用された太陽のマークの他検討案としては虹をモチーフにしたものなど3-4個の案が出されていた<ref name="oakaasahi00524">今日的遺跡探検 1972さんふらわあ5姉妹 - 朝日新聞2000年5月24日夕刊大阪版</ref>。
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照国郵船︵現 [[マリックスライン]]︶の子会社で、1970年に設立された[[日本高速フェリー]]が、1972年に[[川崎重工業船舶海洋カンパニー|川崎重工業神戸工場]]にて第1船﹁'''さんふらわあ'''﹂を建造し、[[名古屋港|名古屋]] - [[高知港|高知]] - [[鹿児島港|鹿児島]]航路に就航させたのが始まりである。照国郵船の鹿児島 - [[奄美群島|奄美]]航路に就航していた[[ハイビスカス]]の花をペイントした[[貨客船]]﹁[[はいびすかす]]﹂が好評を博していたことから、インパクトのある描画をしようとさんふらわあに共通する太陽のマークが考案された<ref name="tn180518">[https://trafficnews.jp/publicity/ferry-sunflower_180518 ﹁さんふらわあ﹂って何ですか? 太陽の絵との関係は? 個性的な名前が﹁フェリーの代名詞﹂になったワケ︿PR﹀] - 乗りものニュース 2018年5月18日</ref>。また[[造船所]]の社員が煙突の形状を検討していた際にカラフルな外国客船の写真から太陽のマークをデザインとするアイデアを提案した背景もあり、採用された太陽のマークの他検討案としては虹をモチーフにしたものなど3-4個の案が出されていた<ref name="oakaasahi00524">今日的遺跡探検 1972さんふらわあ5姉妹 - 朝日新聞2000年5月24日夕刊大阪版</ref>。
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それまでの国内[[フェリー]]とは一線を画す豪華な内装や、レストランシアター、[[プール]]などの施設を持ち好評を博した。続く第2船は「'''さんらいず'''」の名で建造され進水したが、第1船の反響の大きさにより急遽「'''さんふらわあ2'''」に改名された<ref name="tn180518"/>。 |
それまでの国内[[フェリー]]とは一線を画す豪華な内装や、レストランシアター、[[プール]]などの施設を持ち好評を博した。続く第2船は「'''さんらいず'''」の名で建造され進水したが、第1船の反響の大きさにより急遽「'''さんふらわあ2'''」に改名された<ref name="tn180518"/>。 |
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1973年には内装をさらに豪華にした﹁'''さんふらわあ5'''﹂﹁'''さんふらわあ8'''﹂が、[[東京港|東京]] - [[那智勝浦町|那智勝浦]] - 高知航路に就航。1974年には直列2本煙突、収納式[[錨]]など豪華客船風の外観を持つ﹁'''さんふらわあ11'''﹂が、[[大阪港|大阪]] - 鹿児島航路に就航した。のちにこの5隻は﹁'''さんふらわあ5姉妹'''﹂と呼ばれるようになる<ref name="tn180518"/>。就航当初は、[[ファンネルマーク|ファンネル]]︵煙突︶に照国グループのシンボルともいえる﹁中川マーク﹂が描かれていた。
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1973年には内装をさらに豪華にした﹁'''さんふらわあ5'''﹂﹁'''さんふらわあ8'''﹂が、[[東京港|東京]] - [[那智勝浦町|那智勝浦]] - [[高知県|高知]]航路に就航。1974年には直列2本煙突、収納式[[錨]]など豪華客船風の外観を持つ﹁'''さんふらわあ11'''﹂が、[[大阪港|大阪]] - 鹿児島航路に就航した。のちにこの5隻は﹁'''さんふらわあ5姉妹'''﹂と呼ばれるようになる<ref name="tn180518"/>。就航当初は、[[ファンネルマーク|ファンネル]]︵煙突︶に照国グループのシンボルともいえる﹁中川マーク﹂が描かれていた。
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各船では毎晩、レストランシアターでトロピカルショーなどのイベントが行われ、九州へ旅行へ向かう家族連れなどの人気の的となったが、会社の経営はうまくはいかなかった。建造中に日本を襲った[[オイルショック]]により燃料費が高騰、多量の燃料を使うフェリーにとっては致命傷になったうえ、その後の不況によりトラック輸送をはじめレジャー客も大きく落ち込んだ。また、需要の伸びを過大視してわずか3年間に旅客定員1,000名を超える豪華船を5隻も建造して就航させたことによる過大な建造費{{efn|さんふらわあ11の建造費は60億円と言われるが、さんふらわあ就航以前までは日本最大のフェリーだった「すずらん丸」(9,053総トン、[[新日本海フェリー]])の建造費が約17億3,000万円であることからも、その建造費の巨額さがうかがえる}}の金利や償却費負担がふくらんで採算が合わなくなったほか、1975年には親会社の照国郵船が多額の負債を抱えて倒産、設立わずか5年で子会社の日本高速フェリーの経営も大きく傾いた。 |
各船では毎晩、レストランシアターでトロピカルショーなどのイベントが行われ、九州へ旅行へ向かう家族連れなどの人気の的となったが、会社の経営はうまくはいかなかった。建造中に日本を襲った[[オイルショック]]により燃料費が高騰、多量の燃料を使うフェリーにとっては致命傷になったうえ、その後の不況によりトラック輸送をはじめレジャー客も大きく落ち込んだ。また、需要の伸びを過大視してわずか3年間に旅客定員1,000名を超える豪華船を5隻も建造して就航させたことによる過大な建造費{{efn|さんふらわあ11の建造費は60億円と言われるが、さんふらわあ就航以前までは日本最大のフェリーだった「すずらん丸」(9,053総トン、[[新日本海フェリー]])の建造費が約17億3,000万円であることからも、その建造費の巨額さがうかがえる}}の金利や償却費負担がふくらんで採算が合わなくなったほか、1975年には親会社の照国郵船が多額の負債を抱えて倒産、設立わずか5年で子会社の[[日本高速フェリー]]の経営も大きく傾いた。 |
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「'''さんふらわあ11'''」の竣工で5姉妹船がすべて出揃い、照国グループ総帥の[[中川喜次郎]]が目指した「国際級の豪華船への夢」が実現したかに見えたが、これとは裏腹に1972年に就航した名古屋 - 高知 - 鹿児島航路は利用客が低迷し、「'''さんふらわあ11'''」が竣工した9月には、早くも1番船「'''さんふらわあ'''」を運航から外して減便し[[来島どっく]]に係船。これを売りに出すことになった。 |
「'''さんふらわあ11'''」の竣工で5姉妹船がすべて出揃い、照国グループ総帥の[[中川喜次郎]]が目指した「国際級の豪華船への夢」が実現したかに見えたが、これとは裏腹に1972年に就航した名古屋 - 高知 - 鹿児島航路は利用客が低迷し、「'''さんふらわあ11'''」が竣工した9月には、早くも1番船「'''さんふらわあ'''」を運航から外して減便し[[来島どっく]]に係船。これを売りに出すことになった。 |
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==== 沿革 ==== |
==== 沿革 ==== |
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【NK】[[日本高速フェリー]] 【KK】[[関西汽船]] 【TF】[[大洋フェリー]] 【EF】日本沿海フェリー |
【NK】[[日本高速フェリー]] 【KK】[[関西汽船]] 【TF】[[大洋フェリー]] 【EF】[[日本沿海フェリー]] |
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* [[1969年]] - 照国グループ総帥の中川喜次郎が、[[川崎重工業]]に「国際級の豪華船」の設計を打診する<ref name="sfh2">[https://www.mol.co.jp/casualcruise-sunflower/article/time/konjaku_02/ さんふらわあ今昔ものがたりVol.2 クルーズブームの先駆けとなった初代「さんふらわあ」の衝撃と「5姉妹」] - カジュアルクルーズさんふらわあ(商船三井)</ref><ref name="sw350">「さんふらわあ」ファミリー変遷記 - 世界の艦船1985年5月号</ref>。 |
* [[1969年]] - 照国グループ総帥の中川喜次郎が、[[川崎重工業]]に「国際級の豪華船」の設計を打診する<ref name="sfh2">[https://www.mol.co.jp/casualcruise-sunflower/article/time/konjaku_02/ さんふらわあ今昔ものがたりVol.2 クルーズブームの先駆けとなった初代「さんふらわあ」の衝撃と「5姉妹」] - カジュアルクルーズさんふらわあ(商船三井)</ref><ref name="sw350">「さんふらわあ」ファミリー変遷記 - 世界の艦船1985年5月号</ref>。 |
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* [[1970年]] - 【NK】照国郵船を母体に、日本高速フェリー(資本金3億円)を設立<ref name="sfh2"/>。 |
* [[1970年]] - 【NK】照国郵船を母体に、日本高速フェリー(資本金3億円)を設立<ref name="sfh2"/>。 |
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**4月2日 - 【NK】休止中だった名古屋 - 高知 - 鹿児島航路を廃止<ref name="sw350"/>。 |
**4月2日 - 【NK】休止中だった名古屋 - 高知 - 鹿児島航路を廃止<ref name="sw350"/>。 |
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**6月19日 - 7月10日 - 【TF】来島どっくにて「'''さんふらわあ2'''」(6月19-30日)、常石造船にて「'''さんふらわあ'''」(6月30日-7月10日)に旅客設備のグレードアップを主眼とする改装工事を実施<ref name="sw350"/>。 |
**6月19日 - 7月10日 - 【TF】来島どっくにて「'''さんふらわあ2'''」(6月19-30日)、常石造船にて「'''さんふらわあ'''」(6月30日-7月10日)に旅客設備のグレードアップを主眼とする改装工事を実施<ref name="sw350"/>。 |
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*: [[船尾]]両舷にあった[[ランプ (道路)#船舶におけるランプウェイ|ランプウェイ]]の撤去のほか、屋外プールの屋内温水プール化、上部に展望台を兼ねたレストラン・シアターを増設などを行い[[総トン数]]は「さんふらわあ」が12,130総トンに、「'''さんふらわあ2'''」が12,105総トンに増加<ref name="sw350"/>。 |
*: [[船尾]]両舷にあった[[ランプ (道路)#船舶または輸送機におけるランプウェイ|ランプウェイ]]の撤去のほか、屋外プールの屋内温水プール化、上部に展望台を兼ねたレストラン・シアターを増設などを行い[[総トン数]]は「さんふらわあ」が12,130総トンに、「'''さんふらわあ2'''」が12,105総トンに増加<ref name="sw350"/>。 |
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**6月 - 【KK】クルーズ船「'''さんふらわあ7'''」就航。日本高速フェリー以外では初のさんふらわあを名乗る船 |
**6月 - 【KK】クルーズ船「'''さんふらわあ7'''」就航。日本高速フェリーで初就航した船以外では初のさんふらわあを名乗る船となる。 |
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*[[1981年]] |
*[[1981年]] |
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**8月7日 - 【NK】係船中だった「'''さんふらわあ5'''」が大阪 - 志布志 - 鹿児島航路に就航、「'''さんふらわあ11'''」との2隻でデイリー運航を開始。 |
**8月7日 - 【NK】係船中だった「'''さんふらわあ5'''」が大阪 - 志布志 - 鹿児島航路に就航、「'''さんふらわあ11'''」との2隻でデイリー運航を開始。 |
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=== 商船三井グループへ === |
=== 商船三井グループへ === |
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日本高速フェリーは日本沿海フェリーに航路を譲渡 |
1990年に日本高速フェリーは日本沿海フェリーに航路を譲渡し、同時に日本沿海フェリーは社名を﹁ブルーハイウェイライン﹂に変更した<ref name="sfh3"/>。この時に、保有船舶の船名を﹁さんふらわあ+地名﹂に変更するとともに、[[苫小牧港|苫小牧]]航路の船舶については、船体を“さんふらわあ塗装”に塗り替えた。その一方でさんふらわあブランドを創設した日本高速フェリーは1991年に解散。
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その後、大阪 - 志布志航路を[[ブルーハイウェイライン西日本]]を設立のうえ分社し、2000年4月より運航を開始した。また、[[大洗港|大洗]] - |
その後、大阪 - [[志布志市|志布志]]航路を[[ブルーハイウェイライン西日本]]を設立のうえ分社し、2000年4月より運航を開始した。また、[[大洗港|大洗]] - 苫小牧航路については、[[商船三井フェリー]]を設立して移管し、ブルーハイウェイラインは廃止を決定していた東京 - 那智勝浦 - 高知航路の2001年10月1日の廃止後に解散。
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その後ブルーハイウェイライン西日本は2007年7月1日にダイヤモンドフェリーと合併し、大阪 - 志布志航路は「南九州航路」として運航を行い、関西汽船と[[共同運航]]していた「中九州航路」(神戸 - 大分)とは運賃制度や割引制度や予約業務も別にして運航した。その後2011年にはダイヤモンドフェリー・関西汽船が持株会社「フェリーさんふらわあ」に吸収合併され現在に至る。 |
その後ブルーハイウェイライン西日本は2007年7月1日にダイヤモンドフェリーと合併し、大阪 - 志布志航路は﹁南九州航路﹂として運航を行い、関西汽船と[[共同運航]]していた﹁中九州航路﹂︵神戸 - 大分︶とは運賃制度や割引制度や予約業務も別にして運航した。その後2011年にはダイヤモンドフェリー・関西汽船が持株会社﹁フェリーさんふらわあ﹂に吸収合併、2023年にフェリーさんふらわあが商船三井フェリーに吸収合併され﹁商船三井さんふらわあ﹂として一元化され現在に至る。
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近年の状況は、かつて[[九越フェリー]]に投入されていた有人レストランや上等船室を設けない「合理化フェリー」である「[[ニューれいんぼうべる]]」「ニューれいんぼうらぶ」が「さんふらわあだいせつ」「さんふらわあしれとこ」に改名して大洗航路に投入されるなど、かつての「豪華なフェリー」のイメージからはかけ離れた船舶も存在しているほか、商船三井フェリー「さんふらわあ はかた」など旅客営業を行わない[[RO-RO船]]の船名にも採用され、現在の「さんふらわあ」は、単に「商船三井グループのフェリーの名称」とほぼ定義づけられる。 |
近年の状況は、かつて[[九越フェリー]]に投入されていた有人レストランや上等船室を設けない「合理化フェリー」である「[[ニューれいんぼうべる]]」「ニューれいんぼうらぶ」が「さんふらわあだいせつ」「さんふらわあしれとこ」に改名して大洗航路に投入されるなど、かつての「豪華なフェリー」のイメージからはかけ離れた船舶も存在しているほか、商船三井フェリー「さんふらわあ はかた」など旅客営業を行わない[[RO-RO船]]の船名にも採用され、現在の「さんふらわあ」は、単に「商船三井グループのフェリーの名称」とほぼ定義づけられる。 |
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==== 沿革 ==== |
==== 沿革 ==== |
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[[File:Sunflower Original Cake.jpg|thumb|right|オリジナルケーキ]] |
[[File:Sunflower Original Cake.jpg|thumb|right|オリジナルケーキ]] |
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【BH】ブルーハイウェイライン 【KK】[[関西汽船]] 【MF】[[商船三井フェリー]] 【BW】[[ブルーハイウェイライン西日本]] 【DF】[[ダイヤモンドフェリー]] 【FS】[[フェリーさんふらわあ]] |
【BH】ブルーハイウェイライン 【KK】[[関西汽船]] 【MF】[[商船三井フェリー]] 【BW】[[ブルーハイウェイライン西日本]] 【DF】[[ダイヤモンドフェリー]] 【FS】[[フェリーさんふらわあ]] 【MS】商船三井さんふらわあ |
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* [[1991年]] |
* [[1991年]] |
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**【KK】「'''さんふらわあ7'''」(旧・若潮丸)引退。 |
**【KK】「'''さんふらわあ7'''」(旧・若潮丸)引退。 |
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* 2005年1月30日 - 【MF】東日本フェリーから[[傭船]]していた「ばるな」(3代目)を「'''さんふらわあ さっぽろ'''」(2代目)に船名変更。 |
* 2005年1月30日 - 【MF】東日本フェリーから[[傭船]]していた「ばるな」(3代目)を「'''さんふらわあ さっぽろ'''」(2代目)に船名変更。 |
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* 2007年 |
* 2007年 |
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**1月2日 - 【MF】東日本フェリー |
**1月2日 - 【MF】大洗 - 苫小牧航路から東日本フェリーが撤退し共同運航体制を終了。 |
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***東日本フェリー「ニューれいんぼうべる」「ニューれいんぼうらぶ」を「'''さんふらわあ みと'''」「'''さんふらわあ つくば'''」と交換、商船三井フェリー船舶が元東日本フェリー船で統一されることとなった。さんふらわあ みと・つくばは後に海外売却。 |
***東日本フェリー「ニューれいんぼうべる」「ニューれいんぼうらぶ」を「'''さんふらわあ みと'''」「'''さんふらわあ つくば'''」と交換、商船三井フェリー船舶が元東日本フェリー船で統一されることとなった。さんふらわあ みと・つくばは後に海外売却。 |
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**1月30日 - 【MF】「へすていあ」を「さんふらわあ ふらの」(初代)に改名<ref name="schdule0701-03">[https://web.archive.org/web/20070326151311/http://www.sunflower.co.jp/ferry/schedule/20070103.html 2007年1月~2007年3月 大洗~苫小牧航路 運航スケジュール] - 商船三井フェリー(Internet Archive)</ref>。 |
**1月30日 - 【MF】「へすていあ」を「さんふらわあ ふらの」(初代)に改名<ref name="schdule0701-03">[https://web.archive.org/web/20070326151311/http://www.sunflower.co.jp/ferry/schedule/20070103.html 2007年1月~2007年3月 大洗~苫小牧航路 運航スケジュール] - 商船三井フェリー(Internet Archive)</ref>。 |
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* 2011年 |
* 2011年 |
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**5月1日 - 【KK】大阪 - 別府航路の松山寄港を廃止。 |
**5月1日 - 【KK】大阪 - 別府航路の松山寄港を廃止。 |
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**10月1日 - 【DF・KK・FS】ダイヤモンドフェリーと関西汽船 |
**10月1日 - 【DF・KK・FS】フェリーさんふらわあがダイヤモンドフェリーと関西汽船を吸収合併。 |
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* [[2015年]] |
* [[2015年]] |
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**7月31日 - 【MF】この日の夕方、大洗発苫小牧行き「'''さんふらわあ だいせつ'''」が[[苫小牧港]]から沖合に約50kmほどの海上で火災を起こし、乗組員1名が死亡した。火元は積まれていたトラックとされている。 |
**7月31日 - 【MF】この日の夕方、大洗発苫小牧行き「'''さんふらわあ だいせつ'''」が[[苫小牧港]]から沖合に約50kmほどの海上で火災を起こし、乗組員1名が死亡した。火元は積まれていたトラックとされている。 |
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**11月16日 - ︻FS︼大阪 - 志布志航路﹁'''さんふらわあ さつま'''﹂︵2代目︶と﹁'''さんふらわあ きりしま'''﹂︵初代︶の代替新造船の建造を決定<ref>{{Cite web |
**11月16日 - ︻FS︼大阪 - 志布志航路﹁'''さんふらわあ さつま'''﹂︵2代目︶と﹁'''さんふらわあ きりしま'''﹂︵初代︶の代替新造船の建造を決定<ref>{{Cite web|url=http://www.ferry-sunflower.co.jp/fs-topics/images/pr20151116.pdf|format=PDF|title=大阪⇔志布志航路 新造船2隻 建造決定! 2018年 竣工|publisher=フェリーさんふらわあ|date=2015-11-16|accessdate=2015-11-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20151117015742/http://www.ferry-sunflower.co.jp/fs-topics/images/pr20151116.pdf|archivedate=2015-11-17}}</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2015-11-16|url=http://www.cruise-mag.com/news.php?obj=20151116_02|title=フェリーさんふらわあ新造船、2018年に2隻就航|publisher=Web CRUISE|accessdate=2015-11-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20151117022827/http://www.cruise-mag.com/news.php?obj=20151116_02|archivedate=2015-11-17}}</ref>。
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* [[2016年]]2月3日 - 【MF】火災 |
* [[2016年]]2月3日 - 【MF】火災事故に伴い運航を休止していた大洗 - 苫小牧航路「'''さんふらわあ だいせつ'''」が苫小牧発の夕方便で再就航。 |
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* [[2017年]] |
* [[2017年|2018年]] |
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**1月31日 - 【FS】大阪 - 志布志航路の大阪港の発着地をかもめ埠頭からATC埠頭に移転。 |
**1月31日 - 【FS】大阪 - 志布志航路の大阪港の発着地をかもめ埠頭からATC埠頭に移転。 |
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**5月11日 - 【MF】大洗 - 苫小牧航路夕方便「'''さんふらわあ ふらの'''」(初代)引退。 |
**5月11日 - 【MF】大洗 - 苫小牧航路夕方便「'''さんふらわあ ふらの'''」(初代)引退。 |
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**5月13日 - 【MF】大洗 - 苫小牧航路夕方便「'''さんふらわあ ふらの'''」(2代目)就航。 |
**5月13日 - 【MF】大洗 - 苫小牧航路夕方便「'''さんふらわあ ふらの'''」(2代目)就航。 |
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**10月22日 - ︻MF︼大洗 - 苫小牧航路夕方便﹁'''さんふらわあ さっぽろ'''﹂︵2代目︶引退<ref>[https://archive.is/JM0mc さんふらわあで行く、首都圏・北海道の船旅] - 商船三井フェリー(archive.is 2017年10月20日)</ref><ref name="sf171023">[https://archive.is/mATKW さんふらわあで行く、首都圏・北海道の船旅] - 商船三井フェリー(archive.is 2017年10月23日)</ref><ref name="schedule1710">{{Cite web|url=http://www.sunflower.co.jp/ferry/line/img/schedule171012.pdf|title=2017年10月-12月 大洗-苫小牧航路運航スケジュール|format=PDF |publisher=商船三井フェリー |accessdate=2017-10-24}}</ref>。
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**10月22日 - ︻MF︼大洗 - 苫小牧航路夕方便﹁'''さんふらわあ さっぽろ'''﹂︵2代目︶引退<ref>[https://archive.is/JM0mc さんふらわあで行く、首都圏・北海道の船旅] - 商船三井フェリー(archive.is 2017年10月20日)</ref><ref name="sf171023">[https://archive.is/mATKW さんふらわあで行く、首都圏・北海道の船旅] - 商船三井フェリー(archive.is 2017年10月23日)</ref><ref name="schedule1710">{{Cite web|和書|url=http://www.sunflower.co.jp/ferry/line/img/schedule171012.pdf|title=2017年10月-12月 大洗-苫小牧航路運航スケジュール|format=PDF |publisher=商船三井フェリー |accessdate=2017-10-24}}</ref>。
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**10月25日 - 【MF】大洗 - 苫小牧航路夕方便「'''さんふらわあ さっぽろ'''」(3代目)就航<ref name="sf171023"/><ref name="schedule1710"/>。 |
**10月25日 - 【MF】大洗 - 苫小牧航路夕方便「'''さんふらわあ さっぽろ'''」(3代目)就航<ref name="sf171023"/><ref name="schedule1710"/>。 |
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**4月27日 - ︻FS︼﹁さんふらわあ さつま﹂︵2代目︶を﹁'''さんふらわあ さつま1'''﹂に船名変更<ref name="fs2018satsuma1">{{Cite web|和書|date=2018-04-27|url=http://www.ferry-sunflower.co.jp/news/article/2018satsuma1.html|title=さんふらわあさつま船体名称変更のお知らせ |publisher=フェリーさんふらわあ|accessdate=2018-04-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180706110457/http://www.ferry-sunflower.co.jp/news/article/2018satsuma1.html|archivedate=2018-07-06}}</ref>。
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* [[2018年]] |
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**5月15日 - ︻FS︼大阪 - 志布志航路﹁'''さんふらわあ さつま'''﹂︵3代目︶就航<ref name="kyodo180221">{{Cite web|和書|date=2018-02-21|url=https://kyodonewsprwire.jp/release/201802211122|title=フェリーさんふらわあ 大阪⇔志布志航路 新造船 ﹁さんふらわあさつま﹂就航日決定のお知らせ |publisher=共同通信PRワイヤー︵[[共同通信社]]︶|accessdate=2018-02-23}}</ref>。
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**5月 |
**5月17日 - 8月28日 - ︻FS︼直前まで大阪 - 志布志航路で運航されていた﹁'''さんふらわあ さつま1'''﹂を使用し、神戸 - 別府航路を臨時運航。[[機関 (機械)|機関]]故障による﹁さんふらわあ ぱーる﹂の運休が長期化していることに伴う措置。<ref name="2018kobebeppu">{{Cite web|和書|url=http://www.ferry-sunflower.co.jp/news/article/2018kobebeppu.html|title=神戸ー別府航路 臨時便のお知らせ |publisher=フェリーさんふらわあ |accessdate=2018-04-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180715052706/http://www.ferry-sunflower.co.jp/news/article/2018kobebeppu.html|archivedate=2018-07-15}}</ref>
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**9月15日 - ︻FS︼大阪 - 志布志航路﹁'''さんふらわあ きりしま'''﹂︵2代目︶就航<ref>{{Cite web|和書|date=2018-06-26|url=https://trafficnews.jp/post/80796|title=新﹁さんふらわあきりしま﹂9月就航 大阪~志布志航路は新造船2隻体制に|publisher=乗りものニュース|accessdate=2018-06-28}}</ref>。
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**9月 |
**9月18日 - ︻FS︼﹁さんふらわあ きりしま﹂︵初代︶を﹁'''さんふらわあ きりしま1'''﹂に船名変更<ref name="kirishima1rename">{{Cite web|和書|date=2018-09-18|url=https://www.ferry-sunflower.co.jp/news/article/kirishima1rename.html|title=︻船体名称変更︼旧さんふらわあきりしま⇒さんふらわあきりしま1|publisher=フェリーさんふらわあ|accessdate=2018-10-04}}</ref>。
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**10月1日 - 11月1日 - 【FS】「さんふらわあ さつま」(3代目)の船体整備に伴い、「'''さんふらわあ きりしま1'''」を大阪 - 志布志航路にて運航。 |
**10月1日 - 11月1日 - 【FS】「さんふらわあ さつま」(3代目)の船体整備に伴い、「'''さんふらわあ きりしま1'''」を大阪 - 志布志航路にて運航。 |
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**11月29日 - 12月16日 - 【FS】「さんふらわあ きりしま」(2代目)の船体整備に伴い、「'''さんふらわあ きりしま1'''」を大阪 - 志布志航路にて運航。12月16日志布志港到着を以て「さんふらわあ きりしま1」は引退となった。 |
**11月29日 - 12月16日 - 【FS】「さんふらわあ きりしま」(2代目)の船体整備に伴い、「'''さんふらわあ きりしま1'''」を大阪 - 志布志航路にて運航。12月16日志布志港到着を以て「さんふらわあ きりしま1」は引退となった。 |
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* [[2022年]]2月17日 - 【MF】大洗 - 苫小牧航路深夜便「さんふらわあ だいせつ」「さんふらわあ しれとこ」の代替船建造を決定<ref>[https://www.mol.co.jp/pr/2022/22022.html 最新鋭LNG燃料フェリー2隻の建造を決定~風を活かすスーパーECOフェリー誕生 加速するモーダルシフトへの対応~] - 商船三井(2022年2月17日)</ref>。 |
* [[2022年]]2月17日 - 【MF】大洗 - 苫小牧航路深夜便「さんふらわあ だいせつ」「さんふらわあ しれとこ」の代替船建造を決定<ref>[https://www.mol.co.jp/pr/2022/22022.html 最新鋭LNG燃料フェリー2隻の建造を決定~風を活かすスーパーECOフェリー誕生 加速するモーダルシフトへの対応~] - 商船三井(2022年2月17日)</ref>。 |
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* [[2023年]] |
* [[2023年]] |
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**1月13日 - 【FS】大阪 - 別府航路「'''さんふらわあ くれない'''」就航。 |
**1月13日 - 【FS】大阪 - 別府航路「'''さんふらわあ くれない'''」就航、「'''さんふらわあ あいぼり'''」引退。 |
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**2月13日 - 【MF・FS】商船三井フェリーとフェリーさんふらわあの事業統合を発表。 |
**2月13日 - 【MF・FS】商船三井フェリーとフェリーさんふらわあの事業統合を発表。 |
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**4月14日 |
**4月14日 - 【FS】大阪 - 別府航路「'''さんふらわあ むらさき'''」就航、「'''さんふらわあ こばると'''」引退。 |
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**10月1日 |
**10月1日 - ︻MS︼商船三井フェリーがフェリーさんふらわあを吸収合併、商船三井さんふらわあ発足<ref>{{Cite web|和書|title=﹁商船三井さんふらわあ﹂誕生 ~国内最大のフェリー・内航RORO船事業会社、新社名を決定~ |url=https://www.mol.co.jp/pr/2023/23069.html |website=商船三井 |access-date=2023-06-05 |language=ja}}</ref>。
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== 就航中のさんふらわあ == |
== 就航中のさんふらわあ == |
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=== 商船三井フェリー === |
=== 旧商船三井フェリー === |
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[[ファイル:SunFlower-Sapporo-3rd_in_Ibaraki(Oarai).jpg|thumb|right|「さんふらわあ さっぽろ」(3代目) - [[大洗港]]]] |
[[ファイル:SunFlower-Sapporo-3rd_in_Ibaraki(Oarai).jpg|thumb|right|「さんふらわあ さっぽろ」(3代目) - [[大洗港]]]] |
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[[ファイル:SUNFLOWER DAISETSU Tokyo.jpg|thumb|right|「さんふらわあ だいせつ」 - [[東京港]]]] |
[[ファイル:SUNFLOWER DAISETSU Tokyo.jpg|thumb|right|「さんふらわあ だいせつ」 - [[東京港]]]] |
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: 2003年6月進水、2003年11月就航。10,507総トン、全長166.9m、幅27.0m、出力15,345kW、航海速力23.0ノット。 |
: 2003年6月進水、2003年11月就航。10,507総トン、全長166.9m、幅27.0m、出力15,345kW、航海速力23.0ノット。 |
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:車両搭載数:12mトラック160台・商品乗用車251台、旅客定員12人。三菱重工業下関造船所建造。 |
:車両搭載数:12mトラック160台・商品乗用車251台、旅客定員12人。三菱重工業下関造船所建造。 |
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=== フェリーさんふらわあ === |
=== 旧フェリーさんふらわあ === |
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[[ファイル: |
[[ファイル:大阪港さんふらわあFT 初入港.jpg|サムネイル|「さんふらわあ くれない」(2022年12月27日) - さんふらわあターミナル(大阪)初入港]] |
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[[ファイル: |
[[ファイル:明石海峡 西航試運転時.jpg|thumb|right|「さんふらわあ むらさき」 - 明石海峡 西航試運転時 ]] |
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[[File:2023-04-05 Sunflower Gold、Rokko Island Ferry Terminal、六甲アイランドに停泊中の「さんふらわあごーるど」DJI 0782 (cropped).jpg|thumb|right|「さんふらわあ ごーるど」(空撮・フェリーさんふらわあ時代 2023年4月5日 ) - [[六甲アイランドフェリーターミナル]]]] |
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[[ファイル:D-feryーIMG 1414.jpg|thumb|right|「さんふらわあ ごーるど」(ダイヤモンドフェリー時代 2007年12月9日) - [[大阪南港]]]] |
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⚫ | : 2022年12月竣工、2023年1月13日就航。航海速力22.5ノット、17,114総トン、全長199.9m、幅28.0m |
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⚫ | : 旅客定員716名搭載数:トラック137台・乗用車80台。[[三菱重工業]][[三菱重工業下関造船所|下関造船所]]建造。 |
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: 2023年3月竣工、4月14日就航。17,300総トン。以下「さんふらわあ くれない」と同じ。 |
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; 中九州航路(神戸 - [[大分港|大分]]、旧 ダイヤモンドフェリー) |
; 中九州航路(神戸 - [[大分港|大分]]、旧 ダイヤモンドフェリー) |
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* '''[[さんふらわあ ごーるど]]''' |
* '''[[さんふらわあ ごーるど]]''' |
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* '''[[さんふらわあ ぱーる]]''' |
* '''[[さんふらわあ ぱーる]]''' |
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: 2008年1月16日就航。以下「さんふらわあ ごーるど」と同じ。 |
: 2008年1月16日就航。以下「さんふらわあ ごーるど」と同じ。 |
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; 南九州航路(大阪 - 志布志、旧 |
; 南九州航路(大阪 - 志布志、旧 ブルーハイウェイライン西日本) |
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* '''[[さんふらわあ さつま]] (3代)''' |
* '''[[さんふらわあ さつま]] (3代)''' |
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: 2018年4月20日竣工、5月15日就航。13,659総トン、全長192m、幅27.0m、出力17,660kW、航海速力23ノット。 |
: 2018年4月20日竣工、5月15日就航。13,659総トン、全長192m、幅27.0m、出力17,660kW、航海速力23ノット。 |
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* '''[[さんふらわあ きりしま]] (2代)''' |
* '''[[さんふらわあ きりしま]] (2代)''' |
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: 2018年8月28日竣工、9月15日就航。以下「さんふらわあ さつま (3代)」と同じ。 |
: 2018年8月28日竣工、9月15日就航。以下「さんふらわあ さつま (3代)」と同じ。 |
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⚫ | : 2022年 |
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⚫ | : 旅客定員716名搭載数:トラック137台・乗用車80台。[[三菱重工業]][[三菱重工業下関造船所|下関造船所]]建造。 |
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⚫ | : 1997年6月竣工、1998年4月8日就航。航海速力22.4ノット(最大24.2ノット) |
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: 旅客定員710名<!--777名-->(平水1,050名)。車両搭載数:トラック100台・乗用車100台。[[三菱重工業]][[三菱重工業下関造船所|下関造船所]]建造。 |
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: かつて運航されていた[[小豆島]]季節便にも就航していた。 |
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== 引退したさんふらわあ == |
== 引退したさんふらわあ == |
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=== さんふらわあ5姉妹 === |
=== さんふらわあ5姉妹 === |
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* '''[[さんふらわあ (初代)]]'''([[日本高速フェリー]]→[[大洋フェリー]]→[[関西汽船]]) |
* '''[[さんふらわあ (初代)]]'''([[日本高速フェリー]]→[[大洋フェリー]]→[[関西汽船]]) |
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[[File:SUN FLOWER 19780723.jpg|thumb|1978年7月23日、船首に流れ星が描かれた大洋フェリー「さんふらわあ」]] |
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: 11,312[[総トン]]、全長185.0m、幅24.0m、深さ15.6m、満載[[喫水]]6.4m、主機川崎MAN V6V40/54型中速[[ディーゼル]]4基、2軸、連続最大出力26,080[[馬力]]、試運転最大速力25.5ノット、車両積載数10トントラック84台、乗用車208台、旅客定員1,124名、乗組員定員87名。 |
: 11,312[[総トン]]、全長185.0m、幅24.0m、深さ15.6m、満載[[喫水]]6.4m、主機川崎MAN V6V40/54型中速[[ディーゼル]]4基、2軸、連続最大出力26,080[[馬力]]、試運転最大速力25.5ノット、車両積載数10トントラック84台、乗用車208台、旅客定員1,124名、乗組員定員87名。 |
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: [[川崎重工業]]神戸工場建造(建造費:約36億円) |
: [[川崎重工業]]神戸工場建造(建造費:約36億円) |
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: 1972年2月より名古屋 - 高知 - 鹿児島航路に就航したが、1974年9月[[来島どっく]]に係船され、1976年11月大洋フェリーに売却。1977年3月より大阪 - 苅田航路に就航。1979年6月[[常石造船]]で改装工事を実施。1984年11月来島どっくに売却され、12月より関西汽船に移籍し阪神 - 別府航路に就航。1998年4月﹁さんふらわあ こばると﹂就航に伴い引退。さんふらわあ5姉妹の中では最後まで国内で運航された。引退後は2000年に[[韓国]]へ売却、さらに2005年には[[北朝鮮]]に売却されたが、いずれも船舶として使われたかどうかは不明。
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: 1972年2月より名古屋 - 高知 - 鹿児島航路に就航したが、1974年9月[[来島どっく]]に係船され、1976年11月大洋フェリーに売却。1977年3月より大阪 - 苅田航路に就航。1979年6月[[常石造船]]で改装工事を実施。1984年11月来島どっくに売却され、12月より関西汽船に移籍し阪神 - 別府航路に就航。1998年4月﹁さんふらわあ こばると﹂就航に伴い引退。さんふらわあ5姉妹の中では最後まで国内で運航された。引退後は2000年に[[韓国]]へ売却、さらに2005年には[[北朝鮮]]に売却されたが、いずれも船舶として使われたかどうかは不明。
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⚫ | [[ファイル:Kansaikisen sunflour2 beppu.jpg|thumb|right|「さんふらわあ2」 - 別府国際観光港]] |
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* '''[[さんふらわあ2]]'''(日本高速フェリー→大洋フェリー→関西汽船) |
* '''[[さんふらわあ2]]'''(日本高速フェリー→大洋フェリー→関西汽船) |
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⚫ | [[ファイル:Kansaikisen sunflour2 beppu.jpg|thumb|right|「さんふらわあ2」 - 別府国際観光港]] |
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: 12,112総トン、全長185.0m、幅24.0m、[[過給機]]付4サイクル6気筒ディーゼル(6520PS,400rpm)×4基 = 19181kW(26080PS) |
: 12,112総トン、全長185.0m、幅24.0m、[[過給機]]付4サイクル6気筒ディーゼル(6520PS,400rpm)×4基 = 19181kW(26080PS) |
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: 川崎重工業神戸工場建造(建造費:36億円) |
: 川崎重工業神戸工場建造(建造費:36億円) |
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268行目: | 263行目: | ||
: 1973年3月3日竣工。基本的には1、2番船と同じであるが、総トン数が増加したため操舵室が一段高くなっている。客室関係では、1等船室をバス・トイレ付きにするとともに、ラウンジをインサイドルームにしアウトサイドを客室に充てるなど設備のグレードアップが図られた。1973年3月21日より東京 - 高知航路に就航(那智勝浦港への寄港は7月5日より)、1976年10月より名古屋 - 高知 - 鹿児島航路に転配。1978年4月名古屋 - 高知 - 鹿児島航路の休止に伴い係船となった後、1981年5月大阪 - 志布志 - 鹿児島航路に転配。1984年2月来島どっくに売却してチャーターバック。1990年11月ブルーハイウェイラインに譲渡され'''さんふらわあ おおさか'''に船名変更。1993年8月「さんふらわあ きりしま」(初代)就航に伴い引退。日本国外へ売却され、SuperFerry([[フィリピン]])の'''SUPER FERRY 10'''として運航されていたが、2001年に火災事故を起こし解体された模様である。 |
: 1973年3月3日竣工。基本的には1、2番船と同じであるが、総トン数が増加したため操舵室が一段高くなっている。客室関係では、1等船室をバス・トイレ付きにするとともに、ラウンジをインサイドルームにしアウトサイドを客室に充てるなど設備のグレードアップが図られた。1973年3月21日より東京 - 高知航路に就航(那智勝浦港への寄港は7月5日より)、1976年10月より名古屋 - 高知 - 鹿児島航路に転配。1978年4月名古屋 - 高知 - 鹿児島航路の休止に伴い係船となった後、1981年5月大阪 - 志布志 - 鹿児島航路に転配。1984年2月来島どっくに売却してチャーターバック。1990年11月ブルーハイウェイラインに譲渡され'''さんふらわあ おおさか'''に船名変更。1993年8月「さんふらわあ きりしま」(初代)就航に伴い引退。日本国外へ売却され、SuperFerry([[フィリピン]])の'''SUPER FERRY 10'''として運航されていたが、2001年に火災事故を起こし解体された模様である。 |
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* '''[[さんふらわあ8]]'''→'''さんふらわあ とさ'''(日本高速フェリー→[[日本沿海フェリー]]/ブルーハイウェイライン) |
* '''[[さんふらわあ8]]'''→'''さんふらわあ とさ'''(日本高速フェリー→[[日本沿海フェリー]]/ブルーハイウェイライン) |
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[[File:SUN FLOWER 8 19780729.jpg|thumb|1978年7月29日、東京港に入港する「さんふらわあ 8」]] |
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: 12,759総トン、全長185.0m、幅24.0m |
: 12,759総トン、全長185.0m、幅24.0m |
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: 来島どっく建造(建造費:47億円) |
: 来島どっく建造(建造費:47億円) |
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: 1973年7月4日より東京 - 那智勝浦 - 高知航路に就航。1984年2月来島どっくに売却してチャーターバック。1990年1月日本沿海フェリーに譲渡され、'''さんふらわあ とさ'''に船名変更。1997年7月﹁さんふらわあ くろしお﹂就航に伴い引退。日本国外へ売却され、Sulpicio Lines︵フィリピン︶ の'''PRINCESS OF NEW UNITY'''として運航ののち売船、解体された模様。
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: 1973年7月4日より東京 - 那智勝浦 - 高知航路に就航。1984年2月来島どっくに売却してチャーターバック。1990年1月日本沿海フェリーに譲渡され、'''さんふらわあ とさ'''に船名変更。1997年7月﹁さんふらわあ くろしお﹂就航に伴い引退。日本国外へ売却され、Sulpicio Lines︵フィリピン︶ の'''PRINCESS OF NEW UNITY'''として運航ののち売船、解体された模様。
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⚫ | * '''[[さんふらわあ11]]'''→'''さんふらわあ さつま'''(初代)(日本高速フェリー→ブルーハイウェイライン) |
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[[ファイル:ROPAX Sunflower11.jpg|thumb|right|「さんふらわあ11」 - [[志布志港]]]] |
[[ファイル:ROPAX Sunflower11.jpg|thumb|right|「さんふらわあ11」 - [[志布志港]]]] |
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⚫ | * '''[[さんふらわあ11]]'''→'''さんふらわあ さつま'''(初代)(日本高速フェリー→ブルーハイウェイライン) |
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: 13,599総トン、全長195.8m、主機出力36,000馬力、最高速力26.9ノット、車両搭載数8トントラック84台、乗用車191台、旅客定員1,218名。 |
: 13,599総トン、全長195.8m、主機出力36,000馬力、最高速力26.9ノット、車両搭載数8トントラック84台、乗用車191台、旅客定員1,218名。 |
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: 来島どっく建造(建造費:60億円) |
: 来島どっく建造(建造費:60億円) |
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: 1974年9月9日竣工。当時、日本でもっとも豪華なフェリーとして建造され、建造費は60億円にものぼった。外観もこれまでの1番船から4番船とは大きく異なり、豪華客船を思わせる直列2本煙突が大きな特徴となっている。1974年10月1日大阪 - 鹿児島航路に就航。1975年9月来島どっくに売却しチャーターバック。1977年2月より志布志寄港を開始。1990年11月ブルーハイウェイラインに譲渡され'''さんふらわあ さつま'''︵初代︶に船名変更。しかし、他の4艘と大幅に違う構造による使い勝手の悪さなどからオリジナルのさんふらわあ5姉妹の中で最も早く1993年3月﹁さんふらわあ さつま﹂︵2代目︶就航に伴い引退。日本国外へ売却され、Sulpicio Lines︵フィリピン︶の'''PRINCESS OF THE ORIENT'''として[[マニラ]]-[[セブ島]]を結んでいたが、1998年9月19日、[[平成10年台風第7号|台風7号]]の嵐の中を航行中に[[沈没]]し、死者51名、行方不明者216名を出す惨事となった。直接の沈没原因は荷崩れであったが、フィリピンでの大幅なデッキ増設工事により船体が不安定になっていたとも云われる。
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: 1974年9月9日竣工。当時、日本でもっとも豪華なフェリーとして建造され、建造費は60億円にものぼった。外観もこれまでの1番船から4番船とは大きく異なり、豪華客船を思わせる直列2本煙突が大きな特徴となっている。1974年10月1日大阪 - 鹿児島航路に就航。1975年9月来島どっくに売却しチャーターバック。1977年2月より志布志寄港を開始。1990年11月ブルーハイウェイラインに譲渡され'''さんふらわあ さつま'''︵初代︶に船名変更。しかし、他の4艘と大幅に違う構造による使い勝手の悪さなどからオリジナルのさんふらわあ5姉妹の中で最も早く1993年3月﹁さんふらわあ さつま﹂︵2代目︶就航に伴い引退。日本国外へ売却され、Sulpicio Lines︵フィリピン︶の'''PRINCESS OF THE ORIENT'''として[[マニラ]]-[[セブ島]]を結んでいたが、1998年9月19日、[[平成10年台風第7号|台風7号]]の嵐の中を航行中に[[沈没]]し、死者51名、行方不明者216名を出す惨事となった。直接の沈没原因は荷崩れであったが、フィリピンでの大幅なデッキ増設工事により船体が不安定になっていたとも云われる。
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=== その他のさんふらわあ === |
=== その他のさんふらわあ === |
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[[ファイル:Kansaikisen sunflour7.jpg|thumb|right|「さんふらわあ7」]] |
[[ファイル:Kansaikisen sunflour7.jpg|thumb|right|「さんふらわあ7」]] |
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[[File:SUN FLOWER 7 19860403 Tokyo.jpg|thumb|1986年4月3日、東京港に停泊する「さんふらわあ 7」]] |
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[[ファイル:Kks PICT0024.JPG|thumb|right|「さんふらわあ こがね」 - [[大阪南港]]]] |
[[ファイル:Kks PICT0024.JPG|thumb|right|「さんふらわあ こがね」 - [[大阪南港]]]] |
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[[ファイル:KansaikisenI-MG 5886.jpg|thumb|right|「さんふらわあ にしき」 - 大阪南港]] |
[[ファイル:KansaikisenI-MG 5886.jpg|thumb|right|「さんふらわあ にしき」 - 大阪南港]] |
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[[ファイル:Sun-Flower Kirishima JAPAN.jpg|thumb|right|「さんふらわあ きりしま」(初代) - 大阪南港]] |
[[ファイル:Sun-Flower Kirishima JAPAN.jpg|thumb|right|「さんふらわあ きりしま」(初代) - 大阪南港]] |
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[[ファイル:Sunflower Ivory.jpg|thumb|right|「さんふらわあ あいぼり」(関西汽船時代) - [[別府国際観光港]]]] |
[[ファイル:Sunflower Ivory.jpg|thumb|right|「さんふらわあ あいぼり」(関西汽船時代) - [[別府国際観光港]]]] |
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[[ファイル:Kss PICT0010.JPG|thumb|right|「さんふらわあ こばると」(関西汽船時代) - 神戸港[[神戸ポートターミナル|ポートターミナル]]]] |
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* '''[[さんふらわあ7]]'''([[関西汽船]]) |
* '''[[さんふらわあ7]]'''([[関西汽船]]) |
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: 7,494[[総トン]]、全長124.9m、幅17m。 |
: 7,494[[総トン]]、全長124.9m、幅17m。 |
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: 旅客定員710名<!--777名-->(平水1,050名)。車両搭載数:トラック100台・乗用車100台。[[三菱重工業]][[三菱重工業下関造船所|下関造船所]]建造。 |
: 旅客定員710名<!--777名-->(平水1,050名)。車両搭載数:トラック100台・乗用車100台。[[三菱重工業]][[三菱重工業下関造船所|下関造船所]]建造。 |
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: かつて運航されていた[[小豆島]]季節便にも就航していた。 |
: かつて運航されていた[[小豆島]]季節便にも就航していた。 |
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* '''[[さんふらわあ こばると]]''' |
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⚫ | : 1997年6月竣工、1998年4月8日就航。航海速力22.4ノット(最大24.2ノット)、9,245総トン、全長153.0m、幅25.0m、出力27,000馬力。 |
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: 以下「さんふらわあ あいぼり」と同じ。 |
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⚫ | |||
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:車両搭載数:12mトラック160台・商品乗用車251台、旅客定員12人。三菱重工業下関造船所建造。 |
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: 2023年11月にNX海運へ転属、以降「ひまわり とうきょう」として運航。 |
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== さんふらわあにまつわる歌 == |
== さんふらわあにまつわる歌 == |
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*** CD「さんふらわあ 海の詩」 - PCDZ-1516 1997年発売 |
*** CD「さんふらわあ 海の詩」 - PCDZ-1516 1997年発売 |
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** フェリーさんふらわあ時代 - 歌:[[SMOOTH ACE|重住ひろこ]]<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=Z5tj2xvVo3I さんふらわあの唄 歌詞入り] - さんふらわあ公式(Youtube)</ref> 2018年発表 |
** フェリーさんふらわあ時代 - 歌:[[SMOOTH ACE|重住ひろこ]]<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=Z5tj2xvVo3I さんふらわあの唄 歌詞入り] - さんふらわあ公式(Youtube)</ref> 2018年発表 |
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* 『さんふらわあ』- 歌:[[HAMBURGER BOYS]] 2022年発表<ref>[https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/263229/ HAMBURGER BOYS、「さんふらわあ」を配信開始] - TUNECORE JAPAN・2022年12月10日</ref> |
* 『さんふらわあ』- 歌:[[HAMBURGER BOYS]]、作詞:山田雄太、作曲:HAMBURGER BOYS・ナカムラジュンキ 2022年発表<ref>[https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/263229/ HAMBURGER BOYS、「さんふらわあ」を配信開始] - TUNECORE JAPAN・2022年12月10日</ref> |
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== 登場作品 == |
== 登場作品 == |
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*[[仮面ライダークウガ]] - 第41話で登場。2000年11月26日放送(ブルーハイウェイライン時代、当時苫小牧航路で就航していた「さんふらわあえりも」)。 |
*[[仮面ライダークウガ]] - 第41話で登場。2000年11月26日放送(ブルーハイウェイライン時代、当時苫小牧航路で就航していた「さんふらわあえりも」)。 |
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*[[仮面ライダーアギト]] - 第42話で登場。2001年11月25日放送(商船三井フェリー、苫小牧航路。当時就航していた「さんふらわあ みと」の船内で撮影)。 |
*[[仮面ライダーアギト]] - 第42話で登場。2001年11月25日放送(商船三井フェリー、苫小牧航路。当時就航していた「さんふらわあ みと」の船内で撮影)。 |
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*[[金曜プレステージ]] - 『夏樹静子サスペンス 黒い帽子の女 - 「さんふらわあ あいぼり」が登場。2007年7月27日放送(関西汽船、阪神 - 松山 - 別府航路が舞台)。 |
*[[金曜プレステージ]] - 『[[夏樹静子]]サスペンス 黒い帽子の女 - 「さんふらわあ あいぼり」が登場。2007年7月27日放送(関西汽船、阪神 - 松山 - 別府航路が舞台)。 |
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*[[仮面ライダーW]] - 第42話で登場。2010年7月11日放送(航行中の商船三井フェリー「さんふらわあ だいせつ」の甲板デッキ上での格闘戦もあった)。 |
*[[仮面ライダーW]] - 第42話で登場。2010年7月11日放送(航行中の商船三井フェリー「さんふらわあ だいせつ」の甲板(デッキ)上での格闘戦もあった)。 |
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=== アニメ === |
=== アニメ === |
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*[[機動警察パトレイバー]](1988年) - 初期[[OVA]]第6話「二課の一番長い日(後編)」に、「苫小牧発仙台経由東京行きフェリー」として、さんふらわあ8をモデルとした日本沿海フェリー所属の「さふらわあ8」が登場する。 |
*[[機動警察パトレイバー]](1988年) - 初期[[OVA]]第6話「二課の一番長い日(後編)」に、「苫小牧発仙台経由東京行きフェリー」として、さんふらわあ8をモデルとした日本沿海フェリー所属の「さふらわあ8」が登場する。 |
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*[[BLUE DROP|BLUE DROP - 天使達の戯曲 -]](2007年) - 第9話Aパートに登場。隣町に買い出しに行ったマリと萩乃が乗る電車の車窓から見える。(関西汽船「さんふらわあ にしき」 大分発大阪行きの寄港便)。 |
*[[BLUE DROP|BLUE DROP - 天使達の戯曲 -]](2007年) - 第9話Aパートに登場。隣町に買い出しに行ったマリと萩乃が乗る電車の車窓から見える。(関西汽船「さんふらわあ にしき」 大分発大阪行きの寄港便)。 |
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*[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)]] - 第4話に登場。北海道に飛んだドロンボー一味を追いかけるため、ヤッターマンが乗船したフェリーとしてさんふらわあ あいぼり型(実際には大阪-別府航路で運航)に類似したフェリーが登場。2008年2月4日放送。
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*[[ヤッターマン (2008年のテレビアニメ)]] - 第4話に登場。北海道に飛んだ[[ドロンボー一味]]を追いかけるため、ヤッターマンが乗船したフェリーとしてさんふらわあ あいぼり型(実際には大阪-別府航路で運航)に類似したフェリーが登場。2008年2月4日放送。
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*[[ガールズ&パンツァー 劇場版]](2015年) - 舞台が大洗と北海道ということもあり、主人公らが大洗から乗船するフェリーとして「さんふらわあ さっぽろ」(2代目)が登場。 |
*[[ガールズ&パンツァー 劇場版]]︵2015年︶ - 舞台が大洗と北海道ということもあり、主人公らが大洗から乗船するフェリーとして﹁さんふらわあ さっぽろ﹂︵2代目︶が登場。一方、コミカライズ版の﹃ガールズ&パンツァー 劇場版 Variante﹄では、﹁さんふらわあ さっぽろ﹂︵3代目︶となっている。
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=== その他 === |
=== その他 === |
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*[[ガンバとカワウソの冒険]](1982年、児童文学) - さんふらわあをモデルとしたフェリー「サン・フラワー」が登場。[[ネズミ]]である主人公たちが四の島(四国がモデル)へ赴く際に乗船する。 |
*[[ガンバとカワウソの冒険]](1982年、児童文学) - さんふらわあをモデルとしたフェリー「サン・フラワー」が登場。[[ネズミ]]である主人公たちが四の島(四国がモデル)へ赴く際に乗船する。 |
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*[[探偵!ナイトスクープ]](2010年、[[バラエティ番組]]) - 7月23日放送での依頼「“さんふらわあ”の船首になりたい!」にて大阪南港停泊中のダイヤモンドフェリー大阪 - 志布志航路「さんふらわあ さつま」(2代目)が登場。担当探偵は[[竹山隆範]]。 |
*[[探偵!ナイトスクープ]](2010年、[[バラエティ番組]]) - 7月23日放送での依頼「“さんふらわあ”の船首になりたい!」にて大阪南港停泊中のダイヤモンドフェリー大阪 - 志布志航路「さんふらわあ さつま」(2代目)が登場。担当探偵は[[竹山隆範]]。 |
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*[[人間革命|新・人間革命]](2017年、長編小説) - 第30巻上巻にて1980年7月に「さんふらわあ7」を用いた創価学会員による高松港から横浜港でのチャーター運航「師弟勝利の大航海」が扱われている。このほか同航海を扱った作品としては「池田先生と四国~「さんふらわあ7」号~ 「師弟勝利の大航海」 30周年記念」が存在する。 |
*[[人間革命|新・人間革命]](2017年、長編小説) - 第30巻上巻にて1980年7月に「さんふらわあ7」を用いた[[創価学会]]員による高松港から横浜港でのチャーター運航「師弟勝利の大航海」が扱われている。このほか同航海を扱った作品としては「池田先生と四国~「さんふらわあ7」号~ 「師弟勝利の大航海」 30周年記念」が存在する。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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=== 出典 === |
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== 参考文献 == |
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{{commonscat|Sunflower (ferry)}} |
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* [https://www.mol.co.jp/casualcruise-sunflower/ カジュアルクルーズ さんふらわあ] - 商船三井 |
* [https://www.mol.co.jp/casualcruise-sunflower/ カジュアルクルーズ さんふらわあ] - 商船三井 |
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* [https://www.sunflower.co.jp/ 商船三井 |
* [https://www.sunflower.co.jp/top/ 商船三井さんふらわあ] |
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* [https://www. |
** [https://www.sunflower.co.jp/ 商船三井さんふらわあ(首都圏←→北海道)] - 旧 商船三井フェリー |
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** [https://www.ferry-sunflower.co.jp/ 商船三井さんふらわあ(関西←→九州航路)] - 旧 フェリーさんふらわあ |
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* {{Twitter|molsunflower|商船三井さんふらわあ}} |
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** {{Twitter|molferry_|商船三井さんふらわあ(首都圏~北海道)}} - 旧 商船三井フェリー |
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** {{Twitter|ferry_sunflower|商船三井さんふらわあ(関西〜九州)【公式】}} - 旧 フェリーさんふらわあ |
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⚫ | * {{YouTube|channel=UCYbsD3LLdeq8-YcT3IDGH7A|さんふらわあだいありー}} - 旧 商船三井フェリー |
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* {{YouTube|channel=UCjigWcwCw-sJzfucPZLXQzw|さんふらわあ公式チャンネル}} - 旧 フェリーさんふらわあ |
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{{日本の中長距離フェリー}} |
{{日本の中長距離フェリー}} |
2024年6月17日 (月) 23:39時点における版
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「さんふらわあ きりしま」(初代)に描かれたさんふらわあマーク | |
種類 | フェリー、海運 |
---|---|
所持会社 | 商船三井フェリー/商船三井さんふらわあ(2001-) |
使用開始国 | 日本 |
主要使用国 | 日本 |
使用開始 | 1971年 |
旧使用会社 |
日本高速フェリー(1971-1990) 大洋フェリー(1977-1984) 関西汽船(1979-2011) 日本沿海フェリー/ブルーハイウェイライン(1990-2001) ブルーハイウェイライン西日本(2000-2007) ダイヤモンドフェリー(2005-2011) フェリーさんふらわあ(2009-2023) |
登録商標 | 日本 |
ウェブサイト | カジュアルクルーズ さんふらわあ |
歴史
さんふらわあ5姉妹
照国郵船︵現 マリックスライン︶の子会社で、1970年に設立された日本高速フェリーが、1972年に川崎重工業神戸工場にて第1船﹁さんふらわあ﹂を建造し、名古屋 - 高知 - 鹿児島航路に就航させたのが始まりである。照国郵船の鹿児島 - 奄美航路に就航していたハイビスカスの花をペイントした貨客船﹁はいびすかす﹂が好評を博していたことから、インパクトのある描画をしようとさんふらわあに共通する太陽のマークが考案された[4]。また造船所の社員が煙突の形状を検討していた際にカラフルな外国客船の写真から太陽のマークをデザインとするアイデアを提案した背景もあり、採用された太陽のマークの他検討案としては虹をモチーフにしたものなど3-4個の案が出されていた[5]。 それまでの国内フェリーとは一線を画す豪華な内装や、レストランシアター、プールなどの施設を持ち好評を博した。続く第2船は﹁さんらいず﹂の名で建造され進水したが、第1船の反響の大きさにより急遽﹁さんふらわあ2﹂に改名された[4]。 1973年には内装をさらに豪華にした﹁さんふらわあ5﹂﹁さんふらわあ8﹂が、東京 - 那智勝浦 - 高知航路に就航。1974年には直列2本煙突、収納式錨など豪華客船風の外観を持つ﹁さんふらわあ11﹂が、大阪 - 鹿児島航路に就航した。のちにこの5隻は﹁さんふらわあ5姉妹﹂と呼ばれるようになる[4]。就航当初は、ファンネル︵煙突︶に照国グループのシンボルともいえる﹁中川マーク﹂が描かれていた。 各船では毎晩、レストランシアターでトロピカルショーなどのイベントが行われ、九州へ旅行へ向かう家族連れなどの人気の的となったが、会社の経営はうまくはいかなかった。建造中に日本を襲ったオイルショックにより燃料費が高騰、多量の燃料を使うフェリーにとっては致命傷になったうえ、その後の不況によりトラック輸送をはじめレジャー客も大きく落ち込んだ。また、需要の伸びを過大視してわずか3年間に旅客定員1,000名を超える豪華船を5隻も建造して就航させたことによる過大な建造費[注釈 1]の金利や償却費負担がふくらんで採算が合わなくなったほか、1975年には親会社の照国郵船が多額の負債を抱えて倒産、設立わずか5年で子会社の日本高速フェリーの経営も大きく傾いた。 ﹁さんふらわあ11﹂の竣工で5姉妹船がすべて出揃い、照国グループ総帥の中川喜次郎が目指した﹁国際級の豪華船への夢﹂が実現したかに見えたが、これとは裏腹に1972年に就航した名古屋 - 高知 - 鹿児島航路は利用客が低迷し、﹁さんふらわあ11﹂が竣工した9月には、早くも1番船﹁さんふらわあ﹂を運航から外して減便し来島どっくに係船。これを売りに出すことになった。沿革
︻NK︼日本高速フェリー ︻KK︼関西汽船 ︻TF︼大洋フェリー ︻EF︼日本沿海フェリー ●1969年 - 照国グループ総帥の中川喜次郎が、川崎重工業に﹁国際級の豪華船﹂の設計を打診する[6][7]。 ●1970年 - ︻NK︼照国郵船を母体に、日本高速フェリー︵資本金3億円︶を設立[6]。 ●1971年1月26日 - ︻NK︼さんふらわあ型1番船﹁さんふらわあ﹂が、川崎重工業神戸工場にて起工。 ●1972年 ●1月18日 - ︻NK︼﹁さんふらわあ﹂竣工。 ●2月1日 - ︻NK︼﹁さんふらわあ﹂名古屋 - 高知 - 鹿児島航路に就航[6]。 ●5月17日 - ︻NK︼2番船﹁さんふらわあ2﹂川崎重工業神戸工場で竣工。 ﹁さんふらわあ﹂と同型であり、外観もほとんど変わらない。同船は進水時の船名は﹁さんらいず﹂であったが改名され、3番船以降も﹁“さんふらわあ”+数字﹂の名が使われることになった。 ●5月28日 - ︻NK︼﹁さんふらわあ2﹂名古屋 - 高知 - 鹿児島航路に就航し、同航路は3日に2便の運航となる。 ●1973年 ●3月3日 - ︻NK︼3番船﹁さんふらわあ5﹂来島どっく大西工場で竣工[7]。 ●3月21日 - ︻NK︼﹁さんふらわあ5﹂東京 - 高知航路に就航[7]。 ●6月25日 - ︻NK︼4番船﹁さんふらわあ8﹂来島どっく大西工場で竣工[7]。 ●7月4日 - ︻NK︼﹁さんふらわあ8﹂東京 - 高知航路に就航。デイリー運航になるとともに、翌5日から那智勝浦寄港を開始[7]。 ●10月 - 第1次石油ショックが勃発。 ●1974年 ●9月 - ︻NK︼﹁さんふらわあ﹂を来島どっくに係船し売却[7]。 ●9月9日 - ︻NK︼5番船﹁さんふらわあ11﹂来島どっく大西工場で竣工[7]。 ●10月1日 - ︻NK︼﹁さんふらわあ11﹂大阪 - 鹿児島航路に就航[7]。2日に1便の運航。 ●1975年 ●9月2日 - ︻NK︼日本高速フェリーの親会社である照国海運が、海運不況による経営の行き詰まりから430億円の負債を抱えて倒産[7]。 日本高速フェリーはわずか5年間で累積赤字は95億円に達し、この時点での資本金は36億円だったのでその3倍近くの欠損金を出していたことになる[7]。 ●9月30日 - ︻NK︼大阪 - 鹿児島航路に就航している﹁さんふらわあ11﹂を70億円で来島どっくに売却し、チャーターバックして航路の維持を図る[7]。 ●1976年 ●5月 - ︻NK︼日本高速フェリーの主要株主の来島どっくが支援に乗り出し、来島グループの傘下になる[7]。 ●10月 - ︻NK︼﹁さんふらわあ2﹂係船。東京 - 那智勝浦 - 高知航路に﹁さんふらわあ8﹂、名古屋 - 高知 - 鹿児島航路に﹁さんふらわあ5﹂、大阪 - 鹿児島航路に﹁さんふらわあ11﹂を配船[7]。 ●11月15日 - ︻NK・TF︼﹁さんふらわあ﹂﹁さんふらわあ2﹂が、商船三井系の海運会社である大洋フェリーに64億円で売却、これに伴う大洋フェリーの債務は商船三井が保証するとした[7]。 ●1977年 ●2月1日 - ︻NK︼大阪 - 鹿児島航路、志布志寄港を開始。 ●3月1日 - ︻TF︼﹁さんふらわあ﹂﹁さんふらわあ2﹂が、大阪 - 苅田航路に就航。船首部分にバウマークとして、それまで運航していた﹁おりおん﹂﹁ぺがさす﹂の船体に描かれていた﹁流れ星﹂が追加された。 ●1978年 ●3月31日 - ︻NK︼名古屋 - 高知 - 鹿児島航路の運航を休止[7]。﹁さんふらわあ5﹂を係船[7]。 ●10月 - 第2次石油ショックが勃発。 ●1979年 ●4月2日 - ︻NK︼休止中だった名古屋 - 高知 - 鹿児島航路を廃止[7]。 ●6月19日 - 7月10日 - ︻TF︼来島どっくにて﹁さんふらわあ2﹂︵6月19-30日︶、常石造船にて﹁さんふらわあ﹂︵6月30日-7月10日︶に旅客設備のグレードアップを主眼とする改装工事を実施[7]。 船尾両舷にあったランプウェイの撤去のほか、屋外プールの屋内温水プール化、上部に展望台を兼ねたレストラン・シアターを増設などを行い総トン数は﹁さんふらわあ﹂が12,130総トンに、﹁さんふらわあ2﹂が12,105総トンに増加[7]。 ●6月 - ︻KK︼クルーズ船﹁さんふらわあ7﹂就航。日本高速フェリーで初就航した船以外では初のさんふらわあを名乗る船となる。 ●1981年 ●8月7日 - ︻NK︼係船中だった﹁さんふらわあ5﹂が大阪 - 志布志 - 鹿児島航路に就航、﹁さんふらわあ11﹂との2隻でデイリー運航を開始。 ●9月 - ︻NK︼﹁さんふらわあ11﹂に内装を中心とした改装工事を実施し13,575総トンとなる[7]。 ●12月 - ︻NK︼﹁さんふらわあ5﹂に内装を中心とした改装工事を実施し13,322総トンとなる[7]。 ●1982年7月 - ︻NK︼﹁さんふらわあ8﹂に内装を中心とした改装工事を実施し12,771総トンとなる[7]。 3隻の改装工事は、いずれも来島どっくで行われた[7]。 ●1984年 ●2月 - ︻NK︼日本高速フェリーが36億円の資本金を98%減資し、7,200万円に[7]。﹁さんふらわあ5﹂﹁さんふらわあ8﹂の2隻を来島どっくに売却し、チャーターバックして運航[7]。 ●11月 - ︻TF・KK︼大洋フェリーが名門カーフェリーと合併し、名門大洋フェリーを設立。大洋フェリーが所有していた﹁さんふらわあ﹂﹁さんふらわあ2﹂を、関西汽船の﹁フェリーこがね丸﹂﹁フェリーにしき丸﹂と交換[7]。 関西汽船は両船を来島どっくに売却し、5隻すべてが来島どっくの所有となった。 ●12月2日 - ︻KK︼関西汽船が﹁さんふらわあ﹂﹁さんふらわあ2﹂をチャーターし、大阪・神戸 - 別府航路に就航[7]。 ●1986年6月 - ︻NK︼大阪 - 志布志 - 鹿児島航路のうち、志布志 - 鹿児島間を繁忙期のみの運航に変更。 ●1987年3月 - ︻KK︼来島どっくの経営危機が表面化。関西汽船の経営からの撤退を表明。 ●1990年 ●1月 - ︻NK・EF︼日本沿海フェリーが、日本高速フェリーから東京 - 那智勝浦 - 高知航路の営業権を譲受[8][9]。﹁さんふらわあ8﹂移籍[8]。 ●6月 - ︻EF︼﹁さんふらわあ8﹂のファンネルマークを日本沿海フェリー仕様に改める[10]。 ●7月 - ︻KK︼大阪商船三井船舶が関西汽船に資本参加し、傘下に収める。 ●8月31日 - ︻NK・EF︼日本高速フェリー大阪 - 志布志 - 鹿児島航路の日本沿海フェリーへの委譲を決定[9]。 ●11月1日 - ︻EF︼日本沿海フェリー、ブルーハイウェイラインに社名変更[9]。 ●11月 - ︻NK・EF︼ブルーハイウェイラインが、日本高速フェリーから大阪 - 志布志 - 鹿児島航路の営業権を譲受[8]。﹁さんふらわあ5﹂﹁さんふらわあ11﹂移籍[8]。 これにより、さんふらわあ5姉妹並びにブランドはすべて商船三井グループの所有となった[9]。商船三井グループへ
1990年に日本高速フェリーは日本沿海フェリーに航路を譲渡し、同時に日本沿海フェリーは社名を﹁ブルーハイウェイライン﹂に変更した[9]。この時に、保有船舶の船名を﹁さんふらわあ+地名﹂に変更するとともに、苫小牧航路の船舶については、船体を“さんふらわあ塗装”に塗り替えた。その一方でさんふらわあブランドを創設した日本高速フェリーは1991年に解散。 その後、大阪 - 志布志航路をブルーハイウェイライン西日本を設立のうえ分社し、2000年4月より運航を開始した。また、大洗 - 苫小牧航路については、商船三井フェリーを設立して移管し、ブルーハイウェイラインは廃止を決定していた東京 - 那智勝浦 - 高知航路の2001年10月1日の廃止後に解散。 その後ブルーハイウェイライン西日本は2007年7月1日にダイヤモンドフェリーと合併し、大阪 - 志布志航路は﹁南九州航路﹂として運航を行い、関西汽船と共同運航していた﹁中九州航路﹂︵神戸 - 大分︶とは運賃制度や割引制度や予約業務も別にして運航した。その後2011年にはダイヤモンドフェリー・関西汽船が持株会社﹁フェリーさんふらわあ﹂に吸収合併、2023年にフェリーさんふらわあが商船三井フェリーに吸収合併され﹁商船三井さんふらわあ﹂として一元化され現在に至る。 近年の状況は、かつて九越フェリーに投入されていた有人レストランや上等船室を設けない﹁合理化フェリー﹂である﹁ニューれいんぼうべる﹂﹁ニューれいんぼうらぶ﹂が﹁さんふらわあだいせつ﹂﹁さんふらわあしれとこ﹂に改名して大洗航路に投入されるなど、かつての﹁豪華なフェリー﹂のイメージからはかけ離れた船舶も存在しているほか、商船三井フェリー﹁さんふらわあ はかた﹂など旅客営業を行わないRO-RO船の船名にも採用され、現在の﹁さんふらわあ﹂は、単に﹁商船三井グループのフェリーの名称﹂とほぼ定義づけられる。沿革
就航中のさんふらわあ
旧商船三井フェリー
旧フェリーさんふらわあ
引退したさんふらわあ
さんふらわあ5姉妹
●さんふらわあ (初代)︵日本高速フェリー→大洋フェリー→関西汽船︶その他のさんふらわあ
さんふらわあにまつわる歌
●﹃さんふらわあの歌﹄ - 歌‥ダークダックス、作詞‥サトウハチロー、作曲‥中田喜直、編曲‥藤家虹二 ●﹃恋のさんふらわあに乗って﹄ - 歌‥安倍律子、合唱‥サカモト・プリティーズ、作詞‥白鳥朝詠、作曲‥小室等 編曲‥小町昭 ●さんふらわあ就航記念 NCS-357 EP盤 非売品 1972年 ●﹃憧れのSUNFLOWER﹄ ●﹃さんふらわあの唄﹄︵﹃サンフラワーのうた﹄︶ - 作詞‥増永直子、作曲‥渋谷毅 ●日本高速フェリー、関西汽船時代 - 歌‥若子内悦郎 ●ブルーハイウェイライン時代 - 歌‥コーヒーブレイク、編曲‥服部克久 ●CD﹁さんふらわあ 海からの贈りもの﹂ - 制作・販売‥ブルーハイウェイライン、製造‥東芝EMI PCDZ-1453 1996年2月発売 ●CD﹁さんふらわあ 海の詩﹂ - PCDZ-1516 1997年発売 ●フェリーさんふらわあ時代 - 歌‥重住ひろこ[31] 2018年発表 ●﹃さんふらわあ﹄- 歌‥HAMBURGER BOYS、作詞‥山田雄太、作曲‥HAMBURGER BOYS・ナカムラジュンキ 2022年発表[32]登場作品
実写映画
●仮面ライダーV3対デストロン怪人︵1973年︶ - ︵旧 日本高速フェリー時代、東京 - 高知航路︶ ●ゴジラ対メカゴジラ︵1974年︶ - 当時の親会社である照国郵船︵現 マリックスライン︶のクイーンコーラル (初代)と共に撮影で使用されている︵旧 日本高速フェリー時代︶。 ●秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン︵1976年︶ - ︵旧 日本高速フェリー時代、四国航路︶ ●トラック野郎・故郷特急便︵1979年︶ - 菅原文太演ずる星桃次郎︵主人公︶と、石川さゆり演ずる小野川結花︵マドンナ︶が、さんふらわあ船上で出会う︵旧 日本高速フェリー時代、四国航路︶。 ●刑事物語 くろしおの詩︵1985年︶ - ラストシーンで武田鉄矢演じる片山刑事が転勤のため、高知市を去る際の撮影で使用されている︵旧 日本高速フェリー時代、四国航路︶。テレビドラマ
●高校教師 - 第18話・第19話で﹁さんふらわあ5﹂や那智勝浦港が登場。1974年7月30日、8月6日放送︵日本高速フェリー時代、四国航路︶。 ●がんばれ!!ロボコン - 第82話にて﹁さんふらわあ5﹂や那智勝浦港が登場。1976年6月18日放送︵日本高速フェリー時代、四国航路︶。 ●特捜最前線 - 第123話﹃豪華フェリージャック・恐怖の20時間! - ﹁さんふらわあ8﹂が舞台。1979年8月8日放送︵日本高速フェリー時代、四国航路︶。 ●太陽にほえろ! - 第556話﹃南国土佐、黒の推理 ボギー︵世良公則︶とマミー︵長谷直美︶が高知へ向かう際に乗船。1983年5月13日放送︵日本高速フェリー時代、四国航路︶。 ●仮面ライダークウガ - 第41話で登場。2000年11月26日放送︵ブルーハイウェイライン時代、当時苫小牧航路で就航していた﹁さんふらわあえりも﹂︶。 ●仮面ライダーアギト - 第42話で登場。2001年11月25日放送︵商船三井フェリー、苫小牧航路。当時就航していた﹁さんふらわあ みと﹂の船内で撮影︶。 ●金曜プレステージ - ﹃夏樹静子サスペンス 黒い帽子の女 - ﹁さんふらわあ あいぼり﹂が登場。2007年7月27日放送︵関西汽船、阪神 - 松山 - 別府航路が舞台︶。 ●仮面ライダーW - 第42話で登場。2010年7月11日放送︵航行中の商船三井フェリー﹁さんふらわあ だいせつ﹂の甲板(デッキ)上での格闘戦もあった︶。アニメ
●機動警察パトレイバー︵1988年︶ - 初期OVA第6話﹁二課の一番長い日︵後編︶﹂に、﹁苫小牧発仙台経由東京行きフェリー﹂として、さんふらわあ8をモデルとした日本沿海フェリー所属の﹁さふらわあ8﹂が登場する。 ●BLUE DROP - 天使達の戯曲 -︵2007年︶ - 第9話Aパートに登場。隣町に買い出しに行ったマリと萩乃が乗る電車の車窓から見える。︵関西汽船﹁さんふらわあ にしき﹂ 大分発大阪行きの寄港便︶。 ●ヤッターマン (2008年のテレビアニメ) - 第4話に登場。北海道に飛んだドロンボー一味を追いかけるため、ヤッターマンが乗船したフェリーとしてさんふらわあ あいぼり型(実際には大阪-別府航路で運航)に類似したフェリーが登場。2008年2月4日放送。 ●ガールズ&パンツァー 劇場版︵2015年︶ - 舞台が大洗と北海道ということもあり、主人公らが大洗から乗船するフェリーとして﹁さんふらわあ さっぽろ﹂︵2代目︶が登場。一方、コミカライズ版の﹃ガールズ&パンツァー 劇場版 Variante﹄では、﹁さんふらわあ さっぽろ﹂︵3代目︶となっている。その他
●おもいでエマノン︵1983年、短編小説︶ - ﹁さんふらわあ﹂名古屋→高知→鹿児島便が舞台︵旧 日本高速フェリー時代︶。 ●ガンバとカワウソの冒険︵1982年、児童文学︶ - さんふらわあをモデルとしたフェリー﹁サン・フラワー﹂が登場。ネズミである主人公たちが四の島︵四国がモデル︶へ赴く際に乗船する。 ●探偵!ナイトスクープ︵2010年、バラエティ番組︶ - 7月23日放送での依頼﹁“さんふらわあ”の船首になりたい!﹂にて大阪南港停泊中のダイヤモンドフェリー大阪 - 志布志航路﹁さんふらわあ さつま﹂︵2代目︶が登場。担当探偵は竹山隆範。 ●新・人間革命︵2017年、長編小説︶ - 第30巻上巻にて1980年7月に﹁さんふらわあ7﹂を用いた創価学会員による高松港から横浜港でのチャーター運航﹁師弟勝利の大航海﹂が扱われている。このほか同航海を扱った作品としては﹁池田先生と四国~﹁さんふらわあ7﹂号~ ﹁師弟勝利の大航海﹂30周年記念﹂が存在する。脚注
注釈
出典
参考文献
- にっぽん全国たのしい船旅2007-2008 - イカロス出版 イカロスMOOK(2007年8月発行)ISBN 9784871499736
- 『さんふらわあ現役船隊』徳光康・著(p. 14-p. 15)
- 『さんふらわあ誕生ものがたり』名和伸晃・著(p. 24-p. 29)
- 日本船舶明細書I 2008年版 - 社団法人 日本海運集会所(2007年12月30日発行)
外部リンク
- カジュアルクルーズ さんふらわあ - 商船三井
- 商船三井さんふらわあ
- 商船三井さんふらわあ(首都圏←→北海道) - 旧 商船三井フェリー
- 商船三井さんふらわあ(関西←→九州航路) - 旧 フェリーさんふらわあ
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